JP2013167792A - 撮像素子の位置調整システム、カメラ本体、調整画像投影装置及び撮像素子の位置調整方法 - Google Patents

撮像素子の位置調整システム、カメラ本体、調整画像投影装置及び撮像素子の位置調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザ側でカメラ本体に対する撮像素子の位置調整が可能な位置調整システムを提供する。
【解決手段】位置調整システム10,20,30は、マウント部11、撮像部20が着脱可能な装着部19、及び、入射光の第2範囲を観察可能な光学ファインダ部12、を有するカメラ本体10と、カメラ本体10のマウント部11に着脱可能であって、調整画像を含む調整画像含有光を発生させる調整画像投影光学系33、及び、第2範囲が調整されるように調整画像投影光学系33を調整可能な調整画像位置調整部32、を有し、マウント部11に装着された際に、調整画像投影光学系33より発生された調整画像含有光を、マウント部11よりカメラ本体10内へ入射させる調整画像投影装置30と、第1範囲と第2範囲とが一致するように撮像素子14の位置を調整可能な撮像素子位置調整部21と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像素子の位置調整システム、カメラ本体、調整画像投影装置及び撮像素子の位置調整方法に関するものである。
カメラ本体に対して撮像素子を着脱可能に構成した場合の、撮像素子の位置調整機構を含むカメラ構造が知られている。また、撮像素子を撮像面内で移動する機構は、撮像素子移動による手振れ補正機構として実用化されている(特許文献1参照)。
特開2010−78830号公報
しかし、従来の撮像素子位置調整機構は、組み立て工程内での調整に用いられることを想定しており、ユーザ自身が撮像素子の着脱とその位置調整を行う場合に適していない。
また、大型の撮像素子を用いるデジタルバックでは、撮像サイズに対する装着位置誤差が相対的に小さい。このため、ユーザ自身が着脱を行う場合でも、調整機構がなくても実用上十分だった。しかし、135サイズやAPS−Cサイズ、又はそれより小さい撮像素子を使用する場合、装着位置誤差が画面サイズに対して相対的に大きくなる。このため、機械的に単に固定しただけでは、光学ファインダや測距素子との位置ズレが目立つ場合が考えられる。さらに、これを無調整で精度が出るようにするには、部品の加工精度を極めて高くしなければならず、技術的・コスト的に実現が困難だった。
本発明の課題は、ユーザ側でカメラ本体に対する撮像素子の位置調整が可能な、撮像素子の位置調整システム、カメラ本体、調整画像投影装置及び撮像素子の位置調整方法を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1に記載の発明は、撮影レンズが着脱可能なマウント部(11)、前記マウント部(11)からの入射光の第1範囲(50)を撮像する撮像素子(14)を含む撮像部(20)が着脱可能な装着部(19)、及び、前記マウント部(11)からの入射光の、前記撮像部(20)と光路上の距離が等しい位置における第2範囲(12E)を観察可能な光学ファインダ部(12)、を有するカメラ本体(10,10’)と、前記カメラ本体(10,10’)の前記マウント部(11)に着脱可能であって、調整画像を含む調整画像含有光を発生させる調整画像投影光学系(33)、及び、前記第2範囲(12E)が調整されるように前記調整画像投影光学系(33)を調整可能な調整画像位置調整部(32)、を有し、前記マウント部(11)に装着された際に、前記調整画像投影光学系(33)より発生された前記調整画像含有光を、前記マウント部(11)より前記カメラ本体(10,10’)内へ入射させる調整画像投影装置(30,30’)と、前記第1範囲(50)と前記第2範囲(12E)とが一致するように前記撮像素子(14)の位置を調整可能な撮像素子位置調整部(21)と、を備える撮像素子(14)の位置調整システム(10,20,30、10’,20,30’)である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の撮像素子(14)の位置調整システム(10,20,30、10’,20,30’)であって、前記カメラ本体(10,10’)は、前記マウント部(11)から入射された前記入射光の光路を、前記撮像部(20)又は前記光学ファインダ部(12)のいずれかへ向かうように切り替えるミラー部(17)を備えること、を特徴とする撮像素子(14)の位置調整システム(10,20,30、10’,20,30’)である。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の撮像素子(14)の位置調整システム(10,20,30、10’,20,30’)であって、前記調整画像位置調整部(32)は、前記調整画像投影光学系(33)を、該調整画像投影光学系(33)の光軸と平行な面内で移動可能であること、を特徴とする撮像素子(14)の位置調整システム(10,20,30、10’,20,30’)である。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像素子(14)の位置調整システム(10,20,30、10’,20,30’)であって、前記撮像素子(14)により撮像された画像を表示可能な表示部(15)を備えること、を特徴とする撮像素子(14)の位置調整システム(10,20,30、10’,20,30’)である。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の撮像素子(14)の位置調整システム(10,20,30、10’,20,30’)であって、前記カメラ本体(10,10’)又は前記調整画像投影装置(30,30’)は、前記調整画像を記憶しておく記憶部(16A,34A)を備えること、を特徴とする撮像素子(14)の位置調整システム(10,20,30、10’,20,30’)である。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の撮像素子(14)の位置調整システム(10,20,30、10’,20,30’)であって、前記調整画像位置調整部(32)は、前記光学ファインダ部(12)で観察される像の倍率を変更可能であることこと、を特徴とする撮像素子(14)の位置調整システム(10,20,30、10’,20,30’)である。
請求項7に記載の発明は、撮影レンズが着脱可能なマウント部(11)、前記マウント部(11)からの入射光の第1範囲(50)を撮像する撮像素子(14)を含む撮像部(20)が着脱可能な装着部(19)、及び、前記マウント部(11)からの入射光の、前記撮像部(20)と光路上の距離が等しい位置における第2範囲(12E)の像によって合焦像体を観察可能な測距部(18S)、を有するカメラ本体(10’)と、前記カメラ本体(10’)の前記マウント部(11)に着脱可能であって、調整画像を含む調整画像含有光を発生させる調整画像投影光学系(33)、及び、前記第2範囲(12E)が調整されるように前記調整画像投影光学系(33)を調整可能な調整画像位置調整部(32)、を有し、前記マウント部(11)に装着された際に、前記調整画像投影光学系(33)より発生された前記調整画像含有光を、前記マウント部(11)より前記カメラ本体(10’)内へ入射させる調整画像投影装置(30’)と、前記第1範囲(50)と前記第2範囲(12E)とが一致するように前記撮像素子(14)の位置を調整可能な撮像素子位置調整部(21)と、を備えること、を特徴とする撮像素子(14)の位置調整システム(10’,20,30’)である。
請求項8に記載の発明は、撮影レンズが着脱可能なマウント部(11)と、前記マウント部(11)からの入射光の第1範囲(50)を撮像する撮像素子(14)を含む撮像部(20)が着脱可能な装着部(19)と、前記マウント部(11)からの入射光の、前記撮像部(20)と光路上の距離が等しい位置における第2範囲(12E)を観察可能な光学ファインダ部(12)と、を備え、調整画像を含む調整画像含有光を発生させる調整画像投影光学系(33)、及び、前記第2範囲(12E)が調整されるように前記調整画像投影光学系(33)を調整可能な調整画像位置調整部(32)、を有し、前記マウント部(11)に装着された際に、前記調整画像投影光学系(33)より発生された前記調整画像含有光を、前記マウント部(11)より前記カメラ本体(10,10’)内へ入射させる調整画像投影装置(30,30’)が前記マウント部(11)に装着可能であって、前記第1範囲(50)と前記第2範囲(12E)とが一致するように前記撮像素子(14)の位置を調整可能な撮像素子位置調整部(21)を更に備えるカメラ本体(10,10’)である。
請求項9に記載の発明は、撮影レンズが着脱可能なマウント部(11)、前記マウント部(11)からの入射光の第1範囲(50)を撮像する撮像素子(14)を含む撮像部(20)が着脱可能な装着部(19)、及び、前記マウント部(11)からの入射光の、前記撮像部(20)と光路上の距離が等しい位置における第2範囲(12E)を観察可能な光学ファインダ部(12)、前記第1範囲(50)と前記第2範囲(12E)とが一致するように前記撮像素子(14)の位置を調整可能な撮像素子位置調整部(21)と、を有するカメラ本体(10,10’)の前記マウント部(11)に着脱可能であって、調整画像を含む調整画像含有光を発生させる調整画像投影光学系(33)と、前記第2範囲(12E)が調整されるように前記調整画像投影光学系(33)を調整可能な調整画像位置調整部(32)と、を有し、前記マウント部(11)に装着された際に、前記調整画像投影光学系(33)より発生された前記調整画像含有光を、前記マウント部(11)より前記カメラ本体(10,10’)内へ入射させる調整画像投影装置(30,30’)である。
請求項10に記載の発明は、撮影レンズが着脱可能なマウント部(11)、前記マウント部(11)からの入射光の第1範囲(50)を撮像する撮像素子(14)を含む撮像部(20)が着脱可能な装着部(19)、及び、前記マウント部(11)からの入射光の、前記撮像部(20)と光路上の距離が等しい位置における第2範囲(12E)を観察可能な光学ファインダ部(12)、を有するカメラ本体(10,10’)と、前記カメラ本体(10,10’)の前記マウント部(11)に着脱可能であって、調整画像を含む調整画像含有光を発生させる調整画像投影光学系(33)、及び、前記第2範囲(12E)が調整されるように前記調整画像投影光学系(33)を調整可能な調整画像位置調整部(32)、を有し、前記マウント部(11)に装着された際に、前記調整画像投影光学系(33)より発生された前記調整画像含有光を、前記マウント部(11)より前記カメラ本体(10,10’)内へ入射させる調整画像投影装置(30,30’)と、前記第1範囲(50)と前記第2範囲(12E)とが一致するように前記撮像素子(14)の位置を調整可能な撮像素子位置調整部(21)と、(位置調整部は、カメラ本体(10,10’)でも撮像部(20)のどちらにあってもいい)を備える撮像素子(14)の位置調整システム(10,20,30、10’,20,30’)において、前記調整画像投影装置(30,30’)の前記調整画像投影光学系(33)より前記調整画像含有光を発生させ、前記マウント部(11)より前記カメラ本体(10,10’)に入射した前記調整画像含有光の前記第2範囲(12E)を前記光学ファインダ部(12)より観察し、前記光学ファインダ部(12)で観察される前記第2範囲(12E)を前記調整画像位置調整部(32)で調整し、前記撮像素子(14)により撮像される前記第1範囲(50)を前記撮像素子位置調整部(21)で調整することにより、前記第1範囲(50)と前記第2範囲(12E)とを一致させる撮像素子の位置調整方法である。
なお、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
本発明によれば、ユーザ側でカメラ本体に対する撮像素子の位置調整が可能な、撮像素子の位置調整システム、カメラ本体、調整画像投影装置及び撮像素子の位置調整方法を提供することができる。
本発明に係るカメラシステムの第1実施形態を説明する概念図である。 調整画像投影装置が投影する調整パターンを示す図である。 ファインダ部及び表示部における、調整画像投影装置により投影された調整パターン像を示す図である。 制御装置による撮像素子の位置調整にかかる制御のフローチャートである。 調整画像投影装置が投影する調整パターンの変形例を示す図である。 本発明に係るカメラシステムの第2実施形態を説明する概念図である。 調整画像投影装置における調整パターン投影位置の自動設定の説明図である。
(第1実施形態)
以下、図面等を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本発明に係るカメラシステムの一実施形態を説明する概念図であって、カメラボディ10に調整画像投影装置30が装着された状態を示す図である。
図2は、調整画像投影装置30が投影する調整パターン33Dを示す図である。
図3は、ファインダ部12及び表示部15における、調整画像投影装置30により投影された調整パターン像40を示す図である。
図4は、カメラ制御装置16による撮像素子位置調整に係る制御フローチャートである。
なお、図1には、説明と理解を容易にするために、XYZ直交座標系を設けた。この座標系では、撮影者が光軸OAを水平として横長の画像を撮影する場合のカメラの位置(以下、正位置という)において撮影者から見て左側に向かう方向をXプラス方向とし、正位置において上側に向かう方向をYプラス方向とする。また、正位置において被写体に向かう方向をZプラス方向とする。このZプラス方向を前面側、Zマイナス方向を背面側ともいう。
カメラボディ10は、ボディ側マウント部11と、ミラー部17と、ファインダ部12と、メカニカルシャッタ13と、撮像モジュール装着部19と、表示部15と、カメラ制御装置16と、を備えている。
ボディ側マウント部11は、カメラボディ10の前面側(Z軸方向プラス側)に開口形成された入射開口部を円環状に縁取って設けられている。ボディ側マウント部11には、結像光学系である図示しない撮像レンズのレンズ側マウント部が係合し、これによってカメラボディ10に撮像レンズが装着されてカメラを構成する。
ボディ側マウント部11は、X軸とY軸とを含む平面と平行なボディ側マウント面11Aを備えている。このボディ側マウント面11Aは、撮像レンズのカメラボディ10に対する光軸方向(Z軸方向)における位置を規定する基準面である。
また、ボディ側マウント部11には後述するカメラ制御装置16と接続したボディ側端子11Tが設けられており、このボディ側端子11Tは結合した撮像レンズのレンズ側マウント部の端子と接触して導通状態となり、これによってカメラ制御装置16と撮像レンズとの間で情報通信が可能となる。
ミラー部17は、カメラボディ10に装着された撮像レンズからメカニカルシャッタ13に至る結像光路中に、光路をファインダスクリーン12Bに向けて屈折させるように介設されている。ミラー部17は、図示しないレリーズ操作に応じてカメラ制御装置16に制御され、図1中に二点鎖線で示すように像光のメカニカルシャッタ13および撮像素子14への入射を妨げない位置に退避(ミラーアップ)する。
ファインダ部12は、ファインダスクリーン12Bと、ペンタプリズム12Cおよび接眼光学系12Dを備えている。
ファインダスクリーン12Bは、ミラー部17のY軸方向プラス側に、ミラー部17によって屈折された光軸と直交する姿勢で配設されている。ファインダスクリーン12Bには、ミラー部17を介した光像が結像する。
上記構成のファインダ部12は、撮像レンズによって集光された像光の光路をミラー部17によってファインダスクリーン12Bに導き、ファインダスクリーン12Bに結像した被写体像をペンタプリズム11Cによって正立像として接眼光学系11Dを介して視認可能となる。
ここで、ファインダ部12におけるファインダスクリーン12Bは、正規の位置に配置された撮像素子14と光学的に等価の位置に設定されている。つまり、ボディ側マウント部11のボディ側マウント面11Aを基準として、ミラー部17を介してファインダスクリーン12Bに至る光路長:LFと、ミラー部17は退避してメカニカルシャッタ13は開放状態時における撮像素子14に至る光路長:LPとは、等しく設定されているものである。また、ファインダスクリーン12Bに結像した画像と、正規の位置(誤差がない場合に位置すべき設計上の位置)に配置された撮像素子14によって撮像された画像とは、画像中心が一致するように設定されている。
これにより、ファインダ部12は、正規の位置に配置された撮像素子14による撮像と結像状態が同じで画像中心が一致した画像を視認できるようになっているものである。
メカニカルシャッタ13は、縦走りの金属膜フォーカルプレンシャッタであって、図示しないレリーズ操作に応じて後述するカメラ制御装置16によって駆動制御されて開閉し、後述する撮像素子14への像光の入射時間(露出)を規定する。
撮像素子14は、CCD等の光電変換素子であって、撮像面に入射する光像を電気信号に変換する。本実施形態では、撮像素子14は、位置調整機構21を介してベース22に支持されて撮像素子モジュール20を構成しており、位置調整機構21によってその撮像面と平行な面内において位置調整可能となっている。位置調整機構21は、本実施形態で撮像素子モジュール20に設けられているが、これに限定されず、カメラボディ10に設けられていても良い。
撮像素子モジュール20は、カメラボディ10における撮像モジュール装着部19に着脱可能となっており、その備える撮像素子14の画素数やサイズの異なる複数のタイプが用意されている。これにより、ユーザが目的に適合した撮像素子14を備える撮像素子モジュール20を選択し、カメラボディ10の撮像モジュール装着部19に装着して使用することができるようになっているものである。撮像素子モジュール20の位置調整機構21は、後述するカメラ制御装置16によって駆動制御される。
表示部15は、カメラボディ10の背面側(撮影者側)に設けられた液晶等の表示パネルによって構成されており、撮影画像や露光時間等の撮影情報および操作に関する情報等を表示する。なお、この表示部15は、本実施形態では、カメラボディ10に設けられているが、これに限定されず、撮像モジュール20に設けられていてもよい。
カメラ制御装置16は、CPU等を備えて構成され、当該カメラボディ10の各構成要素を統括的に制御する。また、カメラ制御装置16は、ボディ側端子11Tを介して、カメラボディ10に装着された撮像レンズおよび後述する調整画像投影装置30を制御する。
つぎに、調整画像投影装置30について説明する。
調整画像投影装置30は、その基端部にレンズ側マウント部31を備えており、このレンズ側マウント部31をカメラボディ10のボディ側マウント部11に係合させて、撮像レンズと同じようにカメラボディに装着される。
レンズ側マウント部31は、レンズ側マウント面31Aを備えており、このレンズ側マウント面31Aがボディ側マウント部11のボディ側マウント面11Aと当接して位置決めされる。
また、レンズ側マウント部31には、後述する投影制御部34と接続された入出力端子31Tが設けられている。この入出力端子31Tは、ボディ側マウント部11のボディ側端子11Tと接触し、これによって投影制御部34とカメラボディ10の制御装置16とが情報通信可能に導通するようになっている。
調整画像投影装置30は、X−Yステージ32と、調整画像投影光学系33と、投影制御部34と、を備えている。
X−Yステージ32は、レンズ側マウント部31におけるレンズ側マウント面31Aに対して平行移動可能に設けられており、位置調整ノブ32Aでその位置を任意に調整可能となっている。
調整画像投影光学系33は、その内部に、LED等の光源33Aと、パターンマスク33Bと、投影レンズ33Cとを備えている。これらの構成要素は直列に配設されており、光源33Aから出射されてパターンマスク33Bを透過した光(投影パターン)を、投影レンズ33Cがレンズ側マウント面31Aと直交する方向に投影射出するようになっている。
パターンマスク33Bは、たとえば、透明フィルムに遮光性の素材で、図2に一例を示すような調整パターン33Dを形成したものである。図示調整パターン33Dは、中央に十字マーク33Daが、4隅近傍にそれぞれ角部マーク33Dbが配置されている。なお、パターンマスク33Bを透過型液晶によって構成し、その透過パターンを可変としても良い。
投影制御部34は、光源33AのON/OFFを行うほか、入出力端子31Tを介してカメラボディ10の制御装置16と通信し、調整作業に応じて動作する。なお、投影制御部34による光源33AのON/OFFは、本実施形態においてカメラボディ10の電源のON/OFFに連動する。しかし、これに限定されず、調整画像投影装置30に別個のON/OFFスイッチが設けられていてもよい。
上記のように構成された調整画像投影装置30は、レンズ側マウント部31を介してカメラボディ10に装着され、調整画像投影光学系33からパターンマスク33Bの像光をカメラボディ10に向けて出射する。その出射像光の光軸は、ボディ側マウント部30におけるボディ側マウント面11Aと直交し、従って、Z軸と平行となる。出射像光の光軸のX軸およびY軸方向における位置は、位置調整ノブ32AによってX−Yステージ32を操作することで調整できる。
つぎに、上記調整画像投影装置30を用いて行うカメラボディ10における撮像素子14の位置調整について説明する。
前述したように、カメラボディ10は、撮像素子14を備える撮像素子モジュール20が交換可能となっている。このため、入射光軸と直交する方向(X軸とY軸とを含む面と平行方向)における撮像素子14の配設位置に誤差が生じ、その誤差に起因して撮像素子14による撮像範囲がファインダ部12による視認範囲に対してズレてしまう虞がある。このようなズレが生ずると、ファインダ部12による視認範囲を撮像できないという不具合を生ずる。
そこで、撮像素子14を撮像素子モジュール20における位置調整機構21によってベース22に対して移動させることで位置調整し、撮像素子14による撮像範囲を、カメラボディ10におけるボディ側マウント部11に対して所定の精度で設定されているファインダ部12による視認範囲に一致させる。
撮像素子14の位置調整は、調整画像投影装置30における調整パターン投影位置の設定と、調整画像投影装置30が投影する調整パターン像に基づく撮像素子14の位置調整と、の2つの工程によって行われる。
調整画像投影装置30における調整パターン投影位置の設定工程は、当該調整画像投影装置30の調整パターン投影光軸をカメラボディ10の光軸(=ファインダ部12の光軸)に一致させる工程であって、調整画像投影装置30から調整パターン像をカメラボディ10に入射させ、その調整パターン像をカメラボディ10におけるファインダ部12で観察する。
ここで、図3(a)に示すように、調整パターン像40の中心が、ファインダ部12の視認範囲12Eの中心に一致していない場合には、調整画像投影装置30における位置調整ノブ32Aを介してX−Yステージ32を操作して、図3(b)に示すように、調整パターン像40の中心がファインダ部12の視認範囲12Eの中心と一致するように調整する。
これにより、調整画像投影装置30によって投影された調整パターン像40の中心が、カメラボディ10のボディ側マウント部11を基準として設定された入射光軸と一致した状態となる。
調整画像投影装置30における調整パターン投影位置の設定完了後、撮像素子14の位置調整工程を行う。
撮像素子14の位置調整工程は、調整画像投影装置30から投影された調整パターン像を、撮像素子14によって撮像する。ここで、図3(c)に示すように、撮像素子14による撮影画像50の中心と、調整パターン像40の中心とが一致していない場合には、撮像素子モジュール20における位置調整機構21によって撮像素子14をベース22に対して移動調整し、図3(d)に示すように、撮像素子14による撮影画像50の中心を調整パターン像40の中心に一致させる。
これにより、撮像素子14の撮像中心が、カメラボディ10のボディ側マウント部11を基準として設定された入射光軸と一致し、ファインダ部12の視認範囲の中心と一致する。
撮像素子14の位置調整は、カメラボディ10の制御装置16の制御によって行われる。この制御装置16による撮像素子14の位置調整にかかる制御を、図4に示すフローチャートに沿って説明する。なお、図4および以下の説明においてステップを「S」とも略記する。
まず、調整画像投影装置30をボディ側マウント部11に装着した状態で、カメラボディ10のスイッチがONになると、制御装置16は、投影制御部34を介して、調整画像投影光学系33からの調整パターンの投影を開始させる(S401)。
次いで制御装置16は、表示部15に、例えば「ファインダ内位置を調整してください」等のファインダ内での位置調整を指示するメッセージを表示させる(S402)。
ここで、ユーザは、前述した調整画像投影装置30の調整パターン投影位置の設定を手動にて行う。すなわち、図3(a)に示すように、調整画像投影装置30による調整パターン像40の中心が、ファインダ部12の視認範囲12Eの中心に一致していない場合には、調整画像投影装置30における位置調整ノブ32Aを介してX−Yステージ32を操作して、図3(b)に示すように、調整パターン像40の中心をファインダ部12の視認範囲12Eの中心に一致させる。
そして、図示しない操作ボタン等の操作によって位置調整完了の指示を入力する。
位置調整完了の指示を受けると(S403:Yes)、制御装置16は表示部15に「撮像素子の位置調整を開始します」等の表示を行い、撮像素子14の位置調整を開始する(S404)。
撮像素子14の位置調整は、カメラボディ10におけるミラー部17を退避位置にミラーアップさせると共にメカニカルシャッタ13を開放して(S405)、撮像素子14を駆動して調整パターン像40の位置を読み込み(S406)、調整パターン像40の位置が撮像画面50の中央に来るように撮像素子モジュール20の調整機構21を駆動する(S407)。
そして、ステップ406のパターンの読み込みとステップ407の位置調整を繰り返して、調整が完了したら(S408:Yes)、表示部15に調整完了段階で読み込んだ調整パターン像40を表示する(S409)と共に「この位置でよろしいですか?」等表示してユーザの指示を仰ぐ(S410)。
ユーザの図示しない操作ボタン等を操作によってNoと指示された場合には、再び調整を行う。一方、Yesと指示された場合には、メカニカルシャッタ13を閉じてミラー部17をダウンさせると共に、調整画像投影装置30による調整パターン像の投影をOFFする(S411)。そして、表示部15に「撮像素子位置調整が完了しました」等表示し(S412)、調整制御を終了する。
以上、説明したように、調整画像投影装置30を用いて、上記のような工程で撮像素子14を位置調整することで、撮像素子14による撮像範囲を、カメラボディ10におけるボディ側マウント部11に対して所定の精度で設定されているファインダ部12による視認範囲に一致させることができる。これにより、カメラボディ10に対して着脱可能な撮像素子14の装着位置に誤差が生じた場合でも、撮像素子14による撮像範囲を正しくファインダ部12で視認できるように設定することが可能となる。
なお、調整画像投影装置30によってカメラ本体10に投影する調整パターンは、上記実施形態に限定されるもではなく、適宜変更可能である。
たとえば、調整画像投影光学系33におけるパターンマスク33Bを透過型液晶によって構成し、透過型液晶によって調整パターンを形成することで、調整パターンの倍率を可変とすることができる。また、異なる調整パターンを選択可能としても良い。
すなわち、通常は、図5(a)にファインダ部12の視野範囲12Eを示すように、調整パターン像40と視野枠の間に余裕をもたせて表示した方が、調整が微妙になりすぎず良いが、より厳密に合わせたい場合には、図5(b)に視野範囲12Eを示すように調整パターン像を拡大して調整パターン像40と視野枠とをギリギリまで近づけることで、微妙な調整が可能となる。
また、位置調整のし易さの観点からは、上記のように十字線等の線によって形成された調整パターンが好ましいが、実際の風景とは異なるため、調整が許容できるのか判別しにくいと感じるユーザもいる可能性がある。
そこで、投影制御部34が備えるメモリ34A(またはカメラ制御装置16が備えるメモリ16A)等に記憶した自然画像による調整画像を調整画像投影光学系33における透過型液晶によって構成されたパターンマスク33Bに表示し、その自然画像を投影して調整しても良い。これにより、より詳細な精度の高い設定が可能となる。
たとえば、ファインダ部12の視野範囲と撮像素子14による撮像範囲とが、僅かに異なっており、ファインダ部12による自然画像の視野範囲12Eが図5(c)に示す状態であって、その状態における撮像素子14による撮像では図5(d)に示すように左下にファインダ部12の視野では見られない黒い不要物体が写っている(説明のため大きく描いているが、実際にはもっとわずかなものを想定する)。このような場合にも、微細な設定を容易に行うことができる。なお、こういったわずかな差を許容するかしないかは、ユーザの判断による。
いくつかの自然画像でファインダ部12の視野と撮像素子14による撮影像の差を確認することで、ユーザは位置調整に対して安心感を得ることができる。使用する自然画像は、デフォルト画像として調整画像投影装置30(投影制御部34)側に保持していても、カメラボディ10内の撮影データメモリにあるものを読み出して使用してもかまわない。
(第2実施形態)
つぎに、本発明の第2実施形態について、図6および図7を参照して説明する。
図6は、本発明の第2実施形態を説明する概念図であって、カメラボディ10’に調整画像投影装置30’が装着された状態を示す図である。
図7は、調整画像投影装置30’における調整パターン投影位置の自動設定の説明図である。
図6に示すカメラボディ10’および調整画像投影装置30’の基本構造は、前述した第1実施形態におけるカメラボディ10および調整画像投影装置30と同様である。このため、同じ構成要素には同符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
カメラボディ10’は、オートフォーカス機能を有するものであり、ミラー部17のY軸方向マイナス側に、測距部18を備えている。
ミラー部17は、一部がハーフミラーとなっており、そのハーフミラー部位と対応する背面部位に、サブミラー17が配設されている。
サブミラー17は、ミラー部17のハーフミラー部位を透過した像光を、Y軸方向マイナス側に反射屈折させて測距部18に導く。
測距部18は、図7(b),(d)に概念的に示すように、CCD等のラインセンサがX軸方向とY軸方向とにクロスに配置された測距素子18Sを備えており、入射する被写体像光の位相差によって被写体までの距離情報を検出する。
ここで、ファインダ部12の視野内における、測距素子18Sによる検出位置は、ファインダスクリーン12Bに形成されたAFフレームと対応するため、測距素子18Sの姿勢やファインダ部12に対する位置が厳密に合致している必要があり、また使用中のズレも許されないために製造工程において精密に位置合わせ調整が行われている。従って、測距素子18Sの出力を、ファインダ部12の視野と同等と扱うことができる。
調整画像投影装置30’は、X−Yステージ32を移動駆動する位置調整モータ32Mを備えている。
位置調整モータ32Mは、カメラボディ10のカメラ制御装置16によって、投影制御部34を介して制御駆動されるようになっている。
また、調整画像投影装置30’の調整画像投影光学系33におけるパターンマスク33Bは、図7(a),(c)における調整パターン像40を形成するように、X軸およびY軸方向に長く中央で交差する線状の十字パターンとなっている。
上記構成によれば、調整画像投影装置30’における調整パターン投影位置の設定工程を、下記のように自動的に行うことができる。
すなわち、図7(a)にファインダ部12の視野範囲12Eを示すように、調整パターン像40の中心が視野範囲12Eの中心からズレている場合には、図7(b)に中央のAFフレーム12Fと対応する測距素子18Sに到達する像を示すように、上下左右が不均等となる。これにより、測距素子18Sの出力から像位置がズレていることが解る。
カメラ制御装置16は、測距素子18Sからの出力(調整パターン像40を検出する画素18Pの位置等)に基づいて、調整画像投影装置30’における位置調整モータ32Mを駆動し、測距素子18Sの出力が図8(d)に示すように上下左右均等になるように調整する。画面中心だけでなく、周辺の測距エリアに対しても同様に検出を行い、調整パターン像と測距素子出力の位置合わせを行う。これにより、ファインダ部12の視野に対する調整パターン像の位置合わせが完了する。すなわち、調整パターン像40の中央が、ファインダ部12の視野範囲の中央に一致する。
その後、前述した第1実施形態における撮像素子14の位置調整工程と同様に、カメラボディ10’におけるミラー部17を退避位置にミラーアップさせると共にメカニカルシャッタ13を開放して撮像素子14を駆動して調整パターン像40の位置を読み込み、調整パターン像の位置が撮像画面の中央に来るように撮像素子モジュール20の調整機構21を駆動する。
これにより、撮像素子14の位置調整に関する全ての動作を自動的に行うことができる。
以上、本実施形態によると、以下の効果を有する。
(1)本実施形態では、調整画像投影装置30から調整パターン像をカメラボディ10に入射させ、調整パターン像40の中心がファインダ部12の視認範囲12Eの中心と一致するように調整した後、撮像素子14による撮影画像の中心に調整パターン像40の中心がくるよう撮像素子14の位置を調整する。これにより、カメラボディ10に対して着脱可能な撮像素子14の装着位置に誤差が生じた場合でも、撮像素子14による撮像範囲がファインダ部12による視認範囲に一致するように設定できる。
(変形形態)
以上、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)上記実施形態では、撮像素子14の位置調整は、カメラ制御装置16が撮像素子モジュール20における位置調整機構21を駆動して行うように構成されている。しかし、撮像素子14による撮影画像を表示部15に表示させ、それを見ながらユーザが位置調整機構21を手動で操作して撮像素子14の位置調整を行う構成としても良い。
(2)上記実施形態では、撮像素子14は撮像素子モジュール20のベース22に対して移動してその位置調整が行われる構成であるが、カメラボディ10の撮像モジュール装着部19に移動操作機構を備え、この移動操作機構によって撮像素子モジュール20を移動操作することで撮像素子14の位置を調整する構成としても良い。
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
10,10’:カメラボディ、11:ボディ側マウント部、12:ファインダ部、17:ミラー部、12B:ファインダスクリーン、12E:視認範囲、14:撮像素子、15:表示部、16:カメラ制御装置、18:測距部、18S:測距素子、19:撮像モジュール装着部、20:撮像素子モジュール、21:調整機構、30,30’:調整画像投影装置、32:X−Yステージ、33:調整画像投影光学系、33B:パターンマスク、33D:調整パターン、34:投影制御部、40:調整パターン像、50:撮影画像

Claims (10)

  1. 撮影レンズが着脱可能なマウント部、前記マウント部からの入射光の第1範囲を撮像する撮像素子を含む撮像部が着脱可能な装着部、及び、前記マウント部からの入射光の、前記撮像部と光路上の距離が等しい位置における第2範囲を観察可能な光学ファインダ部、を有するカメラ本体と、
    前記カメラ本体の前記マウント部に着脱可能であって、調整画像を含む調整画像含有光を発生させる調整画像投影光学系、及び、前記第2範囲が調整されるように前記調整画像投影光学系を調整可能な調整画像位置調整部、を有し、前記マウント部に装着された際に、前記調整画像投影光学系より発生された前記調整画像含有光を、前記マウント部より前記カメラ本体内へ入射させる調整画像投影装置と、
    前記第1範囲と前記第2範囲とが一致するように前記撮像素子の位置を調整可能な撮像素子位置調整部と、
    を備える撮像素子の位置調整システム。
  2. 請求項1に記載の撮像素子の位置調整システムであって、
    前記カメラ本体は、前記マウント部から入射された前記入射光の光路を、前記撮像部又は前記光学ファインダ部のいずれかへ向かうように切り替えるミラー部を備えること、
    を特徴とする撮像素子の位置調整システム。
  3. 請求項1又は2に記載の撮像素子の位置調整システムであって、
    前記調整画像位置調整部は、前記調整画像投影光学系を、該調整画像投影光学系の光軸と平行な面内で移動可能であること、
    を特徴とする撮像素子の位置調整システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像素子の位置調整システムであって、
    前記撮像素子により撮像された画像を表示可能な表示部を備えること、
    を特徴とする撮像素子の位置調整システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の撮像素子の位置調整システムであって、
    前記カメラ本体又は前記調整画像投影装置は、前記調整画像を記憶しておく記憶部を備えること、
    を特徴とする撮像素子の位置調整システム。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の撮像素子の位置調整システムであって、
    前記調整画像位置調整部は、前記光学ファインダ部で観察される像の倍率を変更可能であること、
    を特徴とする撮像素子の位置調整システム。
  7. 撮影レンズが着脱可能なマウント部、前記マウント部からの入射光の第1範囲を撮像する撮像素子を含む撮像部が着脱可能な装着部、及び、前記マウント部からの入射光の、前記撮像部と光路上の距離が等しい位置における第2範囲の像によって合焦像体を観察可能な測距部、を有するカメラ本体と、
    前記カメラ本体の前記マウント部に着脱可能であって、調整画像を含む調整画像含有光を発生させる調整画像投影光学系、及び、前記第2範囲が調整されるように前記調整画像投影光学系を調整可能な調整画像位置調整部、を有し、前記マウント部に装着された際に、前記調整画像投影光学系より発生された前記調整画像含有光を、前記マウント部より前記カメラ本体内へ入射させる調整画像投影装置と、
    前記第1範囲と前記第2範囲とが一致するように前記撮像素子の位置を調整可能な撮像素子位置調整部と、
    を備える撮像素子の位置調整システム。
  8. 撮影レンズが着脱可能なマウント部と、
    前記マウント部からの入射光の第1範囲を撮像する撮像素子を含む撮像部が着脱可能な装着部と、
    前記マウント部からの入射光の、前記撮像部と光路上の距離が等しい位置における第2範囲を観察可能な光学ファインダ部と、を備え、
    調整画像を含む調整画像含有光を発生させる調整画像投影光学系、及び、前記第2範囲が調整されるように前記調整画像投影光学系を調整可能な調整画像位置調整部、を有し、
    前記マウント部に装着された際に、前記調整画像投影光学系より発生された前記調整画像含有光を、前記マウント部より前記カメラ本体内へ入射させる調整画像投影装置が前記マウント部に装着可能であって、
    前記第1範囲と前記第2範囲とが一致するように前記撮像素子の位置を調整可能な撮像素子位置調整部を更に備えるカメラ本体。
  9. 撮影レンズが着脱可能なマウント部、前記マウント部からの入射光の第1範囲を撮像する撮像素子を含む撮像部が着脱可能な装着部、及び、前記マウント部からの入射光の、前記撮像部と光路上の距離が等しい位置における第2範囲を観察可能な光学ファインダ部、前記第1範囲と前記第2範囲とが一致するように前記撮像素子の位置を調整可能な撮像素子位置調整部と、を有するカメラ本体の前記マウント部に着脱可能であって、
    調整画像を含む調整画像含有光を発生させる調整画像投影光学系と、
    前記第2範囲が調整されるように前記調整画像投影光学系を調整可能な調整画像位置調整部と、を有し、
    前記マウント部に装着された際に、前記調整画像投影光学系より発生された前記調整画像含有光を、前記マウント部より前記カメラ本体内へ入射させる調整画像投影装置。
  10. 撮影レンズが着脱可能なマウント部、前記マウント部からの入射光の第1範囲を撮像する撮像素子を含む撮像部が着脱可能な装着部、及び、前記マウント部からの入射光の、前記撮像部と光路上の距離が等しい位置における第2範囲を観察可能な光学ファインダ部、を有するカメラ本体と、
    前記カメラ本体の前記マウント部に着脱可能であって、調整画像を含む調整画像含有光を発生させる調整画像投影光学系、及び、前記第2範囲が調整されるように前記調整画像投影光学系を調整可能な調整画像位置調整部、を有し、前記マウント部に装着された際に、前記調整画像投影光学系より発生された前記調整画像含有光を、前記マウント部より前記カメラ本体内へ入射させる調整画像投影装置と、
    前記第1範囲と前記第2範囲とが一致するように前記撮像素子の位置を調整可能な撮像素子位置調整部と、を備える撮像素子の位置調整システムにおいて、
    前記調整画像投影装置の前記調整画像投影光学系より前記調整画像含有光を発生させ、
    前記マウント部より前記カメラ本体に入射した前記調整画像含有光の前記第2範囲を前記光学ファインダ部より観察し、
    前記光学ファインダ部で観察される前記第2範囲を前記調整画像位置調整部で調整し、
    前記撮像素子により撮像される前記第1範囲を前記撮像素子位置調整部で調整することにより、前記第1範囲と前記第2範囲とを一致させる撮像素子の位置調整方法。
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