JP2013176722A - 濾過器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】濾過器1は、濾過対象の液体を内周側から外周側へ濾過孔3hを通過させることにより固形異物を除去する筒状の濾過エレメント3と、異物吸引部2とを有する。異物吸引部2は、濾過エレメント3の内周側において濾過エレメント3の軸心CL回りに旋回移動可能なノズル20を有し、濾過エレメント3の内面に付着した固形異物をノズル20から吸引する。濾過エレメント3は、軸心CLを中心とした仮想円周Cr上に配置される第一部位3aと、第一部位3aよりも更に軸心CLから外周側に離間した第二部位3bとが周方向に沿って交互に配置された断面形状をなしていると共に、濾過孔3hが第二部位3bに形成されている。
【選択図】図2
Description
円筒状の本体容器と、
前記本体容器の円周側壁に対して接線方向に設けられ、固形異物を含む濾過対象の液体を前記本体容器内に流入する流入管と、
前記本体容器内に前記本体容器と同軸に設けられ、濾過対象の液体を内周側から外周側へ濾過孔を通過させることにより前記固形異物を除去する筒状の濾過エレメントと、
前記本体容器に設けられ、前記濾過エレメントで濾過された液体を流出する流出管と、
前記濾過エレメントの内周側において前記濾過エレメントの軸心回りに旋回移動可能なノズルを有し、前記濾過エレメントの内面に付着した固形異物を前記ノズルから吸引して外部に排出する異物吸引部とを備え、
前記濾過エレメントは、前記濾過エレメントの軸心を中心とし且つ前記ノズルの旋回動作に干渉しない大きさの径を有する仮想円周上に配置される第一部位と、当該第一部位よりも更に軸心から外周側に離間した第二部位とが周方向に沿って交互に配置された断面形状をなしていると共に、前記濾過孔が前記第二部位に形成されていることを特徴とする濾過器。
本実施形態の濾過器は、散水融雪に用いる河川水を濾過対象とし、濾過対象の液体(水)には、小石、砂、木の葉などの固形異物が含まれる。
次に、第二の実施形態の濾過器を説明する。第一の実施形態と同じ部材には同じ符号を付しており、第一の実施形態とは異なる点について説明する。第二の実施形態の濾過器は、水力発電機の発電機冷却に用いる水を得るために、湖沼水(ダム水)を濾過対象とし、濾過対象の液体(水)には、砂、藻、魚、貝、プラスチック片などの固形異物が含まれる。この濾過器は、SUS304(ステンレス鋼)で形成されている。
次に、第三の実施形態の濾過器を説明する。第三の実施形態の濾過器は、LNG輸送船などの大型貨物船に搭載され、バラスト水として使用する海水を濾過対象とし、海水には、魚、プランクトン、海藻などの生物(異物)が含まれている。この濾過器は、SUS429J(ステンレス鋼)で形成されている。
次に、第四の実施形態の濾過器を説明する。第四の実施形態の濾過器は、公共下水を濾過対象とし、下水には、プラスチック、へどろ、生活ゴミなどの生物を含む異物が含まれている。この濾過器は、SUS304(ステンレス鋼)で形成されている。また、上記実施形態と同様に、接液面は、不飽和ポリエステルガラス繊維強化プラスチックなどで必要に応じて適宜耐腐食加工処理されている。
上記実施形態では、例えば図2に示すように、濾過エレメントを構成する第二部位3bは、断面V字形状をなしているが、図9に示すように、濾過エレメント203の第二部位202bを断面波状にしてもよい。
10…流入管
11…流出管
13…本体容器
2、202、302…異物吸引部
20…ノズル
20s…吸引口
20t…閉塞部
21…配管
22…薬剤投入口
3、103、203…濾過エレメント
3a、103a…第一部位
3b、103b、202b…第二部位
3h…濾過孔
40、140…区画網
6…補強材
80…発光部
81…撮像部
CL…軸心
Cr…仮想円周
Claims (7)
- 円筒状の本体容器と、
前記本体容器の円周側壁に対して接線方向に設けられ、固形異物を含む濾過対象の液体を前記本体容器内に流入する流入管と、
前記本体容器内に前記本体容器と同軸に設けられ、濾過対象の液体を内周側から外周側へ濾過孔を通過させることにより前記固形異物を除去する筒状の濾過エレメントと、
前記本体容器に設けられ、前記濾過エレメントで濾過された液体を流出する流出管と、
前記濾過エレメントの内周側において前記濾過エレメントの軸心回りに旋回移動可能なノズルを有し、前記濾過エレメントの内面に付着した固形異物を前記ノズルから吸引して外部に排出する異物吸引部とを備え、
前記濾過エレメントは、前記濾過エレメントの軸心を中心とし且つ前記ノズルの旋回動作に干渉しない大きさの径を有する仮想円周上に配置される第一部位と、当該第一部位よりも更に軸心から外周側に離間した第二部位とが周方向に沿って交互に配置された断面形状をなしていると共に、前記濾過孔が前記第二部位に形成されていることを特徴とする濾過器。 - 前記第二部位は、前記仮想円周よりも外周側に突出する断面V字状をなしている請求項1に記載の濾過器。
- 前記第二部位と前記仮想円周との間に形成される溝部の開口幅よりも大きなサイズの固形異物を除去する区画網が、前記流入管から前記濾過エレメントの内周側に至る液体を濾過する位置に配置されている請求項1又は2に記載の濾過器。
- 前記ノズルは、単一又は複数の前記溝部を一度に吸引可能なサイズの吸引口と、前記ノズルの周方向両側に設けられ、吸引対象となる溝部の周方向外側にある前記第一部位に近接ないし接触することにより、吸引対象となる溝部を前記濾過エレメントの内周側空間から隔離する閉塞部とを有する請求項1〜3のいずれかに記載の濾過器。
- 前記複数の第二部位を外周側から支持する環状の補強材が設けられている請求項1〜4のいずれかに記載の濾過器。
- 前記異物吸引部は、前記濾過エレメントの内面を照らす発光部と、前記発光部によって照らされた前記濾過エレメントの内面を撮像する撮像部とを有し、前記発光部及び前記撮像部は前記ノズルと共に前記濾過エレメントの軸心回りに旋回移動可能に設けられている請求項1〜5のいずれかに記載の濾過器。
- 前記異物吸引部は、前記ノズルから前記本体容器の外部に延びる配管と、前記配管に設けられ、濾過運転を停止した状態で固形異物を化学分解するための薬剤を投入可能な薬剤投入口とを有し、前記薬剤投入口に投入された薬剤を前記配管を通して前記ノズル先端から前記濾過エレメントの溝部に供給可能に構成されている請求項1〜6のいずれかに記載の濾過器。
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JP2012041617A JP2013176722A (ja) | 2012-02-28 | 2012-02-28 | 濾過器 |
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2012
- 2012-02-28 JP JP2012041617A patent/JP2013176722A/ja active Pending
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