JP2002354002A - 代行型ゲートウェイ装置及び宅内ネットワークシステム - Google Patents
代行型ゲートウェイ装置及び宅内ネットワークシステムInfo
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- JP2002354002A JP2002354002A JP2001155288A JP2001155288A JP2002354002A JP 2002354002 A JP2002354002 A JP 2002354002A JP 2001155288 A JP2001155288 A JP 2001155288A JP 2001155288 A JP2001155288 A JP 2001155288A JP 2002354002 A JP2002354002 A JP 2002354002A
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- H04L1/22—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received using redundant apparatus to increase reliability
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- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/28—Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
- H04L12/2803—Home automation networks
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- H04L12/28—Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
- H04L12/2803—Home automation networks
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- H04L12/283—Processing of data at an internetworking point of a home automation network
- H04L12/2834—Switching of information between an external network and a home network
Abstract
(57)【要約】
【課題】 バックアップ専用のゲートウェイ装置を
２台設置しなくても、常設されたゲートウェイ装置の故
障時に宅外との通信経路が遮断されるのを回避するこ
と。 【解決手段】 代行型ゲートウェイ装置１０７は、宅内
ネットワーク１０３に設けられ、セグメント１，２に対
してゲートウェイ装置１０４と並列に接続されている。
この代行型ゲートウェイ装置１０７は、ゲートウェイ装
置１０４に故障が発生したことを検出し、ゲートウェイ
装置１０４に故障が発生している間当該ゲートウェイ装
置１０４に代わり宅外回線１０１との通信経路を確保す
るための機能だけを代行する。
２台設置しなくても、常設されたゲートウェイ装置の故
障時に宅外との通信経路が遮断されるのを回避するこ
と。 【解決手段】 代行型ゲートウェイ装置１０７は、宅内
ネットワーク１０３に設けられ、セグメント１，２に対
してゲートウェイ装置１０４と並列に接続されている。
この代行型ゲートウェイ装置１０７は、ゲートウェイ装
置１０４に故障が発生したことを検出し、ゲートウェイ
装置１０４に故障が発生している間当該ゲートウェイ装
置１０４に代わり宅外回線１０１との通信経路を確保す
るための機能だけを代行する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、宅内ネットワーク
のゲートウェイ装置の機能を一部代行する代行型ゲート
ウェイ装置及び宅内ネットワークシステムに関する。
のゲートウェイ装置の機能を一部代行する代行型ゲート
ウェイ装置及び宅内ネットワークシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、インターネット利用技術の進歩は
著しく、一般家庭においてもインターネット利用が普及
している。電子メール、インターネット・ショッピン
グ、インターネット電話、ウェブ検索等が主な利用形態
である。
著しく、一般家庭においてもインターネット利用が普及
している。電子メール、インターネット・ショッピン
グ、インターネット電話、ウェブ検索等が主な利用形態
である。
【０００３】また、一般家庭でも複数台のパーソナルコ
ンピュータで宅内ネットワークを構築し、当該ネットワ
ークに周辺機器を接続する事で周辺機器等の共有化が図
られて来ている。しかも、一般家庭においても回線接続
料金の低価格化によりインターネットに常時接続する家
庭も年々増加している。
ンピュータで宅内ネットワークを構築し、当該ネットワ
ークに周辺機器を接続する事で周辺機器等の共有化が図
られて来ている。しかも、一般家庭においても回線接続
料金の低価格化によりインターネットに常時接続する家
庭も年々増加している。
【０００４】このようなネットワーク環境は、回線接続
業者、インターネットプロバイダの提供サービス、ロー
カルエリアネットワーク等のネットワーク技術、インタ
ーネットプロトコル、パーソナルコンピュータのオペレ
ーティングシステム等の融合・結合によって実現され
る。
業者、インターネットプロバイダの提供サービス、ロー
カルエリアネットワーク等のネットワーク技術、インタ
ーネットプロトコル、パーソナルコンピュータのオペレ
ーティングシステム等の融合・結合によって実現され
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般家庭で
１つ又は複数のパーソナルコンピュータと周辺装置（プ
リンタ等）をつないで宅内ネットワークを構築した場
合、当該宅内ネットワークからインターネット等の宅外
回線に接続するためにルータ機能を有するゲートウェイ
装置を装備することが効率の良いシステムであり、現在
そのようなネットワーク形態が多く見うけられる。
１つ又は複数のパーソナルコンピュータと周辺装置（プ
リンタ等）をつないで宅内ネットワークを構築した場
合、当該宅内ネットワークからインターネット等の宅外
回線に接続するためにルータ機能を有するゲートウェイ
装置を装備することが効率の良いシステムであり、現在
そのようなネットワーク形態が多く見うけられる。
【０００６】しかし、上述のネットワーク形態を採用し
た場合、ゲートウェイ装置がインターネット等の宅外回
線に常時接続された状態でゲートウェイ装置が何等かの
原因で故障すると宅内ネットワークと宅外との通信経路
が遮断され、大きな痛手を受ける問題がある。
た場合、ゲートウェイ装置がインターネット等の宅外回
線に常時接続された状態でゲートウェイ装置が何等かの
原因で故障すると宅内ネットワークと宅外との通信経路
が遮断され、大きな痛手を受ける問題がある。
【０００７】なお、ゲートウェイ装置を２台設置してバ
ックアップすることも可能であるが、価格面、設置場所
等の理由から現実的な解決方法ではない。
ックアップすることも可能であるが、価格面、設置場所
等の理由から現実的な解決方法ではない。
【０００８】本発明は、以上のような実情に鑑みて為さ
れたもので、常設ゲートウェイ装置を２台設置しなくて
も、常設されたゲートウェイ装置の故障時に宅外との通
信経路が遮断されるのを回避することができる代行型ゲ
ートウェイ装置又は宅内ネットワークシステムを提供す
ることを目的とする。
れたもので、常設ゲートウェイ装置を２台設置しなくて
も、常設されたゲートウェイ装置の故障時に宅外との通
信経路が遮断されるのを回避することができる代行型ゲ
ートウェイ装置又は宅内ネットワークシステムを提供す
ることを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、宅内ネットワ
ークの常設ゲートウェイ装置の一部機能を代行する代行
型ゲートウェイ装置を備え、常設ゲートウェイ装置が故
障したときに通信経路を確保するための機能を代行型ゲ
ートウェイ装置が代行するようにしたものである。
ークの常設ゲートウェイ装置の一部機能を代行する代行
型ゲートウェイ装置を備え、常設ゲートウェイ装置が故
障したときに通信経路を確保するための機能を代行型ゲ
ートウェイ装置が代行するようにしたものである。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明の第１の態様は、宅内ネッ
トワークに設けられセグメントに対して常設ゲートウェ
イ装置と並列に接続された代行型ゲートウェイ装置であ
って、前記常設ゲートウェイ装置に故障が発生したこと
を検出する故障検出手段と、前記常設ゲートウェイ装置
に故障が発生している間当該常設ゲートウェイ装置に代
わり宅外回線との通信経路を確保するための機能だけを
代行する制御手段と、を具備するものである。
トワークに設けられセグメントに対して常設ゲートウェ
イ装置と並列に接続された代行型ゲートウェイ装置であ
って、前記常設ゲートウェイ装置に故障が発生したこと
を検出する故障検出手段と、前記常設ゲートウェイ装置
に故障が発生している間当該常設ゲートウェイ装置に代
わり宅外回線との通信経路を確保するための機能だけを
代行する制御手段と、を具備するものである。
【００１１】これにより、常設ゲートウェイ装置に故障
が発生している間当該常設ゲートウェイ装置に代わり宅
外回線との通信経路を確保するための機能だけを代行す
るので、常設ゲートウェイ装置を２台設置しなくても、
常設されたゲートウェイ装置の故障時に宅外との通信経
路が遮断されるのを回避することができる。
が発生している間当該常設ゲートウェイ装置に代わり宅
外回線との通信経路を確保するための機能だけを代行す
るので、常設ゲートウェイ装置を２台設置しなくても、
常設されたゲートウェイ装置の故障時に宅外との通信経
路が遮断されるのを回避することができる。
【００１２】本発明の第２の態様は、第１の態様の代行
型ゲートウェイ装置において、前記制御手段は、前記常
設ゲートウェイ装置との間で定期的にルーティング情報
を交換し、前記常設ゲートウェイ装置に故障が発生した
らルーティング機能を代行するものである。
型ゲートウェイ装置において、前記制御手段は、前記常
設ゲートウェイ装置との間で定期的にルーティング情報
を交換し、前記常設ゲートウェイ装置に故障が発生した
らルーティング機能を代行するものである。
【００１３】これにより、常設ゲートウェイ装置に故障
が発生している間ルーティング機能を代行するので、宅
外との通信経路が遮断されるのを回避することができ
る。
が発生している間ルーティング機能を代行するので、宅
外との通信経路が遮断されるのを回避することができ
る。
【００１４】本発明の第３の態様は、第２の態様の代行
型ゲートウェイ装置において、前記故障検出手段は、Ｒ
ＩＰに基づいて自分で保持するルーティング情報を送信
してから規定時間経過しても前記常設ゲートウェイ装置
からＲＩＰ受信が無ければ前記常設ゲートウェイ装置に
故障が発生したと判断するものである。
型ゲートウェイ装置において、前記故障検出手段は、Ｒ
ＩＰに基づいて自分で保持するルーティング情報を送信
してから規定時間経過しても前記常設ゲートウェイ装置
からＲＩＰ受信が無ければ前記常設ゲートウェイ装置に
故障が発生したと判断するものである。
【００１５】これによれば、ゲートウェイ同士でルーテ
ィング情報の交換に利用されているＲＩＰにより常設ゲ
ートウェイ装置の故障を検出できる。
ィング情報の交換に利用されているＲＩＰにより常設ゲ
ートウェイ装置の故障を検出できる。
【００１６】本発明の第４の態様は、第１，２，３の態
様の代行型ゲートウェイ装置において、前記宅内ネット
ワーク上で動作して前記常設ゲートウェイ装置の機能代
行以外の本来のアプリケーションを実行する情報家電機
器に内蔵されたものである。
様の代行型ゲートウェイ装置において、前記宅内ネット
ワーク上で動作して前記常設ゲートウェイ装置の機能代
行以外の本来のアプリケーションを実行する情報家電機
器に内蔵されたものである。
【００１７】これにより、代行型ゲートウェイ装置が情
報家電機器に内蔵されたので、設置場所を新たに確保す
る必要がなくなる。
報家電機器に内蔵されたので、設置場所を新たに確保す
る必要がなくなる。
【００１８】本発明の第５の態様は、宅内に構築された
宅内ネットワークと、この宅内ネットワークを宅外回線
に接続する常設ゲートウェイ装置と、第１から第４の態
様のいずれかの代行型ゲートウェイ装置とを具備した宅
内ネットワークシステムである。
宅内ネットワークと、この宅内ネットワークを宅外回線
に接続する常設ゲートウェイ装置と、第１から第４の態
様のいずれかの代行型ゲートウェイ装置とを具備した宅
内ネットワークシステムである。
【００１９】これにより、常設ゲートウェイ装置がダウ
ンしても通信経路を維持可能なシステムを実現できる。
ンしても通信経路を維持可能なシステムを実現できる。
【００２０】本発明の第６の態様は、宅内ネットワーク
に設けられた常設ゲートウェイ装置と前記宅内ネットワ
ークに設けられセグメントに対して前記常設ゲートウェ
イ装置と並列に接続された代行型ゲートウェイ装置との
間で定期的に通信を行い、前記通信時における前記常設
ゲートウェイ装置から前記代行型ゲートウェイ装置への
応答結果から前記常設ゲートウェイ装置に故障が発生し
たことを検出し、前記常設ゲートウェイ装置に故障が発
生していることが検出された場合前記常設ゲートウェイ
装置に故障が発生している間当該常設ゲートウェイ装置
に代わり前記代行型ゲートウェイ装置が宅外回線との通
信経路を確保するための機能だけを代行することを特徴
とする常設ゲートウェイ代行方法である。
に設けられた常設ゲートウェイ装置と前記宅内ネットワ
ークに設けられセグメントに対して前記常設ゲートウェ
イ装置と並列に接続された代行型ゲートウェイ装置との
間で定期的に通信を行い、前記通信時における前記常設
ゲートウェイ装置から前記代行型ゲートウェイ装置への
応答結果から前記常設ゲートウェイ装置に故障が発生し
たことを検出し、前記常設ゲートウェイ装置に故障が発
生していることが検出された場合前記常設ゲートウェイ
装置に故障が発生している間当該常設ゲートウェイ装置
に代わり前記代行型ゲートウェイ装置が宅外回線との通
信経路を確保するための機能だけを代行することを特徴
とする常設ゲートウェイ代行方法である。
【００２１】以下、本発明の一実施の形態としてゲート
ウェイ装置の一部機能を代行可能な代行型ゲートウェイ
装置及び宅内ネットワークシステムについて図面を参照
して具体的に説明する。
ウェイ装置の一部機能を代行可能な代行型ゲートウェイ
装置及び宅内ネットワークシステムについて図面を参照
して具体的に説明する。
【００２２】図１は、本実施の形態に係る宅内ネットワ
ークシステムの利用形態を示す図である。インターネッ
ト１０１は、宅外回線の一例であり、多数のインターネ
ットサービスプロバイダ１０２によって構成された公衆
網である。
ークシステムの利用形態を示す図である。インターネッ
ト１０１は、宅外回線の一例であり、多数のインターネ
ットサービスプロバイダ１０２によって構成された公衆
網である。
【００２３】宅内ネットワーク１０３は、インターネッ
トサービスプロバイダ１０２に接続され後述する機能を
搭載したゲートウェイ装置１０４、宅内に構築された第
１ネットワーク１０５、宅内に設置された第１ネットワ
ーク１０５とはプロトコルの異なる第２ネットワーク１
０６、第１ネットワーク１０５に接続された代行型ゲー
トウェイ装置１０７、第２ネットワーク１０６に接続さ
れた周辺装置１０８ａなどから構築されている。本実施
の形態では、第１ネットワーク１０５としてイーサネッ
ト（Ｒ）を採用し、第２ネットワーク１０６としてＩＥ
ＥＥ１３９４を採用しているが、その他のプロトコルに
準拠して動作するネットワークであっても適用可能であ
る。また、第１、第２のネットワーク１０５、１０６に
接続される周辺装置１０８ａ、１０８ｂは、パーソナル
コンピュータ、プリンタ、テレビジョン装置、オーディ
オシステム、冷蔵庫、その他の情報家電機器であり、そ
れぞれ接続しているネットワークに対してデータ通信す
るためのネットワーク機能を備えている。
トサービスプロバイダ１０２に接続され後述する機能を
搭載したゲートウェイ装置１０４、宅内に構築された第
１ネットワーク１０５、宅内に設置された第１ネットワ
ーク１０５とはプロトコルの異なる第２ネットワーク１
０６、第１ネットワーク１０５に接続された代行型ゲー
トウェイ装置１０７、第２ネットワーク１０６に接続さ
れた周辺装置１０８ａなどから構築されている。本実施
の形態では、第１ネットワーク１０５としてイーサネッ
ト（Ｒ）を採用し、第２ネットワーク１０６としてＩＥ
ＥＥ１３９４を採用しているが、その他のプロトコルに
準拠して動作するネットワークであっても適用可能であ
る。また、第１、第２のネットワーク１０５、１０６に
接続される周辺装置１０８ａ、１０８ｂは、パーソナル
コンピュータ、プリンタ、テレビジョン装置、オーディ
オシステム、冷蔵庫、その他の情報家電機器であり、そ
れぞれ接続しているネットワークに対してデータ通信す
るためのネットワーク機能を備えている。
【００２４】ゲートウェイ装置１０４は、宅外回線であ
るインターネット１０１に対してＴＣＰ／ＩＰにしたが
ってデータ通信を行う通信機能を有しており、宅内ネッ
トワーク１０３（１０５、１０６）に接続された周辺装
置１０８ａ、１０８ｂに対して宅外回線経由で通信を行
う際に必要になるルーティング処理、アプリケーション
変換処理やプロトコル変換処理等のサービスを提供す
る。アプリケーション変換とは、周辺装置が扱うことの
できないアプリケーションで作成されたデータを当該周
辺装置のアプリケーションに対応させたデータ形式に変
換することをいう。また、その逆の変換も含む。プロト
コル変換とは、ＩＰデータを例えば第１ネットワーク１
０５又は第２ネットワーク１０６のプロトコルに従った
データ形式に変換すること、またその逆の変換をいう。
るインターネット１０１に対してＴＣＰ／ＩＰにしたが
ってデータ通信を行う通信機能を有しており、宅内ネッ
トワーク１０３（１０５、１０６）に接続された周辺装
置１０８ａ、１０８ｂに対して宅外回線経由で通信を行
う際に必要になるルーティング処理、アプリケーション
変換処理やプロトコル変換処理等のサービスを提供す
る。アプリケーション変換とは、周辺装置が扱うことの
できないアプリケーションで作成されたデータを当該周
辺装置のアプリケーションに対応させたデータ形式に変
換することをいう。また、その逆の変換も含む。プロト
コル変換とは、ＩＰデータを例えば第１ネットワーク１
０５又は第２ネットワーク１０６のプロトコルに従った
データ形式に変換すること、またその逆の変換をいう。
【００２５】図２は、宅内ネットワーク１０３の接続形
態を示す図である。宅内ネットワーク１０３は、インタ
ーネットサービスプロバイダ１０２、ターミナルアダプ
タ（ＴＡ）２０３により、インターネット１０１に対し
て接続されている。ターミナルアダプタ２０３は、宅外
回線を終端して宅内ネットワーク側のセグメント１に第
１ネットワークデータを出力する。ターミナルアダプタ
２０３の出力は、ＩＰデータである。
態を示す図である。宅内ネットワーク１０３は、インタ
ーネットサービスプロバイダ１０２、ターミナルアダプ
タ（ＴＡ）２０３により、インターネット１０１に対し
て接続されている。ターミナルアダプタ２０３は、宅外
回線を終端して宅内ネットワーク側のセグメント１に第
１ネットワークデータを出力する。ターミナルアダプタ
２０３の出力は、ＩＰデータである。
【００２６】ゲートウェイ装置１０４並びに代行型ゲー
トウェイ装置１０７は、一方の側がセグメント１に接続
され、他方の側がセグメント２に接続されている。セグ
メント２には、第２ネットワーク１０６に接続された周
辺装置１０８が接続される。
トウェイ装置１０７は、一方の側がセグメント１に接続
され、他方の側がセグメント２に接続されている。セグ
メント２には、第２ネットワーク１０６に接続された周
辺装置１０８が接続される。
【００２７】これにより、代行型ゲートウェイ装置１０
７は、ゲートウェイ装置１０４に対してセグメント１、
セグメント２の接続において、並列型のバックアップゲ
ートウェイ構成となる。ゲートウェイ装置１０４が正常
動作している間は代行型ゲートウェイ装置１０７は、後
述する代行機能部分については待機状態となる。
７は、ゲートウェイ装置１０４に対してセグメント１、
セグメント２の接続において、並列型のバックアップゲ
ートウェイ構成となる。ゲートウェイ装置１０４が正常
動作している間は代行型ゲートウェイ装置１０７は、後
述する代行機能部分については待機状態となる。
【００２８】図３は、代行型ゲートウェイ装置１０７の
構成を示す機能ブロック図であり、主として代行型ゲー
トウェイ装置１０７が代行するルーティング機能を実現
するための機能ブロックを示している。本実施の形態で
は、代行型ゲートウェイ装置１０７が代行する機能とし
てルーティング機能を説明するが、ゲートウェイ装置１
０４が故障した時に宅外回線と宅内ネットワーク１０３
との回線接続を維持できる最小限の機能であればルーテ
ィング機能のみに限定されるものではない。
構成を示す機能ブロック図であり、主として代行型ゲー
トウェイ装置１０７が代行するルーティング機能を実現
するための機能ブロックを示している。本実施の形態で
は、代行型ゲートウェイ装置１０７が代行する機能とし
てルーティング機能を説明するが、ゲートウェイ装置１
０４が故障した時に宅外回線と宅内ネットワーク１０３
との回線接続を維持できる最小限の機能であればルーテ
ィング機能のみに限定されるものではない。
【００２９】図３において、システム制御部３０２は、
装置全体を制御する中央処理装置（ＣＰＵ）で構成され
ている。ルーティングテーブル３０３は、第１ネットワ
ーク１０５及び第２ネットワーク１０６に接続される周
辺装置のローカルアドレス、インターネットサービスプ
ロバイダ１０２のアドレス等がルーティングアドレスと
して格納されている。通信メモリ部３０４は、データの
一時格納に使用される記憶領域である。操作制御処理部
３０５は、代行型ゲートウェイ装置１０７として動作す
る際の情報の表示及び指示を入力する部分であり、表示
制御機能、表示データ発生機能及びＧＵＩ機能を有す
る。
装置全体を制御する中央処理装置（ＣＰＵ）で構成され
ている。ルーティングテーブル３０３は、第１ネットワ
ーク１０５及び第２ネットワーク１０６に接続される周
辺装置のローカルアドレス、インターネットサービスプ
ロバイダ１０２のアドレス等がルーティングアドレスと
して格納されている。通信メモリ部３０４は、データの
一時格納に使用される記憶領域である。操作制御処理部
３０５は、代行型ゲートウェイ装置１０７として動作す
る際の情報の表示及び指示を入力する部分であり、表示
制御機能、表示データ発生機能及びＧＵＩ機能を有す
る。
【００３０】ＩＰ処理部３０６は、インターネットプロ
トコルに基づいたＩＰアドレスのタイプを識別しＩＰア
ドレス変換を行う部分である。例えば、ＩＰｖ６体系の
ＩＰアドレスとＩＰｖ４体系のＩＰアドレスの相互変換
を行う。メモリ制御部３０７は、メモリ部３０８を制御
してデータの書き込み／読み出しを制御する。
トコルに基づいたＩＰアドレスのタイプを識別しＩＰア
ドレス変換を行う部分である。例えば、ＩＰｖ６体系の
ＩＰアドレスとＩＰｖ４体系のＩＰアドレスの相互変換
を行う。メモリ制御部３０７は、メモリ部３０８を制御
してデータの書き込み／読み出しを制御する。
【００３１】宅外接続通信部３０９は、ＩＳＤＮ，ＡＤ
ＳＬ等の回線を介してインターネットサービスプロバイ
ダ１０２に接続し、インターネットプロトコルにしたが
って通信を行う部分である。
ＳＬ等の回線を介してインターネットサービスプロバイ
ダ１０２に接続し、インターネットプロトコルにしたが
って通信を行う部分である。
【００３２】宅内ネット通信部３１０は、周辺装置１０
８ａ、１０８ｂが接続される媒体（１０５，１０６）を
制御する部分である。本実施の形態ではＩＥＥＥ１３９
４及びイーサネット（Ｒ）が対象となる。第２ネットワ
ーク１０６に接続される周辺装置１０８ｂはＩＥＥＥ１
３９４に対応したハブ３１１を介してネットワーク接続
されるようにしている。
８ａ、１０８ｂが接続される媒体（１０５，１０６）を
制御する部分である。本実施の形態ではＩＥＥＥ１３９
４及びイーサネット（Ｒ）が対象となる。第２ネットワ
ーク１０６に接続される周辺装置１０８ｂはＩＥＥＥ１
３９４に対応したハブ３１１を介してネットワーク接続
されるようにしている。
【００３３】経路制御部３１５は、ゲートウェイ装置１
０４と代行型ゲートウェイ装置１０７との間のルート情
報を制御すると共に障害検出及び障害回避のプロトコル
を格納している。
０４と代行型ゲートウェイ装置１０７との間のルート情
報を制御すると共に障害検出及び障害回避のプロトコル
を格納している。
【００３４】なお、ゲートウェイ装置１０４はルーティ
ング機能を実現するために上記代行型ゲートウェイ装置
１０７と同様の機能ブロック構成を有している。以後、
ゲートウェイ装置１０４のルーティング機能に関する説
明では図３に示す構成要素と同一符号に（ｇ）を付けて
使用する。
ング機能を実現するために上記代行型ゲートウェイ装置
１０７と同様の機能ブロック構成を有している。以後、
ゲートウェイ装置１０４のルーティング機能に関する説
明では図３に示す構成要素と同一符号に（ｇ）を付けて
使用する。
【００３５】次に、以上のように構成された宅内ネット
ワーク１０３の具体的動作について説明する。先ず、ゲ
ートウェイ装置１０４の基本的な動作について説明す
る。ゲートウェイ装置１０４では、経路制御部３１５
（ｇ）が宅外接続通信部３０９（ｇ）を経由して受信し
たデータ又は宅内ネット通信部３１０（ｇ）を経由して
受信したデータに対し、ルーティングテーブル３０３
（ｇ）を参照して当該データの宛先アドレスがインター
ネットサービスプロバイダ１０２へ出力するグローバル
アドレスか宅内ネットワーク１０３内のローカルアドレ
スかを識別し、識別したＩＰアドレスに基づくルーティ
ングを実行する。さらに、ゲートウェイ装置１０４で
は、経路制御部３１５（ｇ）がＡＲＰ（アドレス・リザ
ベーション・プロトコル）機能により、物理アドレス
（ＭＡＣアドレス）とＩＰアドレスとを関連付けるテー
ブルを作成し、保持する。さらに、ゲートウェイ同士を
制御するＲＩＰ（ルート・インフォメーション・プロト
コル）により、ゲートウェイ装置１０４と代行型ゲート
ウェイ装置１０７との間の調停が行われる。
ワーク１０３の具体的動作について説明する。先ず、ゲ
ートウェイ装置１０４の基本的な動作について説明す
る。ゲートウェイ装置１０４では、経路制御部３１５
（ｇ）が宅外接続通信部３０９（ｇ）を経由して受信し
たデータ又は宅内ネット通信部３１０（ｇ）を経由して
受信したデータに対し、ルーティングテーブル３０３
（ｇ）を参照して当該データの宛先アドレスがインター
ネットサービスプロバイダ１０２へ出力するグローバル
アドレスか宅内ネットワーク１０３内のローカルアドレ
スかを識別し、識別したＩＰアドレスに基づくルーティ
ングを実行する。さらに、ゲートウェイ装置１０４で
は、経路制御部３１５（ｇ）がＡＲＰ（アドレス・リザ
ベーション・プロトコル）機能により、物理アドレス
（ＭＡＣアドレス）とＩＰアドレスとを関連付けるテー
ブルを作成し、保持する。さらに、ゲートウェイ同士を
制御するＲＩＰ（ルート・インフォメーション・プロト
コル）により、ゲートウェイ装置１０４と代行型ゲート
ウェイ装置１０７との間の調停が行われる。
【００３６】また、ゲートウェイ装置１０４は、通常
は、宅内でのアプリケーション変換機能を実行してい
る。例えば、宅内ネット通信部３１０（ｇ）が１３９４
ハブ３１１（ｇ）に接続された周辺装置１０８ａから取
り込んだ送信データを、第２ネットワーク１０６のデー
タ形式から第１ネットワーク１０５のデータ形式に変換
し、第１ネットワーク１０５に接続された宛先の周辺装
置１０８ｂへ伝送する。また、宅外接続通信部３０９
（ｇ）がインターネット１０１から取り込んだ受信デー
タ又は宅内ネットワーク１０３から取り込んだ送信デー
タに対してプロトコル変換を行い、インターネット１０
１と宅内ネットワーク１０３の周辺装置１０８ａ、１０
８ｂとを接続する。その際、ＩＰ処理部３０６（ｇ）
は、ＩＰアドレスの識別（フィルタリング）、ＩＰアド
レスの生成を行う。アドレス識別に際し、通信メモリ部
３０４（ｇ）、メモリ制御部３０７（ｇ）の機能を用い
る。
は、宅内でのアプリケーション変換機能を実行してい
る。例えば、宅内ネット通信部３１０（ｇ）が１３９４
ハブ３１１（ｇ）に接続された周辺装置１０８ａから取
り込んだ送信データを、第２ネットワーク１０６のデー
タ形式から第１ネットワーク１０５のデータ形式に変換
し、第１ネットワーク１０５に接続された宛先の周辺装
置１０８ｂへ伝送する。また、宅外接続通信部３０９
（ｇ）がインターネット１０１から取り込んだ受信デー
タ又は宅内ネットワーク１０３から取り込んだ送信デー
タに対してプロトコル変換を行い、インターネット１０
１と宅内ネットワーク１０３の周辺装置１０８ａ、１０
８ｂとを接続する。その際、ＩＰ処理部３０６（ｇ）
は、ＩＰアドレスの識別（フィルタリング）、ＩＰアド
レスの生成を行う。アドレス識別に際し、通信メモリ部
３０４（ｇ）、メモリ制御部３０７（ｇ）の機能を用い
る。
【００３７】次に、ゲートウェイ装置１０４に故障が発
生したときの代行型ゲートウェイ装置１０７の動作につ
いて図４、図５を参照して説明する。
生したときの代行型ゲートウェイ装置１０７の動作につ
いて図４、図５を参照して説明する。
【００３８】代行型ゲートウェイ装置１０７は、ゲート
ウェイ装置１０４に故障が発生するまではゲートウェイ
としての代行機能は待機状態にあり、後述するようにル
ーティングテーブルの更新は行っている。
ウェイ装置１０４に故障が発生するまではゲートウェイ
としての代行機能は待機状態にあり、後述するようにル
ーティングテーブルの更新は行っている。
【００３９】一方、代行型ゲートウェイ装置１０７は、
隣接するルータであるゲートウェイ装置１０４に対して
定期的にルーティング情報をブロードキャストし（Ｓ１
０）、他のルータとなるゲートウェイ装置１０４からＲ
ＩＰを受信すると（Ｓ１１）、その情報をもとにルーテ
ィングテーブル３０３の内容を更新する。次回ルーティ
ング情報をブロードキャストするときは更新された内容
も含めて送信される。本実施の形態ではＲＩＰ送信を４
０秒間隔で行っている。
隣接するルータであるゲートウェイ装置１０４に対して
定期的にルーティング情報をブロードキャストし（Ｓ１
０）、他のルータとなるゲートウェイ装置１０４からＲ
ＩＰを受信すると（Ｓ１１）、その情報をもとにルーテ
ィングテーブル３０３の内容を更新する。次回ルーティ
ング情報をブロードキャストするときは更新された内容
も含めて送信される。本実施の形態ではＲＩＰ送信を４
０秒間隔で行っている。
【００４０】ここで、ゲートウェイ装置１０４が故障し
たときは、ゲートウェイ装置１０４からＲＩＰの応答が
無くなるので、代行型ゲートウェイ装置１０７からＲＩ
Ｐ送信して規定時間経過しても応答がないときは（Ｓ１
２）、ゲートウェイ装置１０４に障害が発生したものと
認識する（Ｓ１３）。
たときは、ゲートウェイ装置１０４からＲＩＰの応答が
無くなるので、代行型ゲートウェイ装置１０７からＲＩ
Ｐ送信して規定時間経過しても応答がないときは（Ｓ１
２）、ゲートウェイ装置１０４に障害が発生したものと
認識する（Ｓ１３）。
【００４１】ステップＳ１３において、ゲートウェイ装
置１０４に障害が発生したと認識すると、代行型ゲート
ウェイ装置１０７の代行機能を活性状態に遷移させる
（Ｓ１４）。代行機能が活性化されると、宅外回線との
通信は宅外接続通信部３０９が引き継ぎ、宅内ネットワ
ーク１０３との通信は宅内ネット通信部３１０が引き継
ぐことで最小限の通信機能は維持される。最小限の通信
機能とは、アプリケーション変換処理の機能までは代行
しないが宅内外を含めたルーティング機能だけは維持す
ることを意味する。
置１０４に障害が発生したと認識すると、代行型ゲート
ウェイ装置１０７の代行機能を活性状態に遷移させる
（Ｓ１４）。代行機能が活性化されると、宅外回線との
通信は宅外接続通信部３０９が引き継ぎ、宅内ネットワ
ーク１０３との通信は宅内ネット通信部３１０が引き継
ぐことで最小限の通信機能は維持される。最小限の通信
機能とは、アプリケーション変換処理の機能までは代行
しないが宅内外を含めたルーティング機能だけは維持す
ることを意味する。
【００４２】先ず、代行型ゲートウェイ装置１０７の経
路制御部３１５が、ルーティングテーブル３０３を用い
てルーティング機能の代行を開始する（Ｓ１５）。代行
型ゲートウェイ装置１０７のルーティングテーブル３０
３には、ゲートウェイ装置１０４に障害が発生する直前
にゲートウェイ装置１０４のルーティングテーブル３０
３（ｇ）に保持されていたルーティング情報と同じルー
ティング情報（ＭＡＣアドレスを除く）が保持されてい
る。宅内ネットワーク１０３を構成している周辺装置１
０８ａ、１０８ｂのＭＡＣアドレスが判ればルーティン
グ機能を実現できる。
路制御部３１５が、ルーティングテーブル３０３を用い
てルーティング機能の代行を開始する（Ｓ１５）。代行
型ゲートウェイ装置１０７のルーティングテーブル３０
３には、ゲートウェイ装置１０４に障害が発生する直前
にゲートウェイ装置１０４のルーティングテーブル３０
３（ｇ）に保持されていたルーティング情報と同じルー
ティング情報（ＭＡＣアドレスを除く）が保持されてい
る。宅内ネットワーク１０３を構成している周辺装置１
０８ａ、１０８ｂのＭＡＣアドレスが判ればルーティン
グ機能を実現できる。
【００４３】そこで、代行型ゲートウェイ装置１０７は
ルーティングテーブル３０３に登録された各ＩＰアドレ
スに対してＡＲＰリクエストをブロードキャストする
（Ｓ１６）。宅内ネットワーク１０３を構成する各周辺
装置１０８ａ、１０８ｂがＡＲＰレスポンスで自分のＭ
ＡＣアドレスを送信してきたら、ＭＡＣアドレスとＩＰ
アドレスとを対応させたマップを作成する（Ｓ１７）。
ルーティングテーブル３０３に登録された各ＩＰアドレ
スに対してＡＲＰリクエストをブロードキャストする
（Ｓ１６）。宅内ネットワーク１０３を構成する各周辺
装置１０８ａ、１０８ｂがＡＲＰレスポンスで自分のＭ
ＡＣアドレスを送信してきたら、ＭＡＣアドレスとＩＰ
アドレスとを対応させたマップを作成する（Ｓ１７）。
【００４４】ステップＳ１７で作成したＭＡＣアドレス
とＩＰアドレスとを対応させたマップをルーティングテ
ーブル３０３に登録することにより、ルーティングが可
能となる。これ以後、代行型ゲートウェイ装置１０７
は、宅内ネットワーク１０３を構成する周辺装置１０８
ａ、１０８ｂに対してルーティンサービスを開始するが
（Ｓ１８）、アプリケーション変換処理などのルーティ
ング機能以外のサービスは行わない。
とＩＰアドレスとを対応させたマップをルーティングテ
ーブル３０３に登録することにより、ルーティングが可
能となる。これ以後、代行型ゲートウェイ装置１０７
は、宅内ネットワーク１０３を構成する周辺装置１０８
ａ、１０８ｂに対してルーティンサービスを開始するが
（Ｓ１８）、アプリケーション変換処理などのルーティ
ング機能以外のサービスは行わない。
【００４５】これにより、代行型ゲートウェイ装置１０
７にはゲートウェイ装置１０４が故障した時に通信経路
（外部回線との通信経路及び宅内ネットワーク１０３上
での通信経路）を維持できる最小限の機能を搭載すれば
よいので、ゲートウェイ装置１０４を２台設置してバッ
クアップする場合に比べて、コストダウンを図ることが
出きる。しかも、代行型ゲートウェイ装置１０７の機能
を周辺装置１０８ｂに持たせるようにすれば設置場所を
別に確保する必要もなくなるメリットがある。代行型ゲ
ートウェイ装置１０７には通信経路を確保するだけの最
小限の機能を搭載すれば良いので、周辺装置１０８ｂと
なる情報家電機器を代行型ゲートウェイ装置１０７とし
て利用することが可能である。
７にはゲートウェイ装置１０４が故障した時に通信経路
（外部回線との通信経路及び宅内ネットワーク１０３上
での通信経路）を維持できる最小限の機能を搭載すれば
よいので、ゲートウェイ装置１０４を２台設置してバッ
クアップする場合に比べて、コストダウンを図ることが
出きる。しかも、代行型ゲートウェイ装置１０７の機能
を周辺装置１０８ｂに持たせるようにすれば設置場所を
別に確保する必要もなくなるメリットがある。代行型ゲ
ートウェイ装置１０７には通信経路を確保するだけの最
小限の機能を搭載すれば良いので、周辺装置１０８ｂと
なる情報家電機器を代行型ゲートウェイ装置１０７とし
て利用することが可能である。
【００４６】また、上記ステップＳ１１でゲートウェイ
装置１０４の応答があると判定した場合、すでに代行機
能が動作中であるか否か判断する（Ｓ１９）。代行型ゲ
ートウェイ装置１０７が代行機能を動作中にゲートウェ
イ装置１０４が応答を返してきた時は、ゲートウェイ装
置１０４が回復したと判断できる。そこで、ゲートウェ
イ装置１０４が回復したときは代行機能を停止して（Ｓ
２０）、ルーティング機能の権限をゲートウェイ装置１
０４に戻す。
装置１０４の応答があると判定した場合、すでに代行機
能が動作中であるか否か判断する（Ｓ１９）。代行型ゲ
ートウェイ装置１０７が代行機能を動作中にゲートウェ
イ装置１０４が応答を返してきた時は、ゲートウェイ装
置１０４が回復したと判断できる。そこで、ゲートウェ
イ装置１０４が回復したときは代行機能を停止して（Ｓ
２０）、ルーティング機能の権限をゲートウェイ装置１
０４に戻す。
【００４７】これにより、ゲートウェイ装置１０４の故
障が回復した場合には、代行型ゲートウェイ装置１０７
からゲートウェイ装置１０４に自動的に切り替えること
ができ、再びアプリケーション変換サービスを受けるこ
とが出来るようになる。
障が回復した場合には、代行型ゲートウェイ装置１０７
からゲートウェイ装置１０４に自動的に切り替えること
ができ、再びアプリケーション変換サービスを受けるこ
とが出来るようになる。
【００４８】また、上記ステップＳ１２で規定時間内に
ゲートウェイ装置１０４から応答がないと判断した場
合、さらに現在代行機能が動作中であるか否か判断して
（Ｓ２１）、代行機能が動作中であれば再びステップＳ
１０へ処理を戻す。
ゲートウェイ装置１０４から応答がないと判断した場
合、さらに現在代行機能が動作中であるか否か判断して
（Ｓ２１）、代行機能が動作中であれば再びステップＳ
１０へ処理を戻す。
【００４９】図５はゲートウェイ装置１０４の動作を示
すフロー図である。ゲートウェイ装置１０４は定期的に
ＲＩＰ送信を実行し（Ｓ５０）、代行型ゲートウェイ装
置１０７から応答を受信して（Ｓ５１）、ルーティング
テーブル３０３（ｇ）の内容を更新する。規定時間が経
過しても代行型ゲートウェイ装置１０７から応答がない
ときは（Ｓ５２）、代行型ゲートウェイ装置１０７に故
障が発生していると認識して（Ｓ５３）、アラームをセ
ットする（Ｓ５４）。
すフロー図である。ゲートウェイ装置１０４は定期的に
ＲＩＰ送信を実行し（Ｓ５０）、代行型ゲートウェイ装
置１０７から応答を受信して（Ｓ５１）、ルーティング
テーブル３０３（ｇ）の内容を更新する。規定時間が経
過しても代行型ゲートウェイ装置１０７から応答がない
ときは（Ｓ５２）、代行型ゲートウェイ装置１０７に故
障が発生していると認識して（Ｓ５３）、アラームをセ
ットする（Ｓ５４）。
【００５０】このように本実施の形態によれば、代行型
ゲートウェイ装置１０７がゲートウェイ装置１０４の故
障を検出してルーティング機能を一部代行するようにし
たので、ゲートウェイ装置１０４が故障しても通信経路
を確保することができるといった効果がある。
ゲートウェイ装置１０７がゲートウェイ装置１０４の故
障を検出してルーティング機能を一部代行するようにし
たので、ゲートウェイ装置１０４が故障しても通信経路
を確保することができるといった効果がある。
【００５１】なお、代行型ゲートウェイ装置１０７は、
緊急時に格納データを自動的に所定サーバに転送するよ
うに構成することが望ましい。例えば、ゲートウェイ装
置１０４に故障が発生したときにゲートウェイ装置１０
４から退避したデータを所定サーバに転送することで、
大切なデータの喪失を防ぐことができる。
緊急時に格納データを自動的に所定サーバに転送するよ
うに構成することが望ましい。例えば、ゲートウェイ装
置１０４に故障が発生したときにゲートウェイ装置１０
４から退避したデータを所定サーバに転送することで、
大切なデータの喪失を防ぐことができる。
【００５２】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、バ
ックアップ専用のゲートウェイ装置を設置しなくても、
常設されたゲートウェイ装置の故障時に宅外との通信経
路が遮断されるのを回避することができる代行型ゲート
ウェイ装置又は宅内ネットワークシステムを提供でき
る。
ックアップ専用のゲートウェイ装置を設置しなくても、
常設されたゲートウェイ装置の故障時に宅外との通信経
路が遮断されるのを回避することができる代行型ゲート
ウェイ装置又は宅内ネットワークシステムを提供でき
る。
【図１】本発明の一実施の形態における宅内ネットワー
クの利用形態を示す図
クの利用形態を示す図
【図２】上記実施の形態における宅内ネットワークの接
続形態を示す図
続形態を示す図
【図３】上記実施の形態における代行型ゲートウェイ装
置の機能ブロック図
置の機能ブロック図
【図４】上記代行型ゲートウェイ装置における機能代行
のためのフロー図
のためのフロー図
【図５】上記実施の形態におけるゲートウェイ装置での
代行型ゲートウェイ装置に対する故障検知のフロー図
代行型ゲートウェイ装置に対する故障検知のフロー図
１０１ インターネット １０２ インターネットサービスプロバイダ １０３ 宅内ネットワーク １０４ ゲートウェイ装置 １０５ 第１ネットワーク １０６ 第２ネットワーク １０７ 代行型ゲートウェイ装置 １０８ａ、１０８ｂ 周辺装置 ２０３ ターミナルアダプタ ３０２ システム制御部 ３０３ ルーティングテーブル ３０４ 通信メモリ部 ３０５ 操作制御処理部 ３０６ ＩＰ処理部 ３０７ メモリ制御部 ３０８ メモリ部 ３０９ 宅外接続通信部 ３１０ 宅内ネット通信部 ３１１ ハブ
Claims (6)
- 【請求項１】 宅内ネットワークに設けられセグメント
に対して常設ゲートウェイ装置と並列に接続された代行
型ゲートウェイ装置であって、前記常設ゲートウェイ装
置に故障が発生したことを検出する故障検出手段と、前
記常設ゲートウェイ装置に故障が発生している間当該常
設ゲートウェイ装置に代わり宅外回線との通信経路を確
保するための機能だけを代行する制御手段と、を具備す
る代行型ゲートウェイ装置。 - 【請求項２】 前記制御手段は、前記常設ゲートウェイ
装置との間で定期的にルーティング情報を交換し、前記
常設ゲートウェイ装置に故障が発生したらルーティング
機能を代行することを特徴とする請求項１記載の代行型
ゲートウェイ装置。 - 【請求項３】 前記故障検出手段は、ＲＩＰに基づいて
自分で保持するルーティング情報を送信してから規定時
間経過しても前記常設ゲートウェイ装置からＲＩＰ受信
が無ければ前記常設ゲートウェイ装置に故障が発生した
と判断することを特徴とする請求項２記載の代行型ゲー
トウェイ装置。 - 【請求項４】 前記宅内ネットワーク上で動作して前記
常設ゲートウェイ装置の機能代行以外の本来のアプリケ
ーションを実行する情報家電機器に内蔵されたことを特
徴とする請求項１から請求項３のいずれかに記載の代行
型ゲートウェイ装置。 - 【請求項５】 宅内に構築された宅内ネットワークと、
この宅内ネットワークを宅外回線に接続する常設ゲート
ウェイ装置と、請求項１から請求項４のいずれかに記載
の代行型ゲートウェイ装置とを具備した宅内ネットワー
クシステム。 - 【請求項６】 宅内ネットワークに設けられた常設ゲー
トウェイ装置と前記宅内ネットワークに設けられセグメ
ントに対して前記常設ゲートウェイ装置と並列に接続さ
れた代行型ゲートウェイ装置との間で定期的に通信を行
い、前記通信時における前記常設ゲートウェイ装置から
前記代行型ゲートウェイ装置への応答結果から前記常設
ゲートウェイ装置に故障が発生したことを検出し、前記
常設ゲートウェイ装置に故障が発生していることが検出
された場合前記常設ゲートウェイ装置に故障が発生して
いる間当該常設ゲートウェイ装置に代わり前記代行型ゲ
ートウェイ装置が宅外回線との通信経路を確保するため
の機能だけを代行することを特徴とする常設ゲートウェ
イ代行方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001155288A JP2002354002A (ja) | 2001-05-24 | 2001-05-24 | 代行型ゲートウェイ装置及び宅内ネットワークシステム |
| US10/062,445 US6928576B2 (en) | 2001-05-24 | 2002-02-05 | Backup gateway apparatus and home network system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001155288A JP2002354002A (ja) | 2001-05-24 | 2001-05-24 | 代行型ゲートウェイ装置及び宅内ネットワークシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002354002A true JP2002354002A (ja) | 2002-12-06 |
Family
ID=18999513
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001155288A Pending JP2002354002A (ja) | 2001-05-24 | 2001-05-24 | 代行型ゲートウェイ装置及び宅内ネットワークシステム |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6928576B2 (ja) |
| JP (1) | JP2002354002A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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