JP2013168852A - 監視制御システムおよび監視制御装置並びにポーリング方法 - Google Patents

監視制御システムおよび監視制御装置並びにポーリング方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
従来、伝送装置がポーリングを実行できない場合、短時間で監視制御情報を取得することが難しかった。
【解決手段】
本発明では、伝送装置は、監視制御装置からポーリング要求を受信した場合に、自装置の監視制御情報を監視制御装置に返信する応答手段を有し、監視制御装置は、複数の伝送装置を複数のグループに分けて、グループ毎に一括してポーリング要求を送信し、グループ内の伝送装置から応答信号を受信するポーリング手段と、複数の伝送装置にポーリング要求を送信する順序を記憶するポーリング順序テーブルとを有し、ポーリング手段は、応答信号を受信できない伝送装置がある場合に、当該伝送装置のポーリング順序を残りのグループの伝送装置と置き換えるようにポーリング順序テーブルを変更することを特徴とする。
【選択図】図10

Description

本発明は、複数の伝送装置を監視および制御する監視制御システムにおいて、伝送装置から監視制御情報を取得するためのポーリング技術に関する。
従来、複数の伝送装置を監視および制御する監視制御装置は、配下の各伝送装置から装置の状態などを示す監視制御情報を収集するためのポーリングを行っている。ポーリングは、監視制御装置からポーリング信号を複数の伝送装置に順番に送信し、各伝送装置から監視制御情報を含む応答信号を受信する仕組みになっている。
ところが、伝送装置が何らかの理由(例えば、伝送装置に接続される制御端末からの処理を実行中など)によりポーリング信号に応答できなかった場合、監視制御装置は、残りの他の伝送装置に対して一度ポーリング処理を実行した後、二周り目の次の回で未応答の伝送装置に再びポーリング信号を送信して当該伝送装置から監視制御情報を取得するまで待たなければならないという問題がある。特に対象となる伝送装置の数が多い場合、再試行となった伝送装置の状態を把握するまで長い時間を要してしまう。例えば、1つの伝送装置のポーリングに要する時間をt、伝送装置の数をNとした場合、再試行には少なくともt×Nの時間を要する。
そこで、ポーリングに要する時間を短縮するために、管理対象の伝送装置をいくつかのグループに分割し、グループ単位でポーリングを実施する場合に、伝送すべき情報を持つ伝送装置のみが応答を返すようにする方法が考えられている(例えば特許文献1参照)。或いは、ブロック単位によるポーリングと個別単位によるポーリングとを組み合わせて再ポーリング時間を短縮する方法が考えられている(例えば特許文献2参照)。また、ポーリングに優先順位をつけて優先順位の高い装置のポーリング周期を短くする方法が検討されている(例えば特許文献3参照)。さらに、データ量の変化に応じて優先度を変更する方法も検討されている(例えば特許文献4参照)。
特開2004−080322号公報 特開平10−233792号公報 特開2000−032012号公報 特開2001−333071号公報
ところが、従来はグループが固定化されていたり、ブロック単位と個別単位の複雑な管理を行わなければならず、未応答の伝送装置に対して簡単な処理で効率的にポーリングの時間短縮を行うことが難しかった。
上記課題に鑑み、本発明の目的は、伝送装置が制御コマンドを実行中などの理由でポーリングを実行できない場合でも短時間で当該伝送装置に再ポーリングを行って監視制御情報を取得することができ、装置数の多いシステムで制御コマンドとの輻輳が多い場合でも監視制御情報を効率的に収集することが可能な監視制御システムおよび監視制御装置並びにポーリング方法を提供することである。
本発明に係る監視制御システムは、複数の伝送装置と、前記伝送装置の動作を監視および制御する監視制御装置とで構成される監視制御システムにおいて、前記伝送装置は、前記監視制御装置からポーリング要求を受信した場合に、自装置の監視制御情報を前記監視制御装置に返信する応答手段を有し、前記監視制御装置は、前記複数の伝送装置を複数のグループに分けて、前記グループ毎に一括してポーリング要求を送信し、前記グループ内の前記伝送装置から応答信号を受信するポーリング手段と、前記複数の伝送装置にポーリング要求を送信する順序を記憶するポーリング順序テーブルとを有し、前記ポーリング手段は、応答信号を受信できない前記伝送装置がある場合に、当該伝送装置のポーリング順序を残りの前記グループの伝送装置と置き換えるように前記ポーリング順序テーブルを変更することを特徴とする。
特に、前記監視制御装置に接続される制御端末から前記伝送装置に制御コマンドを発行する場合、前記ポーリング手段は、前記制御端末から前記伝送装置に対する前記制御コマンドを受信した時点で、当該伝送装置が次にポーリング要求を送信する予定の前記グループに属する場合、当該グループの次のグループに属する前記伝送装置と置き換えるように前記ポーリング順序テーブルを変更することを特徴とする。
さらに、前記ポーリング手段は、前記制御コマンドの種類に応じて前記伝送装置の移動先のグループを決定し、決定されたグループに属する前記伝送装置と置き換えるように前記ポーリング順序テーブルを変更することを特徴とする。
また、前記ポーリング手段は、予め設定した回数だけ同じ前記伝送装置に前記ポーリング要求を行っても当該伝送装置から応答信号を受信できない場合、警報を出力し、当該伝送装置を前記ポーリング順序テーブルの元のグループに戻す変更を行うことを特徴とする。
本発明に係る監視制御装置は、複数の伝送装置に接続され、前記伝送装置の動作を監視および制御する監視制御装置において、前記複数の伝送装置を複数のグループに分けて、前記グループ毎に一括してポーリング要求を送信し、前記グループ内の前記伝送装置から応答信号を受信するポーリング手段と、前記複数の伝送装置にポーリング要求を送信する順序を記憶するポーリング順序テーブルとを有し、前記ポーリング手段は、応答信号を受信できない前記伝送装置がある場合に、当該伝送装置のポーリング順序を残りの前記グループの伝送装置と置き換えるように前記ポーリング順序テーブルを変更することを特徴とする。
特に、前記ポーリング手段は、接続される制御端末から前記伝送装置に対する制御コマンドを受信した時点で、当該伝送装置が次にポーリング要求を送信する予定の前記グループに属する場合、当該グループの次のグループに属する前記伝送装置と置き換えるように前記ポーリング順序テーブルを変更することを特徴とする。
さらに、前記ポーリング手段は、前記制御コマンドの種類に応じて前記伝送装置の移動先のグループを決定し、決定されたグループに属する前記伝送装置と置き換えるように前記ポーリング順序テーブルを変更することを特徴とする。
また、前記ポーリング手段は、予め設定した回数だけ同じ前記伝送装置に前記ポーリング要求を行っても当該伝送装置から応答信号を受信できない場合、警報を出力し、当該伝送装置を前記ポーリング順序テーブルの元のグループに戻す変更を行うことを特徴とする。
本発明に係るポーリング方法は、複数の伝送装置と、前記伝送装置の動作を監視および制御する監視制御装置とで構成される監視制御システムで用いるポーリング方法において、前記伝送装置は、前記監視制御装置からポーリング要求を受信した場合に、自装置の監視制御情報を前記監視制御装置に返信し、前記監視制御装置は、前記複数の伝送装置を複数のグループに分けて管理し、前記複数の伝送装置にポーリング要求を送信する順序を記憶するポーリング順序テーブルに従って前記グループ毎に一括してポーリング要求を送信し、応答信号を受信できない前記伝送装置がある場合に、当該伝送装置のポーリング順序を残りの前記グループの伝送装置と置き換えるように前記ポーリング順序テーブルを変更することを特徴とする。
特に、前記監視制御装置に接続される制御端末から前記伝送装置に制御コマンドを発行する場合、前記監視制御装置は、接続される制御端末から前記伝送装置に対する制御コマンドを受信した時点で、当該伝送装置が次にポーリング要求を送信する予定の前記グループに属する場合、当該グループの次のグループに属する前記伝送装置と置き換えるように前記ポーリング順序テーブルを変更することを特徴とする。
さらに、前記監視制御装置は、前記制御コマンドの種類に応じて前記伝送装置の移動先のグループを決定し、決定されたグループに属する前記伝送装置と置き換えるように前記ポーリング順序テーブルを変更することを特徴とする。
また、前記監視制御装置は、予め設定した回数だけ同じ前記伝送装置に前記ポーリング要求を行っても当該伝送装置から応答信号を受信できない場合、警報を出力し、当該伝送装置を前記ポーリング順序テーブルの元のグループに戻す変更を行うことを特徴とする。
本発明に係る監視制御システムおよび監視制御装置並びにポーリング方法は、伝送装置が制御コマンドを実行中などの理由でポーリングを実行できない場合でも短時間で当該伝送装置に再ポーリングを行って監視制御情報を取得することができ、装置数の多いシステムで制御コマンドとの輻輳が多い場合でも監視制御情報を効率的に収集することができる。
監視制御システム100の構成例を示す図である。 グループ単位でのポーリングの様子を示す図である。 監視制御装置101および伝送装置103の構成例を示す図である。 ポーリング順序テーブル204の一例を示す図である。 制御コマンド発行時のポーリングの様子を示す図である。 制御コマンド発行時のポーリングスキップの様子を示す図である。 ポーリングスキップ時の再ポーリングの様子を示す図である。 グループ入れ替え時のポーリングの様子を示す図である。 ポーリング中の制御コマンド発行時の様子を示す図である。 ポーリング処理の流れを示す図である。
以下、本発明に係る監視制御システムおよび監視制御装置並びにポーリング方法の実施形態について詳しく説明する。
図1は、本実施形態に係る監視制御システム100の構成例を示す図である。図1において、監視制御システム100は、監視制御装置101と、ネットワーク102と、複数の伝送装置103aから伝送装置103dと、監視用ネットワーク104と、制御端末105とで構成される。ここで、図1において、伝送装置103aから伝送装置103dに共通の事項を説明する場合は、符号末尾のアルファベットを省略して伝送装置103と表記し、特定の伝送装置103を指す場合は伝送装置103aのように符号末尾にアルファベットを付加して表記する。
監視制御装置101は、NE−OpSサーバ(Network Operation Server)で構成され、ネットワーク102を介して接続される複数の伝送装置103の状態を制御および管理する。
ネットワーク102は、図1の例では、複数の伝送装置103と監視制御装置101とを接続する監視用のネットワークとして描いてあるが、各伝送装置103がユーザーデータを伝送する一般的なネットワークを利用したインバンドの監視用ネットワークであってもよいし、専用の監視用ネットワークであってもよい。
伝送装置103は、ルーターやスイッチなどの通信装置である。
監視用ネットワーク104は、監視制御装置101と制御端末105とを接続するための監視用のネットワークである。尚、ネットワーク102と共通のネットワークを用いても構わないし、専用のネットワークを設けても構わない。
制御端末105は、HMI(Human Machine Interface)として保守管理者などのオペレータが監視制御装置101を介して各伝送装置103の状態をモニタしたり、制御コマンドを発行して伝送装置103の制御を行うための端末で、監視制御用のソフトウェアが搭載されたパソコンになどで構成される。ここで、制御コマンドの一例として、伝送装置103の警報情報の読み出し、装置リセットコマンド、光出力レベルの制御などがあり、制御端末105の画面に表示されるモニタ情報や画面操作によって対象となる伝送装置103や制御コマンドを選択して送信する。制御端末105から送信される制御コマンドは監視用ネットワーク104を介して監視制御装置101で受信され、対応する伝送装置103に制御コマンドを転送する。尚、制御コマンドの種類によって伝送装置103側の処理負荷が異なり、例えば装置リセットコマンドの場合は伝送装置103が長い時間に亘って処理が停止し、次に説明するポーリングを実行できないという問題が生じる。
図1において、監視制御装置101は、伝送装置103の状態を確認するために定期的にポーリングを行って各伝送装置103の監視制御情報を取得する。ポーリングは、監視制御装置101からネットワーク102を介して監視制御情報の送信を要求するポーリング信号を各伝送装置103に順番に送信し、各伝送装置から監視制御情報を含む応答信号を受信する仕組みになっている。この場合、伝送装置103毎にポーリング信号を送信して伝送装置103からの応答信号を待つので、伝送装置103の数が多くなると多大な時間が掛かり効率が悪くなる。そこで、本実施形態に係る監視制御システム100は、複数の伝送装置103を複数のグループに分けてグループ単位で一括して監視制御情報を収集するコマンド発行するポーリング信号を送信する方法が行われる。
図2は、監視制御システム100において、複数の伝送装置103を複数のグループに分けてグループ単位で一括してポーリングを行う方法を具体的に示した図である。尚、図2において、図1と同符号のものは同じものを示す。また、図2では、複数の伝送装置103をNE001からNE990までの990台の装置とし、30台で1つのグループを構成する例を示している。例えば、グループ1(Gr1)はNE001からNE030までの30台の伝送装置103、グループ2(Gr2)はNE031からNE060までの30台の伝送装置103、グループ3(Gr3)はNE061からNE090までの30台の伝送装置103、そして最後のグループ33(Gr33)はNE961からNE990の30台の伝送装置103で構成される。ここで、本実施形態に係る監視制御システム100では、30台をグループ単位とするが、10台でも40台でもよい。
図2において、監視制御装置101は、グループ単位で一括して監視制御情報を収集するためのポーリング信号を送信し、これを受信したグループ内の伝送装置103は自装置の監視制御情報を含む応答信号を監視制御装置101に返信する。例えば監視制御装置101は、Gr1にポーリング信号を送信し、Gr1内のNE001からNE030までの伝送装置103は応答信号を監視制御装置101に返信する。尚、グループ内の各伝送装置103は、監視制御情報を含む応答信号をパケットとしてネットワーク102に送信するので、監視制御装置101は必ずしも装置順に応答信号を受信するわけではない。そして、監視制御装置101は、グループ単位で一括してポーリング信号を送信後、予め設定された所定時間が経過するか、或いはグループ内の全ての伝送装置103から応答信号を受信し終えた場合に次のグループに対してポーリング信号を送信する。このようにして、Gr1からGr33までのポーリングを終えると、再びGr1からポーリングを行う動作を繰り返すことにより、常に、監視制御装置101は各伝送装置103の状態を把握することができる。
例えば図2において、所定時間が経過してもGr1のNE002から応答信号を受信できなかった場合はNE002をポーリング未実施として、次のGr2に対して一括ポーリング信号を送信する。この場合、従来のポーリングでは、NE002に対する再ポーリングは、残りのグループのGr33までのポーリングを終了して、二周目のGr1に対するポーリングを行う時まで待つことになり、それまで監視制御装置101はNE002の監視制御情報を確認できないという問題が生じる。そこで、本実施形態に係る監視制御システム100では、Gr1へのポーリング時に応答できなかったNE002を次のGr2のいずれかの伝送装置103と置き換えて再ポーリングを行う。例えば図2のGr2の下に点線で示したように、NE031からNE060までの30台の伝送装置103にNE002を挿入してNE002、NE031からNE059までの30台をGr2としてポーリングを行うようにする。これにより、NE002に対する再ポーリングを一周後まで待つことなく、監視制御装置101はNE002の監視制御情報を高速に取得することができる。ここで、Gr1に対するポーリング信号を送信する前に、制御コマンドの対応などでNE002が応答できないことが監視制御装置101で予め分かっている場合は、例えばGr2のNE031とGr1のNE002とを入れ替えてNE031をGr1でポーリングを行い、NE002をGr2でポーリングを行うようにすることもできる。これにより、Gr1で30台、Gr2で30台の伝送装置103に対してポーリングを行うので、ポーリングの効率を上げることができる。尚、このような伝送装置103のグループや順序の置き換えについては後で詳しく説明する。
[監視制御装置101および伝送装置103の構成例]
次に、監視制御装置101および伝送装置103の構成例について図3を用いて詳しく説明する。尚、図1と同符号のブロックは同じものを示す。また、図3は監視制御装置101および伝送装置103の構成を示す一例であり、例えばユーザーデータの送信処理を行うブロックなど、本実施形態で説明するポーリング動作に関係がないブロックは省略してある。
図3において、監視制御装置101は、監視制御部201と、通信部202と、制御端末用通信IF203と、ポーリング順序テーブル204とを有する。
監視制御部201は、伝送装置103に対するポーリングを行って監視制御情報を収集する処理を行うと共に、制御端末105から受信する制御コマンドを伝送装置103に送信する処理を行う。
通信部202は、ネットワーク102を介して伝送装置103と通信するためのインターフェースで、ポーリング信号や制御コマンドの送信や応答信号の受信などを行う。
制御端末用通信IF203は、監視用ネットワーク104を介して制御端末105と通信するためのインターフェースで、制御端末105が送信する制御コマンドの受信や伝送装置103から受信する監視制御情報を制御端末105に送信する。
ポーリング順序テーブル204は、各伝送装置103のグループ分けと、グループのポーリング順序とを示したテーブルで、監視制御部201は、ポーリング順序テーブル204を参照してグループ単位でポーリングを実施すると共に、応答できない伝送装置103に対してポーリング順序テーブル204の当該伝送装置103のグループを入れ替えて再ポーリングを速く実施するための順序変更を行う。
一方、伝送装置103は、制御部301と、通信部302とを有する。
制御部301は、監視制御装置101からポーリング信号を受信した場合に、自装置の監視制御情報を含む応答信号(パケット)を監視制御装置101へ返信する処理や、制御端末105により発行された制御コマンドを監視制御装置101から受信した場合に、制御コマンドの指令に応じた処理を実行する。例えば装置リセットコマンドを受信した場合は自装置をリセットする処理を行う。尚、監視制御情報は、図3には明記していないが、制御部301の内部に保持されているものとする。また、リセット処理を実行中に監視制御装置101からポーリング信号を受信した場合は対応できないので監視制御装置101に応答信号は返信されない。
通信部302は、ネットワーク102を介して監視制御装置101と通信するためのインターフェースで、ポーリング信号や制御コマンドの受信や応答信号の送信などを行う。
このように、監視制御装置101および伝送装置103は、ポーリング信号の送受信およびポーリング信号に対応する応答信号の送受信を行うことができる。
[ポーリング順序テーブル204]
次に、ポーリング順序テーブル204について説明する。図4(a)は、ポーリング順序テーブル204の一例を示す図である。尚、図4(a)は、先に説明した図2のグループ構成に対応し、図2と同符号のグループおよび伝送装置103は同じものを示す。
図4(a)のポーリング順序テーブル204において、Gr1の30台の伝送装置103(NE001からNE030)はポーリング順序が1番目である。同様に、Gr2のNE031からNE060はポーリング順序が2番目、Gr3のNE061からNE090はポーリング順序が3番目であり、最後のGr33のNE961からNE990はポーリング順序が33番目である。尚、図4(a)のポーリング順序テーブル204は予め設定されたデフォルトのポーリング順序である。
そして、図4(a)のポーリング順序テーブル204において、監視制御装置101は、例えばGr2にポーリング信号を送信する前に、Gr2のNE032に対する制御コマンドが発行されて、NE032がポーリングに応答できないことが事前に分かる場合、監視制御装置101は、図4(b)のポーリング順序テーブル204aに示すように、NE032を次のGr3のNE062と入れ替えてポーリング順序テーブル204aとし、Gr2に送信するポーリング信号が対象とする伝送装置103は、NE031、NE062、NE033からNE060の30台となり、Gr3に送信するポーリング信号が対象とする伝送装置103は、NE061、NE032、NE063からNE090の30台となる。尚、図4(b)の例では、Gr2のNE032をGr3のNE062と入れ替えたが、NE061であってもよいし、NE090であってもよい。或いは、NE032に対する制御コマンドが装置リセットコマンドなど長時間の動作が困難な制御コマンドである場合は、Gr2のNE032をGr3ではなくGr4やGr5などさらに後でポーリングを実行する予定のグループの伝送装置103と入れ替えるようにしても構わない。
ここで、監視制御装置101は、制御端末105が発行する制御コマンドの内容を知ることができるので、例えば制御コマンドが警報のモニタなど処理時間が短い簡単な種類のコマンドである場合は1つだけグループを遅らせるようにポーリング順序テーブル204を変更し、制御コマンドが装置リセットなど時間を要する種類のコマンドである場合は2つや3つ或いはそれ以上のグループ分だけポーリングを遅らせるようにポーリング順序テーブル204を変更する。このように、制御コマンドの種類に応じて置き換え先のグループを選択することによって、再ポーリングになる率を下げることができ、無駄の無い効率的なポーリングが可能になる。
尚、処理が簡単になるように、制御コマンドの種類に依らず一律に次のグループに遅らせるようにした場合でも、次のグループで未応答の場合は、その次のグループで順送りに再ポーリングを実行するので、従来に比べて迅速に監視制御情報の収集を行うことができる。
さらに、再ポーリングの上限回数を予め設定しておいて、上限回数を超えた場合に当該伝送装置103に対するグループの順送り処理を停止し、デフォルトのグループに戻して次の回にポーリングを行うようにしてもよい。これにより、例えば電源が停止している伝送装置103に過度に再ポーリングを行うことがなくなり、効率的なポーリングを行うことができる。
[ポーリング処理の流れについて]
次に、ポーリング処理の流れについて説明する。図5は、制御端末105と、監視制御装置101と、伝送装置103との間で送受信されるポーリング信号や制御コマンドを時間tで時系列に示した図である。尚、図2および図4と同符号のものは同じものを示す。
図5において、監視制御装置101は、先ずGr1への一括ポーリング信号を送信し、Gr1のNE001からNE030はそれぞれポーリング処理を実行して応答信号を返信する。そして、図5の例では、監視制御装置101は、Gr1へのポーリングが終了し、Gr2へのポーリング信号を送信する前に、制御端末105からGr2のNE032への制御コマンドを受信する。そして、制御コマンドをNE032に送信し、NE032は制御コマンドに対する処理を実行する。その後、監視制御装置101は、Gr2へのポーリング信号を送信し、NE032はポーリング処理を実行して応答信号を返信することができる。
ここで、図5の例では、NE032はGr2のポーリング信号が送信される前に制御コマンドに対する処理を実行し終えることができたが、図6に示すように、NE032の制御コマンドに対する処理に時間が掛かる場合、NE032は制御コマンドを実行中なのでポーリング信号に対する応答信号を返信することができない。この結果、NE032はポーリングをスキップすることになり、ポーリング未実施の状態になってしまう。このような場合、従来ではGr33までポーリングを行った後、次の周でNE032に対するポーリングを行うことになり、NE032から監視制御情報を収集するのが遅くなってしまうという問題があった。そこで、本実施形態に係る監視制御システム100では、監視制御装置101は、Gr2で未実施のNE032を次のGr3の伝送装置103に置き換えるようポーリング順序テーブル204を変更するので、図7に示すように、NE032はGr3へのポーリング信号に対して応答信号を返信することができる。
このようにして、Gr2で実行できなかったNE032のポーリングを次のGr3で実行することができるので、監視制御装置101はNE032の監視制御情報の収集を次の周まで待つことなく、迅速に収集することができる。
ここで、図7の例は、Gr2でNE032に対するポーリングを一旦実施するが、NE032が応答できずにポーリングがスキップされてしまった場合に、次のGr3で再ポーリングを行うようにしたが、先に説明したように、監視制御装置101は、制御端末105が発行する制御コマンドの内容を知ることができるので、Gr2でNE032がポーリングに応答できないと判断した場合は、Gr2でNE032に対するポーリングを実施せずにGr3でNE032に対するポーリングを実施するようにポーリング順序テーブル204を変更するようにしてもよい。これにより、図7のように、NE032がポーリングをスキップする無駄を省くことができ、また監視制御装置101がGr2のポーリングでNE032からの応答信号の受信待ち時間がタイムアウトするまで待つ必要がなくなり、ポーリング効率を上げることができる。
さらに、Gr2でNE032に対するポーリングを実施しない場合、Gr2でポーリングを行う台数が29台になるので、1台分が空いてしまうことになる。そこで、Gr3の伝送装置103の中でGr2でポーリングを実施可能な伝送装置103(例えばGr2の前に処理時間が長い制御コマンドなどが発行されていないGr3の伝送装置103)をGr2のNE032に置き換えるようにポーリング順序テーブル204を変更するようにしてもよい。例えば図8では、Gr3のNE062とGr2のNE032とを置き換えて、NE062をGr2の一括ポーリングで実行することにより、Gr3にNE032が挿入されることによって後の伝送装置103の順序が順送りにずれることを防止でき、Gr2のポーリング中に制御コマンドを実行したNE032へのポーリングをGr3で確実に行うことができる。
尚、ポーリング中のグループの伝送装置103に対して制御端末105から制御コマンドが発行された場合は、図9に示すように、監視制御装置101は制御コマンドの伝送装置103への送信を保留(wait)して、当該グループへのポーリングが終了後に、対象となる伝送装置103に制御コマンドを送信する。
このようにして、Gr2でポーリングの実行が難しいNE032を次のGr3(或いはGr4以降のグループ)で確実に実行することができるので、監視制御装置101はNE032の監視制御情報の収集を次の周まで待つことなく、迅速に収集することができる。且つ、無駄なポーリングのスキップなども無くなり、効率よくポーリングを行うことができる。
[ポーリング処理のフローチャート]
次に、上記で説明してきたポーリング処理を監視制御装置101で実行するためのフローチャートについて図10を用いて説明する。尚、図10は、監視制御装置101の監視制御部201に予め記憶されたプログラムに従って処理される。
(ステップS101)監視制御装置101の監視制御部201は、ポーリング順序テーブル204に従って伝送装置103のグループとポーリング順序を初期化する。例えば図4(a)で説明したようなデフォルトの順序を設定する。図4(a)の例では、最初にポーリング信号を一括して送信する対象グループはGr1のNE001からNE030であることを認識し、ポーリング信号の送信先の伝送装置103に設定する。尚、この時点ではポーリング信号は送信されておらず、ポーリング信号は後のステップS107で対象Grに送信される。
(ステップS102)監視制御部201は、対象グループにポーリング信号を送信する前に制御端末105からの制御コマンドの有無を確認する。そして、制御コマンドを受信している場合はステップS103に進み、制御コマンドを受信していない場合はステップS107に進む。
(ステップS103)監視制御部201は、受信した制御コマンドがポーリングを行おうとしている対象グループ内の伝送装置103(NE)であるか否かを判別する。そして、対象GrのNEである場合はステップS105に進み、対象GrのNEでない場合はステップS104に進む。
(ステップS104)監視制御部201は、受信した制御コマンドを対応する伝送装置103に送信し、これを受けた伝送装置103は制御コマンドを実行する。
(ステップS105)監視制御部201は、受信した制御コマンドの種類を判別する。そして、制御コマンドの種類により、伝送装置103の処理時間を求め、処理時間が次のポーリング処理までに終わらないと判断した場合はステップS106に進み、次のポーリング処理までに終わると判断した場合はステップS104に進む。尚、制御コマンドの種類と処理時間の関係は、予めテーブルなどに設定され、監視制御部201の内部に保持しているものとする。
(ステップS106)監視制御部201は、ポーリング順序テーブル204において、制御コマンドの対象となる伝送装置103のグループを変更する。先に説明したように、次のグループに挿入してもよいし、次のグループの他の伝送装置103と置き換えてもよい。
(ステップS107)監視制御部201は、ポーリング対象のGrに一括してポーリング信号を送信する。
(ステップS108)監視制御部201は、ステップS102と同様に制御端末105からの制御コマンドの有無を確認する。尚、ここでの確認は、ポーリング前に行うステップS102とは異なり、ポーリング中の確認処理である。そして、制御コマンドを受信した場合はステップS110に進み、制御コマンドを受信していない場合はステップS109に進む。
(ステップS109)監視制御部201は、一括ポーリング信号を送信した対象Grの全ての伝送装置103から応答信号を受信したか否かを確認する。そして、対象Grの全ての伝送装置103から応答信号を受信していない場合はステップS113に進み、対象Grの全ての伝送装置103から応答信号を受信した場合はステップS114に進む。
(ステップS110)監視制御部201は、受信した制御コマンドがポーリング中のNEに対するものである場合はステップS112に進み、ポーリング中のNEではない他のGrのNEである場合はステップS111に進む。
(ステップS111)監視制御部201は、受信した制御コマンドを対応する伝送装置103に送信し、これを受けた伝送装置103は制御コマンドを実行する。
(ステップS112)監視制御部201は、ポーリング中の伝送装置103への制御コマンドの送信を保留(wait)させる。尚、図10では明示していないが、図9で説明したように、対象Grのポーリング終了後に当該伝送装置103に制御コマンドを送信し、その時点で伝送装置103は制御コマンドを実行する。
(ステップS113)監視制御部201は、ステップS107で一括ポーリング信号を送信してから予め設定された所定時間が経過したか否かを判別する。そして、所定時間が経過してタイムアウトした場合はステップS114に進み、タイムアウトしていない場合はステップS108に戻って同様の処理を繰り返す。
(ステップS114)監視制御部201は、タイムアウトしたNEをポーリング未実施のNEとして、ポーリング順序テーブル204の次のポーリング対象のGrに挿入する変更を行う。
(ステップS115)監視制御部201は、ステップS107で一括ポーリング信号を送信したGrが最後のGrであるか否かを判別する。例えば図2および図4の場合は、Gr33に対してポーリングを実行したか否かを判別する。そして、最後のGrである場合はステップS116に進み、最後のGrではない場合はステップS117に進む。
(ステップS116)監視制御部201は、次にポーリング対象となるグループを最初のGr(図2および図4の例ではGr1)に戻す。そして、ステップS102に戻って同様の処理を繰り返す。
(ステップS117)監視制御部201は、ポーリング順序テーブル204の次のGrをポーリング対象のGrに設定する。例えば、ステップS107でポーリングを実行したGrがGr2である場合は、Gr3に設定する。そして、ステップS102に戻って同様の処理を繰り返す。
このようにして、本実施形態に係る監視制御システム100では、伝送装置103が制御端末105からの制御コマンドを実行中などの理由でポーリングを実施できない場合でも短時間で当該伝送装置103に再ポーリングを行って監視制御情報を取得することができる。特に監視制御装置101は制御端末105から伝送装置103に発行される制御コマンドの種類を判別して、当該伝送装置103がポーリングに応答できないと判断した場合は、当該伝送装置103と他のグループの伝送装置103とを入れ替えることによって、無駄なポーリングを無くすことができるので、効率良く迅速に伝送装置103から監視制御情報を収集することができる。
以上、本発明に係る監視制御システムおよび監視制御装置並びにポーリング方法について、各実施例を挙げて説明してきたが、その精神またはその主要な特徴から逸脱することなく他の多様な形で実施することができる。そのため、上述した実施例はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明は、特許請求の範囲によって示されるものであって、本発明は明細書本文にはなんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内である。
100・・・監視制御システム
101・・・監視制御装置
102・・・ネットワーク
103・・・伝送装置
104・・・監視用ネットワーク
105・・・制御端末
201・・・監視制御部
202・・・通信部
203・・・制御端末用通信IF
204・・・ポーリング順序テーブル
301・・・制御部
302・・・通信部
NE001からNE990・・・伝送装置

Claims (12)

  1. 複数の伝送装置と、前記伝送装置の動作を監視および制御する監視制御装置とで構成される監視制御システムにおいて、
    前記伝送装置は、
    前記監視制御装置からポーリング要求を受信した場合に、自装置の監視制御情報を前記監視制御装置に返信する応答手段を有し、
    前記監視制御装置は、
    前記複数の伝送装置を複数のグループに分けて、前記グループ毎に一括してポーリング要求を送信し、前記グループ内の前記伝送装置から応答信号を受信するポーリング手段と、
    前記複数の伝送装置にポーリング要求を送信する順序を記憶するポーリング順序テーブルと
    を有し、
    前記ポーリング手段は、応答信号を受信できない前記伝送装置がある場合に、当該伝送装置のポーリング順序を残りの前記グループの伝送装置と置き換えるように前記ポーリング順序テーブルを変更する
    ことを特徴とする監視制御システム。
  2. 請求項1に記載の監視制御システムにおいて、
    前記監視制御装置に接続される制御端末から前記伝送装置に制御コマンドを発行する場合、
    前記ポーリング手段は、前記制御端末から前記伝送装置に対する前記制御コマンドを受信した時点で、当該伝送装置が次にポーリング要求を送信する予定の前記グループに属する場合、当該グループの次のグループに属する前記伝送装置と置き換えるように前記ポーリング順序テーブルを変更する
    ことを特徴とする監視制御システム。
  3. 請求項2に記載の監視制御システムにおいて、
    前記ポーリング手段は、前記制御コマンドの種類に応じて前記伝送装置の移動先のグループを決定し、決定されたグループに属する前記伝送装置と置き換えるように前記ポーリング順序テーブルを変更する
    ことを特徴とする監視制御システム。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の監視制御システムにおいて、
    前記ポーリング手段は、予め設定した回数だけ同じ前記伝送装置に前記ポーリング要求を行っても当該伝送装置から応答信号を受信できない場合、警報を出力し、当該伝送装置を前記ポーリング順序テーブルの元のグループに戻す変更を行う
    ことを特徴とする監視制御システム。
  5. 複数の伝送装置に接続され、前記伝送装置の動作を監視および制御する監視制御装置において、
    前記複数の伝送装置を複数のグループに分けて、前記グループ毎に一括してポーリング要求を送信し、前記グループ内の前記伝送装置から応答信号を受信するポーリング手段と、
    前記複数の伝送装置にポーリング要求を送信する順序を記憶するポーリング順序テーブルと
    を有し、
    前記ポーリング手段は、応答信号を受信できない前記伝送装置がある場合に、当該伝送装置のポーリング順序を残りの前記グループの伝送装置と置き換えるように前記ポーリング順序テーブルを変更する
    ことを特徴とする監視制御装置。
  6. 請求項5に記載の監視制御装置において、
    前記ポーリング手段は、接続される制御端末から前記伝送装置に対する制御コマンドを受信した時点で、当該伝送装置が次にポーリング要求を送信する予定の前記グループに属する場合、当該グループの次のグループに属する前記伝送装置と置き換えるように前記ポーリング順序テーブルを変更する
    ことを特徴とする監視制御装置。
  7. 請求項6に記載の監視制御装置において、
    前記ポーリング手段は、前記制御コマンドの種類に応じて前記伝送装置の移動先のグループを決定し、決定されたグループに属する前記伝送装置と置き換えるように前記ポーリング順序テーブルを変更する
    ことを特徴とする監視制御装置。
  8. 請求項6から7のいずれか一項に記載の監視制御装置において、
    前記ポーリング手段は、予め設定した回数だけ同じ前記伝送装置に前記ポーリング要求を行っても当該伝送装置から応答信号を受信できない場合、警報を出力し、当該伝送装置を前記ポーリング順序テーブルの元のグループに戻す変更を行う
    ことを特徴とする監視制御装置。
  9. 複数の伝送装置と、前記伝送装置の動作を監視および制御する監視制御装置とで構成される監視制御システムで用いるポーリング方法において、
    前記伝送装置は、
    前記監視制御装置からポーリング要求を受信した場合に、自装置の監視制御情報を前記監視制御装置に返信し、
    前記監視制御装置は、
    前記複数の伝送装置を複数のグループに分けて管理し、前記複数の伝送装置にポーリング要求を送信する順序を記憶するポーリング順序テーブルに従って前記グループ毎に一括してポーリング要求を送信し、応答信号を受信できない前記伝送装置がある場合に、当該伝送装置のポーリング順序を残りの前記グループの伝送装置と置き換えるように前記ポーリング順序テーブルを変更する
    ことを特徴とするポーリング方法。
  10. 請求項9に記載のポーリング方法において、
    前記監視制御装置に接続される制御端末から前記伝送装置に制御コマンドを発行する場合、
    前記監視制御装置は、接続される制御端末から前記伝送装置に対する制御コマンドを受信した時点で、当該伝送装置が次にポーリング要求を送信する予定の前記グループに属する場合、当該グループの次のグループに属する前記伝送装置と置き換えるように前記ポーリング順序テーブルを変更する
    ことを特徴とするポーリング方法。
  11. 請求項10に記載のポーリング方法において、
    前記監視制御装置は、前記制御コマンドの種類に応じて前記伝送装置の移動先のグループを決定し、決定されたグループに属する前記伝送装置と置き換えるように前記ポーリング順序テーブルを変更する
    ことを特徴とするポーリング方法。
  12. 請求項9から11のいずれか一項に記載のポーリング方法において、
    前記監視制御装置は、予め設定した回数だけ同じ前記伝送装置に前記ポーリング要求を行っても当該伝送装置から応答信号を受信できない場合、警報を出力し、当該伝送装置を前記ポーリング順序テーブルの元のグループに戻す変更を行う
    ことを特徴とするポーリング方法。
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