JP2013175813A - 撮像装置及び撮像制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 撮影画像を逐次表示するライブビュー表示において、良好な立体感を得ることができる撮像装置を提供すること
【解決手段】 撮影するための光学系と、複数の光電変換部と前記複数の光電変換部の直上に配置されたマイクロレンズとを単位画素とし、前記単位画素を二次元に配置した撮像素子と、前記複数の光電変換部からの信号をもとに立体画像を生成する画像処理部と、前記複数の光電変換部の中から信号を読み出す光電変換部を選択する光電変換部選択部と、撮影モードを設定するための撮影モード設定部とを有し、前記光電変換部選択部は、ライブビュー表示モード時に、前記複数の光電変換部の中から外側にある1組の光電変換部を選択する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、立体的な画像を得るための撮像装置及び撮像制御方法に関するものである。
従来、立体的な画像を表示する様々な方法が提案されてきた。その中でも一般的に用いられているのは、両眼視差を利用する方法である。これは、視差を持った左眼用画像と右眼用画像を用意し、それぞれ独立に鑑賞者の左右の眼に投影することにより立体視を行う方法である。
右眼用、左眼用の画像を取得する方法として、2台のカメラを所定の間隔で並べて同一の被写体を撮影し、左右画像を取得する方法がある。また、特許文献1では、1台のカメラで、左右画像を同時に取得できる方法が開示されている。特許文献1に記載の固体撮像素子では、1つのマイクロレンズ下に2つの光電変換部を有しており、撮影レンズの異なる瞳位置からの入射光をそれぞれ2つの光電変換部で受光できるようになっている。マイクロレンズ下に設けられた2つの光電変換部のうち、一方から右眼用画像を、他方から左眼用画像を生成することができる。
鑑賞者が感じる被写体の立体感は、前記左右画像の視差の大きさ(視差量)によって異なる。視差量が小さいほど立体感は薄れ、視差量が大きいほどより立体感を感じることができる。また、同一の左右画像であっても、画面に表示される表示サイズが異なると、視差量が変化して見え方が異なってくる。サイズの小さい表示装置で表示すると視差量が小さくなり、立体感が薄れてしまう場合がある。一般的なデジタルカメラに搭載されている画像表示部は、小型であることが多く、そのため、立体画像の表示には不向きである。特許文献2では、立体画像を表示する表示装置において良好な立体感が得られるように、左右画像の視差量を画像処理によって変換する技術が開示されている。
特開昭58−24105号公報 特開平10−150608号公報
ところで、デジタルカメラ等で撮影した画像を逐次表示するライブビュー表示を行なう際に立体画像を表示しようとする場合、特許文献2のように画像処理によって視差量を拡大する方法は、処理時間の面で適していない。また、特許文献1に記載の方法では、視差量が固定された画像しか取得できなかった。
本発明の目的は、撮影画像を逐次表示するライブビュー表示において、良好な立体感を得ることができる撮像装置を提供することである。
前記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、複数の光電変換部からなる単位画素を二次元状に配置した撮像素子と、前記撮像素子の出力信号に基づいて立体画像を生成する画像処理手段と、撮影モードを設定するためのモード設定手段と、前記モード設定手段により設定される撮影モードに応じて、前記単位画素における前記複数の光電変換部の出力信号から前記立体画像の生成に用いる出力信号を選択する制御手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明の撮像装置は、複数の画素を二次元状に配置した複数の撮像素子と、前記複数の撮像素子の出力信号に基づいて立体画像を生成する画像処理手段と、撮影モードを設定するためのモード設定手段と、前記モード設定手段により設定される撮影モードに応じて、前記複数の撮像素子の出力信号から前記立体画像の生成に用いる出力信号を選択する制御手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明の撮像制御方法は、複数の光電変換部からなる単位画素を二次元状に配置した撮像素子を用いた撮像制御方法であって、前記撮像素子の出力信号に基づいて立体画像を生成する画像処理ステップと、撮影モードを設定するためのモード設定ステップと、前記モード設定ステップにより設定される撮影モードに応じて、前記単位画素における前記複数の光電変換部の出力信号から前記立体画像の生成に用いる出力信号を選択する制御ステップと、を有することを特徴とする。
また、本発明の撮像制御方法は、複数の画素を二次元状に配置した複数の撮像素子を用いた撮影制御方法であって、前記複数の撮像素子の出力信号に基づいて立体画像を生成する画像処理ステップと、撮影モードを設定するためのモード設定ステップと、前記モード設定ステップにより設定される撮影モードに応じて、前記複数の撮像素子の出力信号から前記立体画像の生成に用いる出力信号を選択する制御ステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、撮影画像を逐次表示するライブビュー表示を行なう際に、良好な立体画像を表示することができる。
本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の全体ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る撮像素子の構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る撮影光学系と撮像素子及び光束の模式図である。 本発明の第1の実施形態に係る撮像素子の単位画素の回路図である。 本発明の第1の実施形態に係る撮像素子の読み出し回路図である。 本発明の第1の実施形態に係る立体画像撮影時のフローチャートを示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る撮像装置の全体ブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る立体画像撮影時のフローチャートを示す図である。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
(実施例1)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の全体ブロック図である。図1において、CMOS型固体撮像素子101は、不図示の撮影レンズで結像された画像を取り込む。アナログフロントエンド(AFE)102は、基準レベルの調整(クランプ処理)およびアナログデジタル変換処理を行う。デジタルフロントエンド(DFE)103は、固体撮像素子101の各画素のデジタル出力を受けて、画像信号の補正や画素の並び替え等をデジタル処理している。
画像処理部104は、DFE103からのデジタル出力に対して現像処理を行う。また、ここでは立体画像の生成も行う。メモリ回路105は、画像処理部104の作業用メモリであり、連続撮影等においてはバッファーメモリとしても使用される。制御回路106は、撮像装置全体を統括的に制御し、周知のCPUなどを内蔵する。静止画撮影モードやライブビュー表示モードなどの撮影モードの制御もこのブロックで行う。
操作回路107は、デジタルカメラにある操作部材の操作を電気的に受け付けるものである。表示部108は、画像等を表示し、立体画像も表示できる。記録媒体109は、メモリカードやハードディスクなどである。タイミング発生回路(TG)110は、撮像素子101を駆動する各種タイミングを生成する。
図2は、固体撮像素子101の画素の構成を説明する図である。図2に示すように、光電変換部201〜204が、単位画素200の1画素内に4つ配置されている。また、マイクロレンズ205が、各画素に1つずつ配置されている。このような複数の単位画素200が行列方向に2次元状に配置されている。なお、図2では、説明を簡略化するために3×2画素の2次元状に配置されているが、画素数はこれに限られるものではない。
次に、図2に示す画素構造を持つ固体撮像素子101における立体表示の原理について説明する。図3(a)は、4つの光電変換部201〜204をすべて使用した場合の撮影光学系、撮像素子、及び光束の模式図である。図3(a)において、撮影レンズの出射瞳301には、A像用の瞳302とB像用の瞳303が含まれる。
A像用の瞳302で示される光束は、マイクロレンズ205により結像され、光電変換部203、204で受光される。また、B像用の瞳303で示される光束は、マイクロレンズ205により結像され、光電変換部201、202で受光される。ここで、A像用の画像信号は、A像用の光電変換部203、204の信号を加算して生成される。また、B像用の画像信号は、B像用の光電変換部201、202の信号を加算して生成される。
A像用の光電変換部203、204から生成した画像と、B像用の光電変換部201、202から生成した画像との視差量は、A像用瞳302とB像用瞳303の重心間距離L1となる。したがって、2つの画像をそれぞれ独立に鑑賞者の左右の眼に投影することにより立体視が可能となる。
図3(b)は、A像用光電変換部203、204への光の入射角とその強度分布304、B像用光電変換部201、202への光の入射角とその強度分布305を示している。横軸の左側が図3(a)の左方向からの入射角、右側が図3(a)の右方向からの入射角を示し、縦軸が入射光強度を示している。
図3(c)は、4つの光電変換部201〜204のうち、外郭にある光電変換部201、204のみを使用した場合の撮影光学系、撮像素子、及び光束の模式図である。図3(c)において、A像用の瞳306で示される光束は、マイクロレンズ205により結像され、光電変換部204で受光される。B像用の瞳307で示される光束は、マイクロレンズ205により結像され、光電変換部201で受光される。
A像用の光電変換部204から生成した画像とB像用の光電変換部201から生成した画像との視差量は、A像用瞳とB像用瞳の重心間距離L2となり、図3(a)で示すL1よりも大きくなる。
また、図3(d)は、A像用光電変換部204への光の入射角とその強度分布308、B像用光電変換部201への光の入射角とその強度分布309を示している。図3(b)に比べて、強度分布の最大値は低下するが、撮影レンズの外周からの光に対する感度は相対的に高くなる。
以上のことから、図3(c)に示すように外郭の2つの光電変換部のみを使用することで、4つすべての光電変換部を使用する図3(a)の構成よりも視差量を拡大し、立体表示した時により立体感を得ることができる。そのため、撮像装置に搭載されている小型の表示部でライブビュー表示を行なう際に、外郭の2つの光電変換部のみを使用することで、良好な立体画像を表示することが可能となる。
図4は、図2に示す固体撮像素子101の単位画素200の回路の一例であり、水平方向に並んで配置された4つの光電変換部201〜204から構成されている。この光電変換部201〜204から構成される複数の単位画素200が行列状に配置されることで撮像素子101が構成される。
各光電変換部は、光を電荷に変換するフォトダイオード401、MOSトランジスタで構成された転送スイッチ402、フローティングディフュージョン(FD)部403、FD部の電圧を増幅するソースフォロアMOSトランジスタ404、選択スイッチ405、MOSトランジスタで構成されたリセットスイッチ406、共通電源VDD408を備える。リセットスイッチ406は、FD403及び転送スイッチ402を介してPD401を電位VDDにリセットする。そして、同一列の光電変換部は、選択スイッチ405を介して共通の垂直出力線407に接続されている。
図5は、CMOS型固体撮像素子101の読み出し回路について説明する図である。ここでは、説明を簡略化するために3×2画素で構成されている例を示している。各単位画素200の4つの光電変換部201〜204には、それぞれ垂直信号線407が接続されており、偶数列目の垂直信号線407は下側の読み出し回路に接続され、奇数列目の垂直信号線407は上側の読み出し回路に接続されている。
すなわち、光電変換部201、203の出力信号は、垂直信号線を介して下側の読出し回路から読み出され、光電変換部202、204の出力信号は、垂直信号線を介して上側の読出し回路から読み出される。図5では、説明の都合上、下側の読出し回路のみを図示し、上側の読み出し回路が図示されていないが、基本的には下側の読み出し回路と同様に構成されている。
各光電変換部201〜204には、不図示の垂直シフトレジスタから、各行ごとに共通の駆動信号が入力される。各光電変換部の出力信号は、電流源負荷500が接続された垂直出力線407を介して、列回路内の容量(c0)501に入力される。オペアンプ503は、帰還容量(cf)502と容量(c0)501とともに反転増幅アンプを構成している。不図示のPC0R信号で制御される不図示のアナログスイッチにより帰還容量(cf)502の両端をショートすることにより、容量(c0)501、帰還容量(cf)502のリセット及び後段の容量(cts)510、容量(ctn)511のリセットを行う。
オペアンプ503の出力は、PTS、PTN信号で駆動されるアナログスイッチ504、505を介してそれぞれ、保持容量(cts)510、(ctn)511に保持される。ここで、前述のFD403をリセットした直後のリセット信号を保持容量(ctn)511に保持し、その後、画素からの信号をFD403に転送した直後の信号を保持容量(cts)510に保持するものとする。1行分の画素信号が列毎に(cts)510、(ctn)511に保持されると、水平走査回路514によりPH(n)パルスが順次駆動されることで、アナログスイッチ512、513が開閉され、後段の差動型読み出しアンプ515に入力され外部に出力される。
水平シフトレジスタ514は、MODE信号に応じてPH(n)パルスを間引くことで、読み出す光電変換部の出力信号を切り替えることが可能である。例えば、各単位画素のすべての光電変換部の出力信号を読み出す場合、下側の水平シフトレジスタは、0、2、4、6、8、10列目にPH(n)パルスを出力し、不図示の上側の水平シフトレジスタは、1、3、5、7、9、11列目にPH(n)パルスを出力する。また、各画素の外郭の光電変換部201、204の出力信号のみを読み出す場合、下側の水平シフトレジスタは、0、4、8列目にPH(n)パルスを出力し、不図示の上側の水平シフトレジスタは、3、7、11列目にPH(n)パルスを出力する。
MODE信号は、図1の制御回路106で設定した撮影モードに応じて決定される。したがって、撮影モードに応じて、各単位画素から4つの光電変換部の出力信号をすべて読み出すか、外郭2つの光電変換部の出力信号のみを読み出すかを切り替えることができる。読み出した画像信号は、図1のAFE102及びDFE103でデジタル処理された後、画像処理部104で現像される。そして、画像として表示部108で表示され、または、記録回路109で記録媒体に書き込まれる。
図6は、制御回路106の制御による本実施例の撮像装置における立体画像撮影時の動作を説明するフローチャートである。まず、ステップ601で図1の操作回路107により撮影モードがライブビュー表示モードに設定されているか否かを判定する。例えば、撮影モードが静止画撮影モードに設定されており、ライブビュー表示モードではないと判定された場合には、ステップ602に移行する。
ステップ602では、図5のMODE信号によって各単位画素からすべての光電変換部の出力信号を選択して読み出すように設定され、ステップ603において、画像が取得される。ここで取得した画像は、単位画素あたり4つの光電変換部201〜204の出力信号をそれぞれもつ画像となる。
ステップ604では、画像処理部104にて取得画像に含まれる4つの光電変換部の出力信号に対して、光電変換部201の出力信号と光電変換部202の出力信号を加算してB像用画像を生成する。また、光電変換部203の出力信号と光電変換部204の出力信号を加算してA像用画像を生成する。その後、ステップ608に移行して、ステップ604で生成したA像用画像とB像用画像から立体画像を生成する。
ステップ601でライブビュー表示モードに設定されていると判定された場合には、ステップ605に移行する。ステップ605では、図5のMODE信号によって各単位画素から外郭の光電変換部201、204の出力信号のみを選択して読み出すように設定され、ステップ606において、画像が取得される。ここで取得した画像は、単位画素あたり外郭の光電変換部201、204の出力信号をそれぞれもつ画像となる。
光電変換部201の出力信号はB像用画像、光電変換部204の出力信号はA像用画像として利用できる。ただし、外郭の光電変換部201、204の出力信号のみを使用してA像、B像用画像を生成する場合、4つの光電変換部の出力信号からA像、B像用画像を生成する場合に比べて、信号出力レベルが約1/2になってしまう。そこで、ステップ607では、画像処理部104において、選択した光電変換部の個数に応じた出力信号レベルの低下分を考慮したゲイン補正を行い、A像、B像用画像を生成する。その後、ステップ608に移行して、ステップ607で生成したA像用画像とB像用画像から立体画像を生成する。
以上の処理を行うことで、撮像装置に搭載されている小型の表示部でライブビュー表示を行なう際に、視差量の大きな画像を取得することができ、より立体感のある画像を表示できる。さらに、1画素あたり外郭2つの光電変換部の出力信号のみを読み出すことで、読み出し時間も4つの光電変換部の出力信号をすべて読み出す場合に比べて短縮できるため、撮像素子から得られる被写体像を逐次表示するライブビュー表示モードの処理に適している。また、静止画撮影モードでは、4つの光電変換部の出力信号をすべて読出し、2つずつ加算することで感度を高めることができる。
なお、本実施例では、ライブビュー表示モード時に外郭の光電変換部の出力信号のみを読み出す構成としたが、例えば、ユーザーが立体感をより強調したいモードを設定した場合に外郭の光電変換部の出力信号のみを読み出す構成にしてもよい。本実施例では1画素あたりの光電変換部の数は4つであったが、光電変換部の数はそれ以上でも良い。特に、水平方向の分割数が多いほど、外郭の光電変換部のみを利用した場合の視差量を大きくすることができる。また、任意の1組の光電変換部を選択することで視差量を最適な大きさにすることも可能である。さらに、本実施例では各光電変換部の面積は同じものとして説明したが、外郭と内郭の面積を変えて、外郭を狭くすることでも視差量を大きくすることが可能である。
(実施例2)
図7は、本発明の第2の実施形態に係る撮像装置の全体ブロック図である。図7において、図1と同一の機能を有する部分については図1と同じ図番号で示してある。第2の実施形態の撮像装置は、4つの撮像素子701〜704が所定の間隔で並べて配置されており、それぞれが不図示の撮影レンズを有し、同一の被写体を撮影できるようになっている。撮像素子701〜704は、制御回路106により不図示のTGを介して同期撮影を行うことができる。
また、撮像素子701〜704は、図1の撮像素子101と同一の構造である必要はなく、単位画素あたり1つの光電変換部をもつ構造でもよい。各撮像素子701〜704で同時に撮影した画像は、視差をもった画像となるため、立体画像表示に用いることができる。各撮像素子701〜704から出力される撮影画像信号は、それぞれ不図示のAFE102およびDFE103を介して画像処理部104に入力されて処理される。
図8は、制御回路106の制御による第2の実施形態の撮像装置の立体画像撮影時の動作を説明するフローチャートである。まず、ステップ801で図7の操作回路107により撮影モードがライブビュー表示モードに設定されているか判定する。ここで、ライブビュー表示モードではないと判定された場合には、ステップ802に移行する。
ステップ802では、図7の制御回路106により、4つの撮像素子701〜704が同期して撮影するように設定される。次に、ステップ803において、4つの撮像素子で同時に撮影が行われる。
ステップ804では、画像処理部104にて撮像素子701、702でそれぞれ撮影した画像を画素単位で加算してB像用画像を生成する。また、撮像素子701、702でそれぞれ撮影した画像を画素単位で加算してA像用画像を生成する。その後、ステップ808に移行して、ステップ804で生成したA像用画像とB像用画像から立体画像を生成する。
ステップ801でライブビュー表示モードに設定されていると判定された場合には、ステップ805に移行する。ステップ805では、4つの撮像素子のうち、外郭にある撮像素子701、704のみが同期して撮影するように設定される。次に、ステップ806において、外郭の撮像素子701、704で同時に撮影が行われる。
ステップ807では、ステップ806でそれぞれ撮影した画像に、選択した撮像素子の個数に応じた出力信号レベルの低下分を考慮したゲイン補正を行い、A像、B像用画像を生成する。その後、ステップ808に移行して、ステップ807で生成したA像用画像とB像用画像から立体画像を生成する。
以上の処理を行うことで、撮像装置に搭載されている小型の表示部でライブビュー表示を行なう際に、視差量の大きな画像を取得することができ、より立体感のある画像を表示できる。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
200 単位画素
201〜204 光電変換部
205 マイクロレンズ
301 撮影光学系瞳
302 A像用瞳
303 B像用瞳
401 フォトダイオード
402 転送スイッチ
403 フローティングディフュージョン
404 ソースフォロアMOSトランジスタ
405 選択スイッチ
406 リセットスイッチ
407 垂直出力線
408 VDD電源
500 電流源負荷
501 c0容量
502 cf容量
503 オペアンプ
504、505、512、513 アナログスイッチ
510 cts容量
511 ctn容量
514 水平シフトレジスタ
515 読み出しアンプ

Claims (10)

  1. 複数の光電変換部からなる単位画素を二次元状に配置した撮像素子と、
    前記撮像素子の出力信号に基づいて立体画像を生成する画像処理手段と、
    撮影モードを設定するためのモード設定手段と、
    前記モード設定手段により設定される撮影モードに応じて、前記単位画素における前記複数の光電変換部の出力信号から前記立体画像の生成に用いる出力信号を選択する制御手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮影モードは、撮影画像を逐次表示するライブビュー表示モードを含み、前記制御手段は、前記ライブビュー表示モードに設定された場合に、前記単位画素における2つの光電変換部の出力信号を選択することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮影モードは、静止画撮影モードを含み、前記制御手段は、前記静止画撮影モードに設定された場合に、前記単位画素における前記複数の光電変換部のすべての出力信号を選択することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段により選択される前記単位画素における前記光電変換部の出力信号の数に応じて、前記画像処理手段が出力信号レベルを補正することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 複数の画素を二次元状に配置した複数の撮像素子と、
    前記複数の撮像素子の出力信号に基づいて立体画像を生成する画像処理手段と、
    撮影モードを設定するためのモード設定手段と、
    前記モード設定手段により設定される撮影モードに応じて、前記複数の撮像素子の出力信号から前記立体画像の生成に用いる出力信号を選択する制御手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  6. 前記撮影モードは、撮影画像を逐次表示するライブビュー表示モードを含み、前記制御手段は、前記ライブビュー表示モードに設定された場合に、前記複数の撮像素子における2つの撮像素子の出力信号を選択することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記撮影モードは、静止画撮影モードを含み、前記制御手段は、前記静止画撮影モードに設定された場合に、前記複数の撮像素子のすべての出力信号を選択することを特徴とする請求項5または6に記載の撮像装置。
  8. 前記制御手段により選択される前記複数の撮像素子の出力信号の数に応じて、前記画像処理手段が出力信号レベルを補正することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  9. 複数の光電変換部からなる単位画素を二次元状に配置した撮像素子を用いた撮像制御方法であって、
    前記撮像素子の出力信号に基づいて立体画像を生成する画像処理ステップと、
    撮影モードを設定するためのモード設定ステップと、
    前記モード設定ステップにより設定される撮影モードに応じて、前記単位画素における前記複数の光電変換部の出力信号から前記立体画像の生成に用いる出力信号を選択する制御ステップと、
    を有することを特徴とする撮像制御方法。
  10. 複数の画素を二次元状に配置した複数の撮像素子を用いた撮影制御方法であって、
    前記複数の撮像素子の出力信号に基づいて立体画像を生成する画像処理ステップと、
    撮影モードを設定するためのモード設定ステップと、
    前記モード設定ステップにより設定される撮影モードに応じて、前記複数の撮像素子の出力信号から前記立体画像の生成に用いる出力信号を選択する制御ステップと、
    を有することを特徴とする撮像制御方法。
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