JP2013183630A - 車載用充電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】交流電流が流れる区間に発生する地絡を検出すること。
【解決手段】車輌に搭載されているバッテリ22を充電する車載用充電装置100は、電源から供給される交流電流を直流電流に変換するブリッジ整流器14と、車載用充電装置100の回路内に試験電流を流す際に試験電圧を出力し、地絡抵抗の有無に応じて変化する試験電流に基づいて、車載用充電装置100の回路内の地絡を検出する地絡検出回路21と、ブリッジ整流器14が備えるダイオードの順方向電圧より大きい値の試験電圧を出力するように地絡検出回路21を制御する制御部23と、を具備する。
【選択図】図3

Description

本発明は、車輌に搭載されているバッテリを所定の電源を用いて充電する車載用充電装置に関する。
電気自動車やハイブリッド自動車などの車輌においては、高電圧のバッテリが搭載されることから、乗車人員の安全を確保するために、地絡検出手段を備えることが必要である。
地絡検出手段の一例として、例えば特許文献1には、直流電源(バッテリ)の地絡を高精度に検出する車両用地絡検出装置が開示されている。この車両用地絡検出装置では、カップリングコンデンサの一端側(測定点A)に矩形波パルス信号を印加し、矩形波パルス信号がHレベルのときの測定電圧と、矩形波パルス信号がLレベルのときの測定電圧とを求め、これら測定電圧の差分を基に地絡の発生を検出している。
特開2003−250201号公報
しかしながら、上記特許文献1の車両用地絡検出装置には、以下の問題がある。
特許文献1の車両用地絡検出装置において、直流電源が、商用電源からブリッジ整流器を備える充電器を介して充電される場合、ブリッジ整流器にて交流電流から変換された直流電流が、直流電源に供給されることになる。このような場合において、地絡を検出するための矩形波パルス信号が出力されても、地絡検出のための試験電圧がブリッジ整流器を構成するダイオードの順方向電圧(Vf)より小さいと、試験電流が、交流電流が流れる区間を流れないため、その区間に発生する地絡を検出することができない。
以上のことから、特許文献1の車両用地絡検出装置は、直流電流が流れる区間に発生する地絡を検出することはできるが、交流電流が流れる区間に発生する地絡は検出することができない、という問題がある。
本発明の目的は、交流電流が流れる区間に発生する地絡を検出することができる車載用充電装置を提供することである。
本発明の車載用充電装置は、車輌に搭載されているバッテリを充電する車載用充電装置であって、電源から供給される交流電流を直流電流に変換するブリッジ整流器と、前記ブリッジ整流器が変換した直流電流が流れる側にあり、試験電圧を出力し、地絡抵抗の有無に応じて変化する試験電流に基づいて、前記車載用充電装置に発生する地絡を検出する地絡検出回路と、前記ブリッジ整流器が備えるダイオードの順方向電圧より大きい値の試験電圧を出力するように前記地絡検出回路を制御する制御部と、を具備する構成を採る。
本発明によれば、交流電流が流れる区間に発生する地絡を検出することができる。
本発明の実施の形態に係る車載用充電装置の構成を示す図 本発明の実施の形態に係る車載用充電装置において試験電圧がVfより小さい場合を説明する図 本発明の実施の形態に係る車載用充電装置において試験電圧がVfより大きい場合を説明する図 本発明の実施の形態に係る車載用充電装置において試験電圧がVfより大きく、かつ交流である場合を説明する図 本発明の実施の形態に係る車載用充電装置の地絡検出動作の一例を示すフロー図 本発明の実施の形態に係る車載用充電装置の試験電圧切り替え動作の一例を示すフロー図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態における車載用充電装置100の構成を示す図である。
車載用充電装置100は、充電器とバッテリ装置を有する。充電器は、電源回路10、1次側インバータ11、1次側トランス12、2次側トランス13、ブリッジ整流器14、チョークコイル16、コンデンサ17を有する。また、バッテリ装置は、P側リレー18、N側リレー19、車体GND(グランド)20、地絡検出回路21、バッテリ22、制御部23を有する。
充電器において、1次側(電源回路10、1次側インバータ11、1次側トランス12)から供給される交流電流は、2次側トランス13に入力される。
2次側トランス13は、1次側トランス12から入力された交流電流を昇圧または降圧してブリッジ整流器14に入力する。
ブリッジ整流器14は、2次側トランス13から入力された交流電流を整流して直流電流に変換し、その直流電流をチョークコイル16に入力する。ブリッジ整流器14は、ダイオード15a、15b、15c、15dを有している。
なお以下では、ブリッジ整流器14を境として、図中の左側の区間、例えばブリッジ整流器14と2次側トランス13との間(ブリッジ整流器14に対し地絡検出回路21と反対側)は、交流電流が流れることから、「交流区間」という。一方、ブリッジ整流器14を境として、図中の右側の区間、例えばブリッジ整流器14とバッテリ22との間(ブリッジ整流器14に対し地絡検出回路21のある側)は、直流電流が流れることから、「直流区間」という。
チョークコイル16は、所定のインピーダンスが設定され、コンデンサ17とローパスフィルタを構成する。そして、制御部23の制御によりP側リレー18が接続(ON)した場合に、チョークコイル16は、ブリッジ整流器14から入力された直流電流をコンデンサ17と協働して平滑化する。
平滑化された直流電流は、2次電池であるバッテリ22へ入力される。これにより、バッテリ22が充電される。
制御部23は、P側リレー18、N側リレー19のON(接続)/OFF(非接続)を制御する。また、制御部23は、地絡検出回路21の地絡検出に係る動作を制御する。図1に示す破線の矢印は、制御部23からの制御信号(指示、命令)を示している。
また、制御部23は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)を有する。制御部23は、CPUがROMに格納されているプログラムをRAMを使って実行することにより、上記制御および車載用充電装置100に係るその他の制御を行う。
地絡検出回路21は、制御部23から、地絡検出の実行指示とともに、出力(印加)すべき試験電圧の値の指示を受けると、車載用充電装置100に発生する地絡の検出を実行するために、指示された値の試験電圧を出力する。このとき、制御部23の制御により、P側リレー18、N側リレー19がON(接続)の状態となっている。
地絡検出回路21から試験電圧が出力されると、車載用充電装置100では、地絡の発生の有無に応じて、試験電流が変化することになる。地絡検出回路21は、その試験電流の変化を基に、地絡の発生を検出する。
すなわち、試験電圧が出力された場合において、地絡が発生しているときには所定の値を超える試験電流が流れるが、地絡が発生していないときには、流れる試験電流は所定の値を下回る値しか流れない。このことから、地絡検出回路21は、試験電圧を出力した際、試験電流が所定値を超えることが検出できれば地絡が発生したことを検出し、試験電流が所定値を超えることが検出できなければ地絡が発生していないことを検出する。所定値は、地絡が発生していない状態における試験電圧に対し、直流区間および交流区間と車体との間のインピーダンスによって生じる、地絡が発生していないときの試験電流よりも大きくなるように予め定める。
なお、地絡が発生しているときに試験電流が流れるルートは、最もインピーダンスの低いルートとなる。また、図1に示す一点鎖線の矢印は、制御部23への検出結果信号(詳細は後述する)を示している。また、地絡検出回路21が行う地絡検出の方法については、例えば特許文献1に開示されている方法など、従来一般的に使用されている方法を適用することもできる。
ここで、車載用充電装置100が行う地絡検出の各例について、図2〜図4を参照して説明する。
図2は、制御部23から地絡検出回路21へ指示される試験電圧の値V1が、ブリッジ整流器14が備えるダイオード15a、15b等の順方向電圧Vfより小さい場合を示している。地絡検出回路21により試験電圧V1が出力された場合、地絡が発生していれば所定値を上回る試験電流が流れ、地絡が発生していなければ試験電流は所定値を下回る。なお、順方向電圧Vfは、例えば0.5V〜2Vである。
図2の場合では、試験電圧V1は順方向電圧Vfよりも小さいため、試験電流は、例えばダイオード15bに流れることはできない。よって、試験電流は、交流区間を流れることはなく、直流区間だけを流れることになる。図2に示す太線の矢印は、地絡抵抗R1が現れたときに流れる試験電流を示している。
したがって、図2の場合において、地絡検出回路21は、交流区間に発生する地絡(例えば地絡抵抗R2)を検出することはできず、直流区間だけに発生する地絡(例えば地絡抵抗R1)を検出することができる。
図3は、制御部23から地絡検出回路21へ指示される試験電圧の値V2が、ブリッジ整流器14が備えるダイオード15a、15b等の順方向電圧Vfより大きい場合を示している。地絡検出回路21により試験電圧V2が出力された場合、地絡が発生していれば試験電流は所定値を上回り、地絡が発生していなければ試験電流は所定値を下回る。
図3の場合では、試験電圧V2は順方向電圧Vfよりも大きいため、試験電流は、例えばダイオード15bに流れることができる。よって、試験電流は、交流区間を流れることになる。図3に示す太線の矢印は、地絡抵抗R2が現れたときに流れる試験電流を示している。
したがって、図3の場合において、地絡検出回路21は、交流区間に発生する地絡(例えば地絡抵抗R2)を検出することができる。
図4は、制御部23から地絡検出回路21へ指示される試験電圧の値V2が、ブリッジ整流器14が備えるダイオード15a、15b等の順方向電圧Vfより大きく、かつ、試験電圧V2が交流である場合を示している。図4に示す構成は、図1〜図3に示す構成と比べ、ブリッジ整流器14と2次側トランス13との間に、共振コンデンサ24、25が備えられている点が異なる。
交流区間に共振コンデンサ24、25が備えられている場合、2次側トランス13と共振コンデンサ24,25間の地絡を検出するために、試験電圧V2が交流区間を流れるためには、試験電圧V2が、順方向電圧Vfよりも大きいことに加え、交流である必要がある。そこで、図4に示す構成の場合には、あらかじめ地絡検出回路21が出力する電圧を交流に設定しておく。
図4の場合では、試験電圧V2は順方向電圧Vfよりも大きく、かつ交流であるため、試験電流は、共振コンデンサ24、25が備えられた交流区間を流れることが可能になる。図4に示す太線の矢印は、地絡抵抗R2が現れたときに流れる試験電流を示している。
したがって、図4の場合において、地絡検出回路21は、交流区間に発生する地絡(例えば地絡抵抗R2)を検出することができる。
以上説明したように、本実施の形態の車載用充電装置100では、地絡検出回路21が出力する試験電圧を可変としている。これにより、出力する試験電圧をダイオードの順方向電圧より小さい値とすることで、直流区間に発生する地絡を検出できるのはもちろんのこと、出力する試験電圧をダイオードの順方向電圧よりも大きい値とすることで、交流区間に発生する地絡を検出することもできる。さらに、出力する試験電圧をダイオードの順方向電圧よりも大きい値とし、かつ交流とすることで、共振コンデンサが備えられた交流区間に発生する地絡を検出することもできる。
次に、車載用充電装置100の地絡検出に係る動作例について、図5、図6を参照して説明する。
<動作例1>
図5は、車載用充電装置100の動作例1を示すフロー図である。図5に示す動作は、例えば、充電前に実行される。
まず、バッテリ22単体に対して地絡検出が行われる(ステップS100)。すなわち、制御部23は、P側リレー18およびN側リレー19をOFFに制御した上で、地絡検出回路21に対し、地絡検出の実行を指示するとともに、出力すべき試験電圧の値を指示する。この値は、例えば、順方向電圧Vfよりも小さい値V1である。制御部23からの指示を受けた地絡検出回路21は、指示された値の試験電圧を出力し、試験電流と所定値の大小関係を基に地絡検出を実行する。
地絡検出回路21は、所定値を上回る試験電流を検出した場合(ステップS101:YES)、その旨を示す信号(検出結果信号)を制御部23へ出力する。
制御部23は、地絡検出回路21から、所定値を上回る試験電流を検出した旨を示す検出結果信号を入力すると、地絡有り(地絡が発生している)と判断する(ステップS102)。この判断結果は、例えば、図示しないインジケータにより出力されてもよい。
一方、地絡検出回路21は、所定値を上回る試験電流を検出しなかった場合(ステップS101:NO)、その旨を示す検出結果信号を制御部23へ出力する。
制御部23は、地絡検出回路21から、所定値を上回る試験電流を検出しなかった旨を示す検出結果信号を入力すると、P側リレー18、N側リレー19をオンにする(ステップS103)。
ここで、車載用充電装置100の交流区間に対する地絡検出が行われる(ステップS104)。すなわち、制御部23は、地絡検出回路21に対し、地絡検出の実行を指示するとともに、出力すべき試験電圧の値を指示する。この値は、例えば、順方向電圧Vfよりも大きい値V2である。そして、制御部23からの指示を受けた地絡検出回路21は、指示された値の試験電圧を出力し、試験電流と所定値の大小関係を基に地絡検出を実行する。
地絡検出回路21は、所定値を上回る試験電流を検出した場合(ステップS105:YES)、その旨を示す検出結果信号を制御部23へ出力する。この後は、上述したステップS102へ進む。
一方、地絡検出回路21は、所定値を上回る試験電流を検出しなかった場合(ステップS105:NO)、その旨を示す検出結果信号を制御部23へ出力する。
制御部23は、地絡検出回路21から、所定値を上回る試験電流を検出しなかった旨を示す検出結果信号を入力すると、地絡無し(地絡が発生していない)と判断する(ステップS106)。この判断結果は、例えば、図示しないインジケータにより出力されてもよい。ステップS106の後は、バッテリ装置2に対する充電が開始される。
以上が動作例1の説明である。
なお、上記動作例1において、ステップS104の地絡検出の対象を、直流区間とすることもできる。また、上記動作例1において、試験電圧を交流としてもよい。
<動作例2>
図6は、車載用充電装置100の動作例2を示すフロー図である。図6に示す動作は、動作例1のステップS104〜S105に置き換えることができる。
まず、試験電圧V1を用いての地絡検出が行われる(ステップS201)。すなわち、制御部23は、地絡検出回路21に対し、地絡検出の実行を指示するとともに、出力すべき試験電圧の値V1を指示する。この値V1は、順方向電圧Vfよりも小さい値である。制御部23からの指示を受けた地絡検出回路21は、指示された値V1の試験電圧を出力し、試験電流と所定値の大小関係を基に、直流区間の地絡検出を実行する。
地絡検出回路21は、所定値を上回る試験電流を検出した場合(ステップS202:YES)、その旨を示す検出結果信号を制御部23へ出力する。
制御部23は、地絡検出回路21から、所定値を上回る試験電流を検出した旨を示す検出結果信号を入力すると、直流区間に地絡有り(地絡が発生している)と判断する(ステップS203)。この判断結果は、例えば、図示しないインジケータにより出力されてもよい。
一方、地絡検出回路21は、所定値を上回る試験電流を検出しなかった場合(ステップS202:NO)、その旨を示す検出結果信号を制御部23へ出力する。
制御部23は、地絡検出回路21から、所定値を上回る試験電流を検出しなかった旨を示す検出結果信号を入力すると、交流区間に地絡有り(地絡が発生している)と判断する(ステップS203)。
次に、試験電圧V2を用いての地絡検出が行われる(ステップS204)。すなわち、制御部23は、地絡検出回路21に対し、地絡検出の実行を指示するとともに、出力すべき試験電圧の値V2を指示する。この値V2は、順方向電圧Vfよりも大きい値である。制御部23からの指示を受けた地絡検出回路21は、指示された値V2の試験電圧を出力し、試験電流と所定値の大小関係を基に、直流区間に加えて交流区間の地絡検出を実行する。
地絡検出回路21は、所定値を上回る試験電流を検出した場合(ステップS205:YES)、その旨を示す検出結果信号を制御部23へ出力する。この後は、上述したステップS203へ進む。
一方、地絡検出回路21は、所定値を上回る試験電流を検出しなかった場合(ステップS205:NO)、その旨を示す検出結果信号を制御部23へ出力する。
制御部23は、地絡検出回路21から、所定値を上回る試験電流を検出しなかった旨を示す検出結果信号を入力すると、直流区間に加えて交流区間に地絡無し(地絡が発生していない)と判断する(ステップS206)。この判断結果は、例えば、図示しないインジケータにより出力されてもよい。
以上が動作例2の説明である。ステップS202にて地絡ありと判断された場合はブリッジ整流器14の地絡検出回路21側(直流区間)で地絡が発生したと推定できる。ステップS202にて地絡なしと判断された後に、ステップS205にて地絡ありと判断された場合は、ブリッジ整流器14の地絡検出回路21と反対側(交流区間)で地絡が発生したと推定できる。
ステップS202では、試験電圧の値V1が、順方向電圧Vfよりも小さい値であるため、直流区間の地絡検出が可能である。一方、ステップS205にて地絡ありと判断した場合は、試験電圧の値V2が、順方向電圧Vfよりも大きい値であるため、直流区間および交流区間の少なくとも一方における地絡検出が可能である。
ステップS202とステップS205を合わせることで、直流区間および交流区間のいずれにて地絡が発生しているかを特定することが可能となる。
このように本動作例のごとく2段階の地絡検出を実現することで、地絡箇所を推定することができる。また、自動的に検出区間(範囲)を変更して、地絡を検出することもできる。なお、本動作例では、検出区間の変更を2段階としたが、2段階以上としてもよい。
また、上記動作例2において、試験電圧を交流としてもよい。
また、地絡を判断する所定値は、試験する区間、与える試験電圧により別々の値としてもよい。
また、上記動作例2を、動作例1のステップS104〜S105に置き換えることなく、単独で行うようにしてもよい。
また、上記動作例1、2において、試験電圧である交流は正弦波に限らず、矩形波、三角波であってもよい。
本実施の形態によれば、ブリッジ整流器が備えるダイオードの順方向電圧より大きい値の試験電圧を出力するように制御することにより、交流区間に発生する地絡を検出することができる。
また、本実施の形態によれば、出力する試験電圧について、ブリッジ整流器が備えるダイオードの順方向電圧より大きい値と小さい値とを切り替えて出力するように制御することにより、地絡箇所を推定することができる。
また、本実施の形態によれば、出力する試験電圧を交流とすることにより、交流区間に共振コンデンサが備えられる場合でも、交流区間に発生する地絡を検出することができる。
以上、本実施の形態について説明を行ったが、本発明は上記説明に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変形を行うことが可能である。
本発明にかかる車載用充電装置は、車輌に搭載されているバッテリを所定の電源を用いて充電する際の地絡検出に好適である。
10 電源回路
11 1次側インバータ
12 1次側トランス
13 2次側トランス
14 ブリッジ整流器
15a、15b、15c、15d ダイオード
16 チョークコイル
17 コンデンサ
18 P側リレー
19 N側リレー
20 車体GND
21 地絡検出回路
22 バッテリ
23 制御部
24、25 共振コンデンサ
100 車載用充電装置

Claims (5)

  1. 車輌に搭載されているバッテリを充電する車載用充電装置であって、
    電源から供給される交流電流を直流電流に変換するブリッジ整流器と、
    前記ブリッジ整流器が変換した直流電流が流れる側にあり、試験電圧を出力し、地絡抵抗の有無に応じて変化する試験電流に基づいて、前記車載用充電装置に発生する地絡を検出する地絡検出回路と、
    前記ブリッジ整流器が備えるダイオードの順方向電圧より大きい値の試験電圧を出力するように前記地絡検出回路を制御する制御部と、
    を具備する車載用充電装置。
  2. 前記制御部は、
    前記ブリッジ整流器が備えるダイオードの順方向電圧より大きい値の試験電圧と、前記ブリッジ整流器が備えるダイオードの順方向電圧より小さい値の試験電圧と、を切り替えて出力するように前記地絡検出回路を制御する、
    請求項1記載の車載用充電装置。
  3. 前記制御部は、
    試験電圧をダイオードの順方向電圧より小さい値として地絡を検出した場合は、前記ブリッジ整流器の地絡検出回路側の地絡が発生したと判断し、
    試験電圧をダイオードの順方向電圧より小さい値として地絡を検出せず、かつ、試験電圧をダイオードの順方向電圧より大きい値として地絡を検出した場合は、前記ブリッジ整流器の地絡検出回路と反対側で地絡が発生したと判断する、
    請求項2記載の車載用充電装置。
  4. 前記試験電圧は、
    交流である、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の車載用充電装置。
  5. 前記ブリッジ整流器の電源から供給される交流電流が流れる側に共振コンデンサをさらに備える、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の車載用充電装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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