JP2013176210A - 回転電機用ロータ及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転電機用ロータにおいて、外周面に線材が巻き付けられる構成において、線材の巻き付け張力を大きくし、かつ、線材の固定部の径方向の過度な盛り上がりを防止することである。
【解決手段】ロータ10は、隣り合うコア要素14,16,18の外周面同士の間である、ロータ10の外周面に設けられた凹部28と、外周面に巻き付けられたワインディング線材26とを含む。ワインディング線材26の少なくとも一部は、凹部28に挿入し固定する。この構成により上記課題の解決を図る。
【選択図】図4

Description

本発明は、回転電機を構成する回転電機用ロータ及びその製造方法に関する。
従来から知られている、車両用電動機等の回転電機は、ステータとロータとを備える。ロータとして、例えばロータコアの複数個所に永久磁石を配置したり、ロータコアの外周面の複数個所の突部にロータコイルを巻回する構造が知られている。
特許文献1には、ロータではないが、ステータの製造方法であって、複数のステータコアの外周にコイルを巻き付けたコイル付ステータコアを成形容器に入れ、加熱溶融樹脂を射出して一体化させる樹脂モールド成形を行うステータの製造方法が記載されている。ステータコアの表面に凸部を設け、凸部が嵌め合わされる凹部をコイル付ステータ成形容器に設け、ステータコアをステータ成形容器内に入れる際、容器内でステータコアの凹凸位置決めした状態で樹脂を射出するとされている。
特開2006−174637号公報
ロータコアを複数のコア要素により形成し、複数の永久磁石とともに外周面に線材を巻き付けたり、ロータコアの複数個所に設けた突部にロータコイルを巻回した場合に外周面に線材を巻き付ければ、遠心力にかかわらず、ロータの構成要素の分離を有効に防止でき、強度を確保できる可能性がある。この場合、線材の巻き付け張力が小さいと、遠心力により線材を含むロータの外径が膨らみ、ステータと接触する可能性が0ではない。ただし、線材をロータに固定せずに線材の巻き付け張力を大きくする、すなわちタイトにワインディングすることは難しい。線材をタイトに巻き付けるために巻き数を過度に多くすると巻き厚さが大きくなり性能が低下する要因となる。また、線材は狙った方向に巻き付けることが難しく、巻き方向がずれると巻き付け強度が低下する要因となる。これに対して、ロータコアに樹脂部等の固定部で線材を固定すると、ロータの外周面から径方向外側に固定部が盛り上がりやすくなる。ステータに対向する面であるロータの外周面とステータとの間のギャップは過大にならないことが性能上望まれているので、ロータの外周面での線材の固定部の盛り上がりは小さくするか、なくすことが好ましい。これに対して、特許文献1には、ロータの外周面に線材を巻き付ける場合に、線材の巻き付け張力を大きくしたり、線材の固定部の径方向の過度な盛り上がりを防止する手段は開示されていない。
また、ロータを永久磁石付きとする場合、遠心力に対する強度確保等の面から、永久磁石の径方向外側等のロータコアの外周部の複数個所にブリッジ部を設ける場合がある。遠心力に対するロータの必要強度と磁気特性とを考慮して、できるだけ細いブリッジ部を性能悪化が生じにくい部分に配置し、ブリッジ部の影響を抑制することが考えられるが、このブリッジ部は、回転電機の出力向上の面からは無駄な部分である。これに対して、ロータコアを複数のコア要素により構成することでブリッジ部をなくし、複数のコア要素を磁石固定用の樹脂により結合することが考えられる。ただし、樹脂の成形型内で複数のコア要素を精度よく位置決めして固定する必要があり、この位置決めのための別の部材や治具が必要になる。このため、位置決めのための別の部材や治具を用いることなく、樹脂の成形型内でロータの複数の構成要素を精度よく位置決めして仮固定できるようにすることが望まれている。特許文献1には、ロータの製造方法を改良することは開示されていない。
本発明の回転電機用ロータは、外周面に線材が巻き付けられる構成において、線材の巻き付け張力を大きくし、かつ、線材の固定部の径方向の過度な盛り上がりを防止することを目的とする。また、本発明の回転電機用ロータの製造方法は、ロータの複数の構成要素を樹脂により結合する構造を実現し、かつ、樹脂の成形型内で位置決めのための別の部材や治具を用いることなく、複数の構成要素を精度よく位置決めして仮固定できるようにすることを目的とする。
本発明に係る回転電機用ロータは、外周面に設けられた凹部と、外周面に巻き付けられたワインディング線材とを備え、前記ワインディング線材の少なくとも一部は、前記凹部に挿入され固定されている回転電機用ロータである。なお、「凹部に挿入され固定され」とはワインディング線材の巻き付け時にのみ凹部に固定されている場合も含む(本明細書全体及び特許請求の範囲で同じである。)。
また、本発明に係る回転電機用ロータの製造方法は、少なくとも一部で互いに磁石を介して配置された複数の磁性材製のコア要素と、隣り合う前記コア要素同士の間に設けられた樹脂部とを、環状に一体的に結合することにより構成されている回転電機用ロータの製造方法であって、前記樹脂部形成用のモールド型内に複数の前記コア要素を配置する配置ステップと、前記モールド型に設けられた位置決め部により前記複数のコア要素を位置決めしつつ、前記モールド型内に樹脂を射出することで前記複数のコア要素を前記樹脂部で結合する結合ステップとを含む回転電機用ロータの製造方法である。
本発明に係る回転電機用ロータによれば、外周面に線材が巻き付けられるロータにおいて、線材の巻き付け張力を大きくでき、かつ、線材の固定部の径方向の過度な盛り上がりを防止できる。また、本発明に係る回転電機用ロータの製造方法によれば、ロータの複数の構成要素であるコア要素を樹脂により結合する構造を実現でき、かつ、樹脂の成形型内で位置決めのための別の部材や治具を用いることなく、複数のコア要素を精度よく位置決めして仮固定できる。
本発明に係る第1実施形態の回転電機用ロータを回転軸に固定した状態で示す概略図である。 図1から回転軸を省略して、図1の矢印A方向に見た図である。 図2のB部拡大図である。 図2のロータの周方向一部で、ワインディング線材の巻き始め側端部を固定した部分を示す拡大図である。 ワインディング線材を巻き付ける前のロータを示す、図4に対応する図である。 図5のロータにワインディング線材を巻き付ける工程において、ワインディング線材の端部を凹部に挿入した様子を示す図である。 第1実施形態の別例のロータの製造途中の工程を示す、図4に対応する図である。 比較例の第1例のロータの外周部の周方向一部を示す図である。 比較例の第2例のロータにワインディング線材を巻き付ける工程を示す概略図である。 比較例の第3例のロータにワインディング線材を巻き付ける工程を示す概略図である。 本発明に係る第2実施形態の回転電機用ロータを軸方向に対し直交する平面で切断した断面図である。 ワインディング線材を巻き付ける以前の様子を示す、図11のロータの外周部の周方向一部の拡大図である。 図12のロータにワインディング線材を巻き付ける工程において、ワインディング線材の端部を凹部に挿入し固定した様子を示す図である。 本発明に係る第3実施形態の回転電機用ロータの外周部の周方向一部を示す図である。 図14のロータにワインディング線材を巻き付ける工程において、ワインディング線材を巻き付け後、外部から加圧する前の様子を示す図である。 図15において、ワインディング線材の中間部を外部から加圧する様子を示す図である。 本発明に係る第4実施形態の回転電機用ロータの製造方法において、樹脂成形型内でコア要素と永久磁石とを位置決めした様子を示す断面図である。 本発明に係る第5実施形態の回転電機用ロータの製造方法において、樹脂成形型内でコア要素と永久磁石とを位置決めするために樹脂の射出方向及び射出順序を規定したことを示す断面図である。 本発明に係る第6実施形態の回転電機用ロータの製造方法において、樹脂成形型内でコア要素と永久磁石とを位置決めした様子を示す断面図である。 第6実施形態に用いる1つのコア要素のC−C断面図である。
[第1実施形態]
以下において、図1から図6を用いて本発明に係る第1実施形態を説明する。図1は、本実施形態の回転電機用ロータを回転軸に固定した状態で示す概略図である。本実施の形態の回転電機用ロータ(以下、単に「ロータ」という。)を含む回転電機は、例えばハイブリッド車両や電気自動車を駆動するモータとして、または、発電するための発電機として、または、その両方の機能を有するものとして使用する。回転電機は、例えば、3相交流電流で駆動する永久磁石型の同期電動機であり、ハウジングである図示しないモータケースの内面に固定した図示しないステータと、ステータの径方向内側に対向配置したロータ10(図1)と、ロータ10を固定した回転軸12(図1)とを備える。回転軸12は、モータケースに回転可能に支持される。
図2に示すように、ロータ10は、第1コア要素14と、複数ずつの第2コア要素16及び第3コア要素18とを樹脂部20で結合することにより形成されるロータコア22と、ロータコア22の複数個所に配置された永久磁石24とを備える。第2コア要素16は、それぞれ第1コア要素14の凹部分の外周側に配置され、第3コア要素18は、それぞれ第2コア要素16の外周側に配置され、第1コア要素14及び第2コア要素16の間と、第2コア要素16及び第3コア要素18の間とに永久磁石24が配置されている。
各コア要素14,16,18は、複数の電磁鋼板等の鋼板を軸方向に積層することにより構成される積層体である。なお、単に「径方向」という場合、「径方向」はロータの径方向をいい、「周方向」及び「軸方向」は、それぞれロータの周方向及び径方向をいう(本明細書全体で同じである。)。
複数の永久磁石24のうち、一部の永久磁石24は、ロータ10の周方向複数個所に2つ1組として互いにV字形に外側に向かうほど間隔が広がるように配置されている。一部の永久磁石24は、ロータ10の径方向に対し斜め方向に着磁され、かつ、各組の永久磁石24で径方向に関して同じ側に着磁されている。また、残りの永久磁石24は、ロータ10の周方向に沿って複数個所に配置されており、かつ、径方向に着磁されている。この結果、ロータ10の外周面の周方向複数個所の径方向の着磁方向が周方向に交互に変化している。
樹脂部20形成用のモールド成形型を用いて、第1コア要素14及び第2コア要素16の間と、第2コア要素16及び第3コア要素18の間とで、永久磁石24から外れた空間に高温の溶融樹脂が注入され、固化されることで、ロータ10の複数個所に樹脂部20が配置されている。樹脂部20によって、離れたコア要素14,16,18同士がそれぞれ結合されている。このようにロータ10は、少なくとも一部で互いに永久磁石24を介して配置された複数の磁性材製のコア要素14,16,18と、隣り合うコア要素14,16,18同士の間に設けられた樹脂部20とを環状に一体的に結合することにより構成されている。
また、ロータ10は、外周面に1周分または複数周分巻き付けられたワインディング線材26を備える。ワインディング線材26は、GFRPまたはCFRP等の繊維強化樹脂、または金属製ワイヤ等である。なお、図2、図3、図4、図6(及び後述する図7、図11)ではワインディング線材26とロータ10のワインディング線材26を除く部分の外周面とが径方向に離れたような図示をしている。ただし、これは説明の明りょう化のためで実際は、ワインディング線材26はロータ10のワインディング線材26を除く外周面に強く巻き付けられている。また、ロータ10は、外周面の周方向一部または複数個所に設けられたヌスミ形状部である凹部28(図3、図4)を備える。すなわち、凹部28は、周方向に隣り合うコア要素14,16,18の外周面のうち、ワインディング線材26を除いた状態でロータ10の外周面となる部分同士の間に形成されている。図3の例では、ロータ10の外周面のうち、第2コア要素16と第3コア要素18との間の周方向複数個所の少なくとも一部に樹脂部20が完全には充填されないで、その不十分な充填部の径方向外側に軸方向全長にわたる凹部28が形成されている。また、図4に示すように、図3に示すロータ10の周方向一部とは周方向にずれた部分に形成された凹部28にワインディング線材26の巻き始め側端部30が挿入され固定されている。すなわち、ワインディング線材26は、凹部28に挿入し固定される巻き始め側端部30を含む。例えば、ワインディング線材26が繊維強化樹脂である場合には、ワインディング線材26の巻き始め側端部30が挿入された状態で、接着により樹脂部20にこの巻き始め側端部30が固定されている。
図5は、ワインディング線材を巻き付ける前のロータを示す、図4に対応する図である。図6は、図5のロータにワインディング線材を巻き付ける工程において、ワインディング線材の端部を凹部に挿入した様子を示す図である。ロータ10の製造方法において、ワインディング線材26の巻き工程では、図5のように樹脂部20で各コア要素14,16,18と永久磁石24とが一体的に形成された状態で、ロータ10の外周面に設けられた凹部28に、図6のようにワインディング線材26の巻き始め側端部30を挿入する。次いで、上記の図4のように、凹部28内でワインディング線材26の巻き始め側端部30を接着等により固定する。なお、ワインディング線材26が金属製のワイヤである場合、凹部28内にワインディング線材26の巻き始め側端部30を挿入した状態で、巻き始め側端部30を一部のコア要素14(または16または18)の凹部28内面に溶接等により固定することもできる。
このように巻き始め側端部30をロータ10に固定した後、ワインディング線材26の他の部分をロータ10の外周面に大きな張力を持たせながら巻き付け、巻き終わり側端部をロータ10の外周面等の一部に接着、溶接等により固定する。すなわち、ワインディング線材26は、凹部28に巻き始め側端部30が固定された状態で、ロータ10の外周面に巻き付けられている。この場合、巻き終わり側端部の固定部もロータ10の外周面の凹部28に設けることができる。
図7は、第1実施形態の別例のロータの製造途中の工程を示す、図4に対応する図である。図7に示す別例では、ロータ10に対するワインディング線材26の巻き付け時にワインディング線材26の巻き始め側端部30を凹部28内に挿入した状態で、軸形状を有する押さえ治具32を挿入し巻き始め側端部30に押し付けている。この状態で、凹部28内で両側のコア要素16,18に押さえ治具32と巻き始め側端部30とが挟持され、それぞれ凹部28から径方向外側に抜け出ることが阻止されている。ワインディング線材26の他の部分がロータ10の外周面に巻き付けられ、巻き終わり側端部がロータ10に固定された状態で、押さえ治具32がロータ10の軸方向(図7の裏表方向)に抜き取られる。この状態で巻き始め側端部30の外側にワインディング線材26の他の部分が巻き付けられているので、凹部28内から巻き始め側端部30が抜け出ることはない。なお、押さえ治具32は、凹部28内に径方向外側から挿入し、凹部28内で巻き始め側端部30を凹部28内面に押さえ付け、この状態で、ロータ10の外周面にワインディング線材26を巻き付けることもできる。この場合もワインディング線材26の巻き付け後には、ロータ10の軸方向に押さえ治具32を凹部28内から抜き取る。
図1〜6の実施形態及び図7の別例のロータ10によれば、外周面にワインディング線材26が巻き付けられる構成において、ワインディング線材26の巻き始め側端部30がロータ10に固定されるので、ワインディング線材26の巻き付け張力を大きくできる。また、ワインディング線材26を狙った方向に巻き付けることをより容易に行える。しかも、ワインディング線材26の巻き始め側端部30をロータ10に固定する固定部が凹部28内に設けられるので、固定部の径方向の過度な盛り上がりを防止できる。このため、この固定部がワインディング線材26の他の部分に干渉することがない。この結果、ロータ10からブリッジ部をなくした構造でも、ロータ10の必要強度を有効に確保できる。また、ロータ10の外周面にワインディング線材26をタイトに巻き付けることができるので、ロータ10の回転時の遠心力が生じる場合でも、ワインディング線材26の径方向外側への膨らみを抑制できる。
これに対して図8は、比較例の第1例のロータの外周部の周方向一部を示す図である。図8の比較例のロータ10では、ロータコア34の外周寄り部分にブリッジ部36,38,40が設けられ、ロータコア34の上記の各コア要素14,16,18(図2等参照)に対応する複数個所は複数のブリッジ部36,38,40で結合され、ロータコア34は単一の部材により形成されている。このため、ブリッジ部36,38,40を設けた分、回転電機の出力向上の面から無駄な部分が生じる。これに対して、上記の図1から図7の実施形態によれば、ブリッジ部36,38,40をなくすことができ、回転電機の出力をより有効に向上させることができる。
また、図9は、比較例の第2例のロータにワインディング線材を巻き付ける工程を示す概略図である。図9のように、図1〜7の実施形態と異なる比較例では、ロータ10の外周面にワインディング線材26をセルフロックと呼ばれる方法を使って巻き付けており、巻き始め側端部30をロータ10の外周面に固定せずに巻き付けている。その巻き付け時には、まずロータ10の外周面にワインディング線材26を数回緩く巻き付けることで、巻き始め側端部30をワインディング線材26の別の部分で上から押さえ付けて固定する。その後、ワインディング線材26の他の部分を、ある程度大きい張力を付与しつつロータ10の外周面に強く巻き付ける。ただし、この方法では、ワインディング線材26の巻き付け張力を大きくする面から改良の余地がある。
また、図10は、比較例の第3例のロータにワインディング線材を巻き付ける工程を示す概略図である。図10の比較例では、ワインディング線材26の巻き始め側端部を、ロータ10が固定された回転軸12等の他の部分でロータ10の外周面よりも径方向内側となる部分に固定している。ただし、この構成ではワインディング線材26の巻き付け後に巻き始め側部分を巻き解く必要がある。上記の図1〜7の実施形態では、図9、図10の比較例で生じる不都合をいずれも防止できる。
[第2実施形態]
図11は、本発明に係る第2実施形態の回転電機用ロータを軸方向に対し直交する平面で切断した断面図である。図12は、ワインディング線材を巻き付ける以前の様子を示す、図11のロータの外周部の周方向一部の拡大図である。図13は、図12のロータにワインディング線材を巻き付ける工程において、ワインディング線材の端部を凹部に挿入し固定した様子を示す図である。
本実施形態の場合、図11に示すように、ロータ10は、環状に形成されたロータコア42の外周面の周方向複数個所に径方向に突出するように設けられた突部44と、複数の突部44に巻回されたロータコイル46とを備える。ロータコア42は、例えば複数の鋼板を積層した積層体等の磁性材により形成されている。複数のロータコイル46は、対応する突部44に集中巻きまたは分布巻き等により巻回されている。図示の例では、各突部44に集中巻きでロータコイル46が巻回される場合を示している。また、図12に示すように、少なくとも1つの突部44の径方向外端面である先端面の周方向中間部にヌスミ形状部である凹部48が形成されている。図13に示すように、ロータ10の外周面にはワインディング線材26が巻き付けられている。この巻き付けにより、各突部44に対しロータコイル46が径方向外側に抜け出ることをより有効に防止できる。
特に、ワインディング線材26の巻き始め側端部30は、1つの突部44の先端面に設けられた凹部48内に挿入された状態で押さえ治具50により径方向外側から押し付けられ、その状態でワインディング線材26はロータ10の外周面に巻き付けられている。また、ワインディング線材26の巻き付け後には、押さえ治具50をロータ10の軸方向に抜き取る。
このようなロータ10の場合も、外周面にワインディング線材26が巻き付けられる構成において、ワインディング線材26の巻き始め側端部30がロータ10に固定されるので、ワインディング線材26の巻き付け張力を大きくできる。しかも、ワインディング線材26の巻き始め側端部30をロータ10に固定する固定部が凹部48内に設けられるので、固定部の径方向の過度な盛り上がりを防止できる。その他の構成及び作用は、上記の図1から図6または図7の実施形態と同様である。なお、図示は省略するが、本実施形態において、ワインディング線材26の巻き始め側端部30を凹部48内に挿入した状態で接着や溶接等により巻き始め側端部30を凹部48内に固定し、ワインディング線材26をロータ10の外周面に巻き付けることもできる。また、図12、図13のように周方向に隣り合うロータコイル46の隣接部分の径方向外端部同士の間にヌスミ形状部である凹部52を形成するとともに、この凹部52内に繊維強化樹脂等の絶縁材製のワインディング線材26の巻き始め側端部30を挿入し固定することもできる。すなわち、凹部は、周方向に隣り合うロータコイル46の隣接部分の径方向外端部及び突部44の径方向外端面の少なくとも一方に設けられている。
[第3実施形態]
図14は、本発明に係る第3実施形態の回転電機用ロータの外周部の周方向一部を示す図である。図15は、図14のロータにワインディング線材を巻き付ける工程において、ワインディング線材を巻き付け後、外部から加圧する前の様子を示す図である。図16は、図15において、ワインディング線材の中間部を外部から加圧する様子を示す図である。
本実施形態では、上記の図1〜6に示した実施形態において、ロータ10の外周面の少なくとも一部に凹部28が設けられている。図14の例では、凹部28が周方向に離れて2つ設けられているが、凹部28は1つまたは3つ以上でもよい。また、ワインディング線材26の巻き始め側端部をロータ10の別の凹部に固定するとともに、または、ワインディング線材26の巻き始め側端部をロータ10の凹部に固定することなく、ワインディング線材26の巻き方向の中間部に、上記凹部28にそれぞれ挿入し固定される1つまたは複数の中間固定部54,56が設けられている。中間固定部54,56は、樹脂部20が設けられた凹部28内に径方向内側に窪むように変形させることで挿入されたワインディング線材26の中間部であって、樹脂部20または凹部28の内面に固定されたワインディング線材26の中間部により形成されている。例えば、ワインディング線材26が繊維強化樹脂により形成される場合には、ワインディング線材26の巻き方向中間部で凹部28内に進入させた部分を凹部28内の樹脂部20に接着により固定したり、巻き方向中間部を変形させ、凹部28内に進入させた部分を変形したまま熱硬化させ凹部28内面に固定する等により、中間固定部54,56が形成される。また、ワインディング線材26が金属製ワイヤである場合、ワインディング線材26の巻き方向中間部で凹部28内に進入させた部分を凹部28の内面に溶接により固定することで、中間固定部54,56を形成することができる。
例えば、図15のように、ワインディング線材26を各コア要素14,16,18の外周面に沿って周方向に張った状態で、図16のように、ワインディング線材26の中間部の径方向外側から凹部28内に向け加圧治具58で加圧し、この中間部を変形させる。図16の例ではワインディング線材26の中間部2個所位置を2つの凹部28内に同時に2つの加圧治具58で加圧しているが、ワインディング線材26の複数個所の加圧は時間をずらして1つまたは複数の加圧治具58で行ってもよい。
このようなロータ10の場合も、外周面にワインディング線材26が巻き付けられる構成において、ワインディング線材26の巻き方向中間部がロータ10に固定されるので、ワインディング線材26の巻き付け張力を大きくできる。しかも、ワインディング線材26の巻き方向中間部をロータ10に固定する固定部が凹部28内に設けられるので、固定部の径方向の過度な盛り上がりを防止できる。このため、ロータ10からブリッジ部をなくした構造でも、ロータ10の必要強度を有効に確保できる。その他の構成及び作用は、上記の図1から図6の実施形態と同様である。なお、本実施形態の構成は、図7の実施形態と組み合わせて実施することもできる。
なお、図示は省略するが、上記の図11〜13の実施形態のような複数のロータコイル46を含むロータ10において、本実施形態のようにワインディング線材26の巻き方向中間部を突部44の先端面または隣り合うロータコイル46の径方向外端部同士の間に設けられた凹部48(または52)に向け加圧し、凹部48(または52)内で固定することにより中間固定部を形成することもできる。
[第4実施形態]
図17は、本発明に係る第4実施形態の回転電機用ロータの製造方法において、樹脂成形型内でコア要素と永久磁石とを位置決めした様子を示す断面図である。本実施形態は、ロータ10(図2等参照)の構成要素である複数のコア要素14,16,18と複数の永久磁石24とを環状に組み合わせた状態で、樹脂部20形成用のモールド成形型60内で位置決めのための別の部材や治具を用いることなく、複数のコア要素14,16,18を精度よく位置決めして仮固定できるようにすることを目的として考えられている。
すなわち、本実施形態のロータの製造方法では、例えば上記の図1〜6の実施形態、または図7の実施形態、または図14〜16の実施形態のロータ10を製造する。なお、この場合、ワインディング線材26の巻き始め側端部等、ワインディング線材26の一部をロータ10の凹部28(図4等参照)内に挿入し固定しない構造のロータ10とすることもできる。いずれにしても、ワインディング線材26を外周面に巻き付ける前のロータは、上記の図1〜3を用いて説明したように、各コア要素14,16,18と永久磁石24とを組み合わせた状態で、モールド成形型60内に配置し、第1コア要素14及び第2コア要素16の間部分と、第2コア要素16及び第3コア要素18の間部分とに溶融樹脂を注入し、固化させることで各構成要素14,16,18,24を結合させる。ただし、この場合、モールド成形型60内の樹脂注入前に各コア要素14,16,18を位置決めし仮固定する必要がある。このために治具や別の部材を用いてこの仮固定を行うことも考えられるが、その場合には固定作業が煩雑になる。
本実施形態はこのような課題を解決するために、樹脂部20(図4等参照)形成用のモールド成形型60に位置決めのための位置決め部であり、位置決めガイドである位置決め案内面P1,P2,P3及び位置決め突部Qが設けられている。すなわち、モールド成形型60の内面で各コア要素14,16,18の外周面と対向する部分にこの外周面に沿う形状を有する位置決め案内面P1,P2,P3が設けられている。また、モールド成形型60の内面で、ロータの外周面となる周方向に隣り合うコア要素14,16,18同士の間に設けられた凹部28と対向する部分に、対応する凹部28に進入可能な複数の位置決め突部Qが設けられている。
ロータの製造方法は、モールド成形型60内に複数のコア要素14,16,18及び複数の永久磁石24を環状に組み合わせて配置する「配置ステップ」と、「結合ステップ」とを含む。「結合ステップ」は、モールド成形型60の内面に設けられた位置決め突部Qを対向する凹部28内に進入させることにより複数のコア要素14,16,18を位置決めしつつ、各コア要素14,16,18の外周面を対応する位置決め案内面P1,P2,P3に対向させる。この状態で、モールド成形型60内に溶融樹脂を射出し、固化させることで複数のコア要素14,16,18及び永久磁石24を樹脂部20で結合する。この際、「結合ステップ」では、モールド成形型60内に溶融樹脂を射出することで複数のコア要素14,16,18の外周面を位置決め案内面P1,P2,P3に押し付けつつ、複数のコア要素14,16,18を樹脂部20で結合する。また、位置決め突部Qにより、各コア要素14,16,18の周方向の位置ずれが規制される。
なお、図17では、各コア要素14,16,18の外周面と位置決め案内面P1,P2,P3の間に隙間が形成されるように図示しているが、各コア要素14,16,18の外周面を対応する位置決め案内面P1,P2,P3にほぼ隙間なく押し付けることもできる。モールド成形型60内で一体的に結合されたロータは、モールド成形型60内から取り出した後、外周面にワインディング線材26を巻き付けて、ロータの完成品とすることができる。なお、ワインディング線材26は巻き始め側端部等の一部を外周面の凹部28に挿入し固定させることを行わないで、ロータを形成することもできる。
このような製造方法によれば、ロータの複数の構成要素であるコア要素14,16,18を樹脂部20により結合する構造を実現でき、かつ、モールド成形型60内で位置決めのための別の部材や治具を用いることなく、複数のコア要素14,16,18を精度よく位置決めして仮固定できる。また、磁石固定のために樹脂モールドを実施する他の方法でもモールド成形型60を用いた樹脂を注入及び固化させる工程が行われる場合があるが、その場合の工程数に対して、各コア要素14,16,18の位置決めのための工程の追加をなくすかまたは少なくできる。その他の構成及び作用は、上記の図1〜6、または図7、または図14〜16の実施形態と同様である。
[第5実施形態]
図18は、本発明に係る第5実施形態の回転電機用ロータの製造方法において、樹脂成形型内でコア要素と永久磁石とを位置決めするために樹脂の射出方向及び射出順序を規定したことを示す断面図である。本実施形態では、上記の図17の実施形態において、モールド成形型60から位置決め突部Q(図17)を省略している。また、「配置ステップ」では、モールド成形型60内にロータ10の構成要素である複数のコア要素14,16,18及び複数の永久磁石24を環状に組み合わせて配置し、さらに「結合ステップ」では、モールド成形型60内での樹脂の射出方向を変更する。すなわち、図18に丸の中に1,2の符号で表す矢印を示しており、その1,2を付した順序で対応する矢印の方向に溶融樹脂を第2コア要素16または第3コア要素18に向け流動させ、押し当てている。このために、例えば、樹脂の射出孔の位置、射出方向、及び射出圧力のいずれか1つまたは2つまたは全部を規制する。すなわちまず第2コア要素16に径方向外側に向かうように溶融樹脂を押し当て、次に第3コア要素18に周方向両側の径方向内側から、第3コア要素18を径方向外側に向かうように周方向に対し傾斜する方向に均等に溶融樹脂を押し当てる。このため、各コア要素14,16,18が位置決め案内面Pに押し付けられ、かつ、周方向の位置決めが行われる。
このような製造方法の場合も、複数のコア要素14,16,18を樹脂部20(図4等参照)により結合する構造を実現でき、かつ、モールド成形型60内で位置決めのための別の部材や治具を用いることなく、複数のコア要素14,16,18を精度よく位置決めして仮固定できる。その他の構成及び作用は、上記の図17の実施形態と同様である。
[第6実施形態]
図19は、本発明に係る第6実施形態の回転電機用ロータの製造方法において、樹脂成形型内でコア要素と永久磁石とを位置決めした様子を示す断面図である。図20は、第6実施形態に用いる1つのコア要素のC−C断面図である。
本実施形態では、上記の図17の実施形態において、モールド成形型60から位置決め突部Q(図17)を省略している。また、「配置ステップ」では、モールド成形型60内にロータの構成要素である複数のコア要素14,16,18及び複数の永久磁石24を環状に組み合わせて配置し、かつ、第2コア要素16及び第3コア要素18に設けられたコア側係合部である係合孔62に、モールド成形型60に設けられた位置決め部であり、モールド成形型側係合部である係合軸部64を挿入し、係合させている。例えば係合孔62に係合軸部64をがたつきなく挿入する。なお、第1コア要素14に係合孔を設けるとともに、この係合孔にモールド成形型60に設けた係合軸部を挿入し係合させることもできる。
そして「結合ステップ」では、モールド成形型60の係合軸部64で複数のコア要素14,16,18を位置決めしつつ、モールド成形型60内に溶融樹脂を注入し固化させることで複数のコア要素14,16,18及び永久磁石24を樹脂部20(図4等参照)で結合する。
このような製造方法の場合も、複数のコア要素14,16,18を樹脂部20により結合する構造を実現でき、かつ、モールド成形型60内で位置決めのための別の部材や治具を用いることなく、複数のコア要素14,16,18を精度よく位置決めして仮固定できる。その他の構成及び作用は、上記の図17の実施形態と同様である。
10 ロータ、12 回転軸、14 第1コア要素、16 第2コア要素、18 第3コア要素、20 樹脂部、22 ロータコア、24 永久磁石、26 ワインディング線材、28 凹部、30 巻き始め側端部。

Claims (9)

  1. 回転電機用ロータであって、
    外周面に設けられた凹部と、
    外周面に巻き付けられたワインディング線材とを備え、
    前記ワインディング線材の少なくとも一部は、前記凹部に挿入され固定されている回転電機用ロータ。
  2. 請求項1に記載の回転電機用ロータにおいて、
    前記ワインディング線材は、前記凹部に挿入し固定される巻き始め側端部を含み、前記凹部に前記巻き始め側端部が固定された状態で、前記ロータの外周面に巻き付けられている回転電機用ロータ。
  3. 請求項1または請求項2に記載の回転電機用ロータにおいて、
    前記ワインディング線材は、巻き方向中間部に設けられ、前記凹部に挿入し固定される中間固定部を含み、前記ロータの外周面に巻き付けられている回転電機用ロータ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1に記載の回転電機用ロータにおいて、
    少なくとも一部で互いに磁石を介して配置された複数の磁性材製のコア要素と、隣り合う前記コア要素同士の間に設けられた樹脂部とを、環状に一体的に結合することにより構成されており、
    前記凹部は、周方向に隣り合う前記コア要素の外周面同士の間に形成されている回転電機用ロータ。
  5. 請求項1から請求項3のいずれか1に記載の回転電機用ロータにおいて、
    外周面の周方向複数個所に設けられた突部と、
    複数の前記突部に巻回されたコイルとを備え、
    前記凹部は、周方向に隣り合う前記コイルの隣接部分の径方向外端部及び前記突部の径方向外端面の少なくとも一方に設けられている回転電機用ロータ。
  6. 少なくとも一部で互いに磁石を介して配置された複数の磁性材製のコア要素と、隣り合う前記コア要素同士の間に設けられた樹脂部とを、環状に一体的に結合することにより構成されている回転電機用ロータの製造方法であって、
    前記樹脂部形成用のモールド型内に複数の前記コア要素を配置する配置ステップと、
    前記モールド型に設けられた位置決め部により前記複数のコア要素を位置決めしつつ、前記モールド型内に樹脂を射出することで前記複数のコア要素を前記樹脂部で結合する結合ステップとを含む回転電機用ロータの製造方法。
  7. 請求項6に記載の回転電機用ロータの製造方法において、
    前記結合ステップは、前記モールド型内に前記樹脂を射出することで前記複数のコア要素を前記位置決め部である位置決めガイドに押し付けつつ、前記複数のコア要素を前記樹脂部で結合する回転電機用ロータの製造方法。
  8. 請求項7に記載の回転電機用ロータの製造方法において、
    前記結合ステップは、前記モールド型内での前記樹脂の射出方向を変更する変更ステップを含む回転電機用ロータの製造方法。
  9. 請求項6に記載の回転電機用ロータの製造方法において、
    前記配置ステップは、前記モールド型に設けられた前記位置決め部であるモールド型側係合部を少なくとも一部の前記コア要素に設けられたコア側係合部に係合させた状態で、前記モールド型内に前記複数のコア要素を配置する回転電機用ロータの製造方法。
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