JP2013178195A - 孔芯計測装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】孔芯計測に際して、掘削孔の中心と計測装置の中心を確実に合致させることができて、掘削孔に段部が形成されている場合においても、掘削孔の中心と計測装置の中心を確実に合致した状態を保持することが出来る孔芯計測装置及び方法の提供。
【解決手段】計測装置(1)の中心軸方向の両端にパンダグラフ状のリンク機構(2)が配置されており、当該リンク機構(2)は、計測装置(1)の円周方向について等間隔の複数箇所に同一仕様のリンケージ(20)が配置されており、当該同一仕様のリンケージ(20)は2本のリンク(21、22)がヒンジピン(24)によって屈折自在に接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は孔芯計測(あるいは「孔曲がり計測」)に関する。
孔芯計測(あるいは「孔曲がり計測」)は、掘削孔が予定の経路通りに掘削されているか否かの計測に関する技術であり、あるいは、地中に配置された中空管が予定の経路通りに延在しているか否かの計測に関する技術である。
例えば、直線に削孔する予定の掘削孔が湾曲して削孔されてしまうと、種々の不都合が生じる。係る不都合を未然に防止するために孔芯計測が行われる。
しかし、従来の掘削孔の削孔あるいは地中に中空管を配置する施工において、孔芯計測が行われていないケースが多々存在する。特に、深度が深い領域において掘削孔を削孔する場合に、例えば断層等の影響で掘削孔は曲がり易く、種々の不都合が生じる。
ここで、孔芯計測の実施に際しては、孔芯計測用の機器(孔芯計測装置)を、地盤中に削孔された掘削孔に直接挿入する場合と、掘削孔に中空管を挿入し、当該中空管に孔芯計測装置を挿入する場合が存在する。
従来技術においては、主として傾斜計を用いた孔芯計測が行われている。
しかし、傾斜計は、静止した状態でないと計測することができない。例えば、掘削孔に傾斜計を挿入した後、一定のピッチ(例えば、1000mm、500mm)で孔芯計測をする場合には、当該一定のピッチ毎に、孔芯計測のために一定の時間(例えば3秒間)だけ停止しなければならない。そのため、掘削孔全体の孔芯計測のために、長時間が必要となってしまう恐れがある。
また、孔芯計測は、X軸、Y軸の各々について行われ、各軸において2方について計測しなければならない。そのため、同一の掘削孔(あるいは管)について孔芯計測を行う場合には、X軸、Y軸の各軸について、二回づつ、合計4回計測しなければならない。
さらに、傾斜計を用いて孔芯計測を行う場合には、計測するべき掘削孔(あるいは中空管)内にガイドパイプを挿入する必要が有る。すなわち、傾斜計を用いて孔芯計測を行う場合には、掘削孔あるいは中空管にガイドパイプを挿入し、傾斜計を合計4回出し入れしなければならない。
そして、傾斜計を4回出し入れする各々の作業において、一定のピッチ毎に一定の時間(例えば3秒間)だけ停止しなくてはならない。そのため、傾斜計による孔芯計測は極めて煩雑な作業であり、多大な作業時間を費やしてしまう。傾斜計を用いた従来の孔芯計測では、例えば、50m以上の深度における掘削孔の削孔では、(孔芯計測だけで)長時間を費やしている。このことも、従来、孔芯計測が行われていないケースが多数存在する理由となっている。
上述した問題を解消するために、ジャイロスコープを用いて掘削孔の経路を計測する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
係る技術によれば、ガイドパイプの挿入が不要である。また、掘削孔の先端部に挿入されたジャイロスコープを地上側に引き出すことにより、一度の作業で、当該ジャイロスコープの移動経路、すなわち掘削孔の位置が測定される。しかも、所定ピッチ毎に一定時間づつ静止させる必要もない。
しかし、傾斜計を用いた従来技術およびジャイロスコープを用いた従来技術では、掘削孔(あるいは中空管)の中心と、ジャイロスコープの中心が合致していないと、正確な孔曲がりの計測ができないという問題を有している。
例えば、予定の削孔経路が直線である場合に、図9で示すように、掘削孔Hの中心Lchと、ジャイロスコープ1の中心(中心軸)Lc1が合致していないと、掘削孔Hが曲がっていても、ジャイロスコープ1の中心軸Lc1が真直な状態であるため、当該ジャイロスコープ1による孔芯計測では、掘削孔Hは真直で予定の経路通りに削孔されていると誤判定してしまう恐れがある。
掘削孔Hの中心Lchとジャイロスコープ1の中心(中心軸)Lc1を合致させるため、従来の孔芯計測では、図10で示すように、ジャイロスコープ1の軸方向両端部(図10では左右両端部)に円弧状の弾性部材(例えば、薄板ばね)8を配置し、当該弾性部材8の弾性反撥力により、掘削孔Hの中心Lchとジャイロスコープ1の中心Lc1を合致させている。
しかし、掘削孔の水平計測時において、図11の右側の円弧状の弾性部材8の様に、弾性反撥力が弱い(バネ定数が小さい)と、当該弾性部材8の撓み量が大きくなり、ジャイロスコープ1の羽口側(図11の右側:地上側)が下がってしまう。そのため、掘削孔Hは水平であるにもかかわらず、ジャイロスコープ1は、掘削孔Hが(図11の上下方向について)傾斜していると判断してしまう。
また、図12で示すように、掘削孔Hに段部Hdが存在する場合がある。例えば、いわゆる「裸孔」では段部Hdが形成され易い。また、地層の変わり目や、斜めになっている地層に削孔された掘削孔Hについても、段部Hdが形成され易い。さらに、グラウンドアンカーの施工に際して、裸孔の曲がりを計測するべき場合が存在し、当該裸孔には段部が形成されてしまう場合が多い。
図12において、右側の弾性部材8が配置されている領域のように、掘削孔Hの内径D2が小さい(細い)と、当該右側の弾性部材8の弾性反撥力が強くなり、弾性部材8の半径方向外方端部と掘削孔H内壁(中空管内壁)との摩擦力が強くなり、摩擦による摩耗量が増加して、当該弾性部材8が摺り減ってしまう。そのため、従来の孔芯計測装置では、何回か孔芯計測を行うと、円弧状弾性部材8を交換しなければならなくなるという問題が発生する。
掘削孔(中空管)の内壁面との摩擦力を大きくしないために、円弧状の弾性部材8の仕様を、図12における右側の領域(内径が小さい/細い領域:内径D2の領域)に合わせて、設定することも考えられる。
しかし、ジャイロスコープ1が、図12における右側の領域(内径D2の領域)から、左側の領域(掘削孔内径が大きい/太い領域:内径D1の領域)に移動すると、内径D2の領域に合わせて仕様が設定されている弾性部材8は、その半径方向外方端部が掘削孔Hの内壁面と接触しない状態(いわゆる「浮いた」状態)になってしまう(図12において、符号Aで示す状態)。そのような状態(符号Aで示す状態)になると、ジャイロスコープ1の図12における下側が下がってしまい、掘削孔Hの中心とジャイロスコープ1の中心を合致させることが出来ず、いわゆる「芯をとる」、「芯を合わせる」ことが困難である。
なお、図10〜図12において、符号5は先行ロッドを示し、符号6は接続部材を示し、符号7は可撓性を有する曲がりボーリング用ロッドを示している。
特開2002−220986号公報
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、孔芯計測に際して、掘削孔(あるいは中空管)の中心と計測装置(例えばジャイロスコープ)の中心を確実に合致させることができて、掘削孔に段部が形成されている場合においても、掘削孔の中心と計測装置の中心を確実に合致した状態を保持することが出来る孔芯計測装置の提供を目的としている。
本発明の孔芯計測装置(100)は、計測装置(1:例えば、ジャイロスコープ、傾斜計)の中心軸方向の両端にパンダグラフ状のリンク機構(2)が配置されており、
当該リンク機構(2)は、計測装置(1)の円周方向について等間隔の複数箇所に同一仕様のリンケージ(20)が配置されており、
当該同一仕様のリンケージ(20)の各々は、2本のリンク(21、22)がヒンジピン(24)によって屈折自在に接続されており、一方のリンクであって、計測装置(1)から離隔した側のリンク(21)の計測装置(1)から離隔した側の端部(21b)は、計測装置(1)の中心軸(Lc1)と平行に摺動可能な部材(23)に回動自在に結合されており、他方のリンクであって、計測装置(1)側のリンク(22)の計測装置(1)側端部(22b)は、計測装置(1)側端部(リンク係合部材11)に回動自在に結合されており、
前記摺動可能な部材(23)の軸方向の両側(ジャイロスコープ1に近接した側23aと、ジャイロスコープから離隔した側23b)には、弾性部材(引張ばねあるいは圧縮ばね3、3)が配置されていることを特徴としている。
ここで、上記二つの弾性部材(3、3)は、同一のバネ定数であるのが好ましい。
本発明において、パンダグラフ状のリンク機構(リンケージ20)の頂部(半径方向最外方の部分)には回転部材(例えばローラ4)が設けられているのが好ましい。
あるいは、本発明において、パンダグラフ状のリンク機構(リンケージ20A)の頂部(半径方向最外方の部分)には板状部材(いわゆる「スキー」4A)が設けられているのが好ましい。
本発明において、計測装置(100)としてはジャイロスコープ(1)を用いることが好ましいが、傾斜計(図示を省略)を用いることが可能である。
計測装置として傾斜計を用いる場合には、掘削孔(H)が鉛直方向に延在している場合に適用することが好ましい。ただし、掘削孔(H)が垂直軸に対して傾斜している場合も、傾斜計は使用可能である。
ここで、水平方向に延在している掘削孔の曲がり計測については、傾斜計は適用しない。
上述する構成を具備する本発明によれば、摺動可能な部材(23)の両側に配置された弾性部材(3)により、孔芯計測の対象となる掘削孔(H:あるいは中空管)の内径に対応して摺動可能な部材(23)が軸方向に移動(摺動)して、一定の位置に留まる。そして、掘削孔(H)の内径が変動しない限り、上記二つの弾性部材(3、3)の軸方向長さと摺動可能な部材(23)の軸方向長さの和(L1)が一定となり、複数のリンケージ(20)の各頂部(半径方向外方端部:あるいは、そこに設けられたローラ4、スキー4A)が掘削孔(H)内壁面に当接した状態が維持される。それと共に、複数のリンケージ(20)の各頂部(半径方向外方端部)の計測装置(1)中心軸(Lc1)からの半径方向位置は、常に一定の位置となる。
そのため、パンダグラフ状のリンク機構(2)で支持される計測装置(100)の半径方向中心は、複数リンケージ(20)の頂部が当接している掘削孔(H)または中空管の半径方向中心と、常に一致する(常に、いわゆる「芯をとった」状態になる)。換言すれば、本発明において、計測装置(100)の中心軸位置は、掘削孔(H)または中空管の中心軸と常に合致し、いわゆる「芯をとった状態」が保持され、いわゆる「芯をとった状態」以外には、パンダグラフ状のリンク機構(2)は移動あるいは摺動しない。
仮に、掘削孔(H)または中空管の段部において、内径寸法が変動したとしても、摺動可能な部材(23)の両側に配置された弾性部材(3、3)により、当該変形した内径寸法に対応して摺動可能な部材(23)の軸方向位置が変化して、複数のリンケージ(20)における頂部の半径方向位置も掘削孔(H)または中空管の段部における内径寸法の変動に追従して変動し、二つの弾性部材(3、3)の軸方向長さと摺動可能な部材(23)の軸方向長さの和(L1)が当該変動した内径寸法に対応した一定値に保持される。その結果、計測装置(100)の半径方向中心と掘削孔(H)または中空管の半径方向中心が一致した状態(いわゆる「芯をとった」状態)が維持される。
本発明は、掘削孔(H)に段部(Hd)が存在する場合、例えば、掘削孔(H)がいわゆる「裸孔」である場合、地層の変わり目や斜めになっている地層について掘削孔(H)が削孔されている場合について、さらに、グラウンドアンカーの施工に際しても、掘削孔の孔芯計測に適している。
また、本発明は、深い深度の掘削された掘削孔の孔芯計測に適している。
本発明において、例えば、パンダグラフ状のリンク機構(リンケージ20)先端(半径方向先端)に回転部材(例えば、ローラ4)を設ければ、当該回転部材(4)が掘削孔(H)の内壁面あるいは中空管の内壁面と接触しても、摩擦が小さく、摩耗し難いので、摺り減り難くなる。
掘削孔(H)の内径寸法が小さい領域(いわゆる「きつい」、「窮屈な」領域)であっても、係る回転部材(4)を設ければ、内壁面あるいは中空管の内壁面との摩擦抵抗が小さい。
パンダグラフ状のリンク機構(リンケージ20)先端(半径方向先端)において、回転部材(4)に代えて、板状部材(いわゆる「スキー」4A)を設けた場合においても、掘削孔(H)内壁(あるいは中空管内壁)と接触した際の摩擦が小さく、摩耗し難く、すり減り難い。
掘削孔(H)の内径寸法が小さい領域(いわゆる「きつい」、「窮屈な」領域)であっても、回転部材(4)を設けた場合と同様に、摩擦抵抗が小さくなる。
本発明において、パンダグラフ状のリンク機構(2)先端(半径方向先端)に回転部材(4)あるいは板状部材(いわゆる「スキー」4A)を設けることにより、孔壁(中空管内壁)と接触しても摩耗し難くなるため、摩耗による損傷の程度が小さくなり、寿命を延長することが可能である。
また本発明によれば、掘削孔(H)あるいは中空管の断面形状が非円形の領域においても、計測装置(100)の中心軸位置と掘削孔または中空管の中心軸とが合致した状態(いわゆる「芯をとった状態」)を保持することが出来る。
パンダグラフ状のリンク機構(2)を増設し、あるいは、パンダグラフ状のリンク機構(2)の頂部(半径方向最外方の部分)に板状部材(4A)を設けることにより、複数の(3個以上の)リンク機構(2)の先端(半径方向先端)が掘削孔(あるいは中空管)の内壁面に当接し、あるいは、板状部材(いわゆる「スキー」4A)が掘削孔(あるいは中空管)の内壁面に当接して、複数のリンケージ(20)の各頂部と計測装置(1)の中心軸(Lc1)からの半径方向位置を常に一定に維持できるからである。
第1実施形態の側面図である。 図1におけるA部拡大図である。 図2におけるX方向矢示図である。 実施形態に係る孔芯計測装置を段部が形成された掘削孔に配置した状態を示す図である。 第1実施形態において、傾斜計を用いる場合に使用されるガイドパイプの断面図である。 非円形断面を有する掘削孔に第1実施形態を使用した状態を示す正面図である。 第2実施形態の正面図である。 第2実施形態に係る孔芯計測装置の作用効果を説明する図である。 従来技術を示す図である。 図9とは異なる従来技術を示す側面図である。 図10で示した従来技術の問題点を説明する図である。 図10で示した従来技術を段部を有する掘削孔に適用した状態を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
最初に、図1〜図5を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。
図1において、全体を符号100で示す孔芯計測装置は、計測器であるジャイロスコープ1と、ジャイロスコープ1の軸方向の両端に配置された1対のリンク機構2を備えている。
図3で示すように、1箇所のリンク機構2において、3組のリンケージ20を有している。そして図1、図2で示すように、1組のリンケージ20は、第1のリンク21と第2のリンク22と、スライダ23と、接続ピン24(図2)を有している。
図3を参照すれば明らかなように、図1、図2では、上方のリンケージ20の位置を変位させて表現している。図示を簡略化して、構成及び作用効果が明瞭に表現される様にするためである。
図1において、ジャイロスコープ1は、長手方向(図1では左右方向:軸方向)の中心1Cに対して左右対称であり、軸方向の両端部にリンク係合部材11を備えている。
図1では、地中側(図1のおける左方:符号Aで示す側)のリンク係合部材11は、先行ロッド5に接続されている。一方、地上側(図1のおける右方:符号Bで示す側)のリンク係合部材11は、継手部材6を介して、可撓性を有する削孔用ロッド7(ロッドあるいはケーブル)に接続されている。
図2(図1の符号Aで示す部分:A部)において、リンク係合部材11の端部11a(図2では左端部)から、円柱状のロッド部12が延在している。円柱状のロッド部12は、リンク係合部11と一体に形成されており、ジャイロスコープ1の本体から(図2では左方向に)延在している。
明示されていないが、スライダ23には中心軸近傍には、長手方向(図2では左右方向)に延在する貫通孔が形成されている。当該貫通孔(符号は図示せず)には、リンク係合部材11の円柱状のロッド部12が貫通している。スライダ23の貫通孔に円柱状のロッド部12が貫通することにより、スライダ23は、円柱状のロッド部材12に対して、摺動自在に係合している。
リンケージ20において、第1のリンク21における一方の端部21a(図2では右端部)と、第2のリンク22における一方の端部22a(図2では左端部)が、接続ピン24によって屈折自在に係合している。換言すれば、接続ピン24は、第1のリンク21における一方の端部21a及び第2のリンク22における一方の端部22aを、回転可能に貫通している。
また接続ピン24は、案内部材(以下、「ローラ」と言う)4を回転自在に軸支している。
図2において、第1のリンク21における他方の端部21b(図2では左端部)は、ヒンジピン25によって、スライダ23に対して回動自在に軸支されている。
第2のリンク22における他方の端部22b(図2では右端部)は、ヒンジピン26によって、リンク係合部11に対して回動自在に軸支されている。
図1のA部あるいは図2において、地中側リンク係合部材11の円柱状のロッド部12が延在している領域であって、先行ロッド5の地上側(右方)端面5bと、スライダ23の地中側(左方)端面23bの間の領域には、コイルスプリング3(3A)が設けられている。
同様に、図1のA部あるいは図2において、地中側リンク係合部材11の円柱状のロッド部12が延在している領域であって、リンク係合部材11の端面11aと、スライダ23の地上側(右方)端面23aの間の領域には、コイルスプリング3(3B)が設けられている。
図1において、右側のリンク機構2の部分(図1において、符号Bで示す部分:B部)においても、A部と同様に、地上側リンク係合部材11の円柱状のロッド部12が延在する領域であって、継手部材6の地中側(左方)端面6aとスライダ23の地上側(右方)端面23bとの間の領域には、コイルスプリング3(3A)が設けられている。
また、図1のB部において、地上側リンク係合部材11の円柱状のロッド部12が延在する領域であって、リンク係合部材11の端面11b(右方端面)とスライダ23の地中側(左方)端面23aの間の領域には、コイルスプリング3(3B)が設けられている。
上記コイルスプリング3(3A)とコイルスプリング3(3B)は、同一のバネ定数(弾性反撥力)を有する圧縮ばねである。ここで、図示の実施形態では、コイルスプリング3(3A)とコイルスプリング3(3B)は、バネ定数、素線径、巻き径、巻き数、自由長、材質その他が等しく(同一仕様に)設定されている。
ただし、図1において、右側のリンク機構2におけるコイルスプリング3Aと、左側のリンク機構20におけるコイルスプリング3Bの仕様を、変更すること(コイルスプリング3A、3Bの仕様を同一にしないこと)が可能である。
また、リンク機構2、20の各々において、スライダ23の左右のコイルスプリング3A、3A(あるいは3B、3B)の仕様を変更すること(仕様を同一にしないこと)も可能である。
図2において、地中側リンク係合部材11の端面11aから、先行ロッド5の地上側端面5bまでの距離L1は、一定である。ここで、距離L1は、2つのコイルスプリング3、3(3A、3B)の軸方向長さと、スライダ23の軸方向長さの和である。図示の実施形態では、掘削孔Hの内径寸法が変化しなければ、距離L1は一定に保たれる。
図2で示されていないが、図1のB部において、地上側リンク係合部材11の端面11bから継手部材6の地中側(左方)端面6aまでの距離も一定であり、上記距離L1と同一である。
地中側リンク係合部材11の端面11aから先行ロッド5の地上側端面5bまでの距離と、地上側リンク係合部材11の端面11bから継手部材6の地中側(左方)端面6aまでの距離は固定されている。そのため、図1、図2において、スライダ23を挟んで左右に配置された2つのコイルスプリング3(3A)、3(3B)は、スライダ23が円柱状のロッド部12に沿って移動(摺動)した場合、一方のコイルスプリング3の縮み量と、他方のコイルスプリング3の伸び量は等しくなる。
図1におけるA部あるいはB部におけるリンク機構2は、図3で示す様に3組のリンケージ20により構成されている。図2において、ジャイロスコープ1の中心軸Lc1から掘削孔Hの内壁面までの半径が符号「r」で示されており、係る半径rは、3組のリンケージ20においても等しい。
3組のリンケージ20では、図2において、スライダ23が軸方向(図2の左右方向)に移動(摺動)しても、第1のリンク21のスライダ23側のヒンジピン25の中心から、第2のリンク22のリンク係合部材11側ヒンジピン26の中心までの距離L2は、3組のリンケージ20において同一になる。
3組のリンケージ20の構成が共通しており、ジャイロスコープ1の中心軸Lc1から掘削孔Hの内壁面までの半径rが同一となる。そして、二つのコイルスプリング3A、3Bの軸方向長さとスライダ23の軸方向長さの和L1は、掘削孔Hの内径が変化しない限り一定となり、ジャイロスコープ1の中心軸Lc1は常に一定で、掘削孔Hの内径の中心Lhに合致する。
掘削孔Hの内径寸法が変化し、凹凸が存在したとしても、スライダ23が摺動して、距離L1が変動した内径寸法に対応した数値になるため、リンク機構2によって支持されているジャイロスコープ1の中心軸Lc1は一定であり、掘削孔Hの内径の中心Lhに合致した状態が維持される。
すなわち第1実施形態によれば、ジャイロスコープ1の中心軸Lc1は掘削孔Hの中心Lhと常に合致しており、いわゆる「芯をとった状態」に保たれる。そして、パンダグラフ状のリンク機構2は、いわゆる「芯をとった状態」以外の状態にはならない。
図4で示すように、掘削孔Hに段部Hdが存在していても、当該段部Hdにおいて、ジャイロスコープ1の中心軸Lc1から掘削孔Hの内壁面までの半径rが変位すると、当該半径rの変位に応答してリンケージ20のスライダ23が軸方向(図4の左右方向)に移動(摺動)する。スライダ23が軸方向(図4の左右方向)に移動(摺動)しても、ジャイロスコープ1の中心軸Lc1から掘削孔Hの内壁面までの半径(r)は、3組のリンケージ20において同一であるため、ジャイロスコープ1の中心軸Lc1は掘削孔Hの中心軸Lh(図1、図2参照)と一致する(ジャイロスコープ1の中心軸Lc1が掘削孔Hの中心軸Lhをトレースする)。
図1、図2で示すように、リンケージ20における半径方向外方の頂部には、案内部材であるローラ4が取り付けられている。
掘削孔Hの径が小さい領域(「細い」領域)であっても、ローラ4と掘削孔H内壁面の抵抗は小さい。そのため、ローラ4が掘削孔Hの内壁と接触しても、摩擦が小さく、摩耗し難い。
発明者による実験では、第1実施形態に係る孔芯計測装置100のローラ4の寿命は、従来の孔芯計測装置における板バネの寿命に比較して、約3倍程度まで延長された。
図1〜図4では、計測装置本体がジャイロスコープの場合について説明されているが、ジャイロスコープに代えて計測装置本体を傾斜計で構成することも可能である。計測装置本体を傾斜計の場合には、図5に示すようなガイドパイプGPを設ける必要がある。
図5において、ガイドパイプGPには、ローラ4(図1〜図4参照)が係合するための溝Dを、円周方向に等間隔に4箇所形成している。溝Dにローラ4を係合することにより、図1において符号Rで示す回転を防止することができる。溝Dは、円周方向に等間隔に複数形成すれば、4箇所に限定されるものではない。
計測手段としてジャイロスコープを使用するのであれば、図5で示すようなガイドラインを設ける必要はない。そして、ジャイロスコープを用いた場合には、掘削孔Hそのものの「曲がり」を計測することができる。
また、傾斜計を用いた孔芯計測は、鉛直方向に延在する掘削孔H(あるいは、それに挿入された中空管)のみが可能であり、水平方向に延在する掘削孔(あるいは中空管)の孔芯計測では適用することが出来ない。それに対して、ジャイロスコープであれば、鉛直方向に延在する掘削孔(中空管)のみならず、水平方向に延在する掘削孔(中空管)の孔芯計測にも適用可能である。
ここで、水平方向に延在する掘削孔(中空管)の孔芯計測で用いる場合を考慮すると、コイルスプリング3(3A)とコイルスプリング3(3B)は、ジャイロスコープの自重でたわまない程度のバネ定数あるいは弾性反撥力が必要である。
掘削孔Hの断面が円形でない場合には、パンダグラフ状のリンク機構20の個数を増やすことにより、対応できる。
例えば図6で示すように、掘削孔Hの断面形状が非円形であり、符号NCで示す非円形の領域が存在する場合において、円周方向に等間隔に3個のリンケージ20(図6の実線で示す)を配置した場合には、非円形の領域NCにおいて、リンケージ20の半径方向外方端部のローラ4は、掘削孔H内壁に接触することができない。そのため、ジャイロスコープ1(図1、図2、図4参照)の中心と掘削孔の中心を一致させること(いわゆる「芯を出す」)ことは困難である。
これに対して、図6の点線で示す様に、円周方向に等間隔に4個のパンダグラフ状のリンク機構あるいはリンケージ20Aを配置すれば、少なくとも3個のリンケージ20A(図6の点線で示す場合は4個のリンケージ20A)の半径方向外方端部のローラ4が掘削孔Hの内壁面に接触するので、ジャイロスコープの中心と掘削孔中心とを一致させること(いわゆる「芯を出す」こと)が出来る。
もちろん、パンダグラフ状のリンク機構を5個以上設ければ、非円形の断面形状を有する掘削孔Hであっても、ジャイロスコープの中心と掘削孔中心を確実に合致させて、いわゆる芯を出すことが出来る。
掘削孔Hにおける断面が円形であるか否かについては、地上側で事前に判断することが出来る。したがって、掘削孔Hにおいて、断面が非円形の領域に到達したならば、その領域における孔芯計測には、パンダグラフ状のリンク機構を増設して行うことが出来る。
上述した第1実施形態によれば、ジャイロスコープ1の中心軸方向の両端にパンダグラフ状のリンク機構2が配置されており、当該リンク機構2は複数のリンケージ20で構成されており、複数のジャイロスコープ1は同一の構成を具備しており、円周方向について等間隔に配置されている。そして、中心軸Lc1と平行に摺動可能なスライダ23を有し、スライダ23の両側(23a、23b)には、同一仕様のコイルスプリング3、3が配置されているので、スライダ23は、両側のコイルスプリング3のばね特性に対応した所定の位置に保持され、コイルスプリング3(3A、3B)の軸方向長さとスライダ23の軸方向長さの和L1は、掘削孔Hの内径が変化しない限り一定となる。そのため、リンケージ20の半径方向外方の端部の半径方向位置も一定になり、3組のリンケージ20において、ジャイロスコープ1の中心軸Lc1からリンケージ20の半径方向外方端部の半径方向距離rは、常に同一となる。その結果、パンダグラフ状のリンク機構2で支持されるジャイロスコープ1の半径方向中心(中心軸Lc1)は、掘削孔Hの半径方向中心(中心軸Lh)と常に合致して、いわゆる「芯をとった」状態に保持される。
換言すれば、第1実施形態において、パンダグラフ状の3組のリンケージ20は、ジャイロスコープ1あるいは計測装置100が、いわゆる「芯をとった状態」以外には変形しない。
図示の第1実施形態において、掘削孔Hの段部Hdが存在し、内径寸法が変動したとしても、段部Hdにおいて、スライダ23が軸方向位置に摺動して、スライダ23の両側に配置されたコイルスプリング3、3の弾性反撥力あるいはバネ定数に対応した位置に到達する。スライダ23が軸方向位置に摺動することにより、回転自在に接続されたリンク21、22の相対位置が変動して、3組のリンケージ20における半径方向外方端部の半径方向位置も、掘削孔Hの段部Hdにおける内径寸法の変動に追従して変動する。
そして、ジャイロスコープ1あるいは計測装置100の半径方向中心(中心軸Lc1)と掘削孔Hの半径方向中心(中心軸Lh)が合致して、いわゆる「芯をとった」状態が維持される。
図示の第1実施形態は、掘削孔Hに段部Hdが存在する場合(図4参照)、例えば、掘削孔Hがいわゆる「裸孔」である場合、地層の変わり目や斜めになっている地層について掘削孔Hが削孔されている場合や、グラウンドアンカーを施工する場合における掘削孔の孔芯計測に適している。
また、図示の第1実施形態は、深い深度の掘削された掘削孔の孔芯計測に適している。
さらに図示の第1実施形態においては、パンダグラフ状のリンク機構2の先端(半径方向先端)にローラ4を設けているために、ローラ4が掘削孔Hの内壁面と接触しても摩擦が小さく、摩耗し難く、摺り減り難い。
また、ローラ4を設けることにより、掘削孔Hの内径寸法が小さい領域(いわゆる「きつい」、「窮屈な」領域)においても、摩擦抵抗が小さくなる。
そして、ローラ4と掘削孔H内壁面の摩擦が小さいため、第1実施形態に係る計測装置100は、ローラ4を設けない場合に比較して、寿命が長期化する。
次に、図7、図8を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。
第1実施形態では、パンダグラフ状のリンク機構2における(3組の)リンケージ20の頂部(半径方向外方端部)に、ローラ4を設けている。
それに対して、第2実施形態では、図7で示すように、パンダグラフ状のリンク機構2Aにおける(3組の)リンケージ20Aの半径方向外方端部に、スキー状の板状部材(掘削孔の孔壁あるいは中空管内壁に摺動可能なスキー)4Aを設けている。
図8で示すように、掘削孔Hの断面形状が非円形であり、符号NCで示す非円形の領域が存在する場合において、非円形領域NCにおけるリンケージ20Aは、その半径方向外方端部は、掘削孔Hの内壁に接触することができず、隙間λが形成されてしまう。
これに対して、第2実施形態では、リンケージ20Aの半径方向外方端部にスキー状の板状部材4Aを設けているので、スキー状の板状部材4Aが非円形領域NC以外の掘削孔H内壁面と当接する。そのため、隙間λが存在したとしても、ジャイロスコープの中心と掘削孔中心とを一致させる(いわゆる「芯を出す」)ことが出来る。スキー4Aの幅寸法W(図7参照)が大きい場合には、係る作用効果は、さらに良好に発揮される。この様に、掘削孔Hの断面が円形でない場合に、リンケージ20Aの半径方向外方端部にスキー状の板状部材4Aを設けた第2実施形態によれば、リンケージ20Aの個数を増加させなくても、いわゆる「芯をとった」状態を維持することが出来る。
図4を参照して説明したように、第1実施形態では、掘削孔Hの断面形状が非円形であり、符号NCで示す非円形の領域が存在する場合には、リンケージ20の個数を増加しなければ、ジャイロスコープの中心と掘削孔中心とを一致させる(いわゆる「芯を出す」)ことが困難である。
ここで、孔芯計測の実施に際しては、予め、掘削孔Hが削孔されている地盤の状態(地層や土質)を把握することが出来る。
第2実施形態の施工に際して、掘削孔Hにおいて、例えば軟らかい地盤に削孔されている領域には、スキー4Aの幅寸法W(図7参照)が大きいタイプの孔芯計測装置を適用して、スキー4Aが柔軟な地盤にめり込むことを防止することが出来る。
第2実施形態において、掘削孔Hの断面形状が非円形の場合に、第1実施形態と同様に、パンダグラフ状のリンケージ20Aの個数(組数)を増やすことにより対処しても良い。もちろん、上述した様に、スキー4Aの幅Wを大きくすることで対応することもできる。
図7、図8の第2実施形態におけるその他の構成及び作用効果については、図1〜図6の第1実施形態と同様である。
ここで、図1〜図6の第1実施形態と、図7、図8で示す第2実施形態を組み合わせて使用すれば、孔芯計測を行うに際して、掘削孔Hを削孔した土壌の個々の領域毎に、地質(地層)、土質、掘削孔内壁面の状態等を勘案して、ローラ4を有するタイプの孔芯計測装置(第1実施形態)と、スキー4Aを有するタイプの孔芯計測装置(第2実施形態)を使い分けることが出来る。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではないことを付記する。
例えば、図示の実施形態では、計測機器としてジャイロスコープを用いているが、ジャイロスコープに代えて傾斜計を使用することも可能である。
また、図示の実施形態では、パンダグラフ状のリンク機構の左右両側(長手方向の両側)には機械式ばねが設けられているが、機械式ばねに代えて、いわゆる「流体ばね」(ショックアブソーバ:図示せず)を設けることも可能である。
さらに、図示の実施形態では、掘削孔Hそのものの孔芯計測を行っているが、例えば崩れ易い地盤に掘削孔Hが削孔されている場合には、掘削孔H内に図示しない中空管を挿入し、当該中空管について、孔芯計測を行うことが出来る。その様にすれば、地盤が崩れて、ジャイロスコープ或いは傾斜計が埋没してしまうことが防止される。
1・・・ジャイロスコープ
2・・・パンダグラフ状のリンク機構
3・・・弾性部材/圧縮コイルスプリング
4・・・案内車/ローラ
5・・・先行ロッド
6・・・継手部材
7・・・可撓性を有する曲がりボーリング用ロッド
11・・・地中側リンク係合部材
12・・・円柱状のロッド部
20・・・リンケージ
21・・・第1のリンク
22・・・第2のリンク
23・・・スライダ
24・・・接続ピン

Claims (3)

  1. 計測装置の中心軸方向の両端にパンダグラフ状のリンク機構が配置されており、
    当該リンク機構は、計測装置の円周方向について等間隔の複数箇所に同一仕様のリンケージが配置されており、
    当該同一仕様のリンケージの各々は、2本のリンクがヒンジピンによって屈折自在に接続されており、
    一方のリンクであって、計測装置から離隔した側のリンクの計測装置から離隔した側の端部は、計測装置の中心軸と平行に摺動可能な部材に回転自在に結合されており、他方のリンクであって、計測装置側のリンクの計測装置側端部は、計測装置側に回動自在に結合されており、
    前記摺動可能な部材の軸方向の両側には弾性部材が配置されていることを特徴とする孔芯計測装置。
  2. パンダグラフ状のリンク機構の頂部に回転部材が設けられている請求項1の孔芯計測装置。
  3. パンダグラフ状のリンク機構の頂部に板状部材が設けられている請求項1の孔芯計測装置。
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