JP2013172428A - ゲートウェイシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】障害発生時にバックアップサーバをマスタサーバに好適に切り替えることが可能なゲートウェイシステムを提供する。
【解決手段】ゲートウェイシステムを備えるネットワーク1Aは、互いに通信可能に接続された1台のマスタサーバ21及び1台のバックアップサーバ22を備え、マスタサーバ21は、マスタサーバ21に収容されたユーザ端末11に対応するステート情報を記憶し、ステート情報を用いてユーザ端末11と通信し、バックアップサーバ22は、バックアップサーバ22に収容可能な台数分のユーザ端末11に対応するステート情報を記憶し、ステート情報を用いてユーザ端末11と通信可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、SIP(Session Initiation Protocol)を用いるIP(Internet Protocol)電話ネットワークにおいて、ゲートウェイ装置として機能するマスタサーバと、当該マスタサーバのバックアップサーバと、を備えるゲートウェイシステムに関する。
SIPを用いるIP電話ネットワークでは、別のネットワークとの境界にセッションボーダコントローラ(SBC)と呼ばれるゲートウェイ装置が設置されている。かかるゲートウェイ装置は、SIPサーバに接続されており、SIPサーバのセキュリティ確保、アドレス変換、QoS(Quality of Service)を実現するために、H.248/Megacoが採用されている。IP電話は、緊急通報等の重要通信を含むため、他のIP通信と比較して、より高い信頼性が求められる。
IP電話における信頼性を確保する手法として、冗長化が挙げられる。冗長化は、構成により、装置内冗長化と装置間冗長化とに大別される。障害発生時等の準正常時において、別筺体を用いてサービスを継続する冗長化を装置間冗長化と呼ぶ。転送装置の装置間冗長化方式として既存技術(1)(2)を、H.248/Megacoを採用したSBCの詳細について既存技術(3)を以下に示す。
(1)1+1冗長化
装置間冗長化方式としては、サービスを提供する現用装置(マスタサーバ)と別筺体の予備装置(バックアップサーバ)を用意し、現用装置が故障した場合に、予備装置が処理を引き継ぐことで、装置としての処理を継続する方法が挙げられる。このように、現用装置1台に対して、予備装置1台を用意する方式を1+1冗長化方式と呼ぶ。1+1冗長化の場合には、コンフィグや、コンフィグに含まれない設定情報と動的生成情報(以下、ステート情報と称する)を現用装置と予備装置との間で常時同期しておき、切替時間を短縮する方式が提案及び実装されている。
(2)N+m冗長化
N台の現用装置とM台の予備装置を用意する方式をN+m冗長化方式と呼ぶ。N+m冗長化をN>mで構成する場合には、1+1冗長化方式と比較して予備装置の台数が少なく済むため、経済性のメリットがある一方で、予備装置が特定の現用装置と1対1で対応していないため、現用装置と予備装置との容量及び性能が同程度である環境においては、現用装置のコンフィグ及びステート情報を予備装置に常時同期することは困難である。そのため、切替を制御する外部サーバである管理機能部を設置する方式が提案されている(非特許文献1参照)。本方式において、現用装置に障害が発生した場合には、管理機能部がこれを検知し、予備装置に対して現用装置と同等に動作するためのコンフィグを転送する。予備装置は、コンフィグを受信してから設定を開始しステート情報を生成する。
(3)H.248/Megacoを採用したSBC
H.248/Megacoは、各通信ストリームを扱うメディアゲートウェイ(MG)を制御するプロトコルであり、SIPサーバのセキュリティ確保のためのピンホール制御(ファイアウォール機能相当)、ネットワーク隠蔽のためのNAPT(Network Address Port Translation)機能、QoS機能等を実現する。メディアゲートウェイを制御するエージェントをメディアゲートウェイコントローラ(MGC)と呼ぶ。
H.248/Megacoを採用したSBCでは、ユーザが電話を契約すると、MGCからMGに対して、該当ユーザに対応するSIPターミネーションが静的に設定される。ターミネーションは、MGにおける各通信ストリームの送信・受信端点であり、該当する通信ストリームに付随する帯域、品質等の属性も設定される。SIPターミネーションの設定により、該当ユーザのSIPメッセージの転送を許容し、NAPT機能及びQoS機能が提供可能となる。電話契約ユーザが発呼(SIPメッセージを送信)すると、MGはSIPメッセージをSIPサーバに転送し、メディアトラフィックを転送するためのメディアターミネーションを動的に設定する。
SIPサーバのIPアドレスを隠蔽するために、ユーザ端末に対してMGが有するIPアドレス(SIPサーバ用変換IPアドレス)を通知し、ユーザ端末から本IPアドレスに送信されたデータの宛先IPアドレスをSIPサーバのIPアドレスに変換し、SIPサーバからユーザ端末に送信されたデータの送信元IPアドレスをSIPサーバのIPアドレスに変換する処理を、Single NAPTと呼ぶ。一方、SIPサーバのIPアドレスに加えて、ユーザ端末に払い出すIPアドレスを節約するために、ユーザ端末のIPアドレスも変換する処理をTwice NAPTと呼ぶ。Twice NAPTを採用した場合には、ユーザ端末に払い出すIPアドレスはMG毎に一意であれば良く、N台のMGが存在するネットワークにおいては、ユーザ端末に払い出すIPアドレスを1/Nに削減することができる。Twice NAPTを採用した場合には、SIPサーバがユーザを識別するために、ユーザ端末用変換IPアドレスにはSBC/ユーザ端末毎に異なるIPアドレス:ポートを設定する必要がある。H.248/Megacoでは、2台のMGに同一のコンフィグ及びステート情報を同期しておき、現用MG又は予備MGがMGCに切替を要求し、MGCがMGを切り替える方式が規定されている(非特許文献2参照)。
中狭辰徳他, "機能分散型VPN-GWにおける障害切替方式,"電子情報通信学会総合大会講演論文集, 社団法人電子情報通信学会,2011年2月28日, B-6-124A, 124頁 ITU-T Rec. H.248.1, Gateway control protocol: Version 3,P.62,11.4 Failure of a MG
一般的に、ネットワークサービスを提供する上では、提供コストは低く、故障やメンテナンスによるサービス断時間は短いことが望ましい。
ここで、既存技術(1)は、予備装置が特定の現用装置と1対1で対応しているため、SBCの設定を記述したファイルであるコンフィグやターミネーション等の動的なステート情報を現用装置と予備装置との間で常時同期しておくことで、切替直後に通信を再開可能であるメリットがある。しかし、現用装置と予備装置間で常に同期処理を実施しなくてはならず、処理負荷が大きいという問題がある。
また、既存技術(2)は、既存技術(1)と比較して経済性のメリットがある一方で、切替後にコンフィグを設定し、ステート情報を再設定するため、既存技術(3)に記載したMGの切替方式を適用することができず、通信を再開するまでに時間がかかるという問題がある。
そして、H.248/Megacoを採用したSBCに既存技術(2)を適用した場合には、切替時には予備SBCにおいて各ユーザ毎のSIPターミネーション(ピンホール制御、帯域確保、NAPT等)を再設定する必要があり、これが完了するまで新規呼を受け付けることができない。
本発明は、前記した事情に鑑みて創作されたものであり、障害発生時にバックアップサーバをマスタサーバに好適に切り替えることが可能なゲートウェイシステムを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明のゲートウェイシステムは、互いに通信可能に接続された1台のマスタサーバ及び1台のバックアップサーバを備えるゲートウェイシステムであって、前記マスタサーバは、当該マスタサーバに収容されたユーザ端末に対応するステート情報を記憶し、前記ステート情報を用いて前記ユーザ端末と通信し、前記バックアップサーバは、前記バックアップサーバに収容可能な台数分の前記ユーザ端末に対応する前記ステート情報を記憶し、前記ステート情報を用いて前記ユーザ端末と通信可能であることを特徴とする。
前記バックアップサーバがマスタサーバに切り替えられた場合には、前記バックアップサーバは、予め記憶された前記ステート情報のうち、未契約の前記ユーザ端末に対応する前記ステート情報を削除することが好ましい。
前記ゲートウェイシステムは、前記マスタサーバ及び前記バックアップサーバと通信可能に接続されたゲートウェイ制御サーバを備え、前記ゲートウェイ制御サーバは、前記ユーザ端末の契約の有無を記憶しており、前記バックアップサーバは、前記マスタサーバの障害を検知する機能を有し、前記バックアップサーバが前記マスタサーバの障害を検知した場合には、前記バックアップサーバは、障害検知信号を前記ゲートウェイ制御サーバへ送信し、前記ゲートウェイ制御サーバは、前記障害検知信号を取得すると、予め記憶された前記ユーザ端末の契約の有無に基づいて削除信号を生成して前記バックアップサーバへ送信し、前記バックアップサーバは、前記削除信号に基づいて、予め記憶された前記ステート情報のうち、未契約の前記ユーザ端末に対応する前記ステート情報を削除し、マスタサーバとして機能することが好ましい。
また、前記ゲートウェイシステムは、前記マスタサーバ、前記バックアップサーバ及び前記ゲートウェイ制御サーバと通信可能に接続されたSIPサーバをさらに備え、前記SIPサーバは、未契約の前記ユーザ端末によって送信された信号を取得した場合には、その旨を示す未契約信号を前記ゲートウェイ制御サーバに送信し、前記ゲートウェイ制御サーバは、前記未契約信号を取得した場合に、該当するピンホール設定を削除することが好ましい。
また、前記課題を解決するため、本発明のゲートウェイシステムは、互いに通信可能に接続された1台以上のマスタサーバ、1台以上のバックアップサーバ及び管理サーバを備えるゲートウェイシステムであって、前記管理サーバは、前記マスタサーバの設定情報を記憶しているとともに前記マスタサーバの障害を検知する機能を有し、前記マスタサーバは、前記設定情報に基づいて当該マスタサーバに収容されたユーザ端末のステート情報を生成して記憶しており、前記バックアップサーバは、前記マスタサーバにおける前記ステート情報と同一の規則によって、前記バックアップサーバに収容可能な台数分の前記ユーザ端末に対応するステート情報の一部を生成して記憶しており、前記管理サーバが前記マスタサーバの障害を検知した場合には、前記管理サーバは、障害が検知された前記マスタサーバの前記設定情報を前記バックアップサーバへ送信し、前記バックアップサーバは、前記マスタサーバと同一の規則にて前記設定情報に基づいて前記ユーザ端末に対応する前記ステート情報の残りを生成し、マスタサーバとして機能することを特徴とする。
前記ゲートウェイシステムは、前記マスタサーバ及び前記バックアップサーバと通信可能に接続されたゲートウェイ制御サーバを備え、前記ゲートウェイ制御サーバは、前記ユーザ端末の契約の有無を記憶しており、前記管理サーバが前記マスタサーバの障害を検知した場合には、前記管理サーバ又は前記バックアップサーバは、障害検知信号を前記ゲートウェイ制御サーバへ送信し、前記ゲートウェイ制御サーバは、前記障害検知信号を取得すると、予め記憶された前記ユーザ端末の契約の有無に基づいて削除信号を生成して前記バックアップサーバへ送信し、前記バックアップサーバは、前記削除信号に基づいて、予め記憶された前記ユーザ端末のステート情報のうち、未契約の前記ユーザ端末に対応する前記ステート情報を削除し、マスタサーバとして機能することが好ましい。
また、前記ゲートウェイシステムは、前記マスタサーバ、前記バックアップサーバ及び前記ゲートウェイ制御サーバと通信可能に接続されたSIPサーバをさらに備え、前記SIPサーバは、未契約の前記ユーザ端末によって送信された信号を取得した場合には、その旨を示す未契約信号を前記ゲートウェイ制御サーバに送信し、前記ゲートウェイ制御サーバは、前記未契約信号を取得した場合に、該当するピンホール設定を削除することが好ましい。
本発明によれば、障害発生時にバックアップサーバをマスタサーバに好適に切り替えることができる。
本発明の第一の実施形態に係るゲートウェイシステムを備えるネットワークを示す模式図である。 図1のネットワークの障害発生時の動作例を示す模式図である。 本発明の第一の実施形態に係るゲートウェイシステムを備えるネットワークを示す模式図である。 IPアドレスの払い出しの規則の一例を示す表である。 図3のネットワークの障害発生時の動作例を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら説明する。同様の構成には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
<第一の実施形態>
図1に示すように、本発明の第一の実施形態に係るゲートウェイシステムを備えるネットワーク1Aは、複数台のユーザ端末11(1台のみ図示)と、複数台のユーザ端末11を収容する1台のマスタサーバ21と、1台のバックアップサーバ22と、SIPサーバ30と、メディアゲートコントローラ(MGC)40と、を備える。かかるネットワーク1Aのうち、マスタサーバ21、バックアップサーバ22及びMGC40が本発明の1+1冗長構成を採用したゲートウェイシステムを構成する。
ユーザ端末11は、ユーザ宅に設置される電話機であり、ネットワーク1Aと契約済みであって、アクセス網を介してマスタサーバ21及びバックアップサーバ22に通信化のうに接続され、通常時はマスタサーバ21に収容されている。
マスタサーバ21は、制御部21a及び記憶部21bを備え、ユーザ端末11とSIPサーバ30との間に通信可能に接続されるゲートウェイ装置であり、セッションボーダコントローラとも呼ばれる。かかるマスタサーバ21は、通常時にゲートウェイ装置として機能する現用装置であり、バックアップサーバ22及びMGC40とも通信可能に接続されている。
マスタサーバ21の制御部21aは、後記するMGC40による静的設定によって、収容されたユーザ端末11(電話契約ユーザ)に対応するSIPターミネーション(ステート情報)を設定し、かかるSIPターミネーションを用いてユーザ端末11と通信する。SIPターミネーションの設定としては、ピンホール設定、QoS設定、Single NAPT設定が挙げられる。
本実施形態では、マスタサーバ21は、6台のユーザ端末11を収容可能であり、制御部21aは、実際に収容されている(契約済みであり、かつ、通信可能に接続されている)4台のユーザ端末11に対応するSIPターミネーション(「2」「3」「4」「5」)を設定し、記憶部21bに記憶させている。
バックアップサーバ22は、制御部22a及び記憶部22bを備え、ユーザ端末11とSIPサーバ30との間に通信可能に接続されるゲートウェイ装置であり、セッションボーダコントローラとも呼ばれる。かかるマスタサーバ21は、現用装置であるマスタサーバ21に障害が発生した場合にゲートウェイ装置として機能する予備装置であり、マスタサーバ21及びMGC40とも通信可能に接続されている。
バックアップサーバ22は、MGC40による静的設定によって、電話契約の有無に関わらず、マスタサーバ21が収容可能な台数分のSIPターミネーションを設定し、かかるSIPターミネーションを用いてユーザ端末11と通信可能である。
本実施形態では、マスタサーバ21は、6台のユーザ端末11を収容可能であり、バックアップサーバ22の制御部22aは、6台のユーザ端末11に対応するSIPターミネーション(「1」「2」「3」「4」「5」「6」)を設定し、記憶部22bに記憶させている。
また、バックアップサーバ22は、マスタサーバ21の障害を検知する機能を有しており、VRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)によってマスタサーバ21を常時監視している。
SIPサーバ30は、マスタサーバ21及びバックアップサーバ22とコア網を介して通信可能に接続されるとともに、MGCと通信可能に接続されるサーバである。
MGC40は、各通信ストリームを扱うメディアゲートウェイであるマスタサーバ21及びバックアップサーバ22を制御するサーバである。MGC40には、ユーザ端末10の契約の有無が記憶されている。
SIPサーバ30は、未契約のユーザ端末10によって送信された信号(SIPメッセージ)を取得した場合には、その旨を示す未契約信号をMGC40に送信し、MGC40は、未契約信号を取得した場合に、前記SIPメッセージに対応するピンホール設定を削除する。かかる構成により、不正パケットによるセキュリティの懸念を低減することができる。
<障害発生時の動作例>
図2に示すように、マスタサーバ21に障害が発生した場合には、バックアップサーバ22の制御部22aは、マスタサーバ21の障害を検知し、VRRP、高優先度の経路広告等によってユーザ端末11とSIPサーバ30サーバ間との間SIPメッセージを受信する。バックアップサーバ22にはSIPターミネーションが既に設定されているので、バックアップサーバ22は、マスタサーバ21に代わってマスタサーバとして機能し、SIPターミネーションを用いてSIPメッセージを転送することができる。さらに、バックアップサーバ22の制御部22aは、切替を通知するために、MGC40に対して障害検知信号を送信する。MGC40は、障害検知信号を受信すると、予め記憶されたユーザ端末10の契約の有無に基づいて、電話契約のないSIPターミネーションの削除を指示する削除信号(Subtract message)を生成してバックアップサーバ22へ送信する。バックアップサーバ22の制御部22aは、削除信号を受信すると、指定されたSIPターミネーション(「1」「6」)を記憶部22bから削除する。
本発明の第一の実施形態に係るネットワーク1Aは、バックアップサーバ22が収容可能な台数分のSIPターミネーションを予め設定しているので、マスタサーバ21とバックアップサーバ22との間のSIPターミネーションの同期を不要化して同期処理負荷を軽減しつつ、1+1冗長構成により切替を実施した場合において、新規呼が確立可能となるまでの時間を短縮することができ、好適な切替を実現することができる。また、マスタサーバに切り替えられたバックアップサーバ22において不要なSIPターミネーションを削除するので、セキュリティを確保することができる。
<第二の実施形態>
続いて、本発明の第二の実施形態に係るゲートウェイシステムを備えるネットワークについて、第一の実施形態に係るネットワーク1Aとの相違点を中心に説明する。
図3及び図5に示すように、本発明の第二の実施形態に係るネットワーク1Bは、N;m冗長構成(N>m≧1)及びTwice NAPT設定を採用したものであり、N台(本実施形態では2台)のマスタサーバ23,24と、m台(本実施形態では1台)のバックアップサーバ25と、を備える。図3では、バックアップサーバ25を省略している。ここで、マスタサーバ23には複数台のユーザ端末12(1台のみ図示)が収容されており、マスタサーバ24には複数台のユーザ端末13,14(2台のみ図示)が収容されている。図5では、ユーザ端末12,13を省略している。
また、ネットワーク1Bは、管理サーバ50をさらに備える。管理サーバ50は、マスタサーバ23,24及びバックアップサーバ25と通信可能に接続されており、マスタサーバ23,24の設定情報(コンフィグ)を記憶しているとともにマスタサーバ23,24の障害を検知する機能を有する。
マスタサーバ23,24は、IPアドレスに関して同一のアドレスプールを有しており、各マスタサーバ23,24の制御部23a,24aは、マスタサーバ1台に閉じた範囲において一意になるようにIPアドレスを付与する。また、SIPサーバIPアドレス及びSIPサーバ用変換IPアドレスは、全てのマスタサーバ23,24で共通である。
マスタサーバ23,24の制御部23a,24a及びバックアップサーバ25の制御部25aは、同一の規則に基づいて、ユーザ端末IPアドレス及びユーザ端末用変換IPアドレス:ポートの払い出しを行う。
例えば、図4に示すように、ユーザ端末IPアドレス「X.X.a.b」に対して、ユーザ端末用変換IPアドレス:ポートは、「Y.Y.Y.a:Z000b」となる。マスタサーバ23は、ユーザ端末IPアドレスを「10.1.a.b」、ユーザ端末用変換IPアドレス:ポートを「1.2.3.a:3000b」と設定しており、マスタサーバ24は、ユーザ端末IPアドレスを「10.1.a.b」、ユーザ端末用変換IPアドレス:ポートを「4.5.6.a:3000b」と設定している。
図3に示すように、ユーザ端末12とSIPサーバ30との間では、SIP信号は、ユーザ端末13のユーザ端末IPアドレス「11」、SIPサーバ用変換IPアドレス「12」、ユーザ端末用変換IPアドレス「13」、SIPサーバ用変換IPアドレス「14」を用いて転送される。
また、ユーザ端末13とSIPサーバ30との間では、SIP信号は、ユーザ端末13のユーザ端末IPアドレス「11」、SIPサーバ用変換IPアドレス「12」、ユーザ端末用変換IPアドレス「15」、SIPサーバ用変換IPアドレス「14」を用いて転送される。
また、ユーザ端末14とSIPサーバ30との間では、SIP信号は、ユーザ端末14のユーザ端末IPアドレス「16」、SIPサーバ用変換IPアドレス「12」、ユーザ端末用変換IPアドレス「17」、SIPサーバ用変換IPアドレス「14」を用いて転送される。
図3において、△は、全てのマスタサーバで共通のIPアドレスであることを表し、□は、マスタサーバごとに異なるIPアドレス:ポートであることを表す。
なお、払い出し規則は、全てのマスタサーバ及びバックアップサーバにおいてユーザ端末IPアドレスとユーザ端末用変換IPアドレス:ポートの対応が同一になるようなものであれば、図4の規則以外でも適用可能である。
本実施形態において、バックアップサーバ25の制御部25aは、電話契約の有無に関わらず、収容可能な台数分のSIPターミネーションをマスタサーバ23,24と同一の規則に基づいて生成して記憶部25bに記憶させ、当該SIPターミネーションを設定している。ただし、Twice NAPT設定の内、ユーザ端末用変換IPアドレスについては、切替元のマスタサーバが決定するため設定(生成及び記憶)できないため、それ以外の設定を予め実施する。
<障害発生時の動作例>
図5に示すように、マスタサーバ24に障害が発生した場合には、管理サーバ50は、マスタサーバ24の障害を検知し、マスタサーバ24の設定情報(コンフィグ)をバックアップサーバ25へ送信する。バックアップサーバ25の制御部25aは、設定情報を受信すると、かかる設定情報に基づいて、ユーザ端末用変換IPアドレスからNAPTテーブルをマスタサーバ23,24と同一の規則に基づいて自動生成し、記憶部25bに記憶させる。このとき、ユーザ端末用変換IPアドレス:ポートは、「4.5.6.a:3000b」となり、これとユーザ端末IPアドレス「10.1.a.b」とが結び付けられる。これによってTwice NAPT設定が完了し、SIPターミネーションが設定済みとなり、バックアップサーバ25は、マスタサーバ24に代わってマスタサーバとして機能し、SIPターミネーションを用いてSIPメッセージを転送することができる。さらに、バックアップサーバ25の制御部25a又は管理サーバ50は、切替を通知するために、MGC40に対して障害検知信号を送信する。MGC40は、障害検知信号を受信すると、予め記憶されたユーザ端末10の契約の有無に基づいて、電話契約のないSIPターミネーションの削除を指示する削除信号(Subtract message)を生成してバックアップサーバ22へ送信する。バックアップサーバ25の制御部25aは、削除信号を受信すると、指定されたSIPターミネーション(「1」「6」)を記憶部25bから削除する。
本発明の第二の実施形態に係るネットワーク1Bは、ユーザ端末に払い出すIPアドレスとユーザ端末用変換IPアドレス:ポートの払い出しを同一の規則で行うので、Twice NAPTを採用しているマスタサーバ及びバックアップサーバにおいてユーザ端末用変換IPアドレスを自動生成することを可能とし、N+m冗長構成による切替を実施した場合において、新規呼が確立可能となるまでの時間を短縮することができ、好適な切替を実現することができる。また、マスタサーバに切り替えられたバックアップサーバ25において不要なSIPターミネーションを削除するので、セキュリティを確保することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、第二の実施形態に係るネットワーク1Bにおいて、Twice NAPTに代えてSingle NAPTを採用したり、N+m冗長構成に代えて1+1冗長構成を採用したりする構成であってもよい。
1A,1B (ゲートウェイシステムを備える)ネットワーク
11〜14 ユーザ端末
21,23,24 マスタサーバ
22,25 バックアップサーバ
40 MGC(ゲートウェイ制御サーバ)
50 管理サーバ

Claims (7)

  1. 互いに通信可能に接続された1台のマスタサーバ及び1台のバックアップサーバを備えるゲートウェイシステムであって、
    前記マスタサーバは、当該マスタサーバに収容されたユーザ端末に対応するステート情報を記憶し、前記ステート情報を用いて前記ユーザ端末と通信し、
    前記バックアップサーバは、前記バックアップサーバに収容可能な台数分の前記ユーザ端末に対応する前記ステート情報を記憶し、前記ステート情報を用いて前記ユーザ端末と通信可能である
    ことを特徴とするゲートウェイシステム。
  2. 前記バックアップサーバがマスタサーバに切り替えられた場合には、前記バックアップサーバは、予め記憶された前記ステート情報のうち、未契約の前記ユーザ端末に対応する前記ステート情報を削除する
    ことを特徴とする請求項1に記載のゲートウェイシステム。
  3. 前記マスタサーバ及び前記バックアップサーバと通信可能に接続されたゲートウェイ制御サーバを備え、
    前記ゲートウェイ制御サーバは、前記ユーザ端末の契約の有無を記憶しており、
    前記バックアップサーバは、前記マスタサーバの障害を検知する機能を有し、
    前記バックアップサーバが前記マスタサーバの障害を検知した場合には、前記バックアップサーバは、障害検知信号を前記ゲートウェイ制御サーバへ送信し、前記ゲートウェイ制御サーバは、前記障害検知信号を取得すると、予め記憶された前記ユーザ端末の契約の有無に基づいて削除信号を生成して前記バックアップサーバへ送信し、前記バックアップサーバは、前記削除信号に基づいて、予め記憶された前記ステート情報のうち、未契約の前記ユーザ端末に対応する前記ステート情報を削除し、マスタサーバとして機能する
    ことを特徴とする請求項1に記載のゲートウェイシステム。
  4. 前記マスタサーバ、前記バックアップサーバ及び前記ゲートウェイ制御サーバと通信可能に接続されたSIPサーバをさらに備え、
    前記SIPサーバは、未契約の前記ユーザ端末によって送信された信号を取得した場合には、その旨を示す未契約信号を前記ゲートウェイ制御サーバに送信し、
    前記ゲートウェイ制御サーバは、前記未契約信号を取得した場合に、該当するピンホール設定を削除する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のゲートウェイシステム。
  5. 互いに通信可能に接続された1台以上のマスタサーバ、1台以上のバックアップサーバ及び管理サーバを備えるゲートウェイシステムであって、
    前記管理サーバは、前記マスタサーバの設定情報を記憶しているとともに前記マスタサーバの障害を検知する機能を有し、
    前記マスタサーバは、前記設定情報に基づいて当該マスタサーバに収容されたユーザ端末のステート情報を生成して記憶しており、
    前記バックアップサーバは、前記マスタサーバにおける前記ステート情報と同一の規則によって、前記バックアップサーバに収容可能な台数分の前記ユーザ端末に対応するステート情報の一部を生成して記憶しており、
    前記管理サーバが前記マスタサーバの障害を検知した場合には、前記管理サーバは、障害が検知された前記マスタサーバの前記設定情報を前記バックアップサーバへ送信し、前記バックアップサーバは、前記マスタサーバと同一の規則にて前記設定情報に基づいて前記ユーザ端末に対応する前記ステート情報の残りを生成し、マスタサーバとして機能する
    ことを特徴とするゲートウェイシステム。
  6. 前記マスタサーバ及び前記バックアップサーバと通信可能に接続されたゲートウェイ制御サーバを備え、
    前記ゲートウェイ制御サーバは、前記ユーザ端末の契約の有無を記憶しており、
    前記管理サーバが前記マスタサーバの障害を検知した場合には、前記管理サーバ又は前記バックアップサーバは、障害検知信号を前記ゲートウェイ制御サーバへ送信し、前記ゲートウェイ制御サーバは、前記障害検知信号を取得すると、予め記憶された前記ユーザ端末の契約の有無に基づいて削除信号を生成して前記バックアップサーバへ送信し、前記バックアップサーバは、前記削除信号に基づいて、予め記憶された前記ユーザ端末のステート情報のうち、未契約の前記ユーザ端末に対応する前記ステート情報を削除し、マスタサーバとして機能する
    ことを特徴とする請求項5に記載のゲートウェイシステム。
  7. 前記マスタサーバ、前記バックアップサーバ及び前記ゲートウェイ制御サーバと通信可能に接続されたSIPサーバをさらに備え、
    前記SIPサーバは、未契約の前記ユーザ端末によって送信された信号を取得した場合には、その旨を示す未契約信号を前記ゲートウェイ制御サーバに送信し、
    前記ゲートウェイ制御サーバは、前記未契約信号を取得した場合に、該当するピンホール設定を削除する
    ことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のゲートウェイシステム。
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