JP2013164785A - 電子機器および電子機器の制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のチャンネルを有するメモリを備える機器において一連の記憶動作を実行する場合に、機器の状態に基づいて消費電力を抑制する。
【解決手段】複数のチャンネルを有する記憶部136と、複数のチャンネルを記憶先として実行する記憶動作に対して、予め定められた条件が成立した場合には、複数のチャンネルのうち一部のチャンネルを記憶先から除外して記憶動作を実行する記憶制御部135とを備え、除外した記憶先147への電力供給を遮断する。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子機器および電子機器の制御プログラムに関する。
複数のチャンネルを有するメモリを備える機器は、タスクの種類に分けて当該複数のチャンネルを使い分けていた。例えば撮像装置において、撮像素子が出力する画像データは、一時的な記憶場所として、画像処理が実行される前と後で、別チャンネルのメモリに記憶されていた。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2003−283815号公報
一連の記憶動作を実行する場合に、機器の状態に関わらず複数のチャンネルを常に利用することは、電力消費の観点から好ましくない。
本発明の第1の態様における電子機器は、複数のチャンネルを有する記憶部と、複数のチャンネルを記憶先として実行する記憶動作に対して、予め定められた条件が成立した場合には、複数のチャンネルのうち一部のチャンネルを記憶先から除外して記憶動作を実行する記憶制御部とを備える。
本発明の第2の態様における電子機器の制御プログラムは、記憶部が有する複数のチャンネルを記憶先として記憶動作を実行する第1記憶ステップと、予め定められた条件が成立したか否かを判断する判断ステップと、条件が成立したと判断した場合に、複数のチャンネルのうち一部のチャンネルを記憶先から除外して記憶動作を実行する第2記憶ステップとをコンピュータに実行させる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本実施形態に係る一眼レフカメラのシステム構成図である。 システムの一部の詳細構成と、第1撮影モードにおける画像データの流れを説明する説明図である。 システムの一部の詳細構成と、第2撮影モードにおける画像データの流れを説明する説明図である。 メモリ制御に関する処理フローを示すフロー図である。 両Chを用いた画像データ転送に係る処理フローを示すフロー図である。 0Chのみを用いた画像データ転送に係る処理フローを示すフロー図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る一眼レフカメラ100のシステム構成図である。交換レンズ120は、レンズマウント接点121を有するレンズマウントを備え、カメラ本体130は、カメラマウント接点131を有するカメラマウントを備える。レンズマウントとカメラマウントが係合して交換レンズ120とカメラ本体130が一体化されると、レンズマウント接点121とカメラマウント接点131が接続され、交換レンズ120とカメラ本体130は一眼レフカメラ100として機能する。
被写体像は、光軸に沿ってレンズ群122を透過して、撮像素子132の受光面に結像する。レンズ群122は、レンズMPU123によって制御される。例えば、レンズMPU123は、フォーカスレンズモータを制御して、レンズ群122を構成するフォーカスレンズ群を移動させる。
レンズMPU123は、レンズマウント接点121およびカメラマウント接点131を介してカメラMPU133と接続され、相互に通信を実行しつつ協働して交換レンズ120とカメラ本体130を制御する。撮像素子132は、被写体像である光学像を光電変換する素子であり、例えば、CCD、CMOSセンサが用いられる。撮像素子132で光電変換された被写体像は、A/D変換器134でアナログ信号からデジタル信号に変換される。露光制御部140は、カメラMPU133から与えられる露光時間、露光周期等に従って、撮像素子132の電荷リセットおよび読み出しタイミング、読み出しゲイン等に対する制御信号を出力する。
デジタル信号に変換された被写体像は、画像データとして順次処理される。A/D変換器134によりデジタル信号に変換された画像データは、ASIC135へ引き渡される。ASIC135は、後述するように、メモリ管理機能、画像処理機能等の回路を一つにまとめた集積回路である。ASIC135は、SDRAM136との間で画像データを往復させつつ画像処理を施して、画像処理後の画像データを外部メモリ160へ記録する。画像データの流れについては、後に詳述する。SDRAM136は、高速で読み書きのできる揮発性のランダムアクセスメモリであり、後述するように、複数のチャンネルにより構成される。外部メモリ160は、フラッシュメモリ等により構成される、カメラ本体130に対して着脱可能な不揮発性メモリである。
ASIC135で処理された画像データは、記録用に処理される画像データに並行して、表示用の画像データを生成する。生成された表示用の画像データは、表示制御部137の制御に従って表示画像信号に変換され、表示部138に画像として表示される。また、画像の表示と共に、もしくは画像を表示することなく、一眼レフカメラ100の各種設定に関する様々なメニュー項目も、表示制御部137の制御により表示部138に表示することができる。
一眼レフカメラ100は、上記の画像処理における各々の要素も含めて、カメラMPU133により直接的または間接的に制御される。システムメモリ139は、電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばフラッシュROM等により構成される。システムメモリ139は、一眼レフカメラ100の動作時に必要な定数、変数、プログラム等を、一眼レフカメラ100の非動作時にも失われないように記録している。カメラMPU133は、定数、変数、プログラム等を適宜SDRAM136に展開して、一眼レフカメラ100の制御に利用する。
カメラ本体130は、電源170から電力供給を受ける。電源170は、カメラ本体130に対して着脱できる、例えばリチウムイオン電池などの二次電池、家庭用AC電源等により構成される。カメラMPU133は、電源170による各要素への電力供給を制御し、また、残容量の検出等を実行する。
図2は、システムの一部の詳細構成と、第1撮影モードにおける画像データの流れを説明する説明図である。第1撮影モードは、静止画撮影を連続的に行って静止画像データを間断なく生成する連写撮影モードと、再生するフレームレートに合せて被写体像を連続的に取得して動画像データを生成する動画撮影モードの少なくともいずれかを含む。第1撮影モードは、単位時間当たりに処理すべき画像データの容量が比較的大きい。したがって、外部メモリ160へ至る画像データの一連の転送処理に対して、高速であることが要求される。
SDRAM136は、図示するように、それぞれ独立して電力の供給を受けられる2つのチャンネル、0Ch146と1Ch147により構成されている。これらのメモリ領域には、それぞれのメモリ容量に合せて、例えば、0Ch146に0x000000から0x100000のアドレスが、1Chに0x100001から0x200000のアドレスが連続的に割り当てられている。0Ch146と1Ch147は、それぞれスイッチ148、149を介して電源170に接続されており、カメラMPU133によりスイッチ148、149が閉じられたときに電源170から電力が供給される。0Ch146と1Ch147は、物理的に独立したチップであっても良いし、独立した電力供給を行えるのであれば、一つのチップで構成されていても良い。
ASIC135は、図示するように、画像データ受信部141、0Ch制御部142、1Ch制御部143、画像処理部144、および外部メモリ制御部145を含む。画像データ受信部141は、A/D変換器134から画像データを受信して、0Ch制御部142へ引き渡す。0Ch制御部142は、SDRAM136の0Ch146に対して書き込みおよび読み出しの制御を行う。1Ch制御部143は、SDRAM136の1Ch147に対して書き込みおよび読み出しの制御を行う。
画像処理部144は、設定されている撮影モード、ユーザからの指示に従って、入力された画像データを規格化された画像フォーマットに即した画像データに変換して出力する。例えば、静止画としてJPEGファイルを生成する場合、色変換処理、ガンマ処理、ホワイトバランス処理等の画像処理を行った後に適応離散コサイン変換等を施して圧縮処理を行う。また、動画像としてMPEGファイルを生成する場合、画像処理により生成された連続する静止画としてのフレーム画像に対して、フレーム内符号化、フレーム間符号化を施して圧縮処理を行う。なお、本実施形態の説明において、圧縮処理を含めた画像処理部144が行う処理全体を単に画像処理と言い、画像処理部144により処理される前の画像データを画像処理前データ、処理された後の画像データを画像処理後データと言う場合がある。
外部メモリ制御部145は、受け取った画像処理後データを外部メモリ160へ書き込む制御を行う。また、外部メモリ160に記録された画像データを読み出して画像処理部144へ引き渡す読み出し制御を行っても良い。
第1撮影モードでは、カメラMPU133がスイッチ148、149を閉じており、0Ch146および1Ch147の両チャンネルは共に、電源170から電力の供給を受けて、画像データの記憶ができる状態にある。また、0Ch146および1Ch147のそれぞれのメモリ領域は、第1撮影モード対して定義されたメモリ割当に従って、各機能領域に振り分けられる。第1撮影モード対して定義されたメモリ割当は、システムメモリ139に記録されており、ASIC135により読み出される。
第1撮影モードに対して定義されたメモリ割当により、第1撮影モードにおいては、0Ch146のメモリ領域全体が、画像処理前データを記憶する画像処理前データ領域として用いられる。また、1Ch147の一部のメモリ領域が、画像処理後データを記憶する画像処理後データ領域として用いられ、残りのメモリ領域が必須領域として用いられる。必須領域は、表示部へ表示する表示画像データを展開する表示画像領域、カメラMPU133が実行するプログラムを展開するプログラム領域、露光制御部140、レンズMPU123等を制御する制御パラメータを格納する格納領域などとして利用される領域である。ここでは、0x100001から0x170000までの領域が画像処理後データ領域として割り当てられ、0x170001から0x200000までの領域が必須領域として割り当てられている。
0Ch制御部142は、画像データ受信部141から受け取った画像データを0Ch146のメモリ領域へ順次書き込む。ここでの画像データは、画像処理が施される前の画像処理前データであり、0Ch146の全メモリ領域を占める画像処理前データ領域のいずれかに書き込まれる。0Ch制御部142は、次の画像データが画像処理できる状態である旨の信号を画像処理部144から受け取ったら、対象となる画像処理前データを0Ch146の画像処理前データ領域から読み出して画像処理部144へ引き渡す。
画像処理部144は、画像処理前データに対して上述の画像処理を施して、1Ch制御部143へ引き渡す。
1Ch制御部143は、画像処理部144から受け取った画像データを1Ch147の画像処理後データ領域へ順次書き込む。1Ch制御部143は、次の画像データを外部メモリ160へ書き込める状態である旨の信号を外部メモリ制御部145から受け取ったら、対象となる画像処理後データを1Ch147の画像処理後データ領域から読み出して外部メモリ制御部145へ引き渡す。外部メモリ制御部145は、受け取った画像処理後データを順次外部メモリ160へ書き込む。
このように、それぞれのチャンネルのメモリ領域に対して機能領域を割り当てて、十分な容量の画像データ領域を確保すれば、画像処理部144で間断なく実行される画像処理に多少の時間を要しても、撮像素子132から連続して受け取る画像処理前データが溢れることは少なくなる。また、外部メモリ160への画像データの書き込みに多少の時間を要しても、画像処理後データが溢れることは少なくなる。つまり、バッファフルによる連続撮影の中断を抑制することができる。
図3は、第2撮影モードにおける画像データの流れを説明する説明図である。システム構成は図2と同様なので、その説明を省略する。第2撮影モードは、1回のレリーズ指示に対して静止画撮影を1回行って静止画像データを1枚生成する単写撮影モードと、撮影時間よりも再生時間が短く定義される動画データを生成する微速度動画撮影モードの少なくともいずれかを含む。第2撮影モードは、単位時間当たりに処理すべき画像データの容量が比較的小さい。したがって、外部メモリ160へ至る画像データの一連の転送処理に対して、それほど高速であることが要求されない。つまり、第1撮影モードに比較して第2撮影モードは、画像データの転送処理速度が遅くても良い。
なお、第1撮影モードとしての動画撮影モードと第2撮影モードとしての微速度動画撮影モードの違いについて簡単に説明する。動画撮影モードでは、撮影時における1秒あたりのフレーム取得数を例えば30フレームに設定して撮影すると、生成された動画像データは、再生時においても1秒間に30フレームのフレームレートで再生される。つまり、撮影時における時間軸と再生時における時間軸が一致している。一方、微速度動画撮影モードでは、撮影時においては例えば1分間隔で1フレームの被写体像を撮影して動画像データを生成するが、生成された動画像データは、再生時においては例えば300分で撮影した300フレームの動画像データを10秒で再生する。つまり、撮影時における時間軸が再生時において圧縮される。換言すれば、微速度動画撮影モードにおいては、撮影時のフレーム間隔が通常の動画撮影モードに対して長いと言える。
第2撮影モードでは、カメラMPU133がスイッチ148を閉じ、かつ、スイッチ149を開いており、0Ch146へは電力が供給されるが、1Ch147へは電力供給が遮断される。つまり、0Ch146は画像データの記憶ができる状態である一方、1Ch147は非使用状態となる。このとき、0Ch146のメモリ領域は、第2撮影モード対して定義されたメモリ割当に従って、各機能領域に振り分けられる。第2撮影モード対して定義されたメモリ割当は、システムメモリ139に記録されており、ASIC135により読み出される。
第2撮影モードに対して定義されたメモリ割当により、第2撮影モードにおいては、0Ch146のメモリ領域は分割されてそれぞれ、画像処理前データ領域、画像処理後データ領域および必須領域として用いられる。ここでは、0x000000から0x035000までの領域が画像処理前データ領域として割り当てられ、0x035001から0x070000までの領域が画像処理後データ領域として割り当てられ、0x070001から0x100000までの領域が必須領域として割り当てられている。
0Ch制御部142は、画像データ受信部141から受け取った画像データを0Ch146のメモリ領域へ順次書き込む。ここでの画像データは、画像処理が施される前の画像処理前データであり、0Ch146の画像処理前データ領域のいずれかに書き込まれる。0Ch制御部142は、次の画像データが画像処理できる状態である旨の信号を画像処理部144から受け取ったら、対象となる画像処理前データを0Ch146の画像処理前データ領域から読み出して画像処理部144へ引き渡す。
画像処理部144は、画像処理前データに対して上述の画像処理を施して、再び0Ch制御部142へ引き渡す。
0Ch制御部142は、画像処理部144から受け取った画像データを0Ch146の画像処理後データ領域へ順次書き込む。0Ch制御部142は、次の画像データを外部メモリ160へ書き込める状態である旨の信号を外部メモリ制御部145から受け取ったら、対象となる画像処理後データを0Ch146の画像処理後データ領域から読み出して外部メモリ制御部145へ引き渡す。外部メモリ制御部145は、受け取った画像処理後データを順次外部メモリ160へ書き込む。
このように、第2撮影モードにおいて、0Ch146のメモリ領域に対してのみ機能領域を割り当てて1Ch147への電力供給を遮断すれば、画像転送処理を妨げることなく、消費電力を抑制することができる。特に、電池容量が限られる二次電池を用いる場合において有効である。したがって、電源として着脱可能な二次電池を用いる場合に、1Ch147への電力供給を遮断するように構成しても良い。
図4は、メモリ制御に関する処理フローを示すフロー図である。図のフローは、例えば一眼レフカメラ100の電源スイッチがオンにされて、電源170による各要素への電力供給が開始された時点で開始される。
カメラMPU133は、ステップS101で、スイッチ148、149を閉じて、SDRAM136の0Ch146、1Ch147への電力供給を開始する。ASIC135は、ステップS102で、初期状態のメモリ割当が定義された初期メモリ割当をシステムメモリ139から読み出し、0Ch146および1Ch147のそれぞれのメモリ領域に対して各機能領域を振り分ける。ここでは、いち早く両チャンネルの使用を開始できるように、初期メモリ割当として、第1撮影モードに対して定義されたメモリ割当を用いる。
ステップS103へ進み、ASIC135は、カメラMPU133から、現時点で設定されている撮影モードを取得する。そして、ステップS104においてASIC135は、取得した撮影モードが第2撮影モードであるか、すなわち、単写撮影モードまたは微速度動画撮影モードであるかを判断する。第2撮影モードでないと判断した場合は、第1撮影モードであるとしてステップS105へ進む。
ステップS105においてASIC135は、1Ch147への電力供給がすでに行われているか否かをカメラMPU133へ問い合わせる。その結果、ASIC135は、すでに電力の供給が行われていると判断した場合は、継続して第1撮影モードを実行すべくステップS109へ進み、行われていないと判断した場合は、第2撮影モードから第1撮影モードに変更されたとしてステップS106へ進む。
ステップS106へ進むと、ASIC135は、カメラMPU133に対してスイッチ149を閉じる指令を出して、1Ch147への電力供給を開始させる。そして、ステップS107で、ASIC135は、第1撮影モードに対して定義されたメモリ割当をシステムメモリ139から読み出し、上述のように0Ch146および1Ch147のメモリ領域に対して各機能領域を振り分けるようにメモリ割当を変更する。続けて、ASIC135は、0Ch146のメモリ領域に振り分けられていた必須領域の記憶内容を読み出して、変更後のメモリ割当に従って振り分けられた1Ch147の必須領域へコピーする。すなわち、ステップS106からステップS108の処理により、SDRAM136の状態を第2撮影モードに対する使用状態から第1撮影モードに対する使用状態へ変更する。ステップS108の処理を終えたらステップS109へ進む。
ASIC135は、ステップS109において、0Ch146および1Ch147を用いた画像処理および画像データ転送処理を実行する。詳細については後述する。一連の画像処理および画像データ転送処理が完了したら、ASIC135は、ステップS110へ進み、撮影モードが変更されたか否かを判断する。撮影モードが変更されたと判断した場合はステップS103へ戻る。
ASIC135は、撮影モードが変更されていないと判断したら、ステップS110へ進み、電源スイッチがオフにされたか否かを判断する。ASIC135は、電源スイッチがオフにされていないと判断すれば、同一の撮影モードにより撮影動作が継続されているとしてステップS109へ戻り、オフにされていると判断すれば、一連の処理を終了する。
ステップS104においてASIC135は、取得した撮影モードが第2撮影モードであると判断した場合は、ステップS112へ進む。
ステップS112へ進むと、ASIC135は、第2撮影モードに対して定義されたメモリ割当をシステムメモリ139から読み出し、上述のように0Ch146のメモリ領域に対して各機能領域を振り分けるようにメモリ割当を変更する。続いて、ASIC135は、1Ch147のメモリ領域に振り分けられていた必須領域の記憶内容を読み出して、変更後のメモリ割当に従って振り分けられた0Ch146の必須領域へコピーする。このとき、ASIC135は、コピーに先立ち、0Ch146の全メモリ領域に記憶された記憶データを消去するリフレッシュ動作を実行しても良い。そして、ASIC135は、カメラMPU133に対してスイッチ149を開く指令を出して、1Ch147への電力供給を停止させる。すなわち、ステップS112からステップS114の処理により、SDRAM136の状態を第1撮影モードに対する使用状態から第2撮影モードに対する使用状態へ変更する。ステップS114の処理を終えたらステップS115へ進む。
ASIC135は、ステップS115において、0Ch146のみを用いた画像処理および画像データ転送処理を実行する。詳細については後述する。一連の画像処理および画像データ転送処理が完了したら、ASIC135は、ステップS116へ進み、撮影モードが変更されたか否かを判断する。撮影モードが変更されたと判断した場合はステップS103へ戻る。
ASIC135は、撮影モードが変更されていないと判断したら、ステップS117へ進み、電源スイッチがオフにされたか否かを判断する。ASIC135は、電源スイッチがオフにされていないと判断すれば、同一の撮影モードにより撮影動作が継続されているとしてステップS115へ戻り、オフにされていると判断すれば、一連の処理を終了する。
図5は、0Ch146および1Ch147の両Chを用いた、ステップS109における画像データ転送に係る処理フローを示すフロー図である。処理される画像データは、1フレーム単位の画像データに限らず、各段階で設定された単位データであっても良い。例えば、1フレームを構成する部分ブロックの単位で転送処理が実行されても良い。
画像データ受信部141は、ステップS201で、画像処理前データをA/D変換器134から受信する。0Ch制御部142は、ステップS202で、画像処理前データを画像データ受信部141から受け取って、0Ch146の画像処理前データ領域へ書き込む。そして、ステップS203へ進み、0Ch制御部142は、当該画像処理前データの画像処理が可能な旨の信号を画像処理部144から受け取るまで待機する。
0Ch制御部142は、画像処理部144から画像処理が可能な旨の信号を受け取ったら、ステップS204へ進み、当該画像処理前データを0Ch146から読み込み、画像処理部144へ引き渡す。なお、0Ch制御部142は、ステップS203の待機中に、他の画像処理前データに対する処理を実行することもできる。
ステップS205において、画像処理部144は、0Ch制御部142から受け取った画像処理前データに対して画像処理を施し、1Ch制御部143へ引き渡す。1Ch制御部143は、ステップS206で、画像処理部144から受け取った画像処理後データを1Ch147の画像処理後データ領域へ書き込む。そして、ステップS207へ進み、1Ch制御部143は、当該画像処理後データの外部メモリ160への転送が可能な旨の信号を外部メモリ制御部145から受け取るまで待機する。
1Ch制御部143は、外部メモリ制御部145から転送処理が可能な旨の信号を受け取ったら、ステップS208へ進み、当該画像処理後データを1Ch147から読み込み、外部メモリ制御部145へ引き渡す。なお、1Ch制御部143は、ステップS207の待機中に、他の画像処理後データに対する処理を実行することもできる。
ステップS209において、外部メモリ制御部145は、1Ch制御部143から受け取った画像処理後データを外部メモリ160へ書き込む転送処理を実行する。そして、ASIC135は、ステップS210で、1枚の画像データ等の単位データの処理が終了したか否かを判断し、終了していないと判断したらステップS201へ戻り、終了したと判断したらステップS110へ進む。
図6は、0Chのみを用いた、ステップS115における画像データ転送に係る処理フローを示すフロー図である。処理される画像データは、1フレーム単位の画像データに限らず、各段階で設定された単位データであっても良い。例えば、1フレームを構成する部分ブロックの単位で転送処理が実行されても良い。
画像データ受信部141は、ステップS301で、画像処理前データをA/D変換器134から受信する。0Ch制御部142は、ステップS302で、画像処理前データを画像データ受信部141から受け取って、0Ch146の画像処理前データ領域へ書き込む。そして、ステップS303へ進み、0Ch制御部142は、当該画像処理前データの画像処理が可能な旨の信号を画像処理部144から受け取るまで待機する。
0Ch制御部142は、画像処理部144から画像処理が可能な旨の信号を受け取ったら、ステップS304へ進み、当該画像処理前データを0Ch146の画像処理前データ領域から読み込み、画像処理部144へ引き渡す。なお、0Ch制御部142は、ステップS303の待機中に、他の画像処理前データに対する処理を実行しても良いし、他の画像処理後データに対する後述のステップS305からステップS308のいずれかの処理を実行しても良い。
ステップS305において、画像処理部144は、0Ch制御部142から受け取った画像処理前データに対して画像処理を施し、再び0Ch制御部142へ引き渡す。0Ch制御部142は、ステップS306で、画像処理部144から受け取った画像処理後データを0Ch146の画像処理後データ領域へ書き込む。そして、ステップS307へ進み、0Ch制御部142は、当該画像処理後データの外部メモリ160への転送が可能な旨の信号を外部メモリ制御部145から受け取るまで待機する。
0Ch制御部142は、外部メモリ制御部145から転送処理が可能な旨の信号を受け取ったら、ステップS308へ進み、当該画像処理後データを0Ch146の画像処理後データ領域から読み込み、外部メモリ制御部145へ引き渡す。なお、0Ch制御部142は、ステップS307の待機中に、他の画像処理前データに対するステップS302からステップS304のいずれかの処理を実行しても良いし、他の画像処理後データに対する処理を実行しても良い。
ステップS309において、外部メモリ制御部145は、0Ch制御部142から受け取った画像処理後データを外部メモリ160へ書き込む転送処理を実行する。そして、ASIC135は、ステップS310で、1枚の画像データ等の単位データの処理が終了したか否かを判断し、終了していないと判断したらステップS301へ戻り、終了したと判断したらステップS116へ進む。
以上説明した本実施形態においては、カメラMPU133がスイッチ149を開閉して、ASIC135が、1Ch147へ電力を供給するか遮断するかを制御した。しかし、電力の供給を完全に遮断するのではなく、スリープモードのように電力供給を抑制するように制御しても良い。すなわち、遮断を含め電力の供給を制限する制御を行えば、いずれにしても省電力に貢献する。
また、SDRAM136は、0Ch146および1Ch147の2チャンネルに限らず、さらにその数を増やした構成であっても良い。すなわち、上記実施形態に倣い、予め定められた条件が成立した場合に、複数のチャンネルごとに割り当てられていた記憶動作の個別機能を集約して、電力の供給が制限されるチャンネル以外のチャンネルの記憶領域に各機能領域が割り当てられるように構成すれば良い。なお上記実施形態における記憶動作の個別機能は、画像処理前データを記憶する画像処理前データ記憶機能、画像処理後データを記憶する画像処理後データ記憶機能、必須領域に対して記憶する各種記憶機能が該当する。
上記実施形態においては、予め定められた条件として撮影モードの選択を対象としたが、他の様々な条件を対象とすることもできる。例えば、3D画像を撮影できるカメラであれば、3次元画像データの取得動作を実行する3次元モードが選択されたら全チャンネルで処理を行い、2次元画像データの取得動作を実行する2次元モードが選択されたら一部のチャンネルを記憶先から除外して処理を行うことができる。
また、内部メモリとして利用できる素子はSDRAMに限らず、他の記憶素子を利用することもできることは言うまでもない。記憶素子としては、上記実施形態のように複数の記憶素子が並列的に構成されて一括してメモリ管理されていれば、揮発性メモリに限らず、不揮発性メモリも適用し得る。
また、上記実施形態においては、一眼レフカメラ100を例に説明したが、適用の対象はカメラに限らない。複数の記憶素子が並列的に構成され一括してメモリ管理されていれば、他の電子機器においてもさまざまな用途で適用し得る。例えば、複数のチューナーを備えるテレビであれば、複数のチューナーで同時に受信する場合は全チャンネルで処理を行い、一部のチューナーのみで受信する場合は一部のチャンネルを記憶先から除外して処理を行うことができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
100 一眼レフカメラ、120 交換レンズ、121 レンズマウント接点、130 カメラ本体、131 カメラマウント接点、122 レンズ群、132 撮像素子、123 レンズMPU、133 カメラMPU、134 A/D変換器、135 ASIC、136 SDRAM、137 表示制御部、138 表示部、139 システムメモリ、140 露光制御部、141 画像データ受信部、142 0Ch制御部、143 1Ch制御部、144 画像処理部、145 外部メモリ制御部、146 0Ch、147 1Ch、148、149 スイッチ、160 外部メモリ、170 電源

Claims (10)

  1. 複数のチャンネルを有する記憶部と、
    前記複数のチャンネルを記憶先として実行する記憶動作に対して、予め定められた条件が成立した場合には、前記複数のチャンネルのうち一部のチャンネルを記憶先から除外して前記記憶動作を実行する記憶制御部と
    を備える電子機器。
  2. 前記記憶制御部は、前記一部のチャンネルに対する電力供給を制限する請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記記憶制御部は、前記条件が成立した場合に、前記複数のチャンネルごとに割り当てられていた前記記憶動作の個別機能のそれぞれを集約して、前記一部のチャンネル以外のチャンネルに複数の前記個別機能を割り当てる請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 集約される前記個別機能は、予め定められた画像処理が施される前の画像データを記憶する第1機能と、前記画像処理が施された後の画像データを記憶する第2機能を含む請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記記憶制御部は、前記条件が成立した場合に、前記一部のチャンネルに記憶された少なくとも一部の記憶データを、前記一部のチャンネル以外のチャンネルにコピーする請求項1から4のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 前記記憶制御部は、前記条件が成立した場合に、少なくとも前記一部のチャンネル以外のチャンネルの記憶データを消去する請求項1から5のいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 前記条件の少なくとも1つは、撮影モードとして、1回のレリーズ指示に対して1枚の静止画像取得動作を実行する単写モードが選択されることである請求項1から6のいずれか1項に記載の電子機器。
  8. 前記条件の少なくとも1つは、撮影モードとして、撮影時間よりも再生時間が短く定義される動画データを生成する微速度撮影モードが選択されることである請求項1から7のいずれか1項に記載の電子機器。
  9. 前記条件の少なくとも1つは、撮影モードとして、2次元の画像取得動作を実行する2次元モードが選択されることである請求項1から8のいずれか1項に記載の電子機器。
  10. 記憶部が有する複数のチャンネルを記憶先として記憶動作を実行する第1記憶ステップと、
    予め定められた条件が成立したか否かを判断する判断ステップと、
    前記条件が成立したと判断した場合に、前記複数のチャンネルのうち一部のチャンネルを記憶先から除外して前記記憶動作を実行する第2記憶ステップと
    をコンピュータに実行させる電子機器の制御プログラム。
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