JP2008211452A - Sipサーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】 セッション毎にサーバ内に保持するルートセット情報を含んだメモリ量を削減し、サーバの輻輳を抑制するSIPサーバを提供する。
【解決手段】 SIPサーバ100は、セッション毎にSIP信号で特定されるルートセット情報のうちレコードルートヘッダのアドレス情報を論理番号に対応付け、共通するレコードルートヘッダのアドレス情報について単一の論理番号を設定するルート管理テーブルを保持する第1のメモリ部20と、レコードルートヘッダのアドレス情報を除くセッション情報、セッション制御に使用するインスタンス管理情報及び論理番号を保持する第2のメモリ部30と、を備え、第2のメモリ部30に保持する論理番号に基づき、第1のメモリ部20に保持するレコードルートヘッダのアドレス情報を読み出す。
【選択図】 図1

Description

この発明は、IPネットワーク経由で行われる電話通信を管理及び制御するIPテレフォニーサーバであって、IPネットワーク上でマルチメディアセッションを開始/変更/終了するためのプロトコルとして、セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol:以下、SIPと称す)を使用するSIPサーバに関する。
SIPは、IETF(Internet Engineering Task Force)のSIPワーキンググループで提案され、RFC3261で標準化されている。SIPを利用したネットワークでは、加入者の端末(User Agent:以下、UAと称す)のうち、発呼側の端末(User Agent Client:以下、UACと称す)と着呼側の端末(User Agent Server:以下、UASと称す)との間の通信は、複数のプロキシサーバを経由して行なわれる。
図6は、RFC3261に準拠した経路制御(Route Set:以下、ルートセットと称す)情報を説明するためのメッセージシーケンスの一例を示すシーケンス図である。なお、図6において、発端末(UAC)と着端末(UAS)との間の通信は、サーバB、サーバM及びサーバYを経由して行なわれるものとする。また、SIPヘッダ名である、Request-URIはRURI、Record-RouteはRR、ContactはC、RouteはRとして、それぞれ省略して表している。
ここで、SIPにおいては、初期信号であるINVITEが通過したサーバを記録するRecord-Routeヘッダ(以下、レコードルートヘッダと称す)が存在する。このレコードルートヘッダ及び末端となる加入者の端末(UA)のアドレス情報を示すContactヘッダ(以下、コンタクトヘッダと称す)から、Routeヘッダ(以下、ルートヘッダと称す)を構築する。そして、以降のリクエストの転送には、ルートヘッダに従ってリクエスト転送を行なうルールをRFCが採用している。このうち、レコードルートヘッダは初期信号であるINVITEで確立した経路情報を後の信号で変更してはならず、ルートセット(レコードルートヘッダ及びコンタクトヘッダ)情報は加入者の端末(UA)が保持するルールとなっている。
このように、発端末(UAC)は、SIPメッセージで発信したセッション確立要求をSIPサーバにてプロキシし、着端末(UAS)に着信させる。そして、着端末(UAS)により応答すると、SIPサーバを介して発端末(UAC)に通知する。これにより、IPテレフォニーにおけるセッションの通話を確立させる。
しかしながら、RFC3261によると、プロキシ動作を行なうSIPサーバはルートセット情報を管理する必要は無いのであるが、SIPサーバからセッションを切断したいという要求も実際には存在する。特に、SIPサーバの構成としてProxy方式とB2BUA(Back-To-Back User Agent)方式があり、B2BUA方式の場合には、SIPサーバは加入者の端末(UA)として動作するためにルートセット情報を管理しなければならない。また、Proxy方式の場合には、本来はルートセット情報を管理する必要は無いのであるが、SIPサーバからの切断などにより必要に応じてルートセット情報を管理する必要がある。このように、従来のSIPサーバにおいては、Proxy方式やB2BUA方式に関わらず、セッション毎にルートセット情報を管理する必要があり、セッション毎にルートセット情報を保持するメモリ領域を確保し、SIPサーバ内にルートセット情報を保持している。
例えば、従来のSIPサーバは、INVITE要求を受信し、ヘッダに含まれる標準的なルーティング情報と本体に含まれる付加的な発呼者情報に応じて、被呼側エンドポイントのアドレスを判定し、セッションを判定されたアドレスにルーティングする(例えば、特許文献1参照)。
また、従来のSIPサーバは、アドレス変換情報を呼毎にVoIP用アドレス変換装置に通知し、アドレス変換装置は、プライベートIP網側からのSIPメッセージをグローバルIP網側のIPアドレスに変換し、グローバルIP網側からのSIPメッセージをプライベートIP網側のIPアドレスに変換し、同一のプライベートIP網に接続されたIP電話端末同士で通信する場合には、単一のアドレス変換装置を介して端末同士で直接通信するように設定し、複数のプライベートIP網に跨って接続された端末同士で通信する場合には、単一のアドレス変換装置を介して端末同士で直接通信するようにするか、複数のアドレス変換装置を連携させ、グローバル網を介して端末同士で通信する(例えば、特許文献2参照)。
本来、加入者の端末(UA)は、自端末で使用するセッション数(通常の通話であれば1つであるが、複数のセッションに使用しても問題は無い)分のルートセット情報を管理すればよいのであるが、SIPサーバのメモリ内にセッション毎のルートセット情報を管理する構成とすれば、SIPサーバ側は最大同時接続数分のルートセット情報を保持する必要がある。
例えば、図7(a)に示すように、SIPサーバ100を中心(自サーバ)として、プロキシサーバである、第1のプロキシサーバ101(Proxy#1(IPアドレス”192.168.10.11”))、第2のプロキシサーバ102(Proxy#2(IPアドレス”192.168.10.12”))、第3のプロキシサーバ103(Proxy#3(IPアドレス”192.168.10.13”))、第4のプロキシサーバ104(Proxy#4(IPアドレス”192.168.10.14”))又は第5のプロキシサーバ105(Proxy#5(IPアドレス”192.168.10.15”))を経由して、加入者の端末(UA)である、第1の加入者端末201(UA#1(IPアドレス”192.168.1.100”))、第2の加入者端末202(UA#2(IPアドレス”192.168.1.101”))又は第3の加入者端末203(UA#3(IPアドレス”192.168.1.102”))間の電話通信を行なう場合を考える。
図7(a)はSIPサーバ内に経路情報を保持する場合を説明するための説明図、図7(b)は図7(a)に示す自サーバ内に保持される経路情報の一例を示した説明図である。なお、実線はセッション#1の経路、破線はセッション#2の経路、一点鎖線はセッション#3の経路をそれぞれ示している。
自サーバで3つのセッションが通信中である場合には、図7(b)に示すように、セッション#1、セッション#2及びセッション#3における各ルートセット情報のアドレス情報の文字列をSIPサーバ100のメモリ上に管理することとなる。なお、図7では、IPアドレス形式を一例として示しているが、DNS(Domain Name System)によってアドレス解決が可能なFQDN(Fully Qualified Domain Name)のアドレス形式の場合も同様に考えられる。
さらに具体例を示すと、10万セッションの同時接続を許容するSIPサーバにおいて、1セッションに4つのレコードルートヘッダを使用し、1アドレスのサイズが一般的な256byteであると仮定する。この場合には、SIPサーバ全体でルートセット情報の管理に必要となるメモリ量は、(コンタクトヘッダ×2+レコードルートヘッダ×4)×最大同時接続数であり、計算値は、(256byte×2+256byte×4)×100,000セッション≒154Mbyteの計154Mbyteのメモリが必要となる。1セッション分で考えると、1.54kbyteのメモリの確保が必要である。さらに、このメモリ量は、レコードルートヘッダの数が増加すれば、それに比例して必要なメモリ量は増加することとなる。なお、通信中においても呼救済を行なう必要があるために、このメモリは、ヒープ(heap)領域では無く、共有メモリ領域に確保する必要がある。
特に、ACT(運用)系のSIPサーバ(以下、ACT系SIPサーバと称す)とSTANDBY(待機)系のSIPサーバ(以下、SBY系SIPサーバと称す)とを備えた冗長構成サーバ(ACT/SBY)を用いる場合には、ACT系SIPサーバからSBY系SIPサーバに切り替えている間のセッション救済のために、ACT系SIPサーバに故障が発生する前に系間でルートセット情報をSBY系SIPサーバに転送しておく必要がある。
特開2002−335267号公報 特開2005−72817号公報
従来のSIPサーバにおいては、SIPサーバ内に大容量(前述した具体例では、ルートセット情報を記録するメモリ領域のみで156Mbyte)のメモリを備える必要があるいう問題点があった。
特に、IPテレフォニーサーバの高信頼性を確保するために、SIPサーバの冗長化(ACT/SBYなど)を構成する場合には、セッション救済に必要なメモリ領域を、ACT系SIPサーバからSBY系SIPサーバに系間で引継ぐ必要があり、セッション制御時に系間でのメモリ転送処理が動作する。このため、ルートセット情報を管理するデータエリアが大きくなるほど転送量は増え、さらに高負荷状態になるとSIPサーバの輻輳を早期に招き、IPテレフォニーサーバの性能が劣化するという問題点があった。
また、ACT系SIPサーバ及びSBY系SIPサーバ間を一度に転送できる転送量を超過すれば、セッション救済に必要なメモリ領域を分割して転送する必要が生じ、IPテレフォニーサーバの性能に悪影響を与えるという問題点があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、第1の目的は、セッション毎にサーバ内に保持するルートセット情報を含んだメモリ量を削減し、サーバの輻輳を抑制するSIPサーバを提供するものである。
また、第2の目的は、冗長構成サーバにおけるACT系SIPサーバ及びSBY系SIPサーバ間の系間のメモリ転送量を削減し、輻輳を抑制するSIPサーバを提供するものである。
この発明に係るSIPサーバにおいては、所定のプロキシサーバのアドレス情報を論理番号に対応付け、共通するプロキシサーバのアドレス情報について単一の論理番号を設定するルート管理テーブルを保持する第1のメモリ部と、所定のプロキシサーバのアドレス情報を除くセッション情報、セッション制御に使用するインスタンス管理情報及び論理番号を保持する第2のメモリ部と、を備え、第2のメモリ部に保持する論理番号に基づき、第1のメモリ部に保持する所定のプロキシサーバのアドレス情報を読み出すものである。
この発明は、所定のプロキシサーバのアドレス情報を論理番号に対応付け、共通するプロキシサーバのアドレス情報について単一の論理番号を設定するルート管理テーブルを保持する第1のメモリ部と、所定のプロキシサーバのアドレス情報を除くセッション情報、セッション制御に使用するインスタンス管理情報及び論理番号を保持する第2のメモリ部と、を備え、第2のメモリ部に保持する論理番号に基づき、第1のメモリ部に保持する所定のプロキシサーバのアドレス情報を読み出すことにより、従来のSIPサーバと比較して、セッション毎にSIPサーバ内に保持するルートセット情報のメモリ量を削減することができる。
(本発明の第1の実施形態)
図1はこの発明を実施するための第1の実施形態におけるSIPサーバのシステム構成を示すブロック図、図2(a)は図1に示すSIPサーバの第1のメモリに保持されるルート管理テーブルの一例を示す説明図、図2(b)は図1に示すSIPサーバの第2のメモリ部に保持される経路情報の一例を示した説明図、図3(a)は図1に示すSIPサーバによるルートセット情報の保持手順を説明するためのブロック図、図3(b)は図1に示すSIPサーバによるルートセット情報の復元手順を説明するためのブロック図である。
図1において、呼処理機能部10は、自サーバ(SIPサーバ100)に接続されているサーバ(以下、対向サーバと称す)との間でSIP信号の送受信を制御するSIP送受信部11と、SIP信号を受けて宛先の決定及びセッション状態の管理を行なうセッション制御部12とからなる。
第1のメモリ部20は、セッション毎にSIP信号で特定されるルートセット情報のうちレコードルートヘッダのアドレス情報を論理番号に対応付け、共通するレコードルートヘッダのアドレス情報について単一の論理番号を設定するルート管理テーブルを保持する。このルート管理テーブルは、例えば、図2(a)に示すように、論理番号とIPアドレスとを1対1で対応させたものである。また、論理番号は全部で1byte(0〜255値)程度の数値であり、発端末(UAC)及び着端末(UAS)間を経由するプロキシサーバのIPアドレス数以上の個数を有すればよい。なお、一般的には、最大32個の論理番号があれば、発端末(UAC)及び着端末(UAS)間を経由するプロキシサーバのIPアドレス数に対応できるものである。
ここで、図7(a)に示すように、SIPサーバ100を中心(自サーバ)として、プロキシサーバである、第1のプロキシサーバ101(Proxy#1(IPアドレス”192.168.10.11”))、第2のプロキシサーバ102(Proxy#2(IPアドレス”192.168.10.12”))、第3のプロキシサーバ103(Proxy#3(IPアドレス”192.168.10.13”))、第4のプロキシサーバ104(Proxy#4(IPアドレス”192.168.10.14”))又は第5のプロキシサーバ105(Proxy#5(IPアドレス”192.168.10.15”))を経由して、加入者の端末(UA)である、第1の加入者端末201(UA#1(IPアドレス”192.168.1.100”))、第2の加入者端末202(UA#2(IPアドレス”192.168.1.101”))又は第3の加入者端末203(UA#3(IPアドレス”192.168.1.102”))間の電話通信を行なう場合を考える。
自サーバで3つのセッションが通信中である場合には、図2に示すように、セッション#1、セッション#2及びセッション#3の各ルートセット情報のアドレス情報に対応する論理番号(数値)を、SIPサーバ100の第1のメモリ部20上のルート管理テーブルにて管理することとなる。なお、図2においては、IPアドレス形式を一例として示しているが、DNSによってアドレス解決が可能なFQDNのアドレス形式の場合も同様に適用できる。
第2のメモリ部30は、レコードルートヘッダのアドレス情報を除くルートセット情報(コンタクトヘッダのアドレス情報)及びその他のセッション制御に必要な情報であるセッション情報、セッション制御に使用するインスタンス管理情報、並びにレコードルートヘッダのアドレス情報に対応する論理番号を保持する。
なお、ルートセット情報のうちコンタクトヘッダのアドレス情報は、加入者の端末(UA)のアドレス情報であり、セッション毎に個別に管理する必要があるために、全セッションにおいて共通的に管理することができず、論理番号に対応付けることなく、文字列として第2のメモリ30に保持している。
共通ルート管理部40は、前述したルート管理テーブルに対してレコードルートヘッダのアドレス情報の設定及び読出しを行ない、セッション制御部12及び第1のメモリ20間における、レコードルートヘッダのアドレス情報の受け渡しを行なう。
つぎに、SIPサーバ100によるルートセット情報の保持手順について、図3(a)を用いて説明する。
通常の稼動中であるSIPサーバ100は、SIP信号によるセッション確立制御を行なうための呼処理機能部10を用いてセッションの確立及び切断を実施する。
まず、呼処理機能部10は、最初のSIP信号(以下、initial−INVITEと称す)をSIP送受信部11で受信する(ステップ1:図3(a)の矢印1)と、SIP信号を受信したことをセッション制御部12に通知する(ステップ2:図3(a)の矢印2)。
つぎに、セッション制御部12は、initial−INVITEの受信時に、これから確立しようとするSIPセッションの状態管理などのセッション制御を行なうためのインスタンスを生成し、このインスタンスにて宛先分析などのセッション制御を行なう。
そして、セッション制御部12は、このインスタンスの管理情報、ルートセット情報などのセッション制御に必要な情報であるセッション情報を、第2のメモリ部30上に書込み保持する(ステップ3:図3(a)の矢印3)。
なお、生成されたインスタンス管理情報は、Call−IDに対応してSIP送受信部11に登録され、SIP送受信部11は、該当セッションにおける以降のSIP信号の受信時に、Call−IDをKey情報として一意にセッション制御部12のインスタンスを特定することが可能である。
セッション制御部12は、対向サーバの宛先が決定した後に、SIP送受信部11に対してSIP信号の送信要求を行ない(ステップ4:図3(a)の矢印4)、対向サーバの宛先にinitial−INVITEを送信する(ステップ5:図3(a)の矢印5)。
そして、initial−INVITEに対するレスポンス(183SessionProgress、180Ringing若しくは200OKなど)又はACKが、SIP送受信部11で受信される(ステップ6:図3(a)の矢印6)と、呼処理機能部10はSIP信号を受信したことをセッション制御部12に通知する(ステップ7:図3(a)の矢印7)。
なお、セッション制御部12は、該当セッションを制御するためにinitial−INVITEの受信時に生成したインスタンスによって、継続してレスポンスやACKの制御を行なう。
セッション制御部12は、SIP信号上のルートセット情報であるレコードルートヘッダ及びコンタクトヘッダを読み出して、コンタクトヘッダのアドレス情報を第2のメモリ部30に書込み格納する(ステップ8:図3(a)の矢印8)。
また、セッション制御部12は、共通ルート管理部40にレコードルートヘッダのアドレス情報の設定要求を行ない(ステップ9:図3(a)の矢印9)、共通ルート管理部40によって第1のメモリ部20にレコードルートヘッダのアドレス情報の設定を行なう(ステップ10:図3(a)の矢印10)。
ここで、共通ルート管理部40は、セッション制御部12から送信されたレコードルートヘッダのアドレス情報が、第1のメモリ部20に設定されているか否かを判断する。そして、第1のメモリ部20に未設定のレコードルートヘッダのアドレス情報である場合には、共通ルート管理部40は、第1のメモリ部20の空きエリアにレコードルートヘッダのアドレス情報を格納し、該当エリアのIndex値を論理番号としてセッション制御部12に返却する(ステップ11a:図3(a)の矢印11)。また、既に設定済みの
レコードルートヘッダのアドレスである場合には、共通ルート管理部40は、該当エリアに格納されている対応するIndex値を論理番号としてセッション制御部12に返却する(ステップ11b:図3(a)の矢印11)。
セッション制御部12は、返却された論理番号をルートセット情報として第2のメモリ部30に書込み保持する(ステップ12:図3(a)の矢印12)。
なお、該当セッションを制御するインスタンスなどのメモリ情報は、該当セッションの通信状態が切断されるまでの間は、第2のメモリ部30上に保持される。
また、第1のメモリ部20は、セッション毎の初期化は行なわず、蓄積されたレコードルートヘッダのアドレス情報をIPテレフォニーの運用中は使用し続ける。ただし、システム障害時の波及度に応じた再開フェーズを適用してもIPテレフォニーを復旧できない場合には、SIPサーバ100を再開する初期設定時に共通ルート管理部40によって第1のメモリ部20の初期化を行なう。
また、この第1の実施形態においては、レコードルートヘッダのアドレス情報に対応する論理番号を割り当てる場合に、共通ルート管理部40がセッション制御部12からレコードルートヘッダのアドレス情報の設定要求を受ける度に、共通ルート管理部40が論理番号を順次割り当てているのだが、レコードルートヘッダの対象となる加入者端末間を経由するプロキシサーバのアドレス情報を予め特定できるのであれば、第1のメモリ部20に特定した所定のプロキシサーバのアドレス情報と論理番号とを対応付けたルート管理テーブルを予め格納しておいてもよい。
この場合には、前述したステップ9を、セッション制御部12は、共通ルート管理部40に、レコードルートヘッダのアドレス情報に対応する論理番号の読出し要求を行なうステップに変更することとなる。また、前述したステップ10を、共通ルート管理部40によって第1のメモリ部20にレコードルートヘッダのアドレス情報に対応する論理番号の読出しを行なうステップに変更することとなる。
また、この第1の実施形態においては、全セッションにおける全てのレコードルートヘッダのアドレス情報を論理番号に対応させ、レコードルートヘッダのアドレス情報及び論理番号を第1のメモリ部20及び第2のメモリ部30にそれぞれ保持していたが、第2のメモリ部20で許容できるメモリ量(経由するサーバ台数)に達するまでは、第2のメモリ部20にレコードルートヘッダのアドレス情報を文字列で保持して従来のSIPサーバと同様にSIPサーバ100を稼動させておき、第2のメモリ部20で許容できるメモリ量(経由するサーバ台数)を超えたときに、共通ルート管理部40を稼動させ、レコードルートヘッダのアドレス情報及び論理番号を第1のメモリ部20及び第2のメモリ部30にそれぞれ保持して前述したSIPサーバ100と同様に稼動するように、セッション制御部12で制御してもよい。
つぎに、SIPサーバ100によるルートセット情報の復元手順について、図3(b)を用いて説明する。
まず、セッション制御部12は、第2のメモリ部30に保持している該当セッションにおけるルートセット情報の論理番号を参照する(ステップ101:図3(b)の矢印1)、
そして、セッション制御部12は、参照した論理番号に基づき、論理番号に対応するレコードルートヘッダのアドレス情報の読出し要求を共通ルート管理部40に対して行なう(ステップ102:図3(b)の矢印2)。
つぎに、共通ルート管理部40は、参照した論理番号をIndexとして、第1のメモリ部20の該当エリアに格納されているレコードルートヘッダのアドレス情報を読出し(ステップ103:図3(b)の矢印3)、このレコードルートヘッダのアドレス情報をセッション制御部12に返却する(ステップ104:図3(b)の矢印4)。
そして、セッション制御部12は、返却されたレコードルートヘッダのアドレス情報及び第2のメモリ30に保持させるメモリ情報を使用して、該当セッションの通信を切断するなどのそれぞれの処理に対するSIP信号を作成する。
つぎに、セッション制御部12は、SIP送受信部11に対してSIP信号の送信要求を行ない(ステップ105:図3(b)の矢印5)、対向サーバの宛先にSIP信号を送信する(ステップ106:図3(b)の矢印6)ことで、該当セッションのそれぞれの処理を行なうことができる。
以上のように、この発明の第1の実施形態におけるSIPサーバ100は、各セッションの経路情報を全セッションで共通的に管理する共通ルート管理部40を配置し、各セッションにおいてinitial-INVITEのレスポンス受信時に経路(レコードルート及びコンタクト)が確定すると、共通ルート管理部40に経路情報(レコードルートヘッダ)を通知し、共通ルート管理部40は各レコードルートヘッダのアドレス情報に対し論理番号を付与して返却することにより、SIPサーバ100側で保持するルートセット情報をセッション毎に第2のメモリ部30に文字列で保持することなく、セッション毎に各レコードルートヘッダのアドレス情報に付与された論理番号(数値)を保持するだけでよく、セッション毎にルートセット管理用に使用するルートセット情報の保持メモリ量を削減できる。
特に、ルートセットはセッション毎に確立するものではあるが、同一のネットワーク内で各々のセッション設定のために通過する経路(レコードルートされるサーバ)は、同一の経路(SIPサーバ100)を通ることが大半であると考えられ、各セッションの経路情報を全セッションで共通的に管理することは、複数のセッションにおいて同一のサーバが重複して経路に入る場合に、該当サーバのアドレス情報をSIPサーバ100内で1つ保持すればよく、メモリ量の削減に有効である。
(本発明の第2の実施形態)
図4はこの発明を実施するための第2の実施形態におけるSIPサーバのシステム構成を示すブロック図、図5は図4に示すSIPサーバによるルートセット情報の系間転送手順を説明するためのブロック図である。図4および図5において、図1〜図3と同じ符号は、同一または相当部分を示し、その説明を省略する。
SIPサーバ100は、ACT系SIPサーバ100aとSBY系SIPサーバ100bとをLAN(local area network)60を介して情報を送受信させる構成の冗長構成サーバ(ACT/SBY)である。
第3のメモリ部20bは、第1のメモリ部20aに保持する前述したルート管理テーブルと同一のデータ構造からなるルート管理テーブルを保持する記憶手段である。
第4のメモリ部30bは、第2のメモリ部30aに保持する前述したセッション情報、インスタンス管理情報及び論理番号と同一のデータ構造からなるセッション情報、インスタンス管理情報及び論理番号を保持する記憶手段である。
系間転送処理部50は、セッション制御部12からのメモリ転送要求に基づき、第1のメモリ20aに保持するルート管理テーブルを第3のメモリ部20bに転送し書込み、第2のメモリ部30aに保持するセッション情報、インスタンス管理情報及び論理番号を第4のメモリ部30bに転送し書込む転送処理手段である。
なお、この第2の実施形態におけるSIPサーバにおいては、SIPサーバ100が冗長構成サーバ(ACT/SBY)であるところのみが第1の実施形態と異なるところであり、後述する第3のメモリ部20b、第4のメモリ部30b及び系間転送処理部50による作用効果以外は、第1の実施形態と同様の作用効果を奏する。
ACT系SIPサーバ100aに故障が発生し、IPテレフォニーを運用するSIPサーバ100が、ACT系SIPサーバ100aからSBY系SIPサーバ100bに切り替わった場合に、新たなACT系SIPサーバとなるSBY系SIPサーバ100bによってセッション救済を行なう必要がある。このため、系間転送処理部50は、ACT系SIPサーバ100aに故障が発生する前に、ACT系SIPサーバ100aからSBY系SIPサーバ100bに対してセッション救済に必要となるメモリ内容を転送する。
ここで、SIPサーバ100によるルートセット情報の系間転送手順について、図5を用いて説明する。
まず、第1のメモリ部20a及び第2のメモリ部30bに前述した所定の情報をそれぞれ格納した状態において、セッション制御部12は、第1のメモリ部20aに保持されたルート管理テーブルと、第2のメモリ部20bに保持されたレコードルートヘッダのアドレス情報を除くルートセット情報及びその他のセッション制御に必要な情報であるセッション情報、セッション制御に使用するインスタンス管理情報、並びにレコードルートヘッダのアドレス情報に対応する論理番号とを、SBY系SIPサーバ100bに転送するために、系間転送処理部50に対して転送指示を行なう(ステップ201:図5の矢印1)。
系間転送処理部50は、第1のメモリ部20aからルート管理テーブルを参照(ステップ202:図5の矢印2)したうえで、SBY系SIPサーバ100bに転送し、第3のメモリ部20bに書込む(ステップ203:図5の矢印3)。また、系間転送処理部50は、第2のメモリ部20bからレコードルートヘッダのアドレス情報を除くルートセット情報及びその他のセッション制御に必要な情報であるセッション情報、セッション制御に使用するインスタンス管理情報、並びにレコードルートヘッダのアドレス情報に対応する論理番号を参照(ステップ204:図5の矢印4)したうえで、SBY系SIPサーバ100bに転送し、第4のメモリ部30bに書込む(ステップ205:図5の矢印5)。
なお、系間転送処理部50は、SIPサーバ100で制御している全てのセッションにおいてメモリ転送指示を受け、指示されたメモリ領域をSBY系SIPサーバ100bに転送し、SBY系SIPサーバ100bにおける対応する第1のメモリ部30a又は第4のメモリ部30b上に書込む転送処理を行なう。
また、第1のメモリ部20aのルート管理テーブルに設定されていない、新規に設定されるレコードルートヘッダのアドレス情報が発生した場合(新規のアドレス情報に対応する論理番号が付与された場合)には、共通ルート管理部40は、系間転送処理部50にメモリ転送要求を行なう(ステップ206:図5の矢印6)。
そして、系間転送処理部50は、第1のメモリ部20aから新規のアドレス情報及びそれに対応する新規の論理番号を参照(ステップ207:図5の矢印7)したうえで、SBY系SIPサーバ100bに転送し、第3のメモリ部20bに書込む(ステップ208:図5の矢印8)。また、系間転送処理部50は、新規の論理番号を参照(ステップ209:図5の矢印9)したうえで、SBY系SIPサーバ100bに転送し、第4のメモリ部30bに書込む(ステップ210:図5の矢印10)。
以上のように、本発明のSIPサーバ100の構成を冗長構成サーバに適用した場合であっても、冗長構成サーバの系間のメモリ転送量を削減でき、系間のメモリ転送を要因としたサーバの輻輳が生じることを抑制することができる。
つぎに、本発明のSIPサーバ100を導入したネットワークにおけるルートセット情報を保持するために必要なSIPサーバ100のメモリ量と、従来のSIPサーバを導入したネットワークにおけるルートセット情報を保持するために必要な従来のSIPサーバのメモリ量とを比較する。
まず、従来のSIPサーバに必要なメモリ量であるが、前述した背景技術で示したように、計算値は、(256byte×2+256byte×4)×100,000セッション≒154Mbyteの計154Mbyteのメモリが必要となる。
これに対して、本発明のSIPサーバ100においては、10万セッションの同時接続を許容するSIPサーバ100において、1セッションに4つのレコードルートヘッダを使用し、1アドレスのサイズが一般的な256byteであると仮定する。また、経路となるサーバがネットワーク内に最大で32台存在し得ると仮定する。この場合には、SIPサーバ100全体でルートセット情報の管理に必要となるメモリ量は、(コンタクトヘッダ×2+レコードルートヘッダ(論理番号)×4)×最大同時接続数+(共通ルート管理部40で使用するサイズ(1台のサーバに使用するサイズ×サーバ台数))であり、計算値は、(256byte×2+1byte×4)×100,000セッション+(256byte×32台)≒52Mbyteの計52Mbyteのメモリが必要となる。
したがって、従来のSIPサーバと比較して、約100Mbyteのメモリの使用量を削減できることがわかる。
また、例えば、100万BHCA(Busy Hour Call Attempts:電話網が最も混雑する時間帯(busy hour)におけるセッション呼び出し(call)の回数の総量)を実現するSIPサーバ100の場合には、1時間で1Gbyte分の系間転送量を削減することが可能となり、SIPサーバ100内にルートセット情報を保持することによる性能劣化となる要因を軽減することが可能となる。
上記実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 複数のプロキシサーバを経由するIPネットワーク上でマルチメディアセッションを開始/変更/終了するためのセッション開始プロトコルによってルートセット情報が特定され、共通するプロキシサーバのアドレス情報を含む複数のルートセット情報を保持するSIPサーバにおいて、所定のプロキシサーバのアドレス情報を論理番号に対応付け、前記共通するプロキシサーバのアドレス情報について単一の論理番号を設定するルート管理テーブルを保持する第1のメモリ部と、前記所定のプロキシサーバのアドレス情報を除くセッション情報、セッション制御に使用するインスタンス管理情報及び前記論理番号を保持する第2のメモリ部と、を備え、前記第2のメモリ部に保持する前記論理番号に基づき、前記第1のメモリ部に保持する前記所定のプロキシサーバのアドレス情報を読み出すことを特徴とするSIPサーバ。
(付記2) 前記請求項1に記載のSIPサーバにおいて、前記所定のプロキシサーバのアドレス情報は、セッション毎にSIP信号で特定されるルートセット情報のうちレコードルートヘッダのアドレス情報であることを特徴とするSIPサーバ。
(付記3) 前記請求項1又は2に記載のSIPサーバにおいて、SIP信号に基づき宛先の決定及びセッション状態の管理を行なうセッション制御部と、前記ルート管理テーブルに対して前記アドレス情報の設定及び読出しを行ない、前記セッション制御部及び第1のメモリ部間における、前記アドレス情報の受け渡しを行なう共通ルート管理部と、を備えていることを特徴とするSIPサーバ。
(付記4) 前記請求項1乃至3のいずれかに記載のSIPサーバにおいて、前記第1のメモリ部に保持する前記ルート管理テーブルと同一のデータ構造からなるルート管理テーブルを保持する第3のメモリ部と、前記第2のメモリ部に保持する前記セッション情報、インスタンス管理情報及び論理番号と同一のデータ構造からなるセッション情報、インスタンス管理情報及び論理番号を保持する第4のメモリ部と、前記セッション制御部からのメモリ転送要求に基づき、前記第1のメモリ部に保持する前記ルート管理テーブルを第3のメモリ部に転送し書込み、前記第2のメモリ部に保持するセッション情報、インスタンス管理情報及び論理番号を前記第4のメモリ部に転送し書込む系間転送処理部と、を備えていることを特徴とするSIPサーバ。
この発明を実施するための第1の実施形態におけるSIPサーバのシステム構成を示すブロック図である。 (a)は図1に示すSIPサーバの第1のメモリに保持されるルート管理テーブルの一例を示す説明図、(b)は図1に示すSIPサーバの第2のメモリ部に保持される経路情報の一例を示した説明図である。 (a)は図1に示すSIPサーバによるルートセット情報の保持手順を説明するためのブロック図、(b)は図1に示すSIPサーバによるルートセット情報の復元手順を説明するためのブロック図である。 この発明を実施するための第2の実施形態におけるSIPサーバのシステム構成を示すブロック図である。 図4に示すSIPサーバによるルートセット情報の系間転送手順を説明するためのブロック図である。 RFC3261に準拠した経路制御情報を説明するためのメッセージシーケンスの一例を示すシーケンス図である。 (a)はSIPサーバ内に経路情報を保持する場合を説明するための説明図、(b)は(a)に示す自サーバ内に保持される経路情報の一例を示した説明図である。
符号の説明
10 呼処理機能部
11 SIP送受信部
12 セッション制御部
20,20a 第1のメモリ部
20b 第3のメモリ部
30,30a 第2のメモリ部
30b 第4のメモリ部
30 第2のメモリ部
40 共通ルート管理部
50 系間転送処理部
60 LAN
100 SIPサーバ
100a ACT系SIPサーバ
100b SBY系SIPサーバ
101 第1のプロキシサーバ
102 第2のプロキシサーバ
103 第3のプロキシサーバ
104 第4のプロキシサーバ
105 第5のプロキシサーバ
201 第1の加入者端末
202 第2の加入者端末
203 第3の加入者端末

Claims (4)

  1. 複数のプロキシサーバを経由するIPネットワーク上でマルチメディアセッションを開始/変更/終了するためのセッション開始プロトコルによってルートセット情報が特定され、共通するプロキシサーバのアドレス情報を含む複数のルートセット情報を保持するSIPサーバにおいて、
    所定のプロキシサーバのアドレス情報を論理番号に対応付け、前記共通するプロキシサーバのアドレス情報について単一の論理番号を設定するルート管理テーブルを保持する第1のメモリ部と、
    前記所定のプロキシサーバのアドレス情報を除くセッション情報、セッション制御に使用するインスタンス管理情報及び前記論理番号を保持する第2のメモリ部と、を備え、
    前記第2のメモリ部に保持する前記論理番号に基づき、前記第1のメモリ部に保持する前記所定のプロキシサーバのアドレス情報を読み出すことを特徴とするSIPサーバ。
  2. 前記請求項1に記載のSIPサーバにおいて、
    前記所定のプロキシサーバのアドレス情報は、セッション毎にSIP信号で特定されるルートセット情報のうちレコードルートヘッダのアドレス情報であることを特徴とするSIPサーバ。
  3. 前記請求項1又は2に記載のSIPサーバにおいて、
    SIP信号に基づき宛先の決定及びセッション状態の管理を行なうセッション制御部と、
    前記ルート管理テーブルに対して前記アドレス情報の設定及び読出しを行ない、前記セッション制御部及び第1のメモリ部間における、前記アドレス情報の受け渡しを行なう共通ルート管理部と、
    を備えていることを特徴とするSIPサーバ
  4. 前記請求項1乃至3のいずれかに記載のSIPサーバにおいて、
    前記第1のメモリ部に保持する前記ルート管理テーブルと同一のデータ構造からなるルート管理テーブルを保持する第3のメモリ部と、
    前記第2のメモリ部に保持する前記セッション情報、インスタンス管理情報及び論理番号と同一のデータ構造からなるセッション情報、インスタンス管理情報及び論理番号を保持する第4のメモリ部と、
    前記セッション制御部からのメモリ転送要求に基づき、前記第1のメモリ部に保持する前記ルート管理テーブルを第3のメモリ部に転送し書込み、前記第2のメモリ部に保持するセッション情報、インスタンス管理情報及び論理番号を前記第4のメモリ部に転送し書込む系間転送処理部と、
    を備えていることを特徴とするSIPサーバ。
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