JP2008306736A - 通信モジュール及びこの通信モジュールを備えたアプリケーションプログラム - Google Patents

通信モジュール及びこの通信モジュールを備えたアプリケーションプログラム Download PDF

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Abstract

【解決課題】 OS等による特定ネットワーク環境に依存せずに、アプリケーションで特定の通信プロトコルを使用して双方向通信が行う。
【解決手段】 アプリケーションプログラムを、インターネット上のサーバを通した仮想ネットワークに接続するために、前記クライアント機器にインストールされる通信モジュールである。このモジュールは、前記アプリケーションプログラムとこのコンピュータにインストールされたオペレーションシステムのローカル通信プロトコルスタック群との間に介在し、前記アプリケーションプログラム用の仮想ネットワーク上のアドレスを保持し、かつ前記アプリケーションからの仮想ネットワーク宛のパケットをトンネリング処理して前記ローカル通信プロトコルスタックを通じて前記サーバに渡すものであり、前記ローカル通信プロトコルスタック群とは独立した、レイヤ2、3、4プロトコルスタックを備えている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、IPv4(Internet Protocol version 4)が普及した現状のインフラ環境の下で、比較的簡易な手段により異なるLANに属する端末同士を、インターネットを通してかつセキュリティの高い方法で双方向の通信を可能とするための、前記端末にインストールされる通信モジュールに関するものである。
一般に、インターネットを中心とした公衆ネットワークを通したサービス提供環境においては、全ての情報の価値は、クライアント側ではなく、サーバ側に集まるようになっている。
すなわち、各クライアントである端末機器は、基本的にインターネット上の情報を閲覧するための単なるビューワーにしか過ぎない。また、各クライアントはインターネット側に様々な情報の要求を発しており、インターネット側ではそのような各クライアントの情報を得ることができる。すなわち、全ての情報は、インターネット側に集められ、インターネット側からは定型的な情報が一方的に与えられるに過ぎない。このため、クライアント端末機を製造しているメーカーは付加価値が生み出しづらい状況となっている。
このような状況を変えるためには、アクセス方向を逆行させ、サーバとクライアントの立場を逆転させることが必要である。すなわち、インターネットに接続される家庭内ネットワークがある場合、インターネット側から家庭内ネットワークへのアクセスが開始され、家庭内ネットワーク側からインターネット側へサービスが提供されるような状態を作り出す必要がある。
このためには、ローカルネットワークに接続された機器のそれぞれが、インターネット側からユニークに特定できること、家庭内のルーティングの問題、セキュリティの問題を解決する必要がある。このような課題に対応し、ひとつの解決を見出せる技術として、IPv6(Internet Protocol version 6: 第6世代インターネットプロトコル)がある。
しかしながら、現在の日本のキャリアやインターネットサービスプロバイダを取り巻く環境を鑑みると、IPv6の普及にはかなりの時間がかかるものと考えられる。例えば、現在使用しているIPv4の機材償却に最低2年〜3年は必要であり、テスト的なサービスが行われているのみである。
今すぐにメーカーがIPv6対応ネットワークを実現するには、ISPレベルのサービスにまで手を出すしかないが、非常にコストがかかることであり、多くのメーカーにとって現実的ではない。家庭内ネットワークの事情が様々で非常に大きく異なることや、キャリアやISPによって接続の仕組みが大きく異なることもあり、これらの差を吸収して画一的なアプローチでIPv6環境を実現するための仕組みが必要である。
従来のIPv4環境下で、IPv6ネットワークで実現されるような家庭内ネットワークとインターネットとの間の双方向のアクセスを実現しようとする場合、以下のような問題がある。
例えば、現在のIPv4環境下においては、自宅にネットワーク家電を設置する場合、自宅ネットワークを通して、インターネットに接続されたルータに繋げて使用する。このため、ネットワーク家電のIPアドレスは、プライベートアドレスになってしまい、自宅ネットワーク以外からはアクセスすることはできない。
そこで、従来は、自宅のネットワーク家電にアクセスするために、ネットワーク家電をコントロールする機能を有する専用のルータを使用したり、ネットワーク家電をコントロールするための情報を一度インターネット上に設置されたデータセンターに蓄積し、ネットワーク家電からポーリングを行って取りに行く必要があった。
しかし、専用のルータを使用した場合、汎用性が低くなりコストも嵩む。ポーリングを行ってコントロール情報を取りに行く場合、リアルタイムでのアクセスは行えず、ネットワークやサーバへの負荷も高くなる。
このような課題を解決するため、本出願人が2005年5月20日に提出した国際出願PCT/JP2005/9280号(WO2005/114926号公報)に開示されたネットワーク接続方法及び中継装置がある(WO2005/114926号公報は、この言及によりこの明細書に組み込まれる)。この発明によれば、プライベートネットワーク内のコンピュータシステムとインターネット上のInterServerとの間にトンネリング接続のセッションを確立することにより比較的簡易な手段により家庭内ネットワークとインターネット間の双方向の通信が可能になる。
特に、WO2005/114926号公報に開示された中継装置のうち、クライアント機器にプログラムとしてインストールされるものとして、仮想デバイスドライバとして見えるインタフェースを有するものがあり、このような構成によれば、比較的簡易な構成によって上記通信が可能になる。しかしながら、この公報に開示された技術では、クライアント機器にインストールされたOS(オペレーションシステム)を介して通信を行うため、特定のプロトコルスタックが存在しないOSの場合、そのプロトコルを使用した通信を行うアプリケーションを用いた通信が行えないということがある。
例えば、IPv6プロトコルが存在しないOS環境下においては、IPv6を使用して通信を行うアプリケーションは使用できないということが考えられる。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、OS等による特定ネットワーク環境に依存せずに、アプリケーションで特定の通信プロトコルを使用して仮想ネットワークを利用した双方向通信が行える通信モジュールを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、この発明の主要な観点によれば、ローカルネットワーク上のクライアント機器にインストールされたアプリケーションプログラムを、インターネット上のサーバを通した仮想ネットワークに接続するために、前記クライアント機器にインストールされる通信モジュールであって、前記アプリケーションプログラムとこのコンピュータにインストールされたオペレーションシステムのローカル通信プロトコルスタック群との間に介在し、前記アプリケーションプログラム用の仮想ネットワーク上のアドレスを保持し、かつ前記アプリケーションからの仮想ネットワーク宛のパケットをトンネリング処理して前記ローカル通信プロトコルスタックを通じて前記サーバに渡すものであり、前記ローカル通信プロトコルスタック群とは独立した、前記アプリケーションプログラムが仮想ネットワーク通じた通信をするのに必要なプロトコルスタックを備えていることを特徴とする通信モジュールが提供される。
このような構成によれば、クライアント機器のOSのローカル通信プロトコルスタックとは独立した第2、3,4層のプロトコルスタックを保持しているから、OS等による特定ネットワーク環境に依存せずに通信できるネットワークアプリケーション(アプリケーションプログラム)を作成できる。すなわち、特定のプロトコルスタックが存在しないOS上であっても、そのプロトコルを使用したアプリケーションソフトを実現することができる。例えば、IPv6プロトコルが存在しないOS環境下であっても、アプリケーションソフト単位でIPv6アドレスを保持し、仮想ネットワークを通した通信を行うことができる。
この発明の一の実施形態によれば、この通信モジュールは、インターネット上のサーバのグローバルアドレスを記憶しており、このサーバのグローバルアドレスに基づき、この通信モジュールとサーバとの間にトンネリング接続を確立し、前記アプリケーションプログラムからの要求パケットを捕捉し、発信元アドレスとして前記アプリケーションプログラム用の仮想ネットワークアドレスを付したものをカプセリングし、前記トンネリング接続を介して前記サーバへ送出すると共に、前記ローカル通信プロトコルスタックを通して当該通信モジュール宛パケットをディカプセリングすると共に、このディカプセリングしたパケットを前記アプリケーションプログラムに渡すものである。ここで、この通信モジュールは、インターネット上に設けられたトンネル仲介サーバに接続してこの仲介サーバから前記サーバのグローバルアドレスを受け取ることが好ましい。さらに、この通信モジュールは、前記インターネット上のサーバから前記アプリケーションプログラム用の仮想ネットワーク上のIPアドレス、MACアドレスを受け取り保持するものであることが望ましい。
また、別の一実施形態によれば、この通信モジュールは、前記アプリケーションプログラムによって呼び出し可能なライブラリプログラムとして提供されることが好ましい。
さらなる他の一の実施形態によれば、この通信モジュールは初期化部を有し、この初期化部は、サーバとレイヤ2接続する場合には、前記レイヤ2,3、4プロトコルスタックのすべてを生成し、前記サーバとレイヤ3接続する場合には、レイヤ3および4プロトコルスタックを生成し、レイヤ2プロコルスタックは生成しないように構成されている。
この発明の第2の主要な観点によれば、コンピュータ上で実行され、インターネットに接続して所定の処理を実行するアプリケーションプログラムであって、通信インタフェースとして、請求項1に記載の通信モジュールを呼び出して組み込むための命令を備え、前記コンピュータとは独立したIPアドレスをこのアプリケーションプログラムが持つように構成されたことを特徴とするアプリケーションプログラムが提供される。
一の実施形態によれば、このアプリケーションプログラムは、インターネット上のサーバを通した仮想ネットワークに接続するVoipプログラムである。
他の一の実施形態によれば、このアプリケーションプログラムは、クライアント機器をインターネット上のサーバを通した仮想ネットワークに接続させるプロキシであることを特徴とするアプリケーションプログラムである。
なお、この発明の更なる他の特徴と顕著な効果は次の発明を実施するための最良の形態の項に記載された実施形態及び図面を参照することによって当業者にとって理解される。
以下、この発明の一実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、この実施形態に係るネットワーク構成の例を示したものである。
図中1は、IPv4(第1の通信プロトコル)で通信を行う各種クライアント機器2が接続されてなるローカルネットワークである。このローカルネットワーク1は例えば各家庭に導入されたLANによって構成される。また、各クライアント機器2には、OS(オペレーションシステム)7と、この発明の通信モジュールとしての中継通信モジュール8と、通信を行うアプリケーションプログラム9(例えばインターネットブラウザ)とがインストールされている。
そして、このローカルネットワーク1は、図示しない通信キャリア/ISPを介してインターネット網4に接続されている。このインターネット網4では、IPv4を用いて通信が行なわれるようになっている。
そして、このインターネット網4には、前記ローカルネットワーク1上のネットワーク家電2の通信を制御するInterServer6(この発明の「サーバ」)が接続されている。このInterServer6は、後で詳しく説明するように、前記ネットワーク家電2にインストールされたアプリケーションプログラム9と、インターネット網4上若しくは他のホーム/グローバルネットワーク1a上の全てのネットワーク家電2a、パーソナルコンピュータ2b、サーバ2cとの間の接続を仲介する機能を有するものである。
ここで、少なくとも中継通信モジュール8とInterServer6は、同じメーカー若しくは統一された規格の下に提供若しくは製造されることが意図されており、予め連動するように設計されたものである。そして、中継通信モジュール8には、後で説明するように、InterServer6から前記アプリケーションプログラム9用のIPv4での仮想プライベートアドレス/グローバルアドレスが付与され、ISPやキャリアを問わず前記InterServer6にトンネリング接続によるTCP/IPセッションが確立されて通信ができるようになっている。
この発明の特徴は、仮想ネットワーク(または実ネットワーク)を、クライアント機器のOSを介することなく、前記アプリケーションプログラム9と結びつけることである。このために、具体的には、前記アプリケーションプログラム9自体が仮想ネットワーク(または実ネットワーク)上のIPv4若しくはIPv6アドレス、MACアドレスを保持することができるようになっている。以下、これを可能にする構成及び動作の一実施例について説明する。
図2は、前記クライアント機器2にインストールされたOS7、中継通信モジュール8及びアプリケーション9を示す機能ブロック図である。なお、この説明においては、本発明の特徴に関する構成のみ図示し説明することとし、その他、当然備えられているべき他の構成については、その図示及び説明を省略する。
図2中、OS7の部分は、カーネルに含まれるローカル通信プロトコルスタック群を示したもので、ネットワークカードを制御する物理的ネットワークアダプタ(レイヤ1、2)11と、ルートテーブル12と、IPレイヤ(レイヤ3)13と、TCPレイヤ(レイヤ4)14とが階層的に構成されている状態を示されている。
一方、前記中継通信モジュール8は、レイヤ2(Ethernet Link)15、ルートテーブル16、レイヤ3(IPレイヤ(IPv4/v6))17,レイヤ4(TCP/UDPレイヤ)18の各プロトコルスタックを、RFCに準拠する形で前記OS7とは独立して備えることで、特定ネットワーク環境に依存しないアプリケーションプログラム9の作成を可能にするものである。そして、この中継通信モジュール8は、さらに、トンネリング・アプリケーション19を有する。このトンネリング・アプリケーション19の機能は、後で詳しく説明するが、イーサネット(登録商標)リンク層15から受け取ったパケットをTCP−Over−TCP問題による輻輳、通信帯域低下を防止する処理を行って、トンネリング接続により前記InterServer6に送信するものである。なお、図中にはSSLが示されているが、このSSLを備えない構成であってもかまわない。
これら中継通信モジュール8を構成するソフトウエア群はライブラリとして提供され、前記アプリケーションプログラム9により適宜読み出されて、このアプリケーションプログラム9の通信インタフェースとして利用されるようになっている。このようにライブラリ化することで、各アプリケーションプログラム9の改変を最小限にすることが可能になる。
次に図2及び図3を参照してこの通信モジュール8の動作について説明する。
前記アプリケーションプログラム9が立ち上がると、このアプリケーションプログラム9の命令により、前記中継通信モジュール8がメモリに読み込まれる。すると、この中継通信モジュール8は、図3のステップS1に示すように、まず、前記トンネリング・アプリケーション19が、トンネルブローカ20に接続する。このトンネルブローカ20は、図示しないアドレスデータベースからトンネル接続を確立する先のInterServer6を選択し、前記中継通信モジュール8にこのInterServer6のIPv4アドレスを通知する。このことで、この中継通信モジュール8はInterServer6を識別可能になり、ユーザ認証を行った後(ステップS2)、InterServer6から受け取った前記アプリケーション用MACアドレスやIPアドレスを用いてトンネリングセッションを確立し通信を行うことができる(ステップS3)。
すなわち、前記アプリケーション9が立ち上げられ、前記中継通信モジュール8がInterServer6に接続すると、接続確立のための認証が行われ、これに基づいてInterServer6からこの通信モジュール8に対して、前記アプリケーションプログラム9用の仮想プライベートネットワーク用のMACアドレスおよびIPアドレスの割り当てが行われる(このMACアドレス及びIP アドレスは前記トンネルブローカ20から割り当てられても良い)。このMACアドレス及びIPアドレスは、前記中継通信モジュール8によってメモリにデータとして保持される。
なお、一の実施形態によれば、InterServer6側のプログラムは、前記アプリケーションプログラム9から見た場合、仮想ネットワーク上の1つのハブ(HUB)のように見える。すなわち、InterServer6は、グループ毎にハブを割り当てるように構成されており、本発明では、この割り当てをグループ化と呼んでいる。なお、InterServer6が複数ある場合において、同じ仮想プライベートネットワークに属するべきアプリケーションプログラム9若しくはネットワーク端末2が別々のInterServer6に接続されることも考えられるが、この場合には、複数のInterServer6若しくは複数のサーバプログラム(ハブサーバ)をまとめて管理するハブ・ボーンサーバ21により、接続がルーティングされるようになっていることが好ましい。以下、このような接続をHUB接続(若しくは「レイヤー2接続」)と称する。
上記のレイヤ2接続に対して、この中継通信モジュール8は、前記InterServer6とPPP接続(若しくは「レイヤー3接続」)することもきるように構成されている。上記レイヤ2接続とレイヤ3接続の切り替えは、図2に23で示す初期化部によって実行される。この初期化部23は、前記アプリケーションプログラム9から渡されたレイヤ2接続かレイヤ3接続かを示す引数に基づき、初期化プロセスを実行する。この初期化プロセスでは、たとえば、この引数に応じて所定のトンネルブローカ20およびInterServer6が選択され、接続確立が行われる。また、上記初期化部23は、上記引数に応じて、レイヤ2接続の場合には、前記レイヤ2,3、4プロトコルスタックのすべてを生成し、レイヤ3接続の場合には、レイヤ3および4プロトコルスタックを生成してレイヤ2プロコルスタックは生成しないように動作する。
また、レイヤ2接続において、MACアドレスに関しては、本出願人が前に出願した国際出願PCT/JP2005/9280号(WO2005/114926号公報)に開示されたネットワーク接続方法及び中継装置では、擬似的に2つのMACアドレスを用い、MACアドレスの操作を行っていたが、本実施形態では、このような処理は不要である。
以上述べたように、国際出願PCT/JP2005/9280号では、仮想デバイスドライバとして見えるインタフェースを有するものであり、この仮想デバイスにはすべて同一のMACアドレスが割り当てられていたため、必要に応じてパケット上のMACアドレスの書き換えを行うことにより、MACアドレスのユニーク性を確保するようにしていた。これに対して、本実施形態の中継通信モジュール8は実インタフェースと同様の 動作をするので、前記仮想イーサデバイスのようなMACアドレス書換えは不要である。 つまり、中継通信モジュール8はInterServer6から取得したMACアドレスを自身にそのまま割当て、ARP要求・応答処理を実インタフェースと同じく行うものである。
すなわち、この発明によれば、前記ローカルネットワーク上のクライアント機器(ネットワーク家電2等)にインストールされたアプリケーションプログラム9を、インターネット上のサーバ(InterServer6)を通した仮想ネットワークに接続するために、前記クライアント機器にインストールされる中継通信モジュール8が提供される。この中継通信モジュール8は、前記アプリケーションプログラム9とこのコンピュータにインストールされたOS7のローカル通信プロトコルスタック群(11〜14)との間に介在し、前記アプリケーションプログラム9用の仮想ネットワーク上のアドレスを保持し、かつ前記アプリケーションプログラム9からの仮想ネットワーク宛のパケットをトンネリング処理して前記ローカル通信プロトコルスタック(11〜14)を通じて前記InterServer6に渡すものである。そして、この中継通信モジュール8は、前記ローカル通信プロトコルスタック群(11〜14)とは独立した、前記アプリケーションプログラム9が仮想ネットワーク通じた通信をするのに必要なレイヤ2、3、4プロトコルスタック(15〜18)を備えている。
このような構成によれば、OS7のローカル通信プロトコルスタック(11〜14)とは独立したレイヤ2、3,4のプロトコルスタックを保持しているから、OS等による特定ネットワーク環境に依存せずに通信できるネットワークアプリケーション(アプリケーションプログラム9)を作成できる。すなわち、特定のプロトコルスタックが存在しないOS上であっても、そのプロトコルを使用したアプリケーションソフトを実現することができる。例えば、IPv6プロトコルが存在しないOS環境下であっても、アプリケーションソフト単位でIPv6を使ったアプリケーションを作成することができるものである。
さらに言い換えると、前記アプリケーション9自体が本実施形態の中継通信モジュール8と一体となって、このクライアント機器(のインタフェース)とは独立した独自のIPアドレスを持つあたかも1つのデバイスとして実現できることになる。
次に、この実施形態に示された通信モジュール8およびアプリケーションプログラム9の実施例を説明する。
まず、図4に示すのは、以下の実施例1〜3における中継通信モジュール8を利用したIPv4/IPv6アプリケーションの通信の形態である。すなわち、中継通信モジュール8はクライアントコンピュータ2上のTCP/IP(OS) を使用して、インターネット(IPv4)を通じてInterServer6に接続し、このInterServer6からIPv6アドレスを取得する。InterServer6は、インターネット(IPv4)ともう一方のインターネット(IPv6)の中継装置として動作し、中継通信モジュール8はInterServer6とトンネリングにより直接通信することでIPv6を使用することができるようになっている。したがって、クライアントコンピュータ2上にIPv6プロトコルが無い場合でも、アプリケーションプログラム9が中継通信モジュール8を使用することで、インターネット(IPv6)上のコンテンツを保持するコンテンツサーバ2cに接続して通信を行うことができる。
図5に示すのは、本実施形態の中継通信モジュールを利用したIPv4/IPv6アプリケーションプロキシを示す実施例である。
この例では、クライアント機器は、LAN等のローカルネットワーク(IPv4)に接続されたパーソナルコンピュータ(図にAで示す)である。このクライアント機器Aには、上記中継通信モジュールを備えたプロキシサーバプログラム(プロキシ)31がインストールされている。
ユーザがこのクライアント機器A上で、たとえばブラウザ32や電子メールソフト33を用い、このプロキシ31に接続すると、このプロキシ31は前記InterServer6を介した仮想ネットワークに接続する。このInterServer6が、IPv6ネットワークに接続されている場合、前記クライアント機器Aは、このInterServer6を介してIpv6ネットワークに接続できるから、IPv6プロトコルが存在しないOS環境下であっても、アプリケーションソフト(この場合はプロキシ31)単位でIPv6アドレスを保持し、仮想ネットワークを通した通信を行うことができる。これにより、たとえばIPv6で動くサーバBからIPv6下でしか取得できないコンテンツをダウンロード等することができる。
図6は、この実施例1におけるクライアント機器A上の動作例を示す実際の画面図である。
図に34で示すのは、ipconfig/allコマンドにより、このクライアント機器Aのインタフェース一覧を表示させたウィンドウである。この一覧により、IPv6プロトコルがこのクライアント機器AのOS上にないことがわかる。
図に35で示すのは、前記中継通信モジュールを内蔵したプロキシサーバプログラムの動作状態を示すウィンドウである。また、図に36で示すのは、ブラウザ表示画面であり、IPv6環下でしか閲覧することのできないコンテンツを含むサイト(www.kame.net)を表示させた状態を示すものである。ウィンドウ35に示されるように、前記中継モジュール(プロキシ)は、この中継モジュール(プロキシ)に割り当てられたプライベートアドレスを用いて、前記InterServer6を介してwww.kame.netにアクセスしている。
前記www.kame.netでは、IPv6で接続できた場合、サイト中の亀が動くように表示される。この図ではわかりづらいが、ブラウザ36上の亀37の頭がこちらを向いており、動いていることが確認できる。
前記実施形態では、アプリケーションプログラムはブラウザであったが、この実施例1では、プロキシプログラムである。このような構成によれば、ブラウザソフトを改変しなくても、プロキシの設定をするだけで、上記のような動作を得ることが可能になる。
図7は、前記プロキシアプリケーション34がクライアント機器とは別のローカルネットワーク若しくはインターネット上の他のサーバCに上に設けられている例である。このような構成によれば、クライアント機器Aは、前記中継通信モジュールを備えない場合であっても、前記サーバCのプロキシ34を介して前記実施例1と同様に前記サーバBからIPv6コンテンツをダウンロード等することができる。
図8は、この実施例2におけるクライアント機器A上の動作例を示す実際の画面図である。
図中37は、サーバC上のインタフェース一覧を表示させたウィンドウである。この一覧により、IPv6プロトコルがこのサーバCのOS上にないことがわかる。
また、図に38で示すのは、前記中継通信モジュールを内蔵したプロキシサーバプログラムの動作状態を示すウィンドウである。また、図に39で示すのは、前記クライアント機器A上のブラウザ表示画面であり、IPv6環境下でしか閲覧することのできないコンテンツを含むサイト(www.kame.net)を表示させた状態を示すものである。ウィンドウ38に示されるように、前記中継モジュール(プロキシ)は、この中継モジュール(プロキシ)に割り当てられたプライベートアドレスを用いて、前記InterServer6を介してwww.kame.netにアクセスしている。
このような構成によれば、クライアント機器に前記中継通信モジュールがインストールされていない場合であっても、上記クラインと機器にIPv6環境下でしかダウンロードできないコンテンツをダウロードすることができる。
図9は、本発明をインターネット電話等のVoIPプログラムに適用した例であり、クライアント機器の表示画面を示すものである。この実施例では、ユーザがクライアント機器Aからインターネット上のウェブサーバBに接続すると、このクライアント機器AにVoIPプログラムがウェブページとしてダウンロードされる。このVoIPプログラムAがブラウザ32によって実行されると、前記中継通信モジュールがこのクライアント機器Aにインストールされ、この通信モジュールを介して前記InterServer6にトンネリング接続することによって、このVoIPプログラム(ブラウザ)に仮想ネットワーク上のIPアドレスが付与される。これによってこのVoIPプログラムを用いた通信を行うことができる。
ここで、図9中37は、サーバC上のインタフェース一覧を表示させたウィンドウである。この一覧により、IPv6プロトコルがこのサーバCのOS上にないことがわかる。また、図に40で示すのが、ブラウザ32上で実行された電話プログラムである。このプログラムには、OSの通信インタフェースにかかわらず、固有のIPアドレスが割り付けられており前記InterServer6を介して双方向通信できるから、インターネット上でVoIPを送受信することができる。
ここで、VoIPプログラムは、クライアントコンピュータにインストールされる電話・インスタントメッセンジャー等であるが、これに限るものではない。また、クライアント側の機器は、コンピュータに限らず、ハードウエアに組み込まれるアプリケーションであっても良い。
また、図10は、この実施例のシステム構成をさらに詳しく図示したものであり、図11は、このシステムによるVoIPアプリケーション間の通信確立工程を示した工程図である。
図10中、IntereServer6は、レイヤ3接続をサポートし、センター側システム43との間にあって、SIPを利用したインターネット電話間、インスタントメッセンジャーシステム間の通信を制御するものである。すなわち、クライアント側のVoIPプログラム9は、SIP等のシグナリングプロトコルと、音声等を処理するRTPモジュール42を持ち、前記センター側システム43は、そのSIP等のシグナリングプロトコルを処理することが出来るようになっている。
2つのクライアントにそれぞれ設けられたVoIPプログラム間で音声通信を行う場合、RTP等の音声通信は、クライアントアプリケーションのRTPモジュール→クライアントの中継通信モジュール→クライアントのOSのTCPIP→InterServer→クライアントのOSのTCPIP→クライアントの中継通信モジュール→クライアントアプリケーションのRTPモジュール、のような経路で処理される。
また、InterServerに音声中継処理サーバを置き、音声中継処理サーバを経由する処理であっても良い。この場合の通信処理は、クライアントアプリケーションのRTPモジュール→クライアントの中継通信モジュール→クライアントのOSのTCPIP→InterServer→音声中継処理サーバ→InterServer→クライアントの中継通信モジュール→クライアントアプリケーションのRTPモジュールとなる。
SIP等のプロトコルでは、クライアント側アプリケーションが、電話番号等の識別番号とIPアドレスの登録により、ロケーション管理(IPアドレス)を行い、シグナリング時にアドレス解決をし、音声画像等のメディア通信する。よってSIP等のプロトコルでは、アドレス登録を含めたメソッドが用意される。
本発明では、この特徴を利用し、VoIPアプリケーション9が中継通信モジュール8を包含し、電話番号等の識別番号とIPアドレスの管理をInterServer6との間のトンネリングセッションの確立を利用して行う。
以下、この処理を、図10および図11を参照して詳しく説明する。
まず、図10に示すように、前記InterServer6は、トンネル終端としての接続サーバ44を備え、またセンター側システムとして、SIPプロキシサーバ45、ユーザ情報管理サーバ46、認証サーバ47、プレゼンスサーバ48を備えている。また、このセンター側システムは、プライベートネットワーク49を介してIPアドレス管理DB50及び外線発着信ゲートウェイ51(及びこれを介して公衆回線網52)に接続可能になっている。
すでに述べたように、クライアントコンピュータ2に設けられたVoIPアプリケーション9は、前記中継通信モジュール8により、OSを介さずに、直接InterServer6の接続サーバ44とトンネリング接続を実現する。このことで、このVoIPプログラム9に、仮想ネットワーク上のIPアドレスが割り当てられ、このVoIPプログラム9はこのIPアドレスを用い、前記トンネリングセッションを通して前記InterServer6のセンター側システム43を介した音声通信が行える。
すなわち、図11に示すように、VoIPアプリケーションが前記中継通信モジュールにトンネリング初期化依頼を発すると(ステップS1)、前記中継通信モジュールは所定のブローカーサーバに接続して(ステップS2)、VoIP通信に利用するInterServerのIPアドレス(若しくはドメイン名)を受け取る(ステップS3)。このことで、中継通信モジュールはInterServerのアドレスを知ることができるから、識別番号とパスワードなどのログイン情報をもって前記InterServerの接続サーバに接続し、認証サーバによる認証を受ける(ステップS5,S6)。認証が行われると、前記VoIPアプリケーション(クライアント)用のIPアドレスの選定が行われ、これが、前記クライアントの中継通信モジュールに返される(ステップS7)。
このことで、中継通信モジュールは、受け取ったIPアドレスとInterServer6のIPアドレスを用いて、このInterServerの接続サーバとの間に直接トンネリングセッションを確立する(ステップS8)。このトンネリングセッションが確立されると、前記InterServer6は、このクライアントのIPアドレスをクライアントの識別番号と関連付けて前記IPアドレス管理サーバに登録する(ステップS9)。
このことで、トンネリング接続が確立されると共に、前記VoIpアプリケーション9のIPアドレス及び識別番号が登録されて音声通信が可能になる。
すなわち、SIPプロキシサーバ等は、音声通信のINVITEを受けると(ステップS9)、InterServerが登録したIPアドレス管理DBを参照してシグナリング(ロケーション解決)を行うことが出来(ステップS10)、SIPによる音声通信を中継することができる(ステップS11)。
このような構成によれば、まず、前記VoIPアプリケーション自体が本発明の中継通信モジュールと一体となって、このクライアント機器のインタフェースとは独立した独自のIPアドレスを持つあたかも1つのデバイスとして実現できることになる。さらに、SIPプロトコルで行うロケーション管理を中継通信モジュールとサーバ間で利用する上述のIPアドレスを利用して行うことで、通信及び管理の効率化を行える。
なお、この発明は上記一実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で種々変形可能である。
例えば、上記一実施形態では、前記アプリケーションプログラムは、ブラウザ、インターネット電話プログラムおよびプロキシプログラムであったが、これに限定されるものではなく、双方向通信を必要とするあらゆるアプリケーションプログラムに適用可能である。
また、上記一実施形態では、前記トンネルブローカがInterServerを選択するようになっていたが、各通信中継モジュールにあらかじめセットされていても良い。
また、この実施形態の通信モジュールは、100%ユーザモードで動作する(普通ドライバのようなプログラムはカーネルモードで動く)ため、TCP/IPアプリケーションを作成することのできるOSなら非常に移植が簡単であり、上記一実施形態で挙げたOS以外であっても、例えば、家電メーカが自社で採用している独自のOSや、レジスター等の業務機器に採用されているOS等にも適用可能である。
この発明の一実施形態に係るネットワーク構成の例を示す図。 同じく通信中継モジュールを示す概略構成図。 同じく通信シーケンスを示すブロック図。 実施例1の概略構成を示す図 実施例1の動作状態を示すための画面図。 実施例2の概略構成を示す図 実施例2の動作状態を示すための画面図。 実施例3の概略構成を示す図 実施例3の動作状態を示すための画面図。 実施例3のシステム構成を詳しく示した図。 実施例3のVoIPアプリケーション間の通信確立工程を示した工程図。
符号の説明
1…ローカルネットワーク
2…クライアント機器
4…インターネット網
6…InterServer
7…OS
8…通信中継モジュール
15…イーサネットリンク
17…IPレイヤ(IPv4/IPv6)
18…TCP/UDPレイヤ
19…トンネリング・アプリケーション
20…トンネルブローカ
31…プロキシアプリケーション

Claims (11)

  1. ローカルネットワーク上のクライアント機器にインストールされたアプリケーションプログラムを、インターネット上のサーバを通した仮想ネットワークに接続するために、前記クライアント機器にインストールされる通信モジュールであって、
    前記アプリケーションプログラムとこのコンピュータにインストールされたオペレーションシステムのローカル通信プロトコルスタック群との間に介在し、前記アプリケーションプログラム用の仮想ネットワーク上のアドレスを保持し、かつ前記アプリケーションからの仮想ネットワーク宛のパケットをトンネリング処理して前記ローカル通信プロトコルスタックを通じて前記サーバに渡すものであり、
    前記ローカル通信プロトコルスタック群とは独立した、前記アプリケーションプログラムが仮想ネットワーク通じた通信をするのに必要なプロトコルスタックを備えている
    ことを特徴とする通信モジュール。
  2. 請求項1記載の通信モジュールにおいて、
    インターネット上のサーバのグローバルアドレスを記憶しており、
    このサーバのグローバルアドレスに基づき、この通信モジュールとサーバとの間にトンネリング接続を確立し、
    前記アプリケーションプログラムからの要求パケットを捕捉し、発信元アドレスとして前記アプリケーションプログラム用の仮想ネットワークアドレスを付したものをカプセリングし、前記トンネリング接続を介して前記サーバへ送出すると共に、
    前記ローカル通信プロトコルスタックを通して当該通信モジュール宛パケットをディカプセリングすると共に、このディカプセリングしたパケットを前記アプリケーションプログラムに渡す
    ことを特徴とする通信モジュール。
  3. 請求項1記載の通信モジュールにおいて、
    この通信モジュールは、インターネット上に設けられたトンネル仲介サーバに接続してこの仲介サーバから前記サーバのグローバルアドレスを受け取るものである
    ことを特徴とする通信モジュール。
  4. 請求項1記載の通信モジュールにおいて、
    この通信モジュールは、前記インターネット上のサーバから前記アプリケーションプログラム用の仮想ネットワーク上のIPアドレスを受け取り保持するものである
    ことを特徴とする通信モジュール。
  5. 請求項1記載の通信モジュールにおいて、
    この通信モジュールは、前記インターネット上のサーバから前記アプリケーションプログラム用の仮想ネットワーク接続用のMACアドレスとIPアドレスを受け取り保持するものである
    ことを特徴とする通信モジュール。
  6. 請求項1記載の通信モジュールにおいて、
    この通信モジュールは、前記アプリケーションプログラムによって呼び出し可能なライブラリプログラムとして提供されていることを特徴とする通信モジュール。
  7. 請求項1記載の通信モジュールにおいて、
    初期化部を有し、この初期化部は、
    サーバとレイヤ2接続する場合には、前記レイヤ2,3、4プロトコルスタックのすべてを生成し、
    前記サーバとレイヤ3接続する場合には、レイヤ3および4プロトコルスタックを生成し、レイヤ2プロコルスタックは生成しない
    ように構成されていることを特徴とする通信モジュール。
  8. コンピュータ上で実行され、インターネットに接続して所定の処理を実行するアプリケーションプログラムであって、通信インタフェースとして、請求項1に記載の通信モジュールを呼び出して組み込むための命令を備え、前記コンピュータとは独立したIPアドレスをこのアプリケーションプログラムが持つように構成されたことを特徴とするアプリケーションプログラム。
  9. 請求項8記載のアプリケーションプログラムにおいて、
    このアプリケーションプログラムは、インターネット上のサーバを通した仮想ネットワークに接続するVoipプログラムであることを特徴とするアプリケーションプログラム。
  10. 請求項8記載のアプリケーションプログラムにおいて、
    このアプリケーションプログラムは、クライアント機器をインターネット上のサーバを通した仮想ネットワークに接続させるプロキシであることを特徴とするアプリケーションプログラム。
  11. 請求項8記載のアプリケーションプログラムにおいて、
    VoIPアプリケーションプログラムであり、SIP等のアドレス管理を必要とするプロトコルを利用し、その際のアドレス管理をトンネリングプロトコルでのIPアドレス管理と共用することを特徴とするアプリケーションプログラム。
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