JP2013167605A - 燃料性状検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 燃料漏れを抑制可能な燃料性状検出装置を提供する。
【解決手段】 燃料性状検出装置10の第1電極50は、第1ハウジング20に対し離間している。第1電極50と第1ハウジング20との間には、弾性体からなるOリング60が設けられている。ガラスシール80は、第2電極70の一端部71と他端部72との中間に設けられ、第2電極70を支持する。したがって、落下時や衝突時に第1ハウジング20に加わる衝撃は、第1電極50に伝わる前にOリング60により弱められる。Oリング60は、緩衝材として機能する。そのため、上記衝撃によるガラスシール80の割れを抑制可能である。また、第2電極70の一端部71は、他端部が片持ち支持される場合と比べ、振動し難い。それゆえ、上記振動によるガラスシール80の割れを抑制可能である。
【選択図】図2

Description

本発明は、燃料の性状を検出する燃料性状検出装置に関する。
従来、内燃機関に燃料を供給する燃料供給系統に設けられ、燃料のアルコール濃度または酸化状態などを検出する燃料性状検出装置が知られている。特許文献1に開示された燃料性状検出装置は、第1ハウジング内の燃料に浸漬された第1電極と第2電極との間の静電容量に基づき燃料のアルコール濃度を検出する。
第1電極は、筒状に形成され、第1ハウジングの開口から第1ハウジング内に挿入されている。第1電極は、第1ハウジングの開口縁部に軸方向に押し付けられている。第2電極は、筒状に形成され、第1電極内に挿入されている。第2電極は、第1電極の内壁に固定された絶縁部材により片持ち支持されている。絶縁部材は、ガラスシールが採用されている。ガラスシールは、燃料に対する耐性があり且つ電気的な温度特性が安定している一方で、衝撃に弱い。
特開2010−145279号公報
特許文献1に開示された燃料性状検出装置では、落下時や衝突時に第1ハウジングに加わる衝撃は、第1電極を介してガラスシールに直接伝わる。そのため、上記衝撃によるガラスシールの割れが懸念される。
また、第2電極は、基端部が片持ち支持されているため、先端部が振動しやすい。上記振動は、第2電極の基端部を介してガラスシールに直接伝わる。そのため、上記振動に起因して過大応力が作用することによるガラスシールの割れが懸念される。ガラスシールが割れると燃料漏れが生じる。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、燃料漏れを抑制可能な燃料性状検出装置を提供することである。
請求項1に記載の発明による燃料性状検出装置は、通路部材、第1電極、第2電極、電極保持部材、弾性部材および絶縁部材を備える。
通路部材は、燃料通路、および、燃料通路に通じる開口を有する。電極保持部材は、通路部材の開口に挿入され、通路部材に固定されている。
第1電極は、電極保持部材から燃料通路内まで延びるように筒状に形成されている。また、第1電極は、通路部材に対し離間し、燃料通路側の先端部が燃料通路内の燃料に侵漬される。
第2電極は、第1電極の径内方向で当該第1電極の軸方向に延びるように筒状に形成されている。また、第2電極は、第1電極に対し離間し、燃料通路側の一端部が第1電極内の燃料に浸漬される。
弾性部材は、電極保持部材に対し燃料通路側に位置し、第1電極と通路部材との間の隙間を液密に封止している。
絶縁部材は、電極保持部材に対し燃料通路側に位置し、第1電極と第2電極との間の隙間を液密に封止している。また、絶縁部材は、第2電極の一端部と他端部との間に設けられている。
したがって、落下時や衝突時に通路部材に加わる衝撃は、第1電極に伝わる前に弾性部材により弱められる。弾性部材は、緩衝材として機能する。そのため、上記衝撃による絶縁部材の割れを抑制可能である。それゆえ、絶縁部材の割れに起因した燃料漏れを抑制することができる。
また、第2電極は、一端部と他端部との間で支持されていることから、他端部が片持ち支持される場合と比べて一端部が振動しにくい。そのため、上記振動によるガラスシールの割れを抑制可能である。それゆえ、絶縁部材の割れに起因した燃料漏れを抑制することができる。
本発明の第1実施形態による燃料性状検出装置が適用された燃料供給系統を示す構成図である。 図1の燃料性状検出装置の断面図である。 図2の矢印III部分の拡大図である。 図2の燃料性状検出装置の各電極間の静電容量と、燃料のエタノール濃度と、燃料の温度との関係を示す特性図である。
以下、本発明の実施形態による燃料性状検出装置を図面に基づき説明する。
(一実施形態)
本発明の一実施形態による燃料性状検出装置は、図1に示す自動車用の燃料供給系統で用いられる。この燃料供給系統は、図示しないエンジンに燃料を供給するシステムであり、燃料タンク101、燃料ポンプ102、燃料配管103、デリバリパイプ104、インジェクタ105および電子制御装置106等を備えている。
燃料タンク101内の燃料は、燃料ポンプ102により燃料配管103を経由しデリバリパイプ104に圧送される。デリバリパイプ104内の燃料は、インジェクタ105からエンジンの吸気管内や気筒内に噴射される。電子制御装置106は、インジェクタ105の作動を制御する。燃料性状検出装置10は、燃料配管103の途中に設けられている。
燃料タンク101内には、例えばエタノールとガソリンとが混合されたエタノール混合ガソリン等が給油される。このエタノール混合ガソリンのエタノール濃度は0〜100[%]の間で適宜選択可能である。したがって、燃料タンク101内の燃料のエタノール濃度は、給油時点を境に変動する可能性がある。
燃料性状検出装置10は、燃料配管103内を流れる燃料のエタノール濃度を検出する。電子制御装置106は、燃料性状検出装置10が検出したエタノール濃度に応じて燃料噴射量や燃料噴射時期などを制御することにより、エンジンを最適条件で作動させる。この最適条件は、エンジンの排気中の有害物質量が可及的に少なくなること等を考慮し設定される。
以下、燃料性状検出装置10を図2、図3に基づき説明する。燃料性状検出装置10は、第1ハウジング20、接続管30、31、第2ハウジング40、第1電極50、Oリング60、第2電極70、ガラスシール80、サーミスタ90および回路部95を備えている。
第1ハウジング20は、特許請求の範囲に記載の「通路部材」に相当する。第1ハウジング20は、燃料通路24を有する筒部21、筒部21の一端を塞ぐ底部22、および、筒部21の開口25側の他端から径外方向に延びる取付部23を有する。
筒部21は、底部22側の端部を貫通する通孔26、27を有する。通孔26、27には、接続管30、31が嵌合している。接続管30、31と通孔26、27との隙間は、液密に封止されている。接続管30、31は、図1の燃料配管103に接続可能である。
第2ハウジング40は、樹脂製であり、回路ケース部41、コネクタ部42および電極保持部43から一体に形成されている。電極保持部43は、特許請求の範囲に記載の「電極保持部材」に相当する。
回路ケース部41は、箱状に形成され、第1ハウジング20の取付部23に固定されている。回路ケース部41は、回路部95を収容している。
コネクタ部42は、回路部95に接続する複数の端子44を内包している。端子44は、回路部95を図1の電子制御装置106や図示しない電源等に接続可能である。
電極保持部43は、回路ケース部41の底部から第1ハウジング20内に突き出すように円筒状に形成されている。電極保持部43は、第1ハウジング20の開口25に挿入されている。
第1電極50は、第2ハウジング40の電極保持部43から燃料通路24内まで延びるように筒状に形成されている。第1電極50は、第1ハウジング20に対し離間している。第1電極50の基端部51は、電極保持部43に埋め込まれている。第1電極50の先端部52は、燃料通路24内の燃料に侵漬される。先端部52は、第1ハウジング20の通孔26から通孔27までの流通経路上に空く一対の通孔54、55を有する。端子56は、第1電極50と回路部95とを電気的に接続する。
Oリング60は、特許請求の範囲に記載の「弾性部材」に相当する。Oリング60は、第1電極50と第1ハウジング20の筒部21との間に設けられている。Oリング60は、ゴム製であり、第1電極50と第1ハウジング20との環状隙間を液密に封止している。
第2電極70は、第1電極50の径内方向で第1電極50の軸方向に延びるように筒状に形成されている。第2電極70は、第1電極50と同軸上に配置され、第1電極50から離間している。第2電極70のうち燃料通路24側の一端部71は、端が塞がれており、第1電極50内の燃料に浸漬される。端子73は、第2電極70と回路部95とを電気的に接続する。
燃料通路24内を燃料が流れるとき第1電極50と第2電極70との間には燃料が満たされる。このとき、第1電極50および第2電極70は、燃料を誘電体とするコンデンサを構成する。
ガラスシール80は、特許請求の範囲に記載の「絶縁部材」に相当する。ガラスシール80は、第1電極50と第2電極70との間に設けられている。ガラスシール80は、ガラスを主成分とする絶縁体であり、第1電極50と第2電極70との環状隙間を液密に封止している。
サーミスタ90は、抵抗体91およびリード線92、93を有する。抵抗体91は、温度に応じて電気抵抗が変化する特性を有する。抵抗体91は、例えば放熱グリス等の熱伝導物質が充填された第2電極70の一端部71内に配置される。リード線92、93は、抵抗体91と回路部95とを電気的に接続する。サーミスタ90は、燃料通路24内の燃料の温度を検出する温度センサである。
回路部95は、第2ハウジング40の回路ケース部41に固定される基板96、および、基板96上の複数の電子部品からなる濃度算出部97を有する。
濃度算出部97は、第1電極50と第2電極70との間の充放電により各電極間の静電容量を算出する。また、濃度算出部97は、サーミスタ90の電気抵抗に基づき燃料通路24内の燃料の温度を算出する。
各電極間の静電容量は、燃料のエタノール濃度および燃料の温度によって変化する。濃度算出部97は、上記特性を利用し、図4に示す関係から各電極間の静電容量Cと燃料の温度Tとに基づき燃料のエタノール濃度Dを算出する。
次に、第1電極50およびガラスシール80を図3に基づき更に詳しく説明する。
ガラスシール80は、第1電極50の軸方向でOリング60よりも先端部52側に位置している。第1電極50は、軸方向でガラスシール80に対応する位置から径外方向に突き出す鍔部53を形成している。鍔部53は、第2ハウジング40の電極保持部43と共に、Oリング60が嵌る環状溝57を区画形成している。鍔部53は、Oリング60の燃料通路24側への抜け止めを為す抜け止め手段として機能する。
ガラスシール80は、軸方向で第2電極70の一端部71と他端部72との中間に位置している。第2電極70は、ガラスシール80により軸方向の中間部が支持されている。ガラスシール80は、第2電極70の固定手段として機能する。
ガラスシール80は、高温下で各電極間に溶融接着されたあと冷却されることにより、第1電極50の熱収縮に伴う圧縮力が加えられた状態で固化する。鍔部53は、第1電極50のうちガラスシール80の径外方向に位置する部分を肉厚にし、製造過程でガラスシール80からの反力を受け第1電極50が変形することを抑制する変形抑制手段として機能する。
第1電極50の鍔部53の外径は、第1ハウジング20の筒部21の内径よりも小さい。鍔部53と筒部21との間には隙間がある。
第1電極50の先端部52は、第1ハウジング20の底部22の凹部28内に挿入されている。先端部52と底部22との間には隙間がある。
第2ハウジング40の電極保持部43と第1ハウジング20との隙間の径方向距離S1は、第1電極50の鍔部53と第1ハウジング20の筒部21との隙間の径方向距離S2よりも小さい。また、径方向距離S1は、第1電極50の先端部52と第1ハウジング20の底部22との隙間の径方向距離S3よりも小さい。
Oリング60は、径方向に圧縮された状態で第1電極50と第1ハウジング20との間に設けられている。ここで、第1電極50と第1ハウジング20とは熱膨張率が互いに異なるため、第1電極50と第1ハウジング20との隙間の径方向距離は温度変化に応じて変化する。Oリング60は、上記径方向距離の変化に従って変形し、常に第1電極50と第1ハウジング20とに接触し燃料の漏れを防止する。
以上説明したように、本実施形態による燃料性状検出装置10では、第1電極50は、第1ハウジング20に対し離間している。第1電極50と第1ハウジング20との間には、弾性体からなるOリング60が設けられている。
したがって、落下時や衝突時に第1ハウジング20に加わる衝撃は、第1電極50に伝わる前にOリング60により弱められる。Oリング60は、緩衝材として機能する。そのため、上記衝撃によるガラスシール80の割れを抑制可能である。それゆえ、ガラスシール80の割れに起因した燃料漏れを抑制することができる。
また、本実施形態では、ガラスシール80は、第2電極70の一端部71と他端部72との中間に設けられ、第2電極70を支持する。そのため、第2電極70の一端部71は、他端部が片持ち支持される場合と比べ、振動し難い。それゆえ、上記振動によるガラスシール80の割れを抑制可能である。したがって、ガラスシール80の割れに起因した燃料漏れを抑制することができる。
また、本実施形態では、第1電極50と第2電極70とは、ガラスシール80で絶縁されている。ガラスシール80は、燃料に対する耐性があり且つ電気的な温度特性が安定している。そのため、燃料性状検出装置10は、耐久性があり、且つ検出精度が高い。
また、本実施形態では、ガラスシール80は、第1電極50の軸方向でOリング60よりも先端部52側に位置する。第1電極50は、軸方向でガラスシール80に対応する位置から径外方向に突き出す鍔部53を形成している。そのため、鍔部53は、Oリング60の燃料通路24側への抜け止めを為す。さらに、鍔部53は、第1電極50のうちガラスシール80の径外方向に位置する部分を肉厚にするため、製造過程でガラスシール80からの反力を受け第1電極50が変形することを抑制可能である。
また、本実施形態では、第1電極50の鍔部53と第2ハウジング40の電極保持部43とは、Oリング60が嵌る環状溝57を区画形成する。そのため、Oリング溝を別途設ける必要がない。
また、本実施形態では、第2ハウジング40の電極保持部43と第1ハウジング20との隙間の径方向距離S1は、第1電極50の鍔部53と第1ハウジング20の筒部21との隙間の径方向距離S2よりも小さい。また、径方向距離S1は、第1電極50の先端部52と第1ハウジング20の底部22との隙間の径方向距離S3よりも小さい。そのため、電極保持部43が第1ハウジングに対し径方向に相対移動する場合でも、第1電極50と第1ハウジング20とが接触することなく、電極保持部43と第1ハウジング20とが接触する。それゆえ、第1ハウジング20に加わる衝撃が第1電極50を介してガラスシール80に直接伝わることを確実に回避可能である。
(他の実施形態)
本発明の他の実施形態では、ガラスシールは、第2電極の一端部と他端部との中間に位置していなくてもよい。ガラスシールは、一端部と他端部との間に位置していればよい。
本発明の他の実施形態では、ガラスシールに代えて、他の絶縁体が設けられてもよい。
本発明の他の実施形態では、Oリングに代えて、他の弾性部材が設けられてもよい。
本発明の他の実施形態では、第1電極と第1ハウジングとの隙間の径方向距離は、第1ハウジングと第2ハウジングの電極保持部との隙間の径方向距離より小さくてもよい。
本発明の他の実施形態では、第1電極は、鍔部を形成しなくてもよい。
本発明の他の実施形態では、第1電極の先端部は、第1ハウジングの底部の凹部内に挿入されていなくてもよい。
本発明の他の実施形態では、燃料性状検出装置は、エタノール以外のアルコールとガソリンとが混合されたアルコール混合ガソリンのアルコール濃度を検出するものであってもよい。
本発明の他の実施形態では、燃料性状検出装置は、燃料のアルコール濃度に限らず、例えば燃料の酸化状態等の他の性質を検出するものであってもよい。
本発明の他の実施形態では、燃料性状検出装置は、電極間の静電容量に限らず、例えば電極間の抵抗値等の他の電気的特性に基づき燃料のエタノール濃度を検出してもよい。
本発明の他の実施形態では、第1電極および第2電極は、円筒状に限らず、筒状であればよい。
本発明の他の実施形態では、燃料性状検出装置は、燃料配管に限らず、燃料供給系統の別の箇所に設けられてもよい。
以上、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の形態で実施することができる。
10・・・燃料性状検出装置
20・・・第1ハウジング(通路部材)
24・・・燃料通路
25・・・開口
43・・・電極保持部(電極保持部材)
50・・・第1電極
52・・・先端部
70・・・第2電極
71・・・一端部
72・・・他端部
60・・・Oリング(弾性部材)
80・・・ガラスシール(絶縁部材)

Claims (6)

  1. 燃料通路(24)、および、前記燃料通路に通じる開口(25)を有する通路部材(20)と、
    前記通路部材の前記開口に挿入され、前記通路部材に固定されている電極保持部材(43)と、
    前記電極保持部材から前記燃料通路内まで延びるように筒状に形成され、前記通路部材に対し離間し、前記燃料通路側の先端部(52)が前記燃料通路内の燃料に侵漬される第1電極(50)と、
    前記第1電極の径内方向で当該第1電極の軸方向に延びるように筒状に形成され、前記第1電極に対し離間し、前記燃料通路側の一端部(71)が前記第1電極内の燃料に浸漬される第2電極(70)と、
    前記電極保持部材に対し前記燃料通路側に位置し、前記第1電極と前記通路部材との間の隙間を液密に封止している弾性部材(60)と、
    前記電極保持部材に対し前記燃料通路側に位置し、前記第2電極の前記一端部と他端部(72)との間に設けられ、前記第1電極と前記第2電極との間の隙間を液密に封止している絶縁部材(80)と、
    を備えることを特徴とする燃料性状検出装置(10)。
  2. 前記絶縁部材は、ガラスシールであることを特徴とする請求項1に記載の燃料性状検出装置。
  3. 前記絶縁部材は、前記第2電極の軸方向で当該第2電極の前記一端部と前記他端部との中間に位置していることを特徴とする請求項1または2に記載の燃料性状検出装置。
  4. 前記絶縁部材は、軸方向で前記弾性部材よりも前記第1電極の前記先端部側に位置し、
    前記第1電極は、軸方向で前記絶縁部材に対応する位置から径外方向に突き出す鍔部(53)を形成していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の燃料性状検出装置。
  5. 前記弾性部材は、Oリングであり、
    前記第1電極の前記鍔部と前記電極保持部材とは、前記弾性部材が嵌る環状溝(57)を区画形成していることを特徴とする請求項4に記載の燃料性状検出装置。
  6. 前記通路部材と当該通路部材内の前記電極保持部材との隙間の径方向距離(S1)は、前記第1電極と前記通路部材との隙間の径方向距離(S2、S3)よりも小さいことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の燃料性状検出装置。
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