JP2013181494A - 内燃機関の燃料噴射システム - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料噴射弁のニードル部を中間リフトさせる燃料噴射システムにおいて、一燃焼サイクルにおける吸気行程と圧縮行程とでの分割噴射を好適に実現する。
【解決手段】内燃機関の燃料噴射システムにおいて、内燃機関の運転状態に基づいて、一燃焼サイクルにおける吸気行程と圧縮行程とに分割して燃料噴射弁からの燃料噴射を実行し、且つ該圧縮行程時の燃料噴射は、燃料噴射弁のニードル部が中間位置に制御される中間リフト噴射とされる。そして、その分割噴射において、一燃焼サイクルにおける圧縮行程時の燃料噴射量を、燃料噴射弁に供給される噴射燃料の燃料圧力と、中間リフト噴射時のニードル部のリフト量とに基づいて決定し、更に、一燃焼サイクルにおける吸気行程時の燃料噴射量については、内燃機関の運転状態に基づいて算出される、一燃焼サイクルに噴射されるべき総燃料噴射量と、圧縮行程時の燃料噴射量とに基づいて決定する。
【選択図】図4

Description

本発明は、内燃機関の燃料噴射システムに関する。
内燃機関の燃料噴射について、燃焼室での所望の燃焼を実現するために、燃料噴射弁からの燃料噴射を適切に調整する構成が望まれる。たとえば、所定の目的を達成するために、一燃焼サイクルにおいて一度に燃料噴射を行うのではなく、吸気行程と圧縮行程とに分割して燃料噴射を行うことで、燃焼室内での適度な燃料噴霧の拡散と、火種となる適度な濃度を有する噴霧の形成が図られる(例えば、特許文献1を参照)。当該技術では、特に、内燃機関の機関始動時において、適切に内燃機関を自立運転可能な状態に至らしめるために、上記の通り吸気行程と圧縮行程とに分割した燃料噴射を行うものである。そして、形成された燃料噴霧の着火性を維持するために、圧縮行程時の燃料噴射量が所定の下限値を下回らないように調整される。
特開2005−171826号公報 特開昭60−108560号公報 特開2001−20836号公報 特開2009−47073号公報
内燃機関の気筒内に直接に燃料噴射を行う、いわゆる直噴型燃料噴射に関し、一燃焼サイクルにおいて吸気行程と圧縮行程とで分割して燃料噴射を行う場合、各行程における燃料噴射の条件は大きく相違する。吸気行程での燃料噴射は、燃焼室内での燃料の拡散に大きく貢献し得るものであるが、気筒内ではピストンが下降するため噴射燃料が気筒内壁に付着しオイル希釈を招く可能性が高くなる。一方で、圧縮行程での燃料噴射は、高背圧場での燃料噴射となるため、気筒内での燃料噴霧の形状(噴霧角度の広がり等)がその圧力条件に左右されやすく、そのため燃焼変動を来たす要因となりやすい。
また、気筒内に直接燃料噴射を行う燃料噴射弁においては、一般に、燃料噴孔の近くのシート部に対して接触、離間をして当該噴孔の開閉を行うニードル部が、燃料噴射弁本体の内部でリフトすることで燃料の噴射が実行される構成が採用されている。ここで、ニードル部が燃料噴孔を全閉状態とする全閉位置と全開状態とする全開位置との間の任意の中間位置に、そのリフト位置が制御されることで、全開状態にあるときの燃料噴射とは異なった燃料噴射を実現することができる。しかしながら、このようにニードル部が中間位置にリフトされた場合(以下、「中間リフト」といい、これに対し、ニードル部が全開位置にリフトされた場合を本願では、「フルリフト」ということとする)の気筒内に形成される燃料噴霧の観点から、吸気行程と圧縮行程とでの分割噴射をどのように行うべきかについて十分に検討が為された従来技術は見出せない。
本発明は、上記した問題点に鑑みてなされたものであり、燃料噴射弁のニードル部を中間リフトさせる燃料噴射システムにおいて、一燃焼サイクルにおける吸気行程と圧縮行程とでの分割噴射を好適に実現することを目的とする。
本発明において、上記課題を解決するために、一燃焼サイクルにおける吸気行程と圧縮行程とでの分割噴射を行う場合には、先ず、圧縮行程における燃料噴射量を、燃料噴射弁での燃料圧力と、当該燃料圧力に対応したニードル部の中間リフト時のリフト量とに基づいて決定するとともに、吸気行程時の燃料噴射量を、圧縮行程時の燃料噴射量を踏まえて決定することとした。このようにニードル部の中間リフトを活用することで、吸気行程時の燃料噴射に関する課題と圧縮行程時の燃料噴射に関する課題をバランスよく解決することが可能となる。
そこで、詳細には、本発明は、燃料噴孔を介して内燃機関の燃料を噴射する噴射弁本体と、前記噴射弁本体の内部をその軸方向にリフト可能に配置され、前記燃料噴孔の開閉を行うニードル部と、を有する燃料噴射弁による、内燃機関の燃料噴射システムである。そして、当該燃料噴射システムは、前記噴射弁本体の内部における前記ニードル部のリフト位置を、前記燃料噴孔が全開状態となる全開位置、又は該燃料噴孔が全閉状態となる全閉位置と該全開位置との間の任意の中間位置となるように制御するリフト制御手段と、前記内燃機関の運転状態に基づいて、一燃焼サイクルにおける吸気行程と圧縮行程とに分割して前記燃料噴射弁からの燃料噴射を実行し、且つ該圧縮行程時の燃料噴射は、前記リフト制御手段により前記ニードル部が前記中間位置に制御される中間リフト噴射とされる、分割噴射手段と、前記分割噴射手段による燃料噴射が行われる場合、一燃焼サイクルにおける圧縮行程時の燃料噴射量を、前記燃料噴射弁に供給される噴射燃料の燃料圧力と、前記中間リフト噴射時の前記ニードル部のリフト量とに基づいて決定する第一噴射制御手段と、前記内燃機関の運転状態に基づいて算出される、一燃焼サイクルに前記燃料噴射弁から噴射されるべき総燃料噴射量と、前記第一噴射制御手段によって決定される前記圧縮行程時の燃料噴射量とに基づいて、一燃焼サイクルにおける吸気行程時の燃料噴射量を決定する第二噴射制御手段と、を備えるように構成される。
本発明に係る内燃機関の燃料噴射システムでは、リフト制御手段によって燃料噴射弁に組み込まれるニードル部のリフト位置が制御される。例えば、リフト制御手段によって、比較的多量の燃料噴射を行う必要がある場合には、ニードル部を全開位置までリフトするフルリフト制御が行われ、必要な噴射量に応じて全開位置でのニードル部の保持が継続される。一方で、燃料噴射量を少なくする必要がある場合には、リフト制御手段が、その必要噴射量に応じてニードル部が到達すべき所定の中間位置まで該ニードル部をリフトする中間リフト制御が行われる。このように、リフト制御手段は、内燃機関の運転状態、すなわち気筒内に必要とされる燃料の噴射形態に応じて、ニードル部のリフト位置を制御することが可能とする。なお、本発明におけるニードル部に関する中間位置とは、全閉位置と全開位置との間の固定された位置を示すものではなく、内燃機関の運転状態に応じて必要とされる燃料噴射の形態の実現のために採るべき位置であって、その位置は、当該燃料噴射の形態に応じて適宜変更されてもよい。
また、上記燃料噴射システムでは、分割噴射手段によって、一燃焼サイクルにおける吸気行程での燃料噴射と圧縮行程での燃料噴射が実行可能である。この場合、先ず、圧縮行程時の燃料噴射量が第一噴射制御手段によって決定され、その後、吸気行程時の燃料噴射量が第二噴射制御手段によって決定されることになる。詳細には、第一噴射制御手段は、圧縮行程時の燃料噴射は、比較的高い背圧場での燃料噴射となり、燃焼変動を誘発しやすいことを踏まえ、燃料噴射弁に供給される噴射燃料の圧力(燃料圧力)と、当該燃料圧力に対応したニードル部のリフト量とに基づいて、圧縮行程時の燃料噴射量を決定する。このように構成することで、高背圧場に噴射される圧縮行程時の燃料噴射量が、いたずらに多くなることを抑制でき、以て内燃機関での燃焼変動を可及的に抑制することができる。そして、第二噴射制御手段が、このように決定された圧縮行程時の燃料噴射量と、一燃焼サイクルで噴射されるべき総燃料噴射量との関係から、吸気行程時の燃料噴射量を決定する。
このように圧縮行程時の燃料噴射量を燃料圧力と中間リフトに係るリフト量に基づいて優先的に決定することで、圧縮行程時の噴射燃料に起因する燃焼変動を可及的に抑制できるようになるとともに、圧縮行程において燃料噴射を行い、その結果吸気行程での燃料噴射量を低減することになるため、気筒内壁への付着に起因するオイル希釈を可及的に抑制することができるようになる。なお、分割噴射手段によって吸気行程と圧縮行程の二行程でのみ燃料噴射を行う場合には、第二噴射制御手段は、総燃料噴射量から圧縮行程時の燃料噴射量を差し引いた量を吸気行程時の燃料噴射量とすればよく、その他の行程で燃料噴射を行う場合には、当該他の行程での燃料噴射量を考慮して、最終的に吸気行程時の燃料噴射量を決定すればよい。
ここで、上記内燃機関の燃料噴射システムにおいて、前記内燃機関における燃焼変動を検出する燃焼変動検出手段を、更に備えてもよい。そして、前記リフト制御手段は、前記燃焼変動検出手段によって前記内燃機関における燃焼変動が検出されると、該検出後の圧縮行程時の前記ニードル部のリフト量を、該検出前の圧縮行程時の該ニードル部のリフト量より低減させ、且つ、前記第一噴射制御手段は、該低減された該ニードル部のリフト量と前記燃料圧力とに基づいて、該検出後の、前記圧縮行程時の燃料噴射量を決定するように構成されてもよい。
分割噴射手段による吸気行程と圧縮行程での燃料噴射が行われている内燃機関において、燃焼変動検出手段によって内燃機関での燃焼変動が検出された場合には、その圧縮行程での燃料噴射が原因で、圧縮行程時の燃料噴霧が安定的に気筒内に形成されていないと考えられる。そこで、このような場合には、リフト制御手段により、圧縮行程での中間リフト噴射時のニードル部のリフト量を低減させる。これにより、第一噴射制御手段は、圧縮行程時の燃料噴射量を減量することとなり、結果として、高背圧場での燃料噴射量が低減されることになるため、内燃機関での燃焼変動を抑制しやすくなる。
なお、燃焼変動検出手段は、内燃機関の出力トルクや燃焼圧力の、燃焼サイクル間での変動幅に基づいて、内燃機関での燃焼変動を検出するようにしてもよく、その他、公知の技術による燃焼変動の検出態様を採用することができる。
また、上記内燃機関の燃料噴射システムにおいて、前記第一噴射制御手段は、前記燃料圧力と、該燃料圧力の条件の下、前記リフト制御手段によって前記ニードル部を前記中間位置にリフト可能な範囲における最小リフト量と、に基づいて、前記圧縮行程時の燃料噴射量を決定するように構成されてもよい。
このように構成することで、圧縮行程での中間リフト噴射時には、ニードル部のリフト量は、燃料圧力に対応した制御可能な範囲で最も小さく設定されることになる。そのため、圧縮行程時の燃料噴射量を可及的に少なくし、内燃機関での燃焼変動の発生を最大限に抑制することができる。
本発明によれば、燃料噴射弁のニードル部を中間リフトさせる燃料噴射システムにおいて、一燃焼サイクルにおける吸気行程と圧縮行程とでの分割噴射を好適に実現することができる。
本発明の実施例に係る内燃機関の燃料噴射システムの概略構成を示す図である。 図1に示す燃料噴射システムで用いられる燃料噴射弁の構成を示す図である。 燃料噴射弁においてニードル弁がフルリフトした場合と中間リフトした場合のニードル弁のリフト量を比較した図である。 図1に示す燃料噴射システムにおいて実行される燃料噴射制御の第一のフローチャートである。 図1に示す燃料噴射システムにおいて実行される燃料噴射制御の第二のフローチャートである。
以下、本発明の具体的な実施形態について図面に基づいて説明する。本実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置等は、特に記載がない限りは発明の技術的範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<実施例>
本発明に係る内燃機関の燃料噴射システムの実施例について、本願明細書に添付された図に基づいて説明する。図1は、本実施例に係る燃料噴射システム1の概略構成であり、特に燃料噴射弁7の近傍に着目した縦断面の概略構成を示す図である。燃料噴射システム1が搭載される内燃機関は車両駆動用の筒内噴射型の火花点火式内燃機関である。当該内燃機関において、気筒8には吸気ポート2および排気ポート3がつながれている。吸気ポート2は吸気弁3の開閉を通して吸気を気筒8内に送り込み、排気ポート3は排気弁5の開閉を通して燃焼ガス等を排気として内燃機関の排気系へ送り出す。気筒8内にはピストン9が配され、ピストン9に対向する気筒8の頂部には点火プラグ6が、気筒内の混合気に点火可能となるように配されている。また、内燃機関では、燃料噴射弁7が吸気ポート2の下側(すなわち、吸気ポート2が設けられるシリンダヘッドにおいて、よりシリンダブロック側に近い側)に設けられている。そして、燃料噴射弁7の噴射方向は、概略的には気筒8の内部において斜め下方向に設定されている。
ここで、燃料噴射弁7の詳細な構成について、図2に基づいて説明する。図2は燃料噴射弁7の概略断面図である。燃料噴射弁7はソレノイド駆動方式の燃料噴射弁であり、そのボディ78内に燃料が流れる通路71が形成されており、その通路71には導入口77を介して図1に示すデリバリパイプ10から燃料が供給され、供給された燃料は後述するニードル弁73の動作に伴って燃料噴孔76から噴射される。なお、この導入口77には、燃料に含まれる微小の異物を除去するためのフィルタが設置されている。
また、燃料噴射弁7において通路71の内部にはプランジャ72が摺動自在に設けられている。プランジャ72の先端には、ニードル弁73が形成されており、通常はコイルスプリング74でニードル弁73が燃料噴孔76を閉じる方向に付勢されている(図2中の下方への付勢)。また、プランジャ72を囲むように環状のソレノイドコイル75がボディ78内に設けられており、このソレノイドコイル75が励磁されると、プランジャ72に対して吸引力が働き、コイルスプリング74の付勢力に抗してプランジャ72を上昇させることが可能となる。したがって、燃料噴射弁7においては、ソレノイドコイル75への供給電流量を調整することでプランジャ72に作用する吸引力が制御され、当該吸引力とコイルスプリング74による付勢力とのバランスによって、ニードル弁73による燃料噴孔76の開閉が制御されることになる。なお、ニードル弁73のリフト位置制御については、後述する。
ここで図1に戻ると、燃料噴射システム1には、電子制御装置であるECU30が搭載されており、燃料噴射システム1およびそれを搭載する内燃機関における各種の制御が実行される。また、当該内燃機関には、アクセル開度センサ31がECU30と電気的に接続されており、ECU30はアクセル開度に応じた信号を受け取り、それより内燃機関1
に要求される機関負荷等を算出する。また、クランクポジションセンサ32がECU30と電気的に接続されており、ECU30は内燃機関1の出力軸の回転角に応じた信号を受け取り、内燃機関1の機関回転速度等を算出する。
更に、ECU30は、デリバリパイプ10に設けられた燃圧センサ33にも電気的に接続されている。デリバリパイプ10には、内燃機関の動力(たとえば、カムシャフトの回転力)により駆動される往復式のポンプ(プランジャー式ポンプ)である高圧燃料ポンプ(不図示)からの吐出燃料が供給されるように構成されており、この高圧燃料ポンプの吸入口には、該吸入口の導通と閉塞とを切り換える吸入弁が設けられ、ECU30が当該吸入弁の開閉タイミングを変更することによって高圧燃料ポンプの吐出量を変更し、最終的には、デリバリパイプ10内の燃料圧力を調整することが可能となる。燃圧センサ33は、この調整されたデリバリパイプ10内の燃料圧力を検出し、ECU30へと渡す。なお、ECU30には、上記以外の、内燃機関に設けられている各種センサ等にも電気的に接続されており、燃料噴射弁7からの燃料噴射量や燃料噴射時期等の制御、その他のECU30における各種の制御に供される。
ここで、図1に示す内燃機関の燃料噴射システム1では、一燃焼サイクルにおける燃料噴射弁7からの燃料噴射のタイミングを、吸気行程時と圧縮行程時とに分割して行う分割噴射が行われる。この分割噴射は、機関始動時等の燃料噴射量が比較的多くなる場合に実行されるものであり、分割して燃料噴射を行うことで、一度に多量の燃料を噴射する必要が無くなる。特に、吸気行程時の燃料噴射によれば、着火までの時間を比較的長く確保することができるため、気筒内での燃料噴霧の拡散を促進でき効率的な燃焼の実現が図られる。一方で、吸気行程時の燃料噴射は、ピストン9が下降するときの燃料噴射になるため、気筒8の内壁面への燃料付着によるオイル希釈が懸念される。そこで、分割噴射においては圧縮行程時にも燃料噴射を行うことで、吸気行程時の燃料噴射量が低減でき、オイル希釈の懸念を軽減できる。
しかしながら、圧縮行程時に燃料噴射を行う場合、気筒8内は高背圧場となっているため、燃料噴射弁7からの燃料噴霧は、その高圧力に晒されることにより、安定した噴霧形状を気筒8内に形成することが難しくなる。そして、この傾向は、燃料噴射量が増加するに従い強くなる。安定的な噴霧形状の困難さは、結果として内燃機関での燃焼変動に帰結することになる。そこで、内燃機関の燃料噴射システム1では、圧縮行程時の噴霧形状の安定性を高めるべく、その燃料噴射量を、燃料噴射弁7内のニードル弁73のリフト量を制御することとする。これは、リフト量を小さくすることで圧縮行程時の燃料噴射量の適切な少量化を図り、背圧の影響を受けにくくすることができ、以て圧縮行程時の噴霧形状の安定化が可能となることによる。
より具体的には、内燃機関の燃料噴射システム1では、内燃機関の機関負荷に応じた量の燃料噴射を実現できるように、ニードル弁73のリフト量を可変とする制御、すなわち、燃料噴射時のニードル弁73のリフト位置(全閉位置から上昇して到達する位置)を、全閉位置と全開位置の間の任意の位置とすることを可能とする制御が行われる。本明細書では、ニードル弁73を全閉位置から全開位置へリフトさせるケースを「フルリフト」と称し(このときのリフト量は、図3に示すようにLfとなる)、全閉位置から上記の中間位置までリフトさせるケースを「中間リフト」と称することとする(このときのリフト量は、図3に示すようにL1となる)。図3に示すように、中間リフト時は、ニードル弁73の先端部分73aとサック部分76aの頂部との距離が、フルリフト時よりも小さくなるため、中間リフトは、少量の燃料噴射に適した噴射形態と言える。そして、圧縮行程時の燃料噴射では、このニードル弁73の中間リフトを利用することで、高背圧場である圧縮行程時に気筒8内に安定した噴霧形状を形成することを可能とする。また、それとともに、吸気行程時にも燃料噴射を行うことで、上述した分割噴射の利益を享受する。
なお、ニードル弁73の中間リフトは、ソレノイドコイル75に供給する駆動電流を調整することで実行される。たとえば、中間リフトの実行時には、ニードル弁73がコイルスプリング74を圧縮するために必要な押圧力および通路71内でプランジャ72に作用する摩擦力等を考慮して、ソレノイドコイル75への供給電流を適宜調整しソレノイドコイル75に供給すればよい。
以上を踏まえて、図4に基づいて、内燃機関の燃料噴射システム1における燃料噴射制御を説明する。当該燃料噴射制御は、ECU30によって実行されるものである。先ず、S101では、内燃機関の運転状態(機関回転速度や機関負荷、機関温度等)に応じて、一燃焼サイクルにおいて燃料噴射弁7から噴射すべき燃料の総量(総燃料噴射量)Qが決定される。具体的には、ECU30は、総燃料噴射量Qと内燃機関の運転状態とが関連付けられた制御マップを有しており、当該マップにアクセスすることで、一燃焼サイクルにおける総燃料噴射量Qの決定が行われる。当該制御マップの一例を示すと、機関負荷、機関回転速度が高くなると総燃料噴射量Qが大きくなるように設定され、また、機関始動時等の機関温度が低い場合には、速やかに暖機を行う必要があるため、機関温度が高い場合と比べて総燃料噴射量Qの値が大きくなるように設定される。S101の処理が終了すると、S102へ進む。
S102では、内燃機関において、一燃焼サイクルにおける分割噴射、すなわち吸気行程での燃料噴射と圧縮行程での燃料噴射とを実行するか否かが判断される。当該判断は、内燃機関の運転状態が、分割噴射に適した条件となっているかという観点から行われる。例えば、内燃機関の機関始動時は、速やかに内燃機関の自立運転を確保するとともに、暖機を促進する必要があることから、通常運転時(すなわち、機関始動が終了した後の運転状態)と比べて、一燃焼サイクルにおける燃料噴射量を増量する必要がある。しかし、増量された燃料を一度に気筒内に噴射すると、気筒内において燃料噴霧が好適に拡散できない等の理由で、燃焼効率の悪化、エミッションの悪化等を引き起こす場合がある。このような場合に、燃料噴射を吸気行程と圧縮行程とに分割して行うことで、好適な噴霧形成が可能となると考えられる。S102で肯定判定されるとS103へ進み、否定判定されるとS107へ進む。
S103では、燃圧センサ33を介して、燃料噴射弁7に供給される燃料の制御圧力、すなわちデリバリパイプ10内の燃料圧力eprが取得される。その後、S104においては、分割噴射を踏まえて、先ず、圧縮行程における燃料噴射弁7でのニードル弁73のリフト量L1の算出が行われる。ここで、本発明に係る内燃機関の燃料噴射システム1では、上記の通り、圧縮行程時に気筒内に安定的に燃料噴霧を形成するために、ニードル弁73の中間リフトが実行される。これにより、圧縮行程時の燃料噴射量を、燃料噴霧安定化の観点から好適に調整することが可能となる。
このニードル弁73のリフト量L1の具体的な算出については、ECU30が、リフト量L1と、S103で取得された制御燃圧eprとが関連付けられた制御マップを有しており、当該制御マップにアクセスすることでリフト量L1の算出が行われる。なお、この制御マップにおけるリフト量L1と制御燃圧eprとの関連付けは、圧縮行程時の燃料噴射量の最少化の観点から行われる。具体的には、制御燃圧eprにおいてニードル弁73の中間リフトを可能とするときの、そのリフト量が最小となるように、当該制御マップにおける両者の関連付けが行われている。S104の処理が終了すると、S105へ進む。
S105では、S103で取得された制御燃圧eprとS104で算出されたリフト量L1に基づいて、分割噴射での圧縮行程時に燃料噴射弁7から噴射される燃料噴射量Qcompが決定される。圧縮行程時にニードル弁73の中間リフトが行われる場合、ソレノ
イドコイル75に対して開弁のための駆動電流を流すとともに、その駆動電流がピーク値に至る前に閉弁の駆動電流を流すことで、中間リフトに係るリフト量L1を実現する。このようなソレノイドコイル75への駆動電流の供給形態を踏まえ、圧縮行程時に燃料噴孔76から噴射される燃料の量が決定されることになる。S105の処理が終了すると、S106へ進む。
S106では、S105で決定された圧縮行程時の燃料噴射量Qcompを踏まえて、分割噴射での吸気行程時に燃料噴射弁7から噴射される燃料噴射量Qvacが決定される。具体的には、S101で算出された一燃焼サイクルでの総燃料噴射量Qから、S105で決定された圧縮行程時の燃料噴射量Qcompを差し引いて、吸気行程時に噴射すべき燃料噴射量Qvacとする。S106が終了するとS107へ進み、燃料噴射弁7からの燃料噴射が実行され、再び本制御が最初から繰り返される。なお、吸気行程時の燃料噴射は、設定された燃料噴射量Qvacが噴射可能であれば、フルリフトによる燃料噴射であっても、中間リフトによる燃料噴射であってもよい。
このように本燃料噴射制御によれば、一燃焼サイクルの吸気行程時と圧縮行程時に分割して燃料噴射を行うことで、一度に多量の燃料噴射を行う必要が無くなり、燃焼効率の向上や、オイル希釈の問題を回避することができる。更に、そのような分割噴射において、圧縮行程時の燃料噴射量を、安定的な噴霧形成が可能な量となるように、ニードル弁73の中間リフトが行われる。その結果、内燃機関での燃焼変動を可及的に抑制できるようになる。
<変形例>
ここで、図5に、燃料噴射弁7に関する燃料噴射制御の変形例を示す。当該変形例に係る処理のうち、上記図4に示す燃料噴射制御の処理と同一の処理については、同一の参照番号を付すことで、その詳細な説明は割愛する。図5に係る燃料噴射制御では、S103の処理が終了すると、上記S104に代えて、S201の処理が行われる。ここで、S201では、S104と同じように、分割噴射を踏まえて、制御マップに従って、圧縮行程における燃料噴射弁7でのニードル弁73のリフト量L1の算出が行われる。ただし、S104のリフト量算出と異なる点は、S201では、制御燃圧eprにおいてニードル弁73の中間リフトを可能とするときの、そのリフト量が最小値よりもある程度大きい値とされる点である。このように圧縮行程時での中間リフトに係るリフト量L1を比較的大きく設定することで、圧縮行程時の燃料噴射量が、図4に示す燃料噴射制御と比べて相対的に多くなり、その結果、吸気行程時の燃料噴射量が少なくなることにより、気筒8の内壁面への燃料付着を抑制しやすくなる。
S201の処理が終了すると、上記S105〜S107の処理が行われ、S202へ進む。S202では、燃料噴射弁7からの燃料噴射の結果、内燃機関において燃焼変動が生じたか否かが判定される。内燃機関の燃焼変動については、内燃機関の機関出力(トルク)の燃焼サイクル間での変動幅が所定の閾値を超えたか否か、または、気筒8内の燃焼圧力の燃焼サイクル間での変動幅が所定の閾値を超えたか否か等、従来技術に従ってその有無が判断される。そして、S202で肯定判定されるとS203へ進み、否定判定されると本制御を再び最初から繰り返すことになる。
そして、S203では、次回以降の燃焼サイクルにおいて分割噴射が行われる場合、圧縮行程におけるニードル弁73のリフト量L1を所定値ΔLだけ小さく設定する。この結果、本制御が再び最初から行われた際に、分割噴射に係る圧縮行程時の燃料噴射量が減量されることになり、燃焼変動がより生じにくい噴霧形成が行われることになる。
このように、本燃料噴射制御では、分割噴射に係る圧縮行程時の燃料噴射量を、最終的
に燃焼変動が生じにくい程度までに調整することが可能となるため、吸気行程時の燃料噴射量をより少なく抑えることができる。その結果、吸気行程時に生じやすい気筒8の内壁面への燃料付着を抑制しやすくなり、以て、オイル希釈の懸念を効果的に軽減し得る。
1・・・・燃料噴射システム
2・・・・吸気ポート
3・・・・排気ポート
4・・・・吸気弁
5・・・・排気弁
6・・・・点火プラグ
7・・・・燃料噴射弁
8・・・・気筒
9・・・・ピストン
10・・・・デリバリパイプ
30・・・・ECU
31・・・・アクセル開度センサ
32・・・・クランクポジションセンサ
33・・・・燃圧センサ
73・・・・ニードル弁
73a・・・・シート部
76・・・・燃料噴孔

Claims (3)

  1. 燃料噴孔を介して内燃機関の燃料を噴射する噴射弁本体と、前記噴射弁本体の内部をその軸方向にリフト可能に配置され、前記燃料噴孔の開閉を行うニードル部と、を有する燃料噴射弁による、内燃機関の燃料噴射システムであって、
    前記噴射弁本体の内部における前記ニードル部のリフト位置を、前記燃料噴孔が全開状態となる全開位置、又は該燃料噴孔が全閉状態となる全閉位置と該全開位置との間の任意の中間位置となるように制御するリフト制御手段と、
    前記内燃機関の運転状態に基づいて、一燃焼サイクルにおける吸気行程と圧縮行程とに分割して前記燃料噴射弁からの燃料噴射を実行し、且つ該圧縮行程時の燃料噴射は、前記リフト制御手段により前記ニードル部が前記中間位置に制御される中間リフト噴射とされる、分割噴射手段と、
    前記分割噴射手段による燃料噴射が行われる場合、一燃焼サイクルにおける圧縮行程時の燃料噴射量を、前記燃料噴射弁に供給される噴射燃料の燃料圧力と、前記中間リフト噴射時の前記ニードル部のリフト量とに基づいて決定する第一噴射制御手段と、
    前記内燃機関の運転状態に基づいて算出される、一燃焼サイクルに前記燃料噴射弁から噴射されるべき総燃料噴射量と、前記第一噴射制御手段によって決定される前記圧縮行程時の燃料噴射量とに基づいて、一燃焼サイクルにおける吸気行程時の燃料噴射量を決定する第二噴射制御手段と、
    を備える、内燃機関の燃料噴射システム。
  2. 前記内燃機関における燃焼変動を検出する燃焼変動検出手段を、更に備え、
    前記リフト制御手段は、前記燃焼変動検出手段によって前記内燃機関における燃焼変動が検出されると、該検出後の圧縮行程時の前記ニードル部のリフト量を、該検出前の圧縮行程時の該ニードル部のリフト量より低減させ、且つ、前記第一噴射制御手段は、該低減された該ニードル部のリフト量と前記燃料圧力とに基づいて、該検出後の、前記圧縮行程時の燃料噴射量を決定する、
    請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射システム。
  3. 前記第一噴射制御手段は、前記燃料圧力と、該燃料圧力の条件の下、前記リフト制御手段によって前記ニードル部を前記中間位置にリフト可能な範囲における最小リフト量と、に基づいて、前記圧縮行程時の燃料噴射量を決定する、
    請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射システム。
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