JP2013179700A - スライド式小型電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】スライド機構を挟んで対向する2つの筺体の間に生じる隙間を隠蔽する手段を設けて、製品の質を高める。
【解決手段】第1筐体1と、スライド機構により第1筐体1と係合された第2筐体2からなり、第1筐体1の端部には凸部11を設け、第2筐体2の端部には、凸部11が入り込む開口部4と、閉状態のとき凸部11と当接して第1筐体1の対向面から離れる方向に回動され、開状態となって凸部11との当接が解除されたとき、第1筐体1の対向面と接する位置まで回動されてスライド機構により生ずる第1筐体1と第2筐体2間の隙間、および開口部4を隠蔽するカバー3を設ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は、互いにスライドして相対移動できるように連結された二つの筐体によって構成されたスライド式小型電子機器に関する。
近年、携帯電話機等の小型電子機器の市場拡大に伴い、装置の多機能化と、装置の小型化、薄型化を両立させるために、装置を互いに連結されてスライド可能な二つの筐体で構成することにより、コンパクトに携帯可能にしたスライド式小型電子機器が提案され、実用化されている(例えば、特許文献1〜4等参照)。
このスライド式小型電子機器では、例えば一方の筐体の正面に各種の操作キーを有する操作部を設け、他方の筐体の正面にLCD等の表示部を設けるとともに、一方の筐体の正面と他方の筐体の背面とが互いに向き合うようにスライド機構で連結し、不使用時あるいは表示画面のみの閲覧を行う等の場合には、二つの筐体が互いに重なる位置までスライドさせた閉状態にして、コンパクトに携帯可能な構成とし、携帯電話機としての使用あるいはキー操作を行う場合には、二つの筐体を互いにスライドさせて引き伸ばした開状態とすることにより一方の筐体の正面に設けられたキー操作部を露出させ、キー操作を伴う使用を可能にしている。
特開2003−298699号公報 特開2005−136600号公報 特開2006−140814号公報 特開2006−319419号公報
このようなスライド機構により開閉動作可能な機能を持つ携帯型電子機器は、スライド機構を挟んで対向する2つの筺体の間に一定の隙間が生じるため、この隙間から、スライド機構(バネ、電気接続用のフレキシブル基板等)が見えてしまうことがあり、製品としての見栄え、質、あるいは外観デザイン上の印象を悪くする要因となる。
また、この隙間からゴミ、埃等が入りやすく、動作不良の原因となる。さらに、スライド機構には、スライド部とガイド溝の間にスムーズなスライドを実現するための最小限の遊びが設けられているため、携帯中に、開き状態や閉じ状態で両筐体間に僅かではあるがガタツキやビリツキが生じ、製品としてのイメージを悪くするという問題があった。
本発明の目的は、上述した課題を解決することが可能なスライド式小型電子機器を提供することにある。
本発明のスライド式小型電子機器は、第1筐体と第2筐体とがスライド機構により互いにスライド可能に係合され、閉状態のとき重なりが最大となり、開状態のとき重なりが最小となるように設定されたスライド式小型電子機器において、前記第2筐体の端部に、前記第1筐体の対向面の少なくとも一部と接しながらスライドして前記スライド機構により生ずる前記第1及び第2筐体間の隙間を隠蔽するカバーを設けたことを特徴とする。
本発明によれば、スライド機構を挟んで対向する2つの筺体の間に生じる隙間にカバーを設けているので、この隙間から見えるスライド機構のバネや両筐体を電気的に接続しているフレキシブル基板等の内部構造を隠すことが可能となる。
また、この隙間からのゴミやホコリの侵入を防ぐことができ、機器の信頼性を向上させることができる。
さらに、スライド機構を挟んで対向する2つの筺体の間に生じる隙間にカバーが配置され、このカバーを外観面に露出させる構成としているので、このカバーに対して、意匠部品としてのデザインを施すことが可能となり、ユーザーの購買意欲を高めることができる。
さらに、スライド時に前記カバーが前記第1筐体の対向面に接するように付勢する付勢手段を設けることにより、前記カバーに前記スライド機構により発生するガタツキやビリツキを抑制する機能を持たせることができ、製品の質を上げて機器に高級感を与えることができる。
本発明の第1の実施形態を示すスライド式電子機器の閉状態を示す概略斜視図である。 本実施形態のスライド式電子機器の開状態を示す概略斜視図である。 本実施形態のスライド式電子機器の開状態を示す概略分解斜視図である。 本実施形態のスライド式電子機器の閉状態を示す概略分解斜視図である。 本実施形態のスライド式電子機器の閉状態を示す概略分解斜視図である。 本実施形態のスライド式電子機器におけるカバーの状態を示す断面図である。 本実施形態のスライド式電子機器におけるカバーの状態を示す断面図である。 本実施形態のスライド式電子機器におけるカバーの状態を示す断面図である。 本実施形態のスライド式電子機器におけるカバーの状態を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態を示すスライド式電子機器の概略断面図である。 本発明の第3の実施形態を示すスライド式電子機器の概略断面図である。
図1は、本発明の第1の実施形態を示すスライド式電子機器の閉状態を示す概略斜視図であり、図2は、本実施形態のスライド式電子機器の開状態を示す概略斜視図である。
本実施形態のスライド式電子機器は、開状態のときに露出されるスライド面に例えばキー操作部が配置されている第1筐体1と、スライド機構により第1筐体1と係合され、スライド面とは反対側の面(背面)に例えばLCD等の表示部が配置されている第2筐体2によって構成されている。
第1筐体1のスライド方向の端部には、凸部11が設けられており、一方、第2筐体2のスライド方向の端部には、閉状態のときにこの凸部11が第2筐体2内に入り込めるようにするための開口部4が形成され、またこの端部内側には、第2筐体2が第1筐体1の対向面に沿ってスライドして開状態に移行するときに、第1筐体1の対向面と接する位置まで回動した状態でスライド可能に構成され、スライド機構により生ずる第1筐体1と第2筐体2間の隙間および開口部4を塞ぐカバー3が設けられている。
このカバー3は、第1筐体1と第2筐体2が重なり合った閉状態(図1)のときには凸部11と当接することにより第1筐体1の対向面から離れる方向に回動され、第1筐体1の凸部11に乗り上げた状態で第2筐体2の端部内側に収納されている。従って、閉状態のときには、図1に示すように、スライド機構により生ずる第1筐体1と第2筐体2間の隙間および開口部4の内部は凸部11により塞がれるため、第1筐体1と第2筐体2間の隙間および内部のスライド機構は凸部11により隠蔽される。
一方、開状態のときには、図2に示すように、第1筐体1の凸部11は第2筐体2の開口部4から第2筐体2の外へ移動するため、凸部11に乗り上げられていたカバー3が第1筐体1の対向面と接する位置まで回動される。従って、開状態のときには、スライド機構により生ずる第1筐体1と第2筐体2間の隙間および開口部4の内部はカバー3により塞がれるため、第1筐体1と第2筐体2間の隙間および内部のスライド機構はカバー3により隠蔽される。
図3〜図5は、本実施形態のスライド式電子機器の分解斜視図である。以下、図1〜図5を参照して、本実施形態のスライド式電子機器の構成について詳細に説明する。- 3 -
第1筐体1の第2筐体2と対向する面には、スライド方向と平行する両側に、第2筐体2側に取り付けられたスライダー5をスライドさせるためのレール12が設けられており(図5)、このスライド方向と平行する両側は、第2筐体2と対向する第1筐体1の他の面(キー操作部等が配置される中央部分)よりも僅かに高くなっている。
そのためカバー3には、開状態においてカバー3を第1筐体1のスライド方向と平行する両側および中央部分で接触させるために、その両側に切り欠き31が設けられている。第1筐体1のスライド方向と平行する両側および中央部分が均一な高さである場合にはカバー3の切り欠き31は不要である。なおスライダー5は、通常、先にレール12と組み込んだ後に第2筐体2と締結されるが、工法によっては、この限りでない。
先ず、第2筐体2にカバー3を組み込む。図3に示すように、第2筐体2に設置されたカバー収納部21にはカバー3のバネ保持部22および軸ピン挿入穴23が2箇所設けられている。バネ保持部22にはトーションバネ6の端部である突起61が収まる。また、軸ピン挿入穴23は左右端に1箇所ずつ設けられており、カバー3を撓ませることでカバー3の両側に設けてあるピン33をこの軸ピン挿入穴23に挿入し、カバー3をカバー収納部21内で回動可能に固定する。
また、トーションバネ6自体は、カバー3の内側に設けられたバネ軸用ピン32によって固定され、トーションバネ6のもう一方の端部突起62は、カバー3に固定されている。この状態ではカバー3はトーションバネ6の付勢力により開状態の位置にて保持されており、第2筐体2が第1筐体1と係合されたときカバー3がトーションバネ6の付勢力により第1筐体1の対向面と接触させてスライド可能な状態に設定される。なお、本図では、トーションバネ6を2つ使っているが、1つでも良い。
その後、第1筐体1と第2筐体2は、スライド機構を構成するレール12とスライダー5で結合される。その際、スライダー5と第2筐体2は第2筐体2の平面部24にスライダー5を位置決めし、ネジ等により締結される。組立の際は、カバー3への触手によるダメージを配慮して、スライド開状態にて行うのが良い。
図4〜図5は、スライド閉状態におけるカバー3の状態をそれぞれ反対方向から見たときの概略分解斜視図を示しており、スライド開状態において、トーションバネ6の付勢力により回転して第1筐体1の対向面に接触するように付勢されているカバー3(図3)は、スライド閉状態においては、図4〜図5に示すように、第1筐体1に有する凸部11に押されて、トーションバネ6の付勢力に抗してスライド方向に回転動作し、第1筐体1と第2筐体2に対して両者を互いに離間する方向の付勢力を与えられて第2筐体2のカバー収納部21に収まっている。
第1筐体1には、レール12がすでに組み込まれており、図では、スライダー5はまだ取り付いていないが、実際には、レール12とスライダー5を先に組込み、スライドユニットとして取り扱うのが一般的である。前述の通り、カバー3はスライド開→閉状態に移行する過程で、第1筐体1に有する凸部11に押されて回転動作をし、第2筐体2のカバー収納部21に収まる構造となっている。
図6〜図9は、図1のA−A断面、および図2のB−Bの断面により本実施形態のスライド式電子機器を閉状態から開状態にスライドさせた場合のカバー3の動作を示す断面図である。以下、図6〜図9を参照して本実施形態の動作について説明する。
スライド閉状態では、図6に示すように、カバー3は第1筐体1の凸部11と第2筐体2に挟まれているが、第1筐体1の凸部11とカバー3の間には若干のクリアランスを設けているため、トーションバネ6の付勢力によりカバー3のピン33を軸に凸部11を押す方向の回転力が付与されている。そのため、カバー3は常に第1筐体1の凸部11と接触しながら第1筐体1と第2筐体2を離間する方向に力を加えているので、スライド機構によるガタツキやビリツキを抑制する機能を兼ねることができる。
次に、第1筐体1から第2筐体2をスライドさせて、閉状態から開状態への移行を開始すると、図7に示すように、カバー3はトーションバネ6の付勢力により凸部11の角R部と接しながら開いていく。そして図8に示すように、カバー3は凸部11から離れた後は、トーションバネ6の付勢力によりカバーのピン33を軸にして、カバー3の先端が第1筐体1の対向面と接する位置まで回動する。
その後、図9に示すように、第1筐体1の対向面が完全に開き切るまで、カバー3は図8の状態を維持しながら第1筐体1の対向面上をスライドしていく。カバー3の第1筐体1の対向面と接触する面は、第1筐体1の対向面に接触してスライドする際に第1筐体1の対向面に傷をつけないように滑らかな曲面形状に形成されている。その際、カバー3はトーションバネ6の付勢力を受けて相対する第1筐体と接しており、筐体間にトーションバネ6の付勢力による一定の負荷をかけることができ、スライド機構により発生するガタツキやビリツキを抑制する機能を持たせることもできる。
また、カバー3の外周面の一部を、第2筐体2に設置されたカバー収納部21内の接面25と当接させることにより、例えばカバー3の第1筐体1の対向面に対する角度が垂直以上には回動しない構造となっている。
本実施形態によれば、第2筐体2の端部に第1筐体1の対向面と接しながらスライド可能にした隙間隠蔽用のカバー3を設けたので、第1筐体と第2筐体間の隙間からスライド機構や両筐体を電気的に接続しているフレキシブル基板等の内部構造を隠すことができる。
また、カバー3を第1筐体1の対向面に接するように付勢するトーションバネ6が設けられているので、第1筐体と第2筐体間のスライド機構により発生するガタツキやビリツキを抑制する効果を得ることが可能となる。
なおその際、カバー3を、僅かに高くなっている第1筐体1のスライド方向と平行する両側と対向しているカバー3の切り欠き部31においてのみ第1筐体1と接触するようにして、カバー3と第1筐体1の中央部分(キー操作部等が配置される部分)との間には通常操作において第1筐体と第2筐体間の内部構造が視認不可能な範囲の僅かな隙間が設けられた構成としてもよい。
その場合には、トーションバネ6により、第1筐体1のスライド方向と平行する両側とカバー3の切り欠き部31が接することにより、第1筐体1と第2筐体2を離間する方向の付勢力が働くので、同様に、ガタツキやビリツキを抑制する効果が得られる。また、第1筐体1のスライド方向と平行する両側と中央部分(キー操作部等が配置される部分)との段差が小さい場合には、切り欠き部31を設けないカバー3を用いることも可能である。
図10は、本発明の第2の実施形態を示すスライド式電子機器の開状態と閉状態を示す概略断面図である。
第1の実施形態では、カバー3が機器の幅方向であるX方向の軸を基点に回転動作する機構を採用したのに対して、本実施形態では、第2筐体2の端部の両端2箇所に機器の厚み方向であるZ方向の軸を基点に回転動作する2枚構成の観音開きのカバー3,3を持つ機構を採用して構成されている。
スライド開状態の時には、図10(a)に示すように、2枚のカバー3,3が第2筐体2の左右内壁からトーションバネ6により付勢されて第2筐体2の端部の位置まで回転し、第1筐体1と第2筐体2間の隙間を覆い隠すことができる。スライド閉状態の時には、図10(b)に示すように、2枚のカバー3,3が第1筐体1の凸部11にて各々押されることで、第2筐体2の端部内に収納される。
本実施形態では、例えば第2筐体2の端部領域に電気部品の実装が必要な場合に、第1の実施形態のように、第2筐体2の端部領域にカバー機構を収納するための領域を設けることなく、電気的に不要と思われる端部左右に軸を持つカバーとすることで、電気部品の実装するための平面方向の実装領域を増やすことができる。
図11は、本発明の第3の実施形態を示すスライド式電子機器の開状態と閉状態を示す概略断面図である。
第1の実施形態では、カバー3が機器の幅方向であるX方向の軸を基点に回転動作する機構を採用したのに対して、本実施形態では、カバー3を、機器の厚み方向であるZ軸方向に平行に可動する構成となっている。
本実施形態のカバー3は、第2筐体2に実装されて、第1筐体1の方向(矢印で示す方向)にバネ等により付勢されている。スライド閉状態のときには、図11(a)に示すように、カバー3の先端部は第1筐体1の凸部11の天面により押さえられて、第2筐体2の内部に収まっている。
スライド開状態のときには、図11(b)に示すように、凸部11が第2筐体2から離れるので、カバー3は矢印で示す付勢力により第1筐体1の方向に可動してその先端部が第1筐体1の対向面と接した状態となり、両筐体間の隙間および、従来見えるべきスライド機構のバネや両筐体を電気的に接続しているフレキシブル基板等の内部構造を隠すことが出来る。
本実施形態の場合、スライド閉状態に戻すときに、第1筐体1の凸部11とカバー3との衝突を避けるため、第1筐体1の凸部11の天面から第1筐体1の対向面に向かうなだらかな斜面、または斜面リブを持たせるのが良い。また、この三角形状の斜面リブは第1筐体1の一部で構成されており、スライド開閉動作の際に、従来見えるべきバネや両筐体を電気的に接続しているフレキシブル基板等の内部構造と接触しない位置関係となっている。
本実施形態では、カバー3の可動方向が機器の厚み方向であるZ方向にのみに移動可能な構成であるため、外部からカバー3を指等で押してもカバー3が内部に倒れ込むことが無く、内蔵部品の保護等、信頼性の向上を図ることができる。
なお、上記実施形態では、第1筐体1の端部にスライド開閉状態に応じてカバー3の開閉動作を行うための凸部11を設けているが、この凸部11が無くても本発明を実現することができる。その場合には、スライド閉状態のときも、カバー3をバネ等の付勢力により第1筐体1の対向面と接する位置に移動した状態にする。
また、カバー3を回動あるいは移動させるための付勢力を与えるバネとしては、上記トーションバネに限らず、本構成を可能にする適宜のバネを用いることができる。例えば板バネ等を用いることができ、トーションバネを固定するカバー3のバネ用軸ピン32が折れやすい場合の代替案として活用できる。
また、カバー3を回動あるいは移動させるための付勢力を与える手段として、磁石を用いて実現することができる。例えば、カバー3と第2筐体2の相対する面に互いに反発するように極性付けられた磁石を各々固定する。スライド閉状態では、第1筐体1の凸部11によりカバー3は内側に押し込められているが、スライド開状態では、カバー3に固定された磁石と第2筐体2に固定された磁石が互いに反発しあい、この反発力によりカバー3を回転軸に沿って回転動作させることができる。
カバー3の開閉動作に磁石を用いて実現すれば、バネ実装部を作成せずに済むので、構成が簡単となり、低コスト化を図ることができる。
また、カバー3の材質も、板金製のカバーあるいは樹脂製のカバー等、適宜の材質のカバーを用いることができる。板金部品を用いてカバー3を構成した場合には、カバーをより薄くでき、強度アップにもつながる。また、モールド樹脂で構成した場合には、該カバーに付勢力を与えるバネをモールド樹脂にて蛇腹形状等に作成した構成とすることもできる。その際、カバーとバネを一体化した構造とすることもできる。
1 第1筐体
2 第2筐体
3 カバー
4 開口部
5 スライダー
6 トーションバネ
11 凸部
12 レール
21 カバー収納部
22 バネ保持部
23 軸ピン挿入穴
24 スライダー取付け平面部
25 カバー当接面
31 切り欠き部
32 バネ軸用ピン
33 ピン
51 レール嵌合部
61 トーションバネ6の一方の端部突起
62 トーションバネ6の他方の端部突起

Claims (4)

  1. 第1筐体と第2筐体とがスライド機構により互いにスライド可能に係合され、閉状態のとき重なりが最大となり、開状態のとき重なりが最小となるように設定されたスライド式小型電子機器において、
    前記第2筐体の端部の両端にそれぞれ回動軸を備え、前記第1筐体の対向面に沿って回動される観音開き機構によって構成され、スライドする際に前記スライド機構によって生ずる前記第1及び第2筐体間の隙間を隠蔽するカバーを設けたことを特徴とするスライド式小型電子機器。
  2. 前記カバーは、モールド樹脂によって構成されていることを特徴とする請求項1に記載のスライド式小型電子機器。
  3. 前記カバーに付勢力を与えるバネを、モールド樹脂にて前記カバーと一体成型された蛇腹形状のバネによって構成したことを特徴とする請求項2に記載のスライド式小型電子機器。
  4. 前記カバーは、板金によって構成されていることを特徴とする請求項1に記載のスライド式小型電子機器。
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