JP2013183710A - 草刈り機 - Google Patents

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清 曽田
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Abstract

【課題】
構造シンプルにして小型、軽量、安価、取り扱い易い、小馬力仕様で、平地も傾斜地も畦草刈りも出来て能率は刈り払い機の2〜3倍の草刈り機を提案する。
【解決手段】
刈り刃の上部に跳ね出し体を有する左右一方側位置の一側刈り取り跳ね出し装置を配設すると共に、該一側刈り取り跳ね出し装置に対向させて、機体の機体前部の左右他方側に、機体の他側から機体の中央側に向けて回転する刈り刃と該刈り刃の上部に回転跳ね出し体を有する他側刈り取り跳ね出し装置を配設させ、該一側位置と他側位置の刈り取り跳ね出し装置により、刈り取り物が左右より機体中央に寄せられて、機体中央から後方にかけて刈り取り物が収束されて倒伏処理されることを特徴とする草刈機で、能率を刈り払い機の2〜3倍に、長桿材の刈り取りが出来る、更に刈り取り精度も芝刈り機等の機械と同等な精度をもつ草刈り機。
【選択図】 図2

Description

本発明は走行式で手軽に使うことができる草刈り機に関する発明である。
本特許出願人は、先に特許文献1に示すような一輪走行式で手軽に使えることが出来る草刈り機を提案している。この背景には、これまでには日本の地勢に合致した使い勝手の良い草刈り機がないことで、農家などからの開発要求度が高いのは日本の地勢と使用する人にも合った草刈り機の出現を求められていることである。農家の要求を満たす草刈り機が見当たらない現状のなかで、現実に使用されているのは肩掛け式あるいは背負い式の刈り払い機が多く、この機械は小型コンパクトで機構も簡単、道路保全にも使用されて、国内外に数多く普及されているものの、問題点として、草の巻き付き等による安全性と、人の腕作業に頼る結果ゆえに労力負担があり高齢者に向かないものである。しかし他に適応する機械がないのでこれら刈り払い機を使用しているのが現状である。
一方これらを解決すべく、小型の草刈り機では他社より、畦草刈り専用機が開発されている。しかしながら、この機械は畦専用で用途が限定されているにも係わらず、重量が70kg前後もあり、現実的には、圃場畦畔の畦上面巾が25cm程度である畦の上での走行運転には重量が重く操作が困難である共に、刈った草が回転刈り刃の下部に入るために刈草の詰まりなどを誘因して連続作業が出来ないこともあり、さらに草の丈が60cm位の長いものになると刈り刃部に草が入らないので刈れないなどの課題を有しており、また、販売価格が30万円前後で高価である等の問題点が多数あります。
その他、特許公報などを調査して見ると、先行技術として沢山の草刈り機が提案されていますが、小型で作業者の疲労が少なく高齢者が楽に使用出来る機械で、安全性の高く、刈り払い機よりも能率が2〜3倍高く、畦の上の様な狭い所でも畦頂部平面と畦傾斜法面の2面が同時に刈れるもの。或いは広い横幅範囲の平面刈りも出来て、しかも30度の傾斜面の等高線刈りも、更に30度の傾斜面の登りも降りも刈ることが出来る。そして、自走しながら長い草丈で1m位の長い草も刈ることが出来る。というタイプの機械は見当たらず、それでいて現実的に市場においても安全で安価な機械が現在はない。
特開2001−45836号公報
平地や山間の傾斜地や畦草刈りでは法面と平面の2面同時刈りが出来て小型管理機のような軽量小型で、高齢者の疲労を少なくする為に自走するタイプに構成し、左右安定性を保って安全走行する為に走行車輪の車幅調節が出来て、能率は刈り払い機の2〜3倍位の能率を発揮し小型、軽量、安全、安価、取り扱い易い機械が必要であり、市場からも開発を強く望まれている。ここに本発明が解決しようとする課題がある。
本特許出願人は、これを解決すべく、上記の特許文献1に示すような一輪走行式で手軽に使えることができる草刈り機を提案しているが、この特許文献1のものは実験の結果、作業者の労力負担を少なくして手軽に使用出来る点が好評を得ていたが、構造的に草刈り用の刈り刃の駆動がベルトであったが故に、実験機に用いたベルトでは耐久性がなく、またベルトに草が巻き付きスリップ等が発生することもあり、更に傾斜法面刈りに使用するための前方刈り取り跳ね出し装置を傾斜させる機構が複雑であったために習熟度を要してユーザー操作が不向きであった、更に1輪車では機械の左右バランスの安定度に課題もあり、実用化に向けてはこれ等を改良する必要性があった。
先に述べた様に、現在他社より市販されている畦草刈り専用機では、畦草刈りの分野に用途が限定されているにも係わらず、重量が70kg前後もあり、重くなっているのは、切断機構と切断物の搬送排出機構に問題点があり高馬力エンジンを搭載しないと草刈りが出来ないことに原因がある。使用場所は圃場畦畔の畦上面巾が25cm程度で狭いから転落する恐れがあり、万一転落した場合には70kgもあるので作業者1人では引き上げが困難である。などの解決課題が見られる。畦草刈りはこの様に狭い所で使用されるので、市場ユーザーからは可及的に小型で軽量機が求められる。
通常の草刈り作業で対応出来る草丈は、雑草対策の状況にもよるが長いものでは草丈が70〜80cm位が対象となる場合もある。しかしながら、前記の特許文献1のものは実験の結果、草丈が50cm位になると刈り取りが困難であった。また、現市販の畦草刈り専用機は30cmまでが限度である。
草刈り作業には傾斜面作業がある、従来の肩掛け式の刈り払い機は重さが7kgもあり棹の先端部に高速回転刃がある、草刈り時に傾斜面で棹を振り回すので本人も勿論危険であるが、廻りの人も危険で過去に幾多の死亡者も出ている。
従来の刈り払い機は回転刈り刃部に長い草が巻き込み、回転が止まり作業中止して取り除きをする必要があり、作業能率の低下を招き、夏の暑い時期に草刈りをするのでより疲労が増大した。
現市販の畦草刈り専用機で5〜6psのエンジン馬力を必要とすることは、先に述べた様に構造上の問題も大きいが、もう1つ大きい問題は刈り刃構造と跳ね出し体との構造にも問題がある。
農道の脇刈りや畦刈りで、草の生えている位置と走行車輪との関係位置が常に同一ではない、刈り取り勝手は常に変わるのが実情で、刈り取り部と走行車輪との位置が変更出来ると非常に使用勝手がよい。
畦草刈りでも傾斜面の刈り取りでも刈り取りする面は常に変化が大きい、日本の地勢は傾斜面が多い上に、その傾斜面の変化が大きいので前方刈り取り跳ね出し装置の角度調節容易可能構造が求められる。
本発明は上記の課題を解決するために、
エンジン駆動を受けて走行する走行車輪を有しハンドルで走向操作される走行機体の機体前部の左右一方側に、機体の一方側から機体の中央側に向けて回転する刈り刃と該刈り刃の上部に跳ね出し体を有する一側位置の刈り取り跳ね出し装置を配設すると共に、該一側位置の刈り取り跳ね出し装置に対向させて、走行機体の機体前部の左右他方側に、機体の他側から機体の中央側に向けて回転する刈り刃と該刈り刃の上部に跳ね出し体を有する他側位置の刈り取り跳ね出し装置を配設させ、該一側位置と他側位置の刈り取り跳ね出し装置により、刈り取り物が左右より機体中央に寄せられて、機体中央から後方にかけて刈り取り物が収束されて倒伏処理される構造で、前記一側位置と他側位置の刈り取り跳ね出し装置には、先端を細幅に形成された帯板状構成からなる剣先状の刈り刃を設け、該剣先状の刈り刃部は先端部が先端に行くほど後方に後退する傾斜後退角を有しており、刈り刃の上部に跳ね出し体を具備し刈り刃と跳ね出し体の位置関係は跳ね出し体が刈り刃より回転方向でやや遅れた位置にあり、剣先状の刈り刃は円周に同一間隔をもって2〜4枚装備、跳ね出し体も円周に同一間隔をもって2〜4枚の構造をもつことを特徴とする草刈り機。の構成としたものである。
これにより、該一側位置と他側位置の刈り取り跳ね出し装置により、刈り取り物が左右より機体中央に寄せられて、機体中央から後方にかけて刈り取り物が収束されて倒伏処理されることを特徴とする草刈機で、能率を刈り払い機の2〜3倍に、長桿材の刈り取りが出来る、更に刈り取り精度も芝刈り機等の機械と同等な精度をもつ草刈り機を提供できるものである。
また、前記一側位置と他側位置の刈り取り跳ね出し装置の刈り刃を側面視で走行車輪の外周投影下部に食い込ませる配置に構成することにより、機体長を短くする。そして、高齢者の為に自走式にする、機体安定化のために後方に走行車輪を左右に設け、エンジンとハンドルを設ける、振動を少なくするためにエンジンはハンドルに直結構造にしない。能率upと小型軽量化の為に消費馬力軽減が絶対的に必要、消費馬力軽減の為に跳ね出し体を設ける、跳ね出し体は刈り刃部に刈った草が滞留しないように高速放出排出の作用をする、更に消費馬力軽減の為に刈り刃の高速回転化を図る。
消費馬力の軽減化と能率upの為に両刈り取り跳ね出し装置の剣先状の刈り刃は先端部が回転方向に対し後退角αを有し、刈り刃部は更に15°〜25°の後退角βを有す、刃の先端部は5〜10mmで構成される。
消費馬力の軽減化と能率upの為に刈り刃の先端部を先細構造にして刈り草が刈り刃部突入時の抵抗と倒伏をなくす、草の切断後即刈り草を高速放出排出する為に刈り刃と跳ね出し体との関係位置を接近する構造をとる。
消費馬力の軽減と小型化と更に能率upの為に、一側位置と他側位置の一方の刈り取り跳ね出し装置に対して他方の刈り取り跳ね出し装置を後位に位置させ、両前後方刈り取り跳ね出し装置の刈り刃は走行機体に沿わせた方向に対しては前後に若干重複する重複部を有し、且つ平面視においても刈り取り物の後方斜め移送部も重複を有する配置をする。
最低限度の消費馬力で最とも能率刈りが出来る機械を創るのが望ましい、従来機より1/3の消費馬力で刈り取り可能にする、倒伏した草、桿の太いセイタカアワダチソウの様な草、枯れた草等の条件の悪い草、更に低い草から100cm位の草まで刈り取りを可能にする為に、跳ね出し体の構造は2〜4枚が必要で、跳ね出し体は走行機体の直進方向に対し、30〜40°の傾斜する排出促進面を有し、排出促進面の長さは約100mm、上下方向は20〜27mm。更に跳ね出し体は高速回転する刈り刃軸と同軸にする。
図6〜9、図11〜14の様に刈り刃の装着容易にする為に跳ね出し体の中央部は凹み中央低板部の裏側に刈り刃固定の為に4個の固定金具を装備。
日本では草刈り対象地は傾斜地が多く、又畦は水平面と法面があるので、1面は水平面の刈り取りに、もう1面は傾斜地刈りが出来れば非常に便利、傾斜地が多い所では傾斜角変更調節頻度が多いので、調節が容易で更に調節が容易な場所に設定が必要。そこで他側位置の刈り取り跳ね出し装置は固定にして、一側位置の刈り取り跳ね出し装置の刈り刃部を水平姿勢状態、傾斜姿勢状態に姿勢変更固定可能に構成すると共に、傾斜姿勢状態を法面の傾斜角に合わせて角度調節固定自在に構成して、回転ハンドルを手で回すとケ−スが下降すると同時にア−ムが作動し刈り刃部が傾斜姿勢状態になる構造にする。
傾斜地刈り、又畦刈りには水平面と法面がある、傾斜地も角度が30°位になれば人間も立つのがやっと、安全作業の為に機械が転倒しないようにする必要があり、車幅を広くすることで刈り取りが出来る、又畦にも水平面の広さは25〜50cm位があり、その時に簡単に車幅調節対応が必要である、但し水平刈り時に機械巾より走行車輪が広いと刈草を走行車輪が踏むので必要以上には広く出来ない、これ等の対応の為に水平刈り取り時と傾斜地刈り取り時、畦刈時では走行車輪右と走行車輪左の位置を自在に替える事が出来る構造にする必要がある。
エンジン駆動を受けて走行する走行車輪を有しハンドルで走向操作される走行機体の機体前部の左右一方側に、機体の一方側から機体の中央側に向けて回転する刈り刃と該刈り刃の上部に跳ね出し体を有する一側位置の刈り取り跳ね出し装置を配設すると共に、該一側位置の刈り取り跳ね出し装置に対向させて、走行機体の機体前部の左右他方側に、機体の他側から機体の中央側に向けて回転する刈り刃と該刈り刃の上部に跳ね出し体を有する他側位置の刈り取り跳ね出し装置を配設させ、該一側位置と他側位置の刈り取り跳ね出し装置により、刈り取り物が左右より機体中央に寄せられて、機体中央から後方にかけて刈り取り物が収束されて倒伏処理される構造で、前記一側位置と他側位置の刈り取り跳ね出し装置には、先端を細幅に形成された帯板状構成からなる剣先状の刈り刃を設け、該剣先状の刈り刃部は先端部が先端に行くほど後方に後退する傾斜後退角を有しており、刈り刃の上部に跳ね出し体を具備し刈り刃と跳ね出し体の位置関係は跳ね出し体が刈り刃より回転方向でやや遅れた位置にあり、剣先状の刈り刃は円周に同一間隔をもって2〜4枚装備、跳ね出し体も円周に同一間隔をもって2〜4枚の構造をもつことを特徴とする。
本構造にすると小馬力化で高能率化が出来る。小馬力化は小型化であり、その根拠は刈り刃の回転数は5,100rpm位、刈り取り速度は0,6m/sで、刈り刃が1回転毎に機体は7mm移動、1回転毎に刈り取りする草の本数は、草の植生間隔の横が30mm、縦に10mmと仮定し、1枚の刈り刃の有効刈り取り巾が約170mmの時に、1回転毎に約10本以下の要刈り取りで、この状態で円滑刈り取りが出来るかどうかである。円滑刈り取りが出来れば刈り取り消費馬力は非常に少なく、この円滑刈り取りが出来る構造が必要であるが、本構造では絡み付きのない円滑化が出来るので小馬力化、高能率化が出来る。小馬力化は小型化であり、小型化は、軽量、安価、取り扱い容易、安価になる。
絡み付きのない円滑化とは刈り取り部で刈り取られた刈り取り物が後方にストレ−トに即放出、排出されることである。本発明は刈り刃で刈られたら跳ね出し体で即放出、排出が出来る構造で、途中に邪魔者はない構造である。
従来機は円滑化が出来ないから刈り取り物が刈り刃内を持ち回るので消費馬力が本発明より3倍必要、機体も本発明の2倍以上の70kgとなる、これでは畦上での刈り取りは無理である。
前後方刈り取り跳ね出し装置の剣先状の刈り刃は先端部が回転方向に対し後退角αを有し、刈り刃部は更に15°〜25°の後退角βを有す、刃の先端部は5〜10mmで構成されていることを特徴とする。
通常の草の植生本数は上記の状態であるが、時々1株が50mm径で草の本数が200本もある株がある、1株の径が50mmだと1回転毎に機体が7,0mm移動すれば約8回転で通過する、短時間に刈り取りが必要で、刈草の瞬時掻き込みが必要、本構造で(図5)の草掻き込み巾42が85mmあるので瞬時に掻き込むので少ない消費馬力で刈り取りし、放出、排出が出来る。本発明は倒伏材、軟弱材、枯れ草等の刈り取りが瞬時に出来るが、従来機は刈り刃前で前方に押し倒すので刈り刃に入らないで刈り残りとなる、数本が刈り残りとなると連鎖して刈り残り現象が発生、これで刈り取りが不能となる、本発明は草掻き込み巾42が広いことと、跳ね出し体を具備している、更に刈り刃部が15°〜25°の後退角βを有し、刃の先端部が5〜10mmで構成されている為にこの現象が発生しないので倒伏材、軟弱材、枯れ草等が問題なく刈れる。
従来機は刃の先端部が30〜50mmで、この巾が刃の外径の1周の15〜25%となる、この巾の通過時間は刈らないので押し倒しとなる、この現象は連鎖現象となり、刈り取り不能となる。非常に問題である。本発明はこの現象は発生しない、従って小馬力で刈り取りが可能となる。
一側位置と他側位置の一方の刈り取り跳ね出し装置に対して他方の刈り取り跳ね出し装置を後位に位置させ、両刈り取り跳ね出し装置の刈り刃は走行機体に沿わせた方向に対しては前後に若干重複する重複部を有し、且つ平面視においても刈り取り物の後方斜め移送部も重複を有する配置をなしたことを特徴とする。
本構造で芝生など30mm位の短桿材刈り取りでも刈り跡が揃う、芝生等はユーザーの刈り跡精度が非常に高く求められる、本構造でユーザー要望に応えることが出来る。
4枚型の跳ね出し体の構造は図6〜9、図11〜14は2枚の跳ね出し体の構造で、跳ね出し体は走行機体の直進方向に対し、30〜40°の傾斜する排出促進面を有し、排出促進面の長さは約100mm、上下方向は20〜27mmに構成され、中央部は凹み中央低板部の裏側に刈り刃取り附け用の4個の固定金具を装備したことを特徴とする。
本構造では1mもある長桿材、倒伏材、軟弱材の刈り取りが可能で、長桿材の刈り取りが出来るかどうかは刈り取りした草が連続的に瞬時に放出し排出が可能かどうか、どの機械でも刈り取りは非常に短時間で、しかし連続的に刈り取りが出来かどうかは放出、排出が瞬時に出来るかどうかである。本構造は跳ね出し体に排出促進面構造にし、更に排出促進面が約100mmと長く、上下方向に20〜27mmの厚さがある為に刈り取られた草は瞬時に排出促進面で高速回転力が作用し、刈り取り物に強力な周速度が加わるので長桿材でも放出、排出するので刈り取りが出来る。倒伏材、軟弱材も同様で倒伏材、軟弱材は直立材に比較して桿の乱れで数倍の嵩となる、従来機は刈り取り困難、本発明はこれを瞬時に放出、排出するので刈り取りが出来る。この作用で消費馬力も少ない。4個の固定金具を装備すると刈り刃の交換時にユ−ザ−でも容易に交換が可能である。
一側位置と他側位置の一方の刈り取り跳ね出し装置の刈り刃部を水平姿勢状態、傾斜姿勢状態に姿勢変更固定可能に構成すると共に、傾斜姿勢状態を法面の傾斜角に合わせて角度調節固定自在に構成して、回転ハンドルを手で回すとケ−スが下降すると同時にア−ムが作動し刈り刃部が傾斜姿勢状態にすることを特徴とする。この構造の為に操作が素早く楽に出来るので傾斜面や畦刈りが容易に出来る。
水平刈り取り時と傾斜地刈り取り時、畦刈時では走行車輪右と走行車輪左の位置を自在に替える事が出来る構造。傾斜地刈り、又畦刈りには水平面と法面がある、傾斜地も角度が30°位になれば人間立つのがやっと、安全作業の為に機械が転倒しないようにする必要があり、車幅を広くすることで刈り取りが出来る、又畦にも水平面の広さは25〜50cm位があり、その時に簡単に車幅調節対応が必要である、これ等の対応の為に水平刈り取り時と傾斜地刈り取り時、畦刈時では走行車輪右と走行車輪左の位置を自在に替える事が出来る構造ですと非常に便利で安全である。
本発明の草刈り機の右側面図である。 本発明第一実施形態の草刈り機の4枚刃の平面図である。 本発明の草刈り機の伝導図である。 本発明の草刈り機の刈り刃部の概略図である。 本発明の草刈り機の刈り刃部の概略図である。 本発明の草刈り機の4枚の跳ね出し体の構造図である。 本発明の草刈り機の4枚の跳ね出し体の構造図である。 本発明の草刈り機の4枚の跳ね出し体の構造図である。 本発明の草刈り機の4枚の跳ね出し体の構造図である。 本発明第二実施形態の草刈り機の2枚刃の平面図である。 本発明の草刈り機の2枚の跳ね出し体の構造図である。 本発明の草刈り機の2枚の跳ね出し体の構造図である。 本発明の草刈り機の2枚の跳ね出し体の構造図である。 本発明の草刈り機の2枚の跳ね出し体の構造図である。 本発明の草刈り機の刈り刃の構造図である。 本発明の草刈り機の刈り刃の構造図である。 本発明の草刈り機の刈り刃の構造図である。 本発明の草刈り機の刈り刃の構造図である。 本発明の草刈り機の刈り刃傾斜装置の斜図である。 本発明の草刈り機の刈り刃傾斜装置の斜図である。 本発明の草刈り機の刈り刃傾斜装置の作用図(図19のC−C断面図)である。 本発明の草刈り機の刈り刃傾斜装置の作用図である。 本発明の草刈り機の車輪移動の作用図である。 本発明の他の実施形態の要部説明平面図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、本発明の草刈り機(機体)15は、走行機体23の前部に草刈り部35を設け、中央の左右に走行車輪9,10と中央に変速レバー24を配設し、後部にエンジン12と走行機体操縦用のハンドル13を設ける構成とされている。図2は、本発明第一実施形態の刈り刃4枚タイプを示す平面図である。
前記の通り、草刈り機(機体)15は、エンジン12の駆動を受けて走行する走行車輪9,10を有しハンドル13で走向操作される走行機体23の機体前部に草刈り部35を設けている。そして、該草刈り部35の左右一側(前進方向の左側)に、機体15の一側から機体15の中央側に向けて円形軌跡を描いて掻き込み回転する4枚刃タイプの刈り刃2と、該刈り刃2の上部に、刈り刃2で切断した刈り取り物43の株元を機体の一側から中央側に跳ね飛ばす跳ね出し体3を有する前側14位置の前方刈り取り跳ね出し装置(一側位置の刈り取り跳ね出し装置)4が配設されている。
また、該前方刈り取り跳ね出し装置4よりも若干後側41に位置させて、走行機体23の機体15前側14の左右他側(前進方向の右側)に、機体15の他側から機体15の中央側に向けて円形軌跡を描いて掻き込み回転する4枚刃タイプの刈り刃2と、該刈り刃2の上部に、刈り刃2で切断した刈り取り物43の株元を機体の一側から中央側に跳ね飛ばす跳ね出し体3を有する後側41位置の後方刈り取り跳ね出し装置(他側位置の刈り取り跳ね出し装置)1を配設させてある。上記の左右一側(前進方向の左側)の刈り刃2と、左右他側(前進方向の右側)の刈り刃2は、中央の刈り取り合流点付近でお互いの回転軌跡が重複するようにされており、お互いの刃部分が衝突しないように位相がずらしてある。
この構成により、草刈り機(機体)15は、エンジン12の駆動を受けて走行車輪9,10により前進走行し、草刈り部35で草刈りされると、該一側位置(前進方向の左側)と他側位置(前進方向の右側)の前方刈り取り跳ね出し装置4と後方刈り取り跳ね出し装置1により、刈り取り物43が左右より機体15中央に寄せられて、機体15中央から後方25にかけて刈り取り物43が収束されて、刈り取り物43の株元を後方に飛ばされるようにして倒伏処理される構造で、前方刈り取り跳ね出し装置4と後方刈り取り跳ね出し装置1には先端を細幅に形成された帯板状構成からなる4本の剣先状の刈り刃部16が設けられており、該剣先状刈り刃は先端部20が、先端に行くほど後方に後退する傾斜後退角を有しており、刈り刃2の上部に跳ね出し体3を具備し刈り刃2と跳ね出し体3の位置関係は跳ね出し体3が刈り刃2より回転方向17でやや遅れた位置にあり、該剣先状刈り刃2は円周に同一間隔をもって90度位相で4枚装備され、跳ね出し体3も円周に同一間隔をもって90度位相で4枚の構造をもつ。
本構造にすると、刈り刃2で切断した刈り取り物43の株元を機体の一側から中央側に跳ね飛ばすようにして刈り取り物43の株元を後方に飛ばされるようにして倒伏処理されることを促進するので、刈り刃付近での刈り取り物の滞留、詰まりがないこととなり、刈り取り物の後方への移送とさばきが良くなる結果、小馬力化で高能率化が出来ることになる。小馬力化は結果的に小型化につながる大きな要因となる。その根拠は刈り刃2の回転数は5,100rpm位、刈り取り速度は0,6m/sで、刈り刃が1回転毎に走行機体23は7mm移動、1回転毎に刈り取りする草の本数は、草の植生間隔の横が30mm、縦に10mmと仮定し、刈り刃2の有効刈り取り巾が約170mmの時に1回転毎に刈り取り要本数は10本以下となる。この状態で円滑に刈り取りが出来るかどうか、円滑に刈り取りが出来れば刈り取り消費馬力は非常に少ないことになる。この円滑刈り取りが出来る構造が必要であり、本構造では上記に説明したように刈り刃付近での刈り取り物の滞留、詰まりがないこととなり、刈り取り物の後方への移送とさばきが良くなる結果、円滑化が出来たので、これに起因して小馬力化、高能率化が出来る、小馬力化は小型化です。小型化は、軽量、安価、取り扱い易い容易、安価になる。という利点を生じるものです。
再度詳述すると、上記で説明した円滑化とは刈り取り部で刈り取られた刈り取り物が後方にストレ−トに即放出、排出されることです、本発明は刈り刃2で刈られたら刈り取り物43が跳ね出し体3で即中央側から後方に放出され、刈り取り物43の株元を後方にして排出される構造で、途中に邪魔者はない構造である。
従来機は円滑化が出来ないから刈り取り物が刈り刃内を持ち回るので、詰まりを誘因するような現象が生じて、概ね消費馬力が本発明よりも3倍必要となり、機体も本発明の2倍以上の70kgとなる、そのため、畦上では刈り取りが無理となっていた。
次に、伝動の概略は図3で説明する、エンジン12から伝道軸44にベベルギヤ−45,46を介して分配軸47が回動可能に連結されている。車軸57の回動は分配軸47からベベルギヤ−48,49を介して軸50に伝道され、軸50からハイポイドギヤ−51、52を介して中間軸70に伝達され、中間軸70に、ギヤ−53,54を介し、さらに第二中間軸71のギヤ−55,56を介して、車軸57に伝達されて走行機体23が走行する。
後方刈り取り跳ね出し装置1の駆動は分配軸47からベベルギヤ−58,59を介して伝達軸60を経由して、伝達軸60の下端に装着された刈り刃2と跳ね出し体3が回動する構成とされている。
前方刈り取り跳ね出し装置4の駆動は分配軸47に連結された中継軸61から、ベベルギヤ−62,63を介して伝達軸64に伝えられ、伝達軸64からベベルギヤ−65,66を経由して横軸67に伝達され、ベベルギヤ−68,69を介して伝動軸72の下端に設けた刈り刃2と跳ね出し体3が回動する構成とされている。
前方刈り取り跳ね出し装置4と後方刈り取り跳ね出し装置1の剣先状の刈り刃2は、図4と図5に詳細を示してあるが、先端部20が回転方向に対し後退角αを有し、刈り刃部は更に15°〜25°の後退角βを有す、刃の先端部20は5〜10mmで構成されていることを特徴とする。
通常の草の植生本数は、上記の段落番号0026で説明した状態であるが、刈り取り物の繁茂状態により、時々1株が50mm径で草の本数が200本もある株がある、1株の径が50mmだと1回転毎に機体15が7mm移動すれば約8回転で通過する、短時間に刈り取りが必要で、刈草の瞬時掻き込みと後方排出が必要となる。本構造で図5の草掻き込み巾42が85mmあるので瞬時に掻き込んで後方へ排出することが出来るので少ない消費馬力で刈り取りし、放出、排出が出来る。本発明は倒伏材、軟弱材、枯れ草等の刈り取りが瞬時に出来るが、従来機は先端部20が30〜50mmで前側14に押し倒すので刈り刃2に入らないで刈り残りとなる傾向がある。数本が刈り残りとなると連鎖して刈り残り現象が発生することになり、これで刈り取りが不能となる、本発明は草掻き込み巾42が広いことと、跳ね出し体3を具備している、更に刈り刃部16が15°〜20°の後退角βを有し、刃の先端部20が5〜10mmで構成されている為にこの現象が発生しないので倒伏材、軟弱材、枯れ草等が問題なく刈れる。
従来機は刃の先端部が30〜50mmで、この巾が刃の外径1周の15〜25%となる、この巾の通過時間は刈らないので押し倒しとなる、この現象は連鎖現象となり、最後に刈り取り不能となる。非常に問題である。本発明はこの現象は発生しない、従って小馬力で刈り取りが可能。
前方刈り取り跳ね出し装置4と後方刈り取り跳ね出し装置1の刈り刃2は走行機体23の進行方向に沿わせた方向に対しては前後に若干重複する重複部6(刈り刃先端の回転軌跡がラップする部分)は12〜20mmを有し、且つ平面視においても刈り取り物43の後方斜め移送部80は32〜40mm重複を有する配置をなしたことを特徴とする。
本構造で芝生など30mm位の短桿材刈り取りでも刈り跡が揃う利点がある。芝生等はユ−ザ−の刈り跡精度が非常に高く求められるが、本構造でユーザー要望に応えることが出来る。更に重複部6と後方斜め移送部80の構造と跳ね出し体3の構造とにより、刈り取り物43は、前方刈り取り跳ね出し装置4と後方刈り取り跳ね出し装置1の両刈り刃2で瞬時に刈り取られ、高速で回転している跳ね出し体3の両排出促進面26は約100mm、上下方向27は20〜27mmもある面で強力に放出されて、後方25に搬送される。
跳ね出し体3の両排出促進面26は刈り取り物の株元を跳ね出して強力な放出力があるので、刈り取り条件の悪い倒伏材、軟弱材、枯れ草等の刈り取り物43は塊が発生し易いが、例え、塊が発生しそうになっても跳ね出し体3で塊が強力に放出されて後方25に搬送されるので、刈り刃部への停滞が防止されて詰まりのない状態が維持されて小馬力でも高能率で刈り取りが可能となる。
4枚型の跳ね出し体の構造は図6〜9に示されている。跳ね出し体3は走行機体23の直進方向19に対し、30〜40°の傾斜する排出促進面26を有し、排出促進面26の長さは約100mm、上下方向27は20〜27mmを有す。中央部28の凹み29と中央低板部30の裏側に刈り刃取り附け用の4個の固定金具31を装備したことを特徴とする。
本構造で1mもある長桿材や、倒伏材、枯れ草等の軟弱材の刈り取り物43の排出が可能であり、長桿材の刈り取り物43の排出が出来るかどうかは刈り取りした草が連続的に瞬時に放出し排出が可能かどうかという性能に直結するものである。どの機械でも刈り取りは非常に短時間、しかし連続的に刈り取りが出来かどうかは放出、排出が瞬時に出来るかどうかというところの性能で決定されている。本構造は跳ね出し体3に排出促進面26を有する構造にし、更に排出促進面26が約100mmと長く、上下方向27に20〜27mmの厚さがある為に刈り取られた草の株元は瞬時に排出促進面26で高速回転力が作用し、強力な周速度も加わるので長桿材でも放出、排出するので刈り取りが詰まり無く出来る。倒伏材、軟弱材、枯れ草等は直立材に比較して桿の乱れで数倍の嵩となる、従来機はこれらの草を刈ると刈り取り困難を誘発することがたびたびあるが、本発明はこれらの草を瞬時に放出、排出するので安定的な刈り取りが出来るので消費馬力も少ない。4個の固定金具31を装備すると刈り刃の交換時にユ−ザ−でも容易に交換が可能。
図10は、本発明第二実施形態の刈り刃2枚タイプを示す平面図である。
そして、刈り刃部の詳細は図15〜図16に示されており、図11〜14は2枚の跳ね出し体3の構造を示してある。これらの構造詳細については前記の4枚のものと基本的には同様であり、前記説明を援用する。二枚刃の構成にすると、刃と刃の隣接空間が同一間隔をもって180度位相で大きくなるので、株元の太い草でも刈り取り作業を効率的にできる利点がある。剣先状の刈り刃は、両刃構成にされているが、これは裏表に使える利便性が生じるものである。
後方刈り取り跳ね出し装置1は固定にして、前方刈り取り跳ね出し装置4の刈り刃部16を水平姿勢状態(図23)、傾斜姿勢状態37に姿勢変更固定可能に構成すると共に、傾斜姿勢状態37を法面の傾斜角に合わせて角度調節固定自在に構成して、回転ハンドル38を手で回すとケ−ス39が下降すると同時にア−ム40が作動し刈り刃部16が傾斜姿勢状態37にする構造である。
この構造の為に操作が素早く楽に出来るので傾斜面や畦刈りが容易に出来る。回転ハンドル38を時計回りに廻すと、ネジ101が回動する、移動管102が下降する、それに伴って伝達軸64、後方刈り取り跳ね出し装置1とケ−ス39も同様に下降する、合わせてア−ム40も下降する、それに伴って図20に示すように後方刈り取り跳ね出し装置1が傾く、安全の為に後方刈り取り跳ね出し装置1を固定する、その方法は固定軸103に通嵌されている締め付け具105の固定ハンドルを時計回りに廻すと固定軸103に締め付け具105が固定される。
水平姿勢状態図23に戻す方法は下降方法の逆にする、固定ハンドル38を緩め、回転ハンドル38を反時計回りに廻すと、後方刈り取り跳ね出し装置1とケ−ス39が同時に上昇する。
水平刈り取り時と傾斜地刈り取り時、畦刈時では走行車輪右9と走行車輪左10の位置を自在に替える事が出来る構造。
傾斜地刈り、又畦刈りには水平面と法面がある、傾斜地も角度が30°位になれば人間が立つのがやっとであり、安全作業の為に機械が転倒しないようにする必要があり、車幅91(トランスミッション中心線基準より)を広くすることで刈り取りが出来る、又畦にも水平面の広さは25〜50cm位があり、その時に簡単に車幅91調節対応が必要である、これ等の対応の為に水平刈り取り時と傾斜地刈り取り時、畦刈時では走行車輪右9と走行車輪左10の位置を自在に替える事が出来る構造ですと非常に便利で安全である。
傾斜地刈りは機械が転倒し易いので車幅左93を広くする為に走行車輪左10をA1からA2に移動、畦刈時は畦の水平面の広さが25cmしかない所があるので、走行車輪右9が畦から外れるので、走行車輪右9をB1からB2の位置に移動させる。
走行車輪左10をA1の位置に設定しているのは、走行車輪左10が刈り刃2より左にあると隣の刈り取り時走行車輪左10で、隣の刈草を踏まれると隣の刈り取り時に作業性が悪くなるので、踏み代94が逆寸法にならないように設定している。
尚、本発明の説明では、左右の刈り取り跳ね出し装置の配置を前方、後方にずらした 前方刈り取り跳ね出し装置4と後方刈り取り跳ね出し装置1を有するもので説明したが、この前方刈り取り跳ね出し装置4と後方刈り取り跳ね出し装置1を、図24に本発明の他の実施形態として示すように、走行機体の機体前部の左右一方側に、機体の一方側から機体の中央側に向けて回転する刈り刃と該刈り刃の上部に跳ね出し体を有する一側刈り取り跳ね出し装置(一側位置の刈り取り跳ね出し装置)4を配設する構成にすると共に、該一側刈り取り跳ね出し装置4に対向させて、走行機体の機体前部の左右他方側に、機体の他側から機体の中央側に向けて回転する刈り刃と該刈り刃の上部に跳ね出し体を有する他側刈り取り跳ね出し装置(他側位置の刈り取り跳ね出し装置)1を配設させる構成としても良いものである。この場合には、前記一側刈り取り跳ね出し装置4と他側刈り取り跳ね出し装置1は、左右に前後関係なく同位置に配置されているものである。
これらを含めて、本発明の実施形態は、エンジン駆動を受けて走行する走行車輪を有しハンドルで走向操作される走行機体の機体前部の左右一方側に、機体の一方側から機体の中央側に向けて回転する刈り刃と該刈り刃の上部に跳ね出し体を有する一側位置の刈り取り跳ね出し装置を配設すると共に、該一側位置の刈り取り跳ね出し装置に対向させて、走行機体の機体前部の左右他方側に、機体の他側から機体の中央側に向けて回転する刈り刃と該刈り刃の上部に跳ね出し体を有する他側位置の刈り取り跳ね出し装置を配設させ、該一側位置と他側位置の刈り取り跳ね出し装置により、刈り取り物が左右より機体中央に寄せられて、機体中央から後方にかけて刈り取り物が収束されて倒伏処理される構造で、前記一側位置と他側位置の刈り取り跳ね出し装置には、先端を細幅に形成された帯板状構成からなる剣先状の刈り刃を設け、該剣先状の刈り刃部は先端部が先端に行くほど後方に後退する傾斜後退角を有しており、刈り刃の上部に跳ね出し体を具備し刈り刃と跳ね出し体の位置関係は跳ね出し体が刈り刃より回転方向でやや遅れた位置にあり、剣先状の刈り刃は円周に同一間隔をもって2〜4枚装備、跳ね出し体も円周に同一間隔をもって2〜4枚の構造をもつことを特徴とする草刈り機に構成される。
これにより、該一側位置と他側位置の刈り取り跳ね出し装置により、刈り取り物が左右より機体中央に寄せられて、機体中央から後方にかけて刈り取り物が収束されて倒伏処理されることを特徴とする草刈機で、能率を刈り払い機の2〜3倍に、長桿材の刈り取りが出来る、更に刈り取り精度も芝刈り機等の機械と同等な精度をもつ草刈り機を提供できるものである。また、構造シンプルにして小型、軽量、安価、取り扱い易い、小馬力仕様で、平地も傾斜地も畦草刈りも出来て能率は刈り払い機の2〜3倍の草刈り機を提案することができる。
本発明が刈り払い機の2〜3倍の能率で安全性も高く、小型、軽量、自走型、安価、取り扱い性も良く、長桿材、倒伏材、軟弱材も刈れて、更に30°位の傾斜地、畦草刈りも能率的に刈れる等の良さがあるので農業のみならず道路の草刈りも出来るので建設業界にも使用されるので貢献度は非常に大きい。
1 後方刈り取り跳ね出し装置(他側位置の刈り取り跳ね出し装置)
2 刈り刃
3 跳ね出し体
4 前方刈り取り跳ね出し装置(一側位置の刈り取り跳ね出し装置)
9 走行車輪右
10 走行車輪左
11 田面
14 前側
15 機体
16 刈り取り部
19 機体進行方向
20 先端部
23 走行機体
37 傾斜姿勢状態
80 後方斜め移送部
91 車幅
94 踏み代
105 締め付け具

Claims (6)

  1. エンジン駆動を受けて走行する走行車輪を有しハンドルで走向操作される走行機体の機体前部の左右一方側に、機体の一方側から機体の中央側に向けて回転する刈り刃と該刈り刃の上部に跳ね出し体を有する一側位置の刈り取り跳ね出し装置を配設すると共に、該一側位置の刈り取り跳ね出し装置に対向させて、走行機体の機体前部の左右他方側に、機体の他側から機体の中央側に向けて回転する刈り刃と該刈り刃の上部に跳ね出し体を有する他側位置の刈り取り跳ね出し装置を配設させ、該一側位置と他側位置の刈り取り跳ね出し装置により、刈り取り物が左右より機体中央に寄せられて、機体中央から後方にかけて刈り取り物が収束されて倒伏処理される構造で、前記一側位置と他側位置の刈り取り跳ね出し装置には、先端を細幅に形成された帯板状構成からなる剣先状の刈り刃を設け、該剣先状の刈り刃部は先端部が先端に行くほど後方に後退する傾斜後退角を有しており、刈り刃の上部に跳ね出し体を具備し刈り刃と跳ね出し体の位置関係は跳ね出し体が刈り刃より回転方向でやや遅れた位置にあり、剣先状の刈り刃は円周に同一間隔をもって2〜4枚装備、跳ね出し体も円周に同一間隔をもって2〜4枚の構造をもつことを特徴とする草刈り機。
  2. 一側位置と他側位置の刈り取り跳ね出し装置に設けられた剣先状の刈り刃は先端部が回転方向に対し、先端に行くほど後方に後退する後退角αを有し、刈り刃部は更に15°〜25°の後退角βを有す、刃の先端部は5〜10mmで構成されていることを特徴とする請求項1の草刈り機。
  3. 一側位置と他側位置の一方の刈り取り跳ね出し装置に対して他方の刈り取り跳ね出し装置を後位に位置させ、両刈り取り跳ね出し装置の刈り刃は走行機体に沿わせた方向に対しては前後に若干重複する重複部を有し、且つ平面視においても刈り取り物の後方斜め移送部も重複を有する配置をなしたことを特徴とする請求項1の草刈り機。
  4. 跳ね出し体は走行機体の直進方向に対し、30〜40°の傾斜する排出促進面を有し、排出促進面の長さは約100mm、上下方向は20〜27mmに構成され、中央部は凹み形成されて中央低板部の裏側に刈り刃取り附け用の4個の固定金具を装備したことを特徴とする請求項1の草刈り機。
  5. 一側位置と他側位置の一方の刈り取り跳ね出し装置の刈り刃部を水平姿勢状態、傾斜姿勢状態に姿勢変更固定可能に構成すると共に、傾斜姿勢状態を法面の傾斜角に合わせて角度調節固定自在に構成して、回転ハンドルを手で回すとケ−スが下降すると同時にア−ムが作動し刈り刃部が傾斜姿勢状態にすることを特徴とする請求項1の草刈り機。
  6. 水平刈り取り時と傾斜地刈り取り時、畦刈時では走行車輪右と走行車輪左の位置を自在に替える事が出来る構造の請求項1の草刈り機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015107083A (ja) * 2013-12-05 2015-06-11 フジイコーポレーション株式会社 草刈り機
JP2015159728A (ja) * 2014-02-26 2015-09-07 フジイコーポレーション株式会社 草刈機

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