JP2013180187A - ツボ押圧具 - Google Patents
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Abstract
【課題】小さくて携帯向きであり、部品数が少なく簡単な構成であり、危険なものは何一つ露出していないので安全であるようなツボ押圧具を提供する。
【解決手段】複数層の基布21−23からなる基部2とこの基部の中に収容された突起部3からなるツボ押圧具である。前記突起部3には、少なくとも、上蓋31と下蓋35と、これら上下蓋の間に収容されたバネ33が設けられている。前記バネ33は下へ行くほど直径が増大するバネである。前記基布の最上層23は弾性ゴム状体生地層であることが好ましい。
【選択図】図3
【解決手段】複数層の基布21−23からなる基部2とこの基部の中に収容された突起部3からなるツボ押圧具である。前記突起部3には、少なくとも、上蓋31と下蓋35と、これら上下蓋の間に収容されたバネ33が設けられている。前記バネ33は下へ行くほど直径が増大するバネである。前記基布の最上層23は弾性ゴム状体生地層であることが好ましい。
【選択図】図3
Description
本発明は、身体中に点在しているツボ、トリガーポイント、反射点等(以下、総称して「ツボ」という)を押圧刺激することにより、病的症状の改善や健康増進に資することができるツボ押圧具に関するものである。
従来、この種のツボ押圧具としては、次のようなものが知られている。
(1)特開2007−21154
全体の外形が筆記具のような外観であり、筒部の中に収納されたバネで押圧軸を押すようになっている。
(2)特開平9−276001及び特開2007−98090
バネで付勢された指圧棒を靴底に内蔵させた履物である。
(3)特開2004−154395
バネで付勢された加圧体を植設した按摩板である。
(4)特開平9−313564
棒状のコイルスプリングの先端部を略紡錘形状の打部として一体的に形成したコリほぐし棒である。
全体の外形が筆記具のような外観であり、筒部の中に収納されたバネで押圧軸を押すようになっている。
(2)特開平9−276001及び特開2007−98090
バネで付勢された指圧棒を靴底に内蔵させた履物である。
(3)特開2004−154395
バネで付勢された加圧体を植設した按摩板である。
(4)特開平9−313564
棒状のコイルスプリングの先端部を略紡錘形状の打部として一体的に形成したコリほぐし棒である。
上記(2)と(3)は足底程度の大きさがあり、携帯に不向きである。(1)は部品点数が多く、比較的に高価な物となりそうである。(4)は棒状のコイルスプリングが露出しているため、取り扱いに注意が必要である。
本発明は、小さくて携帯向きであり、部品数が少なく簡単な構成であり、危険なものは何一つ露出していないので安全であるようなツボ押圧具を提供することを目的とする。
本発明は、複数層の基布からなる基部とこの基部の中に収容された突起部からなり、前記突起部には、少なくとも、上蓋と下蓋と、これら上下蓋の間に収容されたバネが設けられており、前記バネは下へ行くほど直径が増大するバネであることを特徴とする(請求項1)。
好ましくは、前記基部の上層は弾性ゴム状体生地層を含む(請求項2)。弾性ゴム状体生地層としては、例えばクロロプレンゴムや圧縮発泡ウレタンが挙げられる。
好ましくは、前記上蓋と前記下蓋の側壁自由端は内側にカールさせる(請求項3)。
別の変形例では、前記上蓋と前記下蓋の中にそれぞれ上蓋パッキン及び下蓋パッキンを設けてもよい(請求項4)。
さらに別の変形例では、前記上蓋と前記下蓋の側壁自由端に延長片を設けることもできる(請求項5)。
好ましくは、バネは金属製のバネであるが、合成樹脂製のものも使用可能である。形状はコイルバネが好ましいが板バネも使用可能である(請求項6)。
ある特定の実施例では、前記突起部の円錐台の底面直径が約2cm、上面直径が約1.5cmのものである(請求項7)。ここで「約」とは前後0.3mmの幅をいうものとする。
別の特定の実施例では、前記突起部の円錐台の底面直径が約1.5cm、上面直径が約1cmである(請求項8)。ここで「約」とは前後0.3mmの幅をいうものとする。
請求項1の発明によれば、部品数が少なく簡単な構成であり、危険なものは何一つ露出していないので安全であるようなツボ押圧具が得られる。
請求項2の発明によれば、前記した請求項1の効果に加えて、基布の中に突起部を収納しているにもかかわらず、基布表面に皺が寄らない、外観の優れたツボ押圧具が得られる。
請求項3〜5の発明によれば、前記した請求項1の効果に加えて、バネが上蓋・下蓋に安定的に位置するので、部品の分離による破損が起こりにくくなる。
請求項6の発明によれば、前記した請求項1の効果に加えて、押圧力が強く安定しており、また、部品が入手しやすく、安価に製造可能である。
請求項7及び8で特定した大きさは、実験の結果最もツボ押圧に適した大きさであった。
以下、添付の図面に基づき、本発明の1実施例を説明する。
図1、図2に示すように、本実施例に係るツボ押圧具1は、手のひらにすっぽりと収まる程度の大きさである。
図2に示すように、このツボ押圧具1は、平面状の基部2と、この基部から突出する先端が丸みを帯びた円錐台状の突起部3からなる。
基部2は、図示のものは約7cm×約6cmの長方形であるが、外形は正方形、円形、楕円形など自由に選択することができる。
基部2は少なくとも2層の基布からなり、3層とすることが好ましい。最下層21は強靱な生地、例えばウレタン系樹脂を含浸した帆布等が好ましい。中間層22と最上層23は一体化している。中間層22は、最上層に皺ができにくくすると共に厚みや弾力を持たせるもので、弾性ゴム状体生地層を使用することが好ましい。弾性ゴム状体生地層としては、例えばクロロプレンゴムや圧縮発泡ウレタンが挙げられる。最上層23は2方向に伸展する生地、例えば「オペロン」(東レ・デュポン社の登録商標)を含む2wayに伸展するトリコット生地が好ましい。これら3層の接触部分は熱溶着により強固に接合させる。
突起部3については、出願人は2種類の大きさのものを用意しており、用途・使用場所により使い分けることができる。大きいものは円錐台の底面直径が約2cm、上面直径が約1.5cm、小さいものは円錐台の底面直径が約1.5cm、上面直径が約1cmである。
突起部3の内部には、図3、図4に示すように、上から、上蓋31と、バネ33と、下蓋35とが収蔵されている。
上蓋31は、図5に示すように、皿を伏せたような形状の金属板である。上表面にさらに小突起311を設けたり、文字や図形を立体的に刻印したりしてもよい。バネを安定的に収容するために、側壁自由端312は内側にカールさせることが好ましい。
バネ33は、図4に示すように、下へ行くほど直径が増大する金属製コイルバネが好ましく、3〜5重とすることが好ましい。さびないことが重要であるのでステンレス鋼が好ましい。
下蓋35は、図6に示すように、皿のような形状の金属板である。バネを安定的に収容するために、側壁自由端351は内側にカールさせることが好ましい。
上蓋31はバネ33先端を収納する。下蓋35はバネ33下端を収納する。通常単に強くかしめて収納するだけで十分であるが、接着剤などでしっかり固定することもできる。
別の変形例によれば、バネ33先端を上蓋31で確実に固定するために、図7に示すような延長片313を上蓋31に設ける。ペンチのような道具を使用してこの延長片313を内側に倒してバネ先端をしっかりとくわえ込ませることで、バネと上蓋が確実に固定される。
同様にして、バネ33後端を下蓋35で確実に固定するために、図8に示すような延長片352を下蓋35に設ける。
このツボ押圧具1はさまざまな使用が可能である。例えば、図1に示すように、突起部3を体(ここでは手のひら)のツボに当て、利き腕の親指で強く押圧することができる。その他、膝サポータ4の中に収容したり(図9)、肩サポータ5の中に入れたり(図10)、靴の中に入れたり、床において足踏みしたりすることができる。
図11及び図12は第2実施例を示す。この実施例では、弾性ゴム状体生地層を有する中間層は設けられておらず、最上層2Aが直接突起部3Aを覆っている。
突起部3Aの内部には、上から、上蓋31Aと、上蓋パッキン32Aと、バネ33Aと、下蓋パッキン34Aと、下蓋35Aとが収蔵されている。
上蓋パッキン32Aは中央に開口を有する弾力性のあるプレートであり、例えば合成皮革の打ち抜き板からなる。下蓋パッキン34Aも同様に中央に開口を有する弾力性のあるプレートである。
上蓋31Aは、上蓋パッキン32Aとバネ33A先端を収納する。下蓋35Aは、下蓋パッキン34Aと、バネ33A下端を収納する。通常単に強くかしめて収納するだけで十分であるが、接着剤などでしっかり固定することもできる。第1実施例のような延長片を設けることもできる。
図12の斜視図に示すように、この実施例では最上層2Aが必要以上に伸展するため、余分な皺が入り、第1実施例に較べて、美観に劣るものであり、バネの感触も強すぎるものであったが、ツボ刺激効果は十分得られた。
1,1A ツボ押圧具
2,2A 基部
21,21A 最下層
22 ,22A 中間層
23 ,23A 最上層
3,3A 突起部
31 ,31A 上蓋
311 小突起
32A 上蓋パッキン
321 開口
33 ,33A バネ
34 A 下蓋パッキン
35,35A 下蓋
2,2A 基部
21,21A 最下層
22 ,22A 中間層
23 ,23A 最上層
3,3A 突起部
31 ,31A 上蓋
311 小突起
32A 上蓋パッキン
321 開口
33 ,33A バネ
34 A 下蓋パッキン
35,35A 下蓋
Claims (8)
- 複数層の基布(21〜23;21A〜23A)からなる基部(2,2A)とこの基部の中に収容された突起部(3,3A)からなり、前記突起部(3,3A)には、少なくとも、上蓋(31,31A)と下蓋(35,35A)と、これら上下蓋の間に収容されたバネ(33,33A)が設けられており、前記バネ(33,33A)は前記突起部の下部へ行くほど直径が増大するバネであることを特徴とするツボ押圧具(1,1A)。
- 前記基布の上層(23,23A)が弾性ゴム状体生地層を含む請求項1記載のツボ押圧具。
- 前記上蓋(31)と前記下蓋(35)の側壁自由端(312,351)は内側にカールされている請求項1又は2記載のツボ押圧具。
- 前記上蓋(31A)と前記下蓋(35A)の中にそれぞれ上蓋パッキン(32A)及び下蓋パッキン(34A)が設けられた請求項1〜3のいずれかに記載のツボ押圧具。
- 前記上蓋(31)と前記下蓋(35)の側壁自由端(312,351)に延長片(313,352)が設けられている請求項1〜4の何れかに記載のツボ押圧具。
- 前記バネが金属製のコイルバネである請求項1〜5の何れかに記載のツボ押圧具。
- 前記突起部(3)の底面直径が約2cm、上面直径が約1.5cmである請求項1〜6の何れかに記載のツボ押圧具。
- 前記突起部(3)の底面直径が約1.5cm、上面直径が約1cmである請求項1〜6の何れかに記載のツボ押圧具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012048307A JP2013180187A (ja) | 2012-03-05 | 2012-03-05 | ツボ押圧具 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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Family
ID=49271252
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JP2012048307A Pending JP2013180187A (ja) | 2012-03-05 | 2012-03-05 | ツボ押圧具 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018124455A1 (ko) * | 2016-12-27 | 2018-07-05 | 인제대학교 산학협력단 | 신장조직검사에 따른 지혈장치 |
KR102549940B1 (ko) * | 2023-01-13 | 2023-07-03 | 장지성 | 지압장치 |
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2012
- 2012-03-05 JP JP2012048307A patent/JP2013180187A/ja active Pending
Cited By (3)
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WO2018124455A1 (ko) * | 2016-12-27 | 2018-07-05 | 인제대학교 산학협력단 | 신장조직검사에 따른 지혈장치 |
KR101909347B1 (ko) | 2016-12-27 | 2018-12-06 | 인제대학교 산학협력단 | 신장조직검사에 따른 지혈장치 |
KR102549940B1 (ko) * | 2023-01-13 | 2023-07-03 | 장지성 | 지압장치 |
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