JP2005072701A - インタフェース提供装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】処理装置からのインタフェース情報、及びこのアプリケーションにアクセスする端末からのアクセスパケットに応じて、インタフェースの提供及びアクセスパケットの転送を容易に行うインタフェース提供技術を提供する。
【解決手段】処理装置から、個々の処理装置に係るインタフェース識別情報、及びその処理装置に係る転送情報を受信し、ネットワーク上でアクセス可能な処理装置に係るインタフェース識別情報、及び転送情報を保持し、前記アクセス可能な処理装置にアクセスする端末からのアクセスパケットを受信し、前記アクセスパケットに係るアクセスパケット識別情報と、前記インタフェース識別情報及び転送情報とを比較し、前記アクセス可能な処理装置に、前記アクセスパケットを転送する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワーク上の提供サーバに対するインタフェース提供技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、従来のパケット処理装置では、ネットワークインタフェースの提供及びパケットに対する終端などの処理を、同一の装置が行っていた。このため、パケット処理装置の性能に応じて、そのネットワークのパケットに対するイーサネット(Ethernet)(登録商標)やPPP(Point to Point Protocol)等のインタフェース種別毎の処理が決定する。また、パケット処理装置の性能に応じて、インタフェース間でのパケットの中継処理に対する能力が決定する。さらに、制御プロトコルやサービスアプリケーションに対する処理能力も、パケット処理装置の性能によって決定する。
【0003】
そして、通常、上記の制御プロトコルやサービスアプリケーションに対する処理能力が不足するような状況では、以下のような対策が講じられている。
まず上記対策のうち、ネットワークインタフェースの提供及びパケットに対する終端などの処理を同一の装置が行う場合には、このアプリケーションを提供するサーバをアプリケーション毎に分離する方法が挙げられる。
【0004】
また、上記対策には、ネットワーク側にレイヤ4スイッチを設置する方法が挙げられる。このとき、それぞれのアプリケーションを実行するサーバの設定情報は、オペレータが手動で設定していた。そして、このようなネットワークでは、ネットワークを介してアクセスするパケットを、例えばTCP(Transmission Control Protocol)のポート番号等のレイヤ4スイッチの設定情報に従い、それらのアプリケーションを実行するサーバに転送していた。
【0005】
ところで、従来から、管理者のコネクションの管理を容易とし、各コネクションの通信品質を保証する技術(例えば、特許文献1参照)が開示されている。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−3313559号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のネットワークインタフェースの提供及びパケットに対する終端などの処理を同一のパケット処理装置で行う技術では、以下の問題があった。すなわち、そのパケット処理装置が設置される箇所により、インタフェース種別毎、およびインタフェース間の中継の処理能力と、アプリケーションに対する処理能力とで、パケット処理装置の能力に対する要求が異なっていた。従って、このような場合、必ずしも適切な箇所に適切な処理能力のパケット処理装置が設置されていなかった。
【0008】
また、パケット中継装置では、ルーティングなどの制御プロトコル処理能力が不足すると、誤ったルーティング処理などが発生して、ネットワークに余分な負荷が掛かって輻輳を招くことがあった。輻輳を招くことによって、最悪の場合には、ネットワーク全体に障害等の多大な影響を与える恐れがある。従って、制御プロトコル処理能力が不足しないようにするために、通常のネットワークは、最悪の場合を想定した過剰な処理能力による装置設計を行っていた。しかしながら、通常の場合には、この過剰な処理能力が無駄になっていた。
【0009】
また、上記の従来技術のうち、レイヤ4スイッチを用いる方法では、場合によってはオペレータが手動でレイヤ4スイッチへのオペレーションインタフェースを介した操作で設定する必要があった。オペレータが手動で設定する場合とは、サーバで新たなアプリケーションサービスの提供を開始する、或いはサーバがアプリケーションの提供を終了する、若しくは障害を起こしたマシンのアプリケーションを別のサーバを利用して提供するような場合である。このため、これらの設定作業を行う場合には、時間及び人員が必要であった。
【0010】
本発明は上記事項に鑑みて為されたものであり、処理装置からのインタフェース情報、及びこのアプリケーションにアクセスする端末からのアクセスパケットに応じて、インタフェースの提供及びアクセスパケットの転送を容易に行うことを、解決すべき課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記課題を解決するために、以下の手段を採用した。
【0012】
すなわち、本発明は、ネットワーク上でアプリケーションを提供する、処理装置から、個々の処理装置に係るインタフェース識別情報、及びその処理装置に係る転送情報を受信し、ネットワーク上でアクセス可能な処理装置に係るインタフェース識別情報、及び転送情報を保持し、前記アクセス可能な処理装置にアクセスする端末からのアクセスパケットを受信し、前記アクセスパケットに係るアクセスパケット識別情報と、前記インタフェース識別情報及び転送情報とを比較し、前記アクセス可能な処理装置に、前記アクセスパケットを転送するようにした。
【0013】
本発明によれば、アクセスパケット識別情報と、インタフェース識別情報及び転送情報とを比較することによって、アクセス可能な処理装置へのアクセスパケットの転送を、容易且つ正確に行うことができる。
【0014】
また、本発明は、前記転送情報として、前記アクセス可能な処理装置のハードウェアアドレスを取得し、前記アクセスパケット受信時に、そのアクセスパケットに付されるハードウェア宛先アドレスに基づいて、当該アクセスパケットを当該処理装置に転送するようにしてもよい。
【0015】
本発明によれば、アクセス可能な処理装置へのアクセスパケットの転送を、ハードウェアアドレス及びアクセスパケットのハードウェア宛先アドレスに基づいておこなうため、アクセス可能な処理装置へのアクセスパケットの転送を、容易且つ正確に行うことができる。
【0016】
また、本発明は、前記転送情報として、前記処理装置のプロトコルアドレスを取得し、前記アクセスパケット受信時に、そのアクセスパケットに付されるプロトコル宛先アドレスに基づいて、当該アクセスパケットを当該処理装置に転送するようにしてもよい。
【0017】
本発明によれば、アクセス可能な処理装置へのアクセスパケットの転送を、プロトコルアドレス及びアクセスパケットのハードウェア宛先アドレスに基づいておこなうため、アクセス可能な処理装置へのアクセスパケットの転送を、容易且つ正確に行うことができる。
【0018】
また、本発明は、前記転送情報として、前記処理装置のプロトコルアドレスを取得し、前記アクセスパケット受信時に、そのアクセスパケットを、プロトコルアドレスによるプロトコルヘッダでカプセル化して、当該処理装置に転送するようにしてもよい。
【0019】
本発明によれば、アクセス可能な処理装置へのアクセスパケットの転送を、プロトコルアドレス及びアクセスパケットのハードウェア宛先アドレスに基づいておこなうため、アクセス可能な処理装置へのアクセスパケットの転送を、容易且つ正確に行うことができる。
【0020】
さらに、本発明は、比較の結果、転送できないアクセスパケットを送信した端末にエラーを通知するようにしてもよい。
【0021】
本発明によれば、アクセスパケットを受信不能である、アクセス不能な処理装置へのアクセスに対してエラーを通知するため、輻輳などの原因となる不必要なアクセスを減少させることができる。
【0022】
また、本発明は、前記転送情報として、前記処理装置のプロトコルアドレスを取得し、前記アクセスパケット受信時に、そのアクセスパケットを、プロトコルアドレスによるプロトコルヘッダでカプセル化して、当該処理装置に転送してもよい。
【0023】
本発明によれば、アクセス可能な処理装置へのアクセスパケットの転送を、プロトコルアドレス及びアクセスパケットのハードウェア宛先アドレスに基づいておこなうため、アクセス可能な処理装置へのアクセスパケットの転送を、容易且つ正確に行うことができる。
【0024】
さらに、本発明は、比較の結果、転送できないアクセスパケットを送信した端末にエラーを通知してもよい。
【0025】
本発明によれば、アクセスパケットを受信不能である、アクセス不能な処理装置へのアクセスに対してエラーを通知するため、輻輳などの原因となる不必要なアクセスを減少させることができる。
【0026】
本発明は、前記ネットワークは、前記インタフェース提供装置が接続する第1のネットワークと、前記処理装置が接続する第2のネットワークを含み、前記第1のネットワークと、前記第2のネットワークとは、異なるネットワークであってもよい。
【0027】
また、本発明は、前記ネットワークは、前記インタフェース提供装置が接続する第1のネットワークと、前記処理装置が接続する第2のネットワークを含み、前記第1のネットワークと、前記第2のネットワークとは、同一のネットワークであってもよい。
【0028】
また、本発明は、以上の何れかの機能を実現させるプログラムであってもよい。また、本発明は、そのようなプログラムをコンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録してもよい。
【0029】
さらに、本発明は、以上の何れかの機能を実現する装置であってもよい。
【0030】
【発明の実施の形態】
〈実施の形態1〉
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態1に係るインタフェース提供装置を、図1から図7の図面に基づいて説明する。
【0031】
〈装置構成〉
図1は、本実施の形態1に係るインタフェース提供装置100の概略構成を示すブロック図である。
【0032】
本実施の形態1において、インタフェース提供装置100は、既存のサーバ装置やパケット処理装置(例えばルータ)等の各種情報処理装置を用いて実現される。そして、本発明のインタフェース提供装置100の処理方法をプログラム化するなどして導入することによって、上記の各種情報処理装置でインタフェース提供装置100の機能が実現される。
【0033】
本実施の形態1に係るインタフェース提供装置100は、以下の構成要素から成り立っている。インタフェース提供装置100は、識別情報受信手段101、識別情報保持手段102、識別手段103、転送手段104、及びエラー通知手段105から構成される。
【0034】
識別情報受信手段101は、ネットワーク上でアプリケーションを提供する、処理装置(アプリケーション提供サーバ)から、第1のネットワークに接続される1以上のインタフェースと、第2のネットワークに接続される1以上の処理装置とから、前記インタフェースと前記処理装置とを関連付ける、例えばIPアドレス「192.162.1.2」及びポート番号「80」などのインタフェース識別情報、及びその処理装置に係る転送情報を受信する。この識別情報受信手段101は、具体的にはアクセス可能な処理装置のハードウェアアドレス、或いはプロトコルアドレスを取得する。
【0035】
なお、本実施の形態において、第1のネットワークと、第2のネットワークとは、異なるネットワークであってもよい。また、本実施の形態において、第1のネットワークと、第2のネットワークとは、同一のネットワークであってもよい。
【0036】
識別情報保持手段102は、ネットワーク上でアクセス可能な処理装置に係るインタフェース識別情報、及び転送情報を保持する。
【0037】
識別手段103は、アプリケーションにアクセスする端末からのアクセスパケットが保持するアクセスパケット識別情報と、前記インタフェース識別情報及び転送情報とを比較する。
【0038】
転送手段104は、前記アクセス可能な処理装置に、前記アクセスパケットを転送する。そして、この転送手段104は、具体的にはアクセスパケット受信時に、そのアクセスパケットに付されるハードウェア宛先アドレスに基づいて、このアクセスパケットを処理装置に転送する。
【0039】
なお、この転送手段104は、アクセスパケット受信時に、そのアクセスパケットに付されるプロトコル宛先アドレスに基づいて、このアクセスパケットを処理装置に転送してもよい。
さらに、この転送手段104は、前記アクセスパケット受信時に、そのアクセスパケットに付される処理装置のアドレスを、プロトコル宛先アドレスによるプロトコルヘッダでカプセル化して、当該アクセスパケットを当該処理装置に転送してもよい。
【0040】
そして、エラー通知手段105は、アクセスパケットを受信不能な処理装置に対してアクセスパケットを受信したときに、そのパケットを送信した端末にエラーを通知する。
【0041】
〈ネットワーク構成〉
図2は、本実施の形態1に係る、ネットワークアプリケーションの提供を処理装置で実現したネットワーク構成例を示す。本実施の形態1に係るネットワークには、インタフェース提供装置100、処理装置1及び2が、イーサスイッチ200を介して接続している。また、イーサスイッチ200には、インターネット300等の既存のネットワークが接続している。そして、インターネット300には、ネットワークアプリケーションからサービスの提供を受ける端末(不図示)が、接続している。
【0042】
本実施の形態1では、インタフェース提供装置100のインタフェース「192.160.1.2」に対して、処理装置1においてhttp(HyperText Transfer Protocol)サービスアプリケーションが動作している。また、インタフェース提供装置100のインタフェース「192.160.1.2」に対して、処理装置2においてメールサービスアプリケーションが動作している。そして、インタフェース提供装置100には、処理装置1のMAC(Media Access Control)アドレス「00:00:00:00:00:33」及び処理装置2のMACアドレス「00:00:00:00:00:44」が、予め格納されている。
【0043】
〈処理例〉
図3は、本実施の形態1に係る、処理装置からのインタフェース識別情報及び転送情報に基づくアクセスパケットの転送処理を示すブロック図である。
【0044】
図3において、処理装置1では、httpサービスアプリケーションが起動する。このとき、処理装置1からインタフェース提供装置に対して、IP(Internet Protocol)アドレス「192.160.1.2」と、httpのTCP(Transmission Control Protocol)ポート番号「80」が通知される(図3における▲1▼)。
【0045】
インタフェース提供装置100では、その識別情報受信手段101が、処理装置1からIPアドレス「192.160.1.2」とTCPポート番号「80」が通知されたことを判別する。そして、識別情報受信手段101は、この「192.160.1.2」と「80」をインタフェース識別情報、及び処理装置1のサーバ名を転送情報として、識別情報保持手段102に転送する。識別情報保持手段102は、このインタフェース識別情報及び転送情報を保持する(▲2▼)。
【0046】
同様に、処理装置2では、メールサービスアプリケーションが起動する。このとき、インタフェース提供装置100は、処理装置2のIPアドレス「192.160.1.2」と電子メール転送用のプロトコルであるsmtp(Simple Mail Transfer Protocol)のポート番号「25」と、端末(不図示)からの電子メール読み取り用プロトコルであるpop3(Post Office Protocol 3)のポート番号「110」を処理装置2より受け取る(▲1▼)。このとき、識別情報受信手段101は、識別情報保持手段102に対して、処理装置2のIPアドレス「192.160.1.2」とsmtpのポート番号「25」、及び処理装置2のIPアドレス「192.160.1.2」とpop3のポート番号「110」をインタフェース識別情報として転送する。また、識別情報受信手段101は、処理装置2のサーバ名を転送情報として設定する。そして、識別情報保持手段102は、処理装置2のインタフェース識別情報及び転送情報を格納する(▲2▼)。
【0047】
インターネットを介してアプリケーションの提供を希望する端末は、それぞれの処理装置宛のアクセスパケットを送信する。例えば、インタフェース提供装置100は、IPアドレス「192.160.1.2」のhttpサービスにアクセスする端末からのアクセスパケットを受信する。このとき、インタフェース提供装置100の識別手段103は、そのアクセスパケットから、IP着アドレス「192.160.1.2」とTCP着ポート番号「80」を、アクセスパケット識別情報として抽出する。そして、識別手段103は、識別情報保持手段102内のインタフェース識別情報及び転送情報と、このアクセスパケット識別情報を比較する。識別手段103は、この比較の結果、インタフェース識別情報及び転送情報が一致するとき、処理装置1へアクセスパケットを転送することを識別する。そして、識別手段103は、この比較結果を転送手段104に通知する(▲3▼)。
【0048】
転送手段104は、アクセスパケットのMAC着アドレスを処理装置1のMACアドレス値「00:00:00:00:00:33」に書き換えて送信する(▲4▼)。同様に、端末からのアクセスパケットに含まれるメールサービスアプリケーションのsmtpパケット及びpop3のパケットは、転送手段104により、処理装置2のMACアドレス「00:00:00:00:00:44」に書き換えられて送信される。
【0049】
また、それぞれの処理装置で提供するアプリケーションが終了するときには、以下の手順が為される。まず、識別情報受信手段101には、それぞれの処理装置からIPアドレスとTCPポート番号が通知される。そして、識別情報受信手段101は、識別情報保持手段102に保持されるインタフェース識別情報及び転送情報と比較して、該当するインタフェース識別情報及び転送情報を削除する。
【0050】
次に、本実施の形態1に係る、アクセスパケット識別情報に該当する処理装置が起動していない場合、すなわち処理装置がアクセスパケットを受信不能である場合のインタフェース提供装置100の処理を説明する。
【0051】
例えば、処理装置1において、httpサービスが起動前もしくは終了後であるとする。このとき、IPアドレス「192.160.1.2」のhttpサービス(ポート番号「80」)にアクセスする端末からのアクセスパケットがインタフェース提供装置100に到着した場合、識別手段103が識別情報保持手段102に保持する識別情報(IPアドレス「192.160.1.2:80」)と比較しても、一致する値がない。このような場合、インタフェース提供装置100のエラー通知手段105は、アクセスパケットを発信した端末に対して、アクセスパケットが処理装置に届かないことを示す、ICMP(Internet Control Message Protocol) Port Unreachableメッセージを送信する。
【0052】
〈実施の形態1の効果〉
本実施の形態1に係るインタフェース提供装置100を実現することにより、以下のような効果が得られる。
【0053】
本実施の形態1によれば,インタフェース提供装置100が処理装置1,2での制御プロトコルの処理時、及びネットワークアプリケーションの起動時、終了時、コネクションの設定時、並びに解放時に、アクセスアクセスパケットからアクセスパケット識別情報を受け取ることにより、インタフェース毎、制御プロセス毎、或いはアプリケーション毎に処理装置を分離できる。
【0054】
また、本実施の形態1に係るインタフェース提供装置100によれば、処理装置の起動状況等のアクセス可能か否かに応じて、アクセスパケットを転送することができる。
【0055】
また、本実施の形態1に係るインタフェース提供装置100によれば、ネットワークにおいてアクセスパケットの転送が適切な経路を経由して目的の処理装置に転送されるため、輻輳等のネットワークの障害を軽減することができる。
【0056】
また、本実施の形態1によれば、インタフェース提供装置100は、処理装置1,2での新たな制御プロセス処理時、或いはアプリケーション提供時に、そのアプリケーションに係るパケットの送受が可能となる。
【0057】
また,本実施の形態1によれば、処理装置1,2の故障などにより、制御プロセスおよび提供するアプリケーションが他の処理装置に変更されても、インタフェース提供装置100は、オペレータによる手動オペレーションを介さずに対応できる。
【0058】
〈実施の形態2〉
以下、図4から図7により、本実施の形態2を説明する。上記実施の形態1では、インタフェース提供装置は、アプリケーションが異なる複数の処理装置に対するアクセスパケットの転送処理を行った。本実施の形態2では、本発明のインタフェース提供装置により、ルーティングプロトコル処理を行う。
【0059】
本実施の形態2において、インタフェース提供装置100の他の構成及び作用は、上記実施の形態1と同様である。従って、上記実施の形態1と同様の構成及び作用の説明は省略する。また、本実施の形態2では、必要に応じて図1から図3を参照する。
【0060】
〈ネットワーク構成〉
図4は、本実施の形態2に係る、ルーティングプロトコル処理を処理装置で実現したネットワーク構成例を示す。なお、本実施の形態2では、ルーティングプロトコルとしてBGP(Border Gateway Protocol)を用いる。
【0061】
本実施の形態2において、インタフェース提供装置100は、ルーティングプロトコル処理を行う処理装置3と、ルーティングプロトコル処理が為される側のネットワーク1、2、3、4と接続している。
【0062】
〈処理例〉
次に、本実施の形態2に係る、ルーティングプロトコル処理の一例を、図5から図7を用いて説明する。
【0063】
図5は、本実施の形態2に係る、ルーティングプロトコル処理時に処理装置3からのインタフェース識別情報を受信した際の、インタフェース提供装置100のブロック図である。
【0064】
まず、処理装置3側では、ルーティングプロトコル処理プロセスが起動して、BGPパケットの受信準備が整う。このルーティングプロトコル処理の起動時に、インタフェース提供装置100は、各インタフェースに関する、インタフェース名10a(IFx)とそのIPアドレス10b「192.160.x.1」、及びBGPのTCPポート番号10c「179」並びに処理装置3の送受信用のアドレス10d「192.160.255.x」を、処理装置3からそれぞれ受信する(図5における▲1▼−(1))。
【0065】
受信した上記情報は、識別情報保持手段102に格納される。識別情報保持手段102は、インタフェース識別情報フィールド121を有している。また、識別情報保持手段102は、インタフェース識別情報フィールド121に対応した書き換え情報を保持する、転送情報フィールド122を有している。
【0066】
インタフェース提供装置100の識別情報受信手段101は、通知されたインタフェースに関するインタフェース名10a(IFx)、IPアドレス10b「192.160.x.1」、TCPポート番号10c「179」を、インタフェース識別情報として識別情報保持手段102のインタフェース識別情報フィールド121の宛先アドレスフィールド123に保持する。また、識別情報受信手段101は、通知されたインタフェースに関するインタフェース名10a(IFx)、IPアドレス10b「192.160.x.1」、TCPポート番号10c「179」を、処理装置3(IF255)の送信元アドレスフィールド125に保持する。
識別情報受信手段101は、処理装置3の送受信用のアドレス10d「192.160.255.x」を、転送情報フィールド122の宛先アドレスフィールド124に格納する。また、識別情報受信手段101は、処理装置3の送受信用のアドレス10d「192.160.255.x」を、転送情報フィールド122の処理装置3に関する送信元アドレスフィールド126に格納する(▲2▼―(1))。
【0067】
また、インタフェース提供装置100の識別情報受信手段101は、処理装置3から、BGP転送用コネクションの設定フェーズに関する、各インタフェース名(IFx)11a、IPアドレス11b「192.160.x.1:a」、TCPポート番号11c「a」、及び処理装置3の送受信用のアドレス10d「192.160.255.x」を受け付ける(▲1▼−(2))。
上記情報を受信した識別情報受信手段101は、BGP転送用コネクションの設定フェーズに関する、各インタフェース名(IFx)11a、IPアドレス11b「192.160.x.1:a」、及びTCPポート番号11c「a」をインタフェースのアドレスとして、インタフェース識別情報フィールド121の宛先アドレスフィールド127に保持する。また、識別情報受信手段101は、BGP転送用コネクションの設定フェーズに関する、各インタフェース名(IFx)11a、IPアドレス11b「192.160.x.1:a」を、処理装置3(IF255)に関する転送情報フィールド122の送信元アドレスフィールド128に保持する。
また、識別情報受信手段101は、BGP転送用コネクションの設定フェーズに関する処理装置3の送受信用のアドレス10d「192.160.255.x」を、インタフェース識別情報フィールド121の送信元アドレスフィールド129、及び転送情報フィールド122の宛先アドレスフィールド130に保持する(▲2▼−(2))。
【0068】
図6は、本実施の形態2に係る、インタフェース識別情報及び転送情報に基づく、ルーティングプロトコル処理の一例を示すブロック図である。
【0069】
図6に示すように、インタフェース提供装置100は、ネットワークの各インタフェース(IFx)からパケット(a)を受信する(図6における▲3▼)。このとき、識別手段103は、受信したパケット(a)から宛先IPアドレス「192.160.x.1」及びTCPポート番号「179」を、パケット(a)のアクセスパケット識別情報として抽出する(▲4▼)。
【0070】
そして、識別手段103は、識別情報保持手段102のインタフェース識別情報フィールド121の宛先アドレスフィールド123に格納されているインタフェース識別情報と、パケット(a)のアクセスパケット識別情報とを比較する(▲5▼)。この比較の結果、宛先アドレスフィールド123のインタフェース識別情報と一致したパケット(a)は、転送手段104によって、転送情報フィールド122の宛先アドレスフィールド124のIPアドレス「192.160.255.x」に宛先アドレスが書き換えられる。そして、転送手段104は、IPアドレスが書き換えられたアクセスパケット(a1)を、処理装置3側のインタフェースに転送する(▲6▼)。
【0071】
なお、BGP転送用コネクションの設定フェーズに関するパケット(b)の転送処理については、上述したパケット(a)の処理と同様におこなう。すなわち、ネットワークからのパケット(b)のアクセスパケット識別情報は、識別情報保持手段102のBGP転送用のインタフェース識別情報フィールド121の宛先アドレスフィールド127と比較される。そして、比較の結果一致したパケット(b)は、転送手段104によって、転送情報フィールド122の宛先アドレスフィールド130に書き換えられて、パケット(b1)として処理装置3に転送される。
【0072】
図7は、処理装置3からネットワークへのパケットの転送処理の一例を示すブロック図である。
【0073】
図7に示すように、インタフェース提供装置100は、処理装置3側のインタフェースから転送するパケット(C)を受信する。このとき、識別手段103は、このパケット(c)のインタフェース識別情報と、識別情報保持手段102のインタフェース識別情報フィールド121の、処理装置3(IF255)の送信元アドレスフィールド125に保持されるインタフェース識別情報とを比較する(▲8▼)。
この比較の結果、パケット(C)のインタフェース識別情報と宛先アドレスフィールド130が一致したパケットは、転送手段104によって転送情報フィールド122の送信元アドレスフィールド126に従って、IPアドレスを送信元アドレスに書き換えられる。そして、転送手段104は、このIPアドレスが書き換えられたパケット(C1)を、ネットワーク側のインタフェースに転送する(▲9▼)。
【0074】
なお、BGP転送用コネクションの設定フェーズに関するパケット(d)の転送処理については、上述したパケット(c)の処理と同様におこなう。すなわち、処理装置3からのパケット(d)のアクセスパケット識別情報は、識別情報保持手段102のBGP転送用のインタフェース識別情報フィールド121の宛先アドレスフィールド132と比較される。そして、比較の結果一致したパケット(b)は、転送手段104によって、転送情報フィールド122の宛先アドレスフィールド133に書き換えられて、パケット(d1)としてネットワーク側に転送される。
【0075】
また、本実施の形態2において、コネクションを解放するフェーズ、及びルーティングプロセス終了時には、設定フェーズ、及び起動時と同様のインタフェース識別情報及び転送情報が、処理装置3からインタフェース提供装置100に通知される。そして、識別情報受信手段101は、識別情報保持手段102に格納された対応するインタフェース識別情報及び転送情報を削除する。
【0076】
〈実施の形態2の効果〉
本実施の形態2に係るインタフェース提供装置100を実現することにより、以下のような効果が得られる。
【0077】
本実施の形態2に係るインタフェース提供装置100によれば、インタフェース毎にネットワークと接続するため、インタフェースを識別することでネットワークを識別することができる。
【0078】
本実施の形態2に係るインタフェース提供装置100によれば、処理装置の起動状況等のアクセス可能か否かに応じて、ルーティングプロトコル処理を行うことができる。従って、本実施の形態2によれば、容易且つ正確にアクセスパケットを転送することができる。
【0079】
また、本実施の形態2に係るインタフェース提供装置100によれば、ルーティングプロトコル処理を行うことで、アクセスパケットの転送が適切な経路を経由して目的の処理装置に転送されるため、輻輳等のネットワークの障害を軽減することができる。
【0080】
〈変形例〉
本実施の形態において、本発明のインタフェース提供装置は、主に認証情報の一例について説明したが、本実施の形態1および2に限定されず、その他のインタフェース提供装置に対して広く実施することができる。
【0081】
本実施の形態1では、インタフェース提供装置100が予め処理装置1,2のMACアドレスを知っているものとしたが、本発明のインタフェース提供装置ではこれに限定されない。すなわち、本実施の形態1において、処理装置1,2のMACアドレスを、処理装置1,2からインタフェース提供装置100に通知してもよい。
【0082】
また、本実施の形態1において、インタフェース提供装置100は、IPアドレスを予め格納する、或いは図3の▲1▼において通知に応じて、動的にIPアドレスを得てもよい。
【0083】
そして、本実施の形態1において、インタフェース提供装置100は、アドレス解決プロトコル(ARPなど)を用いて、動的にインタフェースを識別する情報を得てもよい。
【0084】
また、本実施の形態において、インタフェース提供装置100のインタフェースは複数でもよい。すなわち、インタフェース提供装置100は、インターネット側と処理装置側のインタフェースを分けてもよい。
【0085】
また、本発明において、インタフェース提供装置は、処理装置毎にインタフェースを分けてもよい。
【0086】
また、インターネット側のインタフェースを複数として、インタフェース毎に同一のアプリケーションに対して別の処理装置でもよい。
【0087】
また、本実施の形態1において、処理装置1,2の起動するアプリケーションとして、httpとメールを一例としたが、本発明のインタフェース提供装置ではこれに限定されない。例えば、本発明のインタフェース提供装置が処理するアプリケーションは、ファイル転送やニュースなどの、既存の各種ネットワークアプリケーションに適用することができる。
【0088】
また、本実施の形態1において、アプリケーション起動時または終了時に処理装置からIPアドレスとTCPポート番号が通知されるとしたが、本発明のインタフェース提供装置ではこれに限定されない。すなわち、本発明のインタフェース提供装置では、TCPコネクションが設定されるとき、または解放されるときにも、IPアドレスとTCPポート番号を通知してもよい。
【0089】
本実施の形態2では、処理装置とインタフェース提供装置とが1対1の例を説明したが、本発明のインタフェース提供装置ではこれに限定されない。すなわち、本発明では、インタフェース提供装置のインタフェース毎に処理装置が複数存在してもよい。
【0090】
また、本実施の形態2では、1つの処理装置が複数のインタフェース提供装置100を制御してもよい。また、本実施の形態2では、インタフェース提供装置100のネットワーク側と処理装置側のインタフェースを別にしたが、このインタフェースは同一でもよい。
【0091】
また、本実施の形態2において、用いるルーティングプロトコルとしてBGPを例として説明したが、本発明のインタフェース提供装置ではこれに限定されない。すなわち、本発明のインタフェース提供装置では、用いるルーティングプロトコルは、他のルーティングプロトコルでもよい。また、本発明のインタフェース提供装置では、さらにそれらのルーティングプロトコルが混在して、プロトコル毎、或いはインタフェース毎に処理装置を分けてもよい。
【0092】
また、本実施の形態2では、ルーティングプロトコル処理を、本実施の形態1で述べたようなネットワークアプリケーションで適用してもよいし、或いはそれらのネットワークアプリケーションが混在してもよい。
【0093】
本実施の形態2において、処理装置3の送受信用IPアドレスと、インタフェース提供装置100のネットワーク側のIPアドレスを、起動、終了、設定、解放の手順において、処理装置3側より受信するとしたが、本発明のインタフェース提供装置ではこれに限定されない。すなわち、本発明のインタフェース提供装置では、上記IPアドレスを予め静的に設定、もしくは事前に別フェーズで受信してもよい。
【0094】
また、本実施の形態2では、IPアドレスを変換して転送するとしたが、本発明のインタフェース提供装置ではこれに限定されない。すなわち、本発明のインタフェース提供装置では、IPヘッダでカプセル化してパケットを転送してもよい。この場合、本実施の形態2では、変換用のIPアドレスとして、ネットワーク側のインタフェース(192.160.x.1)と処理装置の送受信用アドレス(192.160.255.x)を用いたが、処理装置側のインタフェース(192.160.255.254)と、処理装置の実アドレス(192.160.255.253)でカプセル化してもよい。
【0095】
〈その他〉
本発明は、以下のように特定することができる。
【0096】
(付記1)ネットワーク上でアプリケーションを提供する、処理装置から、個々の処理装置に係るインタフェース識別情報、及びその処理装置に係る転送情報を受信する識別情報受信手段と、ネットワーク上でアクセス可能な処理装置に係るインタフェース識別情報、及び転送情報を保持する識別情報保持手段と、前記アクセス可能な処理装置にアクセスする端末からのアクセスパケットを受信するアクセスパケット受信手段と、前記アクセスパケットに係るアクセスパケット識別情報と、前記インタフェース識別情報及び転送情報とを比較する識別手段と、前記アクセス可能な処理装置に、前記アクセスパケットを転送する転送手段とを備えるインタフェース提供装置。
【0097】
本発明のインタフェース提供装置では、インタフェース毎、制御プロセス毎、或いはアプリケーション毎に処理装置を分離できる。
【0098】
また、本発明に係るインタフェース提供装置によれば、処理装置の起動状況等のアクセス可能か否かに応じて、アクセスパケットを転送することができる。
【0099】
また、本発明に係るインタフェース提供装置によれば、ネットワークにおいてアクセスパケットの転送が適切な経路を経由して目的の処理装置に転送されるため、輻輳等のネットワークの障害を軽減することができる。
【0100】
また、本発明のインタフェース提供装置によれば、処理装置での新たな制御プロセス処理時、或いはアプリケーション提供時に、そのアプリケーションに係るパケットの送受が可能となる。
【0101】
また,本発明によれば、処理装置の故障などにより、制御プロセスおよび提供するアプリケーションが他の処理装置に変更されても、インタフェース提供装置は、オペレータによる手動オペレーションを介さずに対応できる。
【0102】
(付記2)前記識別情報受信手段が、前記転送情報として、前記処理装置のハードウェアアドレスを取得し、前記転送手段が、前記アクセスパケット受信時に、そのアクセスパケットに付されるハードウェア宛先アドレスに基づいて、当該アクセスパケットを当該処理装置に転送する、付記1に記載のインタフェース提供装置。
【0103】
本発明によれば、アクセス可能な処理装置へのアクセスパケットの転送を、ハードウェアアドレス及びアクセスパケットのハードウェア宛先アドレスに基づいておこなうため、アクセス可能な処理装置へのアクセスパケットの転送を、容易且つ正確に行うことができる。
【0104】
(付記3)前記識別情報受信手段が、前記転送情報として、前記処理装置のプロトコルアドレスを取得し、前記転送手段が、前記アクセスパケット受信時に、そのアクセスパケットに付されるプロトコル宛先アドレスに基づいて、当該アクセスパケットを当該処理装置に転送する、付記1または2に記載のインタフェース提供装置。
【0105】
本発明によれば、アクセス可能な処理装置へのアクセスパケットの転送を、プロトコルアドレス及びアクセスパケットのハードウェア宛先アドレスに基づいておこなうため、アクセス可能な処理装置へのアクセスパケットの転送を、容易且つ正確に行うことができる。
【0106】
(付記4)前記識別情報受信手段が、前記転送情報として、前記処理装置のプロトコルアドレスを取得し、前記転送手段が、前記アクセスパケット受信時に、そのアクセスパケットを、プロトコルアドレスによるプロトコルヘッダでカプセル化して、当該処理装置に転送する、付記1から3のいずれかに記載のインタフェース提供装置。
【0107】
本発明によれば、アクセス可能な処理装置へのアクセスパケットの転送を、プロトコルアドレス及びアクセスパケットのハードウェア宛先アドレスに基づいておこなうため、アクセス可能な処理装置へのアクセスパケットの転送を、容易且つ正確に行うことができる。
【0108】
(付記5)前記識別手段による比較の結果、転送できないアクセスパケットを送信した端末にエラーを通知する、エラー通知手段をさらに備える、付記1から4のいずれかに記載のインタフェース提供装置。
【0109】
本発明によれば、アクセスパケットを受信不能である、アクセス不能な処理装置へのアクセスに対してエラーを通知するため、輻輳などの原因となる不必要なアクセスを減少させることができる。
【0110】
(付記6)前記ネットワークは、前記インタフェース提供装置が接続する第1のネットワークと、前記処理装置が接続する第2のネットワークを含み、前記第1のネットワークと、前記第2のネットワークとは、異なるネットワークである、付記1から5のいずれかに記載のインタフェース提供装置。
【0111】
(付記7)前記ネットワークは、前記インタフェース提供装置が接続する第1のネットワークと、前記処理装置が接続する第2のネットワークを含み、前記第1のネットワークと、前記第2のネットワークとは、同一のネットワークである、付記1から6のいずれかに記載のインタフェース提供装置。
【0112】
(付記8)ネットワーク上でアプリケーションを提供する、処理装置から、個々の処理装置に係るインタフェース識別情報、及びその処理装置に係る転送情報を受信する識別情報受信ステップと、ネットワーク上でアクセス可能な処理装置に係るインタフェース識別情報、及び転送情報を保持する識別情報保持ステップと、前記アクセス可能な処理装置にアクセスする端末からのアクセスパケットを受信するアクセスパケット受信ステップと、前記アクセスパケットに係るアクセスパケット識別情報と、前記インタフェース識別情報及び転送情報とを比較する識別ステップと、前記アクセス可能な処理装置に、前記アクセスパケットを転送するステップとを備えるインタフェース提供方法。
【0113】
本発明のインタフェース提供方法では、インタフェース毎、制御プロセス毎、或いはアプリケーション毎に処理装置を分離できる。従って、本発明に係るインタフェース提供装置によれば、処理装置の起動状況等のアクセス可能か否かに応じて、アクセスパケットを転送することができる。
【0114】
(付記9)前記転送情報として、前記アクセス可能な処理装置のハードウェアアドレスを取得するステップと、前記アクセスパケット受信時に、そのアクセスパケットに付されるハードウェア宛先アドレスに基づいて、当該アクセスパケットを当該処理装置に転送するステップとをさらに備える、付記8に記載のインタフェース提供方法。
【0115】
本発明によれば、アクセス可能な処理装置へのアクセスパケットの転送を、ハードウェアアドレス及びアクセスパケットのハードウェア宛先アドレスに基づいておこなうため、アクセス可能な処理装置へのアクセスパケットの転送を、容易且つ正確に行うことができる。
【0116】
(付記10)前記転送情報として、前記処理装置のプロトコルアドレスを取得するステップと、前記アクセスパケット受信時に、そのアクセスパケットに付されるプロトコル宛先アドレスに基づいて、当該アクセスパケットを当該処理装置に転送するステップとをさらに備える、付記8または9に記載のインタフェース提供方法。
【0117】
本発明によれば、アクセス可能な処理装置へのアクセスパケットの転送を、プロトコルアドレス及びアクセスパケットのハードウェア宛先アドレスに基づいておこなうため、アクセス可能な処理装置へのアクセスパケットの転送を、容易且つ正確に行うことができる。
【0118】
(付記11)前記転送情報として、前記処理装置のプロトコルアドレスを取得するステップと、前記アクセスパケット受信時に、そのアクセスパケットを、プロトコルアドレスによるプロトコルヘッダでカプセル化して、当該処理装置に転送するステップとさらに備える、付記8から10の何れかに記載のインタフェース提供方法。
【0119】
本発明によれば、アクセス可能な処理装置へのアクセスパケットの転送を、プロトコルアドレス及びアクセスパケットのハードウェア宛先アドレスに基づいておこなうため、アクセス可能な処理装置へのアクセスパケットの転送を、容易且つ正確に行うことができる。
【0120】
(付記12)前記識別手段による比較の結果、転送できないアクセスパケットを送信した端末にエラーを通知するステップをさらに備える、付記8から11の何れかに記載のインタフェース提供方法。
【0121】
本発明によれば、アクセスパケットを受信不能である、アクセス不能な処理装置へのアクセスに対してエラーを通知するため、輻輳などの原因となる不必要なアクセスを減少させることができる。
【0122】
(付記13)前記第1のネットワークと、前記第2のネットワークとは、異なるネットワークである、付記8から12のいずれかに記載のインタフェース提供方法。
【0123】
(付記14)前記第1のネットワークと、前記第2のネットワークとは、同一のネットワークである、付記8から13のいずれかに記載のインタフェース提供方法。
【0124】
なお、本発明において、以上の各構成要素は、可能な限り組み合わせることができる。
【0125】
【発明の効果】
本発明のインタフェース提供装置によれば、処理装置からのインタフェース情報、及びこのアプリケーションにアクセスする端末からのアクセスパケットに応じて、インタフェースの提供及びアクセスパケットの転送を容易に行うという優れた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る、インタフェース提供装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態1に係る、ネットワークアプリケーションの提供を処理装置で実現したネットワーク構成例である。
【図3】本実施の形態1に係る、処理装置からのインタフェース識別情報及び転送情報に基づくアクセスパケットの転送処理を示すブロック図である。
【図4】本実施の形態2に係る、ルーティングプロトコル処理を処理装置で実現したネットワーク構成例である。
【図5】本実施の形態2に係る、ルーティングプロトコル処理時に処理装置からのインタフェース識別情報を受信した際の、インタフェース提供装置のブロック図である。
【図6】本実施の形態2に係る、インタフェース識別情報及び転送情報に基づく、ルーティングプロトコル処理の一例を示すブロック図である。
【図7】本実施の形態2に係る、処理装置からネットワークへのパケットの転送処理の一例を示すブロック図である
【符号の説明】
1 処理装置
2 処理装置
3 処理装置
100 インタフェース提供装置
101 識別情報受信手段
102 識別情報格納手段
102 識別情報保持手段
103 識別手段
104 転送手段
105 エラー通知手段
121 インタフェース識別情報フィールド
122 転送情報フィールド
123 宛先アドレスフィールド
123 宛先アドレスフィールド
124 宛先アドレスフィールド
125 送信元アドレスフィールド
126 送信元アドレスフィールド
127 宛先アドレスフィールド
128 送信元アドレスフィールド
129 送信元アドレスフィールド
130 宛先アドレスフィールド
132 宛先アドレスフィールド
133 宛先アドレスフィールド
200 イーサスイッチ
300 インターネット

Claims (5)

  1. ネットワーク上でアプリケーションを提供する、処理装置から、個々の処理装置に係るインタフェース識別情報、及びその処理装置に係る転送情報を受信する識別情報受信手段と、
    ネットワーク上でアクセス可能な処理装置に係るインタフェース識別情報、及び転送情報を保持する識別情報保持手段と、
    前記アクセス可能な処理装置にアクセスする端末からのアクセスパケットを受信するアクセスパケット受信手段と、
    前記アクセスパケットに係るアクセスパケット識別情報と、
    前記インタフェース識別情報及び転送情報とを比較する識別手段と、
    前記アクセス可能な処理装置に、前記アクセスパケットを転送する転送手段とを備えるインタフェース提供装置。
  2. 前記識別情報受信手段が、
    前記転送情報として、前記アクセス可能な処理装置のハードウェアアドレスを取得し、
    前記転送手段が、
    前記アクセスパケット受信時に、そのアクセスパケットに付されるハードウェア宛先アドレスに基づいて、当該アクセスパケットを当該処理装置に転送する、請求項1に記載のインタフェース提供装置。
  3. 前記識別手段による比較の結果、転送できないアクセスパケットを送信した端末にエラーを通知する、エラー通知手段をさらに備える、請求項1または2に記載のインタフェース提供装置。
  4. 前記識別情報受信手段が、前記転送情報として、前記処理装置のプロトコルアドレスを取得し、
    前記転送手段が、前記アクセスパケット受信時に、そのアクセスパケットを、プロトコルアドレスによるプロトコルヘッダでカプセル化して、当該処理装置に転送する、請求項1から3の何れかに記載のインタフェース提供装置。
  5. 前記識別手段による比較の結果、転送できないアクセスパケットを送信した端末にエラーを通知する、エラー通知手段をさらに備える、請求項1から4のいずれかに記載のインタフェース提供装置。
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