JP2013172301A - 情報処理システム、制御装置、情報処理プログラム及び画像表示方法 - Google Patents

情報処理システム、制御装置、情報処理プログラム及び画像表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】同一のコンテンツに基づく画像を複数の表示装置に表示させる場合に、必要に応じて一方に対して変化を与える。
【解決手段】情報処理システムは、メインユーザが閲覧する表示領域を有するコントローラ(第1の表示装置)と、視聴者が閲覧するモニタ(第2の表示装置)と、これらを制御する制御装置とを備える。制御装置は、コンテンツを取得し(Sa1)、当該コンテンツが所定の条件を満たす場合に(Sa2:YES)、コントローラに報知情報を送信し、ユーザに表示画像の隠蔽が可能である旨を報知する(Sa3)。制御装置は、ユーザから表示画像を隠蔽する旨の操作を受け付けると(Sa4:YES)、コントローラには表示画像を表示させる一方で、モニタに表示させる画像は隠蔽する(Sa5)。また、制御装置は、それ以外の場合(Sa2:NO、Sa4:NO)には、表示画像をコントローラとモニタの双方に表示させる(Sa6)。
【選択図】図6

Description

本発明は、複数の表示装置に画像を表示させるための技術に関する。
特許文献1には、無線通信を用いて、カメラ付き携帯電話で撮影された画像を大画面のテレビジョンに表示させるための技術が記載されている。特許文献1に記載された技術によれば、例えば、カメラ付き携帯電話で撮影された画像を家族や友人などと一緒に見ようとした場合に、カメラ付き携帯電話の画面を皆で見るよりも見やすい表示が可能となる。また、このように画面が複数あれば、カメラ付き携帯電話のユーザは手元のカメラ付き携帯電話の画面を見ながら操作を行い、他のユーザは大画面のテレビジョンで画像を鑑賞する、といった形態での利用が可能となる。
特開2008−008917号公報
しかし、特許文献1に記載された技術では、複数の画面に同一の画像を表示するだけであった。
そこで、本発明は、同一のコンテンツに基づく画像を複数の表示装置に表示させる場合に、必要に応じて一方に対して変化を与えることができるようにすることを目的とする。
本発明は、画像を表示する第1の表示装置及び第2の表示装置と、当該第1の表示装置及び当該第2の表示装置による画像の表示を制御する制御装置とを有し、前記制御装置は、同一のコンテンツに基づく表示画像を前記第1の表示装置及び前記第2の表示装置に表示させる第1の表示制御手段と、所定の条件が満たされると、前記第2の表示装置に表示される表示画像の少なくとも一部を隠蔽する第2の表示制御手段とを備える情報処理システムを提供する。
この情報処理システムによれば、同一のコンテンツに基づく画像を複数の表示装置に表示させる場合に、必要に応じて一方に対して変化を与えることが可能である。
また、前記第2の表示制御手段は、前記所定の条件が満たされると、前記第1の表示制御手段による前記第1の表示装置への表示画像の表示が維持されている状態で、前記第2の表示装置に表示される表示画像の少なくとも一部を隠蔽してもよい。
このようにすれば、一方の表示装置(第1の表示装置)に表示される表示画像の視認を妨げることなく、他方の表示装置(第2の表示装置)に表示される表示画像の視認を妨げることが可能である。
また、前記第1の表示装置は、手持ち型の表示装置であり、前記第2の表示装置は、据置型の表示装置であってもよい。
このようにすれば、より多数のユーザに視認され得る表示装置において表示画像の視認を妨げることが可能である。
また、前記第2の表示制御手段は、前記第1の表示制御手段により前記第2の表示装置に前記表示画像が表示された後に前記所定の条件が満たされると、当該表示画像の少なくとも一部を隠蔽してもよい。
このようにすれば、第2の表示装置に既に表示されている表示画像を隠蔽することが可能である。
また、前記第1の表示装置は、ユーザの操作を受け付ける操作手段を備え、前記第2の表示制御手段は、前記操作手段により所定の操作が受け付けられた場合に、前記第2の表示装置に表示されている前記表示画像の少なくとも一部を隠蔽してもよい。
このようにすれば、ユーザの操作を条件に表示画像を隠蔽することが可能である。
また、前記制御装置は、前記コンテンツに関連する関連情報を取得する関連情報取得手段と、前記関連情報取得手段により取得された関連情報が所定の条件を満たす場合に、前記第2の表示制御手段による隠蔽が前記操作手段により受け付けられる所定の操作で可能であることをユーザに報知するための報知情報を出力する出力手段とをさらに備えてもよい。
このようにすれば、隠蔽が可能な表示画像が表示される場合に、その旨をユーザに事前に知らせることが可能である。
また、前記第2の表示制御手段は、前記表示画像の少なくとも一部を隠蔽した後に、前記操作手段により所定の操作が受け付けられた場合に、当該表示画像の少なくとも一部に対する隠蔽を解除してもよい。
このようにすれば、第2の表示装置において表示画像を再び視認できる状態にすることが可能である。
また、前記第1の表示制御手段は、前記表示画像を変更し、前記第2の表示制御手段は、少なくとも前記第1の表示制御手段により前記表示画像が変更されている間に、前記第2の表示装置に表示されている表示画像の少なくとも一部を隠蔽してもよい。
このようにすれば、第2の表示装置を見るユーザに対して、表示画像の切り替えを見せないようにすることが可能である。
なお、前記第2の表示制御手段は、前記第1の表示装置への表示画像の表示が維持されている状態から当該表示画像が変更される状態に遷移する場合に、前記第2の表示装置に表示されている表示画像の隠蔽をそのいずれの状態においても行うようにしてもよい。
また、前記第2の表示制御手段は、前記表示画像を隠蔽するための隠蔽画像を表示させ、当該隠蔽画像の表示態様を、前記第2の表示装置の表示領域内の所定の位置において変化させてもよい。
例えば、前記第2の表示制御手段は、前記表示画像の一部が視認できるように前記隠蔽画像の表示態様を変化させることができる。このようにすれば、隠蔽画像の表示に変化を与え、見る者を楽しませたりすることが可能である。
また、例えば、前記第2の表示制御手段は、前記表示画像の一部を一時的に視認できるように前記隠蔽画像の表示態様を変化させてもよい。
また、情報処理システムは、ユーザの操作を受け付ける操作装置をさらに有し、前記操作装置が受け付けた操作に応じて前記第2の表示装置の表示領域内の位置を特定する第1の特定手段を備え、前記第2の表示制御手段は、前記第1の特定手段により特定された位置において前記隠蔽画像の表示態様を変化させてもよい。このようにすれば、隠蔽画像の表示態様を操作装置の操作によって変えることが可能である。
また、前記第2の表示制御手段は、前記隠蔽画像として、前記表示画像の視認性を低下させる視覚効果を有する画像を表示させてもよい。すなわち、ここでいう隠蔽画像は、表示画像をまったく見えなくさせるものであってもよいし、表示画像を見えにくくさせるものであってもよい。
また、前記第2の表示制御手段は、前記表示画像の視認性を低下させる視覚効果を有する隠蔽画像を表示させ、当該隠蔽画像のうちの当該表示画像の視認性を向上させる位置を移動させるように当該隠蔽画像の表示態様を変化させてもよい。このようにすれば、隠蔽画像の表示に変化を与えることが可能である。
また、前記制御装置は、前記コンテンツに関連する関連情報を取得する関連情報取得手段と、前記関連情報に基づいて前記表示画像のうちの隠蔽すべき部分を特定する第2の特定手段とを備え、前記第2の表示制御手段は、少なくとも前記第2の特定手段により特定された部分を隠蔽してもよい。
このようにすれば、表示画像のうちの隠蔽すべき部分をコンテンツに応じて変えることが可能である。
また、前記制御装置は、ユーザに関連する設定情報を記憶する記憶手段と、前記コンテンツに関連する関連情報を取得する関連情報取得手段とを有し、前記第2の表示制御手段は、前記設定情報と前記関連情報との比較結果が所定の条件を満たした場合に、前記表示画像の少なくとも一部を隠蔽してもよい。
このようにすれば、隠蔽の態様を1又は複数のユーザの設定に応じて変えることが可能である。
また、前記制御装置は、前記コンテンツを所定の通信網を介して取得するコンテンツ取得手段を備え、前記第2の表示制御手段は、前記コンテンツ取得手段が前記コンテンツを取得するときに用いた通信プロトコルが所定の通信プロトコルである場合に、当該コンテンツに対応する前記表示画像の少なくとも一部を隠蔽して表示させてもよい。
このようにすれば、隠蔽の態様を通信プロトコルに応じて変えることが可能である。
また、前記制御装置は、前記コンテンツを所定の通信網を介して取得するコンテンツ取得手段を備え、前記第2の表示制御手段は、前記コンテンツ取得手段により取得された前記コンテンツの識別情報が所定の識別情報であり、又は当該コンテンツに所定のデータが含まれる場合に、当該コンテンツに対応する前記表示画像の少なくとも一部を隠蔽して表示させてもよい。
このようにすれば、隠蔽の態様をコンテンツに応じて変えることが可能である。
なお、本発明に係る情報処理システムは、画像を表示する第1の表示装置及び第2の表示装置と、同一のコンテンツに基づく表示画像を前記第1の表示装置及び前記第2の表示装置に表示させる第1の表示制御手段と、所定の条件が満たされると、前記第2の表示装置に表示される表示画像の少なくとも一部を隠蔽する第2の表示制御手段とを備える構成であってもよい。
また、本発明は、本発明に係る情報処理システムを構成する制御装置や、これを実現する情報処理プログラム、さらには当該情報処理プログラムによって実行される画像表示方法としても特定され得る。
本発明によれば、同一のコンテンツに基づく画像を複数の表示装置に表示させる場合に、必要に応じて一方に対して変化を与えることができるようにすることが可能である。
表示システムの構成を示す図 メインコントローラのハードウェア構成を示すブロック図 本体装置のハードウェア構成を示すブロック図 サブコントローラのハードウェア構成を示すブロック図 本体装置の主要な機能構成を示す機能ブロック図 表示画像の一例を示す図 表示画像を隠蔽する場合の表示例を示す図 表示制御処理を示すフローチャート 報知情報の一例を示す図 隠蔽画像の一例を示す図 表示制御処理を示すフローチャート
[第1実施形態]
図1は、本発明の一実施形態である表示システム10の構成を示す図である。表示システム10は、ユーザの操作に応じて各種の画像を表示するための情報処理システムである。表示システム10において表示される画像は、例えば、ゲームやウェブページの画像(静止画または動画)である。
表示システム10は、メインコントローラ100と、モニタ200と、本体装置300と、サブコントローラ400と、発光装置500とを含んで構成される。ただし、表示システム10は、サブコントローラ400を複数備えてもよい。
本実施形態において、ユーザは、複数名(2名以上)いるとする。本実施形態において、あるユーザはメインコントローラ100を操作し、他のユーザはサブコントローラ400を操作する。以下においては、必要に応じて、メインコントローラ100を操作するユーザのことを「メインユーザ」といい、それ以外のユーザのことを「視聴者」という。視聴者には、サブコントローラ400を操作するユーザだけでなく、特に操作をすることなく単にモニタ200を見ているだけのユーザも含まれ得る。
メインコントローラ100は、画像を表示する端末であるとともに、メインユーザがこれを所持して各種の操作を行うための端末でもある。メインコントローラ100は、ここでは、表示領域141を有し、メインユーザが手に持って操作する手持ち型(携帯型)の表示装置である。なお、メインコントローラ100は、画像を表示することによって情報を視覚的に提示するだけでなく、音声による聴覚的な提示や振動による触覚的な提示を行ってもよい。
モニタ200は、画像を表示する装置であり、例えば、テレビジョン放送の受像機である。モニタ200は、ここでは、据置型の表示装置である。ただし、モニタ200は、テレビジョン放送を受信できる機能を必ずしも要さず、パーソナルコンピュータ用の表示装置などであってもよい。モニタ200の表示領域201は、ここではメインコントローラ100の表示領域141よりも大きいサイズであるとするが、メインコントローラ100の表示領域141と同等ないしそれ未満のサイズであってもよい。
本体装置300は、メインコントローラ100及びモニタ200の動作を制御する情報処理装置であり、本発明に係る「制御装置」に相当する。本体装置300は、メインコントローラ100及びモニタ200と有線又は無線で接続されている。ここでは、本体装置300は、メインコントローラ100と無線通信を行い、モニタ200と有線通信を行うものとするが、これ以外の態様で通信を行うことも可能である。
サブコントローラ400は、視聴者が所持して各種の操作を行うための端末であり、本発明に係る「操作装置」に相当するものである。サブコントローラ400は、表示領域201の所定の位置を指示するために用いられる。サブコントローラ400は、外観や機能がメインコントローラ100と異なり、ここでは、画像を表示する機能を有しないものであるとする。サブコントローラ400は、表示領域201を指示しやすいように、棒状であったり、片手で握れる程度のサイズであったりすると望ましいが、必ずしもこのような形状に限定されない。
発光装置500は、サブコントローラ400が検知可能な光を発する装置である。発光装置500が照射する光は、赤外光のようなユーザに視認されない(あるいは視認されにくい)光であることが望ましい。発光装置500は、LED(Light Emitting Diode)などの光源を複数、それぞれ異なる位置(例えば、左右の両端部)に有する。発光装置500は、モニタ200の表示領域201との相対的な位置関係が変化しないように、モニタ200の上部又は下部などの所定の位置に設置される。
図2は、メインコントローラ100のハードウェア構成を示すブロック図である。メインコントローラ100は、制御部110と、補助記憶部120と、通信部130と、表示部140と、タッチスクリーン部150と、操作部160とを備える。
制御部110は、メインコントローラ100の各部の動作を制御する手段である。制御部110は、CPU(Central Processing Unit)などの演算処理装置、主記憶装置に相当するメモリ、メインコントローラ100の各部と情報をやり取りするための入出力インタフェースなどを備え、プログラムを実行することによって画像の表示や本体装置300とのデータの送受信を制御する。
補助記憶部120は、制御部110により用いられるデータを記憶する手段である。補助記憶部120は、例えばフラッシュメモリである。なお、補助記憶部120は、いわゆるメモリカードのような着脱可能な記録媒体を含んで構成されてもよい。
通信部130は、本体装置300と通信する手段である。通信部130は、無線通信により本体装置300と通信を行うためのアンテナなどを備える。
表示部140は、画像を表示する手段である。表示部140は、液晶素子や有機EL(electroluminescence)素子により画素が構成された表示パネルと、この表示パネルを駆動する駆動回路とを備え、制御部110から供給された画像データに応じた画像を表示領域141に表示する。
タッチスクリーン部150は、メインユーザの操作を受け付ける手段であり、表示領域141上の位置を表す座標情報を生成及び供給する手段である。タッチスクリーン部150は、表示領域141に重ねて設けられたセンサと、このセンサにより検出された位置を表す座標情報を生成して制御部110に供給する制御回路とを備える。タッチスクリーン部150の位置の検出方式は、抵抗膜方式であってもよいし、静電容量方式などの他の方式であってもよい。
タッチスクリーン部150は、表示部140との協働によってソフトウェアキーを実現する。ここにおいて、ソフトウェアキーとは、表示領域141上にソフトウェア処理によって実現されるキーをいう。ソフトウェアキーは、ハードウェアキーと異なり、位置を変更したり、表示・非表示を切り替えたりすることが可能なキーである。
操作部160は、メインユーザの操作を受け付ける別の手段である。操作部160は、押下可能なハードウェアキーやスイッチなどを備え、メインユーザの操作に応じた操作情報(例えば、キーが押下されているか否かを表す情報)を制御部110に供給する。ここにおいて、ハードウェアキーとは、メインコントローラ100の所定の位置に存在するキーをいい、物理キーとも呼ばれるものである。
なお、本発明に係る「操作手段」は、タッチスクリーン部150と操作部160のいずれによって実現されてもよい。
図3は、本体装置300のハードウェア構成を示すブロック図である。本体装置300は、制御部310と、補助記憶部320と、ディスクドライブ部330と、ネットワーク通信部340と、端末通信部350と、AV(Audio and Visual)インタフェース部360とを備える。
制御部310は、本体装置300の各部の動作を制御する手段であり、本発明に係る「コンピュータ」に相当する部分である。制御部110は、CPU、GPU(Graphics Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)などの演算処理装置、主記憶装置やVRAM(Video Random Access Memory)に相当するメモリ、本体装置300の各部と情報をやり取りするための入出力インタフェースなどを備え、プログラムを実行することによってメインコントローラ100、モニタ200に送信する画像データの生成などを制御する。制御部310が実行可能なプログラムには、後述するゲームプログラムや、ウェブページを閲覧するためのブラウザプログラムが含まれる。
補助記憶部320は、制御部310により用いられるデータを記憶する手段である。補助記憶部320は、例えばフラッシュメモリやハードディスクであるが、メモリカードのような着脱可能な記録媒体を含んでもよい。補助記憶部320は、制御部310が実行するプログラムや、ネットワーク通信部340、端末通信部350を介して取得したデータを記憶することが可能である。
ディスクドライブ部330は、光ディスク(光記録媒体)に記憶されたデータを読み取る手段である。光ディスクには、例えば、ゲームプログラムなどのゲームを実行するために必要なデータが記録されている。なお、ディスクドライブ部330は、光磁気ディスクや半導体メモリなどの他の記録媒体に記憶されたデータを読み取るように構成されてもよい。
ネットワーク通信部340は、インターネットなどのネットワーク(通信網)と通信する手段である。ネットワーク通信部340による通信は、有線・無線のいずれであってもよい。ネットワーク通信部340は、制御部310による指示に従い、外部のサーバ装置からデータを送信したり受信したりする。
端末通信部350は、メインコントローラ100及びサブコントローラ400と通信する手段である。端末通信部350による無線通信には、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、赤外線通信などの任意の通信方式を用いることができる。端末通信部350の通信方式は、メインコントローラ100との通信とサブコントローラ400との通信とで異なっていてもよいし、同じでもよい。
AVインタフェース部360は、モニタ200に画像データや音声データを供給する手段である。AVインタフェース部360は、HDMI(High-Definition Multimedia Interface:登録商標)端子などのインタフェースを1又は複数備える。
図4は、サブコントローラ400のハードウェア構成を示すブロック図である。サブコントローラ400は、制御部410と、通信部420と、操作部430と、受光部440とを備える。
制御部410は、サブコントローラ400の各部の動作を制御する手段である。制御部410は、マイコンなどの演算処理装置やメモリを備え、データの送信を制御する。通信部420は、本体装置300と通信する手段であり、アンテナなどを備える。操作部430は、視聴者の操作を受け付ける手段であり、視聴者が所定の操作を行うためのハードウェアキーを備える。
受光部440は、発光装置500が発する光を検知する光センサ(撮像素子)と、この光センサによって検知された光に基づいて座標情報を算出する画像処理回路とを備える。受光部440は、光センサによって検知された複数点の光の位置から、視聴者がサブコントローラ400で指示した位置(表示領域201上の位置)を特定し、この位置を表す座標情報を生成する。そのため、受光部440の光センサは、サブコントローラ400の先端(視聴者がモニタ200に向ける側)に設けられている。受光部440は、本発明に係る「第1の特定手段」に相当する。
図5は、本体装置300の主要な機能構成を示すブロック図(機能ブロック図)である。本体装置300は、コントローラ100及びモニタ200による画像の表示を実現するための手段として、操作情報取得手段311、コンテンツ取得手段312及び表示制御手段313を有する。これらの手段は、本体装置300の制御部310が1又は複数のプログラムを実行することによって、すなわちソフトウェア処理によって実現される。
操作情報取得手段311は、ユーザの操作に係る操作情報を取得する手段である。操作情報取得手段311が取得する操作情報には、操作部160によって供給されるものに加え、タッチスクリーン部150から供給される座標情報も含まれる。操作情報取得手段311は、端末通信部350を介して、メインコントローラ100から送信された操作情報を取得し、取得した操作情報が表すユーザ(メインユーザ)の操作を認識する。
また、操作情報取得手段311は、操作情報として、サブコントローラ400から送信された情報(座標情報など)も取得する。以下においては、必要に応じて、メインコントローラ100から送信された操作情報のことを「第1の操作情報」、サブコントローラ400から送信された操作情報のことを「第2の操作情報」ともいう。すなわち、第1の操作情報は、メインユーザの操作に係る操作情報であり、第2の操作情報は、視聴者の操作に係る操作情報である。
コンテンツ取得手段312は、画像の表示に必要なコンテンツを取得する手段である。ここでいうコンテンツは、文字や画像(静止画又は動画)を表すデータを含むものである。例えば、ウェブページを表示させる場合のコンテンツは、HTML(HyperText Markup Language)などのマークアップ言語で記述されたウェブページ自体のデータに加え、スタイルシート、画像データ、スクリプトなどを含む。
また、コンテンツ取得手段312は、より詳細には、関連情報取得手段314及び位置特定手段315を含む。関連情報取得手段314は、取得したコンテンツに関連する関連情報を取得する手段である。関連情報は、コンテンツに含まれる特定のデータであってもよいし、コンテンツに関連付けられ、又は割り当てられたデータであってもよい。例えば、コンテンツがウェブページである場合には、コンテンツ中のタグやURL(Uniform Resource Locator)が関連情報に該当し得る。また、位置特定手段315は、関連情報取得手段314により取得された関連情報に基づいて、コンテンツ中の所定の部分を特定する手段である。位置特定手段315は、本発明に係る「第2の特定手段」に相当するものである。
表示制御手段313は、画像の表示を制御する手段である。表示制御手段313は、コンテンツ取得手段312により取得されたコンテンツに基づく画像を、メインコントローラ100及びモニタ200に表示させる。すなわち、表示制御手段313は、メインコントローラ100に画像を表示させる手段とモニタ200に画像を表示させる手段とを兼ねている。表示制御手段313は、必要な画像データを生成し、これを端末通信部350及びAVインタフェース部360を介して送信することによって、メインコントローラ100及びモニタ200による画像の表示を制御する。
また、表示制御手段313は、より詳細には、第1の表示制御手段316、第2の表示制御手段317及び出力手段318を含む。第1の表示制御手段316は、メインコントローラ100の表示領域141とモニタ200の表示領域201とに対し、同一のコンテンツに基づく画像を表示させる手段である。なお、第1の表示制御手段316によって表示領域141に表示される画像と表示領域201に表示される画像とは、同一のコンテンツに基づくものであればよく、これらが同一の画像である必要はない。これらの画像は、同一の内容を表すことができればよく、例えば、サイズ、解像度、縦横比、色(あるいは階調数)、レイアウトなどが異なっていてもよい。また、表示領域141にはメインユーザが操作に用いるためのメニューバーやツールバーが表示される一方、表示領域201にはこれらの画像が表示されないようになっていてもよい。
第2の表示制御手段317は、第1の表示制御手段316によってモニタ200に表示された画像の隠蔽を制御する手段である。第2の表示制御手段317は、第1の表示制御手段316によって同一のコンテンツに基づく画像が表示領域141(すなわちメインコントローラ100)と表示領域201(すなわちモニタ200)とに表示されている場合において、所定の条件が満たされたときに、表示領域201に表示されている画像を隠蔽する。すなわち、第2の表示制御手段317は、メインコントローラ100による画像の視認を妨げずに、モニタ200による画像の視認を妨げるように画像の表示を制御する。また、第2の表示制御手段317は、表示領域201に表示されている画像を隠蔽した場合において、さらに所定の条件が満たされると、その隠蔽を解除する。
第2の表示制御手段317による隠蔽は、コンテンツに基づく画像の全てに対して行われてもよいし、当該画像の一部に対して行われてもよい。また、ここでいう「隠蔽」は、完全に見えなくすることだけではなく、見えにくくすることも含む。第2の表示制御手段317による隠蔽は、コンテンツに基づく画像に重ねるようにして別の画像(以下「隠蔽画像」という。)を表示させることで実現されてもよいし、コンテンツに応じた画像の一部又は全部を非表示にする(すなわち、画像を表示しない)ことで実現されてもよい。
また、第2の表示制御手段317による隠蔽は、メインユーザの操作に応じて行われてもよいし、関連情報に基づいて行われてもよい。すなわち、第2の表示制御手段317による隠蔽が行われるための条件としては、ユーザの操作や関連情報の取得を挙げることができる。また、第2の表示制御手段317による隠蔽がコンテンツに応じた画像の一部に対して行われる場合には、少なくとも位置特定手段315によって特定された部分が隠蔽されるように制御することも可能である。
なお、以下においては、隠蔽画像と区別するために、コンテンツに基づく画像のことを「表示画像」という。すなわち、第1の表示制御手段316は、表示画像をメインコントローラ100とモニタ200とに表示させる手段であり、第2の表示制御手段317は、モニタ200に表示される表示画像の少なくとも一部を隠蔽する手段である。
出力手段318は、第2の表示制御手段317による隠蔽が可能であることをメインユーザに報知するための手段である。出力手段318は、このような隠蔽が可能であることを示す報知情報を出力することによってメインユーザへの報知を実現する。報知情報は、例えば、ダイアログボックスや所定のアイコンによって視覚化され、メインユーザに報知される。
表示システム10の構成は、以上のとおりである。この構成のもと、本体装置300は、表示画像をコントローラ100及びモニタ200に表示させる。このとき、メインユーザは、コントローラ100の表示領域141に表示された表示画像を見て、視聴者は、モニタ200の表示領域201に表示された表示画像を見る。上述したように、コントローラ100及びモニタ200に表示される表示画像は、同一のコンテンツに基づく画像であるため、いずれの画像を見ても共通の事物を把握することができる。
本体装置300は、所定の条件を満たす場合に、モニタ200に表示されている表示画像を隠蔽することが可能である。表示画像を隠蔽するのは、主として、メインユーザだけが表示画像を確認し、視聴者に表示画像(の少なくとも一部)を見せたくない場合である。例えば、表示画像を隠蔽する場合としては、メインユーザがウェブページにおいてIDやパスワードなどの個人情報を入力している場合や、プレゼンテーションやスライドショーにおいて、次に表示させる画像をメインユーザが操作しながら選んでいる場合などが考えられる。また、このような場合に限らず、表示画像の隠蔽を娯楽的な目的で行うことも可能である。
図6は、表示画像の一例を示す図である。図6(a)の表示画像Im1aは、IDとパスワードの入力を行うログイン画面を示し、図6(b)の表示画像Im1bは、ログイン画面における入力後に表示される他の画面を示す。メインコントローラ100の表示領域141には、これらの表示画像がこの順番で表示される。
図7は、表示画像を隠蔽する場合の表示例を示す図である。図7(a)は、表示画像の全体を覆うように隠蔽する隠蔽画像Im2aを示し、図7(b)は、表示画像Im1aの一部を隠蔽する隠蔽画像Im2bを示す。表示画像の全体を隠蔽するか、あるいは一部のみを隠蔽するかは、事前に決められていてもよいし、メインユーザの操作によって決められてもよい。隠蔽画像は、表示画像の視認性を低下させる視覚効果を有するものであれば、どのような画像であってもよい。
例えば、隠蔽画像Im2aは、カーテン(緞帳)などの布地を模した画像とすることができる。隠蔽画像Im2aは、表示画像がまったく視認できない画像であってもよいが、表示画像に対してアルファブレンド処理、ぼかし処理、モザイク処理(pixelization)などの画像処理を施した画像を少なくとも一部に含んでもよい。また、隠蔽画像Im2bは、ログイン画面のテキストボックスなどを隠すことができれば、どのような画像であってもよく、例えばゲーム等のキャラクタが描かれた画像などであってもよい。また、隠蔽画像Im2a、Im2bのいずれも、静止画である必要はなく、その表示態様が変化するものであってもよい。例えば、隠蔽画像Im2aであれば、布地がはためくようなアニメーション表示をするものであってもよいし、ゲーム等のキャラクタが所定の位置に出現したり、さらに移動したりするものであってもよい。
この例において、メインユーザは、メインコントローラ100によって、表示画像Im1aを視認し、ID等を入力したら、表示画像Im1bを視認することができる。すなわち、このとき制御部310は、メインコントローラ100に表示される表示画像を変更することができる。一方、視聴者は、モニタ200によって、表示画像Im1aに代えて隠蔽画像Im2a又はIm2bを視認するか、表示画像Im1aの次に隠蔽画像Im2a又はIm2bを視認し、次いで表示画像Im1bを視認する。つまり、制御部310は、モニタ200に表示される表示画像Im1aの隠蔽を最初から行う必要はなく、途中(例えば、ID等の入力を開始するタイミング)から行ってもよい。
このような表示によれば、メインユーザは、視聴者に見られたくない情報を隠し、その視認を妨げながら、ID等の入力や画面遷移などの操作を行うことが可能である。また、メインユーザは、準備段階に相当する表示画像(換言すれば、見せる必要がない画像)を見せることなく、見せる必要がある画像のみを視聴者に見せることが可能であり、視聴者に対する演出効果を得ることができる。加えて、表示領域201の隠蔽の最中(すなわち、隠蔽を開始してから終了するまでの間)にメインユーザが表示画像を変更することで、表示画像が切り替わるタイミングや、メインユーザが表示画像を切り替えたり試行錯誤したりしている場面を視聴者に見せないようにすることも可能である。
本実施形態のような表示は、例えば、静止画や動画のサムネイルが複数表示されている場合において、この中から1つのサムネイルを選択し、当該サムネイルの元の画像(すなわち拡大した画像)を表示させるようなときに、拡大表示させたい画像をメインユーザが探している様子などを視聴者に見せないようにすることも可能である。なお、この場合には、サムネイルを選択して画像が拡大表示されるタイミングで表示画像の隠蔽が解除されてもよい。
図8は、本実施形態の表示制御処理を示すフローチャートである。同図に示す表示制御処理は、本体装置300によって実行されるものである。本体装置300は、コントローラ100から操作情報(第1の操作情報)を受信し、コントローラ100及びモニタ200に画像データを送信することで、表示領域141に表示される画像の制御を実現する。なお、ここにおいて、コンテンツは、ウェブページを表示するための各種データであるとする。また、サブコントローラ400は、この表示制御処理には用いられず、後述する第2実施形態において用いられる。
本体装置300の制御部310は、まず、コンテンツを取得する(ステップSa1)。制御部310は、典型的には、外部のサーバ装置からコンテンツを取得するが、補助記憶部320にコンテンツがキャッシュとして記憶されている場合などには、これを補助記憶部320から取得してもよい。すなわち、コンテンツは、本体装置300の外部から取得されるものに限定されない。
次に、制御部310は、取得したコンテンツが所定の条件を満たすか否かを判断する(ステップSa2)。例えば、制御部310は、HTMLデータに特定の文字列が含まれているか否かを判断することができる。この場合に判断される文字列としては、form要素を示すタグ(<form>、</form>)や、テキストエリアやパスワードの属性が指定されているinput要素を示すタグ(<input>)が挙げられる。また、制御部310は、画像データのファイル名や画像データに埋め込まれたメタデータが所定の条件を満たすか否かを判断してもよい。これらの文字列やデータは、いずれも、本発明に係る「関連情報」に該当し得る。
あるいは、制御部310は、コンテンツをダウンロードしたときのURLや通信プロトコルを関連情報として用いてもよい。例えば、制御部310は、コンテンツがHTTP(Hypertext Transfer Protocol)ではなくHTTPS(Hypertext Transfer Protocol over Secure Socket Layer)で受信された場合に所定の条件を満たすと判断してもよい。なぜならば、HTTPSで通信されたコンテンツの方が、他人に秘密にすべき情報が含まれている可能性が高いからである。なお、この判断は、URLの文字列(冒頭が「http:」であるか「https:」であるか)によっても可能である。
取得したコンテンツが所定の条件を満たす場合(Sa2:YES)、制御部310は、所定の操作によって表示画像の隠蔽が可能である旨を報知するため、報知情報をメインコントローラ100に送信する(ステップSa3)。本実施形態において、報知情報は、画像データとして送信される。
図9は、報知情報の一例を示す図である。この例において、メインコントローラ100は、取得したコンテンツに応じた表示画像を表示するとともに、当該表示画像が隠蔽可能である旨のメッセージを表示し、メインユーザの操作を受け付ける。このとき、メインコントローラ100は、表示画像のうちの隠蔽する部分の指定をメインユーザの操作によって受け付けてもよい。なお、図9に示す画面は、モニタ200には表示されない。
制御部310は、このようにして報知を行ったら、メインユーザの操作を判断し(ステップSa4)、メインユーザの操作に応じた処理を実行する。
表示画像を隠蔽することをメインユーザが選択した場合(Sa4:YES)、制御部310は、メインコントローラ100に表示画像を表示させる一方、モニタ200にはその少なくとも一部を隠蔽した画像(図7参照)を表示させる(ステップSa5)。表示画像の一部を隠蔽する場合、制御部310は、表示画像のうちの隠蔽すべき要素(フォーム、テキストエリア、フレームなど)を関連情報に基づいて特定する。例えば、テキストエリアを示すタグを関連情報として用いた場合、制御部310は、表示画像のうちのテキストエリアに相当する部分を特定し、当該部分を隠蔽する。
一方、表示画像を隠蔽しないことをメインユーザが選択した場合(Sa4:NO)、制御部310は、表示画像の隠蔽を行わずに、同一のコンテンツに基づく表示画像をメインコントローラ100及びモニタ200の双方に表示させる(ステップSa6)。なお、制御部310は、取得したコンテンツが所定の条件を満たさない場合(Sa2:NO)、すなわち隠蔽の必要がない場合にも、ステップSa6の処理を実行し、メインコントローラ100及びモニタ200の双方に表示画像を表示させる。
このように画像を表示させたら、制御部310は、メインユーザからの操作を待機する。ここにおいて、メインユーザの操作は、画面遷移をさせ、新たなページを表示させる「遷移操作」と、表示画像の隠蔽の有無を切り替える「切替操作」と、これらのいずれとも異なる「その他の操作」の3種類であるとする。制御部310は、これらの操作が行われたか否かを判断し(ステップSa7)、メインユーザから操作が受け付けられなければ(Sa7:NO)、同じ表示状態を維持する。
一方、メインユーザの操作が受け付けられれば(Sa7:YES)、制御部310は、これが遷移操作であるか否かを判断する(ステップSa8)。制御部310は、これが遷移操作であれば(Sa8:YES)、ステップSa1からの処理を繰り返す。すなわち、制御部310は、ユーザの遷移操作に応じた新たなコンテンツを取得し、取得したコンテンツに応じた画像(表示画像・隠蔽画像)を表示させる。この処理が繰り返されると、メインコントローラ100には常に表示画像が表示されたまま、モニタ200の表示画像は必要に応じて適宜隠蔽されることになる。
また、メインユーザの操作が遷移操作でない場合(Sa8:NO)、制御部310は、これが切替操作であるか否かをさらに判断する(ステップSa9)。切替操作は、例えば、メインコントローラ100の所定のキーを押下する操作である。制御部310は、メインユーザの操作が切替操作であれば(Sa9:YES)、表示画像の表示状態を切り替える(ステップSa10)。具体的には、制御部310は、表示画像が隠蔽されていれば、その隠蔽を解除し、表示画像が隠蔽されていなければ、その少なくとも一部を隠蔽する。このとき、制御部310は、メインコントローラ100への表示画像の表示を維持した状態で、モニタ200への表示画像の表示のみを切り替える。制御部310は、表示画像の表示状態を切り替えたら、ステップSa7の判断とそれ以降の処理を繰り返す。
なお、メインユーザの操作が遷移操作と切替操作のいずれでもない場合、すなわちその他の操作の場合(Sa9:NO)、制御部310は、当該操作に応じた処理を実行する(ステップSa11)。この処理は、メインユーザの操作に応じてさまざまであるため、ここでは詳細な説明を省略する。このとき、メインユーザが画像の表示を終了させる操作を行った場合には(Sa12:YES)、制御部310は本処理を終了させる。また、制御部310は、メインユーザの操作がそれ以外の操作であれば(Sa12:NO)、ステップSa7の判断とそれ以降の処理を繰り返す。
以上のとおり、本実施形態の表示システム10によれば、メインコントローラ100とモニタ200とに同一のコンテンツに基づく表示画像を表示する場合において、メインコントローラ100の表示を妨げることなくモニタ200の表示画像を隠蔽する用に制御することが可能である。これにより、メインユーザの視認や操作を妨げることなく、視聴者に見せたくない画像を視聴者に視認させないようにすることが可能となる。メインユーザは、モニタ200の電源をわざわざオフにしなくてもモニタ200に表示される表示画像を隠蔽することが可能であり、また、表示画像を部分的に隠蔽することも可能である。
なお、本実施形態において、表示画像の隠蔽が可能である旨の報知(ステップSa3)は、必須ではない。すなわち、制御部310は、取得したコンテンツが所定の条件を満たす場合に、メインユーザへの報知を行わず、換言すればメインユーザからの操作(ステップSa4)を受け付けることなく、モニタ200に表示される表示画像の隠蔽を行ってもよい。
[第2実施形態]
本実施形態は、上述した第1実施形態と同様のハードウェア構成を有するが、具体的な動作などが異なるものである。本実施形態は、視聴者がサブコントローラ400を用いて操作を行う点において、第1実施形態と異なる。また、本実施形態は、視聴者による操作に応じて表示画像の隠蔽の態様を異ならせることができる点においても、第1実施形態と異なる。
なお、説明の便宜上、本実施形態の隠蔽は、図7(a)に例示したような、表示画像の全体を覆う隠蔽画像によって行われるものとする。ただしこれは、本実施形態の隠蔽がこのような態様のみによって行われることを意味するものではない。
本実施形態において、視聴者は、表示画像の隠蔽を部分的に解除させることが可能である。視聴者は、モニタ200に隠蔽画像が表示されているときに、サブコントローラ400でモニタ200の表示領域201の特定の位置を指示すると、当該位置の隠蔽画像の表示態様を変化させることができる。本体装置300は、視聴者が表示領域201のどの位置を指示しているかが容易にわかるように、指示位置にカーソル(又はポインタ)などの画像を表示するようにモニタ200を制御してもよい。この場合、視聴者は、カーソルを所望の位置まで移動させ、所定のキーを押下することにより、表示画像の隠蔽状態を当該位置において解除させることができる。
図10は、本実施形態の隠蔽画像の一例を示す図である。図10(a)において、隠蔽画像Im3は、複数(4×6枚)のパネルを格子状に配置した状態を模した画像である。視聴者は、これらのパネルのいずれかを指示すると、図10(b)に示すように、隠蔽画像Im3のうちの指示した部分から表示画像(の一部)を視認することができるようになる。モニタ200は、指示位置のパネルを非表示にすることによってこれを実現してもよいし、指示位置のパネルが中心線を軸にして回転するようなアニメーション表示をし、表示画像を部分的に表示させてもよい。なお、視聴者が表示画像を視認できるのは、あらかじめ決められた所定の時間内であってもよいし、視聴者が表示画像を再度非表示にするための所定の操作を行うまでであってもよい。
なお、本実施形態の隠蔽画像は、図10に示した隠蔽画像Im3に限らず、布地を模した画像などであってもよい。この場合、本体装置300は、視聴者の指示に応じて、布地の一部(指示位置)に穴を開けるようなアニメーション表示をモニタ200にさせてもよいし、布地の一部(指示位置)が透けて見えるようなアニメーション表示をモニタ200にさせてもよい。本体装置300による視覚効果は、隠蔽画像の視認性を指示位置において他の部分よりも向上させるものであれば、どのようなものであってもよい。
また、本体装置300は、表示画像について、このような隠蔽の解除を許容する部分と隠蔽の解除を禁止する部分とを設けてもよい。以下においては、表示画像のうちの隠蔽の解除を禁止する部分のことを「禁止領域」という。禁止領域は、関連情報に基づいて決められてもよいし、メインユーザの操作に応じて決められてもよい。禁止領域は、メインユーザが見られたくないと考える部分や、視聴者が視認することによって何らかの不都合が生じる可能性がある部分などである。
図11は、本実施形態の表示制御処理を示すフローチャートである。本処理は、例えば、第1実施形態の表示制御処理(図8参照)に対する割り込み処理として実行されるものである。本体装置300は、隠蔽画像が表示されている場合において、視聴者の操作、すなわちサブコントローラ400からの操作情報(第2の操作情報)を受け付けると、当該操作情報を契機として以下の処理を実行する。
まず、本体装置300の制御部310は、サブコントローラ400からの第2の操作情報を取得し、視聴者の操作を検出する(ステップSb1)。第2の操作情報には、モニタ200の表示領域201を示す座標情報が少なくとも含まれる。なお、制御部310は、座標情報そのものを取得するのではなく、サブコントローラ400から取得した情報に基づいて座標情報を算出してもよい。制御部310は、この座標情報に基づき、視聴者が指示した位置、すなわち指示位置を特定する(ステップSb2)。
指示位置を特定したら、制御部310は、当該位置が禁止領域に含まれるか否かを判断する(ステップSb3)。制御部310は、指示位置が禁止領域であれば(Sb3:YES)、隠蔽画像による隠蔽を解除せずに、表示画像を非表示にし続ける(ステップSb4)。一方、指示位置が禁止領域でなければ(Sb3:NO)、制御部310は指示位置の隠蔽を解除し、表示画像を表示させる(ステップSb5)。
なお、禁止領域を設けない場合であれば、ステップSb3及びSb4の処理は省略可能である。この場合、制御部310は、隠蔽の解除を制限することなく、表示画像のうちの視聴者の指示位置に相当する部分を表示させる。
また、ステップSb4の処理は、表示画像のうちの指示位置に相当する部分をまったく表示させないのではなく、一瞬(ほとんど視認できないくらいの短時間)表示させるような処理であってもよい。つまり、制御部310は、ステップSb4において、ステップSb5における表示よりも視認性が制限された態様で表示画像を表示させてもよい。さらに、制御部310は、メインユーザから操作を受け付け、このような場合の視認性の程度をメインユーザ自身が選択できるようにしてもよい。
本実施形態によれば、視聴者は、表示画像が隠蔽されている場合に、その隠蔽されている部分を視認することが可能になる。つまり、視聴者は、隠蔽されている表示画像を、いわば「覗き見」することが可能になる。このようにすれば、表示画像の隠蔽に娯楽性を付与することが可能であり、例えば、メインユーザがプレゼンテーションやスライドショーなどの準備をしているときの待ち時間などに視聴者を退屈させないようにすることが可能である。一方、表示画像に本当に見られたくない部分がある場合には、禁止領域を設定することによって、当該部分の意図しない露出を防ぐことが可能である。
なお、制御部310は、指示位置の隠蔽を解除して表示画像を表示させる処理(Sb5)に代えて、指示位置の隠蔽を緩和させる処理を実行してもよい。ここにおいて、隠蔽の緩和とは、表示画像を本来のとおりに表示させるのではなく、一定の制限を付して表示させることをいう。すなわち、表示画像の隠蔽が緩和された状態とは、表示画像が隠蔽されている状態と隠蔽されていない状態の中間の状態、換言すれば、表示画像が隠蔽されている状態よりも視認性が高く、表示画像が隠蔽されていない状態よりも視認性が低い状態である。
[変形例]
上述した実施形態は、本発明の実施の一態様である。本発明は、この実施形態に限定されることなく、以下の変形例に示すような他の態様で実施することも可能である。なお、本発明は、必要に応じて、複数の変形例を組み合わせて適用することも可能である。
(変形例1)
本発明に係る第1の特定手段は、サブコントローラ400ではなく本体装置300に備わっていてもよい。この場合、サブコントローラ400は、発光装置500が発する光を検知し、その撮像結果を示す画像データを本体装置300に送信する。本体装置300は、この画像データを受信し、発光装置500が発する光の撮像結果に基づいて指示位置を特定する。
(変形例2)
報知情報は、表示画像の隠蔽が所定の操作によって可能であることをメインユーザに報知することが可能な情報であればよく、必ずしも画像である必要はない。例えば、メインコントローラ100にLEDなどによるランプ(インジケータ)が設けられている場合であれば、このランプを光らせることによってメインユーザへの報知を行うことも可能である。この場合、本体装置300は、報知情報として、このランプを点灯ないし点滅させる命令をメインコントローラ100に対して送信すればよい。
さらに、報知情報は、メインコントローラ100に音声(ビープ音など)を再生させる命令や、メインコントローラ100を振動させる命令であってもよい。つまり、報知情報による報知は、視覚的なものに限定されない。
(変形例3)
表示画像の隠蔽は、視聴者の操作によらずに解除されてもよい。例えば、本体装置300は、図7(a)に示すようなカーテンの画像を隠蔽画像として表示させる場合において、その隠蔽画像の一部を照らすスポットライト状の画像を表示させ、スポットライトによって照らされている位置に対して表示画像の視認性が向上する視覚効果(例えば、カーテンの向こう側が透けて見えるような視覚効果)を付与してもよい。この場合において、本体装置300は、視聴者の操作によらずに、スポットライトの照射位置をランダムに移動させたり、8の字状に移動させたりすることが可能である。このようにすれば、表示画像の隠蔽に娯楽性を付与し、隠蔽画像の次に表示されるものに対する期待感を視聴者に抱かせることなどが期待できる。
なお、この場合において、本体装置300は、表示画像に禁止領域が含まれる場合には、当該禁止領域において表示画像の視認性を向上させないように隠蔽画像の表示態様を制御してもよい。例えば、本体装置300は、禁止領域にはスポットライトが当たらないように表示態様を制御してもよいし、禁止領域については、スポットライトが当たったとしても表示画像の視認性が向上しないように表示態様を制御してもよい。
(変形例4)
表示画像の隠蔽は、ユーザの事前の設定によって行われてもよい。例えば、ユーザは、表示画像としてどのような画像(フォームなど)が表示される場合に隠蔽を行うかを設定してもよいし、URLやドメインなどを条件として設定し、そのURLないしドメインからのコンテンツを取得した場合に表示画像が隠蔽されるようにしてもよい。
この場合において、本体装置300は、このようにユーザが設定した情報を設定情報として補助記憶部320に記憶し、必要に応じて読み出すことができる。例えば、本体装置300は、関連情報を取得した場合に、設定情報を読み出して関連情報と設定情報とをパターンマッチングなどによって比較し、その比較結果が所定の条件を満たした場合に表示画像の隠蔽を行う。
なお、本体装置300は、このような設定情報をユーザ毎に記憶してもよい。このようにすれば、メインユーザが複数名いる場合に、それぞれのメインユーザに応じた動作を行うことが可能になる。なお、メインユーザの識別には、パスワード等を用いた周知の認証処理を利用することができる。
また、設定情報は、本体装置300ではなくメインコントローラ100に記憶されていてもよい。この場合、本体装置300は、表示画像の隠蔽を行う前の適当なタイミングで、設定情報をメインコントローラ100から受信し、補助記憶部320や制御部310のメモリに記憶すればよい。
(変形例5)
本発明は、本体装置300や、これを備えた表示システム10といった形態だけではなく、本体装置300に相当する構成とメインコントローラ100に相当する構成とを一体に備えた情報処理装置(いわゆるタブレット端末など)といった形態でも実施可能である。あるいは、本発明は、本発明に係る表示制御(すなわち、第1の表示制御手段316及び第2の表示手段317による制御)の一部又は全部をメインコントローラ100及びモニタ200で実行するように構成されてもよいし、本体装置300に相当する構成を備えることなく、各々の表示装置における表示制御をそれぞれの装置で実行してもよい。また、本発明に係る情報処理装置は、両手で把持する形状ではなく、片手で把持する形状であってもよいし、机の上などに置いた状態で操作するものであってもよい。なお、本発明に係る情報処理装置は、ゲーム機能を有していなくてもよい。
また、本発明は、このような情報処理装置(制御装置)や表示システムの形態だけでなく、表示画像を所定の条件で隠蔽するための画像表示方法や、かかる画像表示方法を実現するための情報処理プログラムといった形態での実施も可能である。さらに、本発明に係る情報処理プログラムは、光ディスクや半導体メモリなどの記録媒体に記録された形態での提供や、インターネットなどのネットワークを介して情報処理装置にダウンロードさせる形態での提供も可能である。
10…表示システム、100…メインコントローラ(第1の表示装置)、110…制御部、120…補助記憶部、130…通信部、140…表示部、141…表示領域、150…タッチスクリーン部、160…操作部、200…モニタ(第2の表示装置)、201…表示領域、300…本体装置(制御装置)、310…制御部、311…操作情報取得手段、312…コンテンツ取得手段、313…表示制御手段、314…関連情報取得手段、315…位置特定手段、316…第1の表示制御手段、317…第2の表示制御手段、318…出力手段、320…補助記憶部、330…ディスクドライブ部、340…ネットワーク通信部、350…端末通信部、360…AVインタフェース部、400…サブコントローラ、410…制御部、420…通信部、430…操作部、440…受光部

Claims (21)

  1. 画像を表示する第1の表示装置及び第2の表示装置と、当該第1の表示装置及び当該第2の表示装置による画像の表示を制御する制御装置とを有し、
    前記制御装置は、
    同一のコンテンツに基づく表示画像を前記第1の表示装置及び前記第2の表示装置に表示させる第1の表示制御手段と、
    所定の条件が満たされると、前記第2の表示装置に表示される表示画像の少なくとも一部を隠蔽する第2の表示制御手段とを備える
    情報処理システム。
  2. 前記第2の表示制御手段は、前記所定の条件が満たされると、前記第1の表示制御手段による前記第1の表示装置への表示画像の表示が維持されている状態で、前記第2の表示装置に表示される表示画像の少なくとも一部を隠蔽する
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記第1の表示装置は、手持ち型の表示装置であり、
    前記第2の表示装置は、据置型の表示装置である
    請求項1又は2に記載の情報処理システム。
  4. 前記第2の表示制御手段は、前記第1の表示制御手段により前記第2の表示装置に前記表示画像が表示された後に前記所定の条件が満たされると、当該表示画像の少なくとも一部を隠蔽する
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  5. 前記第1の表示装置は、
    ユーザの操作を受け付ける操作手段を備え、
    前記第2の表示制御手段は、前記操作手段により所定の操作が受け付けられた場合に、前記第2の表示装置に表示されている前記表示画像の少なくとも一部を隠蔽する
    請求項1ないし4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  6. 前記制御装置は、
    前記コンテンツに関連する関連情報を取得する関連情報取得手段と、
    前記関連情報取得手段により取得された関連情報が所定の条件を満たす場合に、前記第2の表示制御手段による隠蔽が前記操作手段により受け付けられる所定の操作で可能であることをユーザに報知するための報知情報を出力する出力手段とをさらに備える
    請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 前記第2の表示制御手段は、前記表示画像の少なくとも一部を隠蔽した後に、前記操作手段により所定の操作が受け付けられた場合に、当該表示画像の少なくとも一部に対する隠蔽を解除する
    請求項5又は6に記載の情報処理システム。
  8. 前記第1の表示制御手段は、前記表示画像を変更し、
    前記第2の表示制御手段は、少なくとも前記第1の表示制御手段により前記表示画像が変更されている間に、前記第2の表示装置に表示されている表示画像の少なくとも一部を隠蔽する
    請求項1ないし7のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  9. 前記第2の表示制御手段は、前記表示画像を隠蔽するための隠蔽画像を表示させ、当該隠蔽画像の表示態様を、前記第2の表示装置の表示領域内の所定の位置において変化させる
    請求項1ないし8のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  10. 前記第2の表示制御手段は、前記表示画像の一部が視認できるように前記隠蔽画像の表示態様を変化させる
    請求項9に記載の情報処理システム。
  11. ユーザの操作を受け付ける操作装置をさらに有し、
    前記操作装置が受け付けた操作に応じて前記第2の表示装置の表示領域内の位置を特定する第1の特定手段を備え、
    前記第2の表示制御手段は、前記第1の特定手段により特定された位置において前記隠蔽画像の表示態様を変化させる
    請求項9又は10に記載の情報処理システム。
  12. 前記第2の表示制御手段は、前記隠蔽画像として、前記表示画像の視認性を低下させる視覚効果を有する画像を表示させる
    請求項9ないし11のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  13. 前記第2の表示制御手段は、前記表示画像の視認性を低下させる視覚効果を有する隠蔽画像を表示させ、当該隠蔽画像のうちの当該表示画像の視認性を向上させる位置を移動させるように当該隠蔽画像の表示態様を変化させる
    請求項1ないし12のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  14. 前記制御装置は、
    前記コンテンツに関連する関連情報を取得する関連情報取得手段と、
    前記関連情報に基づいて前記表示画像のうちの隠蔽すべき部分を特定する第2の特定手段とを備え、
    前記第2の表示制御手段は、少なくとも前記第2の特定手段により特定された部分を隠蔽する
    請求項1ないし13のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  15. 前記制御装置は、
    ユーザに関連する設定情報を記憶する記憶手段と、
    前記コンテンツに関連する関連情報を取得する関連情報取得手段とを有し、
    前記第2の表示制御手段は、前記設定情報と前記関連情報との比較結果が所定の条件を満たした場合に、前記表示画像の少なくとも一部を隠蔽する
    請求項1ないし14のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  16. 前記制御装置は、
    前記コンテンツを所定の通信網を介して取得するコンテンツ取得手段を備え、
    前記第2の表示制御手段は、前記コンテンツ取得手段が前記コンテンツを取得するときに用いた通信プロトコルが所定の通信プロトコルである場合に、当該コンテンツに対応する前記表示画像の少なくとも一部を隠蔽して表示させる
    請求項1ないし15のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  17. 前記制御装置は、
    前記コンテンツを所定の通信網を介して取得するコンテンツ取得手段を備え、
    前記第2の表示制御手段は、前記コンテンツ取得手段により取得された前記コンテンツの識別情報が所定の識別情報であり、又は当該コンテンツに所定のデータが含まれる場合に、当該コンテンツに対応する前記表示画像の少なくとも一部を隠蔽して表示させる
    請求項1ないし15のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  18. 画像を表示する第1の表示装置及び第2の表示装置と、
    同一のコンテンツに基づく表示画像を前記第1の表示装置及び前記第2の表示装置に表示させる第1の表示制御手段と、
    所定の条件が満たされると、前記第2の表示装置に表示される表示画像の少なくとも一部を隠蔽する第2の表示制御手段と
    を備える情報処理システム。
  19. 同一のコンテンツに基づく表示画像を第1の表示装置及び第2の表示装置に表示させる第1の表示制御手段と、
    所定の条件が満たされると、前記第2の表示装置に表示される表示画像の少なくとも一部を隠蔽する第2の表示制御手段と
    を備える制御装置。
  20. 画像を表示する第1の表示装置及び第2の表示装置による画像の表示を制御する制御装置のコンピュータを、
    同一のコンテンツに基づく表示画像を前記第1の表示装置及び前記第2の表示装置に表示させる第1の表示制御手段と、
    所定の条件が満たされると、前記第2の表示装置に表示される表示画像の少なくとも一部を隠蔽する第2の表示制御手段
    として機能させるための情報処理プログラム。
  21. 同一のコンテンツに基づく表示画像を第1の表示装置及び第2の表示装置に表示させる第1のステップと、
    所定の条件が満たされると、前記第2の表示装置に表示される表示画像の少なくとも一部を隠蔽する第2のステップと
    を有する画像表示方法。
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