JP2013181897A - 取締装置の探知システム、及び、このシステムで用いられる携帯型端末及びレーダ探知機 - Google Patents

取締装置の探知システム、及び、このシステムで用いられる携帯型端末及びレーダ探知機 Download PDF

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Abstract

【課題】車両が移動式の取締装置に接近した場合についても正確に警報することができる取締装置の探知システム、このシステムで用いられる携帯型端末及びレーダ探知機を提供する。
【解決手段】レーダ探知機が搭載された車両のうち、移動式の取締装置の近傍を通過する最初の一台がマイクロ波を受信すると、その受信位置に関する自車位置日時情報がサーバに送信され、サーバに取締情報として蓄積される。一方、その一台目以外の車両は、その移動式の取締装置に関する取締情報をサーバから受信すれば、レーダ探知機1を搭載した車両がその移動式の取締装置に接近した場合、警報がなされる。従って、この取締装置の探知システムを用いると、車両が移動式の取締装置に接近した場合についても正確に警報することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、取締装置の探知システム、及び、このシステムで用いられる携帯型端末及びレーダ探知機に関する。
従来より、速度違反取締装置(以下「取締装置」という)から発せられる速度探知波(レーダー波、マイクロ波ともいう)を受信すると警報を発するレーダ探知機が知られている(特許文献1)。
しかし、街中では、取締装置が発する速度探知波の周波数と同じかあるいはこれに近い周波数のマイクロ波が、取締装置以外の多くの機器から発せられているため、この方式のレーダ探知機では誤検知が問題となっていた。
この誤検知を解消するため、近年のレーダ探知機は、固定式の取締装置の設置場所を記憶するメモリと、GPSを利用して、このレーダ探知機を搭載した車両の現在位置を把握するための測位用アンテナ等とを備えている。
このレーダ探知機では、固定式の取締装置については、レーダ探知機を搭載した車両が、メモリに記憶された取締装置の設置場所に車両が近づくと警報を発するよう構成されているため、固定式の取締装置については正確に警報することができる。
特開2011−158361号公報
しかし、従来のレーダ探知機では、正確に警報を行い得るのは固定式のものであり、移動式の取締装置については、正確に検知することができなかった。
本発明は、上記点に鑑み、車両が移動式の取締装置に接近した場合についても正確に警報することができる取締装置の探知システムを提供することを目的とする。
本発明の取締装置の探知システムは、上記目的を達成するため、取締装置から発せられる速度探知波を検出する検出手段(10、11)と、前記検出手段が速度探知波を受信すると警報を発する第1警報手段(21、22、S38)と、現在位置を認識する現在位置認識手段(10、12)と、前記検出手段で前記速度探知波を検出したら、この検出がなされたときに前記現在位置認識手段で認識されている現在位置の位置情報を公衆通信回線を介して送信する送信手段と(23,S39)、複数の前記送信手段から受信した前記位置情報を取締情報として蓄積する取締情報蓄積手段(3)と、前記取締情報蓄積手段に蓄積された前記取締情報を公衆通信回線を介して受信する受信手段と(23、S33)、前記受信手段で受信した前記取締情報が示す位置と前記現在位置認識手段で認識された現在位置とを比較して、現在位置が、前記取締情報が示す位置から予め定められた第1範囲内である場合、警報を発する第2警報手段と(21、22、S36)を備えることを特徴とする。
このように、本発明のシステムが適用された車両が複数あり、これらの車両のうち移動式の取締装置の近傍を通過する最初の一台が、その取締装置から発せられる速度探知波を検出手段により受信すると、送信手段により速度探知波を受信した現在位置の位置情報が取締情報蓄積手段に送信される。
そして、その位置情報が取締情報として取締情報蓄積手段に蓄積される。
一方、その一台目以外の車両は、その移動式の取締装置に関する取締情報を取締情報蓄積手段から受信すれば、その移動式の取締装置に接近した場合、第2警報手段により警報がなされる。
つまり、検出手段による速度探知波の検出によらなくても、移動式の取締装置に接近した場合警報がなされる。
従って、本発明の取締装置の探知システムを用いると、車両が移動式の取締装置に接近した場合についても正確に警報することができる。
尚、取締情報蓄積手段に対し複数の送信手段から同一地点の位置情報が送信されてきた場合、位置情報が送信されてくるたび、取締情報として蓄積されている情報を更新してもよいし、更新を行わないようにしてもよい。
次に、請求項2に記載された取締装置の探知システムのように、検出手段が検出した速度探知波が取締装置から発せられたものか判定する判定手段を備えるようにしてもよい。
このようにすると、移動式の取締装置の近傍を最初に通過する車両でも、取締装置から発せられる速度探知波の検出するの有無を正確に判断できるので、移動式の取締装置に接近したか否かを正確に判定することができる。
この判定手段を備える場合、請求項3に記載したように、第1警報手段については、検出手段が検出した速度探知波が、取締装置から発せられているものであると判定手段が判定した場合、警報を発するようにしてもよい。
このようにすると、移動式の取締装置の近傍を最初に通過する車両でも、移動式の取締装置に接近したことを正確に警報することができる。
また、判定手段を備える場合、請求項4に記載したように、送信手段については、検出手段が検出した速度探知波が、取締装置から発せられているものであると判定手段が判定した場合、位置情報を公衆通信回線を介して送信するようにしてもよい。
このようにすると取締情報の信頼性が向上する。
尚、取締装置で用いられる速度探知波は、一定の周波数帯域のマイクロ波が用いられているが、例えば、自動ドアなどでも、同じ周波数帯域のマイクロ波が用いられているので、受信手段は、自動ドア等のマイクロ波を速度探知波として受信する可能性がある。
しかし、自動ドア等のマイクロ波は、取締装置から発せられるものより、出力が弱い。
そのため、上記判定手段では、一定以上の強さのマイクロ波(速度取締波)を受信したら、取締装置から発せられたマイクロ波を受信したと判定してもよいし、その他の方法で判定してもよい。
次に、請求項5に記載したように、送信手段は、位置情報とともに、速度探知波を検出した時間についての時間情報を公衆通信回線を介して送信するようにしてもよい。
このように、取締情報蓄積手段に蓄積される取締情報としては、その用途に応じて、速度取締波を検出した位置情報だけでなく、速度探知波を検出した時間についての時間情報やその他の情報を含むものでもよい。
尚、請求項6に記載したように、請求項1〜5のいずれか1項に記載の探知システムにおいて、第1警報手段、送信手段、受信手段及び第2警報手段を備える携帯型端末と、検出手段及び現在位置認識手段を備えるレーダ探知機とを備え、レーダ探知機と携帯型端末とは無線で通信可能に形成されていてもよい。
また、第1警報手段又は第2警報手段による警報の手法は、携帯型端末がモニタを備える場合、そのモニタ上に警報画面を表示したり、スピーカを備える場合、警報音を発するようにしてもよい。この場合、第1警報手段による警報と第2警報手段による警報とを峻別できるようにするとよい。
次に、請求項7に記載したように、請求項6に記載の取締装置の探知システムにおいて、携帯型端末と取締情報蓄積手段とは、公衆通信網を介して無線通信可能に構成されているとよい。公衆通信網は、携帯電話等の通信網でもよいし、インターネット等の通信網でもどのようなものでもよい。
次に、請求項8に記載したように、請求項1〜7のいずれか1項に記載の探知システムにおいて、受信手段は、第1範囲より広い予め定められた第2範囲内の取締情報を取締情報蓄積手段から受信するようにするとよい。
第2範囲としては、例えば、全国でもよいし、検出手段を搭載した車両が位置する市町村とこれに隣接する市町村や、その車両から半径10km圏内など、どのように定めてもよい。
ナビゲーション装置から、現在位置から目的地までの走行ルートに関する情報を取得できる場合、その走行ルートを第2範囲としてもよい。
次に、請求項9に記載したように、請求項1〜8のいずれか1項に記載の探知システムにおいて、取締情報蓄積手段については、送信手段から位置情報を受信してから、予め定められた保存期間を経過したら、位置情報に基づく取締情報を削除する第1削除手段を備えるようにしてもよい。
また、請求項10に記載したように、請求項1〜9のいずれか1項に記載の取締装置の探知システムにおいて、取締情報蓄積手段は、複数の検出手段によって同一の地点で速度探知波を検出しているため繰り返し受信されていた位置情報が、受信されなくなってから予め定められた時間経過した場合、蓄積されていた当該地点の取締情報を削除する第2削除手段を備えるようにしてもよい。
これら請求項9や10が備える第1〜第2の削除手段を備えれば、請求項9の保存期間や請求項10の位置情報が受信されなくなってから予め定められた時間が経過すれば、移動式の取締装置から発される速度探知波を検出することによって取締情報蓄積手段に蓄積される取締情報が消去されるので、移動式の取締装置による取り締まりが終了した位置での警報が行われることを防止することができる。
次に、請求項11に記載したように、人の操作を受け付ける操作受付手段を備え、送信手段は、この操作受付手段が人の操作を受け付けたとき、この操作が受け付けられたときに現在位置認識手段で認識されている現在位置の位置情報を公衆通信回線を介して送信するようにしてもよい。
このようにすると、例えば、移動式の取締装置が設置される準備がなされているときに、その準備がなされている場所を通過した車両において、操作受付手段が操作されると、その場所の位置情報が取締情報として取締情報蓄積手段に蓄積されるので、その後、取り締まりが開始されたときに、その場所を通過する車両において第2警報手段による警報が行われることとなる。
従って、本発明のように構成すると、取り締まりが開始されて始めて通過する車両についても警報がなされるので、車両が移動式の取締装置に接近した場合についてより正確に警報することができる。
次に、請求項12に記載したように、請求項1〜11のいずれか1項に記載の探知システムにおいて、検出手段が取り付けられる車両の外部の風景を撮像する撮像手段と、この撮像手段が撮像した画像が、取り締まりの様子を撮像したものか識別する取締識別手段と、を備え、送信手段は、取締識別手段により撮像した画像が取締の様子を撮像したものと識別した場合、この識別がされたときに現在位置認識手段で認識されている現在位置の位置情報を公衆通信回線を介して送信するようにしてもよい。
このようにすると、警報の制度をより高めることができる。ここで、取締の様子とは、例えば、(公序良俗違反につき、不掲載)の様子をいう。
また、取締識別手段は、例えば、(公序良俗違反につき、不掲載)するものでもよい。
次に、請求項13に記載したように、請求項1〜12のいずれか1項に記載の探知システムにおいて、緊急車両から発せられる無線機の電波を受信する受信手段を備え、送信手段は、受信手段で受信した電波の強さが予め定められた強さ以上である場合、受信手段で電波を受信した現在位置の位置情報を公衆通信回線を介して送信するようにしてもよい。
このようにすると緊急車両への接近についても警報を行うことができる。
また、請求項14に記載したように、請求項1〜13のいずれか1項に記載の探知システムにおいて、検出手段を備える車両の稼働状態に関する稼働状態情報を、車両から取得する稼働情報取得手段と、稼働状態情報を取締情報蓄積手段に送信する稼働情報送信手段と、取締情報蓄積手段に蓄積された稼働状態情報から予め定められた条件に基づいて作成した作成情報を受信する作成情報受信手段と、この作成情報受信手段で受信した情報を報知する報知手段とを備えることを特徴とする。
作成情報とは、例えば、燃費情報、走行距離情報、最高速度情報等をランキング形式で表示するための情報や、車両そのものや検出手段等の起動時に、その起動情報を取締情報蓄積手段に送信した結果に基づく稼働台数に関する情報などである。
次に、請求項15に記載したように、請求項1〜14のいずれか1項に記載の取締装置の探知システムにおいて、取締情報に基づいて第2警報手段により警報が行われる場所で、検出手段により速度探知波が検出されなかった場合、取締情報蓄積手段に蓄積された当該場所の取締情報を削除する第3削除手段を備えるようにしてもよい。
このようにすると、無駄な警報がなされることが防止される。尚、削除は、速度探知波が一度検出されなかった場合だけでなく、一定件数検出されなかった場合に、取締情報を削除するようにしてもよい。
次に、請求項16に記載したように、請求項1〜15のいずれか1項に記載の取締装置の探知システムにおいて、検出手段による検出が行われ、位置情報を取締情報蓄積手段に送信している装置の台数を算出し、この算出した台数に関する情報を受信手段の側で表示する台数表示手段を備えるようにしてもよい。
このようにすると、本発明のシステムにおいて、速度検知波を検出している検出手段の台数がわかるので、本発明の探知システムの信頼性がユーザーに一目でわかる。
次に、請求項17に記載したように、請求項1〜16のいずれか1項に記載の取締装置の探知システムにおいて、路線上に固定されている前記取締装置については、前記検出手段が該取締装置から速度探知波を受信しても第1警報手段による警報を発することを禁止する警報禁止手段を備えるようにしてもよい。
この警報禁止手段としては、取締情報蓄積手段から受信する取締情報に、この取締情報が路線上に固定されている取締装置のものか識別する識別子を含ませておき、この識別子を有する取締情報が示す位置で速度探知波を受信しても第1警報手段による警報を発しないようにしてもよい。
また、取締情報蓄積手段に蓄積するのは、移動式の取締装置の取締情報のみとし、固定式の取締装置の位置情報については、別途記憶する記憶装置を設けておき、この固定式の取締装置の位置情報に基づいて警報を行う場合は、マイクロ波を検出して行う第1警報手段による警報は行わないようにしてもよい。
尚、本発明の探知システムでは、請求項18に記載したように、第1警報手段、送信手段、受信手段及び第2警報手段を備える携帯型端末や、請求項19に記載したように、
検出手段と、現在位置認識手段とを備えるレーダ探知機を用いてもよい。
因みに、上記各手段等の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記各手段等の括弧内の符号に示された具体的手段等に限定されるものではない。
本実施形態の取締装置の探知システムの全体構成を示す模式図である。 本実施形態の取締装置の探知システムを構成する各装置のブロック図である。 本実施形態の取締装置の探知システムで行われる処理のフローチャートである。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
[取締装置の探知システムを構成する各種装置の構成]
本実施形態の取締装置の探知システムは、図1に示すように、各車両に設置されるレーダ探知機1と、各車両内に持ち込まれ、無線により公衆通信回線と通信可能に接続された携帯型端末2と、公衆通信回線と通信可能に接続されたサーバ3とにより構成される。
レーダ探知機1は、図2(a)に示すように、このレーダ探知機1全体を制御するコンピュータ装置からなる制御装置10と、速度違反取締装置(以下「取締装置」という)から発せられるマイクロ波(本発明の速度探知波に相当する)を受信する検出用アンテナ11と、グローバルポジショニングシステム(以下「GPS」という)用の通信衛星から、現在位置測位用の電波を受信する測位用アンテナ12と、通信規格としてブルートゥース(登録商標)を利用し、携帯型端末2と無線で通信する個別通信装置13と、を備えている。
このレーダ探知機1は、ユーザーの車両に取り付けられる。
携帯型端末2は、図2(b)に示すように、この携帯型端末2全体を制御するコンピュータ装置からなる制御装置20と、警報画面等を表示するモニタ21と、警報音等を出力するスピーカ22と、公衆通信回線(図1参照)と無線で通信するための公衆通信装置23と、通信規格としてブルートゥース(登録商標)を利用し、レーダ探知機1と無線で通信するための個別通信装置24と、を備えている。
この携帯型端末2は、ユーザーにより車内に持ち込まれる。
尚、本実施形態では、レーダ探知機1と携帯型端末2とは、1対1対応で通信可能に構成されており、組合せが異なるレーダ探知機1と携帯型端末2とは通信することができないよう設定されている。
サーバ3は、図2(c)に示すように、このサーバ3全体を制御するコンピュータ装置からなる制御装置30と、公衆通信回線と通信するための公衆通信装置31と、各携帯型端末2から受信する各種情報を蓄積する記憶装置32とを備えている。
サーバ3は、各携帯型端末2と公衆通信回線を介して通信することができる。
またサーバ3には、固定式の取締装置については、その位置情報が取締情報として予め記憶されている。
[取締装置の探知システムでの処理]
次に、上記のように構成されたレーダ探知機1と、携帯型端末2と、サーバ3の各制御装置10、20、30で行われる各処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。
尚、特に示さない限り、各フローチャートの処理は、ステップ番号の小さいものから大きいものに順に実行されるものとして説明する。
まず、レーダ探知機1の制御装置10で実行される処理(以下「探知機側処理」という)(S1)について説明する。
この探知機側処理は、図示しない電源スイッチがオンされると開始され、この処理が開始されると、まず、R/D起動信号の送信を開始する処理(S10)が実行される。
この処理(S10)により、レーダ探知機1から携帯型端末2に、レーダ探知機1が動作していることを示す信号(以下「R/D起動信号」という)が、所定時間毎に無線で送信する処理が開始される。
次に、S11では、測位用アンテナ12を用いてGPS衛星から受信した測位用信号から、現在位置を算出する処理が開始される。算出された現在位置を示す位置情報は、制御装置10が備える図示しないRAM等のメモリに記憶され、新しい位置情報が算出されるたびに更新される。
また、S11では、GPS衛星から受信した測位用信号には、日時を示す情報が含まれているので、現在位置を示す位置情報が算出されるたび、この測位用信号に含まれる日時を示す日時情報が、現在位置の位置情報とともにメモリに記憶される。
次に、S12の処理が実行される。
後述するように、図3に示した携帯型端末2で実行される処理(以下「携帯側処理」という)が開始されると、レーダ探知機1と同様、携帯型端末2が動作していることを示す信号(以下「携帯起動信号」という)が所定時間毎にレーダ探知機1に無線で送信されてくるので、このS12では、この信号を個別通信装置13を介して受信しているか否か、すなわち携帯側処理が実行されているかを判断する処理が実行される。
この処理(S12)で、携帯型端末2から、携帯起動信号が送られてきていないと判断されたら(S12:NO)、再びS10以下の処理を実行して待機する。
一方、この処理(S12)で、携帯型端末2から、携帯起動信号が送られてきていると判断されたら(S12:YES)、次に、S14の処理が実行される。
S14では、検出用アンテナ11により、取締装置から発射されるマイクロ波を受信したか待機する処理が開始される。
S16では、S14での処理を開始することにより、検出用アンテナ11が受信したマイクロ波が取締装置から発射されたマイクロ波か否かを判定している。
街中には、自動ドア等から取締装置から発射されるものより弱いもののマイクロ波が至るところから発射されている。
そのため、このS16では、検出用アンテナ11が受信したマイクロ波が取締装置から発射される強度のものか判定する処理が実行される。
この判定(S16)で、検出用アンテナ11が受信したマイクロ波が取締装置から発射されたものではないと判定されると(S16:NO)、次にS20の処理が実行され、取締装置から発射されたものであると判定されると(S16:YES)、次にS18の処理が実行される。
S18では、レーダ探知機1が取締装置から発射されたマイクロ波を受信したことを知らせる受信通知信号を携帯型端末2に個別通信装置13を介して送信する処理を実行する。
S20では、携帯起動信号の受信がされているか否か、すなわち、携帯側処理が実行されているかを判定する処理が実行される。
この判定(S20)で、レーダ探知機1側で携帯起動信号の受信が一定時間以上できない場合は(S20:NO)、本処理(S1)を終了し、携帯起動信号の受信が一定時間間隔毎になされている場合は(S20:YES)、再度S16以下の処理を実行する。
次に、携帯型端末2で実行される携帯側処理について説明する。
この携帯側処理は、携帯型端末2にインストールされた携帯側処理のアプリケーションの実行が、携帯型端末の操作者によって指示されると開始される。
この携帯側処理の処理が開始されると、まずS30の処理が実行され、前述したS10の処理により、レーダ探知機1から送信されるR/D起動信号の受信を待機する処理が開始される。
S31では、R/D起動信号が受信されたか、すなわち、レーダ探知機1の電源スイッチがオンされ、レーダ探知機1が起動しているか否かが判定される。
この判定(S31)により、レーダ探知機1が起動していると判定された場合は(S31:NO)、次にS32の処理が実行され、起動していないと判定された場合は(S31:YES)待機する処理が実行される。
S32では、携帯起動信号送信処理が実行される。
この処理(S32)が実行されると、個別通信装置24を介して、携帯型端末2において携帯側処理のアプリケーションが実行されていることを示す信号(以下「携帯起動信号」という)を、所定時間毎にレーダ探知機1に無線で送信する処理が開始される。
S33では、サーバ3から取締情報(1)を取得する処理が実行される。
この取締情報は、全国(本発明の第2範囲に相当する)の取締装置の位置情報を少なくとも含む情報である。
S34では、探知機側処理のS11において算出され、レーダ探知機1の制御装置10のメモリに記憶された現在位置の位置情報、及び、これとともに記憶された日時情報をレーダ探知機1から取得する処理を実行する。
尚、以下、現在位置の位置情報及び日時情報を合わせて、自車位置日時情報(2)と呼ぶ。
S35では、S33で取得した取締情報と、S34で取得した自車位置日時情報とに基づいて、レーダ探知機1を搭載している自車両が、取締装置に予め定められた距離(本発明の第1範囲に相当する)まで近づいているか、すなわち警報条件に一致するか判定する処理が実行される。
この処理(S35)において、自車両が取締装置に近づいていると判定された場合は(S35:YES)、S36の処理を実行し、近づいて以内と判定された場合は(S35:NO)、S37の処理を実行する。
S36では、モニタ21に警報を示す画像を表示するとともに、スピーカ22から警報音を出力する処理を実行する。
S37では、レーダ探知機1が取締装置から発射されたマイクロ波を受信したときに、レーダ探知機1から携帯型端末2に通知される受信通知信号を受信したか、判定する処理が実行される。
この判定(S37)において、受信通知信号を受信したと判定したら(S37:YES)、次に、S38の処理を実行し、受信通知信号を受信していないと判定したら(S37:NO)、次に、S40の処理を実行する。
S38では、モニタ21に警報を示す画像を表示するとともに、スピーカ22から警報音を出力する処理を実行する。これら画像と警報音は、S36のものと同じものでも異なるものでもよい。
S39では、自車位置日時情報をサーバ3に送信する処理を実行する。
S40では、レーダ探知機1のS10の処理が実行されることによってレーダ探知機1から送信されるR/D起動信号の受信がされているか、すなわち、探知機側処理が実行されているか、判定する処理が実行される。
この判定(S40)で、携帯側端末2側でR/D起動信号の受信ができない場合は(S40:NO)、本処理(S2)を終了し、R/D起動信号の受信がなされている場合は(S40:YES)、再びS33以下の処理を実行する。
尚、S40後に行われるS33の処理では、新しい取締情報がサーバ3に蓄積されたか否かを携帯型端末2からサーバ3に問い合わせ、新しい取締情報が蓄積されたとの回答があった場合に、更新された取締情報を取得する処理が実行される。
新しい取締情報がない場合は、S33の処理は実行されずS34以下の処理が実行される。
次に、サーバ3で実行される処理(以下「取締情報蓄積処理」という)について説明する。
このサーバ3は、メンテナンスその他の事情がない限り、24時間稼働している。
このサーバ3では、S50及びS51の処理が繰り返し実行される。
S50では、公衆通信回線を介して接続された各携帯型端末2から取締情報(1)の送信要求があるごとに、そのとき記憶装置32に記憶された最新の取締情報を送信する処理を実行する。
また、S51では、各携帯型端末2から自車位置日時情報が送られてくると、その自車位置日時情報を取締情報として記憶装置32に蓄積する処理を実行する。
尚、複数の携帯型端末2から同じ位置情報を含む自車位置日時情報が送られてくる場合、その情報を無視してもよいし、順次取締情報として更新してもよいし、すべて記憶するようにしてもよい。また、すべて記憶する場合でも、一定時間経過したら消去するようにしてもよい。
また、同じ位置情報という場合、点で捉えてもよいが、取締装置から発されるマイクロ波の受信位置が諸条件により異なるので、点ではなく一定の面積をもった範囲として捉えてもよい。すなわち、先にサーバ3に記憶されている取締情報があり、その後自車位置日時情報が受信され、これを取締情報として記憶する場合、先に記憶されている取締情報と、これから取締情報として記憶される情報とが、同じ位置情報か否かは、先に記憶されている位置情報から一定範囲内に、後に記憶される取締情報が含まれる場合、同じ位置情報と判断してもよい。
[本実施形態の特徴的な作用効果]
本実施形態では、取締装置の探知システムが適用されたレーダ探知機1が搭載された車両が複数あり、また、それらの車両には、サーバ3と公衆通信回線を介して通信可能な携帯型端末2が配置されているもとで実現される。
このレーダ探知機1が搭載された車両のうち、移動式の取締装置の近傍を通過する最初の一台が、その取締装置から発せられるマイクロ波(本発明の「速度探知波」に相当)を受信すると、その受信位置がサーバ3に取締情報として蓄積される。
そして、その一台目以外の車両は、その移動式の取締装置に関する取締情報をサーバ3から受信すれば、レーダ探知機1を搭載した車両がその移動式の取締装置に接近した場合、マイクロ波の検出によらなくても、サーバ3から受信した取締情報に基づいて警報がなされる(S36)。
従って、本実施形態の取締装置の探知システムを用いると、車両が、固定式の取締装置に接近した場合だけでなく、移動式の取締装置に接近した場合についても正確に警報することができる。
次に、上記実施形態のS16では、測位用アンテナ12が検出したマイクロ波が取締装置から発せられたものか判定しているが、このような判定を行うことで、取締情報の信頼性が向上するとともに、移動式の取締装置の近傍を通過する最初の車両についても、正確な警報を行うことができる(S38)。
[対応関係]
本実施形態の検出用アンテナ11は本発明の検出手段に相当し、また、S38の処理は第1警報手段に、S11の現在位置を位置情報が算出されるたびメモリに記憶された位置情報を更新する処理は現在位置認識手段に相当する。
また、本実施形態のS18及びS39の処理は本発明の送信手段に相当し、S33の処理は受信手段に、S36の処理は第2警報手段に相当する。
また、本実施形態のサーバ3は本発明の取締情報蓄積手段に相当する。
[その他の実施形態]
(その1)
上記実施形態では、S33において、全国(本発明の第2範囲に相当)の取締情報を取得しているが、例えば、車両が位置する市町村とこれに隣接する市町村や、その車両から半径10km圏内の取締情報を取得する等、どのような範囲の取締情報を取得するかはどのようにしてもよい。
また、携帯型端末2がS33の処理においてサーバ3から取得する取締情報としては、ナビゲーション装置と連継する場合、現在位置から目的地までの走行ルートに関する取締情報を取得するようにしてもよい。
(その2)
次に、S39から自車位置日時情報をサーバ3が受信することにより取締情報としてサーバ3に蓄積される位置情報については、その取締情報を受信してから予め定められた保存期間を経過したら削除するようにしてもよい(本発明の第1削除手段に相当する)。
また、同一の地点で複数のレーダ探知機1によりマイクロ波が検出され、マイクロ波が検出される毎に自車位置日時情報がサーバ3に送られ続けている場合、サーバ3側で自車位置日時情報が受信されなくなってから予め定められた時間経過したら、蓄積されていた当該地点の取締情報を削除するようにしてもよい(本発明の第2削除手段に相当する)。
具体的には、例えば時間帯を決めて午前9時から午後5時まで移動式の取締装置による速度取締が行われている場合、この時間帯には自車位置日時情報がサーバ3に送られてくるが、午後5時を過ぎて速度取締が終了すると自車位置日時情報がサーバ3に送られてこなくなる。
そのため、その場合、午後5時から一定時間経過したら、時間帯を決めて移動式の取締装置による速度取締が行われている場所の取締情報については、一定時間経過したら削除するようにする。
このようにすれば、S36による無駄な警報が行われることが防止される。
尚、同一の地点とは、まったく同じ地点でなくてもよく、ある一定の面積をもった範囲でもよい。
(その3)
次に、レーダ探知機1又は携帯型端末2に操作ボタン(本発明の「操作受付手段」に相当する)を備え、この操作ボタンが操作されたとき、レーダ探知機1で認識している現在位置の位置情報を、自車位置日時情報としてサーバ3に送信するようにしてもよい。
この場合、移動式の取締装置が設置される準備がなされているときに、その準備がなされている場所を通過した車両の乗員が所持する携帯型端末2の操作ボタンをその乗員が操作すると、その場所の位置情報が取締情報としてサーバ3に蓄積されるので、その後、取り締まりが開始されたときに、その場所を通過する車両においてS36の処理で警報が行われることとなる。
そのためこのようにすると、取り締まりが開始されて始めて通過する車両についても警報がなされるので、車両が移動式の取締装置に接近した場合についてより正確に警報することができる。
(その4)
次に、レーダ探知機1に、車両の外部の風景を撮像するカメラ(本発明の「撮像手段」に相当する)を備え、このカメラが撮像した画像が、取締の様子を撮像したものか識別する処理を制御装置10で実行するようにしてもよい。
そして、制御装置10により取締の様子を撮像したものと識別した場合、この識別がされたときに認識されている現在位置の位置情報を、携帯型端末2を介して自車位置日時情報として送信するようにしてもよい。
このようにすると、警報の制度をより高めることができる。ここで、取締の様子とは、例えば、検問等の様子をいう。検問時には、緊急車両や、警察官、検問用の旗等が撮影されるので、これらが撮影されているか否かにより取締の様子が撮影されているか判定するようにするとよい。
尚、取締の様子を撮像したものか識別する処理を実行する制御装置10が、本発明の取締識別手段に相当する。
(その5)
次に、レーダ探知機1を備える車両の稼働状態に関する稼働状態情報を、車両から取得し(本発明の「稼働情報取得手段」に相当する)と、この稼働状態情報をサーバ3に送信し(本発明の「稼働情報送信手段」に相当する)と、サーバ3に蓄積された稼働状態情報から予め定められた条件に基づいて作成した作成情報を受信し(本発明の「作成情報受信手段」に相当する)、この受信した情報を報知する(本発明の「報知手段」に相当する)とを備えるようにしてもよい。
尚、作成情報とは、例えば、燃費情報、走行距離情報、最高速度情報等をランキング形式で表示するための情報や、車両そのものや検出手段等の起動時に、その起動情報をサーバ3に送信した結果に基づく稼働台数に関する情報などである。
(その6)
次に、取締情報に基づいて警報が行われる場所で、検出用アンテナ11により速度探知波が検出されなかった場合、サーバ3に蓄積された当該場所の取締情報を削除するようにしてもよい(本発明の第3削除手段に相当する)。このようにすると、無駄な警報がなされることが防止される。
(その7)
次に、検出用アンテナ11による検出が行われ、位置情報をサーバ3に送信している携帯型端末2の台数を算出し、その算出した台数に関する情報を携帯型端末2のモニタ21に表示するようにしてもよい(本発明の台数表示手段に相当する)。このようにすると、マイクロ波を検出しているレーダ探知機1の台数がわかるので、探知システムの信頼性がユーザーに一目でわかる。
(その他)
(1)上記実施形態では、レーダ探知機1と携帯型端末2との間の通信の通信規格としてブルートゥース(登録商標)を用いたが、Wi−fi(登録商標)や3Gの通信規格を用いてもよい。
(2)また、上記実施形態では、過去に移動式の取締装置が設置されたことがある場所(過去の設置場所)を記憶しておく機能については説明していなかったが、このような機能を備えていてもよいことはもちろんである。
この過去の設置場所を記憶するのは、レーダ探知機1又は携帯型端末2のいずれでもよい。
そして、この過去の設置場所を記憶する場合は、その場所に本実施形態のレーダ探知機1を設置し、車内に携帯型端末2を配置した車両が近づいた場合、接近を知らせる警報がなされ、その後、レーダ探知機1でマイクロ波が検出されなかった場合は、警報を解除し、マイクロ波が検出された場合は、マイクロ波を検出したことを示す警報がされるようにしてもよい。
(3)上記実施形態では、レーダ探知機1の側に測位用アンテナ12を備えている例について説明したが、携帯型端末2に備えられていてもよい。
この場合、図3に示すS11で行われる現在位置算出処理は、携帯側端末2で実行される携帯側処理のS31においてレーダ探知機1が実行された(S31:YES)と判断されたら実行するようにするとよい。
尚、測位用アンテナ12は、レーダ探知機1及び携帯型端末2のいずれにも備えられていてもよい。
(4)上記実施形態の携帯側処理では、S40後に再びS33の処理が行われる場合、新しい取締情報がサーバ3に蓄積されたか否かを携帯型端末2からサーバ3に問い合わせを行っていると説明したが、この点、例えば以下のようにしてもよい。
例えば、先にS33の処理が行われた後、一定時間経過するまでは、S40の後にS33に処理ループが戻ってもS33の処理は行わず、その一定時間が経過した後に、処理ループがS40からS33に戻ってきたとき、S33の処理を実行するようにしてもよい。
ここでいう一定時間は、予め決められた時間でもよいし、ユーザーが任意に変更できるようにしてもよい。
また、一定時間経過後に実行されるS33では、全ての取締情報をサーバ3からダウンロードするようにしてもよいし、先のS33の処理から更新された取締情報のみをダウンロードするようにしてもよい。
(5)上記実施形態の携帯側処理では、S40後に再びS33の処理が行われる場合、新しい取締情報がサーバ3に蓄積されたか否かを携帯型端末2からサーバ3に問い合わせを行っていると説明したが、この点、例えば以下のようにしてもよい。
例えば、先にS33の処理が行われた後、車両が一定距離移動(例えば10km)するまでは、S40の後にS33に処理ループが戻ってもS33の処理は行わず、その一定距離移動した後に、処理ループがS40からS33に戻ってきたとき、S33の処理を実行するようにしてもよい。
ここでいう一定距離は、予め決められた距離でもよいし、ユーザーが任意に変更できるようにしてもよい。
また、一定距離移動後に実行されるS33では、全ての取締情報をサーバ3からダウンロードするようにしてもよいし、先のS33の処理から更新された取締情報のみをダウンロードするようにしてもよい。
尚、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
1… レーダ探知機 2… 携帯型端末 3… サーバ 10… 制御装置
11… 検出用アンテナ 12… 測位用アンテナ 13… 個別通信装置
20… 制御装置 21… モニタ 22… スピーカ 23… 公衆通信装置
24… 個別通信装置 30… 制御装置 31… 公衆通信装置 32… 記憶装置。

Claims (19)

  1. 取締装置から発せられる速度探知波を検出する検出手段と、
    前記検出手段が速度探知波を受信すると警報を発する第1警報手段と、
    現在位置を認識する現在位置認識手段と、
    前記検出手段で前記速度探知波を検出したら、この検出がなされたときに前記現在位置認識手段で認識されている現在位置の位置情報を公衆通信回線を介して送信する送信手段と、
    複数の前記送信手段から受信した前記位置情報を取締情報として蓄積する取締情報蓄積手段と、
    前記取締情報蓄積手段に蓄積された前記取締情報を公衆通信回線を介して受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した前記取締情報が示す位置と前記現在位置認識手段で認識された現在位置とを比較して、現在位置が、前記取締情報が示す位置から予め定められた第1範囲内である場合、警報を発する第2警報手段と
    を備えることを特徴とする取締装置の探知システム。
  2. 請求項1に記載の取締装置の探知システムにおいて、
    前記検出手段が検出した速度探知波が取締装置から発せられたものか判定する判定手段を備えることを特徴とする取締装置の探知システム。
  3. 請求項2に記載の取締装置の探知システムにおいて、
    前記第1警報手段は、
    前記検出手段が検出した速度探知波が、取締装置から発せられているものであると前記判定手段が判定した場合、警報を発することを特徴とする取締装置の探知システム。
  4. 請求項2,3のいずれか1項に記載の取締装置の探知システムにおいて、
    前記送信手段は、
    前記検出手段が検出した速度探知波が、取締装置から発せられているものであると前記判定手段が判定した場合、前記位置情報を公衆通信回線を介して送信することを特徴とする取締装置の探知システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の取締装置の探知システムにおいて、
    前記送信手段は、
    前記位置情報とともに、前記速度探知波を検出した時間についての時間情報を公衆通信回線を介して送信することを特徴とする取締装置の探知システム。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の取締装置の探知システムにおいて、
    前記第1警報手段、前記送信手段、前記受信手段及び前記第2警報手段を備える携帯型端末と、
    前記検出手段及び前記現在位置認識手段を備えるレーダ探知機とを
    備え、
    前記レーダ探知機と前記携帯型端末とは無線で通信可能に形成されていることを特徴とする取締装置の探知システム。
  7. 請求項6に記載の取締装置の探知システムにおいて、
    前記携帯型端末は、無線により公衆通信網を介して前記取締情報蓄積手段と通信可能に構成されていることを特徴とする取締装置の探知システム。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の取締装置の探知システムにおいて、
    前記受信手段は、
    前記第1範囲より広い予め定められた第2範囲内の前記取締情報を前記取締情報蓄積手段から受信することを特徴とする取締装置の探知システム。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の取締装置の探知システムにおいて、
    前記取締情報蓄積手段は、
    前記送信手段から前記位置情報を受信してから予め定められた保存期間を経過したら、前記位置情報に基づく前記取締情報を削除する第1削除手段
    を備えることを特徴とする取締装置の探知システム。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の取締装置の探知システムにおいて、
    前記取締情報蓄積手段は、
    複数の前記検出手段によって同一の地点で前記速度探知波を検出しているため繰り返し受信されていた前記位置情報が、受信されなくなってから予め定められた時間経過した場合、蓄積されていた当該地点の前記取締情報を削除する第2削除手段
    を備えることを特徴とする取締装置の探知システム。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の取締装置の探知システムにおいて、
    人の操作を受け付ける操作受付手段を備え、
    前記送信手段は、
    前記操作受付手段が人の操作を受け付けたとき、該操作が受け付けられたときに前記現在位置認識手段で認識されている現在位置の位置情報を公衆通信回線を介して送信することを特徴とする取締装置の探知システム。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の取締装置の探知システムにおいて、
    前記検出手段が取り付けられる車両の外部の風景を撮像する撮像手段と、
    該撮像手段が撮像した画像が、取り締まりの様子を撮像したものか識別する取締識別手段と、
    を備え、
    前記送信手段は、
    前記取締識別手段により撮像した画像が取締の様子を撮像したものと識別した場合、この識別がされたときに前記現在位置認識手段で認識されている現在位置の位置情報を公衆通信回線を介して送信する
    ことを特徴とする取締装置の探知システム。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の取締装置の探知システムにおいて、
    緊急車両から発せられる無線機の電波を受信する受信手段を備え、
    前記送信手段は、
    前記受信手段で受信した電波の強さが予め定められた強さ以上である場合、前記受信手段で電波を受信した現在位置の位置情報を公衆通信回線を介して送信する
    ことを特徴とする取締装置の探知システム。
  14. 請求項1〜13のいずれか1項に記載の取締装置の探知システムにおいて、
    前記検出手段を備える車両の稼働状態に関する稼働状態情報を、前記車両から取得する稼働情報取得手段と、
    前記稼働状態情報を前記取締情報蓄積手段に送信する稼働情報送信手段と、
    前記取締情報蓄積手段に蓄積された前記稼働状態情報から予め定められた条件に基づいて作成した作成情報を受信する作成情報受信手段と、
    前記作成情報受信手段で受信した情報を報知する報知手段と
    を備えることを特徴とする取締装置の探知システム。
  15. 請求項1〜14のいずれか1項に記載の取締装置の探知システムにおいて、
    前記取締情報に基づいて前記第2警報手段により警報が行われる場所で、前記検出手段により前記速度探知波が検出されなかった場合、前記取締情報蓄積手段に蓄積された当該場所の前記取締情報を削除する第3削除手段
    を備えることを特徴とする取締装置の探知システム。
  16. 請求項1〜15のいずれか1項に記載の取締装置の探知システムにおいて、
    前記検出手段による検出が行われ、前記位置情報を前記取締情報蓄積手段に送信している装置の台数を算出し、この算出した前記台数に関する情報を前記受信手段の側で表示する台数表示手段
    を備えることを特徴とする取締装置の探知システム。
  17. 請求項1〜15のいずれか1項に記載の取締装置の探知システムにおいて、
    路線上に固定されている前記取締装置については、前記検出手段が該取締装置から速度探知波を受信しても前記第1警報手段による警報を禁止する警報禁止手段
    を備えることを特徴とする取締装置の探知システム。
  18. 請求項1〜17の取締装置の探知システムで利用する携帯型端末であり、
    前記検出手段が速度探知波を受信すると警報を発する第1警報手段と、
    前記検出手段で前記速度探知波を検出したら、この検出がなされたときの現在位置の位置情報を公衆通信回線を介して送信する送信手段と、
    前記取締情報蓄積手段に蓄積された前記取締情報を公衆通信回線を介して受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した前記取締情報が示す位置と現在位置とを比較して、現在位置が前記取締情報が示す位置から予め定められた第1範囲内である場合、警報を発する第2警報手段と
    を備えることを特徴とする携帯型端末。
  19. 請求項1〜17の取締装置の探知システムで利用するレーダ探知機であり、
    取締装置から発せられる速度探知波を検出する検出手段と、
    現在位置を認識する現在位置認識手段と、
    を備えることを特徴とするレーダ探知機。
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