JP2013175840A - 携帯情報端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】 操作性を低下させることなく、操作筐体に対し表示筐体をスライドさせる際の誤操作によって意図しない入力が行われるのを抑制することができる携帯情報端末を提供する。
【解決手段】 操作キー22が設けられた操作筐体20と、タッチパネル11が設けられた表示筐体10と、操作筐体20に対し表示筐体10をスライド可能に連結する連結部と、オープン状態、中立状態及びクローズ状態のうち、いずれの端末状態であるのかを検出する端末状態検出部106と、タッチパネル11に対する操作開始及び操作終了を検出するタッチ操作検出部102と、タッチパネル操作に応じた操作信号を操作終了時に生成する操作入力部105により構成される。操作入力部105は、操作開始時における端末状態と操作終了時における端末状態との比較結果に基づいて、タッチパネル11に対する操作に応じた操作信号を生成する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、携帯情報端末に係り、さらに詳しくは、操作キーが設けられた操作筐体とタッチパネルが設けられた表示筐体とがスライド可能に連結された携帯情報端末の改良に関する。
複数のメニューアイコンからなるメニュー画面を表示し、メニューアイコンに対するタッチ操作を検出するタッチパネルを備え、タッチ操作が行われたメニューアイコンを選択したり、選択中のメニューアイコンに割り当てられた機能を実行する端末装置がある。通常、タッチ操作は、ダウンイベントと呼ばれる操作開始と、アップイベントと呼ばれる操作終了とからなる。メニューアイコンは、操作開始の検出結果に基づいて選択され、操作終了の検出結果に基づいて、選択中のメニューアイコンに応じた機能が実行される。つまり、所望のメニューアイコンに対し、指を近づけて離すといった一連の操作を行うことにより、当該メニューアイコンに応じた機能を実行することができる。
しかしながら、この様な入力方法では、操作キーが設けられた操作筐体に対し、タッチパネルが設けられた表示筐体をスライドさせて操作キーを露出させるスライド方式の携帯端末の場合、表示筐体をスライドさせる際に、タッチパネルに指が触れ、ユーザの意図しない機能が実行されてしまうという問題があった。そこで、操作キーが露出するオープン状態と、操作キーが表示筐体により覆われるクローズ状態との間の状態遷移を検知し、タッチ操作の操作開始後に状態遷移が検知された場合に、当該タッチ操作を無効化する携帯情報端末が提案されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載の携帯情報端末によれば、操作筐体及び表示筐体をオープン状態へ展開させ、或いは、両筐体をクローズ状態へ収納させる際の誤操作によって意図しない機能が実行されるのを抑制することができる。しかし、この様な従来の携帯情報端末では、オープン状態及びクローズ状態間の状態遷移が検知されれば、タッチ操作が無効化されるので、タッチ操作時の誤操作によって端末状態が変化した場合であっても、タッチ操作が無効化されてしまうという課題があった。例えば、タッチ操作の操作開始直後に、表示筐体を誤ってスライドさせた場合、当該タッチ操作がキャンセルされることから、所望の機能を実行させるには、再度、タッチ操作を行わなければならず、操作性が良くなかった。
特開2010−103879号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、操作性を低下させることなく、操作筐体に対し表示筐体をスライドさせる際の誤操作によって意図しない入力が行われるのを抑制することができる携帯情報端末を提供することを目的とする。
第1の本発明による携帯情報端末は、操作キーが設けられた操作筐体と、タッチパネルが設けられた表示筐体と、上記操作筐体に対し上記表示筐体をスライド可能に連結する連結手段とを備え、上記表示筐体をスライドさせることにより、中立状態を経由して、上記操作キーが露出するオープン状態と、上記操作キーが上記表示筐体で覆われるクローズ状態との間を遷移する携帯情報端末であって、上記オープン状態、上記中立状態及び上記クローズ状態のうち、いずれの端末状態であるのかを検出する端末状態検出手段と、上記タッチパネルに対する操作開始及び操作終了を検出するタッチ操作検出手段と、タッチパネル操作に応じた操作信号を操作終了時に生成する操作入力手段とを備え、上記操作入力手段が、上記操作開始時及び上記操作終了時における端末状態の比較結果に基づいて、上記タッチパネルに対する操作に応じた操作信号を生成するように構成される。
この携帯情報端末では、タッチパネルに対する操作に応じた操作信号が操作終了時に生成される。その際、操作開始時の端末状態と操作終了時の端末状態との比較結果に基づいて操作信号が生成されるので、操作開始時点における端末状態や操作終了時点における端末状態がオープン状態、中立状態又はクローズ状態のいずれであるのかに応じて操作信号を生成するか否かを決定することができる。つまり、操作筐体に対し表示筐体をスライドさせる際に、表示筐体のタッチパネルに指が触れたとしても、指がタッチパネルに触れた時点での端末状態と、指がタッチパネルから離れた時点での端末状態とに応じて操作信号を生成し、或いは、操作信号の生成を見送ることができる。このため、表示筐体をスライドさせる際の誤操作によって意図しない入力が行われるのを抑制することができる。
また、操作開始後にオープン状態及び中立状態間で状態遷移し、或いは、中立状態及びクローズ状態間で状態遷移したとしても、操作開始時の端末状態と操作終了時の端末状態とに応じて操作信号が生成される。このため、タッチパネル操作時の誤操作によって表示筐体がスライドした場合に当該タッチパネル操作が無効化されるのを抑制することができる。
第2の本発明による携帯情報端末は、上記構成に加え、上記操作入力手段が、操作開始時及び操作終了時における端末状態が一致しなければ、上記タッチパネルに対する操作を無効化するように構成される。
この携帯情報端末では、オープン状態、中立状態又はクローズ状態においてタッチ操作を開始し、異なる端末状態においてタッチ操作を終了すれば、当該タッチ操作が無効化される。つまり、操作終了時点における端末状態が操作開始時における端末状態と異なれば、操作終了の検出結果を無視して操作信号の生成を見送ることができる。このため、表示筐体をスライドさせる際の誤操作によって意図しない入力が行われるのを抑制することができる。
第3の本発明による携帯情報端末は、上記構成に加え、上記操作入力手段が、操作開始時の端末状態が上記オープン状態及び上記クローズ状態のいずれかであり、かつ、操作終了時点における端末状態が操作開始時の端末状態と一致している場合に、上記タッチパネルに対する操作に応じた操作信号を生成するように構成される。
この携帯情報端末では、オープン状態又はクローズ状態においてタッチ操作を開始し、同じ端末状態においてタッチ操作を終了すれば、当該タッチ操作に応じた操作信号が生成される。つまり、オープン状態又はクローズ状態においてタッチ操作を開始した後に端末状態が変化したとしても、タッチ操作を終了した時点での端末状態が操作開始時の端末状態と同じであれば、操作信号が生成される。このため、タッチパネル操作時の誤操作によって表示筐体がスライドした場合に当該タッチパネル操作が無効化されるのを抑制することができる。
第4の本発明による携帯情報端末は、上記構成に加え、上記操作入力手段が、上記操作開始時の端末状態が上記中立状態であれば、上記タッチパネルに対する操作を無効化するように構成される。
この様な構成によれば、中立状態においてタッチ操作を開始した場合に、当該タッチ操作が無視されるので、中立状態によりタッチパネル操作の不感帯を形成することができる。
第5の本発明による携帯情報端末は、上記構成に加え、2以上のメニューアイコンからなるメニュー画面を表示するメニュー画面表示手段と、上記操作開始時の操作位置に基づいて、上記メニュー画面上の上記メニューアイコンを選択するメニューアイコン選択手段と、上記メニューアイコンごとの入力情報を保持するメニュー割当記憶手段とを備え、上記操作入力手段が、選択された上記メニューアイコンに対応する上記入力情報を読み出して上記操作信号を生成するように構成される。
この携帯情報端末では、操作開始時の操作位置に基づいてメニューアイコンを選択し、選択したメニューアイコンに割り当てられた入力情報を読み出して操作信号が生成される。その際、操作開始時の端末状態と操作終了時の端末状態との比較結果に基づいて操作信号が生成されるので、操作開始時点における端末状態や操作終了時点における端末状態がオープン状態、中立状態又はクローズ状態のいずれであるのかに応じて操作信号を生成するか否かを決定することができる。
本発明による携帯情報端末では、操作筐体に対し表示筐体をスライドさせる際の誤操作によって意図しない入力が行われるのを抑制することができる。また、タッチパネル操作時の誤操作によって表示筐体がスライドした場合に当該タッチパネル操作が無効化されるのを抑制することができる。従って、操作性を低下させることなく、操作筐体に対し表示筐体をスライドさせる際の誤操作によって意図しない入力が行われるのを抑制することができる携帯情報端末を提供することができる。
本発明の実施の形態による携帯情報端末1の概略構成の一例を示した図である。 図1の携帯情報端末1における端末状態の一例を示した図である。 図2の携帯情報端末1の動作の一例を従来例1,2と比較して示した図である。 図1の携帯情報端末1の構成例を示したブロック図であり、携帯情報端末1内の機能構成の一例が示されている。 図4の携帯情報端末1のタッチ操作時の動作の一例を示したフローチャートである。
<携帯情報端末1>
図1は、本発明の実施の形態による携帯情報端末1の概略構成の一例を示した図である。図中の(a)には、オープン状態の携帯情報端末1を正面から見た様子が示され、(b)には、携帯情報端末1を側面から見た様子が示されている。この図では、端末状態を検出するためのマグネット31,32及び磁気センサ33が点線で示されている。
この携帯情報端末1は、薄型の表示筐体10及び操作筐体20と、操作筐体20に対し表示筐体10をスライド可能に連結する連結部(図示せず)により構成されるスライド方式の端末装置である。例えば、携帯情報端末1は、通話機能を有する携帯電話機である。
表示筐体10は、その操作面10a側にタッチパネル11を備え、操作面10aに対するタッチ操作が検出される。タッチパネル11は、2以上のメニューアイコン13からなるメニュー画面12を表示し、メニューアイコン13に対するタッチ操作を検出する。メニューアイコン13は、選択項目を示す操作対象アイコンであり、文字入力やアプリケーションプログラムの起動といった各種機能が割り当てられ、割当機能を示すシンボルが表示される。
操作筐体20は、その操作面20a側に、2以上の操作キー22からなる操作パネル21を備え、操作キー22の押下操作を受け付ける。操作キー22は、押下型の物理キーからなる。この操作パネル21には、方向入力のための十字キー、決定キー、ガイドキー、テンキー、オンフックキー、オフフックキーなどが操作キー22として設けられている。
このタッチパネル11は、例えば、静電容量式のタッチセンサと、透過型のLCD(液晶ディスプレイ)により構成され、指と操作面10aとの間の静電容量に基づいて、タッチ操作の操作開始及び操作終了と、操作開始時及び操作終了時における操作面10a上の操作位置が検出される。ここで、タッチ操作には、操作面10aに指を直接に接触させる動作だけでなく、操作面10aに指を近づける動作、操作面10aを指で擦る又は弾く動作が含まれる。また、タッチ操作の操作位置は、例えば、指と操作面10aとの接触領域における重心の2次元位置として検出される。
メニュー画面12上のメニューアイコン13に対し、タッチ操作を行うことにより、所望のメニューアイコン13を選択し、或いは、当該メニューアイコン13に割り当てられている機能を実行することができる。
この携帯情報端末1では、表示筐体10及び操作筐体20が、概ね同形状及び同サイズの縦長の直方体からなり、表示筐体10の背面10bと操作筐体20の操作面20aとを対向させた状態で両筐体が連結されている。
上述した連結部は、表示筐体10の背面10bと操作筐体20の操作面20aとを対向させたまま、操作筐体20と表示筐体10とを相対的かつ直線的に移動させるスライド機構からなり、オープン状態、中立状態及びクローズ状態の3つの端末状態が遷移可能である。
オープン状態は、操作キー22が露出する展開状態である。クローズ状態は、操作キー22が表示筐体10により覆われる収納状態である。操作筐体20を表示筐体10の背面10b側へスライドさせれば、クローズ状態へ遷移させることができる。中立状態は、オープン状態とクローズ状態との間の状態遷移時に通過する中間状態である。すなわち、オープン状態とクローズ状態とは、操作筐体20に対し表示筐体10をスライドさせることにより、中立状態を経由して互いに遷移することができる。
この携帯情報端末1では、ばねなどの弾性部材を用いて表示筐体10をスライド方向に付勢する付勢手段(図示せず)が上記連結部に設けられる。このため、中立状態では、操作筐体20に対し表示筐体10が、オープン状態における位置に近づけば自動的にオープン状態へ移行し、クローズ状態における位置に近づけば自動的にクローズ状態へ移行する。
磁気センサ33は、オープン状態、中立状態及びクローズ状態のうち、いずれの端末状態であるのかを検出するための検出素子であり、マグネット31,32が形成する磁界を検出する。例えば、ホール効果を利用して磁気を感知するホール素子が磁気センサ33として用いられる。この磁気センサ33は、操作筐体20内であって、操作筐体20における表示筐体10側の端部に配設されている。
マグネット31,32は、磁気センサ33により端末状態を検出するための被検出素子である。このマグネット31,32は、表示筐体10内であって、表示筐体10の長手方向の両端部にそれぞれ配設されている。端末状態は、例えば、磁気センサ33によって検出される磁界の大きさ及び向きに基づいて判別される。
<端末状態>
図2は、図1の携帯情報端末1における端末状態の一例を示した図である。図中の(a)には、オープン状態が示され、(b)には、中立状態が示され、(c)には、クローズ状態が示されている。オープン状態では、マグネット31が磁気センサ33と対向する一方、マグネット32と磁気センサ33との距離が最大となる。
これに対し、クローズ状態では、マグネット32が磁気センサ33と対向する位置にまで接近する一方、マグネット31と磁気センサ33との距離が最大となる。中立状態では、マグネット31,32と磁気センサ33との距離がオープン時とクローズ時との中間程度となる。
磁気センサ33は、マグネット31,32との相対的な位置関係に応じて変化する磁界を検出する。つまり、携帯情報端末1がオープン状態、中立状態又はクローズ状態のいずれであるのかに応じて大きく変化する磁界を磁気センサ33により検出することにより、これらの端末状態を判別することができる。
図3は、図2の携帯情報端末1の動作の一例を従来例1,2と比較して示した図である。図中の(a)には、本発明による携帯情報端末1の場合が示され、(b)には、従来例1が示され、(c)には、従来例2が示されている。この図では、図2の携帯情報端末1において、操作筐体20に対する表示筐体10のスライド量xを横軸として端末状態が示されている。
従来例1では、オープン状態におけるスライド量xの上限値x12に対し、半分程度のスライド量x=x11を境界にして、クローズ状態及びオープン状態間の状態遷移が検出される。この様な構成では、クローズ状態におけるスライド量xの下限値0と状態遷移の検出点x11との距離が長いので、表示筐体10をスライドさせた際に、状態遷移が検知されるよりも前にタッチパネル11から指が離れた場合、タッチ操作は有効であることから、意図しない入力が生じてしまう。
従来例2では、オープン状態におけるスライド量xの上限値x22に対し、x11よりも短いスライド量x=x21を境界にして、クローズ状態及びオープン状態間の状態遷移が検出される。この様な構成では、クローズ状態におけるスライド量xの下限値0と状態遷移の検出点x21との距離が短いので、表示筐体10をクローズ状態から僅かにスライドさせただけでタッチ操作を無効化することができる。しかし、タッチ操作の開始直後に表示筐体10を誤ってスライドさせた場合であっても、タッチ操作が無効化されてしまう。
一方、本発明では、オープン状態におけるスライド量xの上限値xに対し、x11よりも短いスライド量x=xを境界にして、クローズ状態及び中立状態間の状態遷移が検知され、また、x11よりも長いスライド量x=xを境界にして、中立状態及びオープン状態間の状態遷移が検知される。そして、タッチ操作の操作開始時における端末状態と操作終了時における端末状態とを比較し、その比較結果に基づいて、タッチ操作に応じた入力が行われる。
このため、クローズ状態におけるスライド量xの下限値0と状態遷移の検出点xとの距離が短いので、表示筐体10をクローズ状態から僅かにスライドさせただけでタッチ操作を無効化することができる。しかも、タッチ操作の開始直後に表示筐体10を誤ってスライドさせた場合であっても、操作終了時点での端末状態が操作開始時の端末状態と同じであれば、タッチ操作が無効化されることはない。
図4は、図1の携帯情報端末1の構成例を示したブロック図であり、携帯情報端末1内の機能構成の一例が示されている。この携帯情報端末1は、メニュー画面表示部101、タッチ操作検出部102、メニューアイコン選択部103、メニュー割当記憶部104、操作入力部105、端末状態検出部106及び端末状態記憶部107により構成される。
メニュー画面表示部101は、メニュー画面12を表示するための画像データを生成し、タッチパネル11へ出力する。また、メニュー画面表示部101は、メニュー画面12を構成するメニューアイコン13の配置情報をメニューアイコン選択部103へ出力する。
タッチ操作検出部102は、タッチパネル11の出力に基づいて、操作面10aに対するタッチ操作の操作開始及び操作終了を検出し、その検出結果をメニューアイコン選択部103及び操作入力部105へ出力する。
端末状態検出部106は、磁気センサ33の出力に基づいて、オープン状態、中立状態及びクローズ状態のうち、いずれの端末状態であるのかを検出し、その検出結果を端末状態記憶部107に書き込むとともに、メニューアイコン選択部103へ出力する。
メニューアイコン選択部103は、操作開始の検出結果に基づいて、メニュー画面12上のメニューアイコン13を選択する。メニューアイコン13は、操作開始時の操作位置に基づいて、選択される。選択されたメニューアイコン13は、非選択状態のメニューアイコン13とは異なる表示態様で表示される。例えば、選択中のメニューアイコン13は、フォーカス表示又はハイライト表示され、非選択アイコンとは容易に識別することができる。
メニュー割当記憶部104には、メニューアイコン13ごとの入力情報からなるメニュー割当情報が保持される。このメニュー割当情報は、いずれのメニューアイコン13にどのような入力情報が割り当てられているのかといった入力割当である。また、入力情報には、仮名文字などを入力するための文字情報と、ウェブブラウザなどのアプリケーションプログラムを起動させるプログラム起動機能といった各種機能を示す情報とがある。
操作入力部105は、操作終了の検出結果に基づいて、タッチパネル操作に応じた操作信号を生成する。操作信号は、タッチパネル11に対する操作に応じた入力信号であり、操作終了時に生成される。具体的には、操作開始時における端末状態と操作終了時における端末状態とを比較し、その比較結果に基づいて、操作信号を生成する動作が行われる。
メニュー画面12上のいずれかのメニューアイコン13が選択されていれば、選択中のメニューアイコン13に対応する入力情報をメニュー割当記憶部104から読み出し、入力情報に応じた操作信号が生成される。
この操作入力部105では、操作開始時の端末状態と操作終了時の端末状態とが一致しなければ、タッチパネル11に対する操作が無効化される。すなわち、オープン状態、中立状態又はクローズ状態においてタッチ操作を開始し、異なる端末状態においてタッチ操作を終了すれば、当該タッチ操作が無効化される。このため、操作終了時点における端末状態が操作開始時における端末状態と異なれば、操作終了の検出結果を無視して操作信号の生成を見送ることができる。この様に構成することにより、表示筐体10をスライドさせる際の誤操作によって意図しない入力が行われるのを防止することができる。
また、操作入力部105では、操作開始時の端末状態がオープン状態又はクローズ状態のいずれかであり、かつ、操作終了時点における端末状態が操作開始時の端末状態と一致している場合に、タッチパネル11に対する操作に応じた操作信号が生成される。すなわち、オープン状態又はクローズ状態においてタッチ操作を開始し、同じ端末状態においてタッチ操作を終了すれば、当該タッチ操作に応じた操作信号が生成される。このため、オープン状態又はクローズ状態においてタッチ操作を開始した後に端末状態が変化したとしても、タッチ操作を終了した時点での端末状態が操作開始時の端末状態と同じであれば、操作信号が生成される。この様に構成することにより、タッチパネル操作時の誤操作によって表示筐体10がスライドした場合に当該タッチパネル操作が無効化されるのを防止することができる。
また、メニューアイコン選択部103では、操作開始時の端末状態が中立状態であれば、タッチパネル11に対する操作が無効化される。すなわち、中立状態においてタッチ操作を開始した場合に、当該タッチ操作が無視されるので、中立状態によりタッチパネル操作の不感帯を形成することができる。
図5のステップS101〜S111は、図4の携帯情報端末1のタッチ操作時の動作の一例を示したフローチャートである。まず、メニューアイコン選択部103は、タッチ操作検出部102によりタッチ操作の操作開始が検出されれば、端末状態を確認し、中立状態であれば、操作開始の検出結果を無視し、この処理を終了する(ステップS101,S102,S109)。
一方、メニューアイコン選択部103は、中立状態でなければ、操作位置を判別し、メニュー画面12上のメニューアイコン13を選択する(ステップS103,S104)。
次に、操作入力部105は、タッチ操作の操作終了が検出されれば(ステップS105)、端末状態を確認し、操作開始時の端末状態と一致していれば、選択中のメニューアイコン13に対応する入力情報をメニュー割当記憶部104から読み出し、操作信号を生成する(ステップS106〜S108)。この操作信号により、メニューアイコン13に予め割り当てられた機能が実行される。
一方、操作入力部105は、操作終了時点における端末状態が操作開始時の端末状態と一致していなければ、操作終了の検出結果を無視し、メニューアイコン13の選択状態が解除される(ステップS110,S111)。
本実施の形態によれば、操作筐体20に対し表示筐体10をスライドさせる際に、表示筐体10のタッチパネル11に指が触れたとしても、指がタッチパネル11に触れた時点での端末状態と、指がタッチパネル11から離れた時点での端末状態とに応じて操作信号を生成し、或いは、操作信号の生成を見送ることができる。このため、表示筐体10をスライドさせる際の誤操作によって意図しない入力が行われるのを防止することができる。
また、操作開始後にオープン状態及び中立状態間で状態遷移し、或いは、中立状態及びクローズ状態間で状態遷移したとしても、操作開始時の端末状態と操作終了時の端末状態とに応じて操作信号が生成される。このため、タッチパネル操作時の誤操作によって表示筐体10がスライドした場合に当該タッチパネル操作が無効化されるのを防止することができる。
なお、本実施の形態では、メニューアイコン13がタッチ操作の操作開始に基づいて選択され、操作終了に基づいて、選択中のメニューアイコン13に割り当てられた入力情報が入力される場合の例について説明したが、本発明はタッチパネル操作時の動作をこれに限定するものではない。例えば、タッチパネル11に対するタッチ操作をトリガーとして、動作モードを省電力モードから通常モードへ復帰させるようなものにも本発明は適用することができる。
1 携帯情報端末
10 表示筐体
10a 操作面
10b 背面
11 タッチパネル
12 メニュー画面
13 メニューアイコン
20 操作筐体
20a 操作面
21 操作パネル
22 操作キー
31,32 マグネット
33 磁気センサ
101 メニュー画面表示部
102 タッチ操作検出部
103 メニューアイコン選択部
104 メニュー割当記憶部
105 操作入力部
106 端末状態検出部
107 端末状態記憶部

Claims (5)

  1. 操作キーが設けられた操作筐体と、タッチパネルが設けられた表示筐体と、上記操作筐体に対し上記表示筐体をスライド可能に連結する連結手段とを備え、上記表示筐体をスライドさせることにより、中立状態を経由して、上記操作キーが露出するオープン状態と、上記操作キーが上記表示筐体で覆われるクローズ状態との間を遷移する携帯情報端末において、
    上記オープン状態、上記中立状態及び上記クローズ状態のうち、いずれの端末状態であるのかを検出する端末状態検出手段と、
    上記タッチパネルに対する操作開始及び操作終了を検出するタッチ操作検出手段と、
    タッチパネル操作に応じた操作信号を操作終了時に生成する操作入力手段とを備え、
    上記操作入力手段は、上記操作開始時及び上記操作終了時における端末状態の比較結果に基づいて、上記タッチパネルに対する操作に応じた操作信号を生成することを特徴とする携帯情報端末。
  2. 上記操作入力手段は、操作開始時及び操作終了時における端末状態が一致しなければ、上記タッチパネルに対する操作を無効化することを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  3. 上記操作入力手段は、操作開始時の端末状態が上記オープン状態及び上記クローズ状態のいずれかであり、かつ、操作終了時点における端末状態が操作開始時の端末状態と一致している場合に、上記タッチパネルに対する操作に応じた操作信号を生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯情報端末。
  4. 上記操作入力手段は、上記操作開始時の端末状態が上記中立状態であれば、上記タッチパネルに対する操作を無効化することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の携帯情報端末。
  5. 2以上のメニューアイコンからなるメニュー画面を表示するメニュー画面表示手段と、
    上記操作開始時の操作位置に基づいて、上記メニュー画面上の上記メニューアイコンを選択するメニューアイコン選択手段と、
    上記メニューアイコンごとの入力情報を保持するメニュー割当記憶手段とを備え、
    上記操作入力手段は、選択された上記メニューアイコンに対応する上記入力情報を読み出して上記操作信号を生成することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の携帯情報端末。
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