JP2013172020A - 有機半導体を用いた赤外線センサ - Google Patents

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Ryotaro Tsuji
良太郎 辻
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岳夫 大塚
Ryoko Miyasato
涼子 宮里
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Abstract

【課題】近赤外線領域において高い変換効率を示す赤外線センサを提供すること。
【解決手段】トリオキソトリアンギュレン(TOT)誘導体13を2つの電極15a,15b間に配置した構造を有する。
【効果】フレキシブル基板上に製作すれば、曲げやすく、軽量かつ壊れにくいというメリットを有する。また塗布プロセスや印刷プロセスにより製造可能であるため、安価に作製することができる。さらに人体や環境に対して安全性が高い。
【選択図】図2

Description

本発明は有機半導体を用いた赤外線センサに関するものである。
近赤外線領域である800〜2000nmの波長範囲を検出する赤外線センサとして実用化されているものは、PbS、PbSe、Ge、InGaAs、InAsなど、毒性の高い、あるいはレアメタルに相当する元素を成分とする無機半導体であるが、フレキシブル化が困難であり、安全性、環境負荷、資源入手性などに問題があった。また無機半導体を使用するために印刷や塗布などの安価プロセスが適用できなかった。
そこで有機半導体材料として、トリオキソトリアンギュレン(TOT)誘導体からなる中性ラジカル化合物が注目されている。TOT誘導体は、縮退したLUMO(Lowest Unoccupied Molecular Orbital;最低空軌道)を有し、SOMO(Singly Occupied Molecular Orbital;半占軌道)-LUMO間のエネルギー差が小さいことが知られている(特許文献1)。
また特許文献2では、TOT誘導体を用いる温度検知装置が記載されているが、これはTOT誘導体の温度変化に応じた色変化や電磁波吸収性能の変化をモニターする仕組み(カラー温度計)であり、電気伝導度が変化する特性を利用するものではない。また色変化や電磁波吸収性能の変化は応答速度が小さく、感度も低い。
国際公開第2010/061595号パンフレット 特開2009−126954号公報 特開2007−227186号公報
本発明の目的は、このように狭いバンドギャップを持ち、赤外領域に光吸収性能を有する有機半導体材料を利用して、近赤外線領域において高い変換効率を示す赤外線センサを提供することである。
さらに本発明の目的は、環境や人体に対して安全な元素のみを成分とし、塗布や印刷プロセスが適用可能であり、フレキシブルな基板に形成することのできる赤外線センサデバイスを提供することである。
前記目的を達成するため、下記[化1]の構造を有するTOT誘導体(ただし式中Rは1価の基を示し、互いに同一でも異なっていてもよい)を2つの電極間に配置した構造を有し、前記2つの電極間の電気伝導度の変化を検出する、赤外線センサを提供する。
Figure 2013172020
前記赤外線センサにおいて、好適には、TOT誘導体の1価の基Rが水素、ハロゲン、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、t−ブチル基、シクロヘキシル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、ペンタフルオロエチル基、ヘプタフルオロイソプロピル基、フェニル基、4−メトキシフェニル基、4−n−ブトキシフェニル基、ペンタフルオロフェニル基、ナフチル基、ベンジル基、メトキシ基、エトキシ基、n−ブトキシ基、t−ブトキシ基、フェニルオキシ基、アミノ基、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、イソプロピルアミノ基、カルボキシル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、イソプロポキシカルボニル基、t−ブトキシカルボニル基、トリフルオロメトキシカルボニル基、シアノ基、ニトロ基からなる群より選ばれるものである。
さらに好適には、前記TOT誘導体が固体又は溶液中における電子吸収スペクトルにおいて800〜2000nmの波長範囲にセンサ感度を有するものである。
さらに好適には、前記赤外線センサの構造が、面状電極上に前記TOT誘導体層が存在し、さらにその上に透明電極層を有するものである。あるいは、前記赤外線センサは、基板面上に相対する1組の電極が配置され、その間に前記TOT誘導体が配置された構造を有するものであってもよい。
さらに好適には、前記赤外線センサがフレキシブル基板上に形成されたものである。
さらに好適には、前記赤外線センサが塗布又は印刷プロセスによって作製されたものである。
本発明の赤外線センサは、フレキシブルデバイスとすることが可能であり、軽量かつ壊れにくいというメリットを有する。その製造には塗布プロセスや印刷プロセスを適用することが可能であり、安価に作製することが可能である。さらに鉛、セレン、ヒ素といった毒性の高い元素を含まないため、人体や環境に対して安全性が高い。
面状電極上にTOT層があり、さらにその上に透明電極層を有する構造(A)を有する赤外線センサ1の断面図である。 基板上に相対する1組の電極が配置され、その間にTOT誘導体が配置された構造(B)を有する赤外線センサ1の断面図(a)及び平面図(b)である。 互いに対向する電極層15a,15bのとり得る種々の形状を示す平面図である。 フレキシブル基板11a上に赤外線センサ1を形成した例を示す斜視図である。 実施例に用いた波長フィルタの透過スペクトルを示すグラフである。 実施例で製作した赤外線センサの電流応答を示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して説明する。
本発明の赤外線センサは、下記[化2]の構造
Figure 2013172020
を有するTOT誘導体(ただし式中Rは1価の基を示し、互いに同一でも異なっていてもよい)を2つの電極間に配置した構造を有する。前記式中、Rとしては特に限定されずアルキル基、アリール基、アラルキル基、ハロゲン、水素、各種官能基を適用可能であるが、合成の容易さやTOT誘導体の安定性の点で、水素、ハロゲン、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、t−ブチル基、シクロヘキシル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、ペンタフルオロエチル基、ヘプタフルオロイソプロピル基、フェニル基、4−メトキシフェニル基、4−n−ブトキシフェニル基、ペンタフルオロフェニル基、ナフチル基、ベンジル基、メトキシ基、エトキシ基、n−ブトキシ基、t−ブトキシ基、フェニルオキシ基、アミノ基、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、イソプロピルアミノ基、カルボキシル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、イソプロポキシカルボニル基、t−ブトキシカルボニル基、トリフルオロメトキシカルボニル基、シアノ基、ニトロ基からなる群より選ばれるものが好ましく、水素、塩素、臭素、メチル基、エチル基、イソプロピル基、n−ブチル基、t−ブチル基、フェニル基、4−メトキシフェニル基、4−n−ブトキシフェニル基、n−ブトキシ基からなる群より選ばれるものがより好ましい。
前記TOT誘導体は、赤外線センサとして赤外領域の光に対して感度が高いという点で、固体又は溶液中における電子吸収スペクトルにおいて800〜2000nmの波長範囲にセンサ感度を有するものが好ましく、1000〜1500nmの波長範囲にセンサ感度を有するものがさらに好ましい。電子吸収スペクトルの測定に関しては特に制限はなく、紫外可視近赤外(UV−VIS−NIR)分光光度計を用い、固体の場合は粉末、結晶、あるいはフィルムなどの形態で測定すればよく、溶液の場合はクロロホルムやジクロロメタンなど可溶な溶媒に溶解させて測定すればよい。
本発明の赤外線センサの構造としては2つの電極間にTOT誘導体が配置されていれば良く、特に限定されないが、作製のしやすさや性能の点で以下の(A)又は(B)の構造が好ましい。
(A)面状電極上にTOT層があり、さらにその上に透明電極層を有する構造。
(B)基板上に相対する1組の電極が配置され、その間にTOT誘導体が配置された構造。
構造(A)の具体例を図1に示す。図1は構造(A)の赤外線センサ1の断面図である。基板11上に電極層12が形成され、その上にTOT誘導体層13が形成され、さらにその上に透明電極層14が配置されている。
基板11の材質は特に限定されず、例えばガラス、金属板、金属箔、金属ホイル、ポリマーシート、ポリマーフィルム、紙などが使用できる。電極層12の材質は特に限定されず、例えば金属箔、金属ホイル、めっき・蒸着・スパッタリングなどで形成された金属薄膜、ITOやAZOなどの透明電極、導電性ポリマー、グラフェン、カーボンナノチューブなどを使用できる。TOT誘導体層13の上に配置される透明電極層14としては特に限定されず、ITO、AZO、ZnO、導電性ポリマー、グラフェン、カーボンナノチューブなどを使用できる。なお基板11として導電性を有する金属板、金属箔、金属ホイルなどを用いる場合には電極層12も兼ねる構造とすることができる。
TOT誘導体層13の膜厚(電極間の距離)は特に限定されないが、10nm〜100μmの範囲が好ましい。10nmよりも薄いと赤外線吸収が十分できないため感度が低くなり、100μmより厚いと印加する電圧を高く設定しなければならず、消費電力が大きくなったり昇圧デバイスが必要となったりする欠点がある。
赤外線センサとして動作させる際に印加する電圧としては特に限定されないが、1mV〜200Vの範囲が好ましい。1mVより小さいと明電流と暗電流との差を検出することが難しいという問題があり、200Vより大きいと絶縁耐久性や消費電力の点で不利となる。
構造(B)の具体例を図2に示す。図2(a)は構造(B)の赤外線センサ1の断面図であり、図2(b)は基板11を上面から見た平面図である。図2(a)は図2(b)をa−a線で切断した断面図となっている。基板11上に2つの電極層15a,15bが互いに接触しないように配置され、その間を埋めるようにTOT誘導体層13が配置される。
構造(B)においても基板11の材質は特に限定されず、例えばガラス、金属板、金属箔、金属ホイル、ポリマーシート、ポリマーフィルム、紙などを使用できる。ただし金属板など導電性のある基板11を用いる場合には表面を絶縁処理しておく必要がある。電極層15a,15bも特に限定されず、例えば金属箔、金属ホイル、めっき・蒸着・スパッタリングなどで形成された金属薄膜、ITOやAZOなどの透明電極、導電性ポリマー、グラフェン、カーボンナノチューブなどを使用できる。
電極層15a,15bの平面形状は特に限定されない。例えば図2の具体例に示したような互いに突出し、相対向する電極指16a,16bを有する一対の櫛形電極の他、互いに対向する部分を有する形状であれば任意の形状を使用できる。
例えば図3(a)は、互いに対向する直線状のエッジ17a,17bを持った電極層15a,15bを示す。図3(b)は互いに対向するジグザグ状のエッジ18a,18bを持った電極層15a,15bを示す。エッジの形状は互いに対向していればよく、この他、任意の形状を採用できる。図3(c)は同心円の外円と内円との対向部分でTOT誘導体が形成されている例を示す。図3(d)は電極層15a,15bが互いに対向する渦巻き状の部分を有する例を示す。
本発明の赤外線センサ1は有機化合物であるTOT誘導体を光吸収層として用いるため、柔軟性に富むことが特徴である。したがって、図4に示すように、フレキシブル基板11a上に赤外線センサ1を形成すれば、全体としてフレキシブル性を有する赤外線センサ1を製作することができる。このようなフレキシブル性を有する赤外線センサ1は薄膜化が可能であり、任意の形状に曲げることができる。また割れたり壊れたりしにくい、といった利点がある。フレキシブル基板11aとしては特に限定されないが、金属箔、金属ホイル、ポリマーシート、ポリマーフィルム、紙が入手性、取扱性の点で好ましい。
本発明の赤外線センサ1を作製するプロセスとしては特に限定されず、その構造A,Bなどの選定と共に必要とする特性や用途に応じて選択することが可能である。例えば電極の形成法としては上述のようにめっき、蒸着、スパッタリングなどの他に、昇華、転写、塗布、印刷などを適用可能である。TOT誘導体層を基板上に形成する際も、蒸着、昇華、塗布、印刷などの方法を用いることができる。これらのうち、低コストで大面積化が可能な点で、塗布及び印刷プロセスが好ましい。塗布プロセスとしては簡便性の点でスプレー塗布、ディッピング、スピンコーティング、バーコーティングが好ましく、印刷プロセスとしては汎用性の点でスクリーン印刷、グラビア印刷、フレキソ印刷、オフセット印刷、インクジェット法が好ましい。電極部分も導電性インクや導電性ペーストを用いることによりこれら塗布、印刷プロセスを適用可能である。
以下に本発明の実施例を記載する。
<製造例1>トリ−t−ブチルTOTの合成
下記[化3]の(2)に示すトリ−t−ブチルTOTを以下のように合成した。
Figure 2013172020
20mLのフラスコにカリウム2,6,10−トリ−t−ブチル−4,8−ジオキソ−4H,8H−ジベンゾ[cd,mn]ピレン−12−オラート 563mg(1.06mmol)粉末を入れ、2mol/Lの塩酸20mLに投入して懸濁させた。60℃の水浴中で5時間撹拌した。反応終了後室温まで冷却し、粗生成物を2mol/L塩酸で洗って濾取した。70℃で真空乾燥して紫色固体を得た( 収率82% )。得られた紫色固体497mg(1.01mmol)を30mLのフラスコに入れ、約10%水酸化テトラブチルアンモニウム水溶液7mLに懸濁させ、60℃で30分間撹拌した。粗生成物を蒸留水で洗って濾取し、60℃で真空乾燥し、青色固体を得た(収率72%)。アルゴン雰囲気下、30mLのフラスコにこの青色固体200mg(0.273mmol)とクロラニル67mg(0.273mmol)を入れ、ジメトキシエタン(DME)10mLに溶解させた。室温で20分間撹拌した後、真空減圧下溶媒を蒸留して除去した。粗生成物をクロロホルム80mLに懸濁させ、カラムクロマトグラフィーに供して、トリ−t−ブチルTOTを茶色固体227mgとして得た(収率82%)。X線結晶構造解析を測定し、トリ−t−ブチルTOTの構造を確認した。
<赤外線センサの作製及び動作確認>
製造例1で合成したトリ−t−ブチルTOTの0.5wt%クロロホルム溶液を調製し、ITO櫛形対向電極(幅10μm、ギャップ5μm、厚さ100nm)を有するガラス基板11上にスプレー塗布した。これを乾燥させることにより赤外線センサを作製した。トリ−t−ブチルTOTの膜厚は約3μmであった。
この赤外線センサの電極間に20Vの電圧を印加し、波長フィルタITF−50S−100RM(シグマ光機株式会社)を通して、ソーラーシミュレータで強度1SUNの光源を照射した。このフィルタは、図5にその透過スペクトルのグラフを示すように、透過率が800nmで0%、1000nmで40%、1200nmで90%となる特性を有する赤外線フィルタである。光照射のON/OFFをしたところ、図6に示すように、光照射のONで立ち上がり、OFFで立ち下がる電流応答が観察され、赤外線センサとして動作することが確認できた。
1 赤外線センサ
11 基板
12 電極層
13 TOT誘導体層
14 透明電極層
15a,15b 電極層

Claims (7)

  1. 下記式(1)の構造を有するトリオキソトリアンギュレン(TOT)誘導体(ただし式中Rは1価の基を示し、互いに同一でも異なっていてもよい)を2つの電極間に配置した構造し、前記2つの電極間の電気伝導度の変化を検出する、赤外線センサ。
    Figure 2013172020
  2. 1価の基Rが水素、ハロゲン、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、t−ブチル基、シクロヘキシル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、ペンタフルオロエチル基、ヘプタフルオロイソプロピル基、フェニル基、4−メトキシフェニル基、4−n−ブトキシフェニル基、ペンタフルオロフェニル基、ナフチル基、ベンジル基、メトキシ基、エトキシ基、n−ブトキシ基、t−ブトキシ基、フェニルオキシ基、アミノ基、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、イソプロピルアミノ基、カルボキシル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、イソプロポキシカルボニル基、t−ブトキシカルボニル基、トリフルオロメトキシカルボニル基、シアノ基、ニトロ基からなる群より選ばれるものである、請求項1に記載の赤外線センサ。
  3. TOT誘導体が固体又は溶液中における電子吸収スペクトルにおいて800〜2000nmの波長範囲にセンサ感度を有するものである、請求項1又は請求項2に記載の赤外線センサ。
  4. 面状電極上にTOT誘導体層があり、さらにその上に透明電極層を有する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の赤外線センサ。
  5. 基板上に対向する1組の電極が配置され、その間にTOT誘導体が配置された構造を有する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の赤外線センサ。
  6. フレキシブル基板上に形成された請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の赤外線センサ。
  7. 塗布又は印刷プロセスによって作製された請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の赤外線センサ。
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