JP2013171693A - 密閉型電池 - Google Patents
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Abstract
【課題】溶接速度を遅くすることなく、封止キャップと蓋体とのレーザ溶接による接合部の溶接品質を向上できる密閉型電池を提供する。
【解決手段】電池ケース30の蓋体20に嵌合することにより、蓋体20に形成される電解液注入口23を封止する封止キャップ10を備え、蓋体20に嵌合された封止キャップ10と電解液注入口23との間には空間Sが形成され、封止キャップ10の周縁部が蓋体20にレーザ溶接によって接合されるリチウムイオン二次電池50であって、蓋体20に嵌合された封止キャップ10の周縁部の接合面11及び蓋体20の接合面21は、それぞれ封止キャップ10の周縁部の接合面11と蓋体20の接合面21との間隙Gが下方に向かうほど大きくなるように形成され、封止キャップ10の底部には、間隙Gと空間Sとを連通する溝12が形成される。
【選択図】図4
【解決手段】電池ケース30の蓋体20に嵌合することにより、蓋体20に形成される電解液注入口23を封止する封止キャップ10を備え、蓋体20に嵌合された封止キャップ10と電解液注入口23との間には空間Sが形成され、封止キャップ10の周縁部が蓋体20にレーザ溶接によって接合されるリチウムイオン二次電池50であって、蓋体20に嵌合された封止キャップ10の周縁部の接合面11及び蓋体20の接合面21は、それぞれ封止キャップ10の周縁部の接合面11と蓋体20の接合面21との間隙Gが下方に向かうほど大きくなるように形成され、封止キャップ10の底部には、間隙Gと空間Sとを連通する溝12が形成される。
【選択図】図4
Description
本発明は、密閉型電池の封止キャップの封止構成の技術に関する。
密閉型電池とは、電解液を電池ケースに封入したものであって、例えばリチウムイオン二次電池等が良く知られている。電池ケースには、電解液を注入するための電解液注入口が形成されている。電解液注入口は、製造工程において、電解液を注入した後に塞がれるものである。
例えば、特許文献1は、電解液注入口を塞ぐ構成として、電解液注入口に封止キャップを被せ、封止キャップの周縁部を蓋体にレーザ溶接によって接合する構成を開示している。以下、特許文献1に開示される封止キャップを従来の封止キャップとする。
図5を用いて、従来の封止キャップ110による電解液注入口123の封止構成について説明する。
なお、図5(A)及び図5(B)は、封止キャップ110による電解液注入口123の封止構成を正面断面図にて表している。
なお、図5(A)及び図5(B)は、封止キャップ110による電解液注入口123の封止構成を正面断面図にて表している。
封止キャップ110は、蓋体120にレーザ溶接によって接合されるものである。封止キャップ110は、中央に凸部が形成される円盤形状に形成されている。蓋体120には、キャップ溝122と、電解液注入口123と、が形成されている。
電解液注入口123の封止構成としては、封止キャップ110がキャップ溝122に嵌合した状態において、封止キャップ110の周縁部の端面(以下、接合面111)と、蓋体120のキャップ溝122の外周部の端面(以下、接合面121)とがレーザ溶接によって接合される。
ここで、封止キャップ110の外径寸法は、封止キャップ110及び蓋体120の製作時の寸法公差を考慮して、キャップ溝122の外径寸法よりも若干小さいものとして形成される。そのため、封止キャップ110がキャップ溝122に嵌合したときには、封止キャップ110の接合面111とキャップ溝122の接合面121の間に大きく隙間が空く状態(図5(A)に示す状態)と、封止キャップ110の接合面111とキャップ溝122の接合面121とが密着する状態(図5(B)に示す状態)と、が想定される。
図5(A)に示すように、封止キャップ110の接合面111とキャップ溝122の接合面121との間に大きく隙間が空く状態では、レーザがこの隙間を通過して蓋体120のキャップ溝122に直接照射され、レーザが蓋体120におけるキャップ溝122の底面に直接的に熱が入って過熱状態となって、穴あきの原因となる。
図5(B)に示すように、封止キャップ110の接合面111とキャップ溝122の接合面121とが密着する状態では、溶接ビードの終端近くでは、封止キャップ110の接合面111とキャップ溝122の接合面121とが密着した下方にガス溜まりが残り、溜まったガスが溶接終了時に外側へ噴出し溶接欠陥となる。
上述した溶接欠陥を防止するためには、溶接時に溶接出力を低く抑え、溶接速度を遅くすることによって対応せざるを得ない。しかし、溶接出力を低く抑え、溶接速度を遅くすることによって、加工時間が長くなり、生産効率が低減する。
そこで、リチウムイオン二次電池等の密閉型電池では、封止キャップの封止構成として、溶接速度を遅くすることなく、封止キャップと蓋体とのレーザ溶接による接合部の溶接欠陥を低減することが求められている。
本発明の解決しようとする課題は、溶接速度を遅くすることなく、封止キャップと蓋体とのレーザ溶接による接合部の溶接品質を向上できる密閉型電池を提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、電池ケースの蓋体に嵌合することにより、前記蓋体に形成される電解液注入口を封止する封止キャップを備え、前記蓋体に嵌合された前記封止キャップと前記電解液注入口との間に空間が形成され、前記封止キャップの周縁部が前記蓋体にレーザ溶接によって接合される密閉型電池であって、前記蓋体に嵌合された前記封止キャップの周縁部の接合面及び前記蓋体の接合面は、それぞれ前記封止キャップの周縁部の接合面と前記蓋体の接合面との間隙が下方に向かうほど大きくなるように形成され、前記封止キャップの底部には、前記封止キャップの周縁部の接合面と前記蓋体の接合面との間隙と、前記封止キャップと前記電解液注入口との間の空間とを連通する溝が形成されるものである。
請求項2においては、請求項1記載の密閉型電池であって、前記封止キャップの周縁部の接合面及び前記蓋体の接合面には、それぞれテーパー部が形成されるものである。
本発明の密閉型電池によれば、溶接速度を遅くすることなく、封止キャップと蓋体とのレーザ溶接による接合部の溶接品質を向上できる。
図1を用いて、リチウムイオン二次電池50の構成について説明する。
なお、図1(A)ではリチウムイオン二次電池50を平面視にて表し、図1(B)ではリチウムイオン二次電池50を正面視にて表し、図1(C)ではリチウムイオン二次電池50を側面視にて表している。
なお、図1(A)ではリチウムイオン二次電池50を平面視にて表し、図1(B)ではリチウムイオン二次電池50を正面視にて表し、図1(C)ではリチウムイオン二次電池50を側面視にて表している。
リチウムイオン二次電池50は、本発明の密閉型電池に係る実施形態である。リチウムイオン二次電池50は、電解液を電池ケース30に封入した密閉型の構造をしている。リチウムイオン二次電池50は、蓋体20と、電池ケース30と、を具備している。
電池ケース30は、直方体形状の角型ケースに構成されている。電池ケース30の内部には、扁平形状の捲回電極体(図示略)及び電解液が収容されている。蓋体20は、電池ケース30の上部に開口される開口部を塞ぐように、電池ケース30の上部に設けられている。
蓋体20は、正極端子51と、負極端子52と、電解液注入口23と、封止キャップ10と、を具備している。正極端子51は、外部接続用の端子であって、蓋体20の表面側に突出して設けられている。同様に、負極端子52は、外部接続用の端子であって、蓋体20の表面側に突出して設けられている。正極端子51は、蓋体20の長手方向における一端側に配置され、負極端子52は、蓋体20の長手方向における他端側に配置されている。
電解液注入口23は、リチウムイオン二次電池50の製造工程において、電池ケース30内に電解液を注入するための孔である。電解液注入口23は、蓋体20における正極端子51と負極端子52との間の位置に形成されている。なお、電解液注入口23の詳細な構成について、詳しくは後述する。
封止キャップ10は、電解液注入口23を封止するものである。封止キャップ10は、電解液注入口23の上方に設けられている。なお、封止キャップ10の詳細な構成について、詳しくは後述する。
図2を用いて、封止キャップ10の詳細な構成について説明する。
なお、図2(A)では封止キャップ10を底面視にて表し、図2(B)では封止キャップ10を図2(A)のAA断面における断面視にて表している。また、図2(B)では、接合面11の一部を拡大して表している。以下では、図2に示す、高さ方向及び径方向に従って説明する。
なお、図2(A)では封止キャップ10を底面視にて表し、図2(B)では封止キャップ10を図2(A)のAA断面における断面視にて表している。また、図2(B)では、接合面11の一部を拡大して表している。以下では、図2に示す、高さ方向及び径方向に従って説明する。
封止キャップ10は、略円盤形状に構成されている。封止キャップ10には、接合面11と、溝12と、凸部13と、が形成されている。凸部13は、封止キャップ10の略中央部に上方に向かって凸となるように形成されている。封止キャップ10の凸部13よりも外周側の部分は底部を形成しており、溝12は、封止キャップ10の前記底部において、径方向に沿って放射状に複数本(本実施形態では8本)が形成されている。溝12は、封止キャップ10における凸部13の内側と、前記底部の周縁部端面側(接合面11側)とを連通している。
接合面11は、封止キャップ10における前記底部の周縁部端面であって、テーパー部11Aとストレート部11Bとで形成されている。ストレート部11Bは、接合面11の上部に形成されている。ストレート部11Bは、高さ方向において、接合面11の全体長さの略1/5の長さにて形成されている。
テーパー部11Aは、接合面11の中央部から下部に形成されており、ストレート部11Bの下方に位置している。テーパー部11Aは、高さ方向において、接合面11の全体長さの略4/5の長さにて形成されている。テーパー部11Aは、接合面11の上下中央部(ストレート部11Bの下端)から下方へいくに従って、外周側から内周側に向かうように傾斜して形成されている。テーパー部11Aは、鉛直方向から傾斜角度θ1だけ内周に向かって傾斜して形成されている。
図3を用いて、電解液注入口23の周囲の構成について説明する。
なお、図3(A)ではリチウムイオン二次電池50を正面視にて表し、図3(B)では電解液注入口23の周囲の構成を拡大して正面断面視にて表し、図3(C)ではさらに接合面21を拡大して表している。以下では、図3に示す、高さ方向に従って説明する。
なお、図3(A)ではリチウムイオン二次電池50を正面視にて表し、図3(B)では電解液注入口23の周囲の構成を拡大して正面断面視にて表し、図3(C)ではさらに接合面21を拡大して表している。以下では、図3に示す、高さ方向に従って説明する。
上述したように、電解液注入口23は、リチウムイオン二次電池50の製造工程において、電池ケース30内に電解液を注入するための孔であって、蓋体20の略中央部に形成されている。電解液注入口23の上端には、電解液注入口23を仮封止するための仮封止材25が接合されており、電解液注入口23の周囲には、キャップ溝22と接合面21とが形成されている。
仮封止材25は、電解液注入口23の上端部にて、電解液注入口23を覆うように設けられている。本実施形態の仮封止材25は、樹脂シートで形成されている。
キャップ溝22は、蓋体20の電解液注入口23の周囲において、リング状に形成される溝である。キャップ溝22の外径寸法は、キャップ溝22及び封止キャップ10の寸法公差を考慮して、封止キャップ10の外径寸法よりも若干大きく形成されている。これにより、封止キャップ10がキャップ溝22に確実に嵌合可能となっている。
接合面21は、蓋体20におけるキャップ溝22の外周側端面であって、テーパー部21Aとストレート部21Bとで形成されている。ストレート部21Bは、接合面21の上部に形成されている。ストレート部21Bは、高さ方向において、接合面11の全体長さの略1/5の長さにて形成されている。
テーパー部21Aは、接合面21の中央部から下部に形成されており、ストレート部21Bの下方に位置している。テーパー部21Aは、高さ方向において、接合面11の全体長さの略4/5の長さにて形成されている。テーパー部21Aは、接合面21の上下中央部(ストレート部21Bの下端)から下方へ向かうに従って、外周側から内周側に向かうように傾斜して形成されている。また、テーパー部21Aは、鉛直方向から傾斜角度θ2だけ内周に向かって傾斜して形成されている。
ここで、特記すべき事項として、傾斜角度θ2は、上述した傾斜角度θ1より十分小さいものとする。言い換えれば、上述した傾斜角度θ1は、傾斜角度θ2より十分大きい。
図4を用いて、封止キャップ10による電解液注入口23の封止構成について説明する。
なお、図4(A)では封止キャップ10による電解液注入口23の封止構成を正面断面視にて表し、図4(B)では封止キャップ10の接合面11とキャップ溝22の接合面21とを拡大して表している。また、図4では、封止キャップ10の周縁部が蓋体20にレーザ溶接によって接合される前の状態を表している。
なお、図4(A)では封止キャップ10による電解液注入口23の封止構成を正面断面視にて表し、図4(B)では封止キャップ10の接合面11とキャップ溝22の接合面21とを拡大して表している。また、図4では、封止キャップ10の周縁部が蓋体20にレーザ溶接によって接合される前の状態を表している。
図4に示す封止キャップ10による電解液注入口23の封止構成は、封止キャップ10が蓋体20にレーザ溶接によって接合される前の状態の構成であって、封止キャップ10が蓋体20のキャップ溝22に嵌合されている状態である。
封止キャップ10は、蓋体20のキャップ溝22に嵌合される。このとき、封止キャップ10には凸部13が形成されているため、封止キャップ10と電解液注入口23との間には空間Sが形成される。
また、封止キャップ10が蓋体20のキャップ溝22に嵌合されている状態では、封止キャップ10の接合面11とキャップ溝22の接合面21とが対向しており、キャップ溝22の外径寸法が封止キャップ10の外径寸法よりも若干大きく形成されているため、封止キャップ10の接合面11とキャップ溝22の接合面21との間には、間隙Gが形成される。
また、封止キャップ10の接合面11のテーパー部11Aの傾斜角度θ1がキャップ溝22の接合面21のテーパー部21Aの傾斜角度θ2よりも十分大きく形成されているため、テーパー部11Aとテーパー部21Aとの間の間隙Gは、下方に向かうほど、その隙間が大きくなるように形成される。
また、接合面11におけるストレート部11Bと接合面21におけるストレート部21Bとの間の間隙Gの直下方には、接合面21のテーパー部21Aが位置している。
また、封止キャップ10の溝12は、封止キャップ10の凸部13の内側と周縁部端面側(接合面11側)とを連通するものであるため、封止キャップ10が蓋体20のキャップ溝22に嵌合されている状態では、封止キャップ10の接合面11とキャップ溝22の接合面21との間隙Gと、封止キャップ10の凸部13の内側と電解液注入口23との間に形成される空間Sとは、溝12によって連通されることになる。
リチウムイオン二次電池50の効果について説明する。
リチウムイオン二次電池50によれば、封止キャップ10と蓋体20とのレーザ溶接による接合部の溶接欠陥を低減できる。
リチウムイオン二次電池50によれば、封止キャップ10と蓋体20とのレーザ溶接による接合部の溶接欠陥を低減できる。
すなわち、封止キャップ10が蓋体20のキャップ溝22に嵌合されるときに、封止キャップ10がキャップ溝22の中心から片寄って嵌合されて、封止キャップ10の接合面11とキャップ溝22の接合面21との間に大きく隙間が空く状態となっても、蓋体20の接合面21にテーパー部21Aが形成されているため、接合面11におけるストレート部11Bと接合面21におけるストレート部21Bとの間の間隙Gの直下方に、接合面21のテーパー部21Aが位置することとなる。
また、テーパー部21Aが形成されている部分の蓋体20の厚みは、キャップ溝22の底面が形成されている部分の蓋体20の厚みよりも厚くなっているため、レーザがストレート部11Bとストレート部21Bとの間を通過して、キャップ溝22の接合面21であるテーパー部21Aに直接照射されても、レーザがキャップ溝22の底面に直接的に照射された場合のように過熱状態となることがなく、穴あき発生を防止して溶接品質を安定させることができる。
また、封止キャップ10の接合面11とキャップ溝22の接合面21との間隙Gと、封止キャップ10と電解液注入口23との間に形成される空間Sが溝12によって連通されているため、溶接ビードの終端近くでは、封止キャップ10の接合面11とキャップ溝22の接合面21とが接合された部分の下方の間隙Gに存在するガスは、溝12を通過して空間Sへ排出される。また、間隙Gは下方へいくに従って大きくなっているため、前記ガスは間隙G内を周方向へ拡散することが容易となる。これにより、溶接ビードの終端近くにおける間隙Gにガス溜まりが残ることがなく、溶接終了時に前記ガスが外側へ噴出し溶接欠陥となることを防止できる。
さらに、上述したような溶接欠陥を防止できるため、実際の溶接時には、溶接出力を低く抑え、溶接速度を遅くすることもなく、加工時間を短縮でき、生産効率が上昇する。つまり、溶接速度を遅くすることなく、封止キャップと蓋体とのレーザ溶接による接合部の溶接品質を向上することができる。
また、本実施形態の封止キャップ10の接合面11にテーパー部11Aを形成する加工は、従来の封止キャップ110(図4参照)を加工する際の金型に改良を加えるのみで加工できるため、製品自体のコストアップは発生しない。
同様に、本実施形態の蓋体20のキャップ溝22の接合面21にテーパー部21Aを形成する加工は、従来の蓋体120(図4参照)を加工する際の金型に改良を加えるのみで加工できるため、製品自体のコストアップは発生しない。
10 封止キャップ
11 接合面
12 溝
20 蓋体
21 接合面
22 キャップ溝
23 電解液注入口
30 電池ケース
50 リチウムイオン二次電池
G 間隙
S 空間
11 接合面
12 溝
20 蓋体
21 接合面
22 キャップ溝
23 電解液注入口
30 電池ケース
50 リチウムイオン二次電池
G 間隙
S 空間
Claims (2)
- 電池ケースの蓋体に嵌合することにより、前記蓋体に形成される電解液注入口を封止する封止キャップを備え、前記蓋体に嵌合された前記封止キャップと前記電解液注入口との間に空間が形成され、前記封止キャップの周縁部が前記蓋体にレーザ溶接によって接合される密閉型電池であって、
前記蓋体に嵌合された前記封止キャップの周縁部の接合面及び前記蓋体の接合面は、それぞれ前記封止キャップの周縁部の接合面と前記蓋体の接合面との間隙が下方に向かうほど大きくなるように形成され、
前記封止キャップの底部には、前記封止キャップの周縁部の接合面と前記蓋体の接合面との間隙と、前記封止キャップと前記電解液注入口との間の空間とを連通する溝が形成される、
密閉型電池。 - 請求項1記載の密閉型電池であって、
前記封止キャップの周縁部の接合面及び前記蓋体の接合面には、それぞれテーパー部が形成される、
密閉型電池。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021238002A1 (zh) * | 2020-05-29 | 2021-12-02 | 江苏时代新能源科技有限公司 | 用于电池的顶盖组件、电池和使用电池作为电源的装置 |
CN113904072A (zh) * | 2021-08-25 | 2022-01-07 | 江苏万锂达智能科技有限公司 | 一种动力电池注液孔密封结构 |
-
2012
- 2012-02-20 JP JP2012034580A patent/JP2013171693A/ja active Pending
Cited By (2)
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