JP2013172275A - 通信装置及びその通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 通信装置の中継処理を回避すると共に、同時に存在する無線ネットワークの数を軽減する装置及び方法を提供する。
【解決手段】 複数の相手装置と通信を行う通信装置において、相手装置から、当該相手装置が接続している無線ネットワークの情報と当該相手装置の能力情報とを取得する。取得した無線ネットワークの情報に基づいて、無線ネットワークにより複数の相手装置とは異なる他の通信装置を介すことなく相手装置と通信可能か否かを判定する。相手装置との他の通信装置を介さない通信が可能でないと判定された場合、取得した前記能力情報に基づいて、相手装置に対して新たな無線ネットワークの構築、または、新たな無線ネットワークへの参加を要求する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、通信装置及びその通信方法に関する。
近年、IEEE802.11規格シリーズに準拠した無線LANやBluetooth(登録商標)に代表される無線通信が注目されており、様々な対応機器が開発、販売されている。特に、これらの無線通信対応機器は、携帯電話やデジタルカメラ等のモバイル機器への搭載が進んでおり、モバイル機器同士を接続する形態が増加している。
一方、無線LANを用いる場合は、アクセスポイント(以後AP)やBluetooth(登録商標)のマスタと呼ばれる機器が基地局となって無線ネットワークを構成し、無線ネットワークの制御を行う。モバイル機器同士で、このような無線ネットワークを構成する場合、基地局として動作するモバイル機器が無線ネットワークの制御処理や通信データの中継処理を行う必要がある。
特に、無線ネットワークに参加している無線端末の間で画像データ等の大容量のデータ通信を行う場合、基地局にかかる処理負荷が増大する。つまり、電力リソースの限られるモバイル機器では、この中継処理を軽減することが重要な課題となっている。
このような課題に対する解決方法として、基地局を介さずに無線端末の間で直接データ通信を行う無線ネットワークを構成する方法が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。特許文献1には、無線ネットワークの無線端末間でDLS(Direct Link Setup)に関する能力交換を行い、ダイレクトリンクを確立する方法が記載されている。また、特許文献2には、無線端末間で新たに作成する無線ネットワークの識別情報を交換して、別の無線ネットワークを作成する方法が記載されている。
特開2007−150756号公報 特開2006−20345号公報
しかし、上記の方法を用いて複数の無線ネットワークを同時に構成した場合、同じ周波数帯を利用する無線ネットワークの数が増大し、無線リソースが逼迫すると考えられる。その結果、各無線ネットワークの通信効率が低下する。また、上記の方法では、1対1の通信における別のネットワークの作成方法であり、1対多の通信を行う場合、複数の相手装置との間で個別の無線ネットワークを作成するため、更なる通信効率の低下が発生すると考えられる。
本発明は、通信装置の中継処理を回避すると共に、同時に存在する無線ネットワークの数を軽減する装置及び方法を提供する。
本発明は、複数の相手装置と通信を行う通信装置であって、
前記相手装置から、当該相手装置が接続している無線ネットワークの情報と当該相手装置の能力情報とを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得した前記無線ネットワークの情報に基づいて、前記無線ネットワークにより前記複数の相手装置とは異なる他の通信装置を介すことなく前記相手装置と通信可能か否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記相手装置との前記他の通信装置を介さない通信が可能でないと判定された場合、前記取得手段により取得した前記能力情報に基づいて、前記相手装置に対して新たな無線ネットワークの構築、または、新たな無線ネットワークへの参加を要求する要求手段と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、相手装置との間でデータ通信を行う際に、相手装置との間に存在する通信装置の中継処理を回避することができる。また、複数の相手装置との間でデータ通信を行う際に、相手装置に含まれない通信装置にかかる中継処理を回避し、かつ同時に存在する無線ネットワークの数を抑えることができる。従って、通信装置にかかる中継処理を回避し、省電力を実現できると共に、無線リソースを効率的に利用し、通信効率の低下を軽減できる。
本実施形態における通信装置のハードウェア構成例を示すブロック図。 通信装置のソフトウェア機能の構成例を示すブロック図。 本実施形態における無線LANシステムの構成例を示す図。 本実施形態における通信処理を示すフローチャート。 ネットワーク情報の取得/解析処理を示すフローチャート。 能力情報の取得/解析処理を示すフローチャート。 別ネットワーク構成処理を示すフローチャート。 別ネットワーク構成処理を行うシーケンスを示す図。 別ネットワーク構成処理を行う別のシーケンスを示す図。 無線ネットワークへの参加状態を示す図。 無線ネットワークの新規作成状態を示す図。
以下、図面を参照しながら発明を実施するための形態について詳細に説明する。以下の説明では、本発明をIEEE802.11シリーズに準拠した無線LANシステムに適用した場合を例に挙げるが、通信形態は必ずしもIEEE802.11準拠の無線LANには限らない。
まず、本実施形態における通信装置のハードウェア構成例を、図1に示すブロック図を用いて説明する。尚、図1に示す通信装置101は、無線ネットワークを新たに構築するアクセスポイントとして動作する基地局モードと既存の無線ネットワークに参加する無線端末として動作する無線端末モードの何れか又は両方を備えているものとする。
通信装置101において、制御部102は、記憶部103に記憶される制御プログラムを実行することにより装置全体を制御するCPU、MPU等としての機能を有する。また、制御部102は後述する別ネットワーク構成システムの制御も行う。記憶部103は、制御部102が実行する制御用のコンピュータプログラムと別ネットワーク構成システムの処理に必要な各種情報や画像データ等を記憶する。後述する各種動作は、記憶部103に記憶された制御プログラムを制御部102が実行することにより行われる。
尚、記憶部103はROM、RAM等のメモリ、或いはフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、DVDなどを用いることができる。
無線部104は、無線LANや近距離無線通信ネットワークに接続し、無線通信を行うためのである。表示部105は、LCDやLEDのように視覚で認知可能な情報の出力やスピーカなどの音出力が可能な機能を有し、各種表示を行う。アンテナ制御部106は、アンテナ107を制御し、無線信号を送受信する。入力部108は、ユーザが各種入力を行うための入力インターフェースである。
次に、通信装置101のソフトウェア機能の構成例を、図2に示すブロック図を用いて説明する。そのソフトウェア機能には、別ネットワーク構成機能部202、パケット送信部203、パケット受信部204、ネットワーク制御部205、アプリケーション実行部206が含まれる。
別ネットワーク構成機能部202は、現在接続中の無線ネットワークにおける他の通信装置と通信可能な状態を維持したままで、別の無線ネットワークを構成するためのものである。別ネットワーク構成機能部202の詳細な処理については更に後述する。パケット送信部203は、各種通信にかかわるパケットを送信する。具体的には、別の無線ネットワークを構成するためのメッセージ及びアプリケーションによるデータの送信を行う。
尚、送信方法は、一つの宛先に対してデータを送信するユニキャストと、複数の宛先に対して一括でデータを送信するマルチキャストがある。ここで複数の宛先に対するデータ送信を行う際に、ユニキャストかマルチキャストかの区別を明確には宣言せず、どちらの方法を用いてデータの送信を実現してもよい。
パケット受信部204は、各種通信にかかわるパケットを受信する。具体的には、別の無線ネットワークを構成するためのメッセージ及びアプリケーションによるデータの受信を行う。ネットワーク制御部205は、ネットワーク接続を制御し、無線LANへの接続処理を実行する。また、ネットワーク制御部205は、アクセスポイント(AP)として通信装置101が無線LANを構築して通信を行う機能も提供する。
アプリケーション実行部206は、1対1や1対多の通信装置との間で画像データ等のデータを送受信する等のアプリケーションの処理を実行する。実行するアプリケーションや送信データの宛先の指定は、ユーザが入力部108を操作することによって設定可能とし、複数の宛先を指定することも可能とする。
尚、ユーザが指定する宛先は、データの送信先となる通信装置101と通信するために必要なアドレス情報を特定するものである。本実施形態では、宛先と一つ又は複数のアドレス情報とが関連付けられているものとして説明するが、宛先にアドレス情報を直接指定する等、他の方法を用いてアドレス情報を特定してもよい。
アドレス情報の具体例としては、IP(Internet Protocol)アドレスやMAC(Media Access Control)アドレス、ユーザが設定する機器名等が挙げられる。また、アプリケーション実行部206は同時に複数のアプリケーションを実行してもよく、アプリケーション毎に異なる無線ネットワークを使用してもよい。ここで実行するアプリケーションは、ユーザが入力部108より指定した一つ以上の通信装置に対して、記憶部103が記憶する画像データを送信する処理を実施するものとするが、アプリケーションの処理形態は必ずしもこれに限らない。
上述の別ネットワーク構成機能部202において、ネットワーク構成制御部207は、別ネットワーク構成機能にかかわる各機能部を制御する。また、ネットワーク構成制御部207は記憶部103に保持されている別ネットワーク構成システムの処理に必要な各種情報の管理を行う。ここで管理される情報は、ネットワーク情報、能力情報、アプリケーション情報の3つの情報である。
ネットワーク情報とは、通信装置101が現在接続中の無線ネットワークの識別子と、該無線ネットワークにおいてAPとして動作中か否かを示す情報である。ここでは、無線ネットワークの識別子として、無線LANにおけるSSID(Service Set Identifier)或いはBSSID(Basic Service Set Identifier)を利用する。
尚、その他の識別子として、無線ネットワークが利用する周波数帯、Bluetooth(登録商標)のBTID、無線LANやBluetooth(登録商標)等の無線システム名、等を使用してもよい。
能力情報とは、通信装置101がAPと無線端末(STA)の両方の動作を同時に実行可能か、又は同時に複数の無線ネットワークに対してSTAとして参加可能かを示す情報である。尚、STAとして並行して参加可能な無線ネットワークの個数を示す情報や並行して通信可能な無線ネットワークの周波数、無線システム名等であってもよい。
アプリケーション情報は、通信装置101が実行中のアプリケーションか、APとして作成した無線ネットワーク上で他の通信装置との間で実行されているアプリケーションが使用している無線ネットワークの識別子を示す情報の組を含む。
次に、ネットワーク構成判定部208は、アプリケーションの処理に関係する通信装置のネットワーク情報に基づいて別の無線ネットワークを構成する必要があるか否かを判定する。アプリケーションの処理に関係する通信装置とは、アプリケーションのデータ通信における送信元と宛先の通信装置を指す。ネットワーク構成判定部208は、既存の無線ネットワークを利用して特定のアプリケーションを実行しようとする際に、そのアプリケーションのデータ通信が処理に関係しない通信装置を経由する場合、別の無線ネットワークを構成する必要があると判定する。一方、そうでない場合は、別の無線ネットワークを構成する必要がないと判定する。
構成方法判定部209は、アプリケーションの処理に関係する通信装置のネットワーク情報と能力情報に基づいて既存の無線ネットワークとは別の無線ネットワークを構成する方法を判定する。構成方法判定部209が判定する構成方法は、以下の通りである。
第一の構成方法は、アプリケーションの処理に関係する一つの通信装置が、APとして構築している既存の無線ネットワークに対して、その無線ネットワークに参加していないその他の通信装置を無線端末として参加させる方法である。
第二の構成方法は、アプリケーションの処理に関係する一つの通信装置が、APとして動作し、既存の無線ネットワークとは異なる識別子を持つ無線ネットワークを新規に作成し、その他の通信装置が無線端末として参加する方法である。
第三の構成方法は、第一、第二の構成方法を実施しない方法である。
無線パラメータ設定部210は、SSID、暗号方式、暗号鍵、認証方式、認証鍵等の無線通信を行うために必要な通信パラメータを設定する。無線パラメータ設定部210の設定方法は、上述の第一、第二の構成方法に対応して、既存の無線ネットワークへの参加や招待を行うための第一の設定方法と、無線ネットワークの新規作成を行うための第二の設定方法がある。
尚、設定方法としては、Wi-Fiアライアンスで策定されているWPS(Wi-Fi Protected Setup)方式やWi-Fiダイレクト方式等の既存の方式を用いて無線パラメータを設定してもよい。
そして、メッセージ処理部211は、別ネットワーク構成システムの処理に必要な各種メッセージの生成及び受信メッセージの解析を行う。生成するメッセージの詳細については更に後述する。
ここで、本実施形態における無線LANシステムの構成例を、図3を用いて説明する。デジタルスチルカメラ(DSC)301は、IEEE802.11規格に対応したアクセスポイント機能に則って動作するAPとして起動し、無線ネットワーク305を構成している。この無線ネットワーク305には、無線端末(STA)として動作可能な無線通信機能を搭載したDSC302、携帯電話303、304が参加している。DSC301、302及び携帯電話303、304は、無線ネットワーク305を介して互いに画像データを送受信することができる。
以上の構成において、複数の通信装置と新たにサービスを開始する際に、そのサービスに関係しない通信端末を経由せずに、そのサービスに関係する通信端末の間でサービスを実行する処理を図4に示すフローチャートを用いて説明する。尚、この処理は、通信装置101の制御部102が記憶部103に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより行われる。具体的には、通信装置101の別ネットワーク構成機能部202が実行する処理である。
図3に示す既存の無線ネットワーク305において、DSC302が携帯電話303、304に画像データを送信するサービスを開始する場合に、DSC302のネットワーク構成制御部207がユーザの操作を監視する。具体的には、ユーザが入力部108を操作し、実行したいアプリケーションと、送信する画像データの宛先とが指定されたか否かを監視する。その後、アプリケーションと宛先が指定されたことを検出すると、指定されたアプリケーションと宛先とに関連付けられた一つ又は複数のアドレス情報を記憶部103に記憶する(S401)。この例の場合、携帯電話303、304のアドレス情報が記憶部103に記憶される。
次に、ネットワーク構成制御部207は、ネットワーク情報の取得/解析処理を行う(S402)。ここで、この処理の詳細を、図5に示すフローチャートを用いて説明する。まず、ネットワーク構成制御部207が無線ネットワーク内の指定された宛先の通信装置(携帯電話303、304)からネットワーク情報を収集する。具体的には、メッセージ処理部211がネットワーク情報の取得を要求するメッセージを生成し、パケット送信部203が指定された宛先の通信装置に対してネットワーク情報取得要求メッセージを送信する(S501)。次に、パケット受信部204が宛先の通信装置からネットワーク情報を含んだネットワーク情報取得応答メッセージを受信し、宛先の通信装置のネットワーク情報をネットワーク構成判定部208に引き渡す(S502)。
次に、ネットワーク構成判定部208がアプリケーションの処理と関係しない通信装置を経由するか否かを判定する。具体的には、ネットワーク構成判定部208が受け取った複数のネットワーク情報に含まれる無線ネットワーク識別子に基づいてアプリケーションの処理に関係する全ての通信装置が既存の無線ネットワークに存在するか否かを判定する(S503)。判定の結果、全ての通信装置がその無線ネットワークに存在する場合は(S503のYes)、宛先の通信装置のうち、その無線ネットワークにおいてAPとして動作している通信装置が存在するか否かを判定する(S504)。ここでAPとして動作している通信装置が存在する場合は(S504のYes)、別のネットワークを構成する必要はないと判定する(S505)。
一方、アプリケーションの処理に関係する全ての通信装置が既存の無線ネットワークに存在しない場合には(S503のNo)、別のネットワークを構成する必要があると判定する(S506)。また、宛先の通信装置のうちAPとして動作している通信装置が存在しない場合には(S504のNo)、別のネットワークを構成する必要があると判定する(S506)。そして、ネットワーク情報の取得/解析処理を終了する。
ここで図4に戻り、ネットワーク構成制御部207が別のネットワークを構成する必要があるか否かの判定結果を確認する(S403)。判定の結果、別の無線ネットワークを構成する必要がある場合には(S403のYes)、能力情報の取得/解析処理を行う(S404)。ここで、この処理の詳細を、図6に示すフローチャートを用いて説明する。まず、ネットワーク構成制御部207は、無線ネットワーク内の通信装置から能力情報を収集する。具体的には、メッセージ処理部211が能力情報の取得を要求するメッセージを生成し、パケット送信部203が指定された宛先の通信装置に対して能力情報取得要求メッセージを送信する(S601)。次に、パケット受信部204が宛先の通信装置から能力情報を含んだ能力情報取得応答メッセージを受信し、宛先の通信装置の能力情報とネットワーク情報を構成方法判定部209に引き渡す(S602)。
次に、構成方法判定部209が既存の無線ネットワークと別の無線ネットワークを構成する方法を判定する処理を行う。具体的には、構成方法判定部209が受け取った複数のネットワーク情報に基づいてアプリケーションの処理に関係する通信装置のうち、APとして動作している通信装置が存在するか否かを判定する(S603)。APとして動作中の通信装置が存在する場合は(S603のYes)、アプリケーションの処理に関係する通信装置のうち、APの無線ネットワークに未接続の通信装置がその無線ネットワークに参加可能であるか否かを判定する(S604)。
詳しくは、無線端末として動作中の未接続の通信装置が同時に複数の無線ネットワークに参加可能であり、かつ、APとして動作中の未接続の通信装置がAPと無線端末の同時動作可能である場合に、参加可能と判定する。参加可能と判定した場合には(S604のYes)、APの通信装置が接続する無線ネットワークの識別子と、そのAPの通信装置及び未接続の通信装置のアドレス情報を記憶部103に記憶する(S605)。そして、第二の構成方法を使用すると判定する(S606)。
一方、APとして動作中の通信装置が存在しない場合(S603のNo)、また未接続の通信装置がAPの無線ネットワークに参加不可である場合(S604のNo)、それぞれS607へ処理を進める。S607では、関係する通信装置のうち、新規にAPとして動作可能な通信装置が存在するか否かを判定する。新規にAPとして動作可能な通信装置が存在する場合(S607のYes)、その通信装置が作成する新規の無線ネットワークにその通信装置以外の関係する通信装置が無線端末として参加可能か否かを判定する(S608)。また、関係する通信装置がその無線ネットワークに参加可能な場合(S608のYes)、APとして動作可能な通信装置のアドレス情報を記憶部103に記憶し(S609)、第二の構成方法を使用すると判定する(S610)。
また、新規APとして動作可能な通信装置が存在しない場合(S607のNo)、また関係する通信装置がその無線ネットワークに参加不可の場合(S608のNo)、第三の構成方法を使用すると判定する(S611)。そして、別の無線ネットワークの構成方法を判定すると、能力情報の取得/解析処理を終了する。
ここで図4に戻り、ネットワーク構成制御部207は判定結果を確認する(S405、S411)。能力情報の取得/解析処理による判定結果から、第一の構成方法を使用する場合(S405のYes)、ネットワーク構成制御部207は、メッセージ処理部211によって無線ネットワークへの参加要求メッセージを生成する。参加要求メッセージは、S605で記憶した無線ネットワークの識別子を含み、同様に記憶したAPの通信装置、及び未接続の通信装置に対して送信される(S406)。次に、S605において自身のアドレス情報を記憶したかを確認する(S407)。自身のアドレス情報を記憶した場合(S407のYes)、無線パラメータ設定部210により第一の設定方法を実施し、通信パラメータを交換し、参加対象の無線ネットワークへの接続処理、又は該未接続の通信装置との接続処理を行う(S408)。
一方、自身のアドレス情報を記憶していない場合(S407のNo)、またS408を実施した後に、パケット受信部204が参加要求メッセージを送信した通信装置から参加完了メッセージを受信する(S409)。そして、所望のアプリケーションを実行する(S410)。
尚、アプリケーションの実行時に、無線ネットワークの識別子を含めたアプリケーション情報を記憶部103にて記憶し、アプリケーション完了時に無線ネットワークへの接続を解除してもよい。
一方、能力情報の取得/解析処理による判定結果において、第二の構成方法を使用する場合(S405のNo、S411のYes)、ネットワーク構成制御部207は、メッセージ処理部211によって新規無線ネットワークの作成要求メッセージを生成する。作成要求メッセージは、S609で記憶したAPとして動作する通信装置のアドレス情報を含み、宛先の全ての通信装置に対して送信される(S412)。尚、作成要求メッセージは、必ずしも該アドレス情報を含む必要はなく、第二の設定方法においてAPとなる通信装置を選択する処理を含む場合、選択処理にて用いられるプライオリティ値を含んでもよい。
次に、無線パラメータ設定部210により第二の設定方法を実施し、通信パラメータを交換し、新規無線ネットワークの作成処理、又は新規無線ネットワークへの接続処理を行い(S413)、アプリケーションを実行する(S410)。
また、能力情報の取得/解析処理による判定結果において、第三の構成方法を使用する場合(S405のNo、S411のNo)、既に接続済みの無線ネットワークを使用する。ネットワーク情報の取得/解析処理による判定結果において、別の無線ネットワークを構成する必要がない場合(S403のNo)も、既に接続済みの無線ネットワークを使用する。このとき、宛先の通信装置に対して、使用する無線ネットワークの識別子を含めた既存ネットワーク使用メッセージを送信し(S414)、アプリケーションを実行する(S410)。
尚、相手装置とのデータ通信がアプリケーションの処理に関係ない通信装置を経由する場合(S411のNo)、既存ネットワーク使用メッセージを送信する前に、該通信装置に対してアプリケーションの実行の可否を確認するメッセージを交換してもよい。
更に、そのメッセージにアプリケーションのデータ通信に必要な通信速度、遅延時間、通信頻度、相手装置の数等の情報を含めてもよい。また、その通信装置においては、表示部105に他の通信装置のアプリケーションによるデータ通信の中継を許可するか否かを確認する旨の表示を行い、入力部108によるユーザ操作に応じて許可するか否かを判定してもよい。
ここで、携帯電話303、304がDSC302から別ネットワーク構成処理に関するメッセージを受信した際に実行する別ネットワーク構成処理を図7に示すフローチャートを用いて説明する。この処理は、携帯電話303、304の制御部102が記憶部103に記憶されたコンピュータプログラムを読み出して実行することにより行われる。
制御部102(ネットワーク構成制御部207)は、パケット受信部204により他の通信装置からのメッセージの受信を待ち受ける(S701)。受信メッセージを検出した場合は、メッセージ処理部211により受信メッセージの解析を行い、メッセージの内容に応じて以下の処理を行う。
ネットワーク情報取得要求メッセージ(NW情報取得要求メッセージ)を受信した場合、メッセージ処理部211が自身のネットワーク情報を含めたネットワーク情報取得応答メッセージを生成し、要求先の通信装置に送信する(S702)。その後、受信メッセージの待ち受け処理に戻る(S701)。
また、能力情報取得要求メッセージを受信した場合、メッセージ処理部211が自身の能力情報を含めた能力情報取得応答メッセージを生成し、要求先の通信装置に送信する(S703)。その後、受信メッセージの待ち受け処理に戻る(S701)。
また、参加要求メッセージを受信した場合、S408と同様の処理を行い(S704)、接続した無線ネットワークを使用してアプリケーションを実行し(S705)、受信メッセージの待ち受け処理に戻る(S701)。
そして、作成要求メッセージを受信した場合、S413と同様の処理を行い(S705)、接続した無線ネットワークを使用してアプリケーションを実行し(S705)、受信メッセージの待ち受け処理に戻る(S701)。
既存ネットワーク使用メッセージ(既存NW使用メッセージ)を受信した場合、メッセージで指定された識別子に対応する無線ネットワークを使用してアプリケーションを実行し(S705)、受信メッセージの待ち受け処理に戻る(S701)。
次に、図10に示すシステムの初期状態において、DSC302が別ネットワーク構成処理を行うシーケンスを、図8を用いて説明する。尚、シーケンスを実行する通信装置は、左からDSC302、携帯電話303、304がそれぞれ対応する。図10に示す初期状態は、DSC301がDSC302、携帯電話303、304の間で無線ネットワーク305を構成し、携帯電話303がAPとして無線ネットワーク305とは異なる識別子を持つ無線ネットワーク1001を構成している状態である。
DSC302において、ユーザからの入力部108の操作によってアプリケーションと宛先として携帯電話303、304が指定されると(F801)、DSC302は、携帯電話303、304に対してネットワーク情報取得要求を送信する(F802)。携帯電話303、304はそれぞれ自身のネットワーク情報を含めたネットワーク情報取得応答メッセージをDSC302に送信する(F803)。DSC302は、携帯電話303、304のネットワーク情報に基づいて携帯電話304とのデータ通信を行う上でアプリケーションの処理に関係ないDSC301を経由する必要があると判定する(F804)。そして、DSC302は、携帯電話303、304に対して能力情報取得要求メッセージを送信し(F805)、携帯電話303、304はそれぞれ自身の能力情報を含めた能力情報取得応答メッセージを送信する(F806)。
DSC302は、携帯電話303、304の能力情報に基づいて第一の構成方法を実施し、携帯電話304が無線ネットワーク1001に参加するよう判定する(F807)。その結果、DSC302は、携帯電話303、304に対して参加要求メッセージを送信し(F808)、携帯電話303、304は第一の構成方法を実施して無線ネットワーク1006への接続処理を行う(F809)。このときのDSC301、302、携帯電話303、304の間の無線ネットワークの状態を図11に示す。ここで、DSC302で指定されたアプリケーションは携帯電話303が構成している無線ネットワーク1001を使用して携帯電話304との間でデータ通信を行う(F810)。
次に、DSC302が別ネットワーク構成処理を行う、図8とは異なるシーケンスを、図9を用いて説明する。また、シーケンスを実行する通信装置は、左からDSC302、携帯電話303、304がそれぞれ対応する。また、無線ネットワークの初期状態は図3と同様とする。以下、図8に示すシーケンスと異なる点にのみ着目して説明する。
DSC302は、ユーザからの指示を受けると、携帯電話303、304からネットワーク情報を取得する(F901−F903)。DSC302は、携帯電話303、304のネットワーク情報に基づいて携帯電話303、304とのデータ通信を行う上でアプリケーションの処理に関係ないDSC301を経由する必要があると判定する(F904)。DSC302は、携帯電話303、304から能力情報を取得する(F905、F906)。DSC302は、携帯電話303、304の能力情報に基づいて第二の構成方法を実施し、携帯電話303がAPとなり新規の無線ネットワークを作成し、DSC302、携帯電話303が無線端末として該ネットワークに接続するよう判定する(F907)。つまり、DSC302は、携帯電話303、304に対して作成要求メッセージを送信し(F908)、携帯電話303、304は第二の構成方法を実施して新規の無線ネットワークへの接続処理を行う(F909)。このときのDSC301、302、携帯電話303、304の間の無線ネットワークの状態は図11と同様である。
DSC302で指定されたアプリケーションは、携帯電話303、304との間で無線ネットワーク1001を使用してデータ通信を行う(F810)。
以上のように、一つ、又は複数の相手装置とのデータ通信において、自装置と相手装置以外の通信装置がデータ通信を中継する必要がある場合でも、別の無線ネットワークを構成し、該通信装置の中継処理を回避することが可能となる。
また、別の無線ネットワークを構築する際に、自装置、若しくは相手装置を既存の無線ネットワークに接続させることにより、独立した無線ネットワークの数が抑えられ、無線リソースを極力抑えつつ、該通信装置の中継処理を回避することが可能となる。
更に、通信装置の中継処理が必要な場合でも、該通信装置により許可を判定させることで、該通信装置は自身にかかる中継処理負荷を制御することが可能となる。
[他の実施形態]
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (7)

  1. 複数の相手装置と通信を行う通信装置であって、
    前記相手装置から、当該相手装置が接続している無線ネットワークの情報と当該相手装置の能力情報とを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得した前記無線ネットワークの情報に基づいて、前記無線ネットワークにより前記複数の相手装置とは異なる他の通信装置を介すことなく前記相手装置と通信可能か否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記相手装置との前記他の通信装置を介さない通信が可能でないと判定された場合、前記取得手段により取得した前記能力情報に基づいて、前記相手装置に対して新たな無線ネットワークの構築、または、新たな無線ネットワークへの参加を要求する要求手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記無線ネットワークの情報は、当該無線ネットワークの識別子と、前記相手装置が当該無線ネットワークを作成したか否かを示す情報とを含み、
    前記判定手段は、前記相手装置が接続している前記無線ネットワークを前記相手装置とは異なる装置が構築している場合には、前記相手装置と前記他の通信装置を介さない通信が可能であると判定することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記能力情報は、前記相手装置が新たな無線ネットワークを構築できるかを示す情報を含み、
    前記要求手段は、前記相手装置が新たな無線ネットワークを構築できる場合、当該相手装置に対して新たな無線ネットワークの構築を要求することを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記能力情報は、前記相手装置が複数の無線ネットワークに並行して参加可能かを示す情報を含み、
    前記要求手段は、前記相手装置が複数の無線ネットワークに並行して参加可能である場合に、新たな無線ネットワークへの参加を要求することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記判定手段により前記相手装置との前記他の通信装置を介さない通信が可能でないと判定された場合、前記相手装置に対して通信を実行するか否かを確認する確認手段と、
    前記確認手段による確認の結果に応じて当該相手装置との通信を開始する開始手段とを更に有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 複数の相手装置と通信を行う通信装置の通信方法であって、
    取得手段が、前記相手装置から、当該相手装置が接続している無線ネットワークの情報と当該相手装置の能力情報とを取得する取得工程と、
    判定手段が、前記取得工程において取得した前記無線ネットワークの情報に基づいて、前記無線ネットワークにより前記複数の相手装置とは異なる他の通信装置を介すことなく前記相手装置と通信可能か否かを判定する判定工程と、
    要求手段が、前記判定工程において前記相手装置との前記他の通信装置を介さない通信が可能でないと判定された場合、前記取得手段により取得した前記能力情報に基づいて、前記相手装置に対して新たな無線ネットワークの構築、または、新たな無線ネットワークへの参加を要求する要求工程と、
    を有することを特徴とする通信装置の通信方法。
  7. コンピュータを請求項1乃至5の何れか1項に記載の通信装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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