JP2013183319A5 - 撮像装置、撮像方法及びプログラム - Google Patents

Description

本発明は、撮像装置、撮像方法及びそのプログラムに関するものである。

本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、高速動画撮影を行う場合における露出の追従範囲を拡げることが可能な撮像装置、撮像方法及びそのプログラムを提供することを目的とする。

前記課題を解決するため、本発明においては、垂直方向と水平方向とに二次元配列された画素群を有し、フレーム画像の生成に係る画素信号をローリングシャッタ方式によりライン単位で読み出す撮像部と、動画撮影において、前記撮像部から所定のフレーム周期で連続して複数のフレーム画像を読み出す場合に、各々のフレーム画像で読み出し対象とする複数ラインの位置を、フレーム単位で周期的に切り替える駆動手段と、を備えたことを特徴とする。

Claims (14)

1. 垂直方向と水平方向とに二次元配列された画素群を有し、フレーム画像の生成に係る画素信号をローリングシャッタ方式によりライン単位で読み出す撮像部と、
   動画撮影において、前記撮像部から所定のフレーム周期で連続して複数のフレーム画像を読み出す場合に、各々のフレーム画像で読み出し対象とする複数ラインの位置を、フレーム単位で周期的に切り替える駆動手段と、
   を備えたことを特徴とする撮像装置。
2. 前記駆動手段は、連続する２つのフレーム画像で読み出し対象とする複数ラインの位置が重複しないようにすることで、動画撮影における前記所定のフレーム周期よりも長い周期で各ラインの画素から画素信号を出力させることを特徴とする請求項１記載の撮像装置。
3. 前記駆動手段は、各ラインに対して、露光を開始させるタイミングと画素信号を出力させるタイミングを繰り返し指示し、露光を開始させてから画素信号を出力させるまでの期間である露光時間の最大長を、動画撮影における前記所定のフレーム周期よりも長く設定可能にしたことを特徴とする請求項２記載の撮像装置。
4. 前記駆動手段は、１フレーム画像の生成に係る画素信号の読み出し対象とする複数ラインをグループ分けするとともに、グループ数に対応する周期で各ラインの画素から画素信号を出力させることを特徴とする請求項２に記載の撮像装置。
5. 前記駆動手段は、前記画素群からなる全ラインを前記グループ数に対応するライン間隔で異なるグループに順に割り当てることを特徴とする請求項４記載の撮像装置。
6. 前記駆動手段は、同一グループ内の全ラインの画素の露光を、同一のフレーム期間に順次開始、又は終了させることを特徴とする請求項４記載の撮像装置。
7. 前記グループ数を制御する駆動制御手段を備えたことを特徴とする請求項４に記載の撮像装置。
8. 前記駆動制御手段は、前記グループ数を、要求されるフレームレートに応じて制御することを特徴とする請求項７記載の撮像装置。
9. 前記駆動制御手段は、前記グループ数を各グループの画素群に確保すべき露光時間に応じて制御することを特徴とする請求項７記載の撮像装置。
10. 前記駆動制御手段は、前記グループ数を、要求されるフレームレートと、各グループの画素群に確保すべき露光時間とに応じて制御することを特徴とする請求項７記載の撮像装置。
11. 前記駆動制御手段は、前記グループ数を、フレーム画像の解像度に応じて制御することを特徴とする請求項７記載の撮像装置。
12. 前記各ラインの画素から画素信号を出力させる周期を超えない範囲で、前記露光時間を任意に設定する露光制御手段を更に備え、
    前記駆動制御手段は、前記グループ数を、前記露光制御手段により設定可能な最大露光時間に応じて設定することを特徴とする請求項７記載の撮像装置。
13. 垂直方向と水平方向とに二次元配列された画素群を有し、フレーム画像の生成に係る画素信号をローリングシャッタ方式によりライン単位で読み出す処理と、動画撮影において、前記撮像部から所定のフレーム周期で連続して複数のフレーム画像を読み出す場合に、各々のフレーム画像で読み出し対象とする複数ラインの位置を、フレーム単位で周期的に切り替える処理とを含むことを特徴とする撮像方法。
14. コンピュータに、
    垂直方向と水平方向とに二次元配列された画素群を有し、フレーム画像の生成に係る画素信号をローリングシャッタ方式によりライン単位で読み出す処理と、動画撮影において、前記撮像部から所定のフレーム周期で連続して複数のフレーム画像を読み出す場合に、各々のフレーム画像で読み出し対象とする複数ラインの位置を、フレーム単位で周期的に切り替える処理とを実行させることを特徴とするプログラム。