JP2013164084A - 結合型vベルト - Google Patents
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Abstract
【課題】ベルト幅方向に並ぶ複数のVベルト要素10,10,…を帯状部材20により結合するようにした結合型Vベルトとして、ベルト長さ方向の曲げ剛性を、ベルト長さ方向の部位間における曲げ剛性を大きく変化させることなく低下させ、もって、円滑なベルト走行を確保しつつ、省エネルギー化およびベルト長寿命化を図れるようにする。
【解決手段】各Vベルト要素10に、各々、略ベルト幅方向に延びるように形成されていてベルト長さ方向に並ぶように配置された複数のノッチ10a,10a,…を設ける。その際に、ノッチ10a,10a,…は、各Vベルト要素10のノッチ10a,10a,…が該Vベルト要素10以外のVベルト要素10,10のノッチ10a,10a,…とベルト幅方向に並ばないようにベルト長さ方向に互いにずれて配置する。
【選択図】図2
【解決手段】各Vベルト要素10に、各々、略ベルト幅方向に延びるように形成されていてベルト長さ方向に並ぶように配置された複数のノッチ10a,10a,…を設ける。その際に、ノッチ10a,10a,…は、各Vベルト要素10のノッチ10a,10a,…が該Vベルト要素10以外のVベルト要素10,10のノッチ10a,10a,…とベルト幅方向に並ばないようにベルト長さ方向に互いにずれて配置する。
【選択図】図2
Description
本発明は、エンドレスな複数のVベルト要素をベルト幅方向において結合一体化してなる結合型Vベルトに関し、特に曲げロスの低減による省エネルギー効果および屈曲性向上による長寿命化対策に関する。
一般伝動用の多くの分野に使用されているVベルトとしては、ベルト本体の表面が外被布により覆われてなる「ラップドVベルト」と、そのような外被布を備えていない「ローエッジVベルト」とに大別される。
これらのVベルトを多本掛けにて使用する場合や、水平掛けにて使用する場合には、それぞれ、ベルト間に張力差が生じたりベルト同士が接触するという事態や、ベルトが横転するという事態の発生する虞があることから、例えば特許文献1に記載されているように、複数のVベルト(以下「Vベルト要素」という。)をベルト幅方向に結合した状態の結合型Vベルトが使用される。具体的には、図9に示すように、例えば、2層のゴム付きすだれコードが互いに交差されてなるタイバンド200を用い、このタイバンド200を各Vベルト要素100のベルト背面に積層することで、複数(図示する例では3つ)のVベルト要素100,100,…を結合するようになされている。
ところで、従来の結合型Vベルトの場合には、単体のVベルト要素の場合に比べると、タイバンド200の分だけベルト長さ方向における曲げ剛性が高くなり、そのために、動力伝達時に発生するエネルギーロスが大きくなるのみならず、その曲げ剛性の高さ、すなわち屈曲性の低さがベルト寿命に悪影響を及ぼす虞がある。
これに対しては、ラップドVベルトに対するノッチドVベルトや、ローエッジVベルトに対するコグドVベルトのように、ベルト幅方向に延びるノッチをベルト長さ方向に並ぶように設けることが考えられる。
しかしながら、単にノッチを加えるだけであると、ベルト長さ方向におけるノッチの存在する部位とノッチの存在しない部位との間での曲げ剛性が大きく変化することが考えられ、ベルトの円滑な走行が損なわれる虞がある。
本発明は、斯かる諸点に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、複数のVベルト要素がベルト幅方向に結合されてなる結合型Vベルトにおいて、ノッチを加えることでベルト長さ方向の曲げ剛性を低下させる際に、ノッチの配置に工夫を加えることで、曲げ剛性をベルト長さ方向の部位間において大きく変化させないようにし、もって、円滑なベルト走行を確保しつつ、曲げ剛性を低くすることによる省エネルギー化およびベルト長寿命化が図れるようにすることにある。
上記の目的を達成すべく、本発明では、複数のVベルト要素間において、各Vベルト要素のノッチがベルト幅方向に一列に並ばないようにした。
具体的には、本発明では、各々、ベルト長さ方向に延びかつベルト幅方向に並ぶように配置された複数のVベルト要素と、これら複数のVベルト要素をベルト幅方向に結合するように各Vベルト要素のベルト背面に積層一体化された帯状部材とを備えた結合型Vベルトを前提としている。
そして、上記各Vベルト要素は、各々、略ベルト幅方向に延びるように形成されていてベルト長さ方向に並ぶように配置された複数のノッチを有するものとし、その際に、上記複数のVベルト要素のノッチは、各Vベルト要素のノッチが該Vベルト要素以外のVベルト要素のノッチとベルト幅方向に並ばないようにベルト長さ方向に互いにずれて配置されているものとする。
尚、上記の構成において、各Vベルト要素のノッチを、それぞれ、該Vベルト要素毎に等ピッチでもってベルト長さ方向に配置するようにしてもよく、その場合には、各Vベルト要素のノッチのベルト長さ方向ピッチを、全てのVベルト要素において互いに同じにすることもできる。また、その際に、Vベルト要素が3つ以上である場合には、ベルト幅方向に相隣るVベルト要素間でのノッチのずれ量は互いに同じであってもよい。この場合、相対応するノッチは、ベルト幅方向に対してスラントした状態に配置されることになる。ここで、「ずれ量」とは、2つのずれ方向における各ずれ量のうち、最小のものをいう。
さらに、相隣るVベルト要素間でのノッチのずれ量が互いに同じである場合には、全てのVベルト要素間でのノッチのずれ量を互いに同じにしたり、全てのVベルト要素において略ベルト幅方向に相対応するノッチを、ベルト幅方向に対してスラントした直線上に該直線と同じ方向に延びるように配置したりすることもできる。
また、以上のような解決手段の次善の策として、Vベルト要素が3つ以上である場合には、ノッチを、それら3つ以上のVベルト要素のうちの少なくとも2つのVベルト要素間のみにおいてベルト幅方向に並ばないようにベルト長さ方向に互いにずらして配置するようにしてもよい。
本発明では、複数のVベルト要素をベルト幅方向に結合するようにした結合型Vベルトにおいて、各Vベルト要素のノッチがベルト幅方向に一列に並ばないので、ベルト長さ方向の部位間においてベルト長さ方向の曲げ剛性を大きく変化させることなく、その曲げ剛性を低下させることができ、よって、円滑なベルト走行を確保しつつ、省エネルギー化およびベルト長寿命化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係る結合型Vベルトの全体構成を示しており、この結合型Vベルトは、3つのラップドVベルトタイプのVベルト要素10,10,…を備えている。
各Vベルト要素10は、ベルト長さ方向(図1の右上−左下方向)に対して所定の傾斜角度をなすように螺旋状に配置された心線11と、この心線11を包み込む状態に設けられた接着ゴム層12と、この接着ゴム層12のベルト内面側に積層された状態の下ゴム層13と、接着ゴム層12および下ゴム層13を被覆するように積層された状態の外被布14とからなっている。
3つのVベルト要素10,10,…は、ベルト幅方向(図1の左右方向)に並ぶように配置されていて、各Vベルト要素10のベルト背面(同図の上面)に積層一体化された帯状部材としてのタイバンド20により結合されている。このタイバンド20は、図示は省略するが、所定の角度でもって交差する状態に積層された2層のゴム付きすだれコードを有する。
そして、本実施形態では、上記各Vベルト要素10は、図2に示すように、各々、略ベルト幅方向(同図の上下方向)に延びるように形成されていてベルト長さ方向(同図の左右方向)に並ぶように配置された複数のノッチ10a,10a,…を有しており、その上で、それらノッチ10a,10a,…は、各Vベルト要素10のノッチ10a,10a,…が該Vベルト要素10以外のVベルト要素10,10のノッチ10a,10a,…とベルト幅方向に並ばないようにベルト長さ方向に互いにずれて配置されている。尚、以下の説明では、図2に、各々、同図の左右方向に延びかつ同図の上下方向に並ぶように配置された3つのVベルト要素10,10,…を、同図の上側から下側に向かって順に第1〜第3のVベルト要素10,10,…と表している。
具体的には、第1〜第3Vベルト要素10,10,…のノッチ10a,10a,…の各ピッチPは、それぞれ、等ピッチ(P=p1,P=p2,P=p3)とされており、その際に、各Vベルト要素10のノッチ10a,10a,…ピッチPは、全てのVベルト要素10,10,…において互いに同じ(p1=p2=p3)とされている。また、第1および第2Vベルト要素10,10間,第2および第3Vベルト要素10,10間,第3および第1Vベルト要素10,10間の各ずれ量Dを、それぞれ、D=d12,D=d23,D=d31とすると、それらずれ量は互いに同じ(d12=d23=d31)とされている。つまり、本実施形態の場合には、p1=p2=p3=d12+d23+d31、である。
次に、上記構成の結合型Vベルトについて、そのベルト長さ方向における曲げ剛性、省エネルギー効果、伝動効率をそれぞれ調べるために行ったテストについて説明する。尚、実施例の結合型Vベルトのベルト総厚さ寸法h,ノッチ高さH,ノッチピッチP,ずれ量Dは、それぞれ、h=10mm,H=3.8mm,P=10mm,D=10/3mmとした。また、各Vベルト要素10については、細幅Vベルト(種類:5V)に対応するものとした。
1〕曲げ剛性
比較例として、ノッチを有さない結合型Vベルトを用い、この比較例のベルト長さ方向における曲げ剛性を100としたときの実施例のベルト長さ方向における曲げ剛性を計測した。その結果を、図3の特性図に示す。
比較例として、ノッチを有さない結合型Vベルトを用い、この比較例のベルト長さ方向における曲げ剛性を100としたときの実施例のベルト長さ方向における曲げ剛性を計測した。その結果を、図3の特性図に示す。
同図から判るように、実施例の曲げ剛性は、比較例の場合の半分以下に低下していた。
2〕省エネルギー効果
プーリ径φが、それぞれ、φ=150mm,φ=200mm,φ=250mmである3種類のプーリを用いた台上試験機を用意し、各プーリ径φ毎の省エネルギー効率を計測した。尚、数値は、上記比較例の場合を100としたときのものである。その結果を、図4に示す。
プーリ径φが、それぞれ、φ=150mm,φ=200mm,φ=250mmである3種類のプーリを用いた台上試験機を用意し、各プーリ径φ毎の省エネルギー効率を計測した。尚、数値は、上記比較例の場合を100としたときのものである。その結果を、図4に示す。
同図から判るように、プーリ径φがφ=250mmであるときでも、0.5%程度の省エネルギー効果が得られ、また、プーリ径φが小さくなるほど、省エネルギー効率が高くなっている。因みに、プーリ径φがφ=150mmであるときには、2.2%の省エネルギー効果があった。
3〕伝動効率
入力電力EをE=2kWからE=16kWの範囲で2kWずつ変量し、その都度、伝動効率ηを計測した。また、比較例についても、同様の計測を行った。その結果を、図5に併せて示す。
入力電力EをE=2kWからE=16kWの範囲で2kWずつ変量し、その都度、伝動効率ηを計測した。また、比較例についても、同様の計測を行った。その結果を、図5に併せて示す。
同図から判るように、僅かではあるが、比較例の場合よりも高い伝動効率ηが得られた。特に、入力電圧EがE=2kWのときには、比較例では極端に低いのに比べて、大きく落ち込むことがなく、比較例の場合の略2倍の伝動効率ηが得られた。
ここで、上記のように構成された結合型Vベルトの製造方法を、図6および図7に基づいて簡単に説明しておく。これには2通りがあり、1つは、図6(a)に示すようにノッチを有さない既存の結合型Vベルトを得た後、同図(b)に示すようにノッチ加工を行う方法である。もう1つは、図7(a)に示すようにノッチを有さないVベルト要素としてのラップドVベルトを得た後、各Vベルト要素10にそれぞれノッチ加工を行い、得られた所定数(図示する例では3つ)のノッチ付きVベルト要素10,10,…をベルト幅方向に並べ、各Vベルト要素10のベルト背面にタイバンド20を積層一体化することで、ノッチ付きの結合型Vベルトとする方法である。
したがって、本実施形態では、各々、ベルト長さ方向に延びかつベルト幅方向に並ぶように配置されたラップドVベルトタイプの複数のVベルト要素10,10,…と、これらVベルト要素10,10,…をベルト幅方向に結合するように各Vベルト要素10のベルト背面に積層一体化されたタイバンド20とを備えた結合型Vベルトとして、各Vベルト要素10に、各々、ベルト幅方向に延びるように形成されていてベルト長さ方向に並ぶように配置された複数のノッチ10a,10a,…を設けることとし、その際に、ノッチ10a,10a,…を、各Vベルト要素10のノッチ10a,10a,…が該Vベルト要素10以外のVベルト要素10,10のノッチ10a,10a,…とベルト幅方向に並ばないようにベルト長さ方向に互いにずらして配置するようにしたので、ベルト長さ方向においてノッチ10aの存在する部位とそのようなノッチの存在しない部位との間での曲げ剛性が大きく変化するという事態を回避することができるので、そのような曲げ剛性の不均一さに起因する不具合が発生せず、円滑なベルト走行を行わせることができる。
特に、各Vベルト要素10のノッチ10a,10a,…が、それぞれ、該Vベルト要素10毎に等ピッチ(P=p1,p2,p3)でもってベルト長さ方向に配置されるとともに、各Vベルト要素10のノッチ10a,10a,…のピッチp1,p2,p3が全てのVベルト要素10,10,…において互いに同じ(p1=p2=p3)であり、さらに、全てのVベルト要素10,10,…間でのノッチ10a,10a,…のずれ量(D=d12,d23,d31)が互いに同じ(d12=d23=d31)であるので、各Vベルト要素10のノッチピッチPを単位としてベルト長さ方向の部位を捉えた場合、ベルト長さ方向における曲げ剛性は全ての部位において均一であり、よって、上記の効果を顕著に得ることができる。
さらに、従来のように各Vベルト要素のノッチがベルト幅方向に並ぶように配置される場合に比べると、各Vベルト要素10のノッチ10a,10a,…が、Vベルト要素10,10,…間でベルト長さ方向において互いにずれていることにより、ベルト走行時のノッチによる騒音が低減するというメリットもある。
尚、上記の実施形態では、略ベルト幅方向において相対応するノッチ10a,10a,…を、各々、ベルト幅方向に延びていて互いに異なる複数(同実施形態の場合には3)の直線上にそれぞれ配置するようにしているが、図8に示す変形例のように、ベルト幅方向に対してスラントした同一直線上に配置するようにすることもできる。
また、上記の実施形態では、3つのVベルト要素10,10,…間でのノッチ10a,10a,…のずれ量Dを互いに同じ(d12=d23=d31)にしているが、2つのVベルト要素10間でのずれ量Dのみを互いに同じにする(例えば、d12=d23≠d31)ようにしたり、全てのVベルト要素10,10,…間でのずれ量Dを互いに異ならせる(d12≠d23≠d31≠d12)ようにすることもできる。
また、上記の実施形態では、各Vベルト要素10のノッチ10a,10a,…が、それぞれ、該Vベルト要素10毎に等ピッチ(P=p1,P=p2,P=p3)でもってベルト長さ方向に配置されており、しかも、各Vベルト要素10のノッチピッチPが全てのVベルト要素10,10,…において互いに同じ(p1=p2=p3)であるが、ノッチピッチPはVベルト要素10,10間で異なって(p1≠p2≠p3)いてもよいし、また、各Vベルト要素10毎に等ピッチでなく(P≠p1,P≠p2,P≠p3)てもよい。
また、上記の実施形態では、Vベルト要素10,10,…が3つの場合について説明しているが、Vベルト要素の数は少なくとも2つであればよく、特に限定されるものではない。
また、上記の実施形態では、全てのVベルト要素間10,10,…においてノッチ10a,10a,…がベルト幅方向に並ばないようにベルト長さ方向において互いにずれているが、Vベルト要素10が3つ以上の場合には、少なくとも2つのVベルト要素10,10間のみにおいてノッチ10a,10a,…をずらすようにすることもできる。
さらに、上記の実施形態では、Vベルト要素10としてラップドVベルトタイプのものを用いるようにしているが、ローエッジVベルトタイプのものを用いるようにすることもできる。
本発明は、エンドレスな複数のVベルト要素をベルト幅方向において結合一体化してなる結合型Vベルトに関し、特に曲げロスの低減による省エネルギー効果および屈曲性向上による長寿命化対策について有用である。
10 Vベルト要素
10a ノッチ
20 タイバンド(帯状部材)
10a ノッチ
20 タイバンド(帯状部材)
Claims (7)
- 各々、ベルト長さ方向に延びかつベルト幅方向に並ぶように配置された複数のVベルト要素と、
上記複数のVベルト要素をベルト幅方向に結合するように各Vベルト要素のベルト背面に積層一体化された帯状部材とを備えた結合型Vベルトであって、
上記各Vベルト要素は、各々、略ベルト幅方向に延びるように形成されていてベルト長さ方向に並ぶように配置された複数のノッチを有し、
上記ノッチは、各Vベルト要素のノッチが該Vベルト要素以外のVベルト要素のノッチとベルト幅方向に並ばないようにベルト長さ方向に互いにずれて配置されていることを特徴とする結合型Vベルト。 - 請求項1に記載の結合型Vベルトにおいて、
各Vベルト要素のノッチは、それぞれ、該Vベルト要素毎に等ピッチでもってベルト長さ方向に配置されている結合型Vベルト。 - 請求項2に記載の結合型Vベルトにおいて、
各Vベルト要素のノッチのベルト長さ方向ピッチは、全てのVベルト要素において互いに同じである結合型Vベルト。 - 請求項3に記載の結合型Vベルトにおいて、
Vベルト要素は、3つ以上とされ、
ベルト幅方向に相隣るVベルト要素間でのノッチのずれ量は、互いに同じである結合型Vベルト。 - 請求項4に記載の結合型Vベルトにおいて、
全てのVベルト要素間でのノッチのずれ量は、互いに同じである結合型Vベルト。 - 請求項4に記載の結合型Vベルトにおいて、
全てのVベルト要素において略ベルト幅方向に相対応するノッチは、ベルト幅方向に対しスラントした同一直線上に配置されている結合型Vベルト。 - 各々、ベルト長さ方向に延びかつベルト幅方向に並ぶように配置された3つ以上のVベルト要素と、
上記3つ以上のVベルト要素をベルト幅方向に結合するように各Vベルト要素のベルト背面に積層一体化された帯状部材とを備えた結合型Vベルトであって、
上記各Vベルト要素は、各々、略ベルト幅方向に延びるように形成されていてベルト長さ方向に並ぶように配置された複数のノッチを有し、
上記ノッチは、上記3つ以上のVベルト要素のうちの少なくとも2つVベルト要素間のみにおいてベルト幅方向に並ばないようにベルト長さ方向に互いにずれて配置されていることを特徴とする結合型Vベルト。
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