JP2013177078A - 車両の生涯燃費表示処理装置 - Google Patents

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譲 橋目
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Abstract

【課題】生涯燃費算出用のデータを不揮発性メモリに書き込む回数が多くなることを抑制しつつ、不揮発性メモリに記憶されたデータに基づいて算出される生涯燃費の誤差を少なくし得る車両の生涯燃費表示処理装置を提供する。
【解決手段】現時点における車両の生涯燃費を算出可能なデータ処理手段2と、生涯燃費のデータを表示出力可能なディスプレイ1と、生涯燃費算出用のデータを記憶し、かつこの記憶したデータは、車両の積算走行距離が所定の距離だけ増加する都度、その時点における新たな生涯燃費算出用のデータに書き換えられる不揮発性メモリ3と、を備えている、車両の生涯燃費表示処理装置Aであって、前記所定の距離としては、複数種類の距離が設定されており、車両の積算走行距離が短い場合よりも長い場合の方が、前記所定の距離が長くされている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車などの車両に搭載され、車両の生涯燃費をインストルメントパネルなどのディスプレイに表示させることが可能とされた車両の生涯燃費表示処理装置に関する。
本発明でいう車両の「生涯燃費」とは、車両の積算走行距離に対応した燃費(平均燃費)であって、積算走行距離を燃料使用量の積算値で除した値として求めることができる。たとえば、車両の購入時から現時点までの燃費が該当する。
従来、車両の運転状態を評価するための手段として、車載のコントローラを利用して、現在の運転状態の燃費(瞬時燃費)に加え、生涯燃費をも算出し、これらの情報をディスプレイに適宜表示させるようにしたものがある(たとえば、特許文献1を参照)。近年においては、ユーザの燃費に対する感心が高いために、前記したような手段は、ユーザのニーズに合致したものとなる。
しかしながら、従来においては、次に述べるように、改善すべき余地があった。
すなわち、生涯燃費を算出するためには、積算走行距離と、この走行距離に対応する燃料使用量の積算値とのデータをメモリに記憶し、かつ適当なタイミングで更新させる必要がある。前記のデータは、たとえば車両のバッテリ交換などがなされ、コントローラへの電源供給が一時的に遮断された場合であっても、適切に保存される必要がある。したがって、前記メモリとしては、不揮発性メモリを用いることが望ましい。不揮発性メモリを用いれば、コントローラへの電源供給が一時的に遮断された場合であっても、その復旧後には不揮発性メモリに記憶されていたデータを利用し、生涯燃費の算出およびその表示処理を継続することができる。
ただし、不揮発性メモリは、書き換え回数寿命(たとえば、100万回)があるため、データの書き換えを余り高い頻度で行なうことは好ましいものではない。たとえば、走行距離が0.1km増加する都度、燃料使用量のデータを書き換えていたのでは、10万kmの走行距離で、100万回のデータ書き換え回数となり、メモリに寿命を来たす虞がある。
これを防止する手段としては、データの書き換えがなされる走行距離間隔を、たとえば10km毎にするなど、長くすることが考えられる。ところが、このような手段を採用すると、積算走行距離が短い期間中に、たとえばバッテリが外されたような場合には、バッテリが外される直前に算出されていた実際の生涯燃費と、バッテリの復旧後に不揮発性メモリから読み出したデータに基づいて算出される生涯燃費との差が大きくなり易い。
たとえば、走行距離が10km増加する都度、データの書き換えを行なうように設定した場合には、積算走行距離が29kmの時点でバッテリが取り外されると、メモリに記憶されていたデータに基づいて算出される生涯燃費は、20km走行時のものとなる。積算走行距離が少ない期間中においては、生涯燃費は変動し易いために、20km走行時の生涯燃費は、29km走行時の生涯燃費と比較して、誤差が大きい場合がある。したがって、バッテリの復旧後において、前記したように誤差が大きい生涯燃費が算出され、かつ表示されたのでは、ユーザに大きな違和感を与える虞がある。
特開2010−83209号公報
本発明は、前記したような事情のもとで考え出されたものであり、生涯燃費算出用のデータを不揮発性メモリに書き込む回数が多くなることを抑制しつつ、不揮発性メモリに記憶されたデータの適正化を図り、このデータに基づいて算出される生涯燃費を誤差の少ないものとすることが可能な車両の生涯燃費表示処理装置を提供することを、その課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明により提供される車両の生涯燃費表示処理装置は、現時点における車両の生涯燃費を算出可能なデータ処理手段と、生涯燃費のデータを表示出力可能なディスプレイと、生涯燃費算出用のデータを記憶し、かつこの記憶したデータは、車両の積算走行距離が所定の距離だけ増加する都度、その時点における新たな生涯燃費算出用のデータに書き換えられる不揮発性メモリと、を備えている、車両の生涯燃費表示処理装置であって、前記所定の距離としては、複数種類の距離が設定されており、車両の積算走行距離が短い場合よりも長い場合の方が、前記所定の距離が長くされていることを特徴としている。
このような構成によれば、次のような効果が得られる。
すなわち、車両の積算走行距離が短い期間中は、不揮発性メモリに記憶された生涯燃費算出用のデータが、短い走行距離間隔で書き換えられる。したがって、このような状況下において、バッテリの取り外しなどがなされ、それ以前に算出されていた実際の生涯燃費に代えて、不揮発性メモリに記憶されたデータに基づき生涯燃費を算出しても、この値は実際の生涯燃費と比較して誤差が少ないものとなる。その結果、このようにして算出した生涯燃費をディスプレイに表示させたとしても、従来とは異なり、ユーザに違和感を与えないようにすることが可能となる。
一方、車両の積算走行距離が長くなった場合には、不揮発性メモリに記憶されたデータが、長い走行距離間隔で書き換えられる。したがって、不揮発性メモリへのデータ書き込み回数を抑制し、この書き込み回数が不揮発性メモリの使用寿命回数に達する虞を無くすことが可能となる。なお、生涯燃費は、車両の積算走行距離が長くなった場合には大きく変動し難くなる。このため、不揮発性メモリに記憶されたデータを長い走行距離間隔で書き換えるようにしても、この不揮発性メモリに記憶されたデータに基づいて算出される生涯燃費は、実際の生涯燃費と大きく相違したものにはならず、不具合はない。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行なう発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
本発明に係る車両の生涯燃費表示処理装置の一例を示すブロック図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1に示す実施形態の車両の生涯燃費表示処理装置Aは、自動車の各部の動作機器を制御するためのメインのコントローラC、およびディスプレイ1を備えている。コントローラCは、通信機能を備えたマイクロコンピュータに相当し、CPUやRAMなどを用いて構成されたデータ処理部2、EEPROMなどの不揮発性メモリ3、およびたとえばCA
N(Controller Area Network)通信用のインタフェース4を備えている。
データ処理部2は、機能的にみると、燃料使用量積算部20、走行距離積算部21、瞬間燃費演算部22、生涯燃費演算部23、およびデータ書き換え制御部24を備えた構成である。燃料使用量積算部20は、エンジンへの燃料噴射制御を行なうための燃料噴射装置5Aから送られてくる燃料噴射量のデータを受信し、燃料噴射量(燃料使用量)の積算処理を実行する。走行距離積算部21は、車輪回転センサを有するABS(Antilock Brake System)5Bから送られてくる走行距離のデータを受信し、積算走行距離を算出する処理を実行する。このようにして得られた燃料使用量の積算値、および積算走行距離のデータは、不揮発性メモリ3に書き込まれるが、このデータは、後述する所定のタイミングで逐次更新される。
瞬間燃費演算部22は、現時点における瞬間燃費(たとえば10秒程度の期間における燃費)を算出し、このデータをディスプレイ1に表示させる処理を実行する。ディスプレイ1は、たとえば速度表示などを兼用したものであり、液晶表示器などを利用して構成されている。このディスプレイ1においては、現時点における瞬間燃費や生涯燃費のデータが数字などを用いて表示出力可能である。瞬間燃費と生涯燃費との表示は、切り替え表示方式と同時表示方式のいずれにすることもできる。
生涯燃費演算部23は、燃料使用量積算部20および走行距離積算部21において算出された燃料使用量の積算値、および積算走行距離に基づき、現時点における生涯燃費を演算し、このデータをディスプレイ1に表示させる処理を実行する。ただし、自動車のバッテリが取り外されるなどして、コントローラCへの電源供給が一時的に中断され、前記した燃料使用量の積算値および積算走行距離のデータが消失した後においては、不揮発性メモリ3に記憶されている燃料使用量の積算値および積算走行距離のデータを利用して生涯燃費が算出される。
データ書き換え制御部24は、不揮発性メモリ3へのデータ書き込みタイミングを制御する。より具体的には、不揮発性メモリ3には、既述したように、燃料使用量積算部20および走行距離積算部21において算出された燃料使用量の積算値と積算走行距離のデータが書き込まれるが、このデータの書き換えは、積算走行距離が所定の距離だけ増加する毎に実行される。ただし、前記所定の距離は、積算走行距離が短い期間中は短くされ、積算走行距離が長くなるに連れて段階的に長くなるように設定されている。
前記所定の距離(データ書き換え走行距離間隔)の一例を挙げると、次の表1のとおりである。
Figure 2013177078
次に、前記した車両の生涯燃費表示処理装置Aの作用について説明する。
本実施形態では、表1に示すように、たとえば積算走行距離が0〜10kmの場合には、車両の走行距離が0.01km増える都度、不揮発性メモリ3における燃料使用量の積算値および積算走行距離のデータ書き換えがなされる。このように、短い走行距離間隔でデータの書き換えがなされると、不揮発性メモリ3に書き込まれているデータは、実際の生涯燃費に略正確に対応したものとなる。したがって、たとえば自動車のバッテリが取り外されてコントローラCへの電源供給が一時的に中断した後において、不揮発性メモリ3に記憶されているデータに基づき、生涯燃費を算出した場合、この生涯燃費は、実際の生涯燃費と殆ど差のない正確なものとなる。バッテリの取り外し前と復旧後のそれぞれに時期においてディスプレイ1に表示される生涯燃費が大きく相違したのでは、ユーザに違和感を与える虞があるが、本実施形態によれば、そのような不具合を無くすことが可能である。
不揮発性メモリ3のデータ書き換えがなされる走行距離間隔は、積算走行距離が長くなるほど段階的に長くなり、たとえば積算走行距離が1000kmを超えた場合には、車両の走行距離が10km増える都度にデータ書き換えがなされる。一方、車両の積算走行距離が長い場合には、生涯燃費の値が安定し、たとえば燃費が悪くなる運転を多少行なったとしても、生涯燃費の値はさほど大きく変動しない。したがって、このような状況下において、不揮発性メモリ3についてのデータ書き換え走行距離間隔を比較的長くとったとしても、やはり不揮発性メモリ3に記憶されたデータは、実際の生涯燃費に略正確に対応したものとなる。その結果、積算走行距離が長くなった場合において、バッテリが取り外され、不揮発性メモリ3に記憶されていたデータを利用して生涯燃費を算出する場合、その値を正確なものとすることができる。
一方、不揮発性メモリ3のデータ書き換え頻度は、積算走行距離が短い期間中は多いものの、積算走行距離が長くなると、少なくなる。したがって、長いスパンでみれば、不揮発性メモリ3のデータ書き換え回数については、さほど多くならないようにし、不揮発性メモリ3の寿命回数に届かないようにすることが可能である。前記した表1には、積算走行距離の範囲ごとのデータ書き換え回数が記載されているが、表1に示す制御を実行すれば、自動車の積算走行距離が仮に100万kmに達したとしても、トータルの書き換え回数は、約11万回程度に抑えることができる。
表1に示す制御においては、積算走行距離を4つの範囲に区分し、データ書き換え走行距離間隔を4段階で変化させている。したがって、データ書き換え走行距離間隔を、たとえば単に2段階で変化させるような場合と比較すると、不揮発性メモリ3に記憶されたデータの正確性向上と、データ書き込み回数の抑制との両立を適切に図ることができ、好ましいものとなる。もちろん、表1の制御とは異なり、データ書き換え走行距離間隔を、2段階で変化させるだけの場合も、本発明の技術的範囲に包摂される。また、データ書き換え走行距離間隔は、本実施形態よりも多段階(4段階以上)に変化させることもできる。
本発明は、上述した実施形態の内容に限定されない。本発明に係る車両の生涯燃費表示処理装置の各部の具体的な構成は、本発明の意図する範囲内において種々に設計変更自在である。
表1に示した数値は、本発明が意図する不揮発性メモリへのデータ書き換えを行なう場合の一例に過ぎず、これに限定されないことは言う迄もない。本発明でいう「生涯燃費」の定義は、冒頭に述べたとおりである。不揮発性メモリの具体的な種類も問うものではない。
A 車両の生涯燃費表示処理装置
1 ディスプレイ
2 データ処理部
3 不揮発性メモリ

Claims (1)

  1. 現時点における車両の生涯燃費を算出可能なデータ処理手段と、
    生涯燃費のデータを表示出力可能なディスプレイと、
    生涯燃費算出用のデータを記憶し、かつこの記憶したデータは、車両の積算走行距離が所定の距離だけ増加する都度、その時点における新たな生涯燃費算出用のデータに書き換えられる不揮発性メモリと、
    を備えている、車両の生涯燃費表示処理装置であって、
    前記所定の距離としては、複数種類の距離が設定されており、
    車両の積算走行距離が短い場合よりも長い場合の方が、前記所定の距離が長くされていることを特徴とする、車両の生涯燃費表示処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015209690A (ja) * 2014-04-25 2015-11-24 住友建機株式会社 建設機械

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