JP2013183219A - カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】連動相手のカメラが静止画撮影するのか動画撮影するのかわからない場合でも適切にレリーズシーケンス処理を連動させること。
【解決手段】レリーズシーケンス処理を外部カメラ20との間で連動して行うカメラ10において、レリーズ操作部材11と、外部カメラ20をレリーズ制御するための第1信号RLSCTRL2を外部カメラ20へ送信する送信手段MCU15と、外部カメラ20がレリーズシーケンス中か否かを示す第2信号BUSY2を外部カメラ20から受信する受信手段MCU15と、レリーズ操作部材11の操作に基づく所定のタイミングにおいて、受信手段MCU15で受信された第2信号BUSY2がレリーズシーケンス中を示す場合に第1信号RLSCTRL2を外部カメラ20へ送信するように送信手段MCU15を制御する制御手段MCU15と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、カメラに関する。
2台のカメラをケーブルで接続し、一方のカメラでレリーズボタンが操作されると当該カメラから他方のカメラへケーブルを介してレリーズ信号を送信することにより、2台のカメラを連動してレリーズ動作させる技術が知られている(特許文献1参照)。2台のカメラは、それぞれが静止画撮影を行う。
特開平6−75274号公報
上述した技術は、静止画撮影と動画撮影とが切替可能なカメラに適用することが想定されていないので、ケーブル接続されている相手のカメラが静止画撮影するのか動画撮影するのかわからない場合は、2台のカメラのレリーズ動作を連動させるのは困難という問題があった。
本発明によるカメラは、レリーズシーケンス処理を外部カメラとの間で連動して行うカメラに適用される。そして、レリーズ操作部材と、外部カメラをレリーズ制御するための第1信号を外部カメラへ送信する送信手段と、外部カメラがレリーズシーケンス中か否かを示す第2信号を外部カメラから受信する受信手段と、レリーズ操作部材の操作に基づく所定のタイミングにおいて、受信手段で受信された第2信号がレリーズシーケンス中を示す場合に第1信号を外部カメラへ送信するように送信手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によるカメラでは、連動相手のカメラが静止画撮影するのか動画撮影するのかわからない場合でも適切にレリーズシーケンス処理を連動させることができる。
本発明の一実施の形態による電子カメラで構成したカメラシステムを説明する図である。 図1のカメラシステムによる連動動作に必要な回路を例示する図である。 マスターカメラが静止画撮影モードで、スレーブカメラが静止画撮影モードの場合のタイミングを説明する図である。 マスターカメラのMCUが実行する処理の流れを例示するフローチャートである。 マスターカメラのMCUが実行する処理の流れを例示するフローチャートである。 マスターカメラのMCUが実行する処理の流れを例示するフローチャートである。 スレーブカメラのMCUが実行する処理の流れを例示するフローチャートである。 スレーブカメラのMCUが実行する処理の流れを例示するフローチャートである。 スレーブカメラのMCUが実行する処理の流れを例示するフローチャートである。 マスターカメラが動画撮影モードで、スレーブカメラが動画撮影モードの場合のタイミングを説明する図である。 マスターカメラのMCUが実行する処理の流れを例示するフローチャートである。 マスターカメラのMCUが実行する処理の流れを例示するフローチャートである。 マスターカメラのMCUが実行する処理の流れを例示するフローチャートである。 マスターカメラのMCUが実行する処理の流れを例示するフローチャートである。 スレーブカメラのMCUが実行する処理の流れを例示するフローチャートである。 スレーブカメラのMCUが実行する処理の流れを例示するフローチャートである。 スレーブカメラのMCUが実行する処理の流れを例示するフローチャートである。 スレーブカメラのMCUが実行する処理の流れを例示するフローチャートである。 マスターカメラが静止画撮影モードで、スレーブカメラが動画撮影モードの場合のタイミングを説明する図である。 マスターカメラが動画撮影モードで、スレーブカメラが静止画撮影モードの場合のタイミングを説明する図である。 マスターカメラが静止画撮影モードで、スレーブカメラが静止画撮影モードの場合のタイミングを説明する図である。 マスターカメラが静止画撮影モードで、スレーブカメラが静止画撮影モードの場合のタイミングを説明する図である。 マスターカメラのMCUが実行する処理の流れを例示するフローチャートである。 マスターカメラのMCUが実行する処理の流れを例示するフローチャートである。 マスターカメラのMCUが実行する処理の流れを例示するフローチャートである。 マスターカメラのMCUが実行する処理の流れを例示するフローチャートである。 マスターカメラが静止画撮影モードで、スレーブカメラが動画撮影モードの場合のタイミングを説明する図である。 マスターカメラが静止画撮影モードで、スレーブカメラが動画撮影モードの場合のタイミングを説明する図である。 変形例のカメラシステムによる連動動作に必要な回路を例示する図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本発明の一実施の形態による電子カメラで構成したカメラシステムを説明する図である。図1において、第1の電子カメラ10と第2の電子カメラ20とが同期撮影用ケーブル30で接続されている。本実施形態では、電子カメラ10および電子カメラ20を同一の電子カメラによって構成する。
電子カメラ10は、レリーズボタン11と、静止画/動画切換えスイッチ12と、単写/連写切換えスイッチ13と、表示LED14とを備える。レリーズボタン11は、電子カメラ10に撮影処理(レリーズシーケンス処理)を起動させるための操作部材である。静止画/動画切換えスイッチ12は、静止画撮影モードと動画撮影モードとを切換えるための操作部材である。電子カメラ10は、静止画撮影モードに切換えられている場合に静止画像を撮影し、動画撮影モードに切換えられている場合に動画像を撮影する。
単写/連写切換えスイッチ13は、静止画撮影モードに切換えられている場合において単写モードと連写モードとを切換えるための操作部材である。電子カメラ10は、静止画撮影モードかつ単写モードの場合に、レリーズボタン11が押下操作されるごとに単コマ撮影を行う。また、電子カメラ10は、静止画撮影モードかつ連写モードの場合、レリーズボタン11の押下操作中に複数コマの撮影を行う。表示LED14は、電子カメラ20がレリーズシーケンス中の場合に点灯する。
電子カメラ20は、レリーズボタン21と、静止画/動画切換えスイッチ22と、単写/連写切換えスイッチ23とを備える。レリーズボタン21は、電子カメラ20に撮影処理を起動させるための操作部材である。静止画/動画切換えスイッチ22は、静止画撮影モードと動画撮影モードとを切換えるための操作部材である。電子カメラ20は、静止画撮影モードにおいて静止画像を撮影し、動画撮影モードにおいて動画像を撮影する。
単写/連写切換えスイッチ23は、静止画撮影モードに切換えられている場合において単写モードと連写モードとを切換えるための操作部材である。電子カメラ20は、静止画撮影モードかつ単写モードの場合に、レリーズボタン21が押下操作されるごとに1コマ撮影を行う。また、電子カメラ20は、静止画撮影モードかつ連写モードの場合、レリーズボタン21の押下操作中に複数コマの撮影を行う。
なお、電子カメラ20は、電子カメラ10からのレリーズコントロール信号に応じてレリーズシーケンス処理を行う場合は、レリーズボタン21および単写/連写切換えスイッチ23の操作状態とは無関係にレリーズシーケンス処理を行う。この場合、レリーズコントロール信号を送る電子カメラ10をマスターカメラ、当該信号を受ける電子カメラ20をスレーブカメラと呼ぶ。本実施形態では、マスターカメラのレリーズシーケンス処理に連動させてスレーブカメラにレリーズシーケンス処理をさせることを同期撮影と呼ぶ。
図2は、図1のカメラシステムによる連動動作に必要な回路を例示する図である。同期撮影用ケーブル30は、2本の信号線と1本のGND線とを含む。2本の信号線のうち1本はレリーズコントロール信号RLSCTRL2の信号線であり、電子カメラ10の端子J1と電子カメラ20の端子J4とを結ぶ。もう1本の信号線は電子カメラ20がレリーズシーケンス中であることを示す信号BUSY2の信号線であり、電子カメラ10の端子J2と電子カメラ20の端子J5とを結ぶ。GND線は、電子カメラ10の端子J3と電子カメラ20の端子J6とを結ぶ。
電子カメラ10のMCU15(マイクロコンピュータユニット)は、電子カメラ10の動作を制御する。MCU15には、レリーズボタン11の押下操作に連動するスイッチからのオン操作信号RLSSW1、静止画/動画切換えスイッチ12からのオン操作信号、単写/連写切換えスイッチ13からのオン操作信号が、それぞれ入力される。各操作信号は、それぞれプルアップ抵抗器Ra、Rb、Rcを介して電源ラインに接続されている。MCU15は、入力信号がHレベルの場合に対応するスイッチが操作されていないと判定し、入力信号がLレベルの場合は対応するスイッチが操作されたと判定する。
MCU15は、インバーターIC18とNPNトランジスタ19を経由して、電子カメラ20へレリーズコントロール信号RLSCTRL2を端子J1からオープンコレクタ出力する。レリーズコントロール信号RLSCTRL2は、電子カメラ20にレリーズシーケンス処理を起動させるための信号である。
また、MCU15は、レリーズシーケンス中の電子カメラ20から送信される信号BUSY2を入力する。信号BUSY2はオープンコレクタ出力であるので、プルアップ抵抗器Rdを介して電源ラインに接続されている。また、信号BUSY2は、インバーターIC16を経由して表示LED14にも接続される。電子カメラ10を操作する撮影者は、この表示LED14の点灯により、電子カメラ20がレリーズシーケンス中であることを知ることができる。なお、抵抗器17は、表示LED14へ流す電流(すなわち、発光輝度)を決定する抵抗器である。
上述した他に、MCU15には不図示のミラーアップ用モーターの駆動回路、不図示のシャッターマグネットの駆動回路、不図示のミラーダウンモーターの駆動回路、不図示のシャッターチャージモーターの駆動回路が接続されている。
電子カメラ20のMCU25(マイクロコンピュータユニット)は、電子カメラ20の動作を制御する。MCU25には、レリーズボタン21の押下操作に連動するスイッチからのオン操作信号RLSSW2、静止画/動画切換えスイッチ22からのオン操作信号、単写/連写切換えスイッチ23からのオン操作信号が、それぞれ入力される。各操作信号は、それぞれプルアップ抵抗器Rf、Rg、Rhを介して電源ラインに接続されている。MCU25は、入力信号がHレベルの場合に対応するスイッチが操作されていないと判定し、入力信号がLレベルの場合は対応するスイッチが操作されたと判定する。
MCU25は、電子カメラ20がレリーズシーケンス中である場合に、インバーターIC26とNPNトランジスタ27を経由して信号BUSY2を電子カメラ10へ端子J5からオープンコレクタ出力する。また、MCU25は、電子カメラ10から送信されるレリーズコントロール信号RLSCTRL2を入力する。上述したように、レリーズコントロール信号RLSCTRL2は電子カメラ20にレリーズシーケンス処理を起動させるための信号である。レリーズコントロール信号RLSCTRL2はオープンコレクタ出力であるので、プルアップ抵抗器Riを介して電源ラインに接続されている。
上述した他に、MCU25には不図示のミラーアップ用モーターの駆動回路、不図示のシャッターマグネットの駆動回路、不図示のミラーダウンモーターの駆動回路、不図示のシャッターチャージモーターの駆動回路が接続されている。
<連動撮影1>
連動撮影の第1の態様として、電子カメラ10(マスターカメラ)が静止画撮影モード(単写モード)で、電子カメラ20(スレーブカメラ)が静止画撮影モードの場合について、図3のタイミングチャートを参照して説明する。
「連動撮影1」では、電子カメラ10(マスターカメラ)のレリーズボタン11を押すたびに、電子カメラ10(マスターカメラ)と電子カメラ20(スレーブカメラ)とが同期して静止画撮影を行う。ただし、電子カメラ10(マスターカメラ)および電子カメラ20(スレーブカメラ)の一方に長秒時のシャッタースピードが設定されている等により、レリーズボタン11の押下操作の際にレリーズシーケンス処理中の場合には、電子カメラ10(マスターカメラ)および電子カメラ20(スレーブカメラ)はいずれも撮影を行わない。
図3において、信号RLSSW1は、電子カメラ10(マスターカメラ)の レリーズボタン11の押下操作に連動するスイッチからのオン操作信号である。信号RLSSW1はLowアクティブ信号であり、レリーズボタンが押下操作されるとLレベル、押下操作されていないとHレベルとなる。
電子カメラ10(マスターカメラ)のMCU15は、レリーズボタンが押下操作されたタイミングで、後述する信号BUSY1および信号BUSY2のレベルチェック(すなわち、電子カメラ10(マスターカメラ)および電子カメラ20(スレーブカメラ)がレリーズシーケンス処理中か否かのレリーズチェック)を行う。
レリーズコントロール信号RLSCTRL1は、電子カメラ10(マスターカメラ)のMCU15の内部信号であり、電子カメラ10自身にレリーズシーケンス処理を起動させるための信号である。信号RLSCTRL1はLowアクティブ信号であり、当該信号RLSCTRL1がLレベルになることにより、電子カメラ10(マスターカメラ)はレリーズシーケンス処理を開始する。MCU15は、レリーズシーケンス処理の中で不図示のミラーアップ用モーターを駆動し、不図示のシャッターマグネットを駆動し、不図示のミラーダウンモーターを駆動し、不図示のシャッターチャージモーターを駆動する。
信号BUSY1はMCU15の内部信号であり、電子カメラ10(マスターカメラ)がレリーズシーケンス中であることを示す信号である。信号BUSY1はLowアクティブ信号であり、電子カメラ10(マスターカメラ)がレリーズシーケンス処理中はLレベル、非レリーズシーケンス処理中にHレベルとなる。
レリーズコントロール信号RLSCTRL2は、上述したように、電子カメラ20(スレーブカメラ)にレリーズシーケンス処理を起動させるための信号である。レリーズコントロール信号RLSCTRL2はLowアクティブ信号であるので、電子カメラ20(スレーブカメラ)のMCU15は、Lレベルの信号RLSCTRL2が入力されるとレリーズシーケンス処理を開始する。MCU15は、レリーズシーケンス処理の中で不図示のミラーアップ用モーターを駆動し、不図示のシャッターマグネットを駆動し、不図示のミラーダウンモーターを駆動し、不図示のシャッターチャージモーターを駆動する。
信号BUSY2は、上述したように、電子カメラ20(スレーブカメラ)がレリーズシーケンス中であることを示す信号である。信号BUSY2はLowアクティブ信号であり、電子カメラ20(スレーブカメラ)がレリーズシーケンス処理中はLレベル、非レリーズシーケンス処理中にHレベルとなる。
<連動撮影1におけるマスターカメラ>
図3に例示するタイミングチャートのように駆動制御するべく、電子カメラ10(マスターカメラ)のMCU15が実行する処理の流れについて、図4〜図6のフローチャートを参照して説明する。MCU15は、信号RLSSW1がLレベルになると、図4の「レリーズボタンによるON割込み」処理を起動させる。図4のステップS20において、MCU15は、「レリーズチェック&処理サブルーチン」を起動させて図4による処理を終了する。
図5は、「レリーズチェック&処理サブルーチン」の流れを説明するフローチャートである。図5においてMA-ST-n(n=1,2,3,4)は、電子カメラ10(マスターカメラ)が静止画撮影モードで単写モード時の分岐を表す。図5のステップS10において、MCU15は、電子カメラ10(マスターカメラ)がレリーズシーケンス中を示す信号BUSY1がHレベルか否かを判定する。MCU15は、信号BUSY1がHレベル(電子カメラ10が非レリーズシーケンス処理中)の場合にステップS10を肯定判定してステップS11へ進む。MCU15は、信号BUSY1がLレベルの場合(電子カメラ10がレリーズシーケンス処理中)にステップS10を否定判定して図5による処理を終了する。MCU15は、レリーズシーケンス処理中である場合は、何もしないで図5による処理を終了する。
ステップS11において、MCU15は、電子カメラ20(スレーブカメラ)がレリーズシーケンス中を示す信号BUSY2がHレベルか否かを判定する。MCU15は、信号BUSY2がHレベル(電子カメラ20が非レリーズシーケンス処理中)の場合にステップS11を肯定判定してステップS15へ進む。MCU15は、信号BUSY2がLレベル(電子カメラ20がレリーズシーケンス処理中)の場合にステップS11を否定判定してステップS12へ進む。
ステップS15において、MCU15は、電子カメラ10(マスターカメラ)が静止画撮影するための「レリーズシーケンス処理」を起動してステップS16へ進む。「レリーズシーケンス処理」は、図5による処理とは独立に、並行して行われる。「レリーズシーケンス処理」の流れについては、図6のフローチャートを参照して後述する。ステップS16において、MCU15は、レリーズコントロール信号RLSCTRL2をLレベルに変化させてステップS17へ進む。ステップS17において、MCU15は、所定時間t1を待ってステップS18へ進む。ステップS18において、MCU15は、レリーズコントロール信号RLSCTRL2をHレベルに変化させて図5による処理を終了する。
上述したように、レリーズコントロール信号RLSCTRL2をLレベルするのは、電子カメラ20(スレーブカメラ)に対して撮影シーケンス処理を開始させるためである。また、レリーズコントロール信号RLSCTRL2を所定時間t1の間Lレベルにするのは、仮に、電子カメラ20(スレーブカメラ)が静止画撮影の連写モードに切換え設定されているとしても、1コマのみ撮影させるためである。たとえば、電子カメラ20(スレーブカメラ)が5コマ/秒の連写能力(すなわち周期200msec)である場合、時間t1をこの時間(200msec)よりも充分小さくしておけば、1コマしか撮影されないからである。
上述したステップS11を否定判定した場合のMCU15は、電子カメラ20(スレーブカメラ)の「撮影シーケンス処理」を止める動作に入る。ステップS12において、MCU15は、レリーズコントロール信号RLSCTRL2をLレベルに変化させてステップS13へ進む。ステップS13において、MCU15は、所定時間t1を待ってステップS14へ進む。ステップS14において、MCU15は、レリーズコントロール信号RLSCTRL2をHレベルに変化させて図5による処理を終了する。
図6は、静止画撮影するための「レリーズシーケンス処理」の流れを説明するフローチャートである。図6のステップS61において、MCU15は、内部信号である信号BUSY1をLレベルに変化させてステップS62へ進む。ステップS62において、MCU15は、ミラーアップのため不図示のミラーアップ用モーターを駆動させてステップS63へ進む。ステップS63において、MCU15は、不図示のシャッターを開駆動させてステップS64へ進む。これにより、静止画撮影開始となる。ステップS64において、MCU15は、設定されているシャッター秒時の経過を待ってステップS65へ進む。
ステップS65において、MCU15は、不図示のシャッターを閉駆動させてステップS66へ進む。これにより、静止画撮影終了となる。ステップS66において、MCU15は、ミラーダウンのため不図示のミラーダウン用モーターを駆動させてステップS67へ進む。ステップS67において、MCU15は、シャッターチャージのため不図示のシャッターチャージモーターを駆動させてステップS68へ進む。ステップS68において、MCU15は、内部信号である信号BUSY1をHレベルに変化させて図6による処理を終了する。
<連動撮影1におけるスレーブカメラ>
図3に例示するタイミングチャートのように駆動制御するべく、電子カメラ20(スレーブカメラ)のMCU15が実行する処理の流れについて、図7〜図9のフローチャートを参照して説明する。MCU15は、レリーズコントロール信号RLSCTRL2がLレベルになると、図7の「レリーズコントロール信号RLSCTRL2による割込み」処理を起動させる。図7のステップS70において、MCU15は、「レリーズチェック&処理サブルーチン」を起動させて図7による処理を終了する。
図8は、「レリーズチェック&処理サブルーチン」の流れを説明するフローチャートである。図8においてSL-ST-n(n=1,2)は、電子カメラ20(スレーブカメラ)が静止画撮影モード時の分岐を表す。図8のステップS30において、MCU15は、電子カメラ20(スレーブカメラ)がレリーズシーケンス中を示す信号BUSY2がHレベルか否かを判定する。MCU15は、信号BUSY2がHレベル(電子カメラ20が非レリーズシーケンス処理中)の場合にステップS30を肯定判定してステップS31へ進む。MCU15は、信号BUSY2がLレベルの場合(電子カメラ20がレリーズシーケンス処理中)にステップS30を否定判定して図8による処理を終了する。MCU15は、レリーズシーケンス処理中である場合は、何もしないで図8による処理を終了する。
ステップS31において、MCU15は、電子カメラ20(スレーブカメラ)が静止画撮影するための「レリーズシーケンス処理」を起動して図8による処理を終了する。「レリーズシーケンス処理」は、図8による処理とは独立に、並行して行われる。「レリーズシーケンス処理」の流れについては、図9のフローチャートを参照して説明する。
図9は、静止画撮影するための「レリーズシーケンス処理」の流れを説明するフローチャートである。図9のステップS91において、MCU15は、信号BUSY2をLレベルに変化させてステップS92へ進む。ステップS92において、MCU15は、ミラーアップのため不図示のミラーアップ用モーターを駆動させてステップS93へ進む。ステップS93において、MCU15は、不図示のシャッターを開駆動させてステップS94へ進む。これにより、静止画撮影開始となる。ステップS94において、MCU15は、設定されているシャッター秒時の経過を待ってステップS95へ進む。
ステップS95において、MCU15は、不図示のシャッターを閉駆動させてステップS96へ進む。これにより、静止画撮影終了となる。ステップS96において、MCU15は、ミラーダウンのため不図示のミラーダウン用モーターを駆動させてステップS69へ進む。ステップS97において、MCU15は、シャッターチャージのため不図示のシャッターチャージモーターを駆動させてステップS98へ進む。ステップS98において、MCU15は、信号BUSY2をHレベルに変化させて図9による処理を終了する。
以上説明したように、静止画撮影モードに切換えられている電子カメラ10(マスターカメラ)は、レリーズボタン11が押下された際に信号BUSY2がHレベル(電子カメラ20(スレーブカメラ)が非レリーズシーケンス処理中)の場合は、静止画1コマ撮影を開始するとともに、レリーズコントロール信号RLSCTRL2を所定時間t1の間Lレベルにする(MA-ST-3)。
また、静止画撮影モードに切換えられている電子カメラ10(マスターカメラ)は、レリーズボタン11が押下された際に信号BUSY2がLレベル(電子カメラ20(スレーブカメラ)がレリーズシーケンス処理中)の場合は、静止画1コマ撮影を開始することなくレリーズコントロール信号RLSCTRL2を所定時間t1の間Lレベルにする(MA-ST-4)。
一方、静止画撮影モードに切換えられている電子カメラ20(スレーブカメラ)は、信号BUSY2がHレベル(電子カメラ20が非レリーズシーケンス処理中)の場合にレリーズコントロール信号RLSCTRL2がLレベルになると、静止画1コマ撮影を開始する(SL-ST-1)。
また、静止画撮影モードに切換えられている電子カメラ20(スレーブカメラ)は、信号BUSY2がLレベル(電子カメラ20がレリーズシーケンス処理中)にレリーズコントロール信号RLSCTRL2がLレベルに変化した場合、これを無視する(SL-ST-2)。なお、静止画撮影モードでは、撮影中のシャッター秒時が経過すれば、自動的に1コマの撮影が終了するように構成されている。
<連動撮影2>
連動撮影の第2の態様として、電子カメラ10(マスターカメラ)が動画撮影モードで、電子カメラ20(スレーブカメラ)が動画撮影モードの場合について、図10のタイミングチャートを参照して説明する。
「連動撮影2」では、1回目に電子カメラ10(マスターカメラ)のレリーズボタン11を押すと、電子カメラ10(マスターカメラ)は動画撮影を開始し、電子カメラ20(スレーブカメラ)は同期して動画撮影を開始する。2回目に電子カメラ10(マスターカメラ)のレリーズボタン11を押すと、電子カメラ10(マスターカメラ)は動画撮影を停止し、電子カメラ20(スレーブカメラ)は同期して動画撮影を停止する。
図10における信号RLSSW1、レリーズチェックタイミング、レリーズコントロール信号RLSCTRL1、信号BUSY1、レリーズコントロール信号RLSCTRL2、信号BUSY2は、それぞれ図3において説明したものと同様である。
<連動撮影2におけるマスターカメラ>
図10に例示するタイミングチャートのように駆動制御するべく、電子カメラ10(マスターカメラ)のMCU15が実行する処理の流れについて、図11〜図14のフローチャートを参照して説明する。MCU15は、信号RLSSW1がLレベルになると、図11の「レリーズボタンによるON割込み」処理を起動させる。図11のステップS110において、MCU15は、「レリーズチェック&処理サブルーチン」を起動させて図11による処理を終了する。
図12は、「レリーズチェック&処理サブルーチン」の流れを説明するフローチャートである。図12においてMA-MV-n(n=1,2,3,4,5,6)は、電子カメラ10(マスターカメラ)が動画撮影モード時の分岐を表す。図12のステップS40において、MCU15は、電子カメラ10(マスターカメラ)がレリーズシーケンス中を示す信号BUSY1がHレベルか否かを判定する。MCU15は、信号BUSY1がHレベル(電子カメラ10が非レリーズシーケンス処理中)の場合にステップS40を肯定判定してステップS47へ進む。MCU15は、信号BUSY1がLレベルの場合(電子カメラ10がレリーズシーケンス処理中)にステップS40を否定判定してステップS41へ進む。
ステップS47において、MCU15は、電子カメラ20(スレーブカメラ)がレリーズシーケンス中を示す信号BUSY2がHレベルか否かを判定する。MCU15は、信号BUSY2がHレベル(電子カメラ20が非レリーズシーケンス処理中)の場合にステップS47を肯定判定してステップS51へ進む。MCU15は、信号BUSY2がLレベル(電子カメラ20がレリーズシーケンス処理中)の場合にステップS47を否定判定してステップS48へ進む。
ステップS51において、MCU15は、電子カメラ10(マスターカメラ)が動画撮影するための「動画撮影開始シーケンス処理」を起動してステップS52へ進む。「動画撮影開始シーケンス処理」は、図12による処理とは独立に、並行して行われる。「動画撮影開始シーケンス処理」の流れについては、図13のフローチャートを参照して後述する。ステップS52において、MCU15は、レリーズコントロール信号RLSCTRL2をLレベルに変化させてステップS53へ進む。ステップS53において、MCU15は、所定時間t1を待ってステップS54へ進む。ステップS54において、MCU15は、レリーズコントロール信号RLSCTRL2をHレベルに変化させて図12による処理を終了する。
上述したように、レリーズコントロール信号RLSCTRL2をLレベルするのは、電子カメラ20(スレーブカメラ)に対して動画撮影処理を開始させるためである。また、レリーズコントロール信号RLSCTRL2を所定時間t1の間Lレベルにするのは、仮に、電子カメラ20(スレーブカメラ)が静止画撮影の連写モードに切換え設定されているとしても、1コマのみ撮影させるためである。たとえば、電子カメラ20(スレーブカメラ)が5コマ/秒の連写能力(すなわち周期200msec)である場合、時間t1をこの時間(200msec)よりも充分小さくしておけば、1コマしか撮影されないからである。
上述したステップS47を否定判定した場合のMCU15は、電子カメラ20(スレーブカメラ)の動画撮影処理を止める動作に入る。ステップS48において、MCU15は、レリーズコントロール信号RLSCTRL2をLレベルに変化させてステップS49へ進む。ステップS49において、MCU15は、所定時間t1を待ってステップS50へ進む。ステップS50において、MCU15は、レリーズコントロール信号RLSCTRL2をHレベルに変化させて図12による処理を終了する。
上述したステップS40を否定判定した場合のMCU15は、ステップS41において、MCU15は、電子カメラ20(スレーブカメラ)がレリーズシーケンス中を示す信号BUSY2がHレベルか否かを判定する。MCU15は、信号BUSY2がHレベル(電子カメラ20が非レリーズシーケンス処理中)の場合にステップS41を肯定判定してステップS46へ進む。MCU15は、信号BUSY2がLレベル(電子カメラ20がレリーズシーケンス処理中)の場合にステップS41を否定判定してステップS42へ進む。
ステップS46において、MCU15は、電子カメラ10(マスターカメラ)が動画撮影終了するための「動画撮影終了シーケンス処理」を起動して図12による処理を終了する。「動画撮影終了シーケンス処理」は、図12による処理とは独立に、並行して行われる。「動画撮影終了シーケンス処理」の流れについては、図14のフローチャートを参照して後述する。
ステップS42において、MCU15は、電子カメラ10(マスターカメラ)が動画撮影終了するための「動画撮影終了シーケンス処理」を起動してステップS43へ進む。「動画撮影終了シーケンス処理」は、図12による処理とは独立に、並行して行われる。「動画撮影終了シーケンス処理」の流れについては、図14のフローチャートを参照して後述する。ステップS44において、MCU15は、レリーズコントロール信号RLSCTRL2をLレベルに変化させてステップS44へ進む。ステップS44において、MCU15は、所定時間t1を待ってステップS45へ進む。ステップS45において、MCU15は、レリーズコントロール信号RLSCTRL2をHレベルに変化させて図12による処理を終了する。
図13は、「動画撮影開始シーケンス処理」の流れを説明するフローチャートである。図13のステップS131において、MCU15は、内部信号である信号BUSY1をLレベルに変化させてステップS132へ進む。ステップS132において、MCU15は、ミラーアップのため不図示のミラーアップ用モーターを駆動させてステップS133へ進む。ステップS133において、MCU15は、不図示のシャッターを開駆動させて図13による処理を終了する。これにより、動画撮影開始となる。
図14は、「動画撮影終了シーケンス処理」の流れを説明するフローチャートである。図14のステップS141において、MCU15は、不図示のシャッターを閉駆動させてステップS142へ進む。これにより、動画撮影終了となる。ステップS142において、MCU15は、ミラーダウンのため不図示のミラーダウン用モーターを駆動させてステップS143へ進む。ステップS143において、MCU15は、シャッターチャージのため不図示のシャッターチャージモーターを駆動させてステップS144へ進む。ステップS144において、MCU15は、内部信号である信号BUSY1をHレベルに変化させて図14による処理を終了する。
<連動撮影2におけるスレーブカメラ>
図10に例示するタイミングチャートのように駆動制御するべく、電子カメラ20(スレーブカメラ)のMCU15が実行する処理の流れについて、図15〜図18のフローチャートを参照して説明する。MCU15は、レリーズコントロール信号RLSCTRL2がLレベルになると、図15の「レリーズコントロール信号RLSCTRL2による割込み」処理を起動させる。図15のステップS150において、MCU15は、「レリーズチェック&処理サブルーチン」を起動させて図15による処理を終了する。
図16は、「レリーズチェック&処理サブルーチン」の流れを説明するフローチャートである。図16においてSL-MV-n(n=1,2)は、電子カメラ20(スレーブカメラ)が動画撮影モード時の分岐を表す。図16のステップS161において、MCU15は、電子カメラ20(スレーブカメラ)がレリーズシーケンス中を示す信号BUSY2がHレベルか否かを判定する。MCU15は、信号BUSY2がHレベル(電子カメラ20が非レリーズシーケンス処理中)の場合にステップS161を肯定判定してステップS162へ進む。MCU15は、信号BUSY2がLレベルの場合(電子カメラ20がレリーズシーケンス処理中)にステップS161を否定判定してステップS163へ進む。
ステップS162において、MCU15は、電子カメラ20(スレーブカメラ)が動画撮影するための「動画撮影開始シーケンス処理」を起動して図16による処理を終了する。「動画撮影開始シーケンス処理」は、図16による処理とは独立に、並行して行われる。「動画撮影開始シーケンス処理」の流れについては、図17のフローチャートを参照して後述する。
ステップS163において、MCU15は、電子カメラ20(スレーブカメラ)が動画撮影終了するための「動画撮影終了シーケンス処理」を起動して図16による処理を終了する。「動画撮影終了シーケンス処理」は、図16による処理とは独立に、並行して行われる。「動画撮影終了シーケンス処理」の流れについては、図18のフローチャートを参照して後述する。
図17は、「動画撮影開始シーケンス処理」の流れを説明するフローチャートである。図17のステップS171において、MCU15は、信号BUSY2をLレベルに変化させてステップS172へ進む。ステップS172において、MCU15は、ミラーアップのため不図示のミラーアップ用モーターを駆動させてステップS173へ進む。ステップS173において、MCU15は、不図示のシャッターを開駆動させて図17による処理を終了する。これにより、動画撮影開始となる。
図18は、「動画撮影終了シーケンス処理」の流れを説明するフローチャートである。図18のステップS181において、MCU15は、不図示のシャッターを閉駆動させてステップS182へ進む。これにより、動画撮影終了となる。ステップS182において、MCU15は、ミラーダウンのため不図示のミラーダウン用モーターを駆動させてステップS183へ進む。ステップS183において、MCU15は、シャッターチャージのため不図示のシャッターチャージモーターを駆動させてステップS184へ進む。ステップS184において、MCU15は、信号BUSY2をHレベルに変化させて図18による処理を終了する。
以上説明したように、動画撮影モードに切換えられている電子カメラ10(マスターカメラ)は、レリーズボタン11が押下された際に信号BUSY2がHレベル(電子カメラ20(スレーブカメラ)が非レリーズシーケンス処理中)の場合は、動画撮影を開始するとともに、レリーズコントロール信号RLSCTRL2を所定時間t1の間Lレベルにする(MA-MV-3)。
また、動画撮影モードに切換えられている電子カメラ10(マスターカメラ)は、レリーズボタン11が押下された際に信号BUSY2がLレベル(電子カメラ20(スレーブカメラ)がレリーズシーケンス処理中)の場合は、動画撮影を開始することなくレリーズコントロール信号RLSCTRL2を所定時間t1の間Lレベルにする(MA-MV-4)。
さらに、動画撮影モードに切換えられている電子カメラ10(マスターカメラ)は、レリーズボタン11が押下された際に自身が動画撮影中(信号BUSY1がLレベル)であると、信号BUSY2がHレベル(電子カメラ20(スレーブカメラ)が非レリーズシーケンス処理中)である場合に、動画撮影を終了する(MA-MV-5)。
さらにまた、動画撮影モードに切換えられている電子カメラ10(マスターカメラ)は、レリーズボタン11が押下された際に自身が動画撮影中(信号BUSY1がLレベル)であると、信号BUSY2がLレベル(電子カメラ20(スレーブカメラ)がレリーズシーケンス処理中)である場合には、動画撮影を終了するとともに、レリーズコントロール信号RLSCTRL2を所定時間t1の間Lレベルにする(MA-MV-6)。
一方、動画撮影モードに切換えられている電子カメラ20(スレーブカメラ)は、信号BUSY2がHレベル(電子カメラ20が非レリーズシーケンス処理中)の場合にレリーズコントロール信号RLSCTRL2がLレベルになると、動画撮影を開始する(SL-MV-1)。
また、動画撮影モードに切換えられている電子カメラ20(スレーブカメラ)は、信号BUSY2がLレベル(電子カメラ20がレリーズシーケンス処理中)にレリーズコントロール信号RLSCTRL2がLレベルに変化すると、動画撮影を終了する(SL-MV-2)。
<連動撮影1の変形>
連動撮影の第1の態様の変形例として、電子カメラ10(マスターカメラ)が静止画撮影モード(単写モード)で、電子カメラ20(スレーブカメラ)が動画撮影モードの場合について、図19のタイミングチャートを参照して説明する。
「連動撮影1の変形」では、1回目に電子カメラ10(マスターカメラ)のレリーズボタン11を押すと、電子カメラ10(マスターカメラ)は静止画撮影を行い、電子カメラ20(スレーブカメラ)は動画撮影を開始する。2回目に電子カメラ10(マスターカメラ)のレリーズボタン11を押すと、電子カメラ10(マスターカメラ)は撮影を行わず、電子カメラ20(スレーブカメラ)は動画撮影を停止する。
図19における信号RLSSW1、レリーズチェックタイミング、レリーズコントロール信号RLSCTRL1、信号BUSY1、レリーズコントロール信号RLSCTRL2、信号BUSY2は、それぞれ図3、図10において説明したものと同様である。
<連動撮影1の変形におけるマスターカメラ>
図19に例示するタイミングチャートのように駆動制御する場合、電子カメラ10(マスターカメラ)のMCU15は、上述した図4〜図6による処理を実行し、電子カメラ20(スレーブカメラ)のMCU15は、上述した図15〜図18による処理を実行する。
連動撮影1の変形では、静止画撮影モードに切換えられている電子カメラ10(マスターカメラ)は、レリーズボタン11が押下された際に信号BUSY2がHレベル(電子カメラ20(スレーブカメラ)が非レリーズシーケンス処理中)の場合は、静止画1コマ撮影を開始するとともに、レリーズコントロール信号RLSCTRL2を所定時間t1の間Lレベルにする(MA-ST-3)。
また、静止画撮影モードに切換えられている電子カメラ10(マスターカメラ)は、レリーズボタン11が押下された際に信号BUSY2がLレベル(電子カメラ20(スレーブカメラ)がレリーズシーケンス処理中)の場合は、静止画1コマ撮影を開始することなくレリーズコントロール信号RLSCTRL2を所定時間t1の間Lレベルにする(MA-ST-4)。
一方、動画撮影モードに切換えられている電子カメラ20(スレーブカメラ)は、信号BUSY2がHレベル(電子カメラ20が非レリーズシーケンス処理中)の場合にレリーズコントロール信号RLSCTRL2がLレベルになると、動画撮影を開始する(SL-MV-1)。
また、動画撮影モードに切換えられている電子カメラ20(スレーブカメラ)は、信号BUSY2がLレベル(電子カメラ20がレリーズシーケンス処理中)にレリーズコントロール信号RLSCTRL2がLレベルに変化すると、動画撮影を終了する(SL-MV-2)。
<連動撮影2の変形>
連動撮影の第2の態様の変形例として、電子カメラ10(マスターカメラ)が動画撮影モードで、電子カメラ20(スレーブカメラ)が静止画撮影モードの場合について、図20のタイミングチャートを参照して説明する。
「連動撮影2の変形」では、1回目に電子カメラ10(マスターカメラ)のレリーズボタン11を押すと、電子カメラ10(マスターカメラ)は動画撮影を開始し、電子カメラ20(スレーブカメラ)は静止画1コマを撮影する。2回目に電子カメラ10(マスターカメラ)のレリーズボタン11を押すと、電子カメラ10(マスターカメラ)は動画撮影を停止し、電子カメラ20(スレーブカメラ)は静止画撮影を行わない。
図19における信号RLSSW1、レリーズチェックタイミング、レリーズコントロール信号RLSCTRL1、信号BUSY1、レリーズコントロール信号RLSCTRL2、信号BUSY2は、それぞれ図3、図10において説明したものと同様である。
<連動撮影2の変形におけるマスターカメラ>
図20に例示するタイミングチャートのように駆動制御する場合、電子カメラ10(マスターカメラ)のMCU15は、上述した図11〜図14による処理を実行し、電子カメラ20(スレーブカメラ)のMCU15は、上述した図7〜図9による処理を実行する。
連動撮影2の変形では、動画撮影モードに切換えられている電子カメラ10(マスターカメラ)は、レリーズボタン11が押下された際に信号BUSY2がHレベル(電子カメラ20(スレーブカメラ)が非レリーズシーケンス処理中)の場合は、動画撮影を開始するとともに、レリーズコントロール信号RLSCTRL2を所定時間t1の間Lレベルにする(MA-MV-3)。
また、動画撮影モードに切換えられている電子カメラ10(マスターカメラ)は、レリーズボタン11が押下された際に信号BUSY2がLレベル(電子カメラ20(スレーブカメラ)がレリーズシーケンス処理中)の場合は、動画撮影を開始することなくレリーズコントロール信号RLSCTRL2を所定時間t1の間Lレベルにする(MA-MV-4)。ただし、電子カメラ20(スレーブカメラ)に長秒時のシャッタースピードが設定されている等により、レリーズボタン11の押下操作の際に電子カメラ20(スレーブカメラ)がレリーズシーケンス処理中の場合には、電子カメラ10(マスターカメラ)は動画撮影を開始しないで信号BUSY2がHレベルになるのを待つ。
さらに、動画撮影モードに切換えられている電子カメラ10(マスターカメラ)は、レリーズボタン11が押下された際に自身が動画撮影中(信号BUSY1がLレベル)であると、信号BUSY2がHレベル(電子カメラ20(スレーブカメラ)が非レリーズシーケンス処理中)である場合に、動画撮影を終了する(MA-MV-5)。
さらにまた、動画撮影モードに切換えられている電子カメラ10(マスターカメラ)は、レリーズボタン11が押下された際に自身が動画撮影中(信号BUSY1がLレベル)であると、信号BUSY2がLレベル(電子カメラ20(スレーブカメラ)がレリーズシーケンス処理中)である場合には、動画撮影を終了するとともに、レリーズコントロール信号RLSCTRL2を所定時間t1の間Lレベルにする(MA-MV-6)。なお、2回目のレリーズボタン11の操作時に静止画撮影モードのカメラ(スレーブカメラ)が長秒時のシャッタースピードなどでレリーズシーケンス処理中の場合でも、電子カメラ10(マスターカメラ)は動画撮影を停止する。
一方、静止画撮影モードに切換えられている電子カメラ20(スレーブカメラ)は、信号BUSY2がHレベル(電子カメラ20が非レリーズシーケンス処理中)の場合にレリーズコントロール信号RLSCTRL2がLレベルになると、静止画1コマ撮影を開始する(SL-ST-1)。
また、静止画撮影モードに切換えられている電子カメラ20(スレーブカメラ)は、信号BUSY2がLレベル(電子カメラ20がレリーズシーケンス処理中)にレリーズコントロール信号RLSCTRL2がLレベルに変化した場合、これを無視する(SL-ST-2)。なお、静止画撮影モードでは、撮影中のシャッター秒時が経過すれば、自動的に1コマの撮影が終了するように構成されている。
<連動撮影3>
連動撮影の第3の態様として、電子カメラ10(マスターカメラ)が静止画撮影モード(連写モード)で、電子カメラ20(スレーブカメラ)が静止画撮影モードの場合について、図21、および図22のタイミングチャートを参照して説明する。
「連動撮影3」では、電子カメラ10(マスターカメラ)のレリーズボタン11を押すと、電子カメラ10(マスターカメラ)と電子カメラ20(スレーブカメラ)とが同期して静止画撮影を行う。電子カメラ10(マスターカメラ)のレリーズボタン11をそのまま押している間、電子カメラ10(マスターカメラ)と電子カメラ20(スレーブカメラ)は同期して静止画撮影の連写を行う。すなわち、電子カメラ10(マスターカメラ)と電子カメラ20(スレーブカメラ)とでシャッタースピードが異なっていたとしても、各コマの撮影開始タイミングが電子カメラ10(マスターカメラ)と電子カメラ20(スレーブカメラ)とで揃う。
電子カメラ10(マスターカメラ)のレリーズボタン11を離すと、電子カメラ10(マスターカメラ)と電子カメラ20(スレーブカメラ)とが連写を終了する。なお、電子カメラ10(マスターカメラ)および電子カメラ20(スレーブカメラ)のシャッタースピードの違いにより、電子カメラ10(マスターカメラ)および電子カメラ20(スレーブカメラ)の連写終了タイミングは一致しない。図21は、電子カメラ10(マスターカメラ)の連写終了タイミングが電子カメラ20(スレーブカメラ)の連写終了タイミングより早い場合のタイミングチャートである。図22は、電子カメラ10(マスターカメラ)の連写終了タイミングが電子カメラ20(スレーブカメラ)の連写終了タイミングより遅い場合のタイミングチャートである。
図21、図22における信号RLSSW1、レリーズチェックタイミング、レリーズコントロール信号RLSCTRL1、信号BUSY1、レリーズコントロール信号RLSCTRL2、信号BUSY2は、それぞれ図3、図10において説明したものと同様である。
<連動撮影3におけるマスターカメラ>
図21、22に例示するタイミングチャートのように駆動制御するべく、電子カメラ10(マスターカメラ)のMCU15が実行する処理の流れについて、図23〜図26のフローチャートを参照して説明する。MCU15は、信号RLSSW1がLレベルになると、図23の「レリーズボタンによるON割込み」処理を起動させる。図23のステップS230において、MCU15は、「レリーズチェック&処理サブルーチン」を起動させてステップS231へ進む。ステップS231において、MCU15は、タイマー割り込み設定をして図23による処理を終了する。
図24は、「レリーズチェック&処理サブルーチン」の流れを説明するフローチャートである。図24においてMA-STC-n(n=1,2,3,4)は、電子カメラ10(マスターカメラ)が静止画撮影モードで連写モード時の分岐を表す。図24のステップS241において、MCU15は、電子カメラ10(マスターカメラ)がレリーズシーケンス中を示す信号BUSY1がHレベルか否かを判定する。MCU15は、信号BUSY1がHレベル(電子カメラ10が非レリーズシーケンス処理中)の場合にステップS241を肯定判定してステップS242へ進む。MCU15は、信号BUSY1がLレベルの場合(電子カメラ10がレリーズシーケンス処理中)にステップS241を否定判定して図24による処理を終了する。MCU15は、電子カメラ10がレリーズシーケンス処理中である場合は、何もしないで図24による処理を終了する。
ステップS242において、MCU15は、電子カメラ20(スレーブカメラ)がレリーズシーケンス中を示す信号BUSY2がHレベルか否かを判定する。MCU15は、信号BUSY2がHレベル(電子カメラ20が非レリーズシーケンス処理中)の場合にステップS242を肯定判定してステップS243へ進む。MCU15は、信号BUSY2がLレベル(電子カメラ20がレリーズシーケンス処理中)の場合にステップS242を否定判定して図24による処理を終了する。MCU15は、電子カメラ20がレリーズシーケンス処理中である場合も、何もしないで図24による処理を終了する。
ステップS243において、MCU15は、電子カメラ10(マスターカメラ)が静止画撮影するための「レリーズシーケンス処理」を起動してステップS244へ進む。「レリーズシーケンス処理」は、図24による処理とは独立に、並行して行われる。「レリーズシーケンス処理」の流れについては、図6のフローチャートを参照して上述したとおりである。ステップS244において、MCU15は、レリーズコントロール信号RLSCTRL2をLレベルに変化させてステップS245へ進む。ステップS245において、MCU15は、所定時間t1を待ってステップS246へ進む。ステップS246において、MCU15は、レリーズコントロール信号RLSCTRL2をHレベルに変化させて図24による処理を終了する。
上述したように、レリーズコントロール信号RLSCTRL2をLレベルするのは、電子カメラ20(スレーブカメラ)に対して撮影シーケンス処理を開始させるためである。また、レリーズコントロール信号RLSCTRL2を所定時間t1の間Lレベルにするのは、電子カメラ20(スレーブカメラ)が静止画撮影の連写モードに切換え設定されている場合に、1コマのみ撮影させるためである。たとえば、電子カメラ20(スレーブカメラ)が5コマ/秒の連写能力(すなわち周期200msec)である場合、時間t1をこの時間(200msec)よりも充分小さくしておけば、1コマしか撮影されないからである。
図25は、「タイマー割込み処理」の流れを説明するフローチャートである。前述のステップS231においてタイマー割込みが設定されると、MCU15に所定時間ごとにタイマー割込みが発生する。図25のステップS250において、MCU15は、タイマー割込みに応じて「レリーズチェック&処理サブルーチン」を実行する。
MCU15は、信号RLSSW1がHレベルになると、図26の「レリーズボタンによるOFF割込み」処理を起動させる。図26のステップS261において、MCU15は、タイマー割り込み設定を解除してステップS262へ進む。タイマー割り込み設定の解除によってタイマー割り込みが入らなくなる。
図26においてMA-STC-n(n=5,6,7,8)は、電子カメラ10(マスターカメラ)が静止画撮影モードで連写モード時の分岐を表す。ステップS262において、MCU15は、電子カメラ10(マスターカメラ)がレリーズシーケンス中を示す信号BUSY1がHレベルか否かを判定する。MCU15は、信号BUSY1がHレベル(電子カメラ10が非レリーズシーケンス処理中)の場合にステップS262を肯定判定してステップS263へ進む。MCU15は、信号BUSY1がLレベルの場合(電子カメラ10がレリーズシーケンス処理中)にステップS262を否定判定して当該判定処理を繰り返す。
ステップS263において、MCU15は、電子カメラ20(スレーブカメラ)がレリーズシーケンス中を示す信号BUSY2がHレベルか否かを判定する。MCU15は、信号BUSY2がHレベル(電子カメラ20が非レリーズシーケンス処理中)の場合にステップS263を肯定判定して図26による処理を終了する。MCU15は、信号BUSY2がLレベル(電子カメラ20がレリーズシーケンス処理中)の場合にステップS263を否定判定してステップS264へ進む。
ステップS263を否定判定した場合のMCU15は、電子カメラ20(スレーブカメラ)の「撮影シーケンス処理」を止める動作に入る。ステップS264において、MCU15は、レリーズコントロール信号RLSCTRL2をLレベルに変化させてステップS265へ進む。ステップS265において、MCU15は、所定時間t1を待ってステップS266へ進む。ステップS266において、MCU15は、レリーズコントロール信号RLSCTRL2をHレベルに変化させて図26による処理を終了する。
以上説明したように、静止画撮影モードで連写モードに切換えられている電子カメラ10(マスターカメラ)は、レリーズボタン11が押下された際に信号BUSY2がHレベル(電子カメラ20(スレーブカメラ)が非レリーズシーケンス処理中)の場合は、静止画1コマ撮影を開始するとともに、レリーズコントロール信号RLSCTRL2を所定時間t1の間Lレベルにする(MA-STC-3)。
また、静止画撮影モードで連写モードに切換えられている電子カメラ10(マスターカメラ)は、レリーズボタン11が押下された際に信号BUSY2がLレベル(電子カメラ20(スレーブカメラ)がレリーズシーケンス処理中)の場合は何もしない(MA-STC-4)。
さらに、静止画撮影モードで連写モードに切換えられている電子カメラ10(マスターカメラ)は、タイマー割り込みが発生した際に信号BUSY2がHレベル(電子カメラ20(スレーブカメラ)が非レリーズシーケンス処理中)の場合は(図22に対応)何もしない(MA-STC-7)。
さらにまた、静止画撮影モードで連写モードに切換えられている電子カメラ10(マスターカメラ)は、タイマー割り込みが発生した際に信号BUSY2がLレベル(電子カメラ20(スレーブカメラ)がレリーズシーケンス処理中)の場合は(図21に対応)レリーズコントロール信号RLSCTRL2を所定時間t1の間Lレベルにする(MA-STC-8)。
<連動撮影3の変形>
連動撮影の第3の態様の変形例として、電子カメラ10(マスターカメラ)が静止画撮影モード(連写モード)で、電子カメラ20(スレーブカメラ)が動画撮影モードの場合について、図27、図28のタイミングチャートを参照して説明する。
「連動撮影3の変形」では、電子カメラ10(マスターカメラ)のレリーズボタン11を押すと、電子カメラ10(マスターカメラ)は1コマ静止画撮影を行い、電子カメラ20(スレーブカメラ)は動画撮影を開始する。電子カメラ10(マスターカメラ)のレリーズボタン11を押し続けていても、電子カメラ10(マスターカメラ)は連写撮影を行わず、電子カメラ20(スレーブカメラ)は動画撮影を継続する。
電子カメラ10(マスターカメラ)のレリーズボタン11を離すと、電子カメラ20(スレーブカメラ)は動画撮影を停止する(図27に対応)。ただし、電子カメラ10(マスターカメラ)に長秒時のシャッタースピードが設定されていることにより、電子カメラ10(マスターカメラ)のレリーズボタン11を離した時点で電子カメラ10(マスターカメラ)がレリーズシーケンス処理中であった場合には、電子カメラ10(マスターカメラ)のレリーズシーケンス処理が終了したときに電子カメラ20(スレーブカメラ)が動画撮影を停止する(図28に対応)。
図27、図28における信号RLSSW1、レリーズチェックタイミング、レリーズコントロール信号RLSCTRL1、信号BUSY1、レリーズコントロール信号RLSCTRL2、信号BUSY2は、それぞれ図21、図22において説明したものと同様である。
<連動撮影3の変形におけるマスターカメラ>
図27、図28に例示するタイミングチャートのように駆動制御する場合、電子カメラ10(マスターカメラ)のMCU15は、上述した図23〜図26による処理を実行し、電子カメラ20(スレーブカメラ)のMCU15は、上述した図15〜図18による処理を実行する。
連動撮影3の変形では、静止画撮影モード(連写モード)に切換えられている電子カメラ10(マスターカメラ)は、レリーズボタン11が押下された際に信号BUSY2がHレベル(電子カメラ20(スレーブカメラ)が非レリーズシーケンス処理中)の場合は、静止画1コマ撮影を開始するとともに、レリーズコントロール信号RLSCTRL2を所定時間t1の間Lレベルにする(MA-STC-3)。
また、静止画撮影モード(連写モード)に切換えられている電子カメラ10(マスターカメラ)は、レリーズボタン11が押下された際に信号BUSY2がLレベル(電子カメラ20(スレーブカメラ)がレリーズシーケンス処理中)の場合は、静止画1コマ撮影を開始することなく、レリーズコントロール信号RLSCTRL2をLレベルにすることもない(MA-STC-4)。
さらに、静止画撮影モード(連写モード)に切換えられている電子カメラ10(マスターカメラ)は、タイマー割り込みが発生した際に信号BUSY1がLレベル(電子カメラ10(マスターカメラ)がレリーズシーケンス処理中)の場合は、電子カメラ10(マスターカメラ)がレリーズシーケンス処理を終了するのを待つ(MA-STC-5、図28に対応)。
静止画撮影モード(連写モード)に切換えられている電子カメラ10(マスターカメラ)は、信号BUSY1がHレベル(電子カメラ10(マスターカメラ)が非レリーズシーケンス処理中)の場合に(MA-STC-6)、レリーズコントロール信号RLSCTRL2を所定時間t1の間Lレベルにする(MA-STC-8、図27、図28に対応)。
一方、動画撮影モードに切換えられている電子カメラ20(スレーブカメラ)は、信号BUSY2がHレベル(電子カメラ20が非レリーズシーケンス処理中)の場合にレリーズコントロール信号RLSCTRL2がLレベルになると、動画撮影を開始する(SL-MV-1)。
また、動画撮影モードに切換えられている電子カメラ20(スレーブカメラ)は、信号BUSY2がLレベル(電子カメラ20がレリーズシーケンス処理中)にレリーズコントロール信号RLSCTRL2がLレベルに変化すると、動画撮影を終了する(SL-MV-2)。
以上説明した実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)レリーズシーケンス処理をスレーブカメラ20との間で連動して行うマスターカメラ10は、レリーズボタン11と、スレーブカメラ20をレリーズ制御するためのレリーズコントロール信号をスレーブカメラ20へ送信するMCU15と、スレーブカメラ20がレリーズシーケンス中か否かを示す信号BUSY2をスレーブカメラ20から受信するMCU15と、レリーズボタン11の操作に基づく所定のタイミングにおいて、MCU15で受信された信号BUSY2がレリーズシーケンス中を示す場合にレリーズコントロール信号をスレーブカメラ20へ送信するようにMCU15を制御するMCU15と、を備えるので、連動相手のスレーブカメラ20が静止画撮影するモードであるのか動画撮影するモードであるのかわからない場合でも、マスターカメラ10とスレーブカメラ20との間で適切にレリーズシーケンス処理を連動させ得る。
(2)上記(1)のスレーブカメラ20は、非レリーズシーケンス中にレリーズコントロール信号を受けるとレリーズシーケンス処理を開始してレリーズシーケンス中を示す信号BUSY2を送信し、動画記録のためのレリーズシーケンス中にレリーズコントロール信号を受けるとレリーズシーケンス処理を終了して非レリーズシーケンス中を示す信号BUSY2を送信し、静止画記録のためのレリーズシーケンス中にレリーズコントロール信号を受けると当該コマに対する処理を行ってからレリーズシーケンス処理を終了して非レリーズシーケンス中を示す信号BUSY2を送信する。これにより、スレーブカメラ20が静止画撮影する場合も、動画撮影する場合も、マスターカメラ10とスレーブカメラ20との間で適切にレリーズシーケンス処理を連動させ得る。
(3)上記(2)の場合のマスターカメラ10は、静止画記録モードと動画記録モードとを切替えるMCU15を備える。MCU15によって静止画記録モードに切替えられている場合、MCU15は、当該カメラ10が非レリーズシーケンス中、かつスレーブカメラ20がレリーズシーケンス中の場合にレリーズコントロール信号をスレーブカメラ20へ送信するようにMCU15を制御するので、マスターカメラ10とスレーブカメラ20との間で適切にレリーズシーケンス処理を連動させ得る。
(4)上記(2)の場合のマスターカメラ10は、静止画記録モードと動画記録モードとを切替えるMCU15を備える。MCU15によって動画記録モードに切替えられている場合、MCU15は、当該カメラ10がレリーズシーケンス中、かつスレーブカメラ20がレリーズシーケンス中の場合にレリーズコントロール信号をスレーブカメラ20へ送信するようにMCU15を制御するので、マスターカメラ10とスレーブカメラ20との間で適切にレリーズシーケンス処理を連動させ得る。
(5)上記(4)の場合のマスターカメラ10において、MCU15は、レリーズコントロール信号の送信とともに当該カメラ10のレリーズシーケンス処理を終了させるので、マスターカメラ10とスレーブカメラ20との間で適切にレリーズシーケンス処理を連動させ得る。
(6)上記(4)の場合のマスターカメラ10において、MCU15は、当該カメラ10が非レリーズシーケンス中、かつスレーブカメラ20がレリーズシーケンス中の場合にレリーズコントロール信号をスレーブカメラ20へ送信するようにMCU15を制御するので、マスターカメラ10とスレーブカメラ20との間で適切にレリーズシーケンス処理を連動させ得る。
(7)上記(2)の場合のマスターカメラ10において、レリーズボタン11が操作されている間は連写撮影する連写モードに切替えられている場合のMCU15は、レリーズボタン11の操作解除に応じて当該カメラ10がレリーズシーケンス処理を終了したとき、スレーブカメラ20がレリーズシーケンス中の場合にリーズコントロール信号をスレーブカメラ20へ送信するようにMCU15を制御するので、マスターカメラ10とスレーブカメラ20との間で適切にレリーズシーケンス処理を連動させ得る。
(8)上記(7)のマスターカメラ10において、MCU15は、レリーズボタン11の操作解除に応じて当該カメラ10がレリーズシーケンス処理を終了したとき、スレーブカメラ20が非レリーズシーケンス中の場合にはレリーズコントロール信号をスレーブカメラ20へ送信することを禁じるようにしたので、マスターカメラ10とスレーブカメラ20との間で適切にレリーズシーケンス処理を連動させ得る。
(9)上記(2)の場合のマスターカメラ10において、レリーズボタン11が操作されている間は連写撮影する連写モードに切替えられている場合のMCU15は、レリーズボタン11が操作解除されたとき、当該カメラ10が非レリーズシーケンス中、かつスレーブカメラ20がレリーズシーケンス中の場合にレリーズコントロール信号をスレーブカメラ20へ送信するようにMCU15を制御するので、マスターカメラ10とスレーブカメラ20との間で適切にレリーズシーケンス処理を連動させ得る。
(10)上記(9)のマスターカメラ10において、MCU15はさらに、レリーズボタン11が操作解除された状態で当該カメラ10がレリーズシーケンス処理を終了したとき、スレーブカメラ20がレリーズシーケンス中の場合にレリーズコントロール信号をスレーブカメラ20へ送信するようにMCU15を制御するので、マスターカメラ10とスレーブカメラ20との間で適切にレリーズシーケンス処理を連動させ得る。
(11)上記(1)〜(10)のいずれかのマスターカメラ10において、MCU15はさらに、レリーズボタン11が操作されたとき、当該カメラ10が非レリーズシーケンス中、かつスレーブカメラ20が非レリーズシーケンス中の場合にレリーズコントロール信号をスレーブカメラ20へ送信するようにMCU15を制御するので、マスターカメラ10とスレーブカメラ20との間で適切にレリーズシーケンス処理を連動させ得る。
(変形例)
上述した説明は、電子カメラ10をマスターカメラに、電子カメラ20をスレーブカメラとして使用する例を説明した。この代わりに、どちらの電子カメラもマスターカメラとして動作し得る構成にしてもよい。
図29は、変形例のカメラシステムによる連動動作に必要な回路を例示する図である。変形例では、電子カメラ10Aと電子カメラ20Aとが同期撮影用ケーブル30Aによって接続されている。電子カメラ10Aおよび20Aのうち、レリーズボタンが先に操作された側の電子カメラをマスターカメラ、マスターカメラからの信号を受ける電子カメラをスレーブカメラとする。
同期撮影用ケーブル30Aは、双方向の2系統の信号線と1本のGND線とを含む。2系統の信号線のうち1系統はレリーズコントロール信号RLSCTRL2の信号線であり、電子カメラ10Aの端子J1、J1Bと、電子カメラ20Aの端子J4B、J4とをそれぞれ結ぶ。もう1系統の信号線は電子カメラがレリーズシーケンス中であることを示す信号BUSY2の信号線であり、電子カメラ10Aの端子J2、J2Bと、電子カメラ20Aの端子J5B、J5とをそれぞれ結ぶ。GND線は、電子カメラ10の端子J3と電子カメラ20の端子J6とを結ぶ。
電子カメラ10AのMCU15A(マイクロコンピュータユニット)は、電子カメラ10Aの動作を制御する。上述した図2の場合と共通の信号には、同じ符号を付して説明を省略する。電子カメラ10Aにおけるプルアップ抵抗器Reは、電子カメラ20Aのプルアップ抵抗器Riと同様である。インバーターIC41とNPNトランジスタ42は、それぞれ電子カメラ20AのインバーターIC26とNPNトランジスタ27と同様である。
電子カメラ20AのMCU25A(マイクロコンピュータユニット)は、電子カメラ20Aの動作を制御する。上述した図2の場合と共通の信号には、同じ符号を付して説明を省略する。電子カメラ20Aにおけるプルアップ抵抗器Rjは、電子カメラ10Aのプルアップ抵抗器Rdと同様である。インバーターIC51とNPNトランジスタ52は、それぞれ電子カメラ10AのインバーターIC18とNPNトランジスタ19と同様である。
また、電子カメラ20AにおけるインバーターIC53、表示LED54および抵抗器55は、それぞれ電子カメラ10AのインバーターIC16、表示LED14および抵抗器17と同様である。
MCU15AおよびMCU25Aは、それぞれ、信号RLSCTRL2および信号RLSCTRL2’がHレベルの場合にマスターカメラおよびスレーブカメラの関係が成立していないと判断する。MCU15Aは、マスターカメラおよびスレーブカメラの関係が成立していない状態で信号RLSSW1がLレベルになると、マスターカメラになったと判断する。
マスターカメラとしてのMCU15Aは、インバーターIC18とNPNトランジスタ19を経由して、端子J1から出力するレリーズコントロール信号RLSCTRL2を所定時間Lレベルにするとともに、インバーターIC41とNPNトランジスタ42を経由して、Lレベルである自身の内部信号BUSY1を信号BUSY2’として端子J2Bから出力する。
一方、マスターカメラおよびスレーブカメラの関係が成立していない状態でレリーズコントロール信号RLSCTRL2がLレベルになると、MCU25Aはスレーブカメラになったと判断する。スレーブカメラとしてのMCU25Aは、インバーターIC26とNPNトランジスタ27を経由して端子J5から出力する信号BUSY2をLレベルにする。
マスターカメラとしてのMCU15Aは、レリーズシーケンス処理を終了すると、端子J2Bから出力する信号BUSY2’をHレベルとする。なお、端子J2から入力される信号BUSY2のレベルチェックをしながらレリーズコントロール信号RLSCTRL2を所定時間Lレベルにする点は、上述した実施形態と同様である。
スレーブカメラとしてのMCU25Aは、レリーズシーケンス処理を終了すると、端子J5から出力する信号BUSY2をHレベルにする。
同様に、MCU25Aは、マスターカメラおよびスレーブカメラの関係が成立していない状態で信号RLSSW1がLレベルになると、マスターカメラになったと判断する。マスターカメラとしてのMCU25Aは、インバーターIC51とNPNトランジスタ52を経由して、端子J4Bから出力するレリーズコントロール信号RLSCTRL2’を所定時間Lレベルにするとともに、インバーターIC26とNPNトランジスタ27を経由して、Lレベルである自身の内部信号BUSY1を信号BUSY2として端子J5から出力する。
他方、マスターカメラおよびスレーブカメラの関係が成立していない状態でレリーズコントロール信号RLSCTRL2’がLレベルになると、MCU15Aはスレーブカメラになったと判断する。スレーブカメラとしてのMCU15Aは、インバーターIC41とNPNトランジスタ42を経由して端子J2Bから出力する信号BUSY2’をLレベルにする。
変形例の構成でも、連動相手のカメラが静止画撮影するのか動画撮影するのかわからない場合でも適切にレリーズシーケンス処理を連動させることができる。
以上の説明はあくまで一例であり、上記の実施形態の構成に何ら限定されるものではない。
10、10A…マスターカメラ
11、21…レリーズボタン
12、22…静止画/動画切換えスイッチ
13、23…単写/連写切換えスイッチ
14、54…表示LED
15、15A、25、25A…MCU
16、18、26、41、51、53…インバーターIC
19、27、42、52…NPNトランジスタ
20、20A…スレーブカメラ
30、30A…同期撮影用ケーブル

Claims (11)

  1. レリーズシーケンス処理を外部カメラとの間で連動して行うカメラにおいて、
    レリーズ操作部材と、
    前記外部カメラをレリーズ制御するための第1信号を前記外部カメラへ送信する送信手段と、
    前記外部カメラがレリーズシーケンス中か否かを示す第2信号を外部カメラから受信する受信手段と、
    前記レリーズ操作部材の操作に基づく所定のタイミングにおいて、前記受信手段で受信された前記第2信号がレリーズシーケンス中を示す場合に前記第1信号を前記外部カメラへ送信するように前記送信手段を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とするカメラ。
  2. 請求項1に記載のカメラにおいて、
    前記外部カメラは、非レリーズシーケンス中に前記第1信号を受けるとレリーズシーケンス処理を開始してレリーズシーケンス中を示す前記第2信号を送信し、動画記録のためのレリーズシーケンス中に前記第1信号を受けるとレリーズシーケンス処理を終了して非レリーズシーケンス中を示す前記第2信号を送信し、静止画記録のためのレリーズシーケンス中に前記第1信号を受けると当該コマに対する処理を行ってからレリーズシーケンス処理を終了して非レリーズシーケンス中を示す前記第2信号を送信することを特徴とするカメラ。
  3. 請求項2に記載のカメラにおいて、
    静止画記録モードと動画記録モードとを切替える切替手段をさらに備え、
    前記切替手段によって前記静止画記録モードに切替えられている場合、前記制御手段は、当該カメラが非レリーズシーケンス中、かつ前記外部カメラがレリーズシーケンス中の場合に前記第1信号を前記外部カメラへ送信するように前記送信手段を制御することを特徴とするカメラ。
  4. 請求項2に記載のカメラにおいて、
    静止画記録モードと動画記録モードとを切替える切替手段をさらに備え、
    前記切替手段によって前記動画記録モードに切替えられている場合、前記制御手段は、当該カメラがレリーズシーケンス中、かつ前記外部カメラがレリーズシーケンス中の場合に前記第1信号を前記外部カメラへ送信するように前記送信手段を制御することを特徴とするカメラ。
  5. 請求項4に記載のカメラにおいて、
    前記制御手段はさらに、前記第1信号の送信とともに当該カメラのレリーズシーケンス処理を終了させることを特徴とするカメラ。
  6. 請求項4に記載のカメラにおいて、
    前記制御手段はさらに、当該カメラが非レリーズシーケンス中、かつ前記外部カメラがレリーズシーケンス中の場合に前記第1信号を前記外部カメラへ送信するように前記送信手段を制御することを特徴とするカメラ。
  7. 請求項2に記載のカメラにおいて、
    前記レリーズ操作部材が操作されている間は連写撮影する連写モードに切替えられている場合、前記制御手段は、前記レリーズ操作部材の操作解除に応じて当該カメラがレリーズシーケンス処理を終了したとき、前記外部カメラがレリーズシーケンス中の場合に前記第1信号を前記外部カメラへ送信するように前記送信手段を制御することを特徴とするカメラ。
  8. 請求項7に記載のカメラにおいて、
    前記制御手段はさらに、前記レリーズ操作部材の操作解除に応じて当該カメラがレリーズシーケンス処理を終了したとき、前記外部カメラが非レリーズシーケンス中の場合には前記第1信号を前記外部カメラへ送信することを禁じることを特徴とするカメラ。
  9. 請求項2に記載のカメラにおいて、
    前記レリーズ操作部材が操作されている間は連写撮影する連写モードに切替えられている場合、前記制御手段は、前記レリーズ操作部材が操作解除されたとき、当該カメラが非レリーズシーケンス中、かつ前記外部カメラがレリーズシーケンス中の場合に前記第1信号を前記外部カメラへ送信するように前記送信手段を制御することを特徴とするカメラ。
  10. 請求項9に記載のカメラにおいて、
    前記制御手段はさらに、前記レリーズ操作部材が操作解除された状態で当該カメラがレリーズシーケンス処理を終了したとき、前記外部カメラがレリーズシーケンス中の場合に前記第1信号を前記外部カメラへ送信するように前記送信手段を制御することを特徴とするカメラ。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
    前記制御手段はさらに、前記レリーズ操作部材が操作されたとき、当該カメラが非レリーズシーケンス中、かつ前記外部カメラが非レリーズシーケンス中の場合に前記第1信号を前記外部カメラへ送信するように前記送信手段を制御することを特徴とするカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018164248A (ja) * 2017-03-27 2018-10-18 パナソニックIpマネジメント株式会社 撮像装置

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