JP2013162818A - 携帯用スロープ - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量で持ち運びが容易であり、加工性が良く最適なサイズを容易かつ安価に製造でき、固定性能に秀で、スロープ縁部及び脱輪防止壁の高い耐衝撃性能により破損が生じにくく、優れた補修性能を有する携帯用スロープを提供する。
【解決手段】発泡性樹脂からなる方形の芯材の表裏両面に、繊維強化プラスチック(FRP)製の板材を接着した少なくとも2枚以上の合板からなり、合板は、通行方向上下端それぞれに合板自身の段差を解消するためのテーパー構造4,5を有し、通行方向に対する外側面を枠部材9によって嵌合させた構造を有し、2枚以上の合板を、通行方向に対して並列させ、合板の対向側面をシート材6によって連結させ、合板が互いに重なり合うように折り畳み可能にする。更に、枠部材のうち、合板のテーパー構造に嵌合する部位の外周に、衝撃吸収材7を装着する。
【選択図】図1

Description

本発明は、物体間に生じる段差に掛け渡して使用する携帯用スロープに関し、特に軽量かつ加工性に優れた合板により構成され、段差に掛け渡した際の固定性能や滑り止め性能等の安全性に優れ、更に、スロープの設置時や折り畳み状態での運搬時に該スロープが受ける衝撃や外圧等を受ける部位に、これらを緩和する部材を装着することで、長期間の使用に耐え、かつ容易に補修出来る携帯用スロープに関する。
公共施設やビルディング等の建造物の内外において、多くの段差が存在している。こうした段差は、通常人であれば容易に超えることが出来るが、車椅子使用者や老人にとっては、乗り越えるのが困難な場合がある。こうした段差のうち、比較的大きなものについては、近年、エレベーターやリフト等が設置され、改善されつつあるが、これら大型の装置の使用にそぐわない小規模な物体間の段差は、ビルディング内の多くの場所や、車道と歩道との境界部、階段などにおいて多数存在し、これら全てについて、恒久的な対策を講じることは難しく、依然として車椅子使用者や老人の通行の妨げとなっている。
建造物に認められる段差に加えて、乗用車、電車、バス等の乗り物の出入り口と地面との間に生じる段差についても、車椅子使用者がこれを乗り越える際に、大きな困難を伴い、車椅子使用者や老人による交通機関の利用を妨げている。
多数の段差が存在するという状況は、公共の空間や交通機関のみならず、車椅子使用者や老人の居住する個人住居の内外でも同様である。個人住居の場合、そこに暮らす住民の状況に応じて住宅改修等の対策を講じる自由度がある反面、それには多額の費用が必要であり、また、同居する通常人との兼ね合いから、恒久的な家屋の改造が困難な場合も多い。
上記の問題を解消するため、最近、可搬型の携帯用スロープを用いるケースが増えている。該スロープは、必要な時のみ設置して使用することが可能なため、恒久的な建造物及び住宅の改修が不要であり、また、乗り物と地面の間に生じる一時的な段差に対しても、停車中の乗降時に該スロープを架け渡すことで、これを解消することが可能である。これらのスロープは、可搬型であることを前提とするため、軽量で運搬しやすいことが望ましく、このため、金属製や木製のスロープよりも、樹脂製のスロープ、特に軽量である上に耐荷重性能に優れた繊維強化プラスチック(FRP)製のもの、例えば特許文献1や特許文献2として開示されているもの、が主流となっている。
これら現行で主流である樹脂製スロープは、該スロープの主要な構成要素であるパネルを、樹脂を金型に流し込み、硬化することで製造するため、小規模ロットで様々なサイズ(幅、長さ等)を生産することが難しく、個々の段差に応じた所望のサイズのスロープをその都度製造することが事実上困難である。しかしながら、公共の建造物、乗り物の乗降口、住宅等における段差には、段差高もまちまちであり、間口幅、奥行き等にも制約があることから、既定サイズのスロープが使用できない場合も多い。このため、個々の段差状況に対して最適なスロープサイズを容易かつ安価に製造しうる、加工性に優れたスロープが強く求められている。
車椅子が段差を渡る為のスロープにとって一番重要なのは安全性である。スロープの耐荷重性は勿論であるが、スロープを段差に掛け渡し、車椅子がスロープに乗り入れる際に、乗入時の車椅子とスロープとの衝突により、スロープが段差からずれ落ちてしまうことの無い様、固定性能が重要視されている。既存のスロープは、軽量であることが求められるため、該衝突により、車椅子の進行方向に対し水平方向のずれ(縦ずれ)のみならず、該進行方向に対し垂直方向のずれ(横ずれ)も容易に生じるという問題点がある。このため、固定性能に優れ、縦ずれ及び横ずれが容易に生じないスロープが強く求められている。
車椅子用スロープは、車椅子使用者一名が乗車した車椅子を、介助者による誘導又は電動車椅子による操縦により、その板上に行き来させる器具であるため、転落を防止するべく、スロープの車椅子乗入方向の縁部に脱輪防止用壁が設置されているものが多く使用されている。該脱輪防止壁は、介助者の誤誘導又は電動車椅子の誤操作により、車椅子の衝突を受けることが想定されるため、衝撃に対する耐久性が重要となる。また、可搬型の携帯用スロープは、通常時は格納し、使用する場合に段差のある場所に運搬して設置されるため、運搬中の衝突しやすいスロープ縁部やそこに付随する脱輪防止壁が耐衝撃性能を有することは、この観点からも必要である。現在、軽量スロープとして広く使用されている樹脂製スロープでは、スロープ縁部及び脱輪防止壁はスロープのパネル部分と同様の樹脂製であるため、運搬時又は車椅子の衝突等により、亀裂や削片が生じることが問題となっている。このため、スロープ縁部及び脱輪防止壁の耐衝撃性能に優れたスロープが強く求められている。
車椅子用スロープは、2000年に施行された介護保険制度の福祉用具貸与の対象品目に選定されているため、介護保険の被保険者の居住する住宅では、車椅子用スロープは貸与事業者より有償で貸し出されるレンタル品として使用される場合が多い。このため、貸与事業者としては、スロープに破損が生じても、それを補修することで再生し、レンタル品として長期間使用し続けられる特長を有することが望ましく、該特長は、貸与事業者のみならず、一般のスロープ所有者にとっても、長期間の使用を可能とするため、好ましいものである。しかしながら、現行の樹脂製による軽量スロープは、上記した様に、金型を用いた一体成型によりパネルを製造する為、たとえ一部に亀裂・削片等が生じても、当該パネル全体を交換しなければならず、貸与事業のレンタル用商材として、必ずしも適していないという問題点が存在している。このため、補修性能に優れ、補修することで再生可能なスロープが強く求められている。
上記の通り、現在、在宅で使用される車椅子用スロープの多くは、介護保険制度の福祉用具貸与サービスにより提供されるレンタル品である。このため、貸与事業者としては、どの住宅においても使用可能なサイズが好ましく、より汎用性の高いスロープが求められている。具体的には、住宅家屋の玄関間口幅よりも広い全幅を有するスロープは当該玄関口では使用することが出来ない為、車椅子の使用可能な範囲で、出来るだけ全幅の狭いスロープがより汎用性の高いスロープとなる。しかしながら、スロープに脱輪防止壁が設置されている場合、安易にスロープ全幅を狭くすると、下端側からの乗り入れ時、スロープ乗入口の正面より斜め方向から乗り入れる際に、車椅子のフットレスト(車椅子利用者が乗車中に足を置くための部位)が脱輪防止壁に接触してしまい、乗り入れに支障をきたす問題が生じる。このため、設置の汎用性を上げるため、スロープ全幅の狭くしながら、乗入性能に優れ、スロープ正面より斜め方向から乗り入れる際に、車椅子のフットレストと脱輪防止壁が接触しないスロープが強く求められている。
特許第4090751号 特許第3428645号 特開2001−106342 特開2002−97768
上記事情に鑑みて、本発明は、軽量で持ち運びが容易であり、加工性が良く最適なサイズを容易かつ安価に製造でき、固定性能に秀で、スロープ縁部及び脱輪防止壁の高い耐衝撃性能により破損が生じにくく、優れた補修性能を有する携帯用スロープを提供することを目的とする。
また、本発明は、スロープ幅を狭くすることで汎用性を高め、かつ、スロープ幅を狭めることにより生じる、スロープ乗入口の正面よりななめ方向から車椅子が乗り入れた際の脱輪防止壁と車椅子フットレストとの接触を回避することを特徴とする携帯用スロープを提供することを目的とする。
発明者らは、携帯用スロープを製作するにあたって、発泡性樹脂からなる方形の芯材の表裏両面に、軽量かつ強度のある材質からなる板材、例えばFRP製の板材、を接着した合板を作成し、これから所望のサイズの、少なくとも2枚以上のパネルを切りだした後、該パネルの通行方向上下端それぞれに合板自身の段差を解消するためのテーパー構造を配することで、上記目的のうち、軽量で持ち運びが容易であり、加工性が良く、最適なサイズを容易かつ安価に製造できるという項目を達成できることを見出した。さらに、該パネルの通行方向に対する外側面を枠部材によって嵌合させ、2枚以上の該パネルを通行方向に対して並列させ、その対向側面をシート材によって連結させることで、該パネルが互いに重なり合うように折り畳み可能にすることにより、運搬上の利便性をさらに向上させうることを見出した。
また、発明者らは、上記の様な構造の携帯スロープを設置する際に、前記テーパー構造部のパネル側面部位が、設置する段差角部から一番衝撃を受ける部位であることを見出し、該部位の外周に、衝撃吸収材を装着することで、高い耐衝撃性能を実現し、破損を生じにくいスロープを実現した。なお、パネル外側面に嵌合する枠部材の材質を、耐衝撃性能の高いものにすることで、より一層、破損の生じにくいスロープとすることが出来ることも見出した。
発明者らは、上記の様な構造の携帯スロープを設置する際に、前記テーパー構造部のパネル接地面部位に、車椅子通行方向に対し垂直及び平行方向のそれぞれに溝を配置することで、固定性能に秀でたスロープを実現した。
発明者らは、上記の様に、衝撃によりパネルの損傷の激しい部位について、枠部材や衝撃吸収材を該パネルに組み付けることにより、該パネル自体の破損を予防し、該部材及び衝撃吸収材を交換可能にすることで、高い補修性能を達成しうることを見出した。さらに、発明者らは、携帯用スロープ上面の滑り止め材も交換可能なものとし、特に該滑り止め材をスロープ上面に千鳥模様に配置することで、スロープ上面全面に滑り止め加工を施すのとほぼ同等の安全性を維持しつつ、摩耗の激しい滑り止め部位のみを交換可能にすることで、さらに優れた補修性能を有する携帯用スロープを実現した。
発明者らは、左右両側に脱輪防止壁が設置されている携帯用スロープにおいて、車椅子の車幅を考慮しつつ、極力汎用性の高いスロープとする上で、該脱輪防止壁に挟まれるスロープ幅が74cm以下である場合、該脱輪防止壁を通行方向下端側から20cm以上50cm未満切り欠くことにより、スロープ乗入口の正面よりななめ方向から車椅子が乗り入れた際の該脱輪防止壁と車椅子フットレストとの接触を回避出来ることを見出した。
以上の知見に基づいて、本発明は完成されるに至った。
すなわち、本発明は以下の(1)〜(9)に関するものである。
(1)発泡性樹脂からなる方形の芯材の表裏両面に、軽量かつ強度のある材質からなる板材を接着した少なくとも2枚以上の合板からなり、該合板は、通行方向上下端それぞれにテーパー構造を有し、通行方向に対する外側面を枠部材によって嵌合させた構造を有し、2枚以上の該合板を、通行方向に対して並列させ、該合板の対向側面をシート材によって連結させることを特徴とする携帯用スロープ。
(2)前記板材がFRP製であることを特徴とする(1)に記載の携帯用スロープ。
(3)前記テーパー構造の側面部及び該側面部と繋がるパネル表裏面の縁部に、衝撃吸収材を装着することを特徴とする(1)又は(2)に記載の携帯用スロープ。
(4)前記スロープの左右両側に位置する合板端上面に脱輪防止壁が設置されていることを特徴とする(1)乃至(3)に記載の携帯用スロープ。
(5)前記脱輪防止壁を通行方向下端側から上端側に向けて20cm以上50cm未満切り欠いていることを特徴とする(4)に記載の携帯用スロープ。
(6)前記脱輪防止壁に挟まれるスロープ全幅が74cm以下であることを特徴とする(5)に記載の携帯用スロープ。
(7)前記携帯用スロープのテーパー構造裏面の一部に、通行方向に対し水平方向及び垂直方向に溝を配置することを特徴とする(1)乃至(6)に記載の携帯用スロープ。
(8)前記携帯用スロープの上面に滑り止め材を設置し、該滑り止め材が、スロープ上面に千鳥模様に配置されていることを特徴とする(1)乃至(7)に記載の携帯用スロープ。
(9)前記枠部材、衝撃吸収材、脱輪防止壁、及び/又は滑り止め材が交換可能であることを特徴とする(1)乃至(8)に記載の携帯用スロープ。
本発明によれば、軽量で持ち運びが容易であり、加工性が良く最適なサイズを容易かつ安価に製造でき、固定性能に秀で、スロープ縁部及び脱輪防止壁の高い耐衝撃性能により破損が生じにくく、優れた補修性能を有する携帯用スロープを提供することが出来る。
また、本発明によれば、スロープ幅を狭くすることで汎用性を高め、かつ、スロープ幅を狭めることにより生じる、スロープ乗入口の正面よりななめ方向から車椅子が乗り入れた際の脱輪防止壁と車椅子フットレストとの接触を回避することを特徴とする携帯用スロープを提供することが出来る。
本発明よりなるスロープの実施の形態を示した斜視図 本発明よりなるスロープの実施の形態を示した平面図 本発明よりなるスロープの実施の形態を示した側面図 本発明よりなるスロープの実施の形態を示した底面図 図2におけるイ−イ線断面図 図2におけるロ−ロ線断面図 特にテーパー構造表面を示した要部斜視図 特にテーパー構造裏面を示した要部斜視図
本発明の第1の形態は、発泡性樹脂からなる方形の芯材の表裏両面に、軽量かつ強度のある材質からなる板材を接着した少なくとも2枚以上の合板からなり、該合板は、通行方向上下端それぞれにテーパー構造を有し、通行方向に対する外側面を枠部材によって嵌合させた構造を有し、2枚以上の該合板を、通行方向に対して並列させ、該合板の対向側面をシート材によって連結させることを特徴とする携帯用スロープである(図1−4)。
本発明に係る携帯用スロープを構成する合板は、発泡性樹脂からなる芯材の表裏両面にFRP製の板材を接着したものである。ここで、発泡性樹脂としては、ポリスチレン、塩化ビニル、硬質ウレタン、ポリプロピレン、アクリル等を用いることができる。
また、芯材の表層両面に接着する板材は、軽量かつ強度のある材質からなることが必要であり、例えば、アルミ合金、スチール、ステンレス、チタン等の金属板、ベニヤ等の木製板、非強化のプラスチック板、繊維強化プラスチック(FRP)板が用いられ、好ましくはFRP板が、さらに好ましくは、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)が用いられる。
本発明に係る合板は、上記の芯材及び板材を接着することにより形成される(図5)。従来、発泡性樹脂からなる芯材とアルミ合金板、ベニヤ板又はFRP板等の軽量高張力板を重ね合わせてなる合板からなる車両積み下ろし用スロープ板が開示されている(特許文献3)。しかしながら、該スロープ板に係る合板は、芯材及び軽量高張力板を板厚方向に一体に結合する方法として、両板材間を接着することなく、該合板の周辺外側に、断面略コ字形状であるアルミ合金製枠部材を嵌め込み、該枠部材及び合板を厚さ方向に貫通する取り付け部材を介して結合し、これによりスロープ板を構成している。この方法では、芯材と軽量高張力板が完全に一体とはならないため、合板上に荷重を負荷した際に生じる合板の曲げモーメントによる撓みを完全には抑制出来ない。これに対し、発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、本発明に係る合板の様に、芯材とFRP製の板材を接着することで、曲げモーメントにより生じる撓みに対してより大きな抑制効果を得られることを見出した。本発明に係る携帯用スロープは、主に車椅子使用者の利用に供することを目的としており、車椅子乗入時のスロープ板の撓みを軽減することは車椅子使用者の恐怖心の軽減や安全性の向上に大きな意味を有する。このため、芯材とFRP製の板材を接着することは、従来技術には存在しない、本発明を構成する発明特定事項の一つとして大変重要である。
本発明に係る芯材とFRP製の板材を接着する接着剤としては、特に限定はしないが、例えば、エポキシ系接着剤やウレタン系接着剤等が用いられる。
本発明に係る携帯スロープは、上記の合板を、該スロープの用途及び設置場所に応じた形状、大きさ、厚さに成形したものより構成される。特に限定はしないが、所望の形状、大きさ、厚さに成形した合板を取得する方法としては、あらかじめ、所定の大きさ及び厚さを有する方形な合板を作成し、これから所望の形状、大きさの合板を切りだすことにより取得するのが好ましい。
上記の所望の形状・大きさ・厚さに成形した合板は、その通行方向上下端それぞれに合板自身の段差を解消するためのテーパー構造を有する(図5)。特許文献4に代表される公知の樹脂製携帯スロープにもパネル上下端部にテーパー構造を備えるものは存在するが、これらは金型を用いた一体成型によりテーパー構造を成形するため、スロープの用途及び設置場所ごとに構造を変えるのは困難である。これに対し、本発明に係る携帯スロープは、加工性に優れており、一つ一つ個別に所望の形状のテーパー構造を成形することが可能である。
本テーパー構造の表面には、滑り止め加工を施すことが好ましい(図1、2、5,7)。該加工により、車椅子の車輪とテーパー構造表面間の滑り摩擦抵抗を上げることで、車椅子のスロープへの乗降が容易となる。滑り止め加工としては、特に限定はしないが、チップ材、ケイ砂、セラミック粒子、ゴム粒子等の滑り止め材を混濁した塗料の塗布、該滑り止め材を表面に露出させた滑り止めテープの貼付、ゴム、塩化ビニル、ウレタンゴム、ポリエチレン等の滑り止め機能を有する材質により成形された、該テーパー構造に嵌着可能な部品の装着(図5、7、8)、テーパー構造表面側の、板材表面又は該テーパー構造に嵌着した部材表面へのエンボス処理(図5,7,8)、等が挙げられる。
本発明に係る携帯スロープは、上記の特徴を有する2枚以上の合板を、通行方向に対して並列させ、各合板の対向側面をシート材によって連結する(図1、2、6,7)。これにより、これらの合板が互いに重なり合うように折り畳むことが可能となり、持ち運び時の簡便性や不使用時の収納性が向上する。連結する合板の枚数は、特に限定はしないが、好ましくは2枚、3枚又は4枚であり、特に好ましくは2枚である。
本発明に用いられるシート材としては、軽量かつ強度があり、携帯スロープを扱う当業者であれば周知である一般的な洗浄・消毒条件に対して腐食、劣化等を生じず、さらに繰り返しの折り畳みに対して耐久性のある材料であることが好ましい。特に限定はしないが、織布、不織布、プラスチックシート、ゴムシート等が挙げられ、好ましくは織布である。
本発明に用いられる枠部材は、本発明に係る携帯スロープを構成する合板の通行方向に対する外側面に嵌合することにより、該合板側面への接触を防御することでスロープの破損を防き、該合板の構成する心材及びFRP製板材の板厚方向への接合を補助することで、これら材の剥離を予防すると共に、合板上で荷重を受けた際に生じる合板の撓みを抑制する(図6)。該枠部材の材質としては、アルミ合金、スチール、ステンレス、チタン等の金属類や、塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリアミド、FRP等の樹脂類、又はこれ等を組み合わせたものが挙げられる。
本枠材を合板外側面に嵌合する際、該枠材及び合板を、ネジ又はブラインドリベット等の取り付け部材により上下方向(厚さ方向)に貫通することで固定してもよく、枠材内側とこれに対応する合板縁部を接着剤により接着固定してもよい。
本発明に係る携帯用スロープは、運搬用持ち手を有していてもよい。これにより、使用者は、折り畳み後、簡便に該スロープを運搬することが可能となる。
本発明の第2の態様は、前記板材がFRP製であることを特徴とする第1の態様に記載の携帯用スロープである。
ここでFRPはマトリクス材及び強化繊維より構成される。マトリクス材としては、ポリエステル、エポキシ、ポリイミド等の熱硬化性樹脂、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリアミドイミド、ABS樹脂等の熱可塑性樹脂を用いることが可能である。また、強化繊維としては、炭素繊維、ガラス繊維、アラミド線維等を用いることが出来、好ましくは、炭素繊維又はガラス繊維であり、さらに好ましくは炭素繊維である。
本発明の第3の態様は、前記テーパー構造の側面部及び該側面部と繋がるパネル表裏面の縁部に、衝撃吸収材を装着することを特徴とする第1又は第2の態様に記載の携帯用スロープである(図1−4、7、8)。
ここで、衝撃吸収材とは、自身が変形することで、外部からの衝撃や振動を和らげ保護対象に伝えづらくする機能を持つ資材である。携帯用スロープは、段差のある場所に設置・撤収を繰り返すため、設置時にスロープの特定の部位に外部からの衝撃や振動を受け、破損を生じる場合がある。発明者らは、長年の研究の結果、スロープのテーパー構造側面部及び該側面部と連続するパネル表裏面縁部に限局した部位に集中して設置に伴う衝撃が加わることを見出した。そこで、該部位に衝撃吸収材を装着することにより、携帯用スロープを破損から予防することが出来る(図1−4、7、8)。
本発明の第4の態様は、前記スロープの左右両側に位置する合板端上面に脱輪防止壁が設置されていることを特徴とする第1乃至第3の態様に記載の携帯用スロープである(図1、3、6)。
脱輪防止壁とは、車椅子が車椅子用スロープを渡る際に、車椅子の車輪がスロープより脱輪し、スロープから転落することを防止するために、スロープの架け渡し方向に沿って左右両縁部に設置される障壁である。本脱輪防止壁は、特に限定はしないが、スロープを構成する合板の通行方向に対する外側面に嵌合する枠部材と一体となっており、例えば、図6に示すような断面を有する構造になっていることが好ましい。該脱輪防止壁の材質としては、アルミ合金、スチール、ステンレス、チタン等の金属類や、塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリアミド、FRP等の樹脂類、又はこれ等を組み合わせたものが挙げられるが、特に限定はしない。
脱輪防止壁の高さについては、車椅子の車輪が該防止壁を乗り越えられない、又は乗り越えることに著しい障害となることと、運搬および設置を行う上での妨げとならないことを基準に設定される。具体的には、15mm以上100mm以下が好適であり、特に好ましくは、20mm以上70mm以下、さらに好ましくは25mm以上40mm以下である。
本発明の第5の態様は、前記脱輪防止壁を通行方向下端側から上端側に向けて20cm以上50cm未満切り欠いていることを特徴とする第4の態様に記載の携帯用スロープであり(図1、3)、本発明の第6の態様は、前記脱輪防止壁に挟まれるスロープ全幅が74cm以下であることを特徴とする第5の態様に記載の携帯用スロープである(図1、3)
脱輪防止壁をスロープの最下端に近い位置からスロープ縁部に設置すると、スロープ下端側の乗入口の正面より斜め方向から車椅子が乗り入れる際に、車椅子のフットレストが脱輪防止壁に接触してしまい、乗り入れに支障をきたす場合がある。こうした現象は、スロープ幅が狭い場合に顕著であり、具体的には該脱輪防止壁に挟まれるスロープ全幅(スロープ下端側乗入口のスロープ外側最左端から外側最右端に渡る全長)が74cm以下である場合に顕在化する。一方で、車椅子利用者の安全性を考えた場合、車椅子の転落を防止する脱輪防止壁は極力長い範囲で設置することが望ましい。発明者らは鋭意検討を行った結果、脱輪防止壁を下端側から20cm切り欠くことで、一般に販売されている車椅子の多くにおいて、該車椅子に設置されるフットレストとの接触は回避され、切り欠き幅をより長くすることで、車幅及び全長の長い特殊な車椅子においても接触を防ぐことが可能となり、汎用性が向上すること、その一方で、下端側から50cm未満の切り欠きであれば、たとえ車椅子の前輪が、この範囲でスロープより脱輪したとしても、後輪が、スロープに乗っていない、又は該スロープに乗り入れたばかりの位置にあるため、転落による重篤な事故につながりにくいこと、を見出した。以上より、スロープの下端側から上端側に向けて20cm以上50cm未満の範囲で脱輪防止壁を切り欠くことが、好適であり、特に好ましくは25cm以上45cm未満、さらに好ましくは30cm以上40cm未満である。
本発明の第7の態様は、前記携帯用スロープのテーパー構造裏面の一部に、通行方向に対し水平方向及び垂直方向に溝を配置することを特徴とする第1乃至第6の態様に記載の携帯用スロープである(図5、8)。
ここで、通行方向に対し水平方向及び垂直方向に配置された溝は、携帯用スロープを構成する合板に直接施されてもよく、該溝を施した部材を該当部位に組み付けてもよいが、特に限定はしない。好ましくは、図8に示すように、本発明の第3の態様に示した衝撃吸収材に、通行方向に対し水平方向の溝を配置し、合板のテーパー構造の上下端部に、垂直方向の溝を配した部材を取り付ける。
本発明の第8の態様は、前記携帯用スロープの上面に滑り止め材を設置し、該滑り止め材が、スロープ上面に千鳥模様に配置されていることを特徴とする第1乃至第7の態様に記載の携帯用スロープである(図1,2、7)。
滑り止め材としては、特に限定はしないが、塗料に混入しうるチップ材、ケイ砂、セラミック粒子、ゴム粒子やゴム、塩化ビニル、ウレタンゴム、ポリエチレン等の滑り止め機能を有する材質等であり、配置の方式としては、塗料に混入しうる滑り止め材を混濁した塗料の千鳥模様での塗布、該滑り止め材を表面に露出させた滑り止めテープの千鳥模様での貼付、前記滑り止め機能を有する材質をシート状に成形した部材の千鳥模様での配置等が挙げられるが、補修の容易性の観点から、特に滑り止めテープの貼付による方式が好ましい。
千鳥模様のパターンについては、特に制限はないが、安全性の観点から、車椅子がスロープを進行する際に、いずれかの車輪が常にいずれかの滑り止め上にあることが必要である。
本発明の第9の態様は、前記枠部材、衝撃吸収体、脱輪防止壁、及び/又は滑り止め材が交換可能であることを特徴とする第1乃至第8の態様に記載の携帯用スロープである。
ここで交換可能とは、既に携帯用スロープに組み込まれている部材を該スロープより取り外し、同等の新規部材を再度、該スロープに組み込んだ場合においても、該スロープを外観上及び機能上大きく損なうことが無いという該部材の性質を言う。例えば、枠部材、衝撃吸収体、脱輪防止壁、及び/又は滑り止め材といった部材を、ネジ、ブラインドリベット等の取り付け部材による固定及び/又は該部材の取り外しにより、スロープの外観及び強度を損なわない程度の接着剤による接着固定等といった、脱着可能な方式で該スロープに取り付けることである。
本発明は、軽量で持ち運びが容易であり、加工性が良く最適なサイズを容易かつ安価に製造でき、固定性能に秀で、スロープ縁部及び脱輪防止壁の高い耐衝撃性能により破損が生じにくく、優れた補修性能を有する携帯用スロープの製造及び供給等に大いに貢献するものである。
1 芯材
2 表側FRP板
3 裏側FRP板
4 テーパー構造(上端側)
5 テーパー構造(下端側)
6 シート材
7 衝撃吸収材
8 脱輪防止壁
9 枠部材
10 溝(通行方向に対し垂直)
11 溝(通行方向に対し水平)
12 テーパー構造すべり止め加工
13 すべり止め材
14 ゴム部材
15 運搬用持ち手

Claims (9)

  1. 発泡性樹脂からなる方形の芯材の表裏両面に、軽量かつ強度のある材質からなる板材を接着した少なくとも2枚以上の合板からなり、該合板は、通行方向上下端それぞれにテーパー構造を有し、通行方向に対する外側面を枠部材によって嵌合させた構造を有し、2枚以上の該合板を、通行方向に対して並列させ、該合板の対向側面をシート材によって連結させることを特徴とする携帯用スロープ。
  2. 前記板材が繊維強化プラスチック(FRP)製であることを特徴とする請求項1に記載の携帯用スロープ。
  3. 前記テーパー構造の側面部及び該側面部と繋がるパネル表裏面の縁部に、衝撃吸収材を装着することを特徴とする請求項1または2に記載の携帯用スロープ。
  4. 前記スロープの左右両側に位置する合板端上面に脱輪防止壁が設置されていることを特徴とする請求項1乃至3に記載の携帯用スロープ。
  5. 前記脱輪防止壁を通行方向下端側から上端側に向けて20cm以上50cm未満切り欠いていることを特徴とする請求項4に記載の携帯用スロープ。
  6. 前記脱輪防止壁に挟まれるスロープ全幅が74cm以下であることを特徴とする請求項5に記載の携帯用スロープ。
  7. 前記携帯用スロープのテーパー構造裏面の一部に、通行方向に対し水平方向及び垂直方向に溝を配置することを特徴とする請求項1乃至6に記載の携帯用スロープ。
  8. 前記携帯用スロープの上面に滑り止め材を設置し、該滑り止め材が、スロープ上面に千鳥模様に配置されていることを特徴とする請求項1乃至7に記載の携帯用スロープ。
  9. 前記枠部材、衝撃吸収体、脱輪防止壁、及び/又は滑り止め材が交換可能であることを特徴とする請求項1乃至8に記載の携帯用スロープ。
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