JP5801059B2 - 通信処理システム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の装置と、各装置から送信されたデータの監視制御を行うプログラマブルコントローラとを含む、通信処理システムに関する。
複数の装置とプログラマブルコントローラ(以下、単にPLCと称する)とが、LAN(Local Area Network)により接続される通信処理システムが、従来より存在する。当該通信処理システムにおいて、PLCは、各装置から送信されるデータの監視制御を行う。
一般的に、PLCが複数の装置からデータを収集するデータ収集方式としては、同報通信やポーリングなどが利用されている。
図3は、同報通信を説明するタイミングチャートである。また、図4は、ポーリングを説明するタイミングチャートである。図3,4に示すタイミングチャートでは、PLC10と複数の装置DV100,DV110,DV120,DV130,DV140との間での通信動作を示している。
同報通信では、図3に示すように、PLC10は、各装置DV100,DV110,DV120,DV130,DV140に対して、一時に、データ送信要求を送信する。当該データ送信要求を受信した各装置DV100,DV110,DV120,DV130,DV140は、各タイミングにおいてデータを、PLC10に向けて各々送信する。そして、PLC10は、各装置DV100,DV110,DV120,DV130,DV140が送信したデータを、即受信する。
また、ポーリングでは、PLC10は、先ず装置DV100に対してデータ送信要求を送信する。当該データ送信要求を受信した装置DV100は、PLC10に対してデータを送信し、PLC10は当該データを即受信。装置DV100からのデータを受信したPLC10は、次の装置DV110に対してデータ送信要求を送信する。当該データ送信要求を受信した装置DV110は、PLC10に対してデータを送信し、PLC10は当該データを即受信。前記で示した動作が、各装置DV100〜DV140に対して、順次実施される。
なお、ポーリングを利用した技術に関する先行文献として、たとえば特許文献1や特許文献2などが存在する。
特開平6−315043号公報 特開平10−210070号公報
しかしながら、同報通信によるデータ収集方式を採用したときには、一斉に各装置DV100〜DV140にデータ送信要求を送信する。このため、図3に示すように、装置DV100〜DV140が送信したデータ同士が、LAN上で衝突することがある。このようなデータ衝突は、データ収集対象の装置が多くなるほど、発生する確率が高くなる。データ衝突が発生すると、応答時間が不安定となり、場合によっては、パケット喪失が起こる。
データ衝突の発生を防止するデータ収集方式として、ポーリングがある。しかしながら、ポーリングによるデータ収集方式では、ある装置DV100〜DV140に対してデータ送信要求を送信した後、当該ある装置DV100〜DV140から送信されたデータの受信を待ってから、次の装置DV100〜DV140に対してデータ送信要求を送信する。
このため、図4に示すように、装置DV100〜DV140からのデータ送信が遅れた場合には、PLC10におけるデータ受信が遅れる(つまり、データ待ち時間が長くなる)。当該データ受信の遅れは、システム全体の通信時間が長期化する。
そこで、本発明は、ネットワーク上におけるデータ衝突の発生を抑制すると共に、システム全体における通信時間の長期化を抑制することができる通信処理システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る通信処理システムは、データの送受信が可能である複数の装置と、各前記装置とデータの送受信可能に接続されており、前記装置から送信されるデータを一時的に保存するバッファを有するプログラマブルコントローラとを、備えており、前記プログラマブルコントローラは、(A)少なくとも2以上の所定の前記装置に、一定間隔でデータ送信要求を順次、発行し、(B)前記データ送信要求に応じて前記所定の装置から送信されたデータを、前記バッファに格納し、(C)前記プログラマブルコントローラが所定の処理を実施している最中であっても、全ての前記所定の装置に対する前記データ送信要求の発行を終えてから所定の待ち時間直後に、前記バッファに格納されている全てのデータを、一括に取得し、前記所定の待ち時間は、前記一定間隔より長い時間に設定される。
本発明に係る通信処理システムは、データの送受信が可能である複数の装置と、各前記装置とデータの送受信可能に接続されており、前記装置から送信されるデータを一時的に保存するバッファを有するプログラマブルコントローラとを、備えており、前記プログラマブルコントローラは、(A)少なくとも2以上の所定の前記装置に、一定間隔でデータ送信要求を順次、発行し、(B)前記データ送信要求に応じて前記所定の装置から送信されたデータを、前記バッファに格納し、(C)前記プログラマブルコントローラが所定の処理を実施している最中であっても、全ての前記所定の装置に対する前記データ送信要求の発行を終えてから所定の待ち時間直後に、前記バッファに格納されている全てのデータを、一括に取得し、前記所定の待ち時間は、前記一定間隔より長い時間に設定される。
したがって、ネットワーク上におけるデータ(データ送信要求に応じて各装置が送信するデータ)同士の衝突を、抑制することができる。これにより、結果として、本発明は、パケットの喪失の確立の低減を図ることが可能となる。また、システム全体における通信時間の長期化を抑制することができる。つまり、本発明では、システム全体におけるデータ送受信の効率化を図ることができる。
本発明の実施の形態に係る通信処理システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る通信処理システムの動作を説明するためのタイミングチャートである。 同報通信によるデータ取得方式を説明するためのタイミングチャートである。 ポーリングによるデータ取得方式を説明するためのタイミングチャートである。
以下、この発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
<実施の形態>
図1は、本実施の形態に係る通信処理システムの構成を示すブロック図である。
図1に示す構成例では、2台のPLC10,20と、2台の表示装置GP10,GP20と、50台の装置DV100〜DV149とから、通信処理システムが構成されている。
各PLC10,20および各装置DV100〜DV149は、ハブ3を介して、LANにより接続されている。また、PLC10と表示装置GP10とは、通信可能に接続されており、PLC20と表示装置GP20とは、通信可能に接続されている。各PLC10,20は、各装置DV100〜DV149から送信されるデータの監視制御を行う。
各PLC10,20は、送受信処理部1を備えており、各送受信処理部1内部には、バッファ2が配設されている。また、各装置DV100〜DV149は、送受信処理部4を備えている。
ここで、送受信処理部1は、データ送信要求の発行および各装置DV100〜DV149から送信されたデータの受信を行う。また、バッファ2は、各装置DV100〜DV149から送信されたデータを、PLC1,20による取得(読み込み)前に、一時的に保存する。また、送受信処理部4は、自装置宛てに発行されたデータ送受要求を受信し、当該データ送受信要求に応じて、自装置のデータをPLC10,20宛てに送信(返信)する。
本実施の形態に係る通信処理システムでは、PLCが二重化されている。当該構成では、通常は、常用系であるPLC10が運転しており、待機系のPLC20は休止状態となっている。PLC10に異常が発生すると、運転系がPLC10からPLC20に切換る。
なお、PLCは二重化されていなくても良く、装置の数も50台以外の数であっても良い。また、装置DV100〜DV149およびPLC10,20は、LAN以外の双方向通信可能なネットワークで接続されていても良い。
次に、図2に示すタイミングチャートを用いて、図1に示した通信処理システムの動作について説明する。
なお、以下の説明では、装置DV100,DV110,DV120,DV130,DV140で構成されるグループを、第一のグループと称する。また、装置DV101,DV111,DV121,DV131,DV141で構成されるグループを、第二のグループと称する。装置DV102,DV112,DV122,DV132,DV142で構成されるグループを、第三のグループと称する。また、装置DV103,DV113,DV123,DV133,DV143で構成されるグループを、第四のグループと称する。また、装置DV104,DV114,DV124,DV134,DV144で構成されるグループを、第五のグループと称する。また、装置DV105,DV115,DV125,DV135,DV145で構成されるグループを、第六のグループと称する。また、装置DV106,DV116,DV126,DV136,DV146で構成されるグループを、第七のグループと称する。また、装置DV107,DV117,DV127,DV137,DV147で構成されるグループを、第八のグループと称する。また、装置DV108,DV118,DV128,DV138,DV148で構成されるグループを、第九のグループと称する。また、装置DV109,DV119,DV129,DV139,DV149で構成されるグループを、第十のグループと称する。
ここで、上記のようなグループ分けを行わなくても良いが、本実施の形態に係る通信処理システムの動作の説明では、上記グループ分けを採用する。また、グループ分けは、ユーザの希望に応じて、任意に設定可能である。また、以下の説明では、PLC10が運転中であり、PLC20は休止中であるとする。
まず、PLC10は、第一のグループに属する各装置DV100,110,120,130,140に対して、マルチキャスト通信で、データ送信要求を発行する。具体的に、PLC10は、装置DV100→装置DV110→装置DV120→装置DV130→装置DV140の順に、一定間隔(たとえば10ms毎)で、各装置DV100,110,120,130,140宛てのデータ送信要求を順次発行する。
各装置DV100,DV110,DV120,DV130,DV140は、自装置宛てに発行されたデータ送信要求を受信する。自装置宛てのデータ送信要求を受け取った各装置DV100,DV110,DV120,DV130,DV140は、当該自装置宛てのデータ送信要求に応じて、順次、ブロードキャスト通信で、PLC10に対して自装置のデータを返信する。
ここで、既に発行されたデータ送信要求に応じた装置DV100,DV110,DV120,DV130,DV140からのデータの送信の有無にかかわらず、PLC10は、一定間隔(10ms毎)でデータ送信要求を順次発行し続ける。
各装置DV100,DV110,DV120,DV130,DV140から送信された各データは、PLC10により受信される。具体的に、PLC10において、送受信処理部1内のバッファ2は、当該各データを、一時的に格納する。
なお、各装置DV100,DV110,DV120,DV130,DV140から送信されたデータは、休止中であるPLC20においても受信される。具体的に、PLC20において、送受信処理部1内のバッファ2は、当該各データを、一時的に格納する。
第一のグループに属する全ての装置DV100,DV110,DV120,DV130,DV140へのデータ送信要求発行後、具体的に、装置DV140へのデータ送信要求発行後、PLC10は、待ち時間だけの待ちを行う。
これは、各装置DV100,DV110,DV120,DV130,DV140から送信されるデータ同士の衝突等によるデータ送信遅れ(つまり、PLC10,20におけるデータの受信)を考慮したものである。当該待ち時間は、装置DV100〜DV149の処理能力等を考慮して任意に設定される。たとえば、当該待ち時間は、数十ms程度設けることができる。
次に、PLC10は、待ち時間経過後に、バッファ2に一時格納されていた各データを、PLC10内での処理に利用するため、読み込む(取得する)。ここで、装置DV100,DV110,DV120,DV130,DV140から送信された各データを、PLC10は、バッファ2から一括に取得する。
ここで、PLC10が所定の処理を実施している最中であっても、前記待ち時間経過直後に、PLC10は、前記各データ一括取得を行う。
なお、PLC20内のバッファ2においても、装置DV100,DV110,DV120,DV130,DV140から送信された各データが、一時格納されている。そこで、PLC10におけるデータ一括取得に同期して、PLC20においても、PLC20内のバッファ2に一時格納されていた各データを、一括に取得する。
ここで、図2に示すタイミングチャートでは、第一のグループに対する処理期間が、上記待ち時間を設けることにより、100msに設定されている。つまり、第一のグループに属する装置DV100に対して最初にデータ送信要求を発行してから、各装置DV100,DV110,DV120,DV130,DV140から送信された各データをバッファ2から一括取得するまでの期間が、100msに設定されている。
PLC10は、一括取得したデータを処理することにより、表示データを作成し、表示装置GP10に対して当該表示データを送信する。表示装置GP10は、受信した表示データに基づいて、装置DV100,DV110,DV120,DV130,DV140から送信された各データを、表示する。これにより、PLC10により監視制御されている装置DV100,DV110,DV120,DV130,DV140から送信された各データを、ユーザは視認することができる。
同様に、PLC20は、一括取得したデータを処理することにより、表示データを作成し、表示装置GP20に対して当該表示データを送信する。表示装置GP20は、受信した表示データに基づいて、装置DV100,DV110,DV120,DV130,DV140から送信された各データを、表示する。つまり、表示装置GP20においても、表示装置GP10と同じデータを表示することができる。
PLC10は、バッファ2からの各データの一括取得直後に、第二のグループに対して、上記第一のグループと同様の動作を開始する。
つまり、PLC10は、第二のグループに属する各装置DV101,111,121,131,141に対して、マルチキャスト通信で、データ送信要求を発行する。具体的に、PLC10は、装置DV101→装置DV111→装置DV121→装置DV131→装置DV141の順に、一定間隔(たとえば10ms毎)で、各装置DV101,111,121,131,141宛てのデータ送信要求を順次発行する。
図2では、PLC10は、装置DV100,DV110,DV120,DV130,DV140から送信された各データをバッファ2から一括に取得した直後に、装置DV101に対するデータ送信要求を発行している。
各装置DV101,DV111,DV121,DV131,DV141は、自装置宛てに発行されたデータ送信要求を受信する。自装置宛てのデータ送信要求を受け取った各装置DV101,DV111,DV121,DV131,DV141は、当該自装置宛てのデータ送信要求に応じて、順次、ブロードキャスト通信で、PLC10に対して自装置のデータを返信する。
ここで、上記同様、既に発行されたデータ送信要求に応じた装置DV101,DV111,DV121,DV131,DV141からのデータの送信の有無にかかわらず、PLC10は、一定間隔(10ms毎)でデータ送信要求を順次発行し続ける。
各装置DV101,DV111,DV121,DV131,DV141から送信された各データは、PLC10により受信される。具体的に、PLC10において、送受信処理部1内のバッファ2は、当該各データを、一時的に格納する。
なお、各装置DV101,DV111,DV121,DV131,DV141から送信されたデータは、休止中であるPLC20においても受信される。具体的に、PLC20において、送受信処理部1内のバッファ2は、当該各データを、一時的に格納する。
第二のグループに属する全ての装置DV101,DV111,DV121,DV131,DV141へのデータ送信要求発行後、具体的に、装置DV141へのデータ送信要求発行後、PLC10は、待ち時間だけの待ちを行う。
これは、各装置DV101,DV111,DV121,DV131,DV141から送信されるデータ同士の衝突等によるデータ送信遅れ(つまり、PLC10,20におけるデータの受信)を考慮したものである。当該待ち時間は、装置DV100〜DV149の処理能力等を考慮して任意に設定される。たとえば、当該待ち時間は、数十ms程度設けることができる。
次に、PLC10は、待ち時間経過後に、バッファ2に一時格納されていた各データを、PLC10内での処理に利用するため、読み込む(取得する)。ここで、装置DV101,DV111,DV121,DV131,DV141から送信された各データを、PLC10は、バッファ2から一括に取得する。
ここで、PLC10が所定の処理を実施している最中であっても、前記待ち時間経過直後に、PLC10は、前記各データ一括取得を行う。
なお、PLC20内のバッファ2においても、装置DV101,DV111,DV121,DV131,DV141から送信された各データが、一時格納されている。そこで、PLC10におけるデータ一括取得に同期して、PLC20においても、PLC20内のバッファ2に一時格納されていた各データを、一括に取得する。
ここで、図2に示すタイミングチャートでは、第二のグループに対する処理期間が、上記待ち時間を設けることにより、100msに設定されている。つまり、第二のグループに属する装置DV101に対して最初にデータ送信要求を発行してから、各装置DV101,DV111,DV121,DV131,DV141から送信された各データをバッファ2から一括取得するまでの期間が、100msに設定されている。
PLC10は、一括取得したデータを処理することにより、表示データを作成し、表示装置GP10に対して当該表示データを送信する。表示装置GP10は、受信した表示データに基づいて、装置DV101,DV111,DV121,DV131,DV141から送信された各データを、表示する。これにより、PLC10により監視制御されている装置DV101,DV111,DV121,DV131,DV141から送信された各データを、ユーザは視認することができる。
同様に、PLC20は、一括取得したデータを処理することにより、表示データを作成し、表示装置GP20に対して当該表示データを送信する。表示装置GP20は、受信した表示データに基づいて、装置DV101,DV111,DV121,DV131,DV141から送信された各データを、表示する。つまり、表示装置GP20においても、表示装置GP10と同じデータを表示することができる。
PLC10は、バッファ2からの各データの一括取得直後に、第三のグループに対して、上記第一のグループと同様の動作を開始する。なお、当該動作は、上記第一のグループに対する動作および上記第二のグループに対する動作と同じであるので、ここでの説明は省略する(PLC20も上記同様の動作を行う)。
その後、PLC10は、第三のグループに対する動作終了直後に、第四のグループに対して、上記第一のグループと同様の動作を開始する。第四のグループに対する動作直後、続いて、PLC10は、第五のグループに対する動作→第六のグループに対する動作→第七のグループに対する動作→第八のグループに対する動作→第九のグループに対する動作→第十のグループに対する動作を、当該順に実施する。なお、第四〜十のグループに対する動作も、上記第一のグループに対する動作および上記第二のグループに対する動作と同じであるので、ここでの説明は省略する(PLC20も上記同様の動作を行う)。
上記待ち時間の設定を行い、各グループに対する動作期間を100msとした場合には、第一のグループに対する動作を開始してから、第十のグループに対する動作を完了するまでの時間は、1秒(1000ms)となる。つまり、PLC10とPLC20は、50台の装置DV100〜DV149から送信されたデータを、1秒以内で収集することができる。
PLC10は、第十のグループに対する動作終了直後に、再び、上記と同様、第一のグループに対する動作を開始する。このように、PLC10は、各グループに対する動作を上記順に繰り返し実施する(PLC20も、各グループに対する動作を上記順に繰り返し実施する)。
なお、各グループにおいて、当該グループに属する各装置DV100〜DV149へのデータ送信要求の発行順序は、上記以外で任意に選択できる。また、間欠的なデータ送信要求の発行の間隔(上記では、10ms)、待ち時間は、データ同士のネットワーク上の衝突、各装置DV100〜DV149の処理能力、当該処理能力や他の要因に起因した各装置DV100〜DV149からのデータ送信の遅れなどを、考慮して、全体のデータ送受信時間(図2の例では、1秒としていた)が極力最短となるように、経験則などに基づいて決定される。
以上のように、本実施の形態に係る通信処理システムでは、PLC10は、各グループに対して、一定間隔で各装置DV100〜DV149宛てに順次、データ送信要求を発行している(当該データ送信要求の発行は、既にデータ送信要求を受信した装置DV100〜DV149からの返信の有無にかからず、定期的に実施される)。そして、PLC10は、各装置DV100〜DV149から送信されたデータを、一時的にバッファ2に格納している。そして、待ち時間経過後に、PLC10は、バッファに格納されている各データを一括で収集している。
このように、PLC10が一度に発行するデータ送信要求は、一台の装置DV100〜DV149宛てであり、一度のデータ送信要求を複数の装置DV100〜DV149宛てに発行していない。したがって、ネットワーク上におけるデータ(データ送信要求に応じて各装置DV100〜DV149が送信するデータ)同士の衝突を、抑制することができる。これにより、結果として、本発明は、パケットの喪失の確立の低減を図ることが可能となる。
また、各装置DV100〜DV149から送信されるデータを、PLC10はバッファ2に溜めておき、予め設定された有限の待ち時間経過後に、バッファ2に溜められた各データを一括で取得している。つまり、PLC10は、データ発行送信を発行した装置DV100〜DV149から送信されてくるデータを無期限で待つことは無い。したがって、システム全体における通信時間の長期化を抑制することができる。つまり、本発明では、システム全体におけるデータ送受信の効率化を図ることができる。
また、本実施の形態では、既に発行されたデータ送信要求を受信した各装置DV100〜DV149からのデータ返信を待つことなく、PLC10は、間欠的に(図2の例では、10ms間隔で)、データ送信要求の発行を順次実行している。
つまり、本実施の形態に係るPLC10は、直前に発行されたデータ送信要求に応じた装置DV100〜DV149からのデータの返信を待って、次の装置DV100〜DV149へデータ送信要求を発行している分けではない。したがって、結果として、システム全体における通信時間の長期化を抑制することができる。
また、本実施の形態では、上記のように装置DV100〜DV149の台数が多いときなどに、各装置DV100〜DV149をグループ分けし、間欠的なデータ送信要求発行と待ち時間とから成るスパンを1周期として、各グループごとに順次、当該周期を繰り返し実行している。
したがって、ネットワーク上におけるデータの送受信の整理や、PLC10におけるデータの管理制御の態様に応じたシステム構成を柔軟に設計することができる。
1 (PLCの)送受信処理部
2 バッファ
3 ハブ
4 (装置の)送受信処理部
10,20 PLC
DV100〜DV149 装置
GP10,GP20 表示装置

Claims (3)

  1. データの送受信が可能である、複数の装置と、
    各前記装置とデータの送受信可能に接続されており、前記装置から送信されるデータを一時的に保存するバッファを有するプログラマブルコントローラとを、備えており、
    前記プログラマブルコントローラは、
    (A)少なくとも2以上の所定の前記装置に、一定間隔でデータ送信要求を順次、発行し、
    (B)前記データ送信要求に応じて前記所定の装置から送信されたデータを、前記バッファに格納し、
    (C)前記プログラマブルコントローラが所定の処理を実施している最中であっても、全ての前記所定の装置に対する前記データ送信要求の発行を終えてから所定の待ち時間直後に、前記バッファに格納されている全てのデータを、一括に取得し、
    前記所定の待ち時間は、前記一定間隔より長い時間に設定される、
    ことを特徴とする通信処理システム。
  2. 前記(A)において、前記プログラマブルコントローラは、
    第一の前記所定の装置に対して第一の前記データ送信要求を送信し、前記第一のデータ送信要求に応じた前記第一の所定の装置からのデータの送信の有無にかかわらず、前記第一のデータ送信要求の送信から前記一定間隔後に、第二の前記所定の装置に対して第二の前記データ送信要求を発行する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信処理システム。
  3. 前記(C)後に、前記プログラマブルコントローラは、
    (D)少なくとも2以上の他の所定の前記装置に、前記一定間隔で前記データ送信要求を順次、発行し、
    (E)前記データ送信要求に応じて前記他の所定の装置から送信されたデータを、前記バッファに格納し、
    (F)全ての前記他の所定の装置に対する前記データ送信要求を終えてから前記所定の待ち時間後に、前記バッファに格納されている全てのデータを、一括に取得する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通信処理システム。
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