JP2013166339A - 画像形成装置、方法、システム、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】管理者が煩雑な設定をすることなく消費電力の抑制が可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】電力消費量の予測データを取得する取得手段(S602)と、電力消費量の予測データに基づいて、自装置の停止又は起動を設定する設定手段(S605、S606)とを有することを特徴とする画像形成装置。
【選択図】図8

Description

本発明は、電力消費予想に基づいて、停止および起動時刻をスケジューリングし、さらに、電力消費量が供給能力量に近づいていることを利用者に認識させる画像形成装置に関する。
近年、電力会社からの電力供給不足により、企業は電力消費制限や電力使用量ピークの平準化を求められるようになってきた。
そこで、電力管理サーバを設置して、画像形成装置や複数の画像形成装置からなるグループを監視し、また、電力消費量の上限を設定や、上限を超過した場合にユーザーによる使用を制限する技術が知られている(例えば特許文献1参照。)。
特開2002−292977号公報
特許文献1の方法では、画像形成装置の管理者が、電力管理サーバで管理されている画像形成装置や複数の画像形成装置からなるグループに対して、電力消費量の上限を設定する必要がある。妥当性のある上限値を設定することは、管理者にとって非常に手間がかかり煩わしいという課題がある。
上記課題を解決するために、本願発明に係る画像形成装置は、電力消費量の予測データを取得する取得手段と、前記電力消費量の予測データに基づいて、自装置の停止又は起動を設定する設定手段とを有する。
管理者が煩雑な設定をすることなく消費電力の抑制が可能な画像形成装置を提供する。
本発明の実施例に係るシステムの構成を示す図である。 本発明の実施例に係るシステムにおける各装置のハード構成を示す図である。 本発明の実施例に係る表示画面の一例を示す図である。 (a)は、電力消費予測テーブルの一例であり、(b)は、電力消費実績テーブル410の一例である。 本発明の実施例に係る画像形成装置の機能構成を示す図である。 本発明の実施例1に係る画像形成装置によるスケジューリング処理の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例2に係る画像形成装置によるスケジューリング処理の処理手順を示すフローチャートである。 電力管理サーバによる監視処理の処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
<システム全体構成>
図1は、本発明の実施の形態に係る電力管理システムの全体構成を示す図である。
電力管理システムは、電力管理サーバ101、クライアント102、画像形成装置103A,103B、電力情報供給サーバ105を含む。各装置は、ネットワーク104を介して接続されている。
画像形成装置103は、図1に示す画像形成装置103A、103Bのように、複数台接続されていてもよい。
ネットワーク104は、例えば、インターネット等のLAN、WAN、電話回線、専用デジタル回線、ATMやフレームリレー回線、ケーブルテレビ回線、データ放送用無線回線等の回線網を利用することができる。また、これらの組み合わせにより実現される、いわゆる通信ネットワークであってもよい。なお、ネットワーク104は、データの送受信が可能であればどのような回線網であってもよい。なお、クライアント102から電力管理サーバ101、画像形成装置103、又は電力情報供給サーバ105への通信手段と、画像形成装置103から、電力管理サーバ101又は電力情報供給サーバ105への通信手段と、はそれぞれ異なっていてもよい。
以降、画像形成装置103A、103Bを画像形成装置103と記載する。
<ハードウェア構成>
図2は、本発明の実施形態に係る電力管理サーバ101、クライアント102、画像形成装置103、及び電力情報供給サーバ105のハードウェア構成を示す図である。
CPU202は、装置全体の制御を行う中央制御装置であり、ハードディスク(HDD)205に格納されているアプリケーションプログラム、OS等を実行し、RAM203にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に格納する等の制御を行う。
ROM204は、記憶手段として機能し、基本I/Oプログラム等のプログラム、印刷処理の際に使用する印刷データ、プリンタ情報等の各種データを記憶する。
RAM203は、一時記憶手段として情報を記憶し、CPU202の主メモリ、ワークエリア等として利用される。
HDD205は、大容量メモリとして機能するハードディスク(HDD)であり、外部接続であってもよい。HDD205は、Webブラウザ等のアプリケーションプログラム、プリントサーバプログラム、OS、関連プログラム等を格納している。
表示装置206は、表示手段として機能する例えばディスプレイであり、キーボード207から入力したコマンドや、プリンタのステータス等を表示したりする。
インターフェース208は、外部装置I/Fであり、プリンタ、USB機器、周辺機器と接続を可能にする。
キーボード207は、ユーザからの指示を受け付ける指示入力手段として機能する。
バス201は、電力管理サーバ101、クライアント102内において、接続される装置間でデータが送受信される。
NIC209は、ネットワークインターフェースカード(NIC)であり、該NIC209、ネットワーク104を介して外部装置とデータをやり取りすることができる。
なお、上術の構成は一例であり、図2の構成例に限定されるものではない。例えば、データやプログラムの格納先は、その特徴に応じてROM、RAM、HDD等に変更することも可能である。
画像形成装置103が備えるコントローラ230は、画像形成装置103全体の動作を制御する中央制御装置である。
CPU210は、演算装置等から構成され、システムバス218に接続される各種デバイスとのアクセスを統括的に制御する。この制御は、ROM212に記憶された制御プログラム等あるいはディスクコントローラ(DKC216)を介して接続された外部メモリ222に記憶された制御プログラムやリソースデータ(資源情報)等に基づく。
RAM211は、CPU210の主メモリ、ワークエリア等として機能する。なお、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。
HDD213は、大容量メモリとして機能し、画像形成装置103上で動作するプログラム等を格納する。
操作パネル221は、表示機能及び入力機能を備えるタッチパネル等から構成される。操作パネル221は、画像形成装置103の動作モード等の設定や画像形成装置103の動作状況の表示、複写指定等の操作を行うためのボタンおよび液晶パネルやLED214等を表示する。
NIC219は、外部装置とのデータのやり取りを行うためのインターフェースとして機能する。
ラスタコントローラ215は、PDL言語・PDF言語などの印刷データを画像データに変換する。
機器I/F217は、USB等と接続するためのインターフェースとして機能する。
なお、プリントエンジン220は既知の印刷技術を利用するものであり、好適な実施系として例えば電子写真方式(レーザービーム方式)やインクジェット方式、昇華方(熱転写)方式等がある。
<電力管理サーバ>
電力管理サーバ101は、画像形成装置103の動作状況を管理する。また、電力管理サーバ101は、電力情報供給サーバ105から電力消費予測や電力消費実績等の情報を取得し、その情報を元に画像形成装置103に対して、停止や起動の制御を行うサーバコンピュータである。なお、電力管理サーバ101において動作するプログラムは、図2で示したHDD205に記憶されており、CPU202によってRAM203にロードされ実行される。また電力情報供給サーバ105で保持されるデータはプログラムにより、HDD205に保存し、RAM203にロードされ利用される。
<クライアント102>
クライアント102は、例えば、デスクトップパソコン、ノートパソコン、モバイルパソコン、PDA(パーソナルデータアシスタント)等から成るが、プログラムの実行環境が内蔵された携帯電話であってもよい。
なお、クライアント102上で動作するプログラムは図2で示したHDD205に記憶されており、CPU202によってRAM203にロードされ実行される。またクライアント102で保持されるデータはプログラムによりHDD205に保存、RAM203にロードされ利用される。
<電力情報供給サーバ105>
電力情報供給サーバ105は、電力消費予測や電力消費実績等を提供するサーバコンピュータであり、電力会社や企業内の電力管理部門等が管理するものである。
なお、電力情報供給サーバ105上で動作するプログラムは図2で示したHDD205に記憶されており、CPU202によってRAM203にロードされ実行される。また電力情報供給サーバ105で保持されるデータはプログラムにより、HDD205に保存し、RAM203にロードされ利用される。
図4(a)は、電力消費予測テーブル400の一例を示す。また、図4(b)は、電力消費実績テーブル410の一例を示す。電力消費予測テーブル400、電力消費実績テーブル410は、電力情報供給サーバ105のHDD205により保持される。なお、これらのテーブルは画像形成装置103および電力管理サーバ101からネットワーク104を介して、参照可能なデータである。
電力消費予測テーブル400は、DATE(日付)401、TIME(時間)402、消費予測値403、供給予測404、消費割合405等の項目により構成される。
消費予測値403は、電力会社や企業内の電力管理部門が、過去の電力消費量の実績等を元に管理範囲内における全体の消費電力量を予測した値である。
供給予測404は、電力会社や企業内の電力管理部門が、管理範囲内において電力供給が可能な出力電力の予測値である。
消費割合405は、供給予測404に対する消費予測値403の割合をパーセントで示したものである。
電力消費実績テーブル410は、DATE(日付)401、TIME(時間)402、実績値411等の項目から構成される。実績値411は、電力会社や企業内の電力管理部門が、管理範囲内において消費された電力消費の実績を記録した値である。
<画像形成装置103>
図5は、画像形成装置103の機能構成を示す図である。なお、画像形成装置103の各ソフトウェアモジュールに係るプログラムは図2で示したHDD213に記憶されており、CPU210によってRAM211にロードされ実行される。また画像形成装置103が保持するデータは、HDD213に保存、RAM211にロードされるようにして利用される。
図5に示す画像形成部514は、紙のハンドリングや画像転写・定着等の一連の画像形成プロセスを実行して、記録紙等の記録媒体上に画像を形成する。この画像形成部514は、例えばインクジェットプリンタや電子写真方式の画像形成ユニットを備えている。
画像読み取り部518は、スキャナ等を備え、原稿画像を光学的に読み取ってディジタル画像情報に変換する。また、画像読み取り部518は、ディジタル画像情報を画像形成のために画像形成部514に出力し、又はファックス部513やネットワークインタフェース部515等に回線を介して伝送する。
デバイスコントローラ510は、画像形成部514及び画像読み取り部518それぞれの動作を制御する。例えば画像読み取り部518で読み取った原稿情報を画像形成部514で複写するよう制御する。また、デバイスコントローラ510は、操作部制御部511、電力情報制御部512、ファックス部513、ネットワークインタフェース部515、プリント処理部516、外部記憶装置制御部517、を有し、これら各部の間の情報のやり取りを制御する。
操作部制御部511は、操作パネルを介して入力されたユーザの操作に応じた信号を生成する。また、操作部制御部511は、操作部(又は表示部)等に各種データやメッセージ等を表示するように制御する。
ファックス部513は、ファクシミリ画像の送受信、即ち、画像読み取り部518で読み取ったディジタル画像情報を相手先に送信し、または、受信したファクシミリ信号を復号して画像形成部514により画像形成っさせる等の処理を実行する。
ネットワークインタフェース部515は、通信回線を介して他の通信端末との間のデータの送受信を制御する。
プリント処理部516は、例えばネットワークインタフェース部515を介して入力された印刷データを画像形成のための処理を実行して、画像形成部514に出力する。
外部記憶装置制御部517は、画像読み取り部518で読み取った画像を画像形成部514で外部記憶装置に保存可能なデータフォーマットに変換し、外部記憶装置に保存する。また、外部記憶装置制御部517は、外部記憶装置に保存したデータを読み出し、画像形成部514を介して印刷処理を行い、ネットワークインタフェース部515を介して外部にネットワーク送信する。
仮想マシン(Virtual Machine)505は、デバイスコントローラ510の上位に位置し、この仮想マシン505からデバイスコントローラ510を制御できるように構成されている。
ネットワークインタフェース部515は、デバイスコントローラ510と、仮想マシン505との双方から直接利用でき、それぞれ独立して外部ネットワークにアクセスすることができるよう構成されている。
仮想マシン505の上位には、仮想マシン505が提供するAPI(Application Programming Interface)に対応したプログラミング言語で記述されたアプリケーションが存在している。これらのアプリケーションは、仮想マシン505を介して間接的にデバイスコントローラ510を制御し、また画像形成部514や画像読み取り部518を制御することができる。本実施例では、アプリケーションとして、例えば、コピーアプリケーション501、メール502、ファックス503等のアプリケーションが備えられる。これらアプリケーションは仮想マシン505上からアンインストールしたり、更に新たにアプリケーション504としてインストールしたりするといった事が可能なように構成されている。また、上述したアプリケーションは本実施例としては画像形成装置103にインストールされるアプリケーションとして説明したが、ハードウェアとして備えられていても良い。また外部装置として画像形成装置103と通信可能に接続されたコンピュータ上のアプリケーションとして備えていても良い。なお、これらのアプリケーションの詳細は後述する。
<画像形成装置の操作画面>
図3は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の操作部制御部511やコピーアプリケーション501が生成し、操作部制御部511が操作パネル221に表示する画面の一例を示す図である。
図3(a)に示すホーム画面300は、操作部制御部511により生成される画面であり、消費電力表示領域301、アプリケーション選択領域302、メッセージ表示領域303から構成される。
消費電力表示領域301は、画像形成装置103が属する電力会社や企業内の電力管理部門の管理内における電力消費割合を表示する。なお、この電力消費割合は、画像形成装置103の電力情報制御部512が定期的に電力情報供給サーバ105から電力消費予測テーブル400を取得し、現在のDATE(日付)401およびTIME(時間)402に対応する消費割合405である。
アプリケーション選択領域302には、画像形成装置103にインストールされたアプリケーションを起動するためのアプリケーションボタンが配置される。図3(a)は、コピーアプリケーション、スキャンして送信するアプリケーション、FAXアプリケーションを起動するためのボタンが配置されている例を示す。
図3(b)に示すホーム画面310は、消費電力表示領域301に表示される消費割合405がある一定の割合を超過するときにアプリケーション選択領域302の背景色を変更することを示している。例えば、現在の時刻が2011年8月25日の15時の場合、図4の電力消費予測テーブル400の消費割合405に従って「93%」が表示される。消費割合405が90%を超えた場合、アプリケーション選択領域302の背景色を黄色等に変更(図では斜線で示す範囲における変更)することにより、ユーザに対し消費割合の予測が高いことの注意を促している。
図3(c)に示すホーム画面320は、図4の電力消費予測テーブル400の消費割合405が閾値を超える場合に、メッセージ表示領域303に、電源を自動的にOFFする内容を示すメッセージを表示する。図3(c)に示す例では、所定の「95%」を閾値としている。現在の日付が2011年8月25日の場合、消費割合405が閾値以上となる95%を超えるのは17時台から19時台の予測日時であるため、17時から20時の間、電源をOFFする旨がメッセージ表示領域303に表示される。
(実施例1)
<画像形成装置によるスケジューリング処理を示すフローチャート>
図6は、画像形成装置103が電力情報供給サーバ105から電力消費予測テーブル400を入手し、その内容に基づいて、スケジュールを設定する処理を示すフローチャートである。
まずS601において、画像形成装置103のCPU210は、NIC219およびネットワーク104を介して、電力情報供給サーバ105のHDD205に格納されている電力消費予測テーブル400を参照する。電力消費予測テーブル400が更新されていない場合は、定期的に電力消費予測テーブル400の参照を繰り返す。
S601において電力消費予測テーブル400が更新されている場合は、S602にて画像形成装置103のCPU210は、電力消費予測テーブル400を画像形成装置103のHDD213へ取得する。
次に、S603にて画像形成装置103のCPU210は、電力消費予測テーブル400のデータ内容を解析する。具体的には、予め設定された消費割合405に対する閾値に対応するDATE401およびTIME402を判別する。例えば、電力消費予測テーブル400の消費割合405が90%以上を「注意」、95%以上が「警告」というように、設定することがでる。
次にS604にて画像形成装置103のCPU210は、電力消費予測テーブル400の消費割合405が95%以上となるも日時が存在するかどうかを判定する。存在しない場合はS607へ進む。一方、存在する場合、S605にて画像形成装置103のCPU210は、消費割合405が95%以上に達するDATE401およびTIME402に対応する日時に画像形成装置103が停止するようにスケジューリングする。
次に、S606において画像形成装置103のCPU210は、消費割合405が95%未満に低下するDATE401およびTIME402に対応する日時に、画像形成装置103が起動するようにスケジューリングする。
次に、S607にて画像形成装置103のCPU210は、電力消費予測テーブル400の消費割合405が90%以上で95%未満の予測データが存在するかどうかを判定する。存在しない場合は処理を終了する。一方、存在する場合、S608にて画像形成装置103のCPU210は、消費割合405が90%以上で95%未満のDATE401およびTIME402に対応する日時に、操作パネル221の表示内容を変更するようにスケジューリングする。具体例としては図3のホーム画面310のアプリケーション選択領域302の背景を黄色に変更することにより、ユーザに対して消費割合405が高くなっていることに対する注意を促す。
(実施例2)
<画像形成装置によるスケジューリング処理を示すフローチャート>
次に実施例2について説明する。実施例2では、図7に示すスケジューリング処理による処理手順に従う。以下、実施例1に係る図6のスケジューリング処理と異なる処理部分のみを説明する。
S701−S703までの処理は、図6に示すS601−S603までの処理と同一である。
S704にて画像形成装置103のCPU210は、電力消費予測テーブル400の消費割合405が95%以上の予測データが存在するかどうかを判定する。存在する場合、S705にて画像形成装置103のCPU210は、消費割合405が95%以上に達するDATE401およびTIME402に対応する日時に、装置全体の各機能部の消費電力を抑制するための低電力モードに移行するようにスケジューリングする。
次にS706にて画像形成装置103のCPU210は、電力消費予測テーブル400の消費割合405が90%以上で95%未満の予測データが存在するかどうかを判定する。存在する場合、S707にて画像形成装置103のCPU210は、消費割合405が90%以上で95%未満のDATE401およびTIME402に対応する日時に画像形成装置103の機能のうち、印刷を伴う機能を停止するようにスケジューリングする。具体的には、印刷機能であるコピー、プリント等の機能を停止し、スキャンして送信する機能やFAX送信等の印刷を伴わない機能は使用可能とする。
<電力管理サーバによる監視処理を示すフローチャート>
図8は、図6のフローチャートのS605のスケジューリング処理に従って停止された画像形成装置103を、ユーザが起動した起動時に電力管理サーバ101による監視処理の処理手順を示すフローチャートである。
この例では、電力管理サーバ101が予め電力情報供給サーバ105から電力消費予測テーブル400を入手し、RAM211へ格納されているものとする。
まずS801において、電力管理サーバ101のCPU202は、現在の時刻が電力消費予測テーブル400の消費割合405が95%以上のDATE401およびTIME402に合致しているかどうかを判定する。合致している間、定期的に以降の処理を繰り返す。
次に、S802にて電力管理サーバ101のCPU202は、予め電力管理サーバ101の管理対象となっている画像形成装置103の数だけ下記の処理を繰り返した後、処理を終了する。
次にS803にて、電力管理サーバ101のCPU202は、判定対象となる画像形成装置103が電源ONであるかどうかを判定する。電源OFFの場合は、次の管理対象の画像形成装置103へ処理対象を進める。一方、電源ONの場合は、S804にて電力管理サーバ101のCPU202が、電力情報供給サーバ105から、図4(b)に示すような電力消費量の実績データを含む電力消費実績テーブル410を入手し、RAM211へ格納する。
次にS805にて、電力管理サーバ101のCPU202は、電力消費実績テーブル410から直前の実績値411と電力消費予測テーブル400の供給予測404を比較する。実績値411が供給予測404を下回る場合は、画像形成装置103の電源はONのまま何もせずに、次の管理対象となる画像形成装置103へ処理を移す。次の管理対象となる画像形成装置103が存在しない場合は処理を終了する。一方、実績値411が供給予測404を上回る場合、電力管理サーバ101のCPU202は、S806にて、画像形成装置103のCPU210に対してリモートで停止処理を行って電源をOFFにする。
このように、一旦電源OFFした画像形成装置103をユーザが起動してしまった場合であっても、電力管理サーバ101が定期的に管理対象の画像形成装置103を監視する。これにより電源ONの画像形成装置103が存在した際、予想を上回る電力消費が行われていた場合に、すぐに画像形成装置103の電源をOFFするため、消費割合405が高い状況において、電力消費を抑えることができる。また、電源ONの画像形成装置103が存在した際に、電力消費の実績が予想を下回っていた場合、電源ONのままとし、ユーザの利用を妨げることがないという効果がある。
本実施例では、画像形成装置103のCPU210に対してリモートで停止処理を行う例を記載したが、リモートでの停止処理機能に非対応の画像形成装置103に対しては低電力モードへの移行処理を行っても良い。また、画像形成装置103の一部の機能を停止するように処理しても良い。
なお、図6、7で示す処理フローは画像形成装置103上のコンピューターが実行可能なプログラムとしてHDD213に記憶されており、CPU210によってRAM211にロードされ実行される。
また、図8で示す処理フローは電力管理サーバ101のプログラムとしてHDD205に記憶されており、CPU202によってRAM203にロードされ実行される。

Claims (12)

  1. 電力消費量の予測データを取得する取得手段と、
    前記電力消費量の予測データに基づいて、自装置の停止又は起動を設定する設定手段と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記電力消費量の予測データに所定の閾値以上の電力消費量となる予測日時が存在する場合、前記設定手段は、当該予測日時に停止を設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記電力消費量の予測データに、前記所定の閾値よりも小さい電力消費量となる予測日時が存在する場合、前記設定手段は、当該予測日時に起動を設定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 画面を表示する表示手段を更に備え、
    前記電力消費量の予測データに所定の範囲内の電力消費量となる予測日時の範囲が存在する場合、前記表示手段は、当該予測日時の範囲において、前記画面に警告を促す表示する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のうちのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 自装置の消費電力を抑制する低電力モードに変更する変更手段を更に備え、
    前記電力消費量の予測データに所定の閾値以上の電力消費量となる予測日時が存在する場合、前記変更手段は、当該予測日時に前記低電力モードに変更する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 自装置の機能部の動作を制御する制御手段を更に備え、
    前記電力消費量の予測データに、所定の範囲内の電力消費量となる予測日時の範囲が存在する場合、前記制御手段は、当該予測日時の範囲において、前記機能部の消費電力を抑制する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 画像形成装置に監視装置がネットワークを介して接続されており、
    前記監視装置は、画像形成装置の起動時に、前記電力消費量の予測データと電力消費量の実績データとを取得し、当該起動時における前記実績データが示す電力消費量が、当該起動時における前記予測データが示す電力消費量よりも大きい場合に、画像形成装置を停止させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 前記電力消費量の予測データを、ネットワークを介して接続された装置から取得することを特徴とする請求項1乃至7のうちのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 画像形成装置における方法であって、
    電力消費量の予測データを取得する取得ステップと、
    前記電力消費量の予測データに基づいて、前記画像形成装置の停止又は起動を設定する設定ステップと
    を有することを特徴とする方法。
  10. コンピューターに請求項9記載の方法を実行させるためのプログラム。
  11. 画像形成装置と、第1の装置とを備えるシステムであって、
    前記画像形成装置は、
    電力消費量の予測データを前記第1の装置から取得する取得手段と、
    前記電力消費量の予測データに基づいて、自装置の停止又は起動を設定する設定手段と
    を備える
    ことを特徴とするシステム。
  12. 第2の装置をさらに備え、
    前記第2の装置は、画像形成装置の起動時に、前記電力消費量の予測データと電力消費量の実績データとを取得し、当該起動時における前記実績データが示す電力消費量が、当該起動時における前記予測データが示す電力消費量よりも大きい場合に、画像形成装置を停止させる
    ことを特徴とする請求項11に記載のシステム。
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