JP2013180077A - パチンコ機の球発射装置 - Google Patents

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拓己 前島
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Abstract

【課題】球送り装置が不要であり、球発射装置毎のバラツキが生じにくく、球詰まりが発生しにくく、完全な球抜きが可能であるパチンコ機の球発射装置を提供する。
【解決手段】螺旋溝4が外周面に形成された第1の回転体2と、螺旋溝5を備えた第2の回転体3とをそれらの回転軸を平行として近接配置する。これらの回転体2、3の基部に球供給部11を設けてこれらの螺旋溝4、5間に球6を供給し、これらの回転体2、3の回転により球6を先端部に移動させて発射孔から発射する。
【選択図】図7

Description

本発明は、パチンコ機の球発射装置に関するものである。
パチンコ機の球発射装置としては、例えば特許文献1に示されるように、球発射位置に置かれた球をソレノイド等により回転駆動される杵によって打ち出す構造のものが一般的である。このためには球が貯留されている受皿から球通路によって球を一段一列に整列させ、球送り装置によって球を1個ずつ球発射位置に供給する必要がある。
このような従来の球発射装置には、次のような問題があった。
第1に、球を一段一列に整列させて供給する必要があるため、発射球供給皿の深さに制約があり、しかも球詰まりが発生することがある。
第2に、球を1個ずつ球発射位置に供給するための球送り装置が必要となる。
第3に、球抜き操作を行っても、遊技者の球が球発射装置の内部に少数個とり残される。
第4に、杵先の打撃位置や打撃方向に精度が要求され、組み付け誤差等によって球発射装置毎にバラツキが生じ易い。
特開2002−35248号公報
したがって本発明の目的は上記した従来の問題点を解決し、球を1個ずつ球発射位置に供給するための球送り装置が不要であり、球発射装置毎のバラツキが生じにくく、しかも球詰まりが発生しにくく、完全な球抜きが可能であるパチンコ機の球発射装置を提供することである。
上記の課題を解決するためになされた本発明のパチンコ機の球発射装置は、螺旋溝が外周面に形成された第1の回転体と、螺旋溝を備えた第2の回転体とをそれらの回転軸を平行として近接配置し、これらの回転体の基部に球供給部を設けてこれらの螺旋溝間に球を供給し、これらの回転体の回転により球を先端部に移動させて発射することを特徴とするものである。
なお請求項2のように、第1の回転体と第2の回転体とがともに外周面に螺旋溝を備えた円柱状体であり、隣接配置されている構造とすることができ、また請求項3のように、第1の回転体が外周面に螺旋溝を備えた円柱状体であり、第2の回転体が内周面に螺旋溝を備えた円筒状体であり、第1の回転体が第2の回転体の内部に配置されている構造とすることができる。
また請求項4のように、螺旋溝のピッチが基部よりも先端部で大きくなっている構造とすることができる。
また請求項5のように、球供給部の先端側に隣接する位置に、次発射球確認センサーを設けることが好ましく、また請求項6のように、球供給部の底面を開閉可能な球抜き部とすることが好ましい。さらに請求項7のように、回転体の同期回転速度を変化させることにより、球の発射速度を制御することができる。
本発明のパチンコ機の球発射装置は、第1の回転体の螺旋溝と第2の回転体の螺旋溝との間に1個ずつ球を挟み、これらの回転体の回転により球を先端部に移動させて発射する構造である。このため従来のように球を1個ずつ球発射位置に供給するための球送り装置が不要である。また球の発射は回転体の回転により行われ、従来のように静止した球を打撃する構造ではないので、球発射装置毎のバラツキが生じない。さらに回転体を逆転させることにより、完全な球抜きが可能である。
なお、螺旋溝のピッチを基部よりも先端部で大きくしておけば、球を加速して発射することができ、しかも基部では球の移動速度が低速であるので、確実な球供給が可能である。さらに球供給部の先端側に隣接する位置に次発射球確認センサーを設け、次発射球が検出されるまで回転体を回転させるようにすれば、一定間隔で球を発射することができる。
本発明の第1の実施形態を示す斜視図である。 平面図及びそのA−A,B−B断面図である。 内部構造を示す斜視図である。 球発射時の断面図である。 次発射球確認時の断面図である。 球発射制御のフロー図である。 球抜き時の平面図である。 本発明の第2の実施形態を示す斜視図である。 内部構造を示す斜視図である。 分解斜視図である。 部分断面図である。 基部付近の断面斜視図である。 基部付近の断面図である。
以下に本発明の実施形態を示す。
図1〜図7は本発明の第1の実施形態を示す図である。図1、図2において、1は中空ボックス状の本体であり、その内部に図3に示すような第1の回転体2と第2の回転体3とが設けられている。第1の回転体2は断面が円弧状の螺旋溝4が外周面に形成された円柱状体であり、第2の回転体3も断面が円弧状の螺旋溝5が外周面に形成された円柱状体である。これらの回転体2,3は回転軸を平行として近接配置されており、図2のB−B断面図に示すように、螺旋溝4,5間にパチンコの球6を挟持することができる構造となっている。なお、螺旋溝4,5の断面形状は本実施形態では半円形であるが、球を挟持することができる形状であればよく、断面がコの字状、クの字状などその他の形状であっても差し支えない。
これらの回転体2,3は本体1の基部外側に設けられたモータ7によって同一方向に同期回転され、それに連れて球6を先端部に移動させて本体1の先端の発射孔8から発射することができる。このように回転体2,3の回転方向が同一である場合には、螺旋溝4,5の向きも同一である。なおこの実施形態では、螺旋溝4,5のピッチは基部よりも先端部で大きくなっており、球6を加速して発射できるようになっている。このような螺旋溝4,5を採用すれば、回転体2,3の回転速度を抑えながら球6の発射速度を確保することができる。
第1の回転体2の基部には、螺旋溝4の基部に球6を送り込むための送りねじ9が形成されている。送りねじ9のピッチは螺旋溝4の基部のピッチよりも小さくしておく。また第2の回転体3の基部は軸部10となっている。そして本体1の基部の上方には、球供給部11を設けてある。この実施形態では球供給部11は単なる垂直通路12を備えた枠であり、図2に示すように第1の回転体2の基部の送りねじ9の上方から球6を供給できる構造となっている。なお球詰まりを防止するために、その垂直通路12の大きさは幅、長さともに球6の2倍以上としておくことが好ましい。
球供給部11に供給された無整列の球6は送りねじ9によって1個ずつ螺旋溝4、5の基部に送り込まれ、図4に示すように本体1の先端の発射孔8から発射されるが、何らかの原因により球6が連続的に送り込まれないことがある。このため、球供給部の11の先端側に隣接する位置に、次発射球確認センサー13が設けられている。これは図5のように先行する球6が発射されたときに次の発射球6が次発射球確認センサー13の直下にあることを確認するためのセンサーである。もし次発射球を確認できない場合には、次発射球が確認されるまでモータ7を所定速度で回転させる。しかし次発射球の確認が先行する球の発射動作から0.6秒超であった場合には、一定間隔で球を発射することができないこととなるので、モータ7の回転を停止させる。図6にこのフローを図示した。
なお、遊技終了後に遊技者が球抜きを行いたい場合には、モータ7を逆転させて球6を基部側に戻し、本体1の基部に形成された開閉可能な球抜き部14から排出させればよい。球抜き部14は底板をスライド可能としたものであり、図7に示すようにスライドさせて球6の直径よりも大きい開口を形成すれば、回転体2,3から戻された球6は下方に落下して抜き出すことができる。この構造によれば、発射装置の内部にあるすべての玉を抜き出すことができる利点がある。
なお、球の発射強度はハンドルボリュームと連動させてモータ7の回転速度を変化させることにより、自由に制御することができる。例えばモータ7としてステッピングモータを使用した場合には、モータ7に供給するパルス幅を可変調節すればよい。発射速度の上限は図6に示したフローにより制限することができる。本発明の装置は球6の供給と発射とを同一の装置の内部で連続的に行わせることができるので、従来のような球送り装置が不要である。また球の発射は回転体の同期回転速度の制御により行われるので、従来のような球停止位置の精度は要求されず、球発射装置毎のバラツキが生じない。
図8以下は本発明の第2の実施形態を示す図である。
第1の実施形態では回転体2,3を隣接させて配置したが、図8以下に示すように、第2の実施形態では、第1の回転体21が第2の回転体22の内部中心に配置されている。第1の回転体21は外周面に螺旋溝23を備えた円柱状体であり、第2の回転体22が内周面に螺旋溝24を備えた円筒状体である。
この実施形態では第1の回転体21は基部に小径の送りねじ25を備え、その先端に連続させて螺旋溝23を形成したものである。図示の通り、これらの送りねじ25と螺旋溝23はともに1条ねじである。これに対して第2の回転体22の内周面に形成された螺旋溝24は3条ねじとなっている。そして第1の回転体21と第2の回転体22とはともにモータ26によって同一方向に回転されるのであるが、第2の回転体22の基部外周に形成されたギア27の歯数とその駆動ギア28の歯数を適切に設定することによって、第2の回転体22は第1の回転体21の1/3の速度で回転するようになっている。
このため、第1の回転体21の送りねじ25によって送り込まれた球6は第2の回転体22の3条ねじに順次送り込まれることとなり、第1の回転体21の螺旋溝23の120°間隔の位置と、それに対向する第2の回転体22の3条の螺旋溝24との間に挟持されながら先端側に移動し、発射孔29から発射される。
この実施形態では、球は第1の回転体21の外周を螺旋状に公転しながら先端側に移動し、常に同一の発射孔29から発射される。しかし第2の回転体22の内周面に形成された螺旋溝24は必ずしも3条ねじとする必要はなく、1条ねじとしても差支えない。なお、球供給部30や球抜き部31の構造は、第1の実施形態と同様である。
この第2の実施形態の球発射装置も第1の実施形態と同様に、従来のような球送り装置が不要である。また球の発射は回転体の回転により行われるので、従来のような球停止位置の精度は要求されず、球発射装置毎のバラツキが生じない等の利点がある。
1 本体
2 第1の回転体
3 第2の回転体
4 螺旋溝
5 螺旋溝
6 球
7 モータ
8 発射孔
9 送りねじ
10 軸部
11 球供給部
12 垂直通路
13 次発射球確認センサー
14 球抜き部
21 第1の回転体
22 第2の回転体
23 螺旋溝
24 螺旋溝
25 送りねじ
26 モータ
27 ギア
28 駆動ギア
29 発射孔
30 球供給部
31 球抜き部

Claims (7)

  1. 螺旋溝が外周面に形成された第1の回転体と、螺旋溝を備えた第2の回転体とをそれらの回転軸を平行として近接配置し、これらの回転体の基部に球供給部を設けてこれらの螺旋溝間に球を供給し、これらの回転体の同期回転により球を先端部に移動させて発射することを特徴とするパチンコ機の球発射装置。
  2. 第1の回転体と第2の回転体とがともに外周面に螺旋溝を備えた円柱状体であり、隣接配置されていることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機の球発射装置。
  3. 第1の回転体が外周面に螺旋溝を備えた円柱状体であり、第2の回転体が内周面に螺旋溝を備えた円筒状体であり、第1の回転体が第2の回転体の内部に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機の球発射装置。
  4. 螺旋溝のピッチが基部よりも先端部で大きくなっていることを特徴とする請求項2に記載のパチンコ機の球発射装置。
  5. 球供給部の先端側に隣接する位置に、次発射球確認センサーを設けたことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機の球発射装置。
  6. 球供給部の底面を開閉可能な球抜き部としたことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機の球発射装置。
  7. 回転体の同期回転速度を変化させることにより、球の発射速度を制御することを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機の球発射装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013255775A (ja) * 2012-05-14 2013-12-26 Asama Seisakusho:Kk パチンコ機の球発射装置
JP2019171109A (ja) * 2019-06-04 2019-10-10 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

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