JP2013164001A - スロットル装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シャフト5は、ネジ穴部16に軸部8を締結させた状態で、雌ネジ14が部分的に孔内に突出するように局所的に変形加工されている。これにより、締結孔12において突出部26を孔内に突出させることができるので、突出部26により軸部8に対し軸部8の径方向に支持力を及ぼしてネジ4を保持することができる。このため、ネジ4の軸方向の寸法公差に影響を受けないネジ4の脱落防止策を講じることができる。
【選択図】図4
Description
すなわち、ネジの軸方向の寸法公差が大きい場合、軸部突出量のバラツキが大きくなり結果的に、軸部先端径の増加幅のバラツキが大きくなる。このため、例えば、荷重の強さを一定に管理することを考えた場合、軸部の突出量が少ないときに径の増加幅が小さくなってネジ脱落の虞が高まるのを阻止するべく、荷重の管理値を高く設定しがちになる。
実施例1のスロットル装置1の構成を、図1〜図4を用いて説明する。
スロットル装置1は、内燃機関(図示せず。)に通じる吸気路2を開閉する円板状の弁体3と、弁体3とネジ4により締結されて弁体3の回転軸をなすシャフト5とを備える。
ここで、スロットル装置1のボディ7は円筒状の空洞を有し、この空洞が吸気路2の一部をなすとともに弁体3を回転自在に収容する。
また、弁体3には、ネジ締結によりネジ4の軸部8が通る挿通穴9が設けられている。
また、突出部26の形成により、雌ネジ14および雄ネジ15がネジ穴部16の他端において部分的に潰れる。
実施例1のスロットル装置1によれば、シャフト5は、ネジ穴部16に軸部8を締結させた状態で、雌ネジ14が部分的に孔内に突出するように局所的に変形加工されている。
これにより、締結孔12において突出部26を孔内に突出させることができるので、突出部26により軸部8に対し軸部8の径方向に支持力を及ぼしてネジ4を保持することができる。このため、ネジ4の軸方向の寸法公差に影響を受けないネジ4の脱落防止策を講じることができる。
これにより、シャフト5におけるパンチ25の当接部位は、強度が低くなって変形しやすくなる。このため、パンチ25から当接部位に与えられた荷重が逃げにくくなり、局所的な変形加工が容易になる。
さらに、突出部26の形成により、雌ネジ14および雄ネジ15がネジ穴部16の他端において部分的に潰れるので、ネジ4の脱落の虞はさらに低くなる。
実施例2のスロットル装置1によれば、凹面21は、第1平坦部22と曲面部24とから形成され、第2平坦部23を含まない。また、第1平坦部22は、シャフト5の軸方向に短く、軸方向長さがネジ穴部16の孔径と略一致している。そして、パンチ25は、曲面部24の軸方向中央に当接して突出部26を形成するとともに、雌ネジ14および雄ネジ15をネジ穴部16の他端において部分的に潰す。
これにより、パンチ25の当接部位が多少ずれても、曲面部24への当接により、当接部位を自律的に軸方向中央に調節することができる。また、凹面21を設けるための削り量を減らして凹面21の設定にかかる加工時間を短縮することができる。
スロットル装置1の態様は、実施例に限定されず種々の変形例を考えることができる。
例えば、実施例のスロットル装置1によれば、ネジ穴部16の孔壁面である雌ネジ14が孔内に突出するようにシャフト5を変形加工したが、挿通部13の孔壁面が孔内に突出するようにシャフト5を変形加工し、挿通部13の孔壁面に突出部26を設けて軸部8を保持するようにしてもよい。また、軸部8の外側表面に雄ネジ15以外の部分が存在する場合、雄ネジ15以外の部分に突出部26を当接させて軸部8を保持するようにしてもよい。
さらに、実施例のスロットル装置1によれば、凹面21は、ネジ穴部16を挟むように2つ設けられていたが、例えば、凹面21を1つのみ設けて1つの突出部26を形成し、1つの突出部26と変形していない孔壁面とで軸部8を保持するようにしてもよい。
Claims (4)
- 内燃機関に通じる吸気路(2)を開閉する板状の弁体(3)と、
この弁体(3)と所定の締結部材(4)により締結されて前記弁体(3)の回転軸をなすものであり、前記弁体(3)の板厚に応じた幅を有して軸方向に伸びる前記弁体(3)の挿入スリット(11)、および、この挿入スリット(11)に開口するとともに前記締結部材(4)が存在する締結孔(12)を有し、この締結孔(12)に前記締結部材(4)を存在させた状態で、前記締結孔(12)の孔壁面が部分的に孔内に突出するように局所的に変形加工されたシャフト(5)とを備えるスロットル装置。 - 請求項1に記載のスロットル装置において、
前記シャフト(5)の外側表面には、前記締結孔(12)に向かって窪む凹面(21)が設けられ、
前記締結孔(12)の孔壁面は、所定のパンチ(25)が前記凹面(21)に当接することで部分的に孔内に突出することを特徴とするスロットル装置。 - 請求項2に記載のスロットル装置において、
前記凹面(21)を形成する各点の内、前記パンチ(25)の当接点は、曲率が限りなく小さい平坦部に設定されておらず、曲率が大きい曲面部(24)に設定されていることを特徴とするスロットル装置。 - 請求項1ないし請求項3の内のいずれか1つに記載のスロットル装置において、
前記締結部材(4)は、雄ネジ(15)を有するネジ(4)であり、前記締結孔(12)の孔壁面に設けられた雌ネジ(14)に前記雄ネジ(15)が螺合することで前記シャフト(5)と前記弁体(3)とを締結し、
前記雄ネジ(15)および前記雌ネジ(14)は、前記シャフト(5)に施された局所的な変形加工により部分的に潰れていることを特徴とするスロットル装置。
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JP2004132518A (ja) * | 2002-10-15 | 2004-04-30 | Masao Suzuki | 固定具 |
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2012
- 2012-02-10 JP JP2012027076A patent/JP5783075B2/ja not_active Expired - Fee Related
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