JP2013174349A - Lpガス情報表示装置及びlpガス表示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】効率よくかつ遺漏なくLPガスを配給するための貯蔵器を直感的かつ容易に把握でき、かつ、その配給手順に関して配給業者の裁量に任せる部分を可及的に大きくして、LPガスの配給効率と配給業者のモチベーションとのバランスを巧みに保つことのできるLPガス情報表示装置100を提供する。
【解決手段】ガス残量シンボル1及び使用可能時間シンボル2を対にして、地図上における対応する貯蔵器設置場所に表示するとともに、前記地図上に表示された各一対のシンボルに対する選択入力を受け付けるとともに、選択されたシンボルの表示態様を他の選択されていないシンボルと区別可能に変更するようにした。
【選択図】 図2
【解決手段】ガス残量シンボル1及び使用可能時間シンボル2を対にして、地図上における対応する貯蔵器設置場所に表示するとともに、前記地図上に表示された各一対のシンボルに対する選択入力を受け付けるとともに、選択されたシンボルの表示態様を他の選択されていないシンボルと区別可能に変更するようにした。
【選択図】 図2
Description
本発明は、各所に設置されたLPガス貯蔵用の貯蔵器に、例えばガス運搬車両が巡回してLPガスを供給するときに用いられるLPガス情報表示装置等に関するものである。
LPガスは、配管を通じて各所に供給される都市ガスと異なって、消費場所毎に設けられた貯蔵器に一旦貯蔵されて、そこから供給される。そのため、例えば配給業者がLPガスバルクローリー車と呼ばれる特殊な運搬車両にLPガスを収容して各貯蔵器を定期的に巡回し、それらが空にならないように適宜LPガスを補充していく。なお、前記貯蔵器のことを、一般的にはバルク貯槽と呼ぶが、容量が70kg以下の小型のものは特にバルク容器と呼ばれることもある。
各貯蔵器のガス残量は、近時では、各貯蔵器に設けられた残量センサから、インターネットや専用回線などを介してリモートでガス残量を確認できる。
そこで、配給業者は、ガス残量の少ない貯蔵器が優先されるように、各巡回での配給すべき貯蔵器及びその配給ルートを決めるようにしている。貯蔵器(特に産業用や業務用)が空になるとその所有者の営業等がストップして多大な損害が発生し、配給業者がその補填をしなければならなくなる場合もあるからである。
そこで、配給業者は、ガス残量の少ない貯蔵器が優先されるように、各巡回での配給すべき貯蔵器及びその配給ルートを決めるようにしている。貯蔵器(特に産業用や業務用)が空になるとその所有者の営業等がストップして多大な損害が発生し、配給業者がその補填をしなければならなくなる場合もあるからである。
しかしながら、従来の方式では、リスト形式で各貯蔵器のガス残量を並べているだけなので、LPガスを優先的に補充すべき貯蔵器が直感的に分かりにくいという大きな問題点がある。さらに、たとえ配送すべき貯蔵器を選定できたとしても、配送ルートの決定に手間取り、誤った配送ルートを決めてしまって配送に無駄が出ることも生じうる。
また、従来は、基本的に貯蔵器のガス残量だけを頼りにLPガスの配給優先度を決めているが、そうすると、貯蔵器によっては、ガス残量はかなりあるものの消費が速いから、空になるまでの時間的余裕が実際にはそれほどないものに対するガス補充を遺漏する恐れが生じる。また、逆にガス残量が少なくても消費が遅いから、空になるまではまだ時間的な余裕があって、配給優先順位としてはそれほど高くないものを、優先的にガス補充してしまう場合もありえる。
さらに、最優先で緊急にLPガスを補充する必要のある貯蔵器はともかく、その他の貯蔵器については、従来、それほど深く検討せずに、単にその日の配送ルート近傍にあるからといった理由程度でガス補充が行われている。
しかしながら、そのために、ガス残量が十分あるような貯蔵器に繰り返しガスが補充されることとなって、貯蔵器あたりの配給頻度が増加し、配給に係るリードタイムが増えて、無駄な労働時間が発生し、配給単価が上がるといった問題点も生じている。運搬車の無駄な運行によるCO2の増加という付加的な問題点も発生する。
ところで、リードタイムとは、LPガスを実際に充填するための時間の他に必要な時間のことであり、例えば、運搬車両の走行時間やLPガス充填作業の前後に行うべき点検作業時間、あるいは、運搬車両と貯蔵器との間を配管接続する作業時間などの時間のことである。したがって、配給頻度をできるだけ減らすことが、前記リードタイムの削減につながり配給効率の向上につながる。理想的にはガス残量がほぼ0になったときに貯蔵器にLPガスを再充填することが望ましいが。実際には、貯蔵器の残量が20%〜30%くらいになったところでLPガスを補充することが望ましいと言われている。
ところで、リードタイムとは、LPガスを実際に充填するための時間の他に必要な時間のことであり、例えば、運搬車両の走行時間やLPガス充填作業の前後に行うべき点検作業時間、あるいは、運搬車両と貯蔵器との間を配管接続する作業時間などの時間のことである。したがって、配給頻度をできるだけ減らすことが、前記リードタイムの削減につながり配給効率の向上につながる。理想的にはガス残量がほぼ0になったときに貯蔵器にLPガスを再充填することが望ましいが。実際には、貯蔵器の残量が20%〜30%くらいになったところでLPガスを補充することが望ましいと言われている。
一方、これらを解決するために、生産システム工学における物流最適化等の考え方を利用して、コンピュータによって配送すべき貯蔵器及びルートを演算して運転者に表示するような手法も考えられないことはない。例えばLNG分野で、貯蔵器毎の消費トレンドをも算出して表形式で示したものが先行文献1には示されている。
こういった先行文献の技術は、いずれも最適な配送計画を自動計算させて機械的に効率化を促進すべく図ったものである。
しかし、LPガスの配給において、機械的に配送計画を立てて配給業者(又は運転者)に指示すると、逆に彼らの機嫌を損ね、配給に齟齬を生じる場合がある。
こういった先行文献の技術は、いずれも最適な配送計画を自動計算させて機械的に効率化を促進すべく図ったものである。
しかし、LPガスの配給において、機械的に配送計画を立てて配給業者(又は運転者)に指示すると、逆に彼らの機嫌を損ね、配給に齟齬を生じる場合がある。
すなわち、配給業者(又は運転者)は、自分の選んだ貯蔵器や配給順序、配送ルートこそが最適であるという自負やプロ意識があるが、それを無視してコンピュータが指示するようなシステムにすると、彼らのモチベーションが大きく下がり、業務そのものの効率が低下する恐れがある。例えば、運転者は、コンピュータが指示したルート上で渋滞や事故が起こった場合に、ルート迂回ができたとしても、優れたコンピュータがもともと指示したのだから、といった理由を楯にして、半ば悪意的に1日でも2日でも開通を待ち続け、結果、配給が間に合わなくなる、といった不具合がこの分野では十分に生じ得る。LPガスの配給業者には小規模業者が多く、一匹狼的な運転者がかなり存在することがその要因の1つにあろう。
一方、特許文献1に示すようなLNGガスの配給においては、そもそも貯蔵器容量がLPガスとは桁違いに大きく規制も厳格であり、大規模事業者が完全雇用するなどして自社の完全な支配下にある運転者を使ってガス配給を行うので、最適な配送計画をたてても、運転者がそれに反発することなく、実効性が見込める。そういった意味では、LPガスの配給分野とLNGガスの配給分野とでは、一見すると似ているが、実情は全く違う異なった分野なのである。
つまり、上述した先行文献のような効率性のみを追及した配送計画手法を単純にLPガスの配給業界に当てはめたのでは、現場に全くそぐわないものとなる。
つまり、上述した先行文献のような効率性のみを追及した配送計画手法を単純にLPガスの配給業界に当てはめたのでは、現場に全くそぐわないものとなる。
本発明はかかる課題を一挙に解決すべくなされたものであって、効率よくかつ遺漏なくLPガスを配給するための貯蔵器を直感的かつ容易に把握でき、かつ、その配給手順に関して配給業者の裁量に任せる部分を可及的に大きくして、お仕着せのイメージを抱かせること無く、LPガスの配給効率と配給業者のモチベーションとのバランスを巧みに保つことのできるLPガス情報表示装置を提供すべく図ったものである。
すなわち、本発明に係るLPガス情報表示装置は、複数箇所に設置されたLPガス貯蔵用の貯蔵器と、各貯蔵器に設置されたLPガス残量センサと、各残量センサが示すLPガス残量の時系列データから貯蔵器毎におけるLPガスの予想される使用可能時間を算出する使用可能時間算出部とを利用したものであり、以下の各部を有することを特徴とする。
(1)画面に地図を表示する地図表示部。
(2)ガス残量を複数段階に区分したガス残量区分毎に、態様が異なるガス残量シンボルを対応させて記憶しているガス残量シンボル記憶部。
(3)使用可能時間を複数段階に区分した時間区分毎に、態様が異なる使用可能時間シンボルを対応させて記憶している使用可能時間シンボル記憶部。
(4)前記ガス残量センサからガス残量データを取得するデータ取得部。
(5)前記ガス残量データが示すガス残量に対応するガス残量シンボルを、前記ガス残量シンボル記憶部を参照して貯蔵器毎に決定するとともに、各貯蔵器におけるガス残量の時系列データから算出されたLPガスの予想使用可能時間に対応する使用可能時間シンボルを、使用可能時間シンボル記憶部を参照して貯蔵器毎に決定し、これら決定したガス残量シンボル及び使用可能時間シンボルを対にして、前記地図上における貯蔵器設置場所に表示するシンボル表示部。
(6)前記地図上に表示された各一対のシンボルに対する選択入力を受け付けるとともに、選択されたシンボルの表示態様を他の選択されていないシンボルと区別可能に変更する選択入力受付部。
(2)ガス残量を複数段階に区分したガス残量区分毎に、態様が異なるガス残量シンボルを対応させて記憶しているガス残量シンボル記憶部。
(3)使用可能時間を複数段階に区分した時間区分毎に、態様が異なる使用可能時間シンボルを対応させて記憶している使用可能時間シンボル記憶部。
(4)前記ガス残量センサからガス残量データを取得するデータ取得部。
(5)前記ガス残量データが示すガス残量に対応するガス残量シンボルを、前記ガス残量シンボル記憶部を参照して貯蔵器毎に決定するとともに、各貯蔵器におけるガス残量の時系列データから算出されたLPガスの予想使用可能時間に対応する使用可能時間シンボルを、使用可能時間シンボル記憶部を参照して貯蔵器毎に決定し、これら決定したガス残量シンボル及び使用可能時間シンボルを対にして、前記地図上における貯蔵器設置場所に表示するシンボル表示部。
(6)前記地図上に表示された各一対のシンボルに対する選択入力を受け付けるとともに、選択されたシンボルの表示態様を他の選択されていないシンボルと区別可能に変更する選択入力受付部。
しかして、このようなものであれば、当該LPガス情報表示装置のオペレータ(例えば、配給業者や運搬車の運転者)は、色などの表示態様を異ならせたガス残量シンボル及び使用可能時間シンボルを地図上で見ることができるので、優先順位の高いもの、例えば、双方のシンボルが赤色のものを視覚的に容易に選ぶことができ、漏れのない確実なLPガスの配給が可能になる。
また、その選択操作は地図を見ながらとなるので、オペレータは同時に配送ルートをも自然に考えることになる。そして、その考えられるルートの途中又は近傍にある優先順位の比較的低い貯蔵器のうちで、ガス残量が少ないものをガス残量シンボルを見て容易に選択することができるので、無駄が少なく効率のよい配給を自然に行えるようになる。
しかも、配給すべき貯蔵器の選択は自動で行われることなく、運転者等のオペレータが自身で行うこととなるので、このLPガス配給業界ならではの運転者等のプライドやプロ意識を傷つけることもない。
特に、運転者等のプライドやプロ意識を考えれば、前記地図上にLPガスの配送ルートを表示しないようにしておくことが望ましい。逆に、初心者や担当地域が初めての運転者のためには、選択された貯蔵器を巡回するための配送ルート算出部を設けて、配送ルートを算出表示するようにしてもよいし、配送ルートの表示/非表示を切り替えられるように構成してもよい。
リスト表示を併用するようにしてよい。そのためには、貯蔵器を識別するための貯蔵器識別子と、当該貯蔵器における前記使用可能時間に係る表示と、当該貯蔵器における前記ガス残量に係る表示とを1つのレコードとして、複数レコードが表示されるように構成した表を画面に表示するリスト表示部をさらに設けておけばよい。
その場合、前記選択入力受付部が、前記画面に表示された表において、複数のレコードの選択を受け付け、前記シンボル表示部が、前記選択入力受付部で受け付けられたレコードの貯蔵器に係るシンボルが全て表示される範囲の地図を画面に表示するようにしておくことが好ましい。例えば、配給が必ず必要な最優先の数箇所の貯蔵器を選ぶ場合は、大きな地図から選ぶよりは、表でソーティングして選んだほうが便利なことがあるからである。また、必要最小限の範囲で地図を表示でき、次点の貯蔵器を選ぶときに見易くすることもできる。
前記表における各レコードに前記ガス残量シンボル及び使用可能時間シンボルを表示するようにしてもよい。
前記表における各レコードに前記ガス残量シンボル及び使用可能時間シンボルを表示するようにしてもよい。
シンボルの態様としては、形状、大きさ、色、模様、輝度、それらの時間変化(例えば点滅や拡縮など)又はそれらの組合せなどが考えられるが、区分毎の違いを把握し易くするという点から見れば、区分毎に色を異ならせてあることが好ましい。
具体的には、前記ガス残量区分が、貯蔵器の規定容量を基準とした比率で区分されたものを挙げることができる。
また、前記ガス残量シンボルとして、貯蔵器の規定容量を複数段階に区分した区分毎に異なる形状のものにしても構わない。
具体的には、前記ガス残量区分が、貯蔵器の規定容量を基準とした比率で区分されたものを挙げることができる。
また、前記ガス残量シンボルとして、貯蔵器の規定容量を複数段階に区分した区分毎に異なる形状のものにしても構わない。
受信した前記ガス残量データに基づいて、各貯蔵器の充填可能量を算出し、その充填可能量を前記ガス残量シンボル及び使用可能時間シンボルとともに地図上に表示する充填可能量算出表示部をさらに具備しているものであれば、選択した各貯蔵器での配給すべきLPガスの総量を計算することができるので、運搬車両の規定積載量と比較することによって、1回の巡回で各貯蔵器にLPガスを配給できるかどうかなどの判断をすることができるようになる。
かかる判断を極めて容易にすることができるようにして、貯蔵器の適切な選択を可能とするには、前記運搬車両の規定積載量から、選択されたシンボルに係る貯蔵器の充填可能量の積算値を差し引いて、該運搬車両の残りの積載可能量算出し、画面に表示する積載可能量算出表示部をさらに具備しているものが望ましい。
このように構成した本発明によれば、効率よくかつ遺漏なくLPガスを配給するための貯蔵器を配給業者が視覚的に容易に把握できるうえに、配給業者の自主性を損ねることがなく、そのモチベーションを維持させることが可能になる。
以下、本実施形態に係るLPガス情報表示装置100を図面を参照して説明する。
このLPガス情報表示装置100は、例えばLPガスを搭載したバルクローリー車と呼ばれる特殊な運搬車両が巡回して、各所に設置されたLPガスの貯蔵器にLPガスを供給するときに、運転者が配給順序や配送ルートを決定する補助として用いられるものである。
このLPガス情報表示装置100は、例えばLPガスを搭載したバルクローリー車と呼ばれる特殊な運搬車両が巡回して、各所に設置されたLPガスの貯蔵器にLPガスを供給するときに、運転者が配給順序や配送ルートを決定する補助として用いられるものである。
各貯蔵器には、図1に示すように、LPガス残量センサが配設されており、前記LPガス情報表示装置100は、それらLPガス残量センサから、直接又は間接的にガス残量を示すガス残量データを専用乃至汎用の通信網を介して受信できるように構成されている。
このLPガス情報表示装置100は、物理的には、CPU、メモリ、通信インタフェース、ディスプレイ、キーボード、マウスなどを具備した情報処理装置に所定のアプリケーションプログラムをインストールすることによって形成してある。
なお、このLPガス情報表示装置100を構成する情報処理装置は1つに限らず、WEBサーバと端末といったような、互いに接続された複数の情報処理装置によって構成するようにしてもよい。例えば、配給車両の拠点となる事業所が1つしかないような比較的小規模の配給業者であれば、1つの情報処理装置に所定のアプリケーションをインストールして本LPガス情報表示装置100を構成すればよいし、事業所を複数有しているような中規模、大規模の配給業者であれば、各事業所毎に情報処理装置を設け、さらに、それらを統括するような中央情報処理装置(サーバ)を設けて、これらに所定のアプリケーションを導入して協働させ、それらが本LPガス情報表示装置100として機能するようにして構わない。
一方、このLPガス情報表示装置100は、機能的には、図1に示すように、地図表示部、データ受信部、使用可能時間算出部、ガス残量シンボル記憶部、使用可能時間シンボル記憶部、シンボル表示部、リスト表示部、選択入力受付部、充填可能量算出表示部、積載可能量算出表示部等を具備したものである。これら各部は、前記メモリに記憶されたプログラムにしたがってCPUやその周辺機器が協働することによって実現される。
次に、前記各部の機能説明を兼ねて、このLPガス情報表示装置100の動作を説明する。ここでは、簡単のために1つの情報処理装置に所定のアプリケーションをインストールして本LPガス情報表示装置100を構成した場合について説明する。
オペレータ(例えばここでは運転者)がアプリケーションを立ち上げて、運搬車両ID、運転者IDなどを入力した後、所定の操作をすると、地図表示部が、該事業所の担当している地域の地図(例えば図6参照。)を表示する。この地図は、拡縮及びスクロール移動可能なものである。
それとともに、シンボル表示部が、図2(a)に示すような貯蔵器アイコン10を、前記地図上における貯蔵器設置場所にそれぞれ表示する。この貯蔵器アイコン10には、当該貯蔵器におけるガス残量を示すガス残量シンボル1、当該貯蔵器の使用可能時間を示す使用可能時間シンボル2、及び、当該貯蔵器におけるLPガスの充填可能量を示す充填可能量欄3が表示される。また、この実施形態では、貯蔵器アイコン10に付帯させて当該貯蔵器の使用者名4が表示されるようにもしてあるが、前記充填可能量欄3や使用者名4は、必ずしも必要なものではない。
前記ガス残量シンボル1は、メモリの所定領域に設定したガス残量シンボル記憶部に格納されている。具体的に説明すると、このガス残量シンボル記憶部には、図3に示すように、ガス残量を複数段階に区分したガス残量区分毎に、態様が異なるガス残量シンボル1が対応して記憶されている。ここでのガス残量シンボル1は、同図に示すように、形状は共通するものであって、貯蔵器のLPガス貯蔵規定容量を基準とした比率(0%〜100%)を複数段階に区分したガス残量区分毎に、色が異なるように設定したものである。ただし、ガス残量シンボル1の形状は、貯蔵器の規定容量が異なれば異なるように構成してある。
前記使用可能時間シンボル2は、メモリの所定領域に設定した使用可能時間シンボル記憶部に格納されている。具体的に説明すると、この使用可能時間記憶部には、図4に示すように、使用可能時間(ここでは使用可能日数)を複数段階に区分した使用可能時間区分毎に、態様が異なる使用可能時間シンボル2が対応して記憶されている。ここでの使用可能時間シンボル2は、同図に示すように、共通する円形状をなし、使用可能時間区分毎に、色が異なるように設定したものである。なお、各シンボルの色は緊急度の高いものほど、濃く目立つ色に設定してある。
前記ガス残量シンボル1や使用可能時間シンボル2等の表示にあたっては、以下のような作用が営まれる。
すなわち、インターネット等を解してLPガス残量センサから送信されてきたガス残量データを、データ受信部(請求項で言うデータ取得部)がまず受信する。そして、そのガス残量データを前記シンボル表示部が取得する。なお、シンボル表示部は、間接的、すなわち有線や無線ではなく、ガス残量センサの値を見ながらのオペレータによる入力を介したりしてガス残量データや後述する使用可能時間データを取得しても良い。
一方、データ受信部で受信されたガス残量データは、使用可能時間算出部にも送られ、該使用可能時間算出部は、各ガス残量データが示すガス残量の時系列データから、各貯蔵器におけるLPガスの使用可能時間を推定算出する。具体的には、過去のガス残量の時間的推移から当該貯蔵器におけるガス消費トレンド(ガス消費速度)を類推算出し、そのガス消費速度と現在のガス残量とから、当該貯蔵器におけるLPガスの予想使用可能時間を算出する。そして使用可能時間を示す使用可能時間データをシンボル表示部に送信する。
貯蔵器毎のガス残量データ及び使用可能時間データを受信した前記シンボル表示部は、各貯蔵器の規定容量に対する前記ガス残量データが示す残量ガス重量の比率を算出し、その比率が含まれるガス残量区分を特定する。そして、そのガス残量区分に対応するガス残量シンボル1を、ガス残量シンボル記憶部を参照して決定する。なお、各貯蔵器の規定容量は予め前記メモリに記憶させてある。そして、ここでは、前記シンボル表示部は、その決定したガス残量シンボル1を地図上の貯蔵器アイコン10中にガス残量(%)とともに表示する。
その一方で、前記シンボル表示部は、取得した予想使用可能時間データが示す使用可能時間が含まれる使用可能時間区分を、貯蔵器毎に、前記使用可能時間シンボル記憶部を参照して特定する。そして、その使用可能時間区分に対応する使用可能時間シンボル2を、使用可能時間シンボル記憶部を参照して決定し、その決定した使用可能時間シンボル2を、図2等に示すように、前記貯蔵器アイコン10内にガス残量シンボル1とともに配置するとともに、その使用可能時間シンボル2内に使用可能時間(日数)を表示する。
各貯蔵器の充填可能量は、充填可能量算出表示部が貯蔵器の容量から現在のガス残量を差し引くことで算出する。充填可能量は、図2に示すように、貯蔵器アイコン10内に配置した充填可能量欄3に表示される。なお、ここでの貯蔵器容量には前述した規定容量ではなく、実質的な貯蔵器の最大容量を基準にしている。
このようにして、図6に示すように、画面上に地図が表示されるとともに、この地図における各貯蔵器の設置場所に所定の形状をした貯蔵器アイコン10が表示され、その貯蔵器アイコン10の中に当該貯蔵器のガス残量を示すガス残量シンボル1と、使用可能日数を示す使用可能時間シンボル2と、当該貯蔵器における充填可能量を示す充填可能量欄3とが表示される。
しかしてオペレータ又は運転者は、この地図上で、補給したい貯蔵器の貯蔵器アイコン10を、例えばクリックすることで次々選択することができる。この選択入力を前記選択入力受付部が受け付けて、例えば、選択された貯蔵器アイコン10に色づけするとか、シンボルの態様を変えるなどして、選択済みが視認できるように変化させる。ここでは、図2(b)、図5、図7に示すように、選択済みの貯蔵器アイコン10は、態様が変わって、例えば運搬車両(タンクローリー)形状になる。また、ガス残量シンボル1及び使用可能時間シンボル2が消えて、充填可能量欄だけとなる。
なお、選択済みの貯蔵器アイコン(運搬車両)10は、配給の巡目を区別するために、図5に示すように態様(ここでは色)を変えるようにしている。例えば1日のうちで、複数回巡回するとすると、1巡目の巡回として選択した貯蔵器アイコン(運搬車両)10は、その色が青となり、2巡目ならば緑、3巡目ならば黄色、4巡目ならば赤といった風に変化させてある。なお、図7では、2つの貯蔵器が選択されている。
一方、この地図の隣には、図9に示すように、車両状態ウィンドウ5が同時表示できるように配置されている。この車両状態ウィンドウ5は前記積載可能量算出表示部が表示するものであって、該積載可能量算出表示部は、オペレータが貯蔵器アイコン10を選択するたびに、それまでに選択された貯蔵器の充填可能量を積算して、運搬車両への積込量として更新表示するとともに運搬車両の空き容量、すなわち運搬車両への積込可能量を、該運搬車両の規定積載容量に基づいて算出し、更新表示する。
しかして、このようなものであれば、オペレータである運転者や配給業者は、色分けされたガス残量シンボル1及び使用可能時間シンボル2を地図上で見ることができるので、優先順位の高い貯蔵器アイコン10、すなわちガス残量シンボル1及び使用可能時間シンボル2の双方が赤色のものを的確かつ容易に選ぶことができ、漏れのない確実なLPガスの配給が可能になる。
また、貯蔵器アイコン10を画面上で地図を見ながら選ぶので、運転者又はオペレータは配送ルートをも同時に自然に考えることになる。そして、その考えられるルートの途中又は近傍にある優先順位の比較的低い貯蔵器のうちで、ガス残量が少ないものを車両状態画面を参照しながら選択することとなるので、無駄の少ない効率のよい配給を自然に行えるようになる。
言い換えれば、優先順位の高い貯蔵器には必ずLPガスを補充しなければならないのだから、これらは、効率にかかわりなく漏れなく選択することが必要で、その優先順位を確実に定めるためには、ガス残量と使用可能時間という2つのパラメータが必須であるところ、本実施形態によれば、それら2つのパラメータがそれぞれ数値範囲で色分けされたシンボルで表示されるため、地図上での各シンボルの色を見ることによって、運転者又はオペレータが直感的に優先順位の高い貯蔵器を漏れなく選択することができる。
また、トータルでの配給効率を上げるためには、優先順位の低い貯蔵器にどのように配給するか、つまり、配送ルートを増大させずにガス残量の少ない貯蔵器を適確に選択して、運搬時間の低減や貯蔵器あたりのLPガス補充回数の低減によるリードタイムの削減が必要であるところ、本実施形態によれば、前述した、必ず回らなければならない貯蔵器によって必然的に定まる基本配送ルートの近傍から、地図を見ながら、ガス残量の少ない貯蔵器を選択できるので、トータルでの配給効率を無理なく向上させることができる。
しかも、貯蔵器の選択及び/又は配送ルートの決定は、コンピュータではなく、オペレータである運転者や配給業者に任せられるので、彼らのプライドを傷つけることもなく、モチベーションを保つことができる。
なお、この実施形態では、表から貯蔵器を選ぶこともできる。すなわち、リスト表示部が図9に示す表6をディスプレイ上に表示する。この表6では、貯蔵器を識別するための貯蔵器識別子(ここでは顧客名)をキーフィールドとするとともに、前記第1実施形態で地図上に表示された貯蔵器のガス残量、使用可能時間、充填可能量等をその他のフィールドとしたレコードが、一行ごとに表示される。各レコードは、種々の順位で並べ替え可能であるとともに、選択可能である。
しかして、リスト表示部は、全てのレコード(全ての貯蔵器)を表示してもよいが、ここでは、配給優先順位の高いもの、つまり、使用可能時間が所定内で、ガス残量が所定内のレコードのみを表示するようにしている。選択レコード数を制限することで、見やすく、確実な選択を可能ならしめるためである。
オペレータは、例えば、優先順位を決めてレコードを並べ替え、その中から配給したい貯蔵器を選択することができる。このことによって、選択されたレコードは下の画面にある同様の表7に転記される。また、前記実施形態同様の車両状態ウィンドウ5も別態様で表示されるようにしてある。
そして、オペレータが主要な貯蔵器を1又は複数選択して、例えば地図への遷移ボタン(図示しない)を選択すると、図6に示すような地図及びシンボルが表示される。
このときの地図は、デフォルトでは、表7で選択された貯蔵器が1画面に含まれるような縮尺に設定される。また、表で選択された貯蔵器の貯蔵器アイコン10は、すでに選択済みの状態(運搬車両)となっている。
なお、この地図上には、前記表6に表示された貯蔵器アイコン10のみが表示される。これは、登録されている全部の貯蔵器アイコン10を表示すると、貯蔵器アイコン10が多すぎて重なり合い、表示が煩雑化するのを防ぐためであるが、貯蔵器アイコン10の密度によっては、全ての貯蔵器アイコン10を表示してもよい。
この後、運転者又はオペレータは、第1実施形態同様、配送ルートを確認しながら、残りの貯蔵器アイコン10をこの地図上で選択したり、逆に、誤って選択した貯蔵器アイコン10をキャンセルすること等ができる。
しかしてこのようなものであれば、表形式で表示する際の利点、すなわち、各貯蔵器のより詳細な情報をみながら、配給優先順位の高い貯蔵器を確実に選択することができるという利点を活かしつつ、それ以外の優先順位のやや低い貯蔵器は、地図を見ながら選択できるので、配給効率を上げることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。
例えば、地図上での貯蔵器アイコン10の密度が高すぎて、それらが重なり合う場合には、図10に示すように、貯蔵器アイコン10に含まれる一部の表示、例えばガス残量シンボル1のみ、を表示するようにしてもよい。そして、そのガス残量シンボル1にマウスポインタが来たときに、吹き出しPを表示して、その中に貯蔵器アイコン10を表示するようにしてもよい。このとき、選択済みのアイコン10は運搬車両形状となっている。
例えば、地図上での貯蔵器アイコン10の密度が高すぎて、それらが重なり合う場合には、図10に示すように、貯蔵器アイコン10に含まれる一部の表示、例えばガス残量シンボル1のみ、を表示するようにしてもよい。そして、そのガス残量シンボル1にマウスポインタが来たときに、吹き出しPを表示して、その中に貯蔵器アイコン10を表示するようにしてもよい。このとき、選択済みのアイコン10は運搬車両形状となっている。
また、運転者又はオペレータが複数の貯蔵器アイコン10を選択すると、図11に示すような詳細ウィンドウ、すなわち、それら選択した貯蔵器を巡回する場合の順番に加え、トータルの作業時間と、その作業時間の内訳詳細を表示するようにしてもよい。なお、ここでは巡回順番は自動的に算出される。
この図11のウィンドウでは、1回の巡回で予想されるトータルでの走行距離、走行時間及び作業時間に加えて、その詳細を、貯蔵器を巡回する順番を示すダイヤグラムに付帯させて表示するようにしている。表示項目は、例えば、貯蔵器(サンプル顧客として表示してある。)間の距離、その間の走行時間、各貯蔵器で必要なLPガス充填量、充填作業時間、その前後に行う配管着脱作業等を含んだ点検作業時間である。
このように構成しておけば、1回の巡回で予想されるトータルの作業時間を把握できるので、例えば残業が発生するような無理な巡回プランを事前に回避することができる。
また、個々の充填作業に付随する点検作業時間は、LPガス充填量の大小に拘わらずほぼ一定時間が必要となるため、LPガスの充填作業時間が1分とか2分とかあまりに短いと、その貯蔵器にLPガスを充填するうえでの点検作業時間の割合が増えて、作業ロスが大きくなる。
しかし、この実施形態では、図11のように、各貯蔵器での個々の作業時間を充填作業時間と点検作業時間に分けて表示しているので、充填作業時間が短く作業ロスが多い貯蔵器を容易に判別することができ、作業ロスが大きいと判断される貯蔵器をそのときの巡回から除くことができる。
そしてその結果、従来生じ得た無理な巡回や作業ロスを減少させ、効率のよい配送を行うことが可能になる。これはひいてはエコにも繋がる。
そしてその結果、従来生じ得た無理な巡回や作業ロスを減少させ、効率のよい配送を行うことが可能になる。これはひいてはエコにも繋がる。
また、選択が終了して配給が決定された地図や、運転者に渡すためのそのプリントアウト地図には、選択前の貯蔵器アイコン10を非表示にしてもよい。配給することが決まっているのだから、選択前の貯蔵器アイコン10に係る情報は不要であり、これを省くことによって見やすくもなるからである。
運転者が初心者であったり、土地勘が無い者のために、選んだ貯蔵器を巡回するための推奨配送ルートを地図上に表示できるようにしてもよい。推奨配送ルートはLPガス情報表装置が、例えば配送距離を最小にすべく自動算出する。
その他、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
その他、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
100・・・LPガス情報表示装置
10・・・貯蔵器アイコン
1・・・ガス残量シンボル
2・・・使用可能時間シンボル
3・・・充填可能量欄
10・・・貯蔵器アイコン
1・・・ガス残量シンボル
2・・・使用可能時間シンボル
3・・・充填可能量欄
Claims (10)
- LPガス運搬車両によって、複数箇所に設置されたLPガスの貯蔵器にLPガスを順次配給していくために用いられるものであって、
画面に地図を表示する地図表示部と、
LPガスの残量を複数段階に区分したガス残量区分毎に、態様が異なるガス残量シンボルを対応させて記憶しているガス残量シンボル記憶部と、
LPガスの使用可能時間を複数段階に区分した時間区分毎に、態様が異なる使用可能時間シンボルを対応させて記憶している使用可能時間シンボル記憶部と、
前記各貯蔵器に設置されたLPガス残量センサからガス残量データを取得するデータ取得部と、
前記ガス残量データが示すガス残量に対応するガス残量シンボルを、前記ガス残量シンボル記憶部を参照して貯蔵器毎に決定するとともに、各貯蔵器におけるガス残量の時系列データから算出されたLPガスの予想使用可能時間に対応する使用可能時間シンボルを、使用可能時間シンボル記憶部を参照して貯蔵器毎に決定し、これら決定したガス残量シンボル及び使用可能時間シンボルを対にして、前記地図上における貯蔵器設置場所に表示するシンボル表示部と、
前記地図上に表示された各一対のシンボルに対する選択入力を受け付けるとともに、選択されたシンボルの表示態様を他の選択されていないシンボルと区別可能に変更する選択入力受付部とを具備していることを特徴とするLPガス情報表示装置。 - 前記地図上には、LPガスの配送ルートが表示されないように構成してある請求項1記載のLPガス情報表示装置。
- 貯蔵器を識別するための貯蔵器識別子と、当該貯蔵器における前記使用可能時間に係る表示と、当該貯蔵器における前記ガス残量に係る表示とを1つのレコードにした表を画面に表示するリスト表示部をさらに具備し、
前記選択入力受付部が、前記画面に表示された表において、複数のレコードの選択を受け付けるものであり、
前記シンボル表示部が、前記選択入力受付部で受け付けられたレコードに係る前記シンボルが全て表示される範囲の地図を画面に表示するものであるLPガス情報表示装置。 - 前記リスト表示部が、各レコードに前記ガス残量シンボル及び使用可能時間シンボルを表示するものである請求項3記載のLPガス情報表示装置。
- 前記ガス残量シンボル及び使用可能時間シンボルは、区分毎にそれぞれ色を異ならせたものである請求項1乃至4いずれか記載のLPガス情報表示装置。
- 前記ガス残量区分は、貯蔵器の規定容量を基準とした比率で区分されたものである請求項1乃至5いずれか記載のLPガス情報表示装置。
- 前記ガス残量シンボルは、貯蔵器の規定容量を複数段階に区分した区分毎に異なる形状が定められたものである請求項3記載のLPガス情報表示装置。
- 前記データ受信部が受信したガス残量データに基づいて、各貯蔵器の充填可能量を算出し、その充填可能量を前記ガス残量シンボル及び使用可能時間シンボルとともに地図上に表示する充填可能量算出表示部をさらに具備している請求項1乃至7いずれか記載のLPガス情報表示装置。
- 前記運搬車両の規定積載量から、選択されたシンボルに係る貯蔵器の充填可能量の積算値を差し引いて、該運搬車両の残りの積載可能量を算出し、画面に表示する積載可能量算出表示部をさらに具備している請求項8記載のLPガス情報表示装置。
- LPガス運搬車両によって、複数箇所に設置されたLPガス貯蔵用の貯蔵器にLPガスを順次配給していくために用いられるものであって、
画面に地図を表示する地図表示ステップと、
ガス残量を複数段階に区分したガス残量区分毎に、態様が異なるガス残量シンボルを対応させてメモリに記憶しておくガス残量シンボル記憶ステップと、
使用可能時間を複数段階に区分した時間区分毎に、態様が異なる使用可能時間シンボルを対応させてメモリに記憶しておく使用可能時間シンボル記憶ステップと、
前記各貯蔵器に設置されたLPガス残量センサからガス残量データを取得して、該ガス残量データが示すガス残量に対応するガス残量シンボルを貯蔵器毎に決定するとともに、各貯蔵器におけるガス残量の時系列データから算出されたLPガス予想使用可能時間を取得して、該予想使用可能時間に対応する使用可能時間シンボルを貯蔵器毎に決定し、これら決定したガス残量シンボル及び使用可能時間シンボルを対にして、前記地図上における貯蔵器設置場所に表示するシンボル表示ステップと、
LPガスを補充すべき前記地図上に表示された各一対のシンボルに対する選択入力を受け付けるとともに、選択されたシンボルの表示態様を他の選択されていないシンボルと区別可能に変更する選択入力受付ステップとを有していることを特徴とするLPガス情報表示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013010139A JP2013174349A (ja) | 2012-01-25 | 2013-01-23 | Lpガス情報表示装置及びlpガス表示方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7428523B2 (ja) | 2020-01-27 | 2024-02-06 | エア・ウォーター株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム |
-
2013
- 2013-01-23 JP JP2013010139A patent/JP2013174349A/ja active Pending
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