JP2013179517A - 光パス網構成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光パス網構成装置1は、アトラクタ選択によって光パス網を構成する際に用いるゆらぎ方程式の制御行列を、ノードペア同士の活性または抑制の関係を正負の制御値で特定し、他のすべてのノードペアとの関係における制御値の絶対値和が、予め設定された制御対象判定閾値以上のノードペアを制御対象として初期設計する制御行列設計手段133aと、網負荷量が収束するか否かにより制御行列の再設計の要否を判定する再設計要否判定手段133bと、再設計が必要であると判定された場合、制御対象判定閾値を増減させる閾値変更手段133cと、を備え、制御行列設計手段133aが制御行列を再設計することを特徴とする。
【選択図】図2
Description
また、関数fはシグモイド関数である。このシグモイド関数f内のWは、ノードペアを発着点とする光パス間の活性および抑制の関係を表した制御行列である。
また、ηはゆらぎ項で、例えば、正規分布のような確率分布であって、ホワイトガウシアンノイズ等が用いられる。
このように、アトラクタ選択によって仮想網を制御する従来のシステムは、想定外の環境変化に対応して、その環境に適応した仮想網を構築することができる。
しかし、前記式(1)に示したように、ノードペアの活性および抑制の相互影響の有無を表した制御行列W(pij,psd)は、行列計算を行う際に、1≦i,j,s,d≦N(ノード数)の範囲をとる。すなわち、従来の手法では、行列演算において、計算量がノード数Nの4乗オーダである。このような計算量が必要になると、現状のCPU能力による現実的な計算時間で、トラヒックに応じて仮想網の光パスの再構成を行うことが可能なネットワーク規模は、100ノード規模までである。
このような現状において、例えば、日本全国規模を想定したような千〜1万ノードのネットワーク規模においても、アトラクタ選択によって仮想網を制御することが可能な技術が望まれていた。
[光パス網システムの構成]
最初に、図1を参照して、本発明の実施形態に係る光パス網構成装置を含んだ光パス網システムの構成について説明する。
図1に示すように、光パス網システム100は、物理網であるWDM(波長分割多重)ネットワーク上に、上位のネットワークであるIPネットワークの仮想的なトポロジ(VNT:Virtual Network Topology、以下、仮想網)を構築し、トラヒックに応じて仮想網を動的に制御するシステムである。なお、ここでは、物理網としてWDMネットワークを採用した例を説明するが、ファイバネットワーク、TDM(Time Division Multiplexing)ネットワーク、Ethernet(登録商標)などのレイヤ2ネットワークが物理網の場合も同様に本発明を適用可能である。ここでは、ネットワークの一例として、IP−over−WDMネットワークの例で説明する。
次に、本発明の実施形態に係る光パス網構成装置1が制御するIP−over−WDMネットワークについて説明する。図1に示すように、IP−over−WDMネットワークは、WDMネットワーク101と、その上位のIPネットワーク102との2つの層を有する。
光クロスコネクトOXC1はIPルータr1とともにノードN1を構成し、光クロスコネクトOXC2はIPルータr2とともにノードN2を構成している。また、光クロスコネクトOXC3はIPルータr3とともにノードN3を構成し、光クロスコネクトOXC4はIPルータr4とともにノードN4を構成している。つまり、この例では、物理網は4つのノード(物理ノード)N1〜N4と、4つの光ファイバ(物理リンク)F1〜F4とからなる。
物理リンクはWDM技術により複数の波長を収容している。ここでは、光ファイバF1〜F4において利用可能な波長は、一例としてλ1,λ2の2波長とした。
以下、本発明の実施形態に係る光パス網構成装置の構成および動作について詳細に説明する。
[光パス網構成装置の構成]
まず、図2を参照して、本発明の第1実施形態に係る光パス網構成装置1の構成について説明する。
光パス網構成装置1は、網情報収集手段11と、記憶手段12と、仮想網設計手段13と、仮想網設定手段14と、を備える。
また、物理網の状態が変化しないのであれば、予め記憶手段12に物理網情報を書き込んでおき、変更があった場合にのみ、図示を省略した入力手段を介して入力し、物理網情報を更新することとすればよい。
この記憶手段12は、ハードディスクや半導体メモリなどの一般的な記憶媒体で構成することができる。なお、ここでは、仮想網情報、物理網情報、対象光パス情報を1つの記憶手段12に記憶することとしているが、それぞれ、個別の記憶装置に記憶することとしてもよい。
ここでは、仮想網設計手段13は、網負荷量算出手段131と、活性度算出手段132と、制御行列生成手段133と、発現レベル算出手段134と、光パス数決定手段135と、を備える。
すなわち、網負荷量算出手段131は、任意のノード間のリンク上のトラヒック量をypij、当該リンクの伝送容量をCpijとしたとき、リンクごとの利用率をypij/Cpijにより算出し、その最大値を最大リンク利用率umaxとする。
この網負荷量算出手段131は、算出した最大リンク利用率umaxを、活性度算出手段132および制御行列生成手段133に出力する。
具体的には、活性度算出手段132は、以下の式(2)により活性度vgを算出する。
この活性度算出手段132は、算出した活性度vgを発現レベル算出手段134に出力する。
ここで、活性の関係とは、あるノードペアが、他のノードペアの光パス数を増加させる関係をいう。また、抑制の関係とは、あるノードペアが、他のノードペアの光パス数を減少させる関係をいう。
このように、ノードペア同士には、活性や抑制の関係を有するものが存在するが、相関性のないものも存在する。
図2に戻って、光パス網構成装置1の構成について説明を続ける。
具体的には、まず、制御行列設計手段133aは、記憶手段12に記憶されているすべてのノードペアごとに、図3で説明したような活性と抑制との関係を特定する制御値を成分とする、以下の式(3)に示す制御行列Wの成分を生成(特定)する。
このように、制御行列設計手段133aは、活性の関係を有するノードペア同士が対応する成分に正の整数、抑制の関係を有するノードペア同士が対応する成分に負の整数、活性および抑制のいずれの関係もないノードペア同士が対応する成分に“0”を設定して制御行列Wの成分を生成する。
そして、制御行列設計手段133aは、行成分の絶対値和が閾値(制御対象判定閾値)W0以上の行に対応するノードペア、すなわち、他のすべてのノードペアとの関係における制御値の絶対値和が、閾値W0以上のノードペアを制御対象とする。
これによって、制御行列設計手段133aは、すべてのノードペアを対象とした制御行列に対して、成分を削減した制御行列を生成することができる。
この再設計要否判定手段133bは、仮想網設計手段13が定期的に動作するタイミングで、予め定めた回数内で最大リンク利用率が収束しない場合、制御行列を再設計する必要があると判定する。そして、制御行列を再設計する必要があると判定した場合のみ、再設計要否判定手段133bは、閾値変更手段133cに対して、制御行列設計手段133aが用いた閾値を変更する旨を指示する。この閾値が変更された後、制御行列設計手段133aが再度制御行列を生成することで、制御行列が再設計されることになる。
この閾値変更手段133cは、網負荷量算出手段131で算出された最大リンク利用率(網負荷量)が予め定めた上限閾値Uupperを下回らない場合、制御行列(削除制御行列)W′の成分が少ない、すなわち、制御対象としているノードペアが少ないと判断し、閾値W0を予め定めた割合X1(正数)%だけ減少させる。例えば、閾値W0を5%減少させるのであれば、閾値変更手段133cは、W0×(100−5)/100により、閾値W0を元の値から95%の値に減少させる。
これによって、制御行列設計手段133aにおいて生成される制御行列(削除制御行列)W′で、制御対象とするノードペアの数が適正化される方向に働くことになる。
この発現レベル算出手段134は、活性度算出手段132で算出された活性度Vgと、制御行列生成手段133で生成された制御行列(削除制御行列)W′とを用いて、以下の式(4)に示すゆらぎ方程式(微分方程式)により、ノードペアごとの発現レベルを算出する。
この式(4)によって、発現レベル算出手段134は、ノードペアpijごとの発現レベルxpijを算出する。
この発現レベル算出手段134は、算出したノードペアごとの発現レベルを光パス数決定手段135に出力する。
この光パス数決定手段135は、ノードペアの発現レベルが大きいほど、より多くの本数を割り当てる。なお、光パスの本数は、ノードのトランスミッタの数やレシーバの数によって制約される。
そこで、光パス数決定手段135は、例えば、以下の式(5)により、ノードペアpijの光パス数Gpijを算出する。
すなわち、光パス数決定手段135は、あるノードiにおいて、そのノードのトランスミッタを利用するノードペアpijの発現レベルxpijの総和(Σsxpsi)に対する発現レベルxpijの割合に応じて、ノードペアpijに対する光パス数を算出する。また、光パス数決定手段135は、あるノードiにおいて、そのノードのレシーバを利用するノードペアpijの発現レベルxpijの総和(Σdxpid)に対する発現レベルxpijの割合に応じて、ノードペアpijに対する光パス数を算出する。
この光パス数決定手段135は、ノードペアごとに決定した光パス数を、仮想網設定手段14に出力する。
すなわち、仮想網設定手段14は、記憶手段12に記憶されている仮想網情報に含まれているノードペアの光パス数と、仮想網設計手段13で設計されたノードペアごとの光パス数とを比較する。そして、その数が異なる場合、仮想網設定手段14は、ノードペアの各ノードに対して、仮想網設計手段13で設計された光パス数となるように、光パスの追加および不要な光パスの削除を指示する。なお、光パスを削除することで、その光パスを経由していたトラヒックが遮断される場合は、光パスを削除する前に、経路変更を指示こととする。
以上説明したように光パス網構成装置1を構成することで、光パス網構成装置1は、アトラクタ選択によって、光パス網(仮想網)を制御する際に、ゆらぎ方程式の制御行列の成分を減らし、計算量を抑えることで、大規模ネットワークに対応することが可能になる。
次に、図4〜図6を参照(構成については適宜図2参照)して、本発明の第1実施形態に係る光パス網構成装置1の動作について説明する。なお、ここでは、光パス網(仮想網)が初期状態、例えば、物理網のトポロジで構成された状態で設定されていることとする。
そして、光パス網構成装置1は、制御行列生成手段133の制御行列設計手段133aによって、ゆらぎ方程式の制御行列の初期設定(制御行列設計処理)を行う(ステップS2)。このとき、制御行列設計手段133aは、すべてのノードペア(光パス)を対象とした制御行列を生成するのではなく、対象を削減した制御行列をする。この制御行列設計処理については、後で図5を参照して説明を行う。
さらに、光パス網構成装置1は、活性度算出手段132によって、ステップS5で算出された最大リンク利用率から、前記式(2)により、ゆらぎ方程式の活性度を算出する(ステップS6)。
ここで、最大リンク利用率が予め定めた閾値の範囲内であれば(ステップS7でYes)、光パス網構成装置1は、ステップS10以降に動作を進める。
ここで、当該状態が所定回数継続していなければ(ステップS8でNo)、光パス網構成装置1は、状態が収束する可能性があるため、現状の制御行列のままで、ステップS10以降に動作を進める。
その後、光パス網構成装置1は、ステップS3に戻り、動作周期ごとに、ステップS4からステップS12までの動作を繰り返す。
次に、図5を参照(構成については適宜図2参照)して、光パス網構成装置1の制御行列設計処理について説明する。なお、この処理は、図4のステップS2の動作に相当する。
まず、光パス網構成装置1の制御行列設計手段133aは、現在設定されているすべてのノードペアを対象として、そのノードペア同士の関係が、活性の関係にあるのか、抑制の関係にあるのかを特定し、制御行列を生成する(ステップS20)。すなわち、制御行列設計手段133aは、活性の関係を有するノードペア同士が対応する要素に正の整数、抑制の関係を有するノードペア同士が対応する要素に負の整数、活性および抑制のいずれの関係もないノードペア同士が対応する要素に“0”を設定して制御行列を生成する。
そして、制御行列設計手段133aは、ステップS21で算出した絶対値和と、設定された閾値W0とを比較する(ステップS22)
なお、制御対象と非制御対象とは排他的であるため、ステップS23とステップS24とのいずれか一方で、制御対象または非制御対象のいずれかのみを設定することとしてもよい。
これによって、制御行列設計手段133aは、すべてのノードペアを対象とした制御行列から、対象とするノードペアを限定した制御行列を生成する。
次に、図6を参照(構成については適宜図2参照)して、光パス網構成装置1の制御行列再設計処理について説明する。なお、この処理は、図4のステップS9の動作に相当する。
ここで、最大リンク利用率が予め設定された上限閾値を超えている場合だけ(ステップS30でYes)、閾値変更手段133cは、図5の制御行列設計処理のステップS22で用いた閾値W0を、予め定めた割合X1%だけ減少させる(ステップS31)。
ここで、最大リンク利用率が予め設定された下限閾値を下回っている場合だけ(ステップS32でYes)、閾値変更手段133cは、閾値W0を、予め定めた割合X1%だけ増加させる(ステップS33)。
なお、このステップS34の動作は、図5で説明した制御行列設計処理(ステップS2)と同じであるため、説明を省略する。
[光パス網構成装置の構成]
次に、図7を参照して、本発明の第2実施形態に係る光パス網構成装置1Aの構成について説明する。
図7に示すように、光パス網構成装置1Aは、基本的には、図2で説明した光パス網構成装置1と同様の構成を備える。制御行列生成手段133A以外の構成は、光パス網構成装置1と同様であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
この閾値変更手段133Acは、網負荷量算出手段131で算出された最大リンク利用率(網負荷量)に基づいて、制御行列設計手段133Aaが用いる閾値W0を変更する機能は、図2の制御行列設計手段133aと同様である。
すなわち、閾値変更手段133Acは、最大リンク利用率が予め定めた上限閾値Uupperを下回らない場合、制御行列(削除制御行列)W′の成分が少ない、すなわち、対象としているノードペアが少ないと判断し、閾値Tth1,Tth1をそれぞれ予め定めた割合X2(正数)%,X3(正数)%だけ減少させる。
次に、図8,図9を参照して、本発明の第2実施形態に係る光パス網構成装置1Aの動作について説明する。
まず、図8を参照(構成については適宜図7参照)して、光パス網構成装置1Aの制御行列設計処理(図4のステップS2A)について説明する。
なお、この制御行列設計処理(ステップS2A)は、図5で説明した光パス網構成装置1の制御行列設計処理(ステップS2)に対して、ステップS22Aのみを追加したものであるため、同一のステップについては、同一のステップ番号を付加して説明を省略する。
このステップS23,S24の後、ステップS25以降の動作は、光パス網構成装置1と同様である。
次に、図9を参照(構成については適宜図7参照)して、光パス網構成装置1Aの制御行列再設計処理(図4のステップS9A)について説明する。
なお、この制御行列再設計処理(ステップS9A)は、図6で説明した光パス網構成装置1の制御行列再設計処理(ステップS9)に対して、ステップS31A,S33Aを追加し、ステップS34をステップS34Aに変更したものであるため、同一のステップについては、同一のステップ番号を付加して説明を省略する。
このステップS34Aの動作は、図8で説明した制御行列設計処理(ステップS2A)と同じであるため、説明を省略する。
11 網情報収集手段
12 記憶手段
13 仮想網設計手段
131 網負荷量算出手段
132 活性度算出手段
133 制御行列生成手段
133a 制御行列設計手段
133b 再設定要否判定手段
133c 閾値変更手段
134 発現レベル算出手段
135 光パス数決定手段
14 仮想網設定手段
Claims (4)
- 物理網上のノード間の光パスで構成される仮想網を、ゆらぎ方程式を用いてトラヒックに適応して構成する光パス網構成装置において、
周期的に計測されたノード間のリンク負荷から網にかかる負荷である網負荷量を算出する網負荷量算出手段と、
前記網負荷量に基づいて、前記ゆらぎ方程式で用いる活性度を算出する活性度算出手段と、
ノードペア同士の光パスの設定に対する活性または抑制の関係から制御対象のノードペアを特定し、前記ゆらぎ方程式で用いる制御行列を生成する制御行列生成手段と、
前記制御行列と前記活性度とを用いて、前記ゆらぎ方程式により、前記制御対象のノードペアにおける光パス数を決定するための発現レベルを算出する発現レベル算出手段と、
前記発現レベルに応じて、前記制御対象のノードペアに割り当てる光パス数を決定する光パス数決定手段と、
この光パス数決定手段で決定された光パス数に基づいて、前記制御対象のノードペアの光パスの構成を設定する仮想網設定手段と、を備え、
前記制御行列生成手段は、
ノードペア同士の光パスの設定に対する活性または抑制の関係を正負の制御値で特定し、前記物理網上の任意のノードペアに対して、他のすべてのノードペアとの関係における前記制御値の絶対値和が、予め設定された閾値である制御対象判定閾値以上のノードペアを制御対象として、前記制御値で構成される前記制御行列を設計する制御行列設計手段と、
前記網負荷量が、所定周期回数内で予め定めた閾値範囲内に収束するか否かにより前記制御行列の再設計の要否を判定する再設計要否判定手段と、
この再設計要否判定手段によって制御行列の再設計が必要であると判定された場合、前記網負荷量が予め設定された上限閾値を下回らないときは、前記制御対象判定閾値を減少させ、前記網負荷量が予め設定された下限閾値を超えないときは、前記制御対象判定閾値を増加させる閾値変更手段と、
を備えることを特徴とする光パス網構成装置。 - 前記制御行列設計手段は、
前記制御対象判定閾値により非制御対象となるノードペアであっても、周期的に計測されたトラヒックの絶対値が予め設定された閾値である絶対値閾値以上、かつ、当該トラヒックの分散が予め設定された閾値である分散閾値以上のノードペアについては、前記制御対象のノードペアとし、
前記閾値変更手段は、
前記再設計要否判定手段によって制御行列の再設計が必要であると判定された場合、前記網負荷量が予め設定された上限閾値よりも大きいときは、前記絶対値閾値および前記分散閾値を減少させ、前記網負荷量が予め設定された下限閾値よりも小さいときは、前記絶対値閾値および前記分散閾値を増加させることを特徴とする請求項1に記載の光パス網構成装置。 - 前記制御行列設計手段は、
前記制御対象判定閾値により非制御対象となるノードペアであっても、周期的に計測されたトラヒックの絶対値が予め設定された閾値である絶対値閾値以上のノードペアについては、前記制御対象のノードペアとし、
前記閾値変更手段は、
前記再設計要否判定手段によって制御行列の再設計が必要であると判定された場合、前記網負荷量が予め設定された上限閾値よりも大きいときは、前記絶対値閾値を減少させ、前記網負荷量が予め設定された下限閾値よりも小さいときは、前記絶対値閾値を増加させることを特徴とする請求項1に記載の光パス網構成装置。 - 前記制御行列設計手段は、
前記制御対象判定閾値により非制御対象となるノードペアであっても、周期的に計測されたトラヒックの分散が予め設定された閾値である分散閾値以上のノードペアについては、前記制御対象のノードペアとし、
前記閾値変更手段は、
前記再設計要否判定手段によって制御行列の再設計が必要であると判定された場合、前記網負荷量が予め設定された上限閾値よりも大きいときは、前記分散閾値を減少させ、前記網負荷量が予め設定された下限閾値よりも小さいときは、前記分散閾値を増加させることを特徴とする請求項1に記載の光パス網構成装置。
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