JP2013168083A - 検出装置、検出方法、及び電子機器 - Google Patents

検出装置、検出方法、及び電子機器 Download PDF

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昌史 真弓
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Abstract

【課題】検出装置の感知部が感知するタイミングを制御する信号を、検出装置側で自由に切り換えることができる柔軟性を有し、検出精度を向上した検出装置を提供する。
【解決手段】接触、接近、及び飛来の少なくとも何れかを感知する感知部20と、感知部20の駆動を制御する検出制御部30とを備えており、検出制御部30は、感知部20が感知を行うよう指示する感知指示信号Txを出力する感知指示信号生成部32を備えており、感知指示信号生成部32は、表示装置2の動作状態を示す少なくとも1つの同期信号Hを受信すると共に、同期信号Hのうち、任意に選択される少なくとも1つの同期信号Hに基づいて、表示装置2の休止期間に感知を行うよう、感知指示信号Txを生成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えばタッチパネルを有する検出(受信)装置であって、表示装置から供給される信号に基づき検出を行う検出装置、検出装置の駆動方法及び表示装置と検出装置とを備えた電子機器に関する。
タッチパネル機能を有する装置である検出(受信)装置と、検出装置に対して直接的あるいは間接的な制御が可能な液晶ディスプレイとを備えるタッチパネル搭載液晶モジュールが製品化されている。
上記検出装置は、人間の指やタッチペンによる接触を感知する感知部を備えており、人間の指やタッチペンで上記感知部をなぞる(上記感知部に触れる)動作が行われる。これにより、上記なぞる動作(上記触れる動作)に応じた、タッチパネル搭載液晶モジュールのユーザーの操作が、上記検出装置において検出される。
上述したようなタッチパネル搭載液晶モジュールの薄型化により、液晶パネルと静電容量方式タッチパネルコントローラとの距離が小さくなり、液晶駆動ノイズが顕著に静電容量方式タッチパネルコントローラに伝わるため、SN(Signal Noise)比が低下し、タッチパネル(検出装置)の検出精度が劣化してしまう。
液晶から受ける駆動ノイズを低減するためには液晶駆動ノイズが発生しないタイミング、周波数帯でタッチパネルコントローラを駆動させる必要がある。
そこで、図18に示される第1従来例のように、上記表示装置において非走査期間と、上記検出装置の感知部における感知期間(タッチパネル感知期間)とを同期させる制御が、従来から行われている。非走査期間と感知期間とを同期させることで、検出精度を大幅に向上させることが可能である。
さらに、図19に示される第2従来例の制御が提案されている。第2従来例では、走査期間を極力短くすることにより、非走査期間を極力長くする。そして、第1従来例と同様に、非走査期間と感知期間とを同期させる。
これにより、第1従来例と同様に、検出精度を大幅に向上させることが可能である。
さらに、第2従来例における制御では、非走査期間がより長くなったことに伴い、検出期間もより長くなるので、ユーザーの操作を検出するために必要な検出期間を確保することができる。
また、図20に示される第3従来例では、表示パネル内の全画素について走査を行うフレームである駆動フレームと、走査が全く行われないフレームである休止フレームとを有している。
このように、駆動フレームと休止フレームとが交互に繰り返される場合に、休止フレームにおいて、感知部がユーザーの操作の感知を行う。
よって、感知部における感知期間を休止フレームに収めることにより、第1従来例及び第2従来例と同様に、検出精度を大幅に向上させることが可能である。
また、ユーザーの操作の感知を行う感知期間として、1つのフレームを充てるので、第2従来例よりも長い感知期間を確保することができる。
また、休止期間を極力長くする第2従来例に関連して、特許文献1には、画面を1回走査する駆動期間よりも長い休止期間を設ける表示装置の駆動方法が開示されている。この駆動方法では、全走査信号線を休止状態とする休止期間を設けることによって、低消費電力を実現している。
上述のような制御は、液晶駆動ノイズが発生しないタイミングを、表示装置から検出装置が備えるタッチパネルコントローラへと伝えることで実現される。
特開2001−312253号公報(公開日:2001年11月9日)
しかしながら、上述のような従来の制御は、液晶駆動ノイズが発生しないタイミングを、特定の信号を介して表示装置から検出装置が備えるタッチパネルコントローラへと伝えられている。
上記特定の信号として、例えば、タイミングコントローラからソースドライバへ出力され、ソースドライバの有するアナログランプを制御する信号に基づいて生成される休止駆動制御信号が用いられる。
液晶駆動ノイズが発生しないタイミングを、表示装置から検出装置が備えるタッチパネルコントローラへと伝える手段としては、液晶パネルの垂直同期信号やGPIO(General Purpose Input Output)、タイマー制御回路からの出力など様々な信号を用いることができるが、従来のタッチパネルコントローラは、これらの信号を自由に選択できる機構を備えていない。
そのため、例えば、タッチパネルの検出対象物の移動速度が速くなったために、センシング周波数を変更したい場合に、感知タイミングを容易に変更することができない。
また、半導体としてIGZO(InGaZnOx)を用いたTFT(Thin Film Transistor)を備えた表示装置は、使用用途に応じて走査期間と非走査期間が変更されることがある。従来のタッチパネルコントローラでは、上記のように走査期間と非走査期間が変更された場合に、これに合わせて感知タイミングを容易に変更することができないという問題がある。
そのため、従来のタッチパネルコントローラは、表示装置の動作状況に応じて消費電力を抑えた制御を行う等の柔軟性を備えていない。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、検出装置の感知部が感知するタイミング(スキャンタイミング)を制御する信号を、表示装置の動作状況に応じて検出装置側で自由に切り換えることができる柔軟性を有し、選択された上記タイミングを制御する信号に基づいて検出装置を駆動することで、検出精度の向上を実現することができる検出装置、検出方法、及び電子機器を提供することにある。
本発明の検出装置は、上記課題を解決するために、複数の画素からなる画面を有し、上記画素を走査することで上記画面を更新する駆動期間と、上記走査が行われない休止期間とを繰り返すことにより表示を行う表示装置の、上記画面への検出対象物の接触または接近、及び上記表示装置の外部から上記画面への電波の飛来の少なくとも何れかを検出する検出装置であって、上記接触、上記接近、及び上記飛来の少なくとも何れかを感知する感知部と、上記感知部の駆動を制御する検出制御部とを備えており、上記検出制御部は、上記感知部が上記感知を行うよう指示する感知指示信号を出力する感知指示信号生成部を備えており、上記感知指示信号生成部は、上記表示装置の動作状態を示す少なくとも1つの第1表示装置駆動情報を受信すると共に、上記第1表示装置駆動情報のうち、任意に選択される少なくとも1つの該第1表示装置駆動情報に基づいて、上記休止期間に上記感知を行うよう、上記感知指示信号を生成することを特徴としている。
上記の構成により、検出装置は、表示装置の動作状態を表す信号から任意に選択し、感知部により感知するタイミングを制御する感知指示信号を生成することができるため、柔軟性を有する。
これにより、例えば、タッチパネルの検出対象物の移動速度が速くなったために、センシング周波数を変更したい場合等に、感知タイミングを容易に変更することができる。
また、選択された上記信号に基づき、表示装置の休止期間中に感知部による感知が行われるため、検出精度を向上させることができる。
さらに、例えばIGZOを用いたTFTを備えた表示装置の、上記検出対象物の接触等を感知する場合であって、使用用途に応じて走査期間と非走査期間が変更された場合に、表示装置の動作状況に応じて任意に上記第1表示装置駆動情報を選択し、感知指示信号を生成することができる。
これにより、表示装置の動作状況に応じて、検出回数または感知回数に制限を設けることが可能になり、検出装置の低消費電力化が可能になる。
上記検出制御部は、表示装置駆動情報変換部をさらに備えており、上記表示装置駆動情報変換部は、上記第1表示装置駆動情報を受信し、該第1表示装置駆動情報に基づいて、該第1表示装置駆動情報の信号の周期を変更された信号である第2表示装置駆動情報を生成すると共に、該第2表示装置駆動情報を上記感知指示信号生成部へ向けて出力し、上記感知指示信号生成部は、少なくとも1つの上記第2表示装置駆動情報に基づいて、上記休止期間に上記感知を行うよう、上記感知指示信号を生成することを特徴とする。
上記の構成により、検出装置は、表示装置の動作状態を表す信号の周期を変更し、上記変更された信号に基づいて感知部により感知するタイミングを制御する感知指示信号を生成することができるため、さらに柔軟性を有する。
例えばIGZOを用いたTFTを備えた表示装置の、上記検出対象物の接触等を感知する場合であって、使用用途に応じて走査期間と非走査期間が変更された場合に、表示装置の動作状況に応じて上記第2表示装置駆動情報を生成し、該第2表示装置駆動情報に基づいて感知指示信号を生成することができる。
これにより、表示装置の動作状況に応じて、検出回数または感知回数に制限を設けることが可能になり、検出装置の低消費電力化が可能になる。
上記表示装置駆動情報変換部は、上記第1表示装置駆動情報を検出するエッジ検出回路と、一定周波数の基準信号であるクロック信号を生成するクロック信号生成部と、上記クロック信号を検出し、該クロック信号のクロックパルス数をカウントするカウンタと、を備えており、上記エッジ検出回路が上記第1表示装置駆動情報を検出して以降、上記カウンタにより、予め決められた期間に相当する数の上記クロックパルスがカウントされるタイミングに応じて、上記第2表示装置駆動情報を生成することを特徴とする。
上記の構成により、検出装置は、表示装置の動作状態を表す信号の周期を、予め決められた期間に応じて変更し、感知部により感知するタイミングを制御する感知指示信号を生成することができるため、さらに柔軟性を有する。
上記感知指示信号生成部は、上記検出制御部の外部から検出中断信号を受信し、上記検出中断信号を受信してから、該検出中断信号により定められる期間は上記感知を行わないよう、上記感知指示信号を生成することを特徴とする。
上記の構成により、検出装置は、表示装置の動作状態を表す信号の周期を、外部から検出中断信号に応じて変更し、感知部により感知するタイミングを制御する感知指示信号を生成することができるため、さらに柔軟性を有する。
上記感知指示信号生成部は、少なくとも1つの上記休止期間において、複数回の感知を行うよう、上記感知指示信号を生成することを特徴とする。
上記の構成により、検出装置は、少なくとも1つの休止期間において、感知を指示する感知指示信号を複数回出力する。
これにより、感知の頻度を示す感知周波数をより高くすることが出来る。
上記感知の開始時刻と該感知の終了時刻の中間の時刻を感知中間時刻とした場合に、上記感知指示信号生成部は、連続する2つの上記感知中間時刻の時間間隔が最小となるように、上記感知指示信号を生成することを特徴とする。
上記の構成により、検出装置は、連続する2つの感知の間隔を可能な限り広げるとともに、該間隔を可能な限り一定に近づけて、定期的に(一定の周波数で)対象物を感知することができる。
上記休止期間は、上記駆動期間よりも長いことを特徴とする。
上記休止期間をTs、上記感知に要する期間である感知期間をTtp、1つの上記休止期間において連続する2つの上記感知中間時刻の間隔をTintとすると、上記感知指示信号生成部は、Ts≧Ttp×2+Tintが成立するように、上記感知指示信号を生成することを特徴とする。
上記の構成により、検出装置は、定期的に(一定の周波数で)対象物を感知することができる。
上記休止期間は、上記駆動期間の整数倍相当の期間であることを特徴とする。
上記第1表示装置駆動情報には、垂直同期信号、または上記表示装置の走査期間若しくは非走査期間に応じた信号が含まれていることを特徴とする。
上記の構成により、検出装置は、表示装置の動作状態に基づき、感知指示信号を生成することができる。
これにより、表示装置の休止期間中に感知部による感知が行うことができ、検出精度を向上させることができる。
本発明の電子機器は、上記課題を解決するために、上記検出装置と、上記表示装置とを備えることを特徴とする。
上記表示装置は、液晶表示装置であることを特徴とする。
上記表示装置は、有機エレクトロルミネッセンス表示装置であることを特徴とする。
上記表示装置が備える複数の画素は、TFTを有しており、上記TFTの半導体層には、酸化物半導体が用いられていることを特徴とする。
上記酸化物半導体は、IGZOであることを特徴とする。
上記の構成により、TFTのオン特性が非常に優れたものとなる。そのため、各画素に対して画素データを書き込む際の電子移動量を増大し、書き込みにかかる時間をより短時間化することができる。
これにより、表示装置は、駆動期間を短縮することができるので、その分、感知期間を十分に確保することができ、検出装置の検出精度をより高めることができる。
本発明の検出方法は、上記課題を解決するために、複数の画素からなる画面を有し、上記画素を走査することで上記画面を更新する駆動期間と、上記走査が行われない休止期間とを繰り返すことにより表示を行う表示装置の、上記画面への検出対象物の接触または接近、及び上記表示装置の外部から上記画面への電波の飛来の少なくとも何れかを検出する検出方法であって、上記表示装置の動作状態を示す少なくとも1つの第1表示装置駆動情報を受信するステップと、受信した上記第1表示装置駆動情報のうち、少なくとも1つの該第1表示装置駆動情報を任意に選択するステップと、選択した上記第1表示装置駆動情報に基づいて、上記接触、上記接近、及び上記飛来の少なくとも何れかの感知を行うよう指示する感知指示信号を生成するステップと、上記感知指示信号に基づいて、上記休止期間に、上記感知をするステップとを有することを特徴とする。
上記の構成により、表示装置の動作状態を表す信号から任意に選択し、感知部により感知するタイミングを制御する感知指示信号を生成することができるため、柔軟性を有する。
そのため、例えば、タッチパネルの検出対象物の移動速度が速くなったために、センシング周波数を変更したい場合等に、感知タイミングを容易に変更することができる。
また、選択された上記信号に基づき、表示装置の休止期間中に感知部による感知が行われるため、検出精度を向上させることができる。
上記休止期間は、上記駆動期間の2倍相当の期間を有し、上記感知指示信号生成部は、上記休止期間の前半部における上記感知の開始時刻が、上記休止期間の後半部における上記感知の開始時刻よりも早くなるよう、上記感知指示信号を生成することを特徴とする。
上記休止期間は、上記駆動期間の奇数倍相当の期間を有し、上記休止期間を、上記駆動期間に相当する長さを有する期間に分割したときに、上記感知指示信号生成部は、奇数番目の上記期間のそれぞれにおいて、上記感知の開始時刻、及び、上記感知の終了時刻が同一となるよう、上記感知指示信号を生成することを特徴とする。
上記の構成により、検出装置は、感知の頻度を示す感知周波数をより高くすることができる。また、定期的に(一定の周波数で)対象物を感知することができる。
本発明の検出装置は、以上のように、上記接触、上記接近、及び上記飛来の少なくとも何れかを感知する感知部と、上記感知部の駆動を制御する検出制御部とを備えており、上記検出制御部は、上記感知部が上記感知を行うよう指示する感知指示信号を出力する感知指示信号生成部を備えており、上記感知指示信号生成部は、上記表示装置の動作状態を示す少なくとも1つの第1表示装置駆動情報を受信すると共に、上記第1表示装置駆動情報のうち、任意に選択される少なくとも1つの該第1表示装置駆動情報に基づいて、上記休止期間に上記感知を行うよう、上記感知指示信号を生成する。
それゆえ、検出装置の感知部が感知するタイミング(スキャンタイミング)を制御する信号を、表示装置の動作状況に応じて検出装置側で自由に切り換えることができる柔軟性を有し、選択された上記タイミングを制御する信号に基づいて検出装置を駆動することで、検出精度の向上を実現することができる検出装置、検出方法、及び電子機器を提供することができる。
本発明の一実施形態の電子機器の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態の検出装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態の検出装置の詳細な構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例の検出装置の、表示装置に対する駆動方法を示すタイミングチャートである。 本発明の一実施例の検出装置の駆動方法を示すタイミングチャートである。 本発明の一実施形態の検出装置のさらに詳細な構成を示すブロック図である。 本発明の別の実施例の検出装置の駆動方法を示すタイミングチャートである。 本発明のさらに別の実施例の検出装置の駆動方法を示すタイミングチャートである。 本発明のさらに別の実施例の検出装置の駆動方法を示すタイミングチャートである。 本発明のさらに別の実施例の検出装置の駆動方法を示すタイミングチャートである。 本発明のさらに別の実施例の検出装置の駆動方法を示すタイミングチャートである。 本発明のさらに別の実施例の検出装置の駆動方法を示すタイミングチャートである。 表示パネルにおける走査信号線、データ信号線、および画素電極の構造を示す構造図であり、(a)は、或るフレーム(第nフレーム)における各画素電極の電圧の極性を示しており、(b)は、次のフレーム(第(n+1)フレーム)にてソース反転を行った場合における各画素電極の電圧の極性を示している。 表示パネルにおける走査信号線、データ信号線、および画素電極の構造を示す構造図であり、(a)は、或るフレーム(第nフレーム)における各画素電極の電圧の極性を示しており、(b)は、次のフレーム(第(n+1)フレーム)にてソース反転を行った場合における各画素電極の電圧の極性を示している。 表示パネルにおける走査信号線、データ信号線、および画素電極の構造を示す構造図であり、(a)は、或るフレーム(第nフレーム)における各画素電極の電圧の極性を示しており、(b)は、次のフレーム(第(n+1)フレーム)にてライン反転を行った場合における各画素電極の電圧の極性を示している。 表示パネルにおける走査信号線、データ信号線、および画素電極の構造を示す構造図であり、(a)は、或るフレーム(第nフレーム)における各画素電極の電圧の極性を示しており、(b)は、次のフレーム(第(n+1)フレーム)にてドット反転を行った場合における各画素電極の電圧の極性を示している。 各種TFTの特性を示す図である。 第1従来例の検出装置の駆動方法を示すタイミングチャートである。 第2従来例の検出装置の駆動方法を示すタイミングチャートである。 第3従来例の検出装置の駆動方法を示すタイミングチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
〔実施の形態〕
本発明の一実施の形態について図1から図17に基づいて説明すると以下の通りである。
<電子機器>
まず、本実施形態に係る電子機器1の構成について、図1を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る電子機器1の構成の詳細を示すブロック図である。図1に示すように、電子機器1は、表示装置2、検出装置3、及び、システム側コントロール部10を備えている。
表示装置2は、表示パネル2a、走査線駆動回路(ゲートドライバ)4、信号線駆動回路(ソースドライバ)5、共通電極駆動回路6、及び、タイミングコントローラ7(制御回路)を有している。
表示パネル2aは、マトリクス状に配置された複数の画素からなる画面を備えている。また、表示パネル2aは、前記画面を線順次に選択して走査するためのN本(Nは任意の整数)の走査信号線G(ゲートライン)を備えている。さらに、表示パネル2aは、選択されたラインに含まれる一行分の画素にデータ信号を供給するM本(Mは任意の整数)のデータ信号線S(ソースライン)を備えている。走査信号線Gとデータ信号線Sとは互いに直交している。
図1に示すG(n)はn本目(nは任意の整数)の走査信号線Gを表す。例えば、G(0)、G(1)、及び、G(2)は、それぞれ1本目、2本目および3本目の走査信号線Gを表す。一方、S(i)はi本目(iは任意の整数)のデータ信号線Sを表す。例えば、S(0)、S(1)、及び、S(2)は、それぞれ1本目、2本目および3本目のデータ信号線Sを表す。
走査線駆動回路4は、例えば、各走査信号線Gを画面の上から下に向かって順次走査する。その際、各走査信号線Gに対して、画素に備えられ画素電極に接続されるスイッチング素子(TFT)をオン状態にさせるための矩形波を出力する。これにより、画面内の1行分の画素を選択状態にする。
走査線駆動回路4における走査は、1本目、3本目、5本目・・・と奇数番目の走査信号線を走査した後に、2本目、4本目、6本目・・・と偶数番目の走査信号線を走査してもよい。
信号線駆動回路5は、システム側コントロール部10から入力された映像信号(矢印A)から、選択された1行分の各画素に出力すべき電圧の値を算出し、その値の電圧を各データ信号線Sに出力する。そして、選択された走査信号線G上にある各画素に対して、画像データを供給する。
表示装置2は、画面内の各画素に対して設けられる共通電極(不図示)を備えている。共通電極駆動回路6は、タイミングコントローラ7から入力される信号Bに基づき、共通電極を駆動するための所定の共通電圧を共通電極に出力する(矢印C)。
タイミングコントローラ7は、システム側コントロール部10から入力された水平同期信号及び垂直同期信号Dに基づき、各回路が同期して動作するための基準となる信号を各回路に対して出力する。具体的には、走査線駆動回路4には、垂直同期信号に基づいて、ゲートスタートパルス信号およびゲートクロック信号を出力する(矢印E)。信号線駆動回路5には、水平同期信号に基づいて、ソーススタートパルス信号、ソースラッチストローブ信号、ソースクロック信号、および入力画像に応じた映像信号を出力する(矢印F)。
走査線駆動回路4は、タイミングコントローラ7から受け取ったゲートスタートパルス信号を合図に表示パネル2aの走査を開始し、走査信号線Gを選択状態とする信号であるゲートクロック信号に従って各走査信号線Gに順次選択電圧を印加していく。信号線駆動回路5は、タイミングコントローラ7から受け取ったソーススタートパルス信号を基に、入力された各画素の画像データをソースクロック信号に従ってレジスタに蓄える。そして、信号線駆動回路5は、画像データを蓄えた後に、次のソースラッチストローブ信号に従って表示パネル2aの各データ信号線Sに画像データ信号を供給する。画像データ信号の供給には、例えば、信号線駆動回路5が有するアナログアンプが用いられる。
また、タイミングコントローラ7は、垂直同期信号、GPIO等の同期信号H(第1表示装置駆動情報)を検出装置3へ出力する。
すなわち、検出装置3は、表示装置2の駆動情報に関する信号である、垂直同期信号、GPIO信号を入力される。GPIOは、表示装置2からの出力信号であり、波形は様々なものが含まれる。
GPIOとしては、例えば、表示装置2の走査期間または非走査期間に応じた信号(走査期間、非走査期間の情報が分かる信号)が含まれている。
ここで、走査期間とは、表示装置2の何れかの走査信号線Gが、順次走査または飛び越し走査など公知の走査方式に基づいて選択される期間であり、非走査期間とは上記走査期間以外の期間をいうものとする。
上述した「人間」とは、電子機器1の使用者に限定されない。例えば、電子機器1の使用者とともに電子機器1の表示装置2を観察している観察者等も、上述した「人間」に含まれる。
なお、表示装置2内の各回路が動作するために必要な電圧は、例えば、電源生成回路(不図示)から供給されるが、この電源生成回路は、システム側コントロール部10に含まれていても良い。この場合、システム側コントロール部10から表示装置2へ、各電圧が供給されるとともに、システム側コントロール部10から検出装置3へ、各電圧が供給される。表示装置2内の各回路が動作するために必要な電圧の一例として、信号線駆動回路5には、電源電圧Vddが供給される。
以上のように、本実施形態に係る電子機器1の表示装置2では、上記複数の画素は、一方向に伸びる複数の走査信号線Gと、他方向に伸びる複数のデータ信号線Sとの交差部に対応して設けられる。
また、電子機器1の表示装置2は、走査信号線Gを選択状態とする信号であるゲートクロック信号(選択信号)を、各走査信号線Gに順次印加する走査線駆動回路4を備える。
さらに、電子機器1の表示装置2は、各データ信号線Sに画像データ信号を供給する信号線駆動回路5を備える。
さらに、電子機器1の表示装置2は、タイミングコントローラ7を備える。タイミングコントローラ7は、外部から(即ちシステム側コントロール部10から)入力された垂直同期信号Hに基づいて、上記選択信号を走査線駆動回路4に出力する。これとともに、タイミングコントローラ7は、外部から(即ちシステム側コントロール部10から)入力された水平同期信号に基づいて、上記画像データ信号の供給を指示する信号であるソースラッチストローブ信号(供給指示信号)を、信号線駆動回路5に出力する。
<検出装置>
本発明の検出装置3の詳細について、図2に基づいて説明する。
図2は、図1の検出装置3の部分をより詳細に図示するものである。検出装置3は、感知部20と検出制御部30とを備えている。
本発明の検出装置3は、表示装置2が駆動している間、感知部20が動作しないように、表示装置2側から垂直同期信号、GPIOを検出制御部30に入力し、表示装置2との同期化を行う。
本実施形態では、検出装置3として、投影型静電容量方式のタッチパネルが利用されている。
また、その他の方式、例えば、表面型静電容量方式、抵抗膜方式など、任意の検出方式のタッチパネルを利用することができる。なお、投影型静電容量方式の場合、感知部20に多数の電極パターンが形成されるため、表示パネル2aにおける駆動の影響を受けやすい。従って、投影型静電容量方式のタッチパネルを備えた電子機器1に対し、本発明の表示装置2を適用することにより、より顕著な効果が期待できる。
なお、検出装置3としてのタッチパネルは、上記画面上の任意の位置にユーザーの指等が接触または接近することを感知する場合もある。この場合、上記接触または接近を感知すればよく、上記位置を検出する必要は無い。
また、検出装置3は、外部から飛来する電波を感知して、該電波に含まれる信号を受信するRF受信装置であってもよい。検出装置3としては、例えばタッチパネルが利用されるが、本発明は任意の検出装置に適用可能である。この検出装置の例としては、タッチパネルの他に、外部の装置から飛来する電波を受信(感知)するRF(Radio Frequency)受信装置などが挙げられる。RF受信装置も、電波を受信する時に、表示装置から放射されるEMI(ElectroMagnetic Interference)の影響を受ける。このため、表示装置が休止モードである時に、RF受信装置が電波の受信(感知)の動作を行うことにより、信号受信の精度を向上させることができる。
<感知部>
投影型静電容量方式のタッチパネルの場合、感知部20(感知を行う部分)は、ITO(Indium Tin Oxide)などによるマトリクス状の透明電極パターンを、ガラス、プラスチックなどの透明基板上に形成したものとなる。感知部20にユーザーの指等(検出対象物)が接触または接近すると、その付近の複数の透明電極パターンにおける静電容量が変化する。従って、後述する検出制御部30は、上記透明電極パターンの電流または電圧の変化を検出することにより、ユーザーの指等が接触または接近した位置を検出することができる。
なお、検出装置3がRF受信装置である場合、外部装置から飛来する電波は、感知部20において受信(感知)される。よって、感知部20は、アンテナ(不図示)を含んでも良い。
感知部20は、検出制御部30から出力される感知指示信号Txにより、感知のタイミングが決定され、上述するように、感知部20においてユーザーの指等が接触または接近したことを感知する。その後、感知結果をセンス信号Sxとして検出制御部30へ向けて出力する。
なお、感知部の感知(スキャン)動作は一回の感知のスタートで複数フレーム処理する事も可能とする。
<検出制御部>
検出制御部30は、感知指示信号生成部32、タイマー31(表示装置駆動情報変換部)、及び座標検出回路33とを備えている。
感知指示信号生成部32及びタイマー31は、検出制御部30の外部から、例えば表示装置2から、垂直同期信号やGPIO等の同期信号Hを入力される。
タイマー31は、入力された同期信号Hに基づいて内部生成信号H’(第2表示装置駆動情報)を生成し、感知指示信号生成部32へ向けて出力する。
感知指示信号生成部32は、入力された同期信号H及び上記内部生成信号H’に基づいて感知指示信号Txを生成し、感知部20へ向けて出力する。
座標検出回路33は、感知部20から出力されるセンス信号Sxを入力され、センス信号Sxを演算することで、感知部20においてユーザーの指等が接触または接近した位置を座標として算出する。
なお、感知部20は、必ずしも感知指示信号Txを入力される必要はない。検出制御部30の切り換えにより、感知部20は、感知指示信号Txを受け取らない状態での感知(センシング)制御も可能である。
<タイマー>
本発明のタイマー31の詳細について、図3に基づいて説明する。図3は、図2の検出制御部30の部分をより詳細に図示するものである。
タイマー31は、CLK信号生成部311(クロック信号生成部)、CLKカウンタ312、エッジ検出回路313、周期設定部314、一致検出回路315、及び内部生成信号生成回路316を備えている。
CLK信号生成部311は、基準信号となる一定周波数(一定周期)のクロック信号を生成し、CLKカウンタ312へ向けて出力する。
CLKカウンタ312は、CLK信号生成部311から出力されるクロック信号を検出し、クロックパルス数をカウントする。
エッジ検出回路313は、タイマー31の外部から同期信号Hを入力され、同期信号Hの信号の立上りエッジまたは立下りエッジを検出する。エッジ検出回路313は、上記同期信号Hのパルスのエッジが検出されたとき、CLKカウンタ312がカウントしているクロック信号のクロックパルス数を初期化する。すなわち、0にリセットする。
周期設定部314は、タイマー31から出力される内部生成信号H’の周期を決定するものであり、外部からの制御により、周期を設定される。
ここでいう外部からの制御とは、例えば、システム側コントロール部10からの制御であってもよいし、電子機器1のユーザーの選択によるものであってもよい。
周期設定部314は、設定された周期を、一致検出回路315へ向けて出力する。
一致検出回路315は、周期設定部314から出力される周期の情報に基づいて決定される1つの値と、上記CLKカウンタ312がカウントするクロックパルス数との同異を監視する。
一致検出回路315は、上記周期の情報に基づいて決定される1つの値と、CLKカウンタ312がカウントするパルス数とが一致したことを検出したとき、上記一致したことを一致情報としてCLKカウンタ312へ向けて出力する。
CLKカウンタ312は、上記一致情報を入力されると、内部生成信号生成回路316へ信号を出力する。
内部生成信号生成回路316は、CLKカウンタ312から上記信号を入力されると、少なくとも1つのパルス信号を生成する。
また、CLKカウンタ312は、エッジ検出回路313によりクロック信号のパルス数を初期化されるため、上記の動作を繰返すことで、内部生成信号生成回路316において繰返しパルス信号が生成される。上記パルス信号が内部生成信号H’となる。
以上のように、タイマー31は、同期信号Hを入力されることで、同期信号Hとは周期またはパルス幅の異なる内部生成信号H’を生成する。
生成された内部生成信号H’は、感知指示信号生成部32へ出力される。
なお、タイマー31は、必須の構成ではなく、同期信号Hは、タイマー31を経由することなく、外部信号のバイパスにより後述する感知指示信号生成部32に入力されてもよい。
<感知指示信号生成部>
感知指示信号生成部32は、波形選択部321と、波形生成部322とを備えている。
同期信号H及び内部生成信号H’は、感知指示信号生成部32が備える波形選択部321に入力される。
波形選択部321は、同期信号H及び内部生成信号H’自由に選択可能なように設けられている。波形選択部321は、入力された上記信号の中から、少なくとも1つの信号を選択し、選択信号SELとして波形生成部322へ向けて出力する。
波形選択部321は、選択信号SELとして取り出す信号を自由に切り換えることができる。波形選択部321は、例えば、ARMアーキテクチャを用いて、選択信号SELとして取り出す信号を自由に切り換えることができる。
波形選択部321が選択する信号は1つに限られない。波形選択部321は、論理回路を備えており、入力された信号の中から複数の信号を選択し、論理演算により1つの選択信号SELとして出力するものであってもよい。
波形生成部322は、波形選択部321から入力される選択信号SELと、波形生成部322(駆動パルス発生回路)内部で生成されるセンシングパルスとを論理演算(AND−OR構成)し、感知指示信号Txを生成する。
上述のようにして得られた感知指示信号Txを感知部20へ出力することにより、感知部20は、感知指示信号Txに基づいて、感知部20におけるユーザーの指等が接触または接近を感知する。
(実施例1)
本発明の実施例1について、図4〜5に基づいて説明する。
図4に示すように、検出装置3は、表示装置2の走査が行われることによるノイズの影響を低減するために、表示装置2が休止状態のときに、駆動状態とする。
言い換えると、表示装置2の休止期間と、検出装置3の感知部20の感知期間とを同期させる。これにより、検出装置3の検出精度を向上させることができる。
図5は、表示装置2の休止状態と、検出装置3の感知部20の感知期間とを同期させるための、検出制御部30における動作を示すタイミング図である。
本実施例では、表示装置2の同期信号Hとして、垂直同期信号、GPIO(1)、GPIO(2)、及びGPIO(3)が、検出制御部30の波形選択部321に入力される。
波形選択部321は、表示装置2の休止期間に同期する感知指示信号Txを生成するために、表示装置2の休止期間に同期する信号を選択する。図5に示す動作例の場合、表示装置2の休止期間に同期する信号は、GPIO(1)である。波形選択部321は、GPIO(1)を選択信号SELとして選択し、波形生成部322へ向けて出力する。
選択信号SELは、電圧ハイの状態が表示装置2の駆動状態を示し、電圧ローの状態が表示装置2の休止状態を示す。なお、選択信号SELの電圧のハイ及びローと、表示装置2の動作状態との対応関係は、検出制御部30の設定により自由に変更することができる。
波形生成部322は、選択信号SELに基づいて、感知指示信号Txを生成し、感知部20に出力する。これにより、感知部20は、表示装置2の休止期間に感知動作を行うため、表示装置2の走査が行われることによるノイズの影響を受けることなく、感知を行う。
なお、上記の説明では、1つの休止期間に1つのパルスを有する選択信号SELを生成することで、1つの休止期間(1フレーム)に1回の感知(スキャン)を行う例について説明したが、これに限られない。例えば、波形選択部321は、同期信号Hの中から複数の信号を選択し、選択された複数の信号を論理演算することにより、1つの休止期間に複数のパルスを有する選択信号SELを生成することも可能である。
(実施例2)
本発明の実施例2について、図6〜7に基づいて説明する。
本実施例では、検出制御部30における感知指示信号Txの生成に関して、ファームウェア50が介在する。ファームウェア50が介在することにより、感知指示信号生成部32は、表示装置2における1つの休止期間に複数回のパルスを有する感知指示信号Txを生成する。これにより、感知部20は、1つの休止期間に複数回の感知を行うことができる。
また、ファームウェア50が介在することにより、より柔軟に感知指示信号Txの電圧を変更することができる。
ファームウェア50は、カウンタ501、ドライブ回数設定部502、及び一致検出回路503を備えている。
カウンタ501は、感知指示信号生成部32の波形生成部322へ向けて割り込み信号Fx(検出中断信号)を出力し、ファームウェア50は所定のファームウェア処理を行う。図7に示すように、波形生成部322が割り込み信号Fxを受け取ると、感知指示信号Txの電圧は、ハイ(検出する状態)からロー(検出しない状態)へと変化する(図7の(1))。
ファームウェア50は、このときの感知指示信号Txの電圧変化を検知し、所定のファームウェア処理が終了すると、感知指示信号Txの電圧パターンを変更し、感知(スキャン)を指示する。すなわち、電圧をハイに変化させる(図7の(2))。
このようにして、感知指示信号Txの電圧をハイ又はローに変化させることで、1つの休止期間に複数のパルスを有する感知指示信号Txを生成する。
ファームウェア50のドライブ回数設定部502は、外部からの制御により、1つの休止期間に行う感知の回数を設定される。ここでいう外部からの制御とは、システム側コントロール部10からの制御であってもよいし、電子機器1のユーザーの選択によるものであってもよい。
ファームウェア50の設定により、感知(スキャン)回数は自由に設定、変更できる。設定された感知回数の情報は、一致検出回路503に向けて出力される。
カウンタ501は、割り込み信号Fxを出力した回数、すなわちファームウェア処理をした回数をカウントし、上記処理回数の情報を一致検出回路503に向けて出力する。
一致検出回路503は、カウンタ501から入力されるファームウェア処理の処理回数とドライブ回数設定部502から入力される感知回数の同異を検出する。
感知(スキャン)回数は、ファームウェア50で制御されているため、設定された感知回数になるまでファームウェア50内のカウンタ501が動作する。
一致検出回路503において、両者が一致したことを検出すると、一致情報としてカウンタ501に出力する。
また、カウンタ501は、一致検出回路503からの一致情報の信号、または波形選択部321からの選択信号SELの検出状態を示す電圧(本実施例においては、ロー)信号を検出すると、カウントした回数を初期化する。
これにより、感知指示信号生成部32は、1つの休止期間に、ドライブ回数設定部502において設定された回数のパルス(ドライブ信号)を有する感知指示信号Txを生成する。
ここで、ドライブ信号の回数の設定は、予め1回のドライブ期間(Tt)に加えファームウェア処理に要する時間(Ft)を考慮し、表示装置2の休止期間中に目的とする回数のドライブ期間(Tt)とファームウェア処理時間(Ft)とが収まるように、ドライブ回数を設定する。
(実施例3)
本発明の検出装置3では、感知部20が、表示装置2が休止状態のときに複数回の感知を行うよう、感知指示信号Txを生成することが好ましい。これにより、検出精度を向上させながら、高い周波数で検出を行うことができる。
以下、図8に基づいて説明する。図8は、本実施例3の検出装置3の駆動方法を示すタイミングチャートである。
表示装置2は、1フレーム期間Tfの駆動期間と休止期間とを交互に繰返し、前者の状態を駆動状態とし、後者を休止状態とする。1フレーム期間Tfは、1フレームの画像データを走査する期間に加えて帰線期間等を含む。
本実施例3における検出装置3の駆動方法では以下の駆動を行う。即ち、表示装置2の休止フレームにおいて、感知指示信号Tx中に、感知を指示するためのパルスが、複数個含まれる(図8では2個を例示している)。これに伴い、例えば投影型静電容量方式のタッチパネルである感知部20は、上記休止フレーム(休止期間)において、感知を上記複数回行う(図8では2回の検出を例示している)。
本実施例3の検出装置3において、表示装置2の全ての休止フレームで2回感知を行う場合を考える。この場合、リフレッシュ周波数は、1フレーム期間がTfであり、1つの駆動フレーム(駆動期間)と、後に続く1つの休止フレームとによる2フレーム期間(2×Tf)において、1回リフレッシュが行われるので、
1/(2×Tf) (1)
となる。
一方、本実施例3に係る表示装置2において、感知部20の感知は、1つの駆動フレームと、後に続く1つの休止フレームとによる2フレーム期間(2×Tf)において、2回行われる。よって、感知部20の感知の頻度を示す感知周波数は、
2/(2×Tf) (2)
となり、(2)式で示されるリフレッシュ周波数の2倍となる。
これにより、例えばリフレッシュ周波数が60Hzである場合に、感知周波数を120Hzとすることが可能となる。よって、100Hz以上の感知周波数を必要とするアプリケーションに対応することが出来る。
なお、感知周波数がリフレッシュ周波数の2倍となるのは、全ての休止フレームにおいて感知を2回行った場合であるが、本実施例3の検出装置3の駆動方法は、これに限定されない。以下に一例を示す。
駆動フレームが60フレーム、休止フレームが60フレーム、計120フレームである場合を考える。駆動フレームと休止フレームとが交互に繰り返される点は、(2)式及び(3)式で示される場合と同様である。
この場合、本実施例3の表示装置2のリフレッシュ周波数は、120フレーム期間(120×Tf)に60回リフレッシュが行われるので、
60/(120×Tf) (3)
となる。
ここで、60フレームある休止フレームの内の1つの休止フレームのみにおいて、感知を2回行う場合を考える。この場合、本実施例3の表示装置2において、感知部20の感知は、120フレーム期間(120×Tf)において、61回行われる。すなわち、1フレームだけ2回感知するので、1回だけ感知回数が多くなる。
よって、感知部20の感知の頻度を示す感知周波数は、
61/(120×Tf) (4)
となり、(3)式で示されるリフレッシュ周波数よりも高くなる。
(4)式の感知周波数は、60フレームある休止フレームの内の1フレームのみにおいて、感知を2回行う場合の周波数であるが、感知を2回行う休止フレームを2つ以上に増やすことにより、さらに感知周波数を高めることが出来る。
以上のように、本実施例3の検出装置3では、休止フレームの少なくとも1つにおいて、上記感知を指示する感知指示信号Txのパルスが複数回出力される。即ち、本実施例3の検出装置3の駆動方法では、休止フレームの少なくとも1つにおいて、上記感知を指示する感知指示信号Txのパルスを複数回出力する工程を含む。
これにより、上記感知の頻度を示す感知周波数を、上記複数の画素の更新頻度を示すリフレッシュ周波数よりも高く(例えば2倍に)することが出来る。
よって、上記リフレッシュ周波数が60Hzである場合に、感知周波数を120Hzとすることが出来る。よって、例えば、100Hz以上の感知周波数を必要とするアプリケーションに対応することが出来る。
さらに、感知周波数は、単に2倍にすることが出来るだけでなく、上記リフレッシュ周波数が60Hzである場合に、61Hz〜120Hzの範囲で調整することも可能である。
また、全ての上記感知は、休止フレームにおいて行われる。即ち、いずれかの休止フレーム中に、全てのタッチパネル感知期間Ttpが含まれることとなる。これにより、駆動フレームの間で表示装置2において走査が行われることにより生じるノイズの影響を受けなくすることが出来る。よって、上記感知の精度を大幅に向上させることが可能である。
従って、表示装置2のリフレッシュ周波数よりも高い周波数での検出装置3の感知部20における感知動作と、検出精度の向上とを実現することが出来る表示装置2及び表示装置2の駆動方法を提供することが出来る。
なお、検出装置3は、休止フレームにおいて連続する2つの上記感知の間隔と、上記駆動期間を含む期間において連続する2つの上記感知の間隔との差が最小となるように、各感知のタイミングを決定してもよい。図8のタイミングチャートで示される駆動を例に挙げると、時間T1と時間T2とが最小になるように、検出装置3が各感知のタイミングを決定すればよい。
言い換えると、上記感知の開始時刻と該感知の終了時刻の中間の時刻を感知中間時刻とした場合に、上記感知指示信号生成部32は、連続する2つの上記感知中間時刻の時間間隔が最小となるように、上記感知指示信号Tx生成する。
これにより、連続する2つの感知の間隔を可能な限り広げるとともに、当該間隔を可能な限り一定に近づけて、定期的な感知に近い感知を実現することが出来る。
また、本実施例3では、表示装置2の全画素について走査が行われる期間、即ち駆動期間が1フレーム期間Tfに等しいため、この駆動期間を駆動フレームと示した。同様に、走査が全く行われない期間、即ち休止期間が1フレーム期間Tfに等しいため、この休止期間を休止フレームと示した。
しかし、後述する実施例7からも分かるように、感知期間Ttp及び休止期間が、1フレーム期間Tfに限定されないことは明らかである。感知期間Ttpと休止期間とが交互に繰り返される中で、少なくとも1つの休止期間において、感知部20の感知が複数回行われることより、感知周波数をリフレッシュ周波数よりも高くすることができる。
本実施例3の表示装置2では、走査線駆動回路4、信号線駆動回路5、及び、タイミングコントローラ7は、上記感知期間Ttp内において、上記画素へ印加する電圧の極性を反転させてもよい。これにより、上記感知期間Ttpにおける消費電流が多い駆動であるドット反転系の駆動を行う場合において、検出精度を向上させることが出来るとともに、検出装置3の消費電力を低減することが出来る。
ここで、表示装置2における上記極性の反転駆動について説明する。同じ画像を同じ位置に長時間表示することにより、当該画像が画面に焼き付くことを防止するため、表示パネル2aにおける画素電極は、所定回数(例えば1回)の1フレーム期間ごとに電圧の極性を反転することが望ましい。表示パネル2aの全画素電極に対して、或るフレームにて同じ極性の電圧を印加し、当該或るフレームの次のフレームにて逆極性の電圧を印加し、これを繰り返す反転方式は、「フレーム反転」と称される。フレーム反転は、或るフレームにて全データ信号線Sに印加する電圧の極性を、1フレーム期間ごとに反転することにより実現できる。
さらに、フリッカ防止のため、走査信号線Gの方向およびデータ信号線Sの方向の少なくとも一方に配列した画素電極ごとに電圧の極性を反転することが望ましい。この反転には、「ソース反転」、「ライン反転」、および「ドット反転」などがある。以下、図13〜図16を参照してこれらの反転を詳細に説明する。
図13〜図16は、表示装置2における走査信号線G、データ信号線S、および画素電極の構造を示す構造図である。また、図13〜図16のそれぞれについて、(a)は、或るフレーム(第nフレーム)における各画素電極の電圧の極性を示しており、(b)は、次のフレーム(第(n+1)フレーム)にて逆極性の電圧が印加された各画素電極の電圧の極性を示している。各画素電極の電圧の極性は、図中の+(プラス)および−(マイナス)によって示されている。
図13は、ソース反転の一例を示している。ソース反転は、データ信号線(ソース線)Sごとに印加する電圧の極性を反転したものである。これにより、図13に示すように、走査信号線Gの方向に配列した画素電極ごとに電圧の極性を反転することができる。
図14は、図13と同じソース反転であるが、図13に比べて画素電極の配置が異なっている。図13では、データ信号線Sに接続する画素電極が、当該データ信号線Sに対して一方の側(図示の例では右側)に配置されている。これに対し、図14では、データ信号線Sに接続する画素電極が、当該データ信号線Sに対して千鳥状に配置されている。このため、隣り合うデータ信号線Sの間に配置された画素電極の電圧の極性は、図13の配置では同じであるが、図14の配置では互い違いとなっている。
図15は、ライン反転の一例を示している。ライン反転は、データ信号線Sに印加する電圧の極性を、駆動される走査信号線Gごと(水平感知期間Ttpごと)に反転したものである。これにより、図13に示すように、データ信号線Sの方向に配列した画素電極ごとに電圧の極性を反転することができる。
図16は、ドット反転の一例を示している。ドット反転は、図13に示すソース反転と、図15に示すライン反転とを組み合わせることにより実現できる。具体的には、1番目の走査信号線G1の駆動時に、各データ信号線Sに印加する電圧の極性を、1番目をプラス(+)とし、以下、順番に反転する。次に、2番目の走査信号線G2の駆動時に、各データ信号線Sに印加する電圧の極性を、1番目をマイナス(−)とし、以下、順番に反転する。そして、3番目以降の走査信号線Gの駆動時にも同様に繰り返すことにより、図14に示すように、走査信号線Gの方向およびデータ信号線Sの方向に隣り合う画素電極どうしの電圧の極性を異なるようにすることができる。
(実施例4)
図9は、本実施例4の検出装置3の駆動方法を示すタイミングチャートである。
上記実施例3では、休止期間は、1つの休止フレームを含む1フレーム期間Tfであった。これに対して、本実施例4の検出装置3の駆動方法においては、休止期間には、複数の休止フレーム(1フレーム期間Tfを複数倍(複数倍相当)した期間)が含まれる。
図9に一例を示す。本実施例4の表示装置2の表示パネル2aでは、駆動フレームの後に、2つの休止フレーム、即ち第1休止フレーム(第1フレーム期間)と第2休止フレーム(第2フレーム期間)とが続く。
この場合、本実施例4の表示装置2の休止期間は、1フレーム期間Tfの整数倍の期間(整数倍相当の期間)である(図9では、1フレーム期間Tfの2倍の期間(2倍相当の期間、2×Tf))である。このような休止期間の少なくとも1つにおいて、実施例3と同様に、検出装置3の感知部20は複数回の感知を行う。
図9に示される例では、第1休止フレームにおいて感知を1回行うとともに、第2休止フレームにおいても感知を1回行うことにより、2フレーム期間(2×Tf)である休止期間全体において、2回の感知を行っている。
以上のように、本実施例4の検出装置3の駆動方法においては、整数倍の休止フレームで構成される休止期間全体において、感知が複数回行われる。
これにより、上記感知の頻度を示す感知周波数を、上記複数の画素の更新頻度を示すリフレッシュ周波数よりも高くすることが出来る。
また、全ての休止フレーム(感知期間Ttpに相当する長さを有する全ての期間)で感知を複数回行う必要が無くなるので、例えば投影型静電容量方式のタッチパネルである感知部20を有する検出装置3において、消費電力を低減することが出来る。
なお、図9に示される例において、第1休止フレームにおける感知を開始するタイミングと、第2休止フレームにおける感知を開始するタイミングとは、等しいものとする。即ち、第1休止フレームにおいて、休止状態となってから、感知が始まるまでの時間と、第2休止フレームにおいて、休止状態となってから、感知が始まるまでの時間とは、等しいものとする。
但し、各休止フレームにおいて少なくとも1回の感知が行われる必要は無い。即ち、図9において、第2休止フレームにおけるタッチパネル感知期間Ttpを、第1休止フレーム内に移してもよい(図9のタッチパネル検出状態において破線で示すように移してもよい)。
これにより、第1休止フレームでは感知を2回行うとともに、第2休止フレームでは感知を行わないことにより、2フレーム期間(2×Tf)である休止期間全体において、2回の感知を行うことが出来る。
なお、感知部20に触れる、上記人間の指またはタッチペンの動く速度が速くなったことについての情報である速度情報は、感知部20における位置座標の変化から得ることが出来る。
そこで、上記人間の指またはタッチペンの動く速度が速くなった場合は、上記感知の回数を、上記動く速度が速くなる前よりも増加させても良い。
(実施例5)
図10は、本実施例5の検出装置3の駆動方法を示すタイミングチャートである。
上記実施例4では、第1休止フレーム及び第2休止フレームの両方において感知が行われる場合、感知を開始するタイミングを一定としていた。
これに対して、本実施例5の検出装置3の駆動方法においては、上記時間を異ならせている。この点について、図10を用いて以下に説明する。
本実施例5の表示装置2の駆動状態について、駆動フレームの後に、2つの休止フレーム、即ち第1休止フレーム(前半部)と第2休止フレーム(後半部)とが続く点は、上記実施例4と同じである。
ここで、図10では、第1休止フレームにおいて、第1休止フレーム期間の開始から、感知が始まるまでの時間Tp1は、第2休止フレームにおいて、第2休止フレーム期間の開始から、感知が始まるまでの時間Tp2よりも短く設定されている。即ち、上記第1休止フレームにおける感知の開始時刻(Tp1)は、上記第2休止フレームにおける感知の開始時刻(Tp2)よりも早い。
時間Tp1,Tp2を適切に設定することにより、感知部20における感知を定期的に行うことが出来る。「定期的」とは、2つの連続する感知の間隔が、全ての感知において等しいことを意味する。
本実施例5の検出装置3の駆動方法における定期的な感知について、具体的に説明する。まず、図10の第1休止フレームにおいて、感知の終了時刻から、第1休止フレームの終了時刻までの時間は、
Tf−Ttp−Tp1 (5)
となる。
よって、(5)式の時間に、時間tp2を加えた時間であるT3は、以下の(6)式で示される。
T3=(Tf−Ttp−Tp1)+Tp2=Tf−Ttp−Tp1+Tp2 (6)
は、第1休止フレームにおける感知の終了時刻から、第2休止フレームにおける感知の開始時刻までを示す時間となる。
次に、図10の第2休止フレームにおいて、感知の終了時刻から、第2休止フレームの終了時刻までの時間は、
Tf−Ttp−Tp2 (7)
となる。
よって、(7)式の時間に、走査フレームの1フレーム期間Tfと、時間tp1とを加えた時間T3は、以下の(8)式で示される。
T3=(Tf−Ttp−Tp2)+Tf+Tp1=2×Tf−Ttp+Tp1−Tp2 (8)
(8)式で示される時間は、第2休止フレームにおける感知の終了時刻から、走査フレームを介した次の第1休止フレームにおける感知の開始時刻までを示す時間となる。
以上より、(6)式の時間=(8)式の時間となるように、即ち
Tf−Ttp−Tp1+Tp2=2×Tf−Ttp+Tp1−Tp2
2Tp2=Tf+2×Tp1 (9)
となるように、時間Tp1,Tp2を適切に設定する。これにより、感知部20における上記感知を定期的に行うことが出来る。
(実施例6)
図11は、本実施例6の検出装置3の駆動方法を示すタイミングチャートである。
本実施例6の検出装置3の駆動方法においては、休止期間が、1フレーム期間Tfの奇数倍の期間(奇数倍相当の期間)して構成された奇数個の休止フレーム(奇数個の期間)からなる。そして、奇数個の休止フレームにおける奇数番目の休止フレーム(感知期間Ttpに相当する長さを有する奇数番目の期間)のそれぞれにおいて、感知の開始時刻、及び、感知の終了時刻を同一とする。
言い換えると、休止期間を、駆動期間に相当する長さを有する期間に分割したときに、感知指示信号生成部32は、奇数番目の上記期間のそれぞれにおいて、感知の開始時刻、及び、感知の終了時刻が同一となるように感知指示信号Txを生成する。
これにより、上記実施例5と同様に、感知部20における感知を定期的に行うことが出来る。
本実施例6の検出装置3の駆動方法における定期的な感知について、具体的に説明する。まず、図11の第1休止フレーム(1番目の期間)において、感知の終了時刻から、第1休止フレームの終了時刻までの時間は、
Tf−Ttp−Tp (10)
となる。
よって、(10)式の時間に、第2休止フレームの1フレーム期間Tfと、第3休止フレームの時間tpとを加えた時間T4は、以下の(11)式で示される。
T4=(Tf−Ttp−Tp)+Tf+Tp=2×Tf−Ttp (11)
(11)式で示される時間は、第1休止フレームにおける感知の終了時刻から、第3休止フレームにおける感知の開始時刻までを示す時間となる。
次に、図11の第3休止フレーム(3番目の期間)において、感知の終了時刻から、第3休止フレームの終了時刻までの時間は、(10)式と同様に、
Tf−Ttp−Tp (12)
となる。
よって、(12)式の時間に、第3休止フレームの後に続く駆動フレームの1フレーム期間Tfと、駆動フレームの後に続く次の第1休止フレームの時間tpとを加えた時間T4は、以下の(13)式で示される。
T4=(Tf−Ttp−Tp)+Tf+Tp=2×Tf−Ttp (13)
(13)式で示される時間は、第3休止フレームにおける感知の終了時刻から、次の第1休止フレーム(または、休止フレームが5フレーム以上であれば第5休止フレーム)における感知の開始時刻までを示す時間となる。
(11)式に示される時間と、(13)式に示される時間とが等しいことから、本実施例6の検出装置3の駆動では、感知部20における感知が定期的に行われていることは明らかである。
以上の説明は、休止フレームが3つの場合の説明であったが、休止フレームの数が5以上の奇数においても同様に説明することができて、連続する2つの上記感知の間隔が、全て等しくなる。従って、感知部20における上記感知を、定期的に行うことが出来る。
(実施例7)
図12は、本実施例7の検出装置3の駆動方法を示すタイミングチャートである。
上記実施例3〜6では、1つの駆動フレームの期間と、1つの休止フレームの期間とは、ともに、1フレーム期間Tfであった。
この場合、例えば図12に示されるように、休止期間が1つの休止フレームからなり、当該1つの休止フレームの中において複数回感知を行うと、以下に示すように、時間T1と時間T2とが等しくならない。
すなわち、図12に示される検出装置3の駆動(即ち、上記実施例3の検出装置3の駆動)では、感知周波数をリフレッシュ周波数よりも高くすることは達成可能である。
しかし一方で、図8に示されるように、時間T1と時間T2とが等しくならず、感知が定期的ではない。時間T1は、あるタッチパネル感知期間Ttpの終了時刻から、次のタッチパネル感知期間Ttpの開始時刻までの時間である。T2は、ある休止フレームにおける最後のタッチパネル感知期間Ttpの終了時刻から、駆動フレームを介した次の休止フレームにおける最初のタッチパネル感知期間Ttpの開始時刻までの時間である。
本実施例7の検出装置3の駆動方法では、駆動フレーム(駆動期間)を1フレーム期間Tfよりも短くする。この感知期間Ttpが、図12における駆動フレーム(感知期間TtpTd)である。
一方、休止期間は、1フレーム期間Tfから、駆動期間を短くした分だけ長くする。この非駆動フレーム(休止期間)が、図12における非駆動フレーム(休止期間Ts)である。
そして、1フレーム期間Tfよりも長い休止期間Tsにおいて、駆動期間Tdの終了時刻に第1の感知を開始するとともに、当該第1の検出終了後に所定時間(後述するTint)が経過した後に、第2の感知を開始する。
よって、本実施例7の検出装置3の駆動方法では、駆動期間Td、休止期間Ts、及び、1フレーム期間Tfについて、
Td+Ts=2×Tf (14)
が成立する。
このようにして設定された非駆動フレームにおいて、複数回の感知を実行するのであるが、複数回の感知を定期的に行うためには、以下の(15)式を満足する必要がある。即ち、
Ts≧Ttp×2+Tint (15)
を満足する必要がある。(15)式において、Tsは休止期間であり、Ttpはタッチパネル感知期間(上記感知に要する期間)である。Tintは、駆動期間Tdの終了と同時に開始される感知の終了時刻から、次の感知の開始時刻までの時間(休止期間において連続する2つの上記感知の間隔、上述した所定時間)である。
以上のように、本実施例7の検出装置3の駆動方法では、1フレーム期間Tfよりも長く、2フレーム期間(2×Tf)よりも短い休止期間Tsによって、定期的な上記感知を実現することが出来る。即ち、駆動期間を短くした分だけ、1つの休止フレームをより長くするだけで(休止期間を1フレーム期間Tfよりも長くするだけで)定期的な感知を実現することが出来る。
よって、連続する2つの上記感知の間隔が短くなる。より具体的には、複数の休止フレームにより(即ち、2フレーム期間(2×Tf)以上の休止期間により)定期的な感知を実現した場合(実施例5,6)よりも、連続する2つの上記感知の間隔が、より短くなる。従って、滑らかな感知を実現することが出来る。
以上のように、本実施例7の表示装置2では、非駆動フレームは、駆動フレームよりも長くてもよい。
この表示装置2では、連続する2つの感知の間隔を一定にして、定期的な上記感知を実現することができる。あるいは、連続する2つの感知の間隔をより一定に近い状態にして、略定期的な上記感知を実現することができる。すなわち、上記非駆動フレームを上記駆動フレームよりも長くするだけで、定期的あるいは略定期的な感知を実現することができる。よって、滑らかな感知を実現することができる。
(表示装置)
本実施形態の表示装置2は、液晶層を備える液晶表示装置であってもよい。また、本実施形態に係る表示装置2の画素が、流れる電流に応じた輝度で発光する素子である有機EL(Electro luminescence:エレクトロルミネッセンス)ダイオードを有しても良い。この場合、本実施形態に係る表示装置2は、有機ELディスプレイ(有機エレクトロルミネッセンス表示装置)となる。
これらの表示装置においても、検出装置3が、少なくとも1つの上記休止期間において、上記感知を複数回行う。
上記表示装置2は、TFTとして、その半導体層にいわゆる酸化物半導体を用いたTFTを用いてもよい。この酸化物半導体には、例えばIGZO(InGaZnOx)が含まれる。
その理由について、図17を参照して説明する。図17は、各種TFTの特性を示す図である。この図17では、酸化物半導体を用いたTFT、a−Si(amorphous silicon)を用いたTFT、およびLTPS(Low Temperature Poly Silicon)を用いたTFTの各々の特性を示す。本図において、横軸(Vgh)は、各TFTにおいてゲートに供給されるオン電圧の電圧値を示し、縦軸(Id)は、各TFTにおけるソース−ドレイン間の電流量を示す。特に、図中において「TFT−on」と示されている期間は、オン電圧の電圧値に応じてオン状態となっている期間を示し、図中において「TFT−off」と示されている期間は、オン電圧の電圧値に応じてオフ状態となっている期間を示す。
図17に示すように、酸化物半導体を用いたTFTは、a−Siを用いたTFTよりも、オン状態の時の電流量(すなわち、電子移動度)が高い。図示は省略するが、具体的には、a−Siを用いたTFTは、そのTFT−on時のId電流が1uAであるのに対し、酸化物半導体を用いたTFTは、そのTFT−on時のId電流が20〜50uA程度である。このことから、酸化物半導体を用いたTFTは、a−Siを用いたTFTよりも、オン状態の時の電子移動度が20〜50倍程度高く、オン特性が非常に優れていることが分かる。
以上のことから、表示装置2において、酸化物半導体を用いたTFTを各画素に採用することによって、各画素のTFTのオン特性が非常に優れたものとなる。そのため、各画素に対して画素データを書き込む際の電子移動量を増大し、該書き込みにかかる時間をより短時間化することができる。すなわち、表示装置2は、駆動期間を短縮することができるので、その分、感知期間を十分に確保することができる。したがって、検出精度をより高めることができる。
上記のように感知期間が長くなると、検出精度を向上させることができるが、一方で検出装置3の消費電力が増大するという問題がある。
本発明の検出装置3は、表示装置2から受信した同期信号H、及び同期信号Hに基づいて生成された内部生成信号H’に基づいて、感知指示信号Txを生成することができる。
上記の構成によれば、例えば上述のようなIGZOを用いたTFTを備えた表示装置2において、駆動期間が短縮される場合に、上記駆動期間に応じてタッチパネルコントローラの検出回数または感知回数に制限を設けることが可能となり、低消費電力化を図ることができる。
(適用例)
本発明の電子機器1は、上記いずれかの表示装置2と、検出装置3とを備えるので、表示装置2のリフレッシュ周波数よりも高い周波数での検出装置3の感知部20における感知動作と、検出精度の向上とを実現することが出来る。
本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施の形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、タッチパネルを有する表示装置等の電子機器に利用することができる。
1 電子機器
2 表示装置
3 検出装置
20 感知部
30 検出制御部
31 タイマー(表示装置駆動情報変換部)
32 感知指示信号生成部
311 CLK信号生成部(クロック信号生成部)
312 CLKカウンタ(カウンタ)
313 エッジ検出回路
Fx 割り込み信号(検出中断信号)
H 同期信号(第1表示装置駆動情報)
H’ 内部生成信号(第2表示装置駆動情報)
Td 駆動期間
Ts 休止期間
Tx 感知指示信号

Claims (16)

  1. 複数の画素からなる画面を有し、上記画素を走査することで上記画面を更新する駆動期間と、上記走査が行われない休止期間とを繰り返すことにより表示を行う表示装置の、
    上記画面への検出対象物の接触または接近、及び上記表示装置の外部から上記画面への電波の飛来の少なくとも何れかを検出する検出装置であって、
    上記接触、上記接近、及び上記飛来の少なくとも何れかを感知する感知部と、
    上記感知部の駆動を制御する検出制御部とを備えており、
    上記検出制御部は、上記感知部が上記感知を行うよう指示する感知指示信号を出力する感知指示信号生成部を備えており、
    上記感知指示信号生成部は、上記表示装置の動作状態を示す少なくとも1つの第1表示装置駆動情報を受信すると共に、
    上記第1表示装置駆動情報のうち、任意に選択される少なくとも1つの該第1表示装置駆動情報に基づいて、上記休止期間に上記感知を行うよう、上記感知指示信号を生成することを特徴とする検出装置。
  2. 上記検出制御部は、表示装置駆動情報変換部をさらに備えており、
    上記表示装置駆動情報変換部は、上記第1表示装置駆動情報を受信し、
    該第1表示装置駆動情報に基づいて、該第1表示装置駆動情報の信号の周期が変更された信号である第2表示装置駆動情報を生成すると共に、該第2表示装置駆動情報を上記感知指示信号生成部へ出力し、
    上記感知指示信号生成部は、少なくとも1つの上記第2表示装置駆動情報に基づいて、上記休止期間に上記感知を行うよう、上記感知指示信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の検出装置。
  3. 上記表示装置駆動情報変換部は、
    上記第1表示装置駆動情報を検出するエッジ検出回路と、
    一定周波数の基準信号であるクロック信号を生成するクロック信号生成部と、
    上記クロック信号を検出し、該クロック信号のクロックパルス数をカウントするカウンタと、を備えており、
    上記エッジ検出回路が上記第1表示装置駆動情報を検出して以降、上記カウンタにより、予め決められた期間に相当する数の上記クロックパルスがカウントされるタイミングに応じて、
    上記第2表示装置駆動情報を生成することを特徴とする請求項2に記載の検出装置。
  4. 上記感知指示信号生成部は、上記検出制御部の外部から検出中断信号を受信し、
    上記検出中断信号を受信してから、該検出中断信号により定められる期間は上記感知を行わないよう、上記感知指示信号を生成することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の検出装置。
  5. 上記感知指示信号生成部は、少なくとも1つの上記休止期間において、複数回の感知を行うよう、上記感知指示信号を生成することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の検出装置。
  6. 上記感知の開始時刻と該感知の終了時刻の中間の時刻を感知中間時刻とした場合に、
    上記感知指示信号生成部は、連続する2つの上記感知中間時刻の時間間隔が最小となるように、上記感知指示信号を生成することを特徴とする請求項5に記載の検出装置。
  7. 上記休止期間は、上記駆動期間よりも長いことを特徴とする請求項6に記載の検出装置。
  8. 上記休止期間をTs、
    上記感知に要する期間である感知期間をTtp、
    1つの上記休止期間において連続する2つの上記感知中間時刻の間隔をTintとすると、
    上記感知指示信号生成部は、
    Ts≧Ttp×2+Tint
    が成立するように、上記感知指示信号を生成することを特徴とする請求項7に記載の検出装置。
  9. 上記休止期間は、上記駆動期間の整数倍相当の期間であることを特徴とする請求項5に記載の検出装置。
  10. 上記第1表示装置駆動情報には、垂直同期信号、または上記表示装置の走査期間若しくは非走査期間に応じた信号が含まれていることを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の検出装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の検出装置と、
    上記表示装置とを備えることを特徴とする電子機器。
  12. 上記表示装置は、液晶表示装置であることを特徴とする請求項11に記載の電子機器。
  13. 上記表示装置は、有機エレクトロルミネッセンス表示装置であることを特徴とする請求項11に記載の電子機器。
  14. 上記表示装置が備える複数の画素は、TFTを有しており、
    上記TFTの半導体層には、酸化物半導体が用いられていることを特徴とする請求項11〜13の何れか1項に記載の電子機器。
  15. 上記酸化物半導体は、IGZOであることを特徴とする請求項14に記載の電子機器。
  16. 複数の画素からなる画面を有し、上記画素を走査することで上記画面を更新する駆動期間と、上記走査が行われない休止期間とを繰り返すことにより表示を行う表示装置の、
    上記画面への検出対象物の接触または接近、及び上記表示装置の外部から上記画面への電波の飛来の少なくとも何れかを検出する検出方法であって、
    上記表示装置の動作状態を示す少なくとも1つの第1表示装置駆動情報を受信するステップと、
    受信した上記第1表示装置駆動情報のうち、少なくとも1つの該第1表示装置駆動情報を任意に選択するステップと、
    選択した上記第1表示装置駆動情報に基づいて、上記接触、上記接近、及び上記飛来の少なくとも何れかの感知を行うよう指示する感知指示信号を生成するステップと、
    上記感知指示信号に基づいて、上記休止期間に、上記感知をするステップとを有することを特徴とする検出方法。
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