JP2013163170A - 混合液製造方法及びそれを用いた経口ゼリー剤製造方法並びに混合液製造装置 - Google Patents

混合液製造方法及びそれを用いた経口ゼリー剤製造方法並びに混合液製造装置 Download PDF

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慶裕 菱川
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Tomokazu Sakaide
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Abstract

【課題】難溶性及び不溶性の粉末であっても溶媒と均一に混合させて混合液を効率よく製造することのできる混合液製造方法及びそれを用いた経口ゼリー剤製造方法並びに混合液製造装置を提供する。
【解決手段】
粉末50を収容した粉末貯留槽20に連通する粉末供給管30の吐出口31を気密性を有する攪拌槽10に収容された溶媒内60に差し入れた状態で攪拌槽10内を減圧し、攪拌槽10内の溶媒60を攪拌しながら粉末貯留槽20内の粉末50を粉末供給管30を介して吸引させることにより溶媒60内に粉末50を供給することで、攪拌槽10内において溶媒60と粉末50の混合液を製造する。
【選択図】図1

Description

本発明は、混合液製造方法及びそれを用いた経口ゼリー剤製造方法並びに混合液製造装置に関する。
高齢になるにつれ、さまざまな身体機能の低下が生じてくる。その一つに咀嚼・嚥下機能の低下がある。例えば、医薬品の服用時に、咀嚼・嚥下困難者が誤って医薬品を気管に流入するいわゆる誤嚥が生じると、肺炎や窒息死等の原因となり、高齢者の生命を脅かす問題となっている。これより、これらの機能が低下した高齢者にとって、服用しやすい医薬品の開発が求められている。
特許文献1には、疎水性及び撥水性の両方、若しくはいずれか一方の特性を示す粉末が含有された混合液を、減圧下で攪拌、混合してなる経口摂取用ゲル状組成物及びその製造方法が開示されている。
この特許文献1に開示された発明によれば、溶媒中に均一に粉末が混ざり合うため、服用時にざらつき感を生じさせることがなく、服用感に優れた経口摂取用ゲル状組成物を製造することができる、とされている。
特開2011−74031号公報
しかしながら、特許文献1に開示された製造方法にあっては次のような不都合があった。以下、この点について、図4を参照して説明する。
図4は、従来技術のゲル状組成物の製造装置を示す模式図である。
この製造装置100は、溶媒60が収容され、粉末50が供給される攪拌槽110と、攪拌槽110内を減圧させる減圧装置(不図示)とが備えられている。攪拌槽110は、上面が開閉可能な構造であり、粉末50は、攪拌槽110の上方から供給される。
ここで、粉末50は、難溶性又は不溶性のものである。このような粉末50を攪拌槽110の上方から供給すると、当然のことながら粉末50は溶媒60に溶けずに溶媒60の表面上に浮いた状態となる。したがって、攪拌槽110内の溶媒60の収容量は、溶媒60の表面上に浮いた粉末50が攪拌槽110から溢れ出さない程度の量としなければならない。つまり、溶媒60の表面上に浮く粉末50が嵩むため、その分、攪拌槽110内に収容できる溶媒60の量を減らさなければならない。その結果、攪拌槽110の最大収容量に比してゲル状組成物の製造量が少なくなるため、効率よく製造することが困難であった。
さらに、粉末50が溶媒60の表面に浮いた状態で粉末50及び溶媒60を攪拌部材12によって攪拌すると、攪拌槽110の内壁111に粉末50が付着するため、全ての粉末を効率よく混合することができないとともに、溶媒60中の粉末50の量が規定量より減ることになることから所定濃度のものを得ることができないといった問題があった。また、製造を終える都度、攪拌槽110の内壁111を洗浄して、内壁111に付着したままの粉末50を除去する必要があり、作業性が悪いといった問題もあった。
さらに、粉末50を攪拌槽110に供給する際に粉末50が飛散したり、あるいは、溶媒60の表面に供給され、浮いている粉末50が攪拌により飛散したりする虞があり、飛散すると所定濃度のものを得ることができないばかりか、粉末50が危険物である場合には、粉末50の飛散によって作業者に危険が及ぶといった問題があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、難溶性及び不溶性の粉末であっても溶媒と均一に混合させて混合液を効率よく製造することのできる混合液製造方法、この混合液製造方法を用いた経口ゼリー剤製造方法及び混合液製造装置を提供することにある。
上記目的を達するために、本発明は次のとおりの構成としている。
本発明に係る混合液製造方法は、粉末を収容した粉末貯留槽に連通する粉末供給管の吐出口を気密性を有する攪拌槽に収容された溶媒内に差し入れた状態で前記攪拌槽内を減圧し、その後、前記攪拌槽内の溶媒を攪拌しながら、前記粉末貯留槽内の前記粉末を前記粉末供給管を介して移送させることにより前記攪拌槽内に供給し、混合液を製造することを特徴とするものである。
また、本発明に係る混合液製造装置は、粉末と溶媒とを混合して混合液を製造する混合液製造装置であって、前記粉末を収容する粉末貯留槽と、気密性を有し、前記溶媒を収容する攪拌槽と、前記粉末貯留槽内と前記攪拌槽内とを連通し、その吐出口が前記溶媒中に配される粉末供給管と、前記攪拌槽内を減圧させるとともに、前記粉末供給管を介して前記粉末を前記攪拌槽に供給する減圧装置とが備えられたことを特徴とするものである。
このような特定事項により、溶媒内に差し入れられた粉末供給管から粉末を移送させて溶媒の内部に供給することができるため、溶媒表面上に粉末が浮いた状態になることがない。よって、溶媒と粉末とを攪拌しても、攪拌槽の内壁に粉末を付着させずに効率よく粉末を供給することができる。
上記の粉末は、疎水性及び撥水性の両方若しくはいずれか一方の特性を示すものであってもよい。
上記の混合液製造方法であって、前記粉末の供給時に、前記粉末貯留槽を振動させる振動装置によって前記粉末を振動させながら前記攪拌槽に前記粉末を供給してもよい。
また、上記の混合液製造装置であって、前記粉末貯留槽には、さらに前記粉末貯留槽を振動させる振動装置が取り付けられていてもよい。
このような特定事項によれば、粉末貯留槽内で粉末が塊状態となっても、その塊は振動によって粉砕あるいは流動化されるため、粉末は粉末供給管内で詰まることなく効率的に攪拌槽に供給される。
上記の混合液製造方法であって、前記粉末貯留槽内と前記攪拌槽内とを連通し、その吐出口が前記溶媒中に配される粉末供給管に取り付けられた開閉バルブの開閉によって、前記粉末の供給量を調整してもよい。
また、上記の混合液製造装置であって、前記粉末供給管には、前記粉末の供給量を調整する開閉バルブが備えられていてもよい。
このような特定事項によれば、粉末貯留槽に取り付けられた粉末供給管に設けられた開閉バルブを操作することにより、粉末貯溜槽から攪拌槽への粉末供給量を制御することができる。
上記の混合液製造方法であって、前記粉末貯留槽を気密性を有するものとし、該粉末貯留槽に取り付けられた圧力調整バルブの開閉によって、前記攪拌槽内の圧力変動を抑制するようにしてもよい。
また、上記の混合液製造方法であって、前記粉末貯留槽は気密性を有するものであり、該粉末貯留槽には、前記攪拌槽内の圧力変動を抑制する圧力調整バルブが設けられていてもよい。
このような特定事項によれば、攪拌槽内の圧力変動の抑制によって、一定した圧力下で粉末を粉末貯留槽から攪拌槽に安定的に供給することができる。
本発明に係る経口ゼリー剤製造方法は、上記に記載の混合液製造方法を用いることを特徴とする。
このような特定事項によれば、粉末と溶液とを均一に混合させることができることから、服用時にざらつき感を生じさせることのない、服用感に優れた経口ゼリー剤を製造することができる。
本発明によれば、難溶性及び不溶性の粉末であっても溶媒と均一に混合させて混合液を効率よく製造することのできる混合液製造方法及びそれを用いた経口ゼリー剤製造方法並びに混合液製造装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る混合液製造装置を示す模式図である。 本発明の他の実施形態に係る混合液製造装置を示す模式図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る混合液製造装置を示す模式図である。 従来技術の混合液製造装置を示す模式図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る混合液製造装置を示す模式図である。
本実施形態に係る混合液製造装置は、粉末50と溶媒60とを混合して混合液を製造する混合液製造装置1であって、粉末50を収容した粉末貯留槽20と、溶媒60が収容され、粉末50が供給される気密性を有する攪拌槽10と、粉末貯留槽20内と攪拌槽10内とを連通し、その吐出口31が溶媒60中に配される粉末供給管30と、攪拌槽10内を減圧させるとともに、粉末供給管30を介して粉末50を攪拌槽10に供給する減圧装置40と、が備えられたものである。
攪拌槽10は、気密性を有し、上面が上蓋10aにより開閉可能な構造である。この上面から溶媒60(例えば、水)が供給され、溶媒60が収容される。この攪拌槽10は、図示例のような円筒形が好ましいが、これに限るものではない。また、攪拌槽10の材質は、溶媒や製造される混合液と反応しないものから適宜選択される。
攪拌槽10の上蓋10aを介して、攪拌部材12と粉末供給管30とが攪拌槽10内に挿入され、上蓋10aには攪拌槽10内を減圧させる減圧ホース41が取り付けられている。なお、粉末供給管30は攪拌槽10の底面側から挿入されていても構わない(図2参照)。
攪拌部材12は、攪拌槽10内の粉末50及び溶媒60を攪拌するものである。この攪拌部材12は、図示しないモーターと接続されており、所望の回転数で回転され、粉末50及び溶媒60を攪拌する。
減圧ホース41は、攪拌槽10の外部に備えられた減圧装置40と接続されている。減圧装置40は、攪拌槽10内を減圧させるものである。
粉末供給管30は、粉末貯留槽20から攪拌槽10に粉末50を供給するものである。この粉末供給管30は、その一端を吐出口31、他端を吸込口32として、吐出口31は、攪拌槽10に収容された溶媒60中に差し入れられ、吸込口32は、粉末貯留槽20に収容された粉末50の中に差し入れられている。これにより、粉末貯留槽20と攪拌槽10は、粉末供給管30を介して連通されている。また、この粉末供給管30には、粉末50の供給、停止の操作を行うための開閉バルブ33が設けられている。
粉末貯留槽20は、気密性を有し、上面が上蓋20aにより開閉可能な構造である。この上面から粉末50が供給され、粉末貯留槽20内に粉末50が収容される。ここで、粉末50としては、例えば、水に可溶性の粉末である白糖、エリスリトール、マルチトール、水に難溶性の粉末であるL−バリン、L−アラニン、L−イソロイシン、L−ロイシン、L−プロリン、L−フェニルアラニン、L−チロシン、L−トリプトファン、レボフロキサシン、イトラコナゾール、水に不溶性の粉末である炭酸ランタン八水和物、ステアリン酸マグネシウム、ポリスチレンスルホン酸カルシウムなどのイオン交換樹脂や各種粉末同士の混合物が挙げられる。
上記の粉末貯留槽20の上蓋20aから、圧力調整バルブ21と、前述した粉末供給管30と、が挿入されている。なお、粉末供給管30は粉末貯留槽20の底面側から挿入されていても構わない。
圧力調整バルブ21は、攪拌槽10内の圧力変動を抑制し、一定した圧力下で粉末50を粉末貯溜槽20から攪拌槽10に供給させるためのものである。
ここで、粉末貯留槽20は、気密性を有さずに上面が開放されていても構わない。この場合は、粉末貯留槽20は上面が開放されており、粉末貯留槽20内の圧力調整をする必要がないため、圧力調整バルブ21を必要としない(図3参照)。
粉末貯留槽20の下方には粉末貯留槽20を振動させ、粉末50が塊状態となることを抑制する、あるいは粉末50の流動化を促す振動装置70が取り付けられている。
なお、開閉バルブ33及び圧力調整バルブ21は、図示しない制御装置と接続されていても構わない。その場合、制御装置により、開閉バルブ33の開閉及び圧力調整バルブ21の開閉が制御され粉末50の供給量が調整される。
次に、混合液製造装置の動作について説明する。本説明を以って、本発明に係る混合液製造方法の説明に代える。
まず、攪拌槽10内に所定量の溶媒(例えば、水)60を供給したのち、減圧装置40を稼働し減圧ホース41を介して攪拌槽10内を減圧する。この減圧中は、開閉バルブ33及び圧力調整バルブ21を閉状態にする。次に、攪拌槽10に備えられた攪拌部材12によって攪拌槽10内の溶媒60を所望の回転数で撹拌させる。やがて、攪拌槽10内の圧力が所定の圧力にまで減圧されたならば、開閉バルブ33を開状態とすると粉末貯留槽20が減圧される。続いて、圧力調整バルブ21を開き、適度な圧力に調整すると粉末貯留槽20内の粉末50が粉末供給管30を介して攪拌槽10内に吸引供給される。
なお、この一連の開閉バルブ33及び圧力調整バルブ21の開閉は、両バルブを制御する制御装置(不図示)によって制御しても構わない。
これより、粉末50は、粉末供給管30を介して粉末供給管30の吐出口31から攪拌されている溶媒60の中に直接供給される。よって、粉末50が溶媒60の表面上に浮いた状態となることはない。したがって、従来考慮していた溶媒60の表面上に浮く粉末の嵩の分、攪拌槽10内の溶媒60の量を増やすことができる。また、攪拌槽10の内壁11に粉末50が付着することがないため、従来必要であった、攪拌槽10の内壁11に付着した粉末の除去作業が不要となる。
攪拌槽10内に粉末50を供給しながら、攪拌槽10に備えられた攪拌部材12によって、所望の回転数で攪拌槽10内の溶媒60及び粉末50を攪拌することにより、粉末50が溶媒60と均一に混ざり合い、所望の濃度の混合液を製造することができる。
なお、粉末50の種類によっては、粉末貯留槽20で粉末50が塊状態となり、これが原因で粉末50の攪拌槽10への供給が円滑に行われなかったり、粉末供給管30が粉末50で詰まることがある。この場合、粉末貯留槽20の下方に取り付けられた振動装置70を稼働させれば、粉末貯留槽20内の粉末50が塊状態となることを抑制して、粉末供給管30内の粉末50の詰まりを未然に防ぐことができる。
また、粉末50の供給量の変動に起因して攪拌槽10内の圧力に変化が生じ易くなるが、そのような場合いは、圧力調整バルブ21を開閉操作することにより、一定した圧力下での粉末50の供給が可能となる。
以上により、粉末50がたとえ難溶性や不溶性であっても溶媒60と均一に混合して、効率よく混合液を製造することができる。
ところで、上記の実施形態では、粉末貯留槽20として気密性を有するものを採用しているが、これに限るものではない。例えば、図3に示すように、上面が開放された気密性を有さない粉末貯留槽20を用いても構わない。この場合、圧力調整バルブ21は必要がなくなる。なお、図3において、上記した実施形態のものと同一構成要素には同一符号を付している。
上記で説明した混合液の製造方法は、経口ゼリー剤の製造にも適用することができ、その場合は、粉末50と溶液60とが均一に混合されることから、服用時にざらつき感を生じさせることのない、服用感に優れた経口ゼリー剤を製造することができる。
次に、本発明の実施例を示す。
[実施例1]
実施例1は、攪拌槽10内に水400グラム、粉末貯留槽20内に水に可溶性の白糖36グラム(粉末濃度9%)を収容し、混合液を作成した実施例である。
減圧装置40によって、攪拌槽10内を減圧していき、攪拌槽10内の圧力が常圧から−0.004MPaに到達したときに、攪拌部材12によって400rpmの回転数で攪拌槽10内の水を攪拌しながら白糖を粉末供給管30を介して攪拌槽10内に供給したところ、攪拌槽10内の内壁11には白糖が付着することなく溶解する結果が得られた。
[実施例2]
実施例2は、攪拌槽10内に水400グラム、粉末貯留槽20内に水に可溶性のエリスリトール44グラム(粉末濃度11%)を収容し、混合液を作成した実施例である。
減圧装置40によって、攪拌槽10内を減圧していき、攪拌槽10内の圧力が常圧から−0.006MPaに到達したときに、攪拌部材12によって400rpmの回転数で攪拌槽10内の水を攪拌しながらエリスリトールを粉末供給管30を介して攪拌槽10内に供給したところ、攪拌槽10内の内壁11にはエリスリトールが付着することなく溶解する結果が得られた。
[実施例3]
実施例3は、攪拌槽10内に水400グラム、粉末貯留槽20内に水に可溶性のマルチトール48グラム(粉末濃度12%)を収容し、混合液を作成した実施例である。
減圧装置40によって、攪拌槽10内を減圧していき、攪拌槽10内の圧力が常圧から−0.006MPaに到達したときに、攪拌部材12によって400rpmの回転数で攪拌槽10内の水を攪拌しながらマルチトールを粉末供給管30を介して攪拌槽10内に供給した。本実施例では、粉末供給管30を介して攪拌槽10内にマルチトールを供給する際に、粉末供給管30内にマルチトールが詰まりやすいため、振動装置70を稼働した。その結果、粉末供給管30内でのマルチトールの詰まりが解消し、攪拌槽10内にマルチトールを供給することができた。攪拌槽10内の内壁11にはマルチトールが付着することなく溶解する結果が得られた。
[実施例4]
実施例4は、攪拌槽10内に水400グラム、粉末貯留槽20内に水に不溶性の炭酸ランタン八水和物40グラム(粉末濃度10%)を収容し、混合液を作成した実施例である。
減圧装置40によって、攪拌槽10内を減圧していき、攪拌槽10内の圧力が常圧から−0.005MPaに到達したときに、攪拌部材12によって300rpmの回転数で攪拌槽10内の水を攪拌しながら炭酸ランタン八水和物を粉末供給管30を介して攪拌槽10内に供給した。本実施例では、粉末供給管30内に炭酸ランタン八水和物が詰まり易いため、振動装置70を稼働した。その結果、粉末供給管30内での炭酸ランタン八水和物の詰まりが解消し、攪拌槽10内に炭酸ランタン八水和物を供給することができた。攪拌槽10内の内壁11には炭酸ランタン八水和物が付着することはなく、また、炭酸ランタン八水和物は水に不溶性であるにも拘らず液面に浮かぶことなく沈降する結果が得られた。
[実施例5]
実施例5は、攪拌槽10内に水400グラム、粉末貯留槽20内に水に不溶性の炭酸ランタン八水和物80グラム(粉末濃度20%)を収容し、混合液を作成した実施例である。
減圧装置40によって、攪拌槽10内を減圧していき、攪拌槽10内の圧力が常圧から−0.008MPaに到達したときに、攪拌部材12によって300〜500rpmの回転数で攪拌槽10内の水を攪拌しながら炭酸ランタン八水和物を粉末供給管30を介して攪拌槽10内に供給した。本実施例では、粉末供給管30内に炭酸ランタン八水和物が詰まりやすかったため、振動装置70を稼働した。その結果、粉末供給管30内での炭酸ランタン八水和物の詰まりが解消し、攪拌槽10内に炭酸ランタン八水和物を供給することができた。攪拌槽10内の内壁11には炭酸ランタン八水和物が付着することはなく、また、炭酸ランタン八水和物は水に不溶性であるにも拘らず液面に浮かぶことなく沈降する結果が得られた。
[実施例6]
実施例6は、攪拌槽10内に水270グラム、粉末貯留槽20内に水に難溶性のL−バリン27グラム(粉末濃度10%)を収容し、混合液を作成した実施例である。
減圧装置40によって、攪拌槽10内を減圧していき、攪拌槽10内の圧力が常圧から−0.095MPaに到達したときに、攪拌部材12によって1200rpmの回転数で攪拌槽10内の水を攪拌しながらL−バリンを粉末供給管30を介して攪拌槽10内に供給した。L−バリンは、多くの空気を含む原料であるため、他の実施例よりもさらに減圧し、且つ、攪拌速度を高めて、振動装置70によってL−バリンに振動を加えることにより、L−バリンを水に供給することができ、難溶性であってもL−バリンは水中に沈降した。また、攪拌槽10内の内壁11にはL−バリンが付着することはない結果が得られた。
[実施例7]
実施例7は、攪拌槽10内に水200グラム、粉末貯留槽20内に水に難溶性のL−アラニン66グラム(粉末濃度33%)を収容し、混合液を作成した実施例である。
減圧装置40によって、攪拌槽10内を減圧していき、攪拌槽10内の圧力が常圧から−0.012MPaに到達したときに、攪拌部材12によって650rpmの回転数で攪拌槽10内の水を攪拌しながらL−アラニンを粉末供給管30を介して攪拌槽10内に供給した。本実施例では、粉末供給管30内にL−アラニンが詰まりやすかったため、振動装置70を稼働した。その結果、粉末供給管30内でのL−アラニンの詰まりが解消し、攪拌槽10内にL−アラニンを供給することができた。攪拌槽10内の内壁11にはL−アラニンが付着することはなく、水中に沈降する結果が得られた。
[実施例8]
実施例8は、攪拌槽10内に水270グラム、粉末貯留槽20内に水に難溶性のL−イソロイシン13.5グラム(粉末濃度5%)を収容し、混合液を作成した実施例である。
減圧装置40によって、攪拌槽10内を減圧していき、攪拌槽10内の圧力が常圧から−0.097MPaに到達したときに、攪拌部材12によって1200rpmの回転数で攪拌槽10内の水を攪拌しながらL−イソロイシンを粉末供給管30を介して攪拌槽10内に供給した。L−イソロイシンは、多くの空気を含む原料であるため、他の実施例よりもさらに減圧し、且つ、攪拌速度を高めて、振動装置70によってL−イソロイシンに振動を加えることにより、L−イソロイシンを水に供給することができ、難溶性であってもL−イソロイシンは水中に沈降した。また、攪拌槽10内の内壁11にはL−イソロイシンが付着することはない結果が得られた。
[実施例9]
実施例9は、攪拌槽10内に水270グラム、粉末貯留槽20内に水に難溶性のL−ロイシン27グラム(粉末濃度10%)を収容し、混合液を作成した実施例である。
減圧装置40によって、攪拌槽10内を減圧していき、攪拌槽10内の圧力が常圧から−0.098MPaに到達したときに、攪拌部材12によって1200rpmの回転数で攪拌槽10内の水を攪拌しながらL−ロイシンを粉末供給管30を介して攪拌槽10内に供給した。L−ロイシンは、多くの空気を含む原料であるため、他の実施例よりもさらに減圧し、且つ、攪拌速度を高めて、振動装置70によってL−ロイシンに振動を加えることにより、L−ロイシンを水に供給することができ、難溶性であってもL−ロイシンは水中に沈降した。また、攪拌槽10内の内壁11にはL−ロイシンが付着することはない結果が得られた。
[実施例10]
実施例10は、攪拌槽10内に水90グラム、粉末貯留槽20内に水に難溶性のL−プロリン68.4グラム(粉末濃度76%)を収容し、混合液を作成した実施例である。
減圧装置40によって、攪拌槽10内を減圧していき、攪拌槽10内の圧力が常圧から−0.060MPaに到達したときに、攪拌部材12によって600〜1000rpmの回転数で攪拌槽10内の水を攪拌しながらL−プロリンを粉末供給管30を介して攪拌槽10内に供給した。本実施例では、粉末供給管30内にL−プロリンが詰まりやすかったため、振動装置70を稼働した。その結果、粉末供給管30内でのL−プロリンの詰まりが解消し、攪拌槽10内にL−プロリンを供給することができた。L−プロリンは、比較的水の濡れ性が良かったため容易に水に供給することができ、高濃度の分散液を調製することができた。また、攪拌槽10内の内壁11にはL−プロリンが付着することはない結果が得られた。
[実施例11]
実施例11は、攪拌槽10内に水270グラム、粉末貯留槽20内に水に難溶性のL−フェニルアラニン27グラム(粉末濃度10%)を収容し、混合液を作成した実施例である。
減圧装置40によって、攪拌槽10内を減圧していき、攪拌槽10内の圧力が常圧から−0.097MPaに到達したときに、攪拌部材12によって1200rpmの回転数で攪拌槽10内の水を攪拌しながらL−フェニルアラニンを粉末供給管30を介して攪拌槽10内に供給した。本実施例では、粉末供給管30内にL−フェニルアラニンが詰まりやすかったため、振動装置70を稼働した。その結果、粉末供給管30内でのL−フェニルアラニンの詰まりが解消し、攪拌槽10内にL−フェニルアラニンを供給することができた。L−フェニルアラニンは、比較的水の濡れ性が良かったため容易に水に供給することができ、水中に沈降した。また、攪拌槽10内の内壁11にはL−フェニルアラニンが付着することはない結果が得られた。
[実施例12]
実施例12は、攪拌槽10内に水255グラム、粉末貯留槽20内に水に難溶性のL−チロシン38.3グラム(粉末濃度15%)を収容し、混合液を作成した実施例である。
減圧装置40によって、攪拌槽10内を減圧していき、攪拌槽10内の圧力が常圧から−0.064MPaに到達したときに、攪拌部材12によって850〜950rpmの回転数で攪拌槽10内の水を攪拌しながらL−チロシンを粉末供給管30を介して攪拌槽10内に供給した。本実施例では、粉末供給管30内にL−チロシンが詰まりやすかったため、振動装置70を稼働した。その結果、粉末供給管30内でのL−チロシンの詰まりが解消し、攪拌槽10内にL−チロシンを供給することができた。L−チロシンは、比較的水の濡れ性が良かったため容易に水に供給することができ、水中に沈降した。また、攪拌槽10内の内壁11にはL−チロシンが付着することはない結果が得られた。
[実施例13]
実施例13は、攪拌槽10内に水270グラム、粉末貯留槽20内に水に難溶性のL−トリプトファン27グラム(粉末濃度10%)を収容し、混合液を作成した実施例である。
減圧装置40によって、攪拌槽10内を減圧していき、攪拌槽10内の圧力が常圧から−0.097MPaに到達したときに、攪拌部材12によって1200rpmの回転数で攪拌槽10内の水を攪拌しながらL−トリプトファンを粉末供給管30を介して攪拌槽10内に供給した。L−トリプトファンは、多くの空気を含む原料であるため、他の実施例よりもさらに減圧し、且つ、攪拌速度を高めて、振動装置70によってL−トリプトファンに振動を加えることにより、L−トリプトファンを水に供給することができ、難溶性であってもL−トリプトファンは水中に沈降した。また、攪拌槽10内の内壁11にはL−トリプトファンが付着することはない結果が得られた。
[実施例14]
実施例14は、攪拌槽10内に水180グラム、粉末貯留槽20内に水に難溶性のレボフロキサシン18グラム(粉末濃度10%)を収容し、混合液を作成した実施例である。
減圧装置40によって、攪拌槽10内を減圧していき、攪拌槽10内の圧力が常圧から−0.095MPaに到達したときに、攪拌部材12によって900〜1200rpmの回転数で攪拌槽10内の水を攪拌しながらレボフロキサシンを粉末供給管30を介して攪拌槽10内に供給した。レボフロキサシンは、多くの空気を含む原料であるため、他の実施例よりもさらに減圧し、且つ、攪拌速度を高めて、振動装置70によってレボフロキサシンに振動を加えることにより、レボフロキサシンを脱気した状態で水に供給することができた。また、攪拌槽10内の内壁11にはレボフロキサシンが付着することはない結果が得られた。
[実施例15]
実施例15は、攪拌槽10内に水180グラム、粉末貯留槽20内に水に難溶性のイトラコナゾール19.8グラム(粉末濃度11%)を収容し、混合液を作成した実施例である。
減圧装置40によって、攪拌槽10内を減圧していき、攪拌槽10内の圧力が常圧から−0.094MPaに到達したときに、攪拌部材12によって900〜1050rpmの回転数で攪拌槽10内の水を攪拌しながらイトラコナゾールを粉末供給管30を介して攪拌槽10内に供給した。イトラコナゾールは、多くの空気を含む原料であったため、他の実施例よりもさらに減圧し、且つ、攪拌速度を高めて、振動装置70によってイトラコナゾールに振動を加えることにより、イトラコナゾールを脱気した状態で水に供給することができた。また、攪拌槽10内の内壁11にはイトラコナゾールが付着することはない結果が得られた。
[実施例16]
実施例16は、攪拌槽10内に水270グラム(界面活性剤;ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノオレエートを1.0%含む)、粉末貯留槽20内に水に不溶性であり、且つ撥水性のあるステアリン酸マグネシウム12.2グラム(粉末濃度4.5%)を収容し、混合液を作成した実施例である。
減圧装置40によって、攪拌槽10内を減圧していき、攪拌槽10内の圧力が常圧から−0.095MPaに到達したときに、攪拌部材12によって1200rpmの回転数で攪拌槽10内の水を攪拌しながらステアリン酸マグネシウムを粉末供給管30を介して攪拌槽10内に供給した。ステアリン酸マグネシウムは、多くの空気を含む原料であり、且つ、水への濡れ性が極めて悪いため、他の実施例よりもさらに減圧し、且つ、攪拌速度を高めて、振動装置70によってステアリン酸マグネシウムに振動を加えることにより、ステアリン酸マグネシウムを脱気した状態で水に沈めることができた。また、攪拌槽10内の内壁11にはステアリン酸マグネシウムが付着することはない結果が得られた。
[実施例17]
実施例17は、攪拌槽10内に水108グラム、粉末貯留槽20内に水に不溶性のポリスチレンスルホン酸カルシウム21.6グラム(粉末濃度20%)とマルチトール21.6g(粉末濃度20%)とを粉末混合して収容し、混合液を作成した実施例である。
減圧装置40によって、攪拌槽10内を減圧していき、攪拌槽10内の圧力が常圧から−0.006MPaに到達したときに、攪拌部材12によって300〜500rpmの回転数で攪拌槽10内の水を攪拌しながら、前記粉末混合物を粉末供給管30を介して攪拌槽10内に供給した。粉末混合物中のマルチトールは流動化しにくい粉体であったが、ポリスチレンスルホン酸カルシウムとの混合により、流動化が改善し、且つ、振動装置70によって供給することにより、容易に攪拌槽10内に供給し、ポリスチレンスルホン酸カルシウムを水に沈めることができた。マルチトールは水溶性であるため、溶解した。また、攪拌槽10内の内壁11にはポリスチレンスルホン酸カルシウム及びマルチトールのいずれも付着することはない結果が得られた。
[実施例18]
実施例18は、攪拌槽10内に水400グラム、粉末貯留槽20内に水に難溶性のL−バリン20グラム(粉末濃度5%)とカンテン末6g(粉末濃度1.5%)及びキサンタンガム0.6gとの粉末混合物を収容し、経口ゼリー剤を作成した実施例である。
減圧装置40によって、攪拌槽10内を減圧していき、攪拌槽10内の圧力が常圧から−0.095MPaに到達したときに、攪拌部材12によって1200rpmの回転数で攪拌槽10内の水を攪拌しながら、前記粉末混合物を粉末供給管30を介して攪拌槽10内に供給した。粉末混合物中のL−バリンは、多くの空気を含む原料であるため、他の実施例よりもさらに減圧し、且つ、攪拌速度を高めて、振動装置70によって供給することにより、L−バリンを水に沈めることができた。また、攪拌槽10内の内壁11にはL−バリンが付着することはなかった。その後、攪拌槽10を95℃まで加熱し、カンテン末を完全に溶解させた後、容器に一定量充填し、経口ゼリー剤を製することができた。
[実施例19]
実施例19は、攪拌槽10内に水400グラム、粉末貯留槽20内に水に難溶性のL−バリン20グラム(粉末濃度5%)を収容し、経口ゼリー剤を作成した実施例である。
攪拌槽10内に水400gとカンテン末6g(粉末濃度1.5%)及びキサンタンガム0.6g(粉末濃度0.15%)を加えておき、95℃になるまで加熱しながら900rpmで攪拌を続け、カンテン末及びキサンタンガムを溶解させた。その後、攪拌槽10を冷却し、溶液が約75℃となった時点で、減圧装置40によって、攪拌槽10内を減圧していき、攪拌槽10内の圧力が常圧から−0.060MPaに到達したときに、攪拌部材12によって1200rpmの回転数で攪拌槽10内の溶液を攪拌しながら、L−バリンを粉末供給管30を介して攪拌槽10内に供給した。L−バリンは、多くの空気を含む原料であるため、75℃で突沸しない程度の圧力まで減圧し、且つ、攪拌速度を高めて、振動装置70によって供給することにより、L−バリンを前記溶液に均一に分散させることができた。その後、容器に一定量充填し、経口ゼリー剤を製造することができた。
実施例1〜19の結果を表1に示す。
Figure 2013163170
1 混合液製造装置
10 攪拌槽
12 攪拌部材
20 粉末貯留槽
21 圧力調整バルブ
30 粉末供給管
31 吐出口
32 吸込口
33 開閉バルブ
40 減圧装置
41 減圧ホース
50 粉末
60 溶媒
70 振動装置

Claims (11)

  1. 粉末を収容した粉末貯留槽に連通する粉末供給管の吐出口を気密性を有する攪拌槽に収容された溶媒内に差し入れた状態で前記攪拌槽内を減圧し、その後、前記攪拌槽内の溶媒を攪拌しながら、前記粉末貯留槽内の前記粉末を前記粉末供給管を介して移送させることにより前記攪拌槽内に供給し、混合液を製造することを特徴とする混合液製造方法。
  2. 請求項1に記載の混合液製造方法であって、
    前記粉末は、疎水性及び撥水性の両方、若しくはいずれか一方の特性を示すことを特徴とする混合液製造方法。
  3. 請求項1又は2に記載の混合液製造方法であって、
    前記粉末の供給時に、前記粉末貯留槽を振動させる振動装置によって前記粉末を振動させながら、前記攪拌槽に前記粉末を供給することを特徴とする混合液製造方法。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の混合液製造方法であって、
    前記粉末貯留槽内と前記攪拌槽内とを連通し、その吐出口が前記溶媒中に配される粉末供給管に取り付けられた開閉バルブの開閉によって、前記粉末の供給量を調整することを特徴とする混合液製造方法。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の混合液製造方法であって、
    前記粉末貯留槽を気密性を有するものとし、該粉末貯留槽に取り付けられた圧力調整バルブの開閉によって、前記攪拌槽内の圧力変動を抑制することを特徴とする混合液製造方法。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の混合液製造方法を用いることを特徴とする経口ゼリー剤製造方法。
  7. 粉末と溶媒とを混合して混合液を製造する混合液製造装置であって、
    前記粉末を収容する粉末貯留槽と、
    気密性を有し、前記溶媒を収容する攪拌槽と、
    前記粉末貯留槽内と前記攪拌槽内とを連通し、その吐出口が前記溶媒中に配される粉末供給管と、
    前記攪拌槽内を減圧させるとともに、前記粉末供給管を介して前記粉末を前記攪拌槽に供給する減圧装置と、
    が備えられたことを特徴とする混合液製造装置。
  8. 請求項7に記載の混合液製造装置であって、
    前記粉末は、疎水性及び撥水性の両方、若しくはいずれか一方の特性を示すことを特徴とする混合液製造装置。
  9. 請求項7又は8に記載の混合液製造装置であって、
    前記粉末貯留槽には、さらに前記粉末貯留槽を振動させる振動装置が取り付けられていることを特徴とする混合液製造装置。
  10. 請求項7から9のいずれか1項に記載の混合液製造装置であって、
    前記粉末供給管には、前記粉末の供給量を調整する開閉バルブが備えられていることを特徴とする混合液製造装置。
  11. 請求項7から10までのいずれか1項に記載の混合液製造装置であって、
    前記粉末貯留槽は気密性を有するものであり、該粉末貯留槽には前記攪拌槽内の圧力変動を抑制する圧力調整バルブが備えられていることを特徴とする混合液製造装置。
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