JP2013174382A - 冷蔵庫 - Google Patents

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【課題】貯蔵物の視認性を向上できる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】貯蔵物を収納する貯蔵室と、前記貯蔵室の内箱に沿って配されるとともに左右の両端面に入射面を有する導光板と、前記入射面に対向して上下方向に並設される複数のLEDとを備え、前記導光板が前記LEDから出射された光を前記入射面から入射して導光し、前方に照明光を出射することとした。
【選択図】図3

Description

本発明は、LEDにより貯蔵室内を照明する冷蔵庫に関する。
従来の冷蔵庫は特許文献1に開示されている。この冷蔵庫は貯蔵物を収納する貯蔵室の後方にダクトカバーで覆われた冷気ダクトが設けられる。冷気ダクトは上下方向に延びて左右に並設され、左右の冷気ダクト間には凹面鏡が配される。ダクトカバーの背面の中央部には上下方向に並設される複数のLEDが配され、ダクトカバーは凹面鏡に対向する開口部がLEDの両側方に開口する。LEDから後方に向けて出射される光は凹面鏡で反射し、開口部を介して前方に導かれる。これにより、貯蔵室内が後方から照明される。
ダクトカバーと貯蔵室の内箱との間には光拡散性を有するランプカバーと反射板が設けられている。またダクトカバーには開口部が設けられている。複数のLEDから出射した光はランプカバーを透過し、反射板で反射され、ダクトカバーの開口部を通る。これにより、貯蔵室内が後方から照明される。
特開2011−163668号公報
しかしながら、上記従来の冷蔵庫によると、貯蔵室内においてダクトカバーの開口部周辺は照射されるが、それ以外の場所、例えば貯蔵室の角部周辺は照射されない。従って、貯蔵室全体に光を照射することができず、光が照射されない場所に保存される貯蔵物の視認性が悪いという問題があった。
本発明は、貯蔵物の視認性を向上できる冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、貯蔵物を収納する貯蔵室と、前記貯蔵室の背面に配されるとともに左右の両端面に入射面を有する導光板と、前記入射面に対向して上下方向に並設される複数のLEDとを備え、前記導光板が前記LEDから出射された光を前記入射面から入射して導光し、前方に照明光を出射することを特徴としている。
この構成によると、貯蔵室の左右端部に配されるLEDの出射光は貯蔵室の背面に配される導光板に入射する。導光板に入射した光は貯蔵室の中央部に導光される。導光板を導光して臨界角よりも小さい入射角で導光板の前面に到達した光は導光板から貯蔵室の前方に向かって出射される。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記導光板の背面に上下方向に延びて左右方向に並設される複数のプリズム部を凹設し、前記貯蔵室の左右方向中央部の前記プリズム部の深さが左右方向の端部の前記プリズム部の深さよりも深いことが望ましい。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記導光板の前面に左右方向に延びて上下方向に並設される複数の溝部を凹設することが望ましい。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記導光板によって前記貯蔵室内を冷却する冷気が流通するダクトの前面を形成することが望ましい。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記導光板は前記内箱の上下方向に延びて左右の端部に傾斜面を有する金属板を介して左右に分割され、前記傾斜面は前記導光板の分割面から出射された光を前方に反射することが望ましい。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記導光板によって前記貯蔵室内を冷却する冷気が流通するダクトの前面を形成し、前記導光板は少なくとも前記分割面に前記貯蔵庫内を流通する冷気を前記ダクト内に戻す戻り口が形成されることが望ましい。
また本発明は、前記LEDと前記導光板との間に前記LEDを覆う透明なランプカバーを設け、前記ランプカバーは粗面処理が施されることが望ましい。
本発明によると、LEDの出射光を貯蔵室の中央部に導光する導光板を貯蔵室の背面に配したので、貯蔵室に貯蔵される貯蔵物を導光板の前面全体で後方から照明することができる。貯蔵物の後方から広範囲に照明するので、貯蔵室の端部や角部に貯蔵されている貯蔵物の視認性を向上することができる。
本発明の第1実施形態の冷蔵庫を示す斜視図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫を示す正面図 図2のA−A断面図 図3のH部の拡大図 図3のI部の拡大図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の導光板を後方から見た斜視図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の導光板を前方から見た斜視図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫のプリズム部の形状を示す図 本発明の第2実施形態の冷蔵庫の導光板を示す斜視図
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は第1実施形態の冷蔵庫を示す斜視図である。冷蔵庫1は断熱材2a(図3参照)を有する断熱箱体2の上下に夫々観音開き式の断熱扉3、4を備えている。断熱扉3は冷蔵室5(図2参照)の前面を開閉し、断熱扉4は冷凍室6(図2参照)の前面を開閉する。図2は図1に示す冷蔵庫1の断熱扉3、4を開いたとき(図2において断熱扉4は取り外されている)の冷蔵庫1を示す正面図である。
断熱箱体2の上部には冷蔵室5が設けられ、断熱箱体2の下部には冷蔵室5に対して断熱壁7を介して冷凍室6が設けられている。冷蔵室5は貯蔵物が冷蔵保存され、冷凍室6は貯蔵物が冷凍保存される。以下、冷蔵室5及び冷凍室6について夫々説明する。
冷蔵室5内には複数のLED8が設けられている(図3及び図4参照)。これらLED8は内箱51の左右両端部に、上部導光板10の入射面(不図示)及び下部導光板11の入射面11a(図4参照)に対向して上下方向に並設されている。また、冷蔵室5の内箱51にはその中央部において上下方向に延びる金属製の熱伝導性を有する冷却パネル(金属パネル)9が設けられている。この冷却パネル9は冷気が流通する冷気通路(ダクト)21(図3参照)の前面を形成する。
冷気は冷気通路21の下方から上方に向かって流通し、冷気通路21の上部に設けられる吐出口(不図示)から側方に向かって冷蔵室5内に吐出される。吐出口から吐出された冷気は冷蔵庫の内箱51に沿って流通し、左右の端部で向きを変えて冷蔵室5の側壁52,53に沿って前方に流通する。冷蔵室5の側壁52,53に沿って流通する冷気は流速が低下し、冷蔵室5の前方から中心部に到達して貯蔵物を冷却する。
また、冷却パネル9はそれ自体が冷気通路21を流通する冷気によって冷却されることで、冷熱を放出し、冷気通路21の吐出口から吐出される冷気とともに冷蔵室5内に保存される貯蔵物を冷却する。従って、冷却効果が上昇して冷却のために必要な消費電力を抑制することができ、省エネルギーを図ることができる。また、冷却パネル9はその左右の端部に傾斜面9cを有し、夫々分割面11cから出射された光を反射する(図3参照、詳説は後述)。
冷蔵室5内にはさらに内箱51に沿って透明樹脂から成る平板状の上部導光板10及び下部導光板11が配される。下部導光板11は冷却パネル9の左右に1枚ずつ配されている。すなわち下部導光板11は冷却パネル9によって左右に分割されていると言い換えることができる。一方上部導光板は下部導光板11及び冷却パネル9の上部に配されている。本実施形態では下部導光板11について説明を行うこととし、以下において「下部導光板11」を単に「導光板11」と記載することもある。
冷蔵室5内の上部から中部において両側壁52,53間には貯蔵物を載置する載置トレイ(不図示)が取り外し可能に配される。載置トレイは冷蔵室5の両側壁52,53に突設される支持部12上に橋架される。
冷蔵室5の下部にはタンク室13、野菜室14、フルーツケース15、チルド室(フレッシュケース)16が設けられている。タンク室13は製氷用の水タンク13aを収納する。野菜室14は冷蔵室5の上部に対して隔離され、野菜が収納される。フルーツケース15は冷蔵室5の上部に対して隔離され、フルーツが収納される。
野菜室14及びフルーツケース15は冷蔵室5の上部から吐出して下方に流通した冷気によって冷却されるため周囲よりも高温の野菜やフルーツの保存に適した温度に維持される。チルド室16は冷蔵室5の上部に対して隔離され、冷気通路の下部から冷気が吐出されるため周囲よりも低温に維持される。尚、本実施形態では野菜室14とフルーツケース15を別個の構成としているが、野菜室14とフルーツケース15をあわせて一つの隔離室を構成することとしてもよい。
冷凍室6には自動製氷機を備える氷保管箱17、3つの小冷凍ケース18、2つの大冷凍ケース19が設けられている。氷保管箱17はタンク室13に配した水タンク13aから自動製氷機に水を供給して製氷された氷を貯氷する。小冷凍ケース18及び大冷凍ケース19には任意の貯蔵物が冷凍保存される。
次に本実施形態の冷蔵室5のLED8、冷却パネル9、導光板11について説明する。なお、図3〜5は冷蔵室5の後部右側の断面図及び拡大図であるが、冷蔵室5の後部左側についても左右対称となる他は同一である。図3は図2のA−A断面図を示している。また、図4は図3のH部の拡大図を示している。また、図5は図3のI部の拡大図を示している。
図3に示すようにLED8は冷蔵室5の内箱51の右端部に配されている。図4を参照してさらに詳説すると、冷蔵室5の内箱51の右端部には基板ホルダ82が設けられており、基板ホルダ82には実装基板83が取り付けられる。実装基板83にはチップ状のLED8が実装されている。LED8の出射面8aは導光板11の入射面11aに対向配置されており、LED8から出射された光は入射面11aから導光板11に入射される。
導光板11の一端部側(内箱51の右端部側)についてさらに詳説する。図4に示すようにLED8の前方にはLED8、基板ホルダ82、実装基板83を覆う透明樹脂から成るカバー部20が配される。本実施形態においてカバー部20は導光板11と一体成型されているが、導光板11とは別部材としてもよい。カバー部20には粗面処理が施されている。これにより前方からのLED8、基板ホルダ82、実装基板83の視認性を低下させている。なお、粗面処理としてはLED8等の視認性を低下させる処理であれば特に限られるものではなく、ブラスト処理や酸・アルカリによりエッチング処理等を施すことによってなされる。
カバー部20はその先端20aが内箱51に設けた略L字状の鉤部51aに掛止される。これにより上述したようにLED8の出射面8aと導光板11の入射面11aとが対向配置される。またカバー部20はネジが挿入される通孔20bを有する延出部20c(図6及び図7参照)を備える。一方、内箱51は通孔20bに対応するネジ孔部(不図示)を備える。そしてカバー部20の先端20aを鉤部51aに掛止した状態で通孔20bに挿通したネジをネジ孔部に螺挿することでカバー部20が内箱51に固定される。
次に図5を参照して導光板11の他端部側(冷却パネル9側)について説明する。図5に示すように導光板11の他端部には爪部11bが形成されている。また、入射面11aに対向する端面には左右に分割される導光板11の分割面11cが形成されている。
入射面11aから入射され、分割面11cから出射したLED8の光は傾斜面9cによって反射される。爪部11bは内箱51が有する孔部51bに係合して係止される。上述したようにカバー部20の先端20aを鉤部51aに掛止し、且つ、爪部11bを孔部51bに係合して係止することによってLED8の出射面8aの中心部と入射面11aの中心部と分割面11cの中心部とが一直線上に配置される。そして傾斜面9cで反射した光は冷蔵室5の前方に照射される。
なお、図5及び図6に示すように導光板11の上面11gに爪部(爪部90)を形成することとしてもよい。また、爪部は下面11hに形成することとしてもよいし、上面11g及び下面11hに形成することとしてもよい。これら爪部が各爪部に対応して内箱51に形成される孔部(不図示)に係合して係止されることでカバー部20をより強固に内箱51に固定することができる。
さらに図6、図7を参照して導光板11について詳説する。図6は導光板11を後方から見た斜視図である。また、図7は導光板11を前方から見た斜視図である。導光板11はポリスチレン樹脂等から成る。導光板11は貯蔵室2内に面する出射面(以下、「貯蔵室2内に面する出射面」を「前面」という。)11eと内箱51に面する出射面(以下、「内箱51に面する出射面」を「背面」という。)11fとを有し、前面11eと背面11fは互いに対向する。
図6に示すように導光板11の背面11fには入射面11aから入射して導光する光を前方に反射することによって光の光路を変換して前面11eの方向に導く複数のプリズム部30が凹設されている。各プリズム部30は導光板11の背面11fにおいて上下方向に延びて左右方向に並設されている。
また図7に示すように導光板11の前面11eには複数の溝部31が凹設されている。各溝部31は導光板11の前面11eにおいて左右方向に延びて上下方向に並設されている。
LED8から出射された光の光路について詳説すると、LED8から出射された光は導光板11の入射面11aから入射する。導光板11に入射した光は前面11e、背面11fで反射して導光板11内を導光する。そして、プリズム部30の反射等によって前面11eまたは背面11fに臨界角よりも小さい角度で入射した光は導光板11の前面11eまたは背面11fから出射される。
背面11fから出射された光は導光板11に対向する内箱51の表面により形成される反射面51c(図4、図5参照)で反射し、導光板11に再度入射して前面11eから出射される。これにより、冷蔵室5の端部から中央部にわたって導光板20全体から照明される。尚、内箱51の反射面51cを白色にすると冷蔵室5側に反射し易くなる。また、導光板11の背面11fまたは内箱51の反射面51cに金属製の反射膜や反射シート等の反射部材を設けると、光強度の減衰を抑制することができるためより望ましい。
一方、前面11eまたは背面11fに臨界角よりも大きい角度で入射した光は反射されて分割面11cの方向に導かれる。そして分割面11cに臨界角よりも小さい角度で入射した光は導光板11の分割面11cから出射される。分割面11cから出射された光は上述したように冷却パネル9の傾斜面9cに反射されて冷蔵室5の前方に導かれる。従って、前面11eから出射されなかった光によっても冷蔵室5内を照明することができる。
なお、導光板11を導光する光は一般的に、上述した分割面11c、前面11e、背面11f以外にも、上面11g、下面11h(図6及び図7参照)からも出射される。しかしながら上述したように導光板11の前面11eには複数の溝部31が凹設されている。これら溝部31は入射面11aから入射され、上面11gや下面11hの方向に向かう光を反射して分割面11cの方向に導く。従って、入射面11aから入射された光が上面11gや下面11hから出射されるのを防ぎ、LED8から出射された光を損失なく冷蔵室5内の照明に利用することができる。
次にプリズム部30の形状についてさらに詳説する。図8はプリズム部の形状を示す図である。図8(a)は図3のJ部の拡大図である。また、図8(b)は図3のK部の拡大図である。また、図8(c)は図3のL部の拡大図である。各プリズム部30は断面略三角形状であり、一定の間隔をあけて左右方向に併設されている。また、各プリズム部30の深さはLED8(入射面11a)から離れるにつれて深くなる。つまり、冷蔵室5の左右端部(図8においては右端部)のプリズム部30の深さよりも、冷蔵室5の中央部のプリズム部30の深さのほうが深い。これによって導光板11の前面11e全体から均一に光を出射させることができる(導光板11が全体として均一な輝度になる)。
すなわち、LED8から出射され、入射面11aから入射された光は入射面11aから遠ざかるにつれて(分割面11cに近づくにつれて)光量が減少する。従って、各プリズム部30の深さを同一の深さとすると、輝度ムラが発生する。そこで入射面11aから遠ざかるにつれてプリズム部30の深さを深くすることで、光の拡散量を増加させ、前面11eに導かれる光量を増加させることができる。
従って入射面11aに近い位置では光量が多いのに対して光の拡散量が少なくなるようにし、入射面11aから遠い位置では光量が少ないのに対して光の拡散量が多くなるようにしているので導光板11が全体として均一な輝度になる。
なお、本実施形態では各プリズム部30を形成する間隔を一定とし、各プリズム部30の溝の深さを入射面11aから遠ざかるにつれて深くすることとしたがこれに限られない。例えば、各プリズム部30の溝の深さを一定とし、各プリズム部30を形成する間隔を入射面11aから遠ざかるにつれて徐々に狭くすることとしてもよい。プリズム部30の密度を変化させることで、導光板11を全体として均一な輝度にすることができる。
また、サンドブラストやシボ加工等によってプリズム部30の表面に梨地模様等の非光沢面処理を施すとより望ましい。これにより、プリズム部30の反射光をより分散させることができる。
また、導光板11の入射面11aに面してLED8を配置したので、LED8の出射光を容易に導光板11に入射させることができる。
また、カバー部20にはLED8よりも前方にLED8の視認性を低下させる粗面処理が施される。これにより、LED8、基板ホルダ82、実装基板83を見えなくして冷蔵室5内の美感を向上することができる。また、LED8から前方に出射される光による眩しさを低減することができる。
次に、図9は第2実施形態の冷蔵庫1の導光板11を示す斜視図である。説明の便宜上、前述の図1〜図5に示す第1実施形態と同一の部分は同一の符号を付している。本実施形態は第1実施形態に対して導光板11の分割面11cの形状が異なっている。その他の部分は第1実施形態と同一である。
上記第1実施形態の冷蔵庫1において導光板11は冷蔵室5内を後方から照明するものであったが、本実施形態ではさらに冷気が流通する冷気通路(ダクト)をも形成することとする。より詳細には導光板11は冷却パネル9と同様に内箱51と共に冷気通路(ダクト)を形成する(すなわち導光板11が冷気通路の前面を形成する)。そして導光板11の分割面11cには冷蔵室5内を流通する冷気を冷気通路内に戻す戻り口32が形成されている。
本実施形態において戻り口32は分割面11cの上下に1つずつ形成されているが、戻り口32の数は特に限定されない。
本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。加えて、導光板11が冷気通路としての機能をも備える。これにより冷却パネル9のみが冷気通路としての機能を備える場合に比べて、冷蔵室5内の貯蔵物をより効率的に冷却することができる。従って、冷却効果が上昇して冷却のために必要な消費電力を抑制することができ、省エネルギーを図ることができる。
第1、第2実施形態において、導光板11は透明であればアクリル樹脂やガラス等を用いてもよい。しかし、ポリスチレン樹脂はアクリル樹脂やガラスに比して成形性がよく、光の拡散が大きい。このため、導光板11を容易に形成できるとともに、分割面11cまで導光する光を少なくして前面11eや背面11fから出射される光を多くすることができる。従って、貯蔵物の視認性をより向上することができる。
また、カバー部20にLED8を挿通する孔部を設けてもよい。これにより、LED8の出射光が直接導光板11に入射し、光の強度を向上することができる。この時、カバー部20を非透明に形成することにより、基板ホルダ82や実装基板83を見えなくして冷蔵室5内の美感を向上することができる。また、LED8から前方に出射される光による眩しさを低減することができる。
また、冷蔵室5内に導光板11が配されているが、これに限られるものではなく冷凍室6に配することとしてもよい。
また、第1、第2実施形態では導光板(下部導光板)11を例に説明したが、上部導光板10に適用することとしてもよい。例えば、例えば冷蔵庫1が冷却パネル9を備えない構成であれば内箱51全体を覆う1枚の導光板を設け、当該導光板によって冷蔵室5内を後方から照射することとしてもよい。加えて、当該1枚の導光板が冷気通路の前面を形成することとしてもよい。
また、LED8と導光板11との間にLED8を覆う透明なランプカバーを設けることとしてもよい。またそのランプカバーに対してカバー部20と同様に粗面処理を施すこととしてもよい。これにより前方からのLED8の視認性をさらに低下させることができる。
本発明によると、LEDにより貯蔵室内を照明する冷蔵庫に利用することができる。
1 冷蔵庫
2 断熱箱体
3、4 断熱扉
5 冷蔵室
6 冷凍室
7 断熱壁
8 LED
9 冷却パネル
10 上部導光板
11 下部導光板
12 支持部
13 タンク室
14 野菜室
15 フルーツケース
16 チルド室
17 氷保管箱
18 小冷凍ケース
19 大冷凍ケース
20 カバー部
21 冷気通路(ダクト)
30 プリズム部
31 溝部
32 戻り口
82 基板ホルダ
83 実装基板

Claims (7)

  1. 貯蔵物を収納する貯蔵室と、前記貯蔵室の背面に配されるとともに左右の両端面に入射面を有する導光板と、前記入射面に対向して上下方向に並設される複数のLEDとを備え、前記導光板が前記LEDから出射された光を前記入射面から入射して導光し、前方に照明光を出射することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記導光板の背面に上下方向に延びて左右方向に並設される複数のプリズム部を凹設し、前記貯蔵室の左右方向中央部の前記プリズム部の深さが左右方向の端部の前記プリズム部の深さよりも深いことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記導光板の前面に左右方向に延びて上下方向に並設される複数の溝部を凹設することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記導光板によって前記貯蔵室内を冷却する冷気が流通するダクトの前面を形成することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記導光板は前記内箱の上下方向に延びて左右の端部に傾斜面を有する金属板を介して左右に分割され、前記傾斜面は前記導光板の分割面から出射された光を前方に反射することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記導光板によって前記貯蔵室内を冷却する冷気が流通するダクトの前面を形成し、前記導光板は少なくとも前記分割面に前記貯蔵庫内を流通する冷気を前記ダクト内に戻す戻り口が形成されることを特徴とする請求項5に記載の冷蔵庫。
  7. 前記LEDと前記導光板との間に前記LEDを覆う透明なランプカバーを設け、前記ランプカバーは粗面処理が施されることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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