JP2013169743A - ラベルプリンタ - Google Patents

ラベルプリンタ Download PDF

Info

Publication number
JP2013169743A
JP2013169743A JP2012036059A JP2012036059A JP2013169743A JP 2013169743 A JP2013169743 A JP 2013169743A JP 2012036059 A JP2012036059 A JP 2012036059A JP 2012036059 A JP2012036059 A JP 2012036059A JP 2013169743 A JP2013169743 A JP 2013169743A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
ribbon
ribbon holder
holder
ink
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012036059A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyuki Hattori
直行 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP2012036059A priority Critical patent/JP2013169743A/ja
Publication of JP2013169743A publication Critical patent/JP2013169743A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Abstract

【課題】リーダプリンタに用いられるインクリボンが正規品であるかどうかの仕分けを確実なものとする。
【解決手段】回転自在に支持された第2リボンホルダー14に巻き取り軸19を装着する。巻き取り軸19と回転自在に支持された第1リボンホルダーに装着された供給軸との間にはインクリボン20を懸架する。インクリボン20とともに搬送される被印刷物に、インクリボン20に塗布されたインクを画像データに基づいてサーマルヘッドで熱転写する転写処理を行う。第2リボンホルダー14に巻き取り軸19を装着した状態で、第2リボンホルダー14に設けた鍵143による第1鍵情報と鍵143に対応し巻き取り軸19に形成された識別孔192による第2鍵情報とが一致したときに、インクリボン20の走行を可能とした。
【選択図】図2

Description

この発明の実施形態は、正規品外のインクリボンの使用を抑制したリボン取り付け機構を備えたラベルプリンタに関する。
従来、装着されたインクカートリッジが適正品(正規品)であるか否かを判別できる画像記録装置が知られている。この場合、インクカートリッジのインクフィルムが巻かれた軸体(供給軸)の外周面に形成された識別部(導電部)の情報を取得することで、正規品であるかどうかの情報を取得することで判断することができる。
しかし、この正規品の識別は、インクフィルムに設けた導電部を検出するだけのため、簡単に模倣できる可能性があり、せっかく正規品との仕分けのための手段を設けたにも拘わらず、あまり役に立たない、という問題があった。
特開2008−194916号公報
この実施形態では、インクリボンが巻かれる軸に正規品と不正規品かを識別する鍵を形成して確実に正規品を仕分けすることのできるラベルプリンタを提供する。
実施形態によれば、回転自在に支持された第1リボンホルダーと、回転自在に支持された第2リボンホルダーと、前記第1リボンホルダーに装着される供給軸と、前記第2リボンホルダーに装着される巻き取り軸と、前記第1リボンホルダーおよび第2リボンホルダー間に懸架されるインクリボンと、前記インクリボンとともに搬送される被印刷物に、該インクリボンに塗布されたインクを画像データに基づいて熱転写する転写処理を行う印字ヘッドと、を備え、前記第1リボンホルダーおよび前記第2リボンホルダーの少なくとも一方に設けた鍵による第1鍵情報と前記鍵が設けられた前記供給軸および前記巻き取り軸に対応して形成された識別孔による第2鍵情報とが一致したときに前記インクリボンの走行を可能とする。
ラベルプリンタに関する第1の実施形態の概略構成について説明するための断面図である。 図1要部の分解斜視図である。 図2を合体した状態を示す斜視図である。 図3のIa−Ib線断面図である。 鍵と識別孔との位置合わせの例について説明するための説明図である。 鍵孔と鍵と鍵番号の関係について説明するための説明図である。 識別孔と鍵番号の関係について説明するための説明図である。 鍵番号について説明するための説明図である。 ラベルプリンタに関する第2の実施形態の概略構成について説明するための断面図である。 図9の判定について説明するための説明図である。 ラベルプリンタに関する第3の実施形態の概略構成について説明するための断面図である。
以下、実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下で説明する図面で、同一機能を有するものは同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(第1の実施形態)
図1は、ラベルプリンタに関する第1の実施形態の概略構成について説明するための断面図である。
ラベルプリンタ100は、サーマルヘッド11、プラテンローラ12、第1リボンホルダー13、第2リボンホルダー14、インクリボンセンサ15およびインクリボン搬送ローラ16,17を備える。なお、第1リボンホルダー13、第2リボンホルダー14およびインクリボン搬送ローラ16,17は、図示しないシャーシなどに回転自在に支持されている。第1リボンホルダー13には供給軸18が装着され、第2リボンホルダー14には巻き取り軸19が装着される。
供給軸18および巻き取り軸19のそれぞれは、円筒状の例えば紙管で形成されている。供給軸18は、第1リボンホルダー13に挿脱自在に装着される。供給軸18は、第1リボンホルダー13によって回転自在に支持される。巻き取り軸19は、第2リボンホルダー14に挿脱自在に装着される。巻き取り軸19は、第2リボンホルダー14によって回転自在に支持される。インクリボン20は、フィルム状の基材、および、基材上に塗布された画像記録用のインクから構成されている。
インクリボン20は、インクリボン搬送ローラ16と17を介して供給軸18と巻き取り軸19間に懸架されるとともに、印字ヘッドであるサーマルヘッド11と原稿を押圧する押圧ローラであるプラテンローラ12との間に配置される。記録媒体の一例である用紙Pは、インクリボン20とプラテンローラ12との間に配置される。
インクリボンセンサ15は、インクリボン20が所定の搬送経路にあるか否かを検出する。
プラテンローラ12は、用紙Pおよびインクリボン20をサーマルヘッド11に所定の圧力で押圧しながら回転する。サーマルヘッド11は、インクリボン20に塗布されているインクを画像データに基づいて用紙Pに転写処理する。
巻き取り軸19には、インクリボン20の搬送方向に直交する方向において、第2リボンホルダー14の反対側に、図示しない駆動軸が挿し込まれる。駆動軸は、モータ等の駆動源によって回転する。駆動軸の回転にともなって巻き取り軸19が回転し、これによって、インクリボン20は、供給軸18から繰り出されてサーマルヘッド11とプラテンローラ12との間を経由し、巻き取り軸19に巻き取られる。インクリボン20は、サーマルヘッド11とプラテンローラ12との間を所定の搬送方向へ搬送されるとき、用紙Pとともに搬送される。
インクリボン20の搬送方向において、インクリボン20の一方の端部は供給軸18に固着され、他方の端部は巻き取り軸19に固着されている。転写処理されていない未使用部分のインクリボン20は、供給軸18に巻き付けられている。供給軸18から繰り出されて転写処理された後の部分のインクリボン20は、巻き取り軸19に巻き取られる。使用開始前のインクリボン20では、ほとんど全てのインクリボン20が供給軸18に巻き付けられ、巻き取り軸19にはインクリボン20は巻き取られていない。なお、使用開始前のインクリボン20において、巻き取り軸19へのインクリボン20の巻き取りを円滑にするために、一部のインクリボン20が巻き取り軸19に巻き取られていてもよい。
サーマルヘッド11は、搬送方向に直交する方向である主走査方向における全画像記録領域に亘って配置されている。ラベルプリンタ100は、画像記録動作時に、インクリボン20から、インクリボン20とともに搬送される用紙Pへ、インクを熱転写する転写処理を行うことで、画像を記録する。
画像記録動作を繰り返すことで、インクリボン20は、供給軸18から繰り出されて巻き取り軸19に巻き取られる。供給軸18に巻き付けられていたインクリボン20が無くなると、このインクリボン20は使用不可能となり、インクリボン20の交換が必要になる。
図2、図3は、第2リボンホルダー14と巻き取り軸19をより詳しく説明するためのものであり、図2は分解斜視図を示し、図3は組み立てられた状態の斜視図を示す。
第2リボンホルダー14は、円筒形状を成し、その一端141は図示しないシャーシなど支持部材に回転自在に支持される。第2リボンホルダー14には第1鍵情報となる複数の鍵孔142が穿設されている。鍵孔142は、例えば第2リボンホルダー14の周方向に5行がそれぞれ直線的に、長手方向に3列がそれぞれ直線的に、計15個が形成されている。
図3のIa−Ib線断面を示す図4のように、鍵孔142には内側に鍔が形成された鍵143が出入り自在に配置される。鍵143の鍔は、鍵が鍵孔142を飛び出さないようにするものである。鍵143は、鍵孔142全てに配置され、鍵の番号に基づき、該当する鍵孔142から鍵143が突出するように構成される。鍵143は、例えばプランジャー41を第2リボンホルダー14の他端144側に配置されたキースイッチ145をオンしたときに操作杆42を押出し、オフのときに引くことにより、鍵孔143を図中矢印で示す方向に出し入れさせることができる。なお、鍵143は、キースイッチ145がオフの場合でも鍵孔142から内側に外れない位置関係に設計されている。
巻き取り軸19の内筒191は、第2リボンホルダー14を挿入可能な程度の円筒形状であるとともに、外周に複数の第2鍵情報となる識別孔192が穿設されている。識別孔192は、例えば巻き取り軸19の周方向に5行がそれぞれ直線的に、長手方向に3列がそれぞれ直線的に、計7個が形成されている。7個の識別孔192は、これら7個は、第2リボンホルダー14の鍵孔142と対向する位置に穿設される。従って、キースイッチ145をオンしたときに鍵孔142通過した鍵143は、巻き取り軸19の識別孔192まで達する。
ところで、鍵143は、全ての識別孔192と一致した場合に識別孔192まで到達するが、一個でも不一致な場合は全ての鍵143が識別孔192とは係合されないようになっている。
鍵143が全ての識別孔192に到達した状態で第2リボンホルダー14が回転した場合は、巻き取り軸19も回転し、使用済みのインクリボンを巻き取り軸19に巻き取ることができる。識別孔192に対し鍵143が一個でも一致しなかったり、鍵143がなかったりした場合は、第2リボンホルダー14は空回りし、インクリボンの搬送ができずにプリントができないことになる。
つまり、識別孔192の全てが鍵143と一致した場合に初めて識別孔192に対して鍵143が係合される関係とすることにより、鍵143に合った識別孔192を有するインクリボンでない場合は、非正規品と判断し、プリントを拒否させることができる。
なお、第2リボンホルダー14に巻き取り軸19を装着する場合は、例えば図5に示すように、第2リボンホルダー14と巻き取り軸19それぞれマーカー51a,51bを形成し、一致した位置に合わせるようにすることで、鍵143と識別孔192の位置を合わせることができる。また、第2リボンホルダー14の長手方向の外面に延びる突起(溝)と巻き取り軸19の長手方向の内面に延びる溝(突起)をそれぞれ形成し、これら突起と溝とを嵌合させながら合体させることで、鍵143と識別孔192の位置合わせをしてもよい。
ここで、図6〜図8を参照し、鍵143と識別孔192によるインクリボンが正規品かどうかを見分ける識別について説明する。図6は第2リボンホルダー14の鍵孔142と鍵143と鍵番号との関係を示し、図7は巻き取り軸19に形成さたれ識別孔192と鍵番号との関係を示し、図8は鍵143と識別孔192で構成される鍵番号を示す。
まず、図6において、第2リボンホルダー14に形成された鍵孔142は、第2リボンホルダー14の長手方向の上の行から二進数の1〜3桁目を示し、鍵143が鍵孔142から突出している場合を‘1’とし、突出していない場合を‘0’とする。従って、第2リボンホルダー14の周方向同位置に配置された1列目で鍵143が鍵孔142を突出しているのは、1桁目だけであることから、図8にも示すように1列目の二進数は[001]であり、10進数としては1ということになる。
2列目以降の10進数を考えると、2列目の二進数は[100]で4となり、3列目は[011]で3、4列目は[010]で2、5列目は[101]で5となる。従って、第2リボンホルダー14の鍵143の鍵番号は、[1,4,3,2,5]ということになる。
次に、巻き取り軸19の形成される識別孔192は、巻き取り軸19の長手方向の上の行から二進数の1〜3桁目を示し、識別孔192が穿設された場合を‘1’とし、穿設さていない場合を‘0’とする。従って、巻き取り軸19の周方向同位置に配置された1列目に識別孔192が穿設されているのは、1桁目だけであることから、1列目の二進数は[001]であり、10進数としては1ということになる。
同じように、2列目以降の識別孔192が穿設されている部分を‘1’とし、されていない部分を‘0’とした場合の10進数を考えると、4,3,2,5となる。従って、巻き取り軸19の形成される識別孔192の鍵番号は、[1,4,3,2,5]ということになる。
そこで、第2リボンホルダー14の鍵孔142から突出させた鍵143に基づく鍵番号と巻き取り軸19の形成される識別孔192に基づく鍵番号を比較すると、これらは一致する。
鍵143と識別孔192の鍵番号は、これらが一致して初めて鍵143全部が識別孔192に嵌合するように設計されている。このために、第2リボンホルダー14の回転に伴い、巻き取り軸19も回転し、インクリボン20を図1中の矢印方向に走行させることができる。
逆に、識別孔192の鍵番号が鍵143と1つでも一致しない場合は、全ての鍵143が識別孔192と嵌合されないように設計されている。これにより、第2リボンホルダー14が回転しても巻き取り軸19には動力が伝わらずに回転しないことになり、プリントがされないということになる。
この実施形態では、第2リボンホルダーの鍵と巻き取り軸の識別孔が完全に一致した場合に初めて設置されたインクリボンが正規品であると判断し、プリントを行うことができる。このため一致しない非正規品のインクリボンを確実に排除でき、非正規品のインクリボンによる印字品質の劣化等を防止することができる。
(第2の実施形態)
図9、図10は、ラベルプリンタに関する第2の実施形態について説明するための、図9は概略的な構成図、図10は識別の手順について説明するための説明図である。
この実施形態は、第1の実施形態の第2リボンホルダー14の各鍵孔142に相当する位置に光センサー91を配置した。そして光センサー91の出力は、ラベルプリンタ100が備える制御ブロック部50に鍵信号として供給する。各光センサー91が所定光量を受光したかどうかは、第1の実施形態の鍵143が鍵孔142を突出したかどうかに相当する。
各種の演算処理を実行し各部を集中的に制御するCPU(Central Processing Unit)51には、ROM(Read Only Memory)52およびRAM(Random Access Memory)53がシステムバス54を介してバス接続されている。また、システムバス54には、図1に示す第1および第2リボンホルダー13,14を図中矢印方向に駆動させるリボンホルダー駆動部55、ラベルプリンタ100の状態等を知らせる表示器56が接続されている。
さらに、巻き取り軸19の外側には、光を放射させる発光手段として例えばLED92を配置する。LED92から放射された光は、識別孔192を介して巻き取り軸19の内筒191側に照射する。
ROM52は、各種プログラムを格納した媒体であり、このプログラムに従ってCPU51が各部を制御する。また、ROM52には、鍵情報も記憶されている。RAM53は、各種の可変情報、例えばROM53から読み出した鍵情報を一時的に格納する。さらに、RAM53の一部領域は、印字バッファとして利用されたり、各種のカウンタ領域として利用されたりする。
CPU51には、さらに、サーマルヘッド11をコントロールするサーマルヘッドコントローラや、外部インターフェイス、プラテンローラ12を回転させるモータ、用紙位置を検出するセンサー等の第2リボンホルダー14の光センサー91以外のヘッド位置検出センサー等が接続されている。
図9の構成において、巻き取り軸19の識別孔192が正規品であるかどうかを図10のフローチャートとともに説明する。
まず、ステップS1において、インクリボン交換のために、第2リボンホルダー14にインクリボン20が巻回された巻き取り軸19が装着されたかを判断する。インクリボン20が交換されたと判断した場合は、ステップS2に進む。ステップS2ではLED9から放射された光が識別孔192を介してどの位置の光センサー91が受光したかの情報を鍵情報としてCPU51に供給する。CPU51では、RAM53に一時的に記憶された鍵番号を読み出し、この鍵番号と識別孔192を介して受光した光センサー91の位置に基づく鍵番号とが一致するかを判断する。一致したと判断した場合は、ステップS4で表示器56から、例えば「プリントできる」等の正規品を示す情報を表示し、ステップS5でリボンホルダー駆動部55を駆動させ、プリントを実行する。
ステップS2における巻き取り軸19に識別孔192がないと判断した場合やステップS3における識別孔192がROM52に記憶された正規品の鍵番号と合わない場合は、ステップS6に進んで、リボンホルダー駆動部55を非駆動のままにするとともに、ステップS7に進んで表示器56から、例えば「インクリボンが違います」等の正規品ではないメッセージを表示し、使用者にその旨を報知する。
なお、正規品、非正規品である旨は、表示器を介してユーザーに知らせるようにしたが、音声を併用しても構わない。音声併用は、正規品の使用を進める手段としては有効である。
この実施形態では、鍵番号を光学的に検出していることから、鍵や鍵を突出させる手段等の機械的な要素を必要としないことから、正規品か非正規品かの判断を確実に行うことができる。
(第3の実施形態)
図11は、ラベルプリンタに関する第3の実施形態の概略構成について説明するための断面図である。この実施形態は、インクリボンの巻き取り軸の鍵孔を光学的に読み取り、装着されたインクリボンが正規品であるかどうかを判別するようにしたものである。
この実施形態は、第2リボンホルダー14を透明な材料で形成し、この第2リボンホルダー14の内部に発光手段として例えばLED111を配置するとともに、外側からの反射光を受光する受光素子112を各鍵孔142の位置に配置する。さらに、識別孔192には、外側から覆う反射板113が巻き取り軸19に貼り付けられる。
巻き取り軸19が第2リボンホルダー14に装着され、LED111から放射された光は、透明な第2リボンホルダー14、識別孔192を介して反射板113に反射され、さらに識別孔192と対向する鍵孔142を介して光センサー112に到達する。光センサー112に到達した光の位置は、鍵孔142と同位置に相当する。光センサー112で検出された鍵番号の情報は、CPU51に供給してROM52に記憶された鍵番号との比較を行い、インクリボン20が正規品であるかどうかを判定することができる。
この場合は、第2リボンホルダー14を透明な材料で形成したことにより、LED111は第2リボンホルダー14内に配置することができることから、インクリボン20が巻き取り軸19に巻かれている状態であっても正規品かどうかの識別が可能となる。
なお、巻き取り軸19の内筒191の部分からのLED111の光を反射させないために、例えば黒色の材料で形成するか黒色の塗装を施した場合は、鍵孔192に位置する反射板113から反射された光量が多くなり光センサー112では対向する鍵孔192からの光の確実の判別することができる。鍵孔192と対向位置にない光センサー112にも漏れた光の到達が考えられるが、所定の光量がある場合に鍵孔192を介したものであると判別するようなしきい値を設けておけば何ら問題なく、所望の鍵番号を検出することができる。
この実施形態は、巻き取り軸内にLEDを配置したことにより、インクリボンが途中であった場合にもインクリボンが正規品であるかどうかの判定ができ、非正規品の場合のプリントの停止が可能となる。また、この場合も鍵番号を光学的に検出し、機械的な要素を必要としないことから、正規品か非正規品かの判断を確実に行うことができる。
上記の第1および第3の実施形態では、第2リボンホルダー側の鍵と識別孔について説明したが、第1ホルダー側に鍵孔と鍵を設けるとともに、供給軸に形成した識別孔を設けたものであってもよい。また、第1リボンホルダーと第2リボンホルダーのいずれの側にも鍵を設け、インクリボンの供給軸、巻き取り軸に識別孔を設けてもよい。この場合、第1リボンホルダー側と第2リボンホルダー側の鍵を変えれば、その分だけ鍵の桁数が増え秘匿性能の向上を図ることができる。
いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100 ラベルプリンタ
11 サーマルヘッド
12 プラテンローラ
13 第1リボンホルダー
14 第2リボンホルダー
142 鍵孔
143 鍵
145 キースイッチ
18 供給軸
19 巻き取り軸
192 識別孔
20 インクリボン
51a,51b マーカー
91,112 光センサー
92,111 LED
50 制御ブロック
55 リボンホルダー駆動部
113 反射板

Claims (8)

  1. 回転自在に支持された第1リボンホルダーと、
    回転自在に支持された第2リボンホルダーと、
    前記第1リボンホルダーに装着される供給軸と、
    前記第2リボンホルダーに装着される巻き取り軸と、
    前記第1リボンホルダーおよび第2リボンホルダー間に懸架されるインクリボンと、
    前記インクリボンとともに搬送される被印刷物に、該インクリボンに塗布されたインクを画像データに基づいて熱転写する転写処理を行う印字ヘッドと、を備え、
    前記第1リボンホルダーおよび前記第2リボンホルダーの少なくとも一方に設けた鍵による第1鍵情報と前記鍵が設けられた前記供給軸および前記巻き取り軸に対応して形成された識別孔による第2鍵情報とが一致したときに前記インクリボンの走行を可能とする、ラベルプリンタ。
  2. 前記第1リボンホルダーおよび前記第2リボンホルダーの何れにも鍵を設け、該鍵の前記第1鍵情報と前記第2鍵情報は同じものとした、請求項1記載のラベルプリンタ。
  3. 前記第1リボンホルダーおよび前記第2リボンホルダーの何れにも鍵を設け、該鍵の前記第1鍵情報と前記第2鍵情報は異なるものとした、請求項1記載のラベルプリンタ。
  4. 前記鍵は、前記第1リボンホルダーおよび前記第2リボンホルダーの少なくとも一方の外表面から機械的な出し入れによるものである、請求項1記載のラベルプリンタ。
  5. 前記鍵は、前記第1リボンホルダーおよび前記第2リボンホルダーの少なくとも一方の外表面から光学的な鍵情報を受光する光学センサーである、請求項1記載のラベルプリンタ。
  6. 前記認識孔を通過させる光源は、前記巻き取り軸の外側に配置した、請求項5記載のラベルプリンタ。
  7. 前記認識孔を通過させる光源は、光透過性の前記第1および第2リボンホルダーの少なくとも一方の内筒内に配置した、請求項5記載のラベルプリンタ。
  8. 前記鍵孔から突出させた前記鍵と前記識別孔は、デジタル値で管理した、請求項1〜7の何れかに記載のラベルプリンタ。
JP2012036059A 2012-02-22 2012-02-22 ラベルプリンタ Pending JP2013169743A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012036059A JP2013169743A (ja) 2012-02-22 2012-02-22 ラベルプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012036059A JP2013169743A (ja) 2012-02-22 2012-02-22 ラベルプリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013169743A true JP2013169743A (ja) 2013-09-02

Family

ID=49264010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012036059A Pending JP2013169743A (ja) 2012-02-22 2012-02-22 ラベルプリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013169743A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015182313A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 セイコーエプソン株式会社 テープカートリッジ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015182313A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 セイコーエプソン株式会社 テープカートリッジ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100677578B1 (ko) 열전사방식 화상형성장치 및 잉크리본잔량 표시/검출방법
JP4402674B2 (ja) レンズアレイ、ledヘッド、露光装置及び画像形成装置
US20050206715A1 (en) Roll paper, roll paper printer and roll paper print method
JPH05294039A (ja) インクリボンカセットとその種別判別方法およびプリンタ
JP2019136920A (ja) プリンタ
US20120014735A1 (en) Printer and roll
JP2007050698A (ja) インクリボン、熱転写方式画像形成装置、及び印刷管理情報付加方法
JPH05221068A (ja) インクリボン及び該インクリボンを用いるインクリボンカセット
JP2013169743A (ja) ラベルプリンタ
WO2020003816A1 (ja) ボビン、熱転写シートリボン及び熱転写印画装置
EP1253020A1 (en) Ribbon identification using optical color coded rotation solution
CN202911301U (zh) 标签打印机
JP6546514B2 (ja) プリンタ
KR100727995B1 (ko) 리본 카트리지 및 이를 구비하는 열전사방식 화상형성장치
US7111806B2 (en) Spool for supply of image receiving medium
JP4884062B2 (ja) プリンタのインクリボン判別装置
JP2007001264A (ja) 印刷装置及びリボンカセット
JP4655148B2 (ja) 紙幅検出装置および画像形成装置
JP3049914B2 (ja) プリンタにおけるインクリボンカセットの使用量表示方法
JP2009151339A (ja) レンズアレイ、露光装置、画像形成装置及びledヘッド
JP3331724B2 (ja) プリンターのクリーニング方法
JP2007069508A (ja) インクシート及びインクシートカセット並びにプリンタ
JPH06115233A (ja) 印字装置
JP2024055575A (ja) 熱転写システム
JP2022154455A (ja) 印刷装置、印刷品質判定方法、及び印刷品質判定プログラム