JP2013176928A - 気泡緩衝材用減容装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】針によって気泡緩衝材の突起に孔を開ける方式の減容装置において、針を有する回転体への気泡緩衝材の供給と排出をスムーズに行うことができる気泡緩衝材用減容装置を提供すること。
【解決手段】本発明の気泡緩衝材用減容装置は、二枚のシートの間に空気を閉じこめた突起を多数有する気泡緩衝材Aの突起から空気を排出し、外周面に多数の針11を有する第1の回転体10と、第1の回転体10を駆動するモータ30と、回転軸22を第1の回転体10の回転軸12と平行に配置した第2の回転体20とを有し、挿入される気泡緩衝材Aが、第2の回転体20に到達する前に第1の回転体10に接触し、針11によって第1の回転体10と第2の回転体20との間に導入されることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明の気泡緩衝材用減容装置は、二枚のシートの間に空気を閉じこめた突起を多数有する気泡緩衝材Aの突起から空気を排出し、外周面に多数の針11を有する第1の回転体10と、第1の回転体10を駆動するモータ30と、回転軸22を第1の回転体10の回転軸12と平行に配置した第2の回転体20とを有し、挿入される気泡緩衝材Aが、第2の回転体20に到達する前に第1の回転体10に接触し、針11によって第1の回転体10と第2の回転体20との間に導入されることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、使用済みの気泡緩衝材を減容できる気泡緩衝材用減容装置に関する。
二枚のシートの間に空気を閉じこめた突起を多数有する気泡緩衝材は、安価で使い勝手が優れていることから現在多くの場所で用いられている。
しかし、軽量ではあるが、空気を閉じこめた突起の存在によって容積が大きくなるため、特に使用済みの気泡緩衝材の回収や搬送では減容の要望が高い。
このような現状の中で、気泡緩衝材の減容装置が既に提案されている。
特許文献1から3では、二つのローラの間に気泡緩衝材を通すことで、二枚のシートの間の空気を除去する装置を提案している。
特許文献4では、一つのローラを用いるものであるが、ローラにワイヤブラシを設け、このワイヤブラシによって突起に孔を開けて空気を抜く装置を提案している。
しかし、軽量ではあるが、空気を閉じこめた突起の存在によって容積が大きくなるため、特に使用済みの気泡緩衝材の回収や搬送では減容の要望が高い。
このような現状の中で、気泡緩衝材の減容装置が既に提案されている。
特許文献1から3では、二つのローラの間に気泡緩衝材を通すことで、二枚のシートの間の空気を除去する装置を提案している。
特許文献4では、一つのローラを用いるものであるが、ローラにワイヤブラシを設け、このワイヤブラシによって突起に孔を開けて空気を抜く装置を提案している。
特許文献1では、気泡緩衝材の突起内の空気を除去するために、2つのローラを用いて、突起を切開又は押し潰す方法を採用する。
ここで、突起を押し潰す場合には、2つのローラには大きな力が加わり、仮に十分に押し潰せない場合には、ローラを通過した後に再び突起が膨らんでしまい十分な減容ができない。また切開のためのローラの構成をいくつか提案しているが、ローラに針を植設したものでは、突起の切開を確実に行える反面、切開後の針と気泡緩衝材との離脱が容易ではなく、気泡緩衝材がローラに巻き付いてしまうという問題が生じる。
特許文献2では、切れ目形成用ローラの直前に強制送り込みローラを設けることで、気泡緩衝材を重ね合わせることができ、連続した処理を行えるが、複数組のローラを用いるため装置が大型化してしまう。
特許文献3では、一対のローラの回転速度を異ならせることで気泡緩衝材の突起を切断又は引き裂くものであるが、ローラ間への気泡緩衝材のスムーズな供給が行いにくいという問題がある。
特許文献4では、ワイヤブラシによって突起に孔を開けるため、ローラへの気泡緩衝材の送り込みが容易であり、また押し潰す方式のローラと比較して小さな負荷で減容が可能であり、またワイヤブラシへの気泡緩衝材のからみつきは引き剥がし部によって防止している。
しかし、特許文献4における引き剥がし部には、大きな負荷が掛かることが予測されるとともに、引き剥がし時にワイヤブラシ自体にも負荷が加わることでワイヤブラシが損傷する可能性もある。
ここで、突起を押し潰す場合には、2つのローラには大きな力が加わり、仮に十分に押し潰せない場合には、ローラを通過した後に再び突起が膨らんでしまい十分な減容ができない。また切開のためのローラの構成をいくつか提案しているが、ローラに針を植設したものでは、突起の切開を確実に行える反面、切開後の針と気泡緩衝材との離脱が容易ではなく、気泡緩衝材がローラに巻き付いてしまうという問題が生じる。
特許文献2では、切れ目形成用ローラの直前に強制送り込みローラを設けることで、気泡緩衝材を重ね合わせることができ、連続した処理を行えるが、複数組のローラを用いるため装置が大型化してしまう。
特許文献3では、一対のローラの回転速度を異ならせることで気泡緩衝材の突起を切断又は引き裂くものであるが、ローラ間への気泡緩衝材のスムーズな供給が行いにくいという問題がある。
特許文献4では、ワイヤブラシによって突起に孔を開けるため、ローラへの気泡緩衝材の送り込みが容易であり、また押し潰す方式のローラと比較して小さな負荷で減容が可能であり、またワイヤブラシへの気泡緩衝材のからみつきは引き剥がし部によって防止している。
しかし、特許文献4における引き剥がし部には、大きな負荷が掛かることが予測されるとともに、引き剥がし時にワイヤブラシ自体にも負荷が加わることでワイヤブラシが損傷する可能性もある。
そこで本発明は、針によって気泡緩衝材の突起に孔を開ける方式の減容装置において、針を有する回転体への気泡緩衝材の供給と排出をスムーズに行うことができる気泡緩衝材用減容装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明の気泡緩衝材用減容装置は、二枚のシートの間に空気を閉じこめた突起を多数有する気泡緩衝材の前記突起から前記空気を排出する気泡緩衝材用減容装置であって、外周面に多数の針を有する第1の回転体と、前記第1の回転体を駆動するモータと、回転軸を前記第1の回転体の回転軸と平行に配置した第2の回転体とを有し、挿入される前記気泡緩衝材が、前記第2の回転体に到達する前に前記第1の回転体に接触し、前記針によって前記第1の回転体と前記第2の回転体との間に導入されることを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の気泡緩衝材用減容装置において、前記気泡緩衝材を前記第1の回転体に導入するとともに前記第1の回転体と前記第2の回転体との間から導出させる案内板を設け、前記案内板には、前記針を突出させる開口部を形成したことを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項2に記載の気泡緩衝材用減容装置において、前記案内板を、前記気泡緩衝材を前記第1の回転体に導入する導入板部と、前記第1の回転体と前記第2の回転体との間から導出させる導出板部とより構成し、前記導入板部を前記第1の回転体よりも上方に配置し、前記導出板部を前記第1の回転体よりも下方に配置したことを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項3に記載の気泡緩衝材用減容装置において、前記導入板部の水平面に対する角度を前記導出板部の水平面に対する角度よりも小さくし、前記導入板部と前記導出板部との接合部を曲面として前記第1の回転体に沿わせたことを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項3又は請求項4に記載の気泡緩衝材用減容装置において、前記導入板部の上面に対向して保護板を設け、前記保護板の下端を、前記第2の回転体に近接させ、前記導入板部の上端と前記保護板の上端との上部隙間より、前記導入板部の下端と前記保護板の下端との下部隙間を狭くしたことを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の気泡緩衝材用減容装置において、前記第2の回転体には、複数のリング状の溝を形成し、前記溝に前記針を位置させたことを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項1から請求項6のいずれかに記載の気泡緩衝材用減容装置において、前記第2の回転体を、前記第1の回転体によって回転させることを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の気泡緩衝材用減容装置において、前記気泡緩衝材を前記第1の回転体に導入するとともに前記第1の回転体と前記第2の回転体との間から導出させる案内板を設け、前記案内板には、前記針を突出させる開口部を形成したことを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項2に記載の気泡緩衝材用減容装置において、前記案内板を、前記気泡緩衝材を前記第1の回転体に導入する導入板部と、前記第1の回転体と前記第2の回転体との間から導出させる導出板部とより構成し、前記導入板部を前記第1の回転体よりも上方に配置し、前記導出板部を前記第1の回転体よりも下方に配置したことを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項3に記載の気泡緩衝材用減容装置において、前記導入板部の水平面に対する角度を前記導出板部の水平面に対する角度よりも小さくし、前記導入板部と前記導出板部との接合部を曲面として前記第1の回転体に沿わせたことを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項3又は請求項4に記載の気泡緩衝材用減容装置において、前記導入板部の上面に対向して保護板を設け、前記保護板の下端を、前記第2の回転体に近接させ、前記導入板部の上端と前記保護板の上端との上部隙間より、前記導入板部の下端と前記保護板の下端との下部隙間を狭くしたことを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の気泡緩衝材用減容装置において、前記第2の回転体には、複数のリング状の溝を形成し、前記溝に前記針を位置させたことを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項1から請求項6のいずれかに記載の気泡緩衝材用減容装置において、前記第2の回転体を、前記第1の回転体によって回転させることを特徴とする。
本発明によれば、第1の回転体に有する針によって気泡緩衝材を第1の回転体と第2の回転体との間に引き込むことができるため、確実な導入ができるとともに安全性にも優れている。
本発明の第1の実施の形態による気泡緩衝材用減容装置は、外周面に多数の針を有する第1の回転体と、第1の回転体を駆動するモータと、回転軸を第1の回転体の回転軸と平行に配置した第2の回転体とを有し、挿入される気泡緩衝材が、第2の回転体に到達する前に第1の回転体に接触し、針によって第1の回転体と第2の回転体との間に導入されるものである。本実施の形態によれば、第1の回転体に有する針によって気泡緩衝材を第1の回転体と第2の回転体との間に引き込むことができるため、確実な導入ができるとともに安全性にも優れている。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態による気泡緩衝材用減容装置において、気泡緩衝材を第1の回転体に導入するとともに第1の回転体と第2の回転体との間から導出させる案内板を設け、案内板には、針を突出させる開口部を形成したものである。本実施の形態によれば、案内板によることで気泡緩衝材を確実に第1の回転体と第2の回転体との間に引き込むことができるとともに、案内板によって気泡緩衝材を針から外すことができるため気泡緩衝材の排出をスムーズに行うことができる。
本発明の第3の実施の形態は、第2の実施の形態による気泡緩衝材用減容装置において、案内板を、気泡緩衝材を第1の回転体に導入する導入板部と、第1の回転体と第2の回転体との間から導出させる導出板部とより構成し、導入板部を第1の回転体よりも上方に配置し、導出板部を第1の回転体よりも下方に配置したものである。本実施の形態によれば、自然落下によって気泡緩衝材を第1の回転体と第2の回転体との間に導き、また自然落下によって気泡緩衝材を第1の回転体と第2の回転体との間から導出できる。
本発明の第4の実施の形態は、第3の実施の形態による気泡緩衝材用減容装置において、導入板部の水平面に対する角度を導出板部の水平面に対する角度よりも小さくし、導入板部と導出板部との接合部を曲面として第1の回転体に沿わせたものである。本実施の形態によれば、導入板部と導出板部での気泡緩衝材の移動をスムーズに行え、また針が気泡緩衝材に接触する期間を長くできるために、突起に孔を確実に開けることができる。
本発明の第5の実施の形態は、第3又は第4の実施の形態による気泡緩衝材用減容装置において、導入板部の上面に対向して保護板を設け、保護板の下端を、第2の回転体に近接させ、導入板部の上端と保護板の上端との上部隙間より、導入板部の下端と保護板の下端との下部隙間を狭くしたものである。本実施の形態によれば、気泡緩衝材を第1の回転体と第2の回転体との間に確実に導くことができるとともに、作業者の手や固体物が第1の回転体と第2の回転体との間に入り込むことを防止できる。
本発明の第6の実施の形態は、第1から第5の実施の形態による気泡緩衝材用減容装置において、第2の回転体には、複数のリング状の溝を形成し、溝に針を位置させたものである。本実施の形態によれば、針の突出量を大きくでき、気泡緩衝材の突起に確実に孔を開けることができる。
本発明の第7の実施の形態は、第1から第6の実施の形態による気泡緩衝材用減容装置において、第2の回転体を、第1の回転体によって回転させるものである。本実施の形態によれば、一つのモータで駆動を行わせることができる。
以下に本発明の一実施例を図1から図4に示す。
図1は本発明の一実施例による気泡緩衝材用減容装置の要部を示す側面構成図、図2は同装置の要部を示す斜視図、図3は同装置の要部を示す分解斜視図、図4は同装置の要部を示す一部破断斜視図である。
本実施例による気泡緩衝材用減容装置は、二枚のシートの間に空気を閉じこめた突起を多数有する気泡緩衝材を廃棄する場合に用い、突起から空気を排出して減容する装置である。
図1は本発明の一実施例による気泡緩衝材用減容装置の要部を示す側面構成図、図2は同装置の要部を示す斜視図、図3は同装置の要部を示す分解斜視図、図4は同装置の要部を示す一部破断斜視図である。
本実施例による気泡緩衝材用減容装置は、二枚のシートの間に空気を閉じこめた突起を多数有する気泡緩衝材を廃棄する場合に用い、突起から空気を排出して減容する装置である。
まず、図1を用いて本実施例による気泡緩衝材用減容装置の要部構成について説明する。
気泡緩衝材用減容装置は、外周面に多数の針11を有する第1の回転体10と、第1の回転体10の回転軸12と平行に回転軸22を配置した第2の回転体20と、第1の回転体10を駆動するモータ30と、気泡緩衝材Aを第1の回転体10に導入するとともに第1の回転体10と第2の回転体20との間から導出させる案内板40と、案内板40に対向して設けた保護板50とを有している。
第2の回転体20は、第1の回転体10によって回転する。
気泡緩衝材用減容装置は、外周面に多数の針11を有する第1の回転体10と、第1の回転体10の回転軸12と平行に回転軸22を配置した第2の回転体20と、第1の回転体10を駆動するモータ30と、気泡緩衝材Aを第1の回転体10に導入するとともに第1の回転体10と第2の回転体20との間から導出させる案内板40と、案内板40に対向して設けた保護板50とを有している。
第2の回転体20は、第1の回転体10によって回転する。
案内板40は、気泡緩衝材Aを第1の回転体10に導入する導入板部41と、第1の回転体10と第2の回転体20との間から導出させる導出板部42とより構成され、導入板部41を第1の回転体10よりも上方に配置し、導出板部42を第1の回転体10よりも下方に配置している。
導入板部41の水平面に対する角度θ1は、導出板部42の水平面に対する角度θ2よりも小さくし、導入板部41と導出板部42との接合部を曲面として第1の回転体10に沿わせている。
保護板50は導入板部41の上面に対向して設け、保護板50の下端を、第2の回転体20に近接させ、導入板部41の上端と保護板50の上端との上部隙間より、導入板部41の下端と保護板50の下端との下部隙間を狭くしている。
導入板部41の水平面に対する角度θ1は、導出板部42の水平面に対する角度θ2よりも小さくし、導入板部41と導出板部42との接合部を曲面として第1の回転体10に沿わせている。
保護板50は導入板部41の上面に対向して設け、保護板50の下端を、第2の回転体20に近接させ、導入板部41の上端と保護板50の上端との上部隙間より、導入板部41の下端と保護板50の下端との下部隙間を狭くしている。
図2から図4に示すように、第2の回転体20には、複数のリング状の溝21が形成されている。これらの溝21は、第1の回転体10の針11の位置に対応している。
また図3及び図4に示すように、案内板40には、針11を突出させる開口部43を形成している。これらの開口部43は、所定長さのスリット状開口を複数平行に設けて形成し、それぞれのスリット状開口は針11及び溝21の位置に対応している。
開口部43は、導入板部41と導出板部42との接合部となる曲面に形成されている。
また図3及び図4に示すように、案内板40には、針11を突出させる開口部43を形成している。これらの開口部43は、所定長さのスリット状開口を複数平行に設けて形成し、それぞれのスリット状開口は針11及び溝21の位置に対応している。
開口部43は、導入板部41と導出板部42との接合部となる曲面に形成されている。
以下に本実施例による気泡緩衝材用減容装置の動作について説明する。
図1及び図2に示すように、気泡緩衝材Aは、導入板部41の上端から投入される。
投入された気泡緩衝材Aは、導入板部41の上面に沿って自然落下し、導入板部41の下端に到達すると、回転している第1の回転体10の針11に引っ掛かり、第1の回転体10と第2の回転体20との間に引き込まれる。気泡緩衝材Aの下端が導入板部41から離れている場合であっても、保護板50によって第1の回転体10と第2の回転体20との間に導かれる。このように、挿入される気泡緩衝材Aは、第2の回転体20に到達する前に第1の回転体10に接触し、針11によって第1の回転体10と第2の回転体20との間に導入される。
図1及び図2に示すように、気泡緩衝材Aは、導入板部41の上端から投入される。
投入された気泡緩衝材Aは、導入板部41の上面に沿って自然落下し、導入板部41の下端に到達すると、回転している第1の回転体10の針11に引っ掛かり、第1の回転体10と第2の回転体20との間に引き込まれる。気泡緩衝材Aの下端が導入板部41から離れている場合であっても、保護板50によって第1の回転体10と第2の回転体20との間に導かれる。このように、挿入される気泡緩衝材Aは、第2の回転体20に到達する前に第1の回転体10に接触し、針11によって第1の回転体10と第2の回転体20との間に導入される。
第1の回転体10と第2の回転体20との間に導かれた気泡緩衝材Aは、針11が突起に突き刺さり、第1の回転体10と第2の回転体20との間で二枚のシートが押圧されることで突起内の空気が排出され減容される。
突起内の空気が排出された気泡緩衝材Aは、案内板40に沿って移動し、第2の回転体20によって導出板部42に導かれる。気泡緩衝材Aの終端が第2の回転体20によって導出板部42に押し出されると、気泡緩衝材Aは導出板部42に沿って自然落下する。
このようにして導出板部42に沿って自然落下した気泡緩衝材Aは、突起内の空気は排出され二枚のシートは密着した状態となっている。
突起内の空気が排出された気泡緩衝材Aは、案内板40に沿って移動し、第2の回転体20によって導出板部42に導かれる。気泡緩衝材Aの終端が第2の回転体20によって導出板部42に押し出されると、気泡緩衝材Aは導出板部42に沿って自然落下する。
このようにして導出板部42に沿って自然落下した気泡緩衝材Aは、突起内の空気は排出され二枚のシートは密着した状態となっている。
以上のように本実施例による気泡緩衝材用減容装置によれば、第1の回転体10が有する針11によって気泡緩衝材Aを第1の回転体10と第2の回転体20との間に引き込むことができるため、確実な導入ができるとともに安全性にも優れている。
また本実施例による気泡緩衝材用減容装置によれば、案内板40によることで気泡緩衝材Aを確実に第1の回転体10と第2の回転体20との間に引き込むことができるとともに、案内板40によって気泡緩衝材Aを針11から外すことができるため気泡緩衝材Aの排出をスムーズに行うことができる。
また本実施例による気泡緩衝材用減容装置によれば、導入板部41を第1の回転体10よりも上方に配置し、導出板部42を第1の回転体10よりも下方に配置したことで、自然落下によって気泡緩衝材Aを第1の回転体10と第2の回転体20との間に導き、また自然落下によって気泡緩衝材Aを第1の回転体10と第2の回転体20との間から導出できる。
また本実施例による気泡緩衝材用減容装置によれば、導入板部41の水平面に対する角度θ1を導出板部42の水平面に対する角度θ2よりも小さくし、導入板部41と導出板部42との接合部を曲面として第1の回転体10に沿わせたことで、導入板部41と導出板部42での気泡緩衝材Aの移動をスムーズに行え、また針11が気泡緩衝材Aに接触する期間を長くできるために、突起に孔を確実に開けることができる。
また本実施例による気泡緩衝材用減容装置によれば、導入板部41の上面に対向して保護板50を設け、保護板50の下端を、第2の回転体20に近接させ、導入板部41の上端と保護板50の上端との上部隙間より、導入板部41の下端と保護板50の下端との下部隙間を狭くしたことで、気泡緩衝材Aを第1の回転体10と第2の回転体20との間に確実に導くことができるとともに、作業者の手や固体物が第1の回転体10と第2の回転体20との間に入り込むことを防止できる。
また本実施例による気泡緩衝材用減容装置によれば、第2の回転体20には、複数のリング状の溝21を形成し、溝21に針11を位置させたことで、針11の突出量を大きくでき、気泡緩衝材Aの突起に確実に孔を開けることができる。
また本実施例による気泡緩衝材用減容装置によれば、第2の回転体20を、第1の回転体10によって回転することで、一つのモータ30で駆動を行わせることができる。
本発明によれば、気泡緩衝材の突起から空気を排出し二枚のシートを密着させた状態とすることができるので、使用済みの気泡緩衝材を減容して搬送できる。
10 第1の回転体
11 針
12 回転軸
20 第2の回転体
21 溝
22 回転軸
30 モータ
40 案内板
41 導入板部
42 導出板部
43 開口部
50 保護板
θ1 導入板部の水平面に対する角度
θ2 導出板部の水平面に対する角度
11 針
12 回転軸
20 第2の回転体
21 溝
22 回転軸
30 モータ
40 案内板
41 導入板部
42 導出板部
43 開口部
50 保護板
θ1 導入板部の水平面に対する角度
θ2 導出板部の水平面に対する角度
Claims (7)
- 二枚のシートの間に空気を閉じこめた突起を多数有する気泡緩衝材の前記突起から前記空気を排出する気泡緩衝材用減容装置であって、
外周面に多数の針を有する第1の回転体と、
前記第1の回転体を駆動するモータと、
回転軸を前記第1の回転体の回転軸と平行に配置した第2の回転体と
を有し、
挿入される前記気泡緩衝材が、前記第2の回転体に到達する前に前記第1の回転体に接触し、前記針によって前記第1の回転体と前記第2の回転体との間に導入されることを特徴とする気泡緩衝材用減容装置。 - 前記気泡緩衝材を前記第1の回転体に導入するとともに前記第1の回転体と前記第2の回転体との間から導出させる案内板を設け、
前記案内板には、前記針を突出させる開口部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の気泡緩衝材用減容装置。 - 前記案内板を、
前記気泡緩衝材を前記第1の回転体に導入する導入板部と、
前記第1の回転体と前記第2の回転体との間から導出させる導出板部とより構成し、
前記導入板部を前記第1の回転体よりも上方に配置し、
前記導出板部を前記第1の回転体よりも下方に配置したことを特徴とする請求項2に記載の気泡緩衝材用減容装置。 - 前記導入板部の水平面に対する角度を前記導出板部の水平面に対する角度よりも小さくし、
前記導入板部と前記導出板部との接合部を曲面として前記第1の回転体に沿わせたことを特徴とする請求項3に記載の気泡緩衝材用減容装置。 - 前記導入板部の上面に対向して保護板を設け、
前記保護板の下端を、前記第2の回転体に近接させ、
前記導入板部の上端と前記保護板の上端との上部隙間より、前記導入板部の下端と前記保護板の下端との下部隙間を狭くしたことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の気泡緩衝材用減容装置。 - 前記第2の回転体には、複数のリング状の溝を形成し、前記溝に前記針を位置させたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の気泡緩衝材用減容装置。
- 前記第2の回転体を、前記第1の回転体によって回転させることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の気泡緩衝材用減容装置。
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---|---|---|---|
JP2012042871A JP2013176928A (ja) | 2012-02-29 | 2012-02-29 | 気泡緩衝材用減容装置 |
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JP2018187910A (ja) * | 2017-05-08 | 2018-11-29 | 富士男 小澤 | 気泡緩衝材減容装置 |
CN112976152A (zh) * | 2021-02-02 | 2021-06-18 | 徐芝芬 | 一种方便更换打孔针的塑料薄膜打孔装置 |
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2012
- 2012-02-29 JP JP2012042871A patent/JP2013176928A/ja active Pending
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