JP2013169034A - 永久磁石式電機及び車両装置 - Google Patents

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Makoto Matsushita
真琴 松下
Daisuke Misu
大輔 三須
Koji Oishi
浩司 大石
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Abstract


【課題】トルク脈動を低減することができる永久磁石式電機及び車両装置を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、永久磁石式電機は、固定子と回転子を備える。前記固定子は、固定子鉄心と、固定子スロットと、電機子巻線と、を備える。前記固定子スロットは、前記固定子鉄心に配置されている。前記電機子巻線は、前記固定子スロット内部に配置されている。前記回転子は、回転子鉄心と、永久磁石と、を備える。前記回転子鉄心は、前記固定子鉄心と空隙を隔てて対向して配置されている。前記永久磁石は、両端部が前記固定子スロットと同時に対向しないように回転子鉄心に配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、永久磁石式電機及び車両装置に関するものである。
従来の永久磁石式回転電機は、固定子に電機子巻線を挿入する固定子スロットが配置され、一方、回転子に永久磁石が配置されている。その永久磁石の位置と対向する固定子スロットの位置によっては、空隙における空間上の磁気抵抗の変化が大きくなる。空隙の磁気抵抗の変化が大きくなると、固定子と永久磁石間などの磁気吸引力によって発生するトルク脈動が大きくなる。このトルク脈動は、振動や騒音の発生原因になり、回転電機を制御する上で外乱となるため、小さく抑えることが望まれる。
トルク脈動を低減する手法としては、回転子外周に溝を設けたもの、回転子形状を非円形にしたもの、回転子内部に磁束の流れを阻害するフラックスバリヤ(空隙)を設けたものなど、回転子形状に関するものが提案されている。また、回転子形状以外を調整する手法としては、永久磁石の形状及び配置を調整したもの、永久磁石の磁束を正弦波に近くなるよう着磁する方法など、永久磁石に関するものが提案されている。さらに、これら回転子形状や永久磁石形状を総合して調整したものも提案されている。
特開平10−174324号公報 特開2008−206308号公報
しかしながら、従来の永久磁石式回転電機では、次に示す問題点があった。トルク脈動は、固定子と永久磁石間などの磁気吸引力に起因して発生するものであるが、トルク脈動を低減する手法は、回転子形状あるいは永久磁石形状を調整するものに限定され、固定子スロット位置に起因する影響は特に考慮されていない。回転子形状及び永久磁石形状を調整することによってトルク脈動の低減を図るものの、永久磁石と対向する固定子スロットの位置によっては、トルク脈動低減に効果が得られないものがある。ここでは永久磁石式回転電機を例にして説明したが、他の永久磁石式電機も同様の課題を有する。
この発明は、トルク脈動を低減することができる永久磁石式電機及びこれを用いた車両装置を提供することを目的とする。
実施形態によれば、永久磁石式電機は、固定子と回転子を備える。前記固定子は、固定子鉄心と、固定子スロットと、電機子巻線と、を備える。前記固定子スロットは、前記固定子鉄心に配置されている。前記電機子巻線は、前記固定子スロット内部に配置されている。前記回転子は、回転子鉄心と、永久磁石と、を備える。前記回転子鉄心は、前記固定子鉄心と空隙を隔てて対向して配置されている。前記永久磁石は、両端部が前記固定子スロットと同時に対向しないように回転子鉄心に配置されている。
第1の実施形態の永久磁石式回転電機の全体構成を示す図。 第1の実施形態の永久磁石式回転電機の1極分を展開した図。 第2の実施形態の永久磁石式回転電機の全体構成を示す図。 第2の実施形態の永久磁石式回転電機の1極分を展開した図。 第3の実施形態の永久磁石式回転電機の全体構成を示す図。 第3の実施形態の永久磁石式回転電機の1極分を展開した図。 第4の実施形態の永久磁石式回転電機の全体構成を示す図。 第4の実施形態の永久磁石式回転電機の1極分を展開した図。 本実施形態の永久磁石式回転電機を駆動するドライブシステムの概略構成図。
以下に、図面を参照しながら、種々の実施形態について説明する。なお、実施形態を通して共通の構成には同一の符号を付すものとし、重複する説明は省略する。また、各図は実施形態とその理解を促すための模式図であり、その形状や寸法、比などは実際の装置と異なる個所があるが、これらは以下の説明と公知の技術を参酌して適宜、設計変更することができる。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態の永久磁石式回転電機100について図面を参照して説明する。
(構成)
図1は、第1の実施形態の永久磁石式回転電機10の径方向断面図である。なお、図1は、永久磁石式回転電機10の1極分である。なお、図1に示す中心0は、回転子200の回転中心を示している。永久磁石型回転電機10は、固定子100と回転子200を有する。図1において、固定子100は、固定子鉄心101、固定子ティース102、固定子スロット103、電機子巻線104を有している。固定子100を主に構成する固定子鉄心101は、鉄にケイ素を添加することによって製造された薄板の電磁鋼板といわれる材料を積層して構成される。固定子鉄心101は、円筒状である。固定子鉄心101の内周側には、固定子ティース102、固定子スロット103が配置されている(設けられている)。固定子ティース102は、固定子鉄心101から中心に向かって径方向に伸び、回転子200の外周に面する。固定子ティース102は、固定子鉄心101の周方向に等間隔で複数配置されている。固定子スロット103は、電機子巻線104を内部に配置(収容)するための溝である。各電機子巻線104は、各固定子ティース102に例えば集中巻または重ね巻されることにより、各固定子ティース102の中に収められている。各電機子巻線104は、U相、V相、W相のいずれかの交流電流が流れる。固定子ティース102、固定子スロット103の周方向に沿った幅(寸法)については、後述する。
回転子200は、固定子100の内周側に配置される。回転子200は、回転子鉄心201、永久磁石202、回転子シャフト203を有している。回転子鉄心201は、鉄にケイ素を添加することによって製造された薄板の電磁鋼板といわれる材料を積層して構成される。回転子鉄心201は、円筒状である。回転子鉄心201は、空隙(エアギャップ)を隔てて固定子ティース102(固定子鉄心101)と対向するように配置されている。回転子鉄心201は、固定子鉄心101と同軸上に回転自在に配置されている。回転子鉄心201の外周面には、永久磁石202が配置されている。永久磁石202は、回転子鉄心201の周方向に等間隔で複数配置されている。永久磁石202の周方向の幅については、後述する。回転子シャフト203は、回転子200の内周側の中心に配置されている。回転子シャフト203は、図示しないコロ軸や玉軸などを有する軸受によって回転自在に支持されている。このような構成の永久磁石式回転電機10では、電機子巻線104は、電流が流れることによって回転磁界を発生する。回転子200は、発生した回転磁界によって吸引され、回転子シャフト203を中心に回転する。
次に、永久磁石202の幅について説明する。図2は、第1の実施形態の永久磁石式回転電機10の1極分を曲面から平面に展開した径方向断面図であって、永久磁石式回転電機10の空隙部近傍の拡大図である。第1の実施形態では、図2に示すように、固定子100の固定子スロット103のスロット幅をWs、固定子スロット103間の固定子ティース102の鉄心歯幅をWt、永久磁石202の両端部間の磁石幅をWmとする。なお、第1の実施形態では、永久磁石202の端部は、固定子スロット103と対向する周方向の端部(磁極中心で対称となる2箇所)を指すものとする。永久磁石202の磁石幅Wmは、1極分の固定子100及び回転子200の構成について、以下の式1を満たすように構成されている。
×Ws+(n−1)×Wt≦Wm≦(n−1)×Ws+n×Wt (式1)
なお、n、nは、1以上の整数であって、n<nを満たすように設定する。つまり、永久磁石202の両端部は、固定子スロット103と同時に対向しない(永久磁石202の両端部は、固定子スロット103内に同時に位置することがない)。ここでは、任意の1極の永久磁石202の磁石幅Wmについて説明したが、他の極の永久磁石についても同様である。
(作用)
はじめに、一般的な永久磁石式回転電機で生じるトルク脈動の要因について説明する。トルク脈動の要因は、永久磁石より出た磁束が磁路のパーミアンス(磁気抵抗の逆数)の変化によって増減して、磁気エネルギーが変化するためである。磁気エネルギーの変化が大きくなると、固定子と永久磁石間などの磁気吸引力によって発生するトルク脈動が大きくなる。パーミアンスの変化(磁束密度の変化)は、固定子スロットと永久磁石の位置関係よって生じる。そのため、パーミアンスの変化を緩和することは、トルク脈動の減少につながる。特に、回転子に配置された永久磁石の端部では、急激にパーミアンスが変化するため、パーミアンスの変化を緩和する必要がある。つまり、トルク脈動を減少させるためには、固定子と回転子の間の空隙における急峻なパーミアンスの変化を緩和すること(起磁力を正弦波化すること)が必要である。
一般に、電磁機械系において発生するトルクは、仮想仕事の原理から、次式のように求められる。
Figure 2013169034
ここで、Wは全磁気エネルギー、θは回転角度である。また、W=1/2ΦIである。ここで、Φは全磁束、Iは磁束と鎖交する電流である。また、Φ=F/Iである。ここで、Fは前期電力、Rは磁気抵抗である。なお、パーミアンスρは、ρ=1/Rである。
磁気エネルギーは、パーミアンスの変化に直接影響を受ける。そのため、パーミアンスの変化が低減すると、磁気エネルギーの変化が小さくなり、結果として、トルク脈動も小さくなる。
次に、第1の実施形態の永久磁石式回転電機10の特性(作用)について説明する。永久磁石202の磁石幅Wmが式1の下限値n×Ws+(n−1)×Wtまたは上限値(n−1)×Ws+n×Wtで構成されている場合、永久磁石202の両端部の位置は、回転子200の回転動作により、固定子スロット103に対して反対となる。つまり、永久磁石202両端部のうちいずれか一方が固定子スロット103と対向する位置にある場合(固定子スロット103内に位置する場合)、他方が固定子スロット103以外の部材(つまり固定子ティース102)と対向する位置にある。したがって、磁石202の両端部のうちの他方は、固定子スロット103と対向しない位置にある(固定子スロット103内に位置しない)。言い換えると、上記説明したように、永久磁石202の両端部は、固定子スロット103と対向する位置に同時に存在することはない(永久磁石202の両端部は、固定子スロット103内に同時に位置することがない)。
永久磁石202の両端部のうちいずれか一方の磁気エネルギーが大きくなると、他方の磁気エネルギーが小さくなる。つまり、永久磁石202の両端部での磁気エネルギーの変化は緩和(平均化)するので、永久磁石式回転電機10におけるトルク脈動は、小さくなる。したがって、永久磁石202の磁石幅Wmは、n×Ws+(n−1)×Wtまたは(n−1)×Ws+n×Wtが好適であるが、式1で示したようにこれらの間に収まるように構成されていても同様に作用する。
(効果)
第1の実施形態によれば、永久磁石202の磁石幅Wmを式1の関係を満たすように最適化して構成することにより、トルク脈動の低減を実現することが可能な永久磁石式回転電機10を提供することができる。その結果、永久磁石式回転電機10は、損失、回転ムラを抑制できる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態について、図3、図4を参照して詳細に説明する。図3は、第2の実施形態の永久磁石式回転電機(永久磁石式リラクタンス形回転電機)11の径方向断面図である。図4は、第2の実施形態の永久磁石式回転電機11の1極分を曲面から平面に展開した径方向断面図であって、永久磁石式回転電機11の空隙部近傍の拡大図である。尚、図1乃至図2に示した同一の構成をとるものについては、同符号を付して説明を省略する。第2の実施形態は、磁極中心で対称な平板形状の永久磁石が回転子鉄心201の内部に埋め込まれて配置されている点で第1の実施形態と異なっている。以下、その点について詳細に説明する。
(構成)
永久磁石2021は、回転子鉄心201の内部に配置されている。例えば、永久磁石2021は、径方向(磁極中心)と直交する平板形状であり、磁化方向が径方向(磁極中心)と一致する。第2の実施形態では、図4に示すように、固定子100の固定子スロット103のスロット幅をWs、固定子スロット103間の固定子ティース102の鉄心歯幅をWt、回転子200の永久磁石2021の両端部間の磁石幅をWm、固定子200の内径をDs、永久磁石2021の端部の外周側外径をDmとする。なお、第2の実施形態では、永久磁石202の端部は、回転子鉄心201の外周面に最も近い部分(磁極中心で対称となる2箇所)を指すものとする。永久磁石2021の磁石幅Wmは、1極分の固定子100及び回転子200の構成について、以下の式2を満たすように構成されている。
(n×Ws+(n−1)×Wt)×Dm/Ds≦Wm≦((n−1)×Ws+n×Wt)×Dm/Ds (式2)
なお、n、nは、1以上の整数であって、n<nを満たすように設定する。つまり、永久磁石2021の両端部は、固定子スロット103と同時に対向しない(永久磁石2021の両端部は、固定子スロット103内に同時に位置することがない)。ここでは、任意の1極の永久磁石2021の磁石幅Wmについて説明したが、他の極の永久磁石についても同様である。
なお、1つの磁極に1つの永久磁石2021が配置されている例を示したが、径方向(磁極中心)に沿って、磁化方向が磁極中心となるように永久磁石が2以上の多層で配置されていてもよい。この場合、各永久磁石は、それぞれの磁石幅Wmが式2を満たすように構成される。なお、多層で配置された複数の永久磁石のうち、少なくともいずれか1層を形成する永久磁石の磁石幅Wmが式2を満たすように構成されていてもよい。
(作用)
次に、第2の実施形態の永久磁石式回転電機11の特性について説明する。永久磁石2021の磁石幅Wmが式2の下限値(n×Ws+(n−1)×Wt)×Dm/Dsまたは上限値((n−1)×Ws+n×Wt)×Dm/Dsである場合、永久磁石2021の両端部の位置は、回転子200の回転動作により、固定子スロット103に対して反対となる。つまり、永久磁石2021の両端部のうちいずれか一方が固定子スロット103と対向する位置にある場合(固定子スロット103内に位置する場合)、他方が固定子スロット103以外の部材(つまり固定子ティース102)と対向する位置にある。したがって、磁石2021の両端部のうちの他方は、固定子スロット103と対向しない位置にある(固定子スロット103内に位置しない)。言い換えると、永久磁石2021の両端部は、固定子スロット103と対向する位置に同時に存在することはない(永久磁石2021の両端部は、固定子スロット103内に同時に位置することがない)。第1の実施形態で説明したように、永久磁石2021の両端部での磁気エネルギーの変化は緩和(平均化)するので、永久磁石式回転電機10におけるトルク脈動は、小さくなる。したがって、永久磁石2021の磁石幅Wmは、(n×Ws+(n−1)×Wt)×Dm/Dsまたは((n−1)×Ws+n×Wt)×Dm/Dsが好適であるが、式2で示したようにこれらの間に収まるように構成されていても同様に作用する。
(効果)
第2の実施形態によれば、永久磁石2021の磁石幅Wmを式2の関係を満たすように最適化して構成することにより、トルク脈動の低減を実現することが可能な永久磁石式回転電機11を提供することができる。その結果、永久磁石式回転電機11は、損失、回転ムラを抑制できる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態について、図5、図6を参照して詳細に説明する。図5は、第3の実施形態の永久磁石式回転電機(永久磁石式リラクタンス形回転電機)12の径方向断面図である。図6は、第3の実施形態の永久磁石式回転電機12の1極分を曲面から平面に展開した径方向断面図であって、永久磁石式回転電機12の空隙部近傍の拡大図である。尚、図1乃至図4に示した同一の構成をとるものについては、同符号を付して説明を省略する。第3の実施形態は、例えば略V字形状のように、磁極中心で対称となる永久磁石が回転子鉄心201の内部に埋め込まれて配置されている点で第1の実施形態と異なっている。以下、その点について詳細に説明する。
(構成)
永久磁石2022、永久磁石2023は、磁極中心で対称となるように回転子鉄心201の内部に配置された平板形状の永久磁石である。永久磁石2022、永久磁石2023は、磁化方向が径方向(磁極中心)と交わるように配置されている。また、永久磁石2022、永久磁石2023は、磁極中心側に近い一端側よりも磁極端側に近い他端側が回転子鉄心201の外周面に近くなるように配置されている。つまり、永久磁石2022、永久磁石2023は、回転子鉄心201の中心0側から外周面側にかけて広がる略V字形状で、磁極中心で対称となるように配置されている。
第3の実施形態では、図6に示すように、固定子100の固定子スロット103のスロット幅をWs、固定子スロット103間の固定子ティース102の鉄心歯幅をWt、永久磁石2022の端部と永久磁石2023の端部との間の磁石幅をWm、固定子200の内径をDs、永久磁石2022の端部(または永久磁石2023の端部)の外周側外径をDmとする。なお、第3の実施形態では、永久磁石2022の端部、永久磁石2023の端部は、回転子鉄心201の外周面に最も近い部分を指すものとする。永久磁石2022の端部と永久磁石2023の端部との間の磁石幅Wmは、1極分の固定子100及び回転子200の構成について、以下の式3を満たすように構成されている。
(n×Ws+(n−1)×Wt)×Dm/Ds≦Wm≦((n−1)×Ws+n×Wt)×Dm/Ds (式3)
なお、n、nは、1以上の整数であって、n<nを満たすように設定する。つまり、永久磁石2022の端部と永久磁石2023の端部は、固定子スロット103と同時に対向しない(永久磁石2022の端部と永久磁石2023の端部は、固定子スロット103内に同時に位置することがない)。ここでは、任意の1極の磁石幅Wmについて説明したが、他の極の永久磁石についても同様である。
なお、回転子鉄心201に配置される永久磁石は、図5では、磁極中心を挟んで永久磁石2022、永久磁石2023に分割されているが、磁極中心でつながった1つの永久磁石で構成された略V字形状であってもよい。また、永久磁石は、略V字形状以外にも、略U字形状で回転子鉄心201に配置されてもよい。略U字形状の場合、回転子鉄心201に配置される永久磁石は、永久磁石2022、永久磁石2023を磁極中心側に近い一端側から磁極端側に近い他端側にかけて曲線状で構成される。この場合も、回転子鉄心201に配置される永久磁石は、磁極中心でつながった1つの永久磁石で構成された略U字形状であってもよい。
なお、1つの磁極に永久磁石2022、2023が1層の略V字形状で配置されている例を示したが、磁極中心軸に沿って、略V字形状の永久磁石が2以上の多層で配置されていてもよい。この場合、各層を形成する2つ永久磁石は、それぞれ永久磁石の端部間の磁石幅Wmが式3を満たすように構成する。なお、少なくともいずれか1層を形成する2つの永久磁石の端部間の磁石幅Wmが式3を満たすように構成されていてもよい。なお、略U字形状で多層配置された永久磁石についても同様である。
(作用)
次に、第3の実施形態の永久磁石式回転電機12の特性について説明する。永久磁石2022の端部と永久磁石2023の端部間の磁石幅Wmが式3の下限値(n×Ws+(n−1)×Wt)×Dm/Dsまたは上限値((n−1)×Ws+n×Wt)×Dm/Dsである場合、永久磁石2022の端部と永久磁石2023の端部の位置は、回転子200の回転動作により、固定子スロット103に対して反対となる。つまり、永久磁石2022の端部と永久磁石2023の端部のうちいずれか一方が固定子スロット103と対向する位置にある場合(固定子スロット103内に位置する場合)、他方が固定子スロット103以外の部材(つまり固定子ティース102)と対向する位置にある。したがって、永久磁石2022の端部と永久磁石2023の端部のうちの他方は、固定子スロット103と対向しない位置にある(固定子スロット103内に位置しない)。言い換えると、永久磁石2022の端部と永久磁石2023の端部は、固定子スロット103と対向する位置に同時に存在することはない(永久磁石2022の端部と永久磁石2023の端部は、固定子スロット103内に同時に位置することがない)。第1の実施形態で説明したように、永久磁石2022の端部と永久磁石2023の端部での磁気エネルギーの変化は緩和(平均化)するので、永久磁石式回転電機12におけるトルク脈動は、小さくなる。したがって、永久磁石2022の端部と永久磁石2023の端部の両端部間の幅Wmは、(n×Ws+(n−1)×Wt)×Dm/Dsまたは((n−1)×Ws+n×Wt)×Dm/Dsが好適であるが、式3で示したようにこれらの間に収まるように構成されていても同様に作用する。
(効果)
第3の実施形態によれば、永久磁石2022の端部と永久磁石2023の端部との間の磁石幅Wmを式3の関係を満たすように最適化して構成することにより、トルク脈動の低減を実現することが可能な永久磁石式回転電機12を提供することができる。その結果、永久磁石式回転電機12は、損失、回転ムラを抑制できる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態について、図7、図8を参照して詳細に説明する。図7は、第4の実施形態の永久磁石式回転電機(永久磁石式リラクタンス形回転電機)13の径方向断面図である。図8は、第4の実施形態の永久磁石式回転電機13の1極分を曲面から平面に展開した径方向断面図であって、永久磁石式回転電機13の空隙部近傍の拡大図である。尚、図1乃至図6に示した同一の構成をとるものについては、同符号を付して説明を省略する。第4の実施形態は、永久磁石2021が回転子鉄心201の内部に埋め込まれて配置されている点で第2の実施形態と共通しているが、永久磁石202の周囲にフラックスバリア(空隙)206、207が配置されている点で第2の実施形態と異なっている。以下、その点について詳細に説明する。
(構成)
回転子鉄心201は、永久磁石埋め込み孔205を有する。例えば、永久磁石埋め込み孔205は、径方向(磁極中心)と直交し、磁極中心で対称な矩形状の孔である。永久磁石埋め込み孔205は、永久磁石202を挿入した際に永久磁石202の周囲(磁極中心で対称となる永久磁石202の両側の2箇所)にフラックスバリア206、207が形成されるサイズである。永久磁石埋め込み孔205は、その内部にフラックスバリア206、207、永久磁石202を一体に包含する。なお、永久磁石埋め込み孔205は、フラックスバリア206、207の代わりに非磁性体材料を配置してもよい。
第4の実施形態では、図8に示すように、固定子100の固定子スロット103のスロット幅をWs、固定子スロット103間の固定子ティース102の鉄心歯幅をWt、フラックスバリア206の端部とフラックスバリア207の端部の両端部間の距離であるフラックスバリア幅をWf、固定子200の内径をDs、フラックスバリア206の端部(または、フラックスバリア207の端部)の外周側外径をDfとする。なお、第4の実施形態では、フラックスバリア206の端部、フラックスバリア207の端部は、回転子鉄心201の外周面に最も近い部分を指すものとする。フラックスバリア幅Wfは、1極分の固定子100及び回転子200の構成について、以下の式4を満たすように構成されている。
(n×Ws+(n−1)×Wt)×Df/Ds≦Wf≦((n−1)×Ws+n×Wt)×Df/Ds (式4)
なお、n、nは、1以上の整数であって、n<nを満たすように設定する。つまり、フラックスバリア206の端部とフラックスバリア207の端部は、固定子スロット103と同時に対向しない(フラックスバリア206の端部とフラックスバリア207の端部は、固定子スロット103内に同時に位置することがない)。なお、第4の実施形態では、永久磁石埋め込み孔205に埋め込まれる永久磁石202の大きさ(幅)は、永久磁石202を挿入した際にフラックスバリア206、207が永久磁石埋め込み孔204に形成される範囲で可変であり、限定されない。ここでは、任意の1極のフラックスバリア幅Wfについて説明したが、他の極についても同様である。
なお、1つの磁極に1つの永久磁石埋め込み孔205(及びこれに挿入される永久磁石2021)が配置されている例を示したが、径方向(磁極中心)に沿って、永久磁石埋め込み孔(及びこれに挿入される永久磁石)は、2以上の多層で配置されていてもよい。この場合、各永久磁石埋め込み孔は、それぞれに形成される2つのフラックスバリアの端部間のフラックスバリア幅Wfが式4を満たすように構成される。なお、多層で配置された複数の永久磁石埋め込み孔のうち、少なくともいずれか1層を形成する永久磁石埋め込み孔のフラックスバリア幅Wfが式4を満たすように構成されていてもよい。
(作用)
次に、第4の実施形態の永久磁石式回転電機13の特性について説明する。フラックスバリア幅Wfが式4の下限値(n×Ws+(n−1)×Wt)×Df/Dsまたは上限値((n−1)×Ws+n×Wt)×Df/Dsである場合、フラックスバリア206の端部とフラックスバリア207の端部の位置は、回転子200の回転動作により、固定子スロット103に対して反対となる。つまり、フラックスバリア206の端部とフラックスバリア207の端部のうちいずれか一方が固定子スロット103と対向する位置にある場合(固定子スロット103内に位置する場合)、他方が固定子スロット103以外の部材(つまり固定子ティース102)と対向する位置にある。したがって、フラックスバリア206の端部とフラックスバリア207の端部のうちの他方は、固定子スロット103と対向しない位置にある(固定子スロット103内に位置しない)。。言い換えると、フラックスバリア206の端部とフラックスバリア207の端部は、固定子スロット103と対向する位置に同時に存在することはない(フラックスバリア206の端部とフラックスバリア207の端部は、固定子スロット103内に同時に位置することがない)。フラックスバリア206の端部とフラックスバリア207の端部での磁気エネルギーの変化は緩和(平均化)するので、永久磁石式回転電機13におけるトルク脈動は、小さくなる。したがって、フラックスバリア幅Wfは、(n×Ws+(n−1)×Wt)×Df/Dsまたは((n−1)×Ws+n×Wt)×Df/Dsが好適であるが、式4で示したようにこれらの間に収まるように構成されていても同様に作用する。
(効果)
第4の実施形態によれば、フラックスバリア206の端部とフラックスバリア207の端部の両端部間のフラックスバリア幅Wfを式4の関係を満たすように最適化して構成することにより、トルク脈動の低減を実現することが可能な永久磁石式回転電機13を提供することができる。その結果、永久磁石式回転電機13は、損失、回転ムラを抑制できる。
図9は、本実施形態の永久磁石式回転電機(モータ)を駆動するドライブシステム30の概略構成図である。図9は、第1の実施形態の永久磁石式回転電機10を示しているが、このドライブシステム30は、第2の実施形態の永久磁石式回転電機11、第3の実施形態の永久磁石式回転電機12、第4の実施形態の永久磁石式回転電機13についても同様に適用できる。ドライブシステム30は、インバータ31、インバータ制御部32、回転角検出器33、電流検出器34、35を有する。インバータ31は、永久磁石式回転電機10とつながれ、永久磁石式回転電機10を駆動する。インバータ制御部32は、インバータ31とつながれ、永久磁石式回転電機10のU相、V相、W相の各電機子巻線104に3相交流電圧を印加する。インバータ制御部32は、要求されたトルク指令に合致したトルクが永久磁石式回転電機10で出力されるように制御する。回転角検出器33は、永久磁石式回転電機10の回転子200の回転角(電気角)θを検出する。電流検出器34、35は、電流値Iu、Iwを検出する。
インバータ制御部32は、座標変換(UVW/dq)部321、電流制御部322、座標変換(dq/UVW)部323、三角波PWM(Pulse width modulation)変調部324を有する。座標変換部321は、電流検出器34、35から電流値Iu、Iw、回転角検出器33から回転角θが入力される。座標変換(UVW/dq)部321は、回転角θに応じて、UVW座標系上の電流値Iu、IwをDQ座標系上のDQ軸電流値I res resへ変換する。電流制御部322は、座標変換(UVW/dq)部321からDQ軸電流値I res res、外部からトルク指令に応じたDQ軸電流指令I ref refが入力される。電流制御部322は、DQ軸電流値I res resが各々のDQ軸電流指令I ref refに一致するようにDQ軸出力の電圧指令Vd、Vqを生成する。電流制御部322は、電圧指令Vd、Vqを座標変換(dq/UVW)部323に出力する。座標変換(dq/UVW)部323は、DQ座標系上の電圧指令Vd、VqをUVW座標系上の電圧指令Vu、Vv、Vwに変換する。座標変換(dq/UVW)部323は、電圧指令Vu、Vv、Vwを三角波PWM変調部324に出力する。三角波PWM変調部324は、電圧指令Vu、Vv、Vwに基づいて、インバータ20のスイッチング素子へのゲート指令を生成する。三角波PWM変調部324は、インバータ20にゲート指令を出力する。永久磁石式回転電機10は、上記ドライブシステム30の構成により駆動する。
本実施形態の永久磁石式回転電機は、負荷機械の駆動用途以外にも、車両、鉄道(電車)などの車両装置に適用できる。また、本実施形態は、インナーロータ型の永久磁石式回転電機を例にして説明したが、アウターロータ型の永久磁石式回転電機にも適用できる。また、本実施形態は、固定子、回転子を同軸で配置された円筒形構造の永久磁石式回転電機を例にして説明したが、リニアモータ、アキシャルギャップモータなどの水平方向(水平面)で回転軸方向に対向するフラットタイプの永久磁石式電機(モータ)にも適用できる。また、本実施形態は、オープンスロットの固定子10を例にして説明したが、スロット幅が固定子の内径方向にかけて小さくなるような半閉スロットの固定子であってもよい。この場合、スロット幅Wsは、固定子スロットのスロットオープニング幅であり、歯幅Wtは、ギャップ面における固定子ティースの鉄心歯幅である。
なお、第1の実施形態乃至第4の実施形態は、適宜組み合わせることができる。つまり、組み合わせる実施形態毎に磁石幅またはフラックスバリア幅を決定して、永久磁石または永久磁石埋め込み孔は、回転子鉄心201に配置される。例えば、第2の実施形態と第3の実施形態を組み合わせた場合、回転子鉄心201に配置される永久磁石は、第3の実施形態の永久磁石2022のうち磁極端側に近い他端側と永久磁石2023のうち磁極端側に近い他端側の間に磁化方向が径方向(磁極中心)となるような第2の実施形態の永久磁石202が配置され、略∇字形状を構成する。この場合、永久磁石202の磁石幅Wmは式2を満たすように構成され、永久磁石2022の端部と永久磁石2023の端部との間の磁石幅Wmは式3を満たすように構成される。なお、永久磁石202の磁石幅Wmまたは永久磁石2022の端部と永久磁石2023の端部との間の磁石幅Wmのうち少なくとも一方が条件式をみたすように構成されてもよい。なお、回転子鉄心201に配置される永久磁石202、永久磁石2022、永久磁石2023は、互いにつながった1つの永久磁石で構成された略∇字形状であってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…永久磁石式回転電機、11…永久磁石式回転電機、12…永久磁石式回転電機、13…永久磁石式回転電機、30…ドライブシステム、31…インバータ、32…インバータ制御部、33…回転角検出器、34…電流検出器、35…電流検出器、100…固定子、101…固定子鉄心、102…固定子ティース、103…固定子スロット、104…電機子巻線、200…回転子、201…回転子鉄心、202…永久磁石、203…回転子シャフト、205…永久磁石埋め込み孔、206…フラックスバリア、207…フラックスバリア、321…座標変換(UVW/dq)部、322…電流制御部、323…座標変換(dq/UVW)部、324…三角波PWM変調部、2021…永久磁石、2022…永久磁石、2023…永久磁石。

Claims (12)

  1. 固定子鉄心と、
    前記固定子鉄心に配置された固定子スロットと、
    前記固定子スロット内部に配置された電機子巻線と、
    を備える固定子と、
    前記固定子鉄心と空隙を隔てて対向して配置された回転子鉄心と、
    両端部が前記固定子スロットと同時に対向しないように回転子鉄心に配置された永久磁石と、
    を備える回転子と、
    を備える永久磁石式電機。
  2. 前記永久磁石は前記回転子鉄心の外周面に配置され、
    前記固定子スロット幅をWs、前記固定子スロット間の鉄心歯幅をWtとしたとき、
    前記永久磁石の両端部間の幅Wmは、
    ×Ws+(n−1)×Wt≦Wm≦(n−1)×Ws+n×Wt
    (n、nは1以上の整数、n<n
    となる式を満たすように構成されている、請求項1記載の永久磁石式電機。
  3. 前記永久磁石は前記回転子鉄心の内部に配置され、
    前記固定子スロット幅をWs、前記固定子スロット間の鉄心歯幅をWt、前記固定子鉄心の内径をDs、前記永久磁石の端部の外周側外径をDmとしたとき、
    前記永久磁石の両端部間の幅Wmは、
    (n×Ws+(n−1)×Wt)×Dm/Ds≦Wm≦((n−1)×Ws+n×Wt)×Dm/Ds
    (n、nは1以上の整数、n<n
    となる式を満たすように構成されている、請求項1記載の永久磁石式電機。
  4. 前記永久磁石は、磁化方向が径方向と一致するように配置されている、請求項3記載の永久磁石式電機。
  5. 前記永久磁石は、前記回転子鉄心の中心側から外周面側にかけて広がる形状で、磁極中心で対称に配置されている、請求項3記載の永久磁石式電機。
  6. 前記永久磁石が2以上の多層で配置されている場合、少なくともいずれか1層を形成する前記永久磁石の両端部間の幅Wmは、前記式を満たすように構成されている、請求項3記載の永久磁石式電機。
  7. 固定子鉄心と、
    前記固定子鉄心に配置された固定子スロットと、
    前記固定子スロット内部に配置された電機子巻線と、
    を備える固定子と、
    前記固定子鉄心と空隙を隔てて対向して配置された回転子鉄心と、
    前記回転子鉄心の内部に配置された永久磁石と、
    前記永久磁石の挿入時に前記永久磁石の両側にフラックスバリアが形成される永久磁石埋め込み孔と、
    を備える回転子と、を備え、
    前記永久磁石埋め込み孔は、前記フラックスバリアの両端部が前記固定子スロットと同時に対向しないように回転子鉄心に配置されている、
    を備える永久磁石式電機。
  8. 前記固定子スロット幅をWs、前記固定子スロット間の鉄心歯幅をWt、前記固定子鉄心の内径をDs、前記フラックスバリアの端部の外周側外径をDfとしたとき、
    前記フラックスバリアの両端部間の幅Wfは、
    (n×Ws+(n−1)×Wt)×Df/Ds≦Wf≦((n−1)×Ws+n×Wt)×Df/Ds
    (n、nは1以上の整数、n<n
    となる式を満たすように構成されている、請求項7記載の永久磁石式電機。
  9. 前記固定子と前記回転子は、同軸で配置された円筒形構造である、請求項1乃至8のいずれか1項記載の永久磁石式電機。
  10. 前記固定子と前記回転子は、回転軸方向に対向する、請求項1乃至8のいずれか1項記載の永久磁石式電機。
  11. 前記固定子スロット幅は、前記固定子の内径方向にかけて小さくなる、請求項1乃至10のいずれか1項記載の永久磁石式電機。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1項記載の永久磁石式電機を備える車両装置。
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