JP2013162782A - 緑化装置 - Google Patents

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洋晴 西部
Misaki Amamotsu
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Abstract

【課題】つる性植物の根の付着をしっかりと行うことができ、しかも窓からの採光を可能とし裏面の美観も向上できる緑化装置を提供する。
【解決手段】緑化装置1は、横方向に間隔を開けて複数個配置され、表側につる性植物の根が付着する被付着面を有した縦長材2と、上記複数の縦長材2を連結固定する連結材3と、光が透過する開口部分と上記つる性植物を支える支持部分とを有し、上記縦長材2から表側に離間して上記つる性植物Pの成長空間を形成するように配置されたワイヤーメッシュ4と、を備える。
【選択図】図5

Description

この発明は、つる性植物を登攀させて壁面などを緑化する緑化装置に関する。
特許文献1には、構造物の外壁面に緑化面と非緑化面を画然と形成し、かつ保持することができる壁面緑化装置が開示されている。この壁面緑化装置は、フレームとパネル取付材とネットパネルとルーバーパネルとにより構成される。上記フレームは、複数本の支柱を複数本の横材で連結して構成された骨組みであり、建造物の外壁面から離間して立設される。上記パネル取付材は、上記フレームの外面に上下方向に上記ネットパネル及び上記ルーバーパネルの高さとほぼ等しい間隔をもって取り付けられている。上記ネットパネルは、枠体の内側に植物が絡まって生長可能なメッシュのネットが張設され、上記パネル取付材に取り付けられている。上記ルーバーパネルは、枠体の内側に植物が絡まることができない間隔でルーバーが配設され、上記パネル取付材に取り付けられる。
また、保水性を有するヤシ繊維などからなる登攀マットと立体金網とを組み合わせたヘデラ登攀システムも知られている。このヘデラ登攀システムによれば、上記登攀マットにヘデラの根が付着し、上記立体金網によってヘデラの登攀が促進される。
特開2010−115117号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の壁面緑化装置では、つる性植物の根の付着が良好に行われず、暴風や積雪などで植物が剥がれ落ちるおそれがある。一方、上記ヘデラ登攀システムでは、これを窓の箇所に配置すると、上記登攀マットにより光が遮られ、窓からの採光ができなくなる。また、上記窓からは上記登攀マットの裏面が見えるが、この裏面の美観が優れているとは言えない。
この発明は、上記の事情に鑑み、つる性植物の根の付着がしっかりと行われ、しかも窓からの採光を可能とし裏面の美観も向上できる緑化装置を提供することを課題とする。
この発明の緑化装置は、上記の課題を解決するために、横方向に間隔を開けて複数個配置され、表側がつる性植物の根が付着する被付着面とされた縦長材と、上記複数の縦長材を連結固定する連結材と、光が透過する開口部分と上記つる性植物を支える支持部分とを有し、上記縦長材から表側に離間して配置された採光支持材と、を備えたことを特徴とする。
上記の構成であれば、上記縦長材はその表側がつる性植物の根が付着する被付着面とされるので、つる性植物として付着性植物を用いる場合に、その根の付着がしっかりと行われ、暴風や積雪などで植物が剥がれ落ちるのを防止することができる。また、上記縦長材は横方向に間隔を開けて複数個配置されているとともに上記採光支持材は光が透過する開口部分を有するので、緑化装置を窓の箇所に配置したとしても当該窓からの採光も可能となる。さらに、上記縦長材の裏面については意匠性の高い面とすることが可能であり、裏面の美観も向上できる。また、上記採光支持材が上記支持部分を有することで、上記付着性植物だけでなく、つる性植物として巻きつき性植物を用いた緑化にも対応できる。
上記被付着面は凹凸形状を有していてもよい。これによれば、上記被付着面の面積が増えることになるので、つる性植物の根の付着がさらにしっかりと行われることになる。上記凹凸形状は縦溝により形成されていてもよい。これによれば、つる性植物の茎の上方直進性が向上する。また、付着根は日光と逆の向きに伸張する背日性があるため、縦溝を施すことで、付着根が溝に沿って伸張し、植物の付着登攀成功率が上昇する。
上記採光支持材を支持する支持具が、上記縦長材を上記連結材に固定する締結具によって上記連結材に固定されていてもよい。或いは、上記採光支持材を支持する支持具の上記連結材への固定と、上記縦長材の上記連結材への固定とが、別々の固定手段により行われていてもよい。
本発明であれば、つる性植物の根がしっかりと付着するので暴風や積雪などでつる性植物が剥がれ落ちるのを防止できる。また、窓からの採光も可能となり、裏面からの美観も向上できる。さらに、つる性植物として付着性植物を用いた緑化と巻きつき性植物を用いた緑化のいずれにも対応できる等の諸効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る緑化装置を示した斜視図である。 図1の緑化装置においてワイヤーメッシュを取り外した状態を示した斜視図である。 図1の緑化装置の一部を拡大して示した斜視図である。 図1の緑化装置における固定金具を示した斜視図である。 図1の緑化装置を家屋の壁側に取り付けた状態を示した斜視図である。 図1の緑化装置を家屋の壁側に縦に複数並べて取り付けた状態を示した斜視図である。 図1の緑化装置を横方向に複数並べて取り付けた状態を示した斜視図である。 本発明の他の実施形態の緑化装置の一部を拡大して示した斜視図である。 図8の緑化装置における固定金具を示した平面図である。 同図(A)は図8の緑化装置における固定金具と連結材との接続状態を示した平面図であり、同図(B)は同正面図である。
次に、本発明の実施形態に係る緑化装置を添付図面に基づいて具体的に説明する。なお、本発明に係る緑化装置は、下記の実施形態に示したものに限定されず、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施できるものである。
図1に示すように、この実施形態の緑化装置1は、4本の縦長材2と、2本の連結材3と、1枚のワイヤーメッシュ(採光支持材)4と、を備えている。上記緑化装置1の大きさは、例えば、縦寸法が2000mm程度で横寸法が1000mm程度とされる。
上記4本の縦長材2は、図2にも示すように、横方向に一定の間隔を開けてルーバー状に配置されている。各縦長材2は、その厚みが20mm程度とされており、横幅が80mm程度とされており、配置間隔は170mm程度とされている。各縦長材2は、耐候性向上のために熱処理された天然木材(例えば、ひのき)または人工木材等からからなる。また、各縦長材2の表側の面は、つる性植物の付着根(気根)が付着する被付着面となっており、この実施形態では例えば深さが5mm〜10mm程度で幅が10mm程度の縦溝2aが加工されることで凹凸が形成されている。上記縦長材2の本数、厚み、幅等並びに縦溝2aの本数、深さ、幅等については何ら限定されないものであり、また、縦溝に限らず横溝が加工されることで凹凸が形成されてもよい。
上記2本の連結材3は、上記緑化装置1における上端側と下端側とに位置し、上記4本の縦長材2を連結固定している。各連結材3は、幅が1000mm程度のアングル材からなる。このアングル材の垂直面となる面に各縦長材2の裏面が当接されている。
上記ワイヤーメッシュ4は、メッキ処理された複数本の縦配置ワイヤーと複数本の横配置ワイヤーとを交差させ、この交差箇所を例えば溶接により相互に固定したものであり、光が透過する開口部分とつる性植物を支える支持部分とを有する。この実施形態では、ワイヤーの直径は5mm程度、上記開口部分の大きさは縦横ともに100mm程度、全体の幅が900mm程度で高さが1900mm程度としている。
上記縦長材2の表面側の上端位置と中央位置と下端位置の3カ所に固定金具5が設けられている。そして、上端位置の固定金具5によって上記縦長材2の上端部が上側の連結材3に固定されており、下端位置の固定金具5によって上記縦長材2の下端部が下側の連結材3に固定されている。また、全ての固定金具5の支持部5aによって上記ワイヤーメッシュ4が支持されている。
図3は図1の一部を拡大して示した斜視図であり、図4は上記固定金具5の本体部および係止片5bを示した斜視図である。上記固定金具5の本体部における上記縦長材2に当接する当接部位の中央位置には貫通穴5eが形成されている。そして、上記縦長材2及び上記連結材3には上記貫通穴5eに対応する貫通穴が形成されており、これらの貫通穴にボルト5d(締結具)が挿通されている。このボルト5dの先端部は上記連結材3の裏面側に突き出ており、この突き出た部位に螺着されたナットによって、上記連結材3と上記縦長材2と上記固定金具5とが相互に固定される。
上記支持部5aの左右椀部は上記本体部における上記当接部位の正面方向に対して下り傾斜して形成されており、上記貫通穴5eの真正面側に部材が存在しないため、上記ボルト5dへのレンチ装着が容易になっている。上記支持部5aの先端は折り曲げられて取付平面部をなしており、その中央箇所に円形切欠き5fが形成されている。
上記係止片5bは鉤形状を有しており、水平部分が上記ワイヤーメッシュ4の横配置ワイヤーの押さえ片として機能する。また、上記係止片5bの垂直部分には、上記円形切欠き5fに対応する貫通穴5gが形成されており、この貫通穴5gと上記円形切欠き5fとに通すようにボルト5cが挿入される。このボルト5cの先端部は上記支持部5aの裏面側に突き出される。この突き出た部位にナットが螺着されることによって、上記ワイヤーメッシュ4の横配置ワイヤーが上記固定金具5に係止される。上記支持部5aの高さは50mm程度とされており、上記ワイヤーメッシュ4は上記縦長材2の表側から離間して上記つる性植物の成長空間を形成することになる。さらに、上記支持部5aは空間(台形状の空間)を形成するようになっているので、この支持部5aによって植物の上方直進が妨げられることもない。なお、上記支持部5aの左右椀部は先述のように正面方向に下り傾斜して形成されているので、この支持部5aの上記取付平面部の上端面と上記鉤形状の係止片5bとにより三角空間が形成され、この三角空間内に上記横配置ワイヤーが位置することになる。
図5は上記緑化装置1を家屋10の外壁に取り付けた状態を示した斜視図である。家屋10の外壁には、例えば、角材からなる取付バー11が固定されており、上記緑化装置1は上記連結材3の水平面部を上記取付バー11の上面に当接させ、取付ボルト7によって固定されている。
上記緑化装置1の近傍において、地面につる性植物が植え込まれる。この実施形態ではつる性植物として付着性植物Pを用いている。各付着性植物Pは、上記縦長材2と上記ワイヤーメッシュ4との間である上記成長空間に配置され、その付着根が上記縦長材2の表側の被付着面に位置できるように植え込まれる。
このような構造を有する緑化装置1であれば、上記縦長材2はその表側がつる性植物の根が付着する被付着面とされるので、つる性植物として付着性植物Pを用いる場合でも、その根の付着がしっかりと行われ、暴風や積雪などで植物が剥がれ落ちるのを防止することができる。そして、この実施形態では、上記縦長材2として木材を用いているので、樹脂を用いる場合よりも根の付着性に優れるとともに、劣化した縦長材2を交換するときの環境負荷も小さくできる。また、上記縦長材2は横方向に間隔を開けて配置されているとともに採光支持材である上記ワイヤーメッシュ4は光が透過する開口部分を有するので、緑化装置1を窓の箇所に配置したとしても当該窓からの採光も可能となる。さらに、上記縦長材2の裏面については意匠性の高い面とすることができるので(木目など、縦長材2の素材を活かした意匠でもよい)、裏面からの美観も向上できる。また、上記ワイヤーメッシュ4が支持部分を有することで、上記付着性植物Pだけでなく、巻きつき性植物を用いた緑化にも対応できる。
さらに、この実施形態では、上記被付着面は凹凸形状を有し、表面積が増大させられているので、上記付着性植物Pの根の付着がさらにしっかりと行われることになる。また、上記凹凸形状は縦溝2aにより形成されているので、つる性植物の茎の上方直進性が向上する。また、付着根は日光と逆の向きに伸張する背日性があるため、縦溝2aを施すことで、付着根が溝に沿って伸張し、植物の付着登攀成功率が上昇する。
上記縦長材2として木材を用いることを示したが、これに限らず、多孔質セラミック板や押出成形セメント板(メース板)等を用いることができ、また、このような多孔質セラミック板や押出成形セメント板の表面に溝を形成するようにしてもよい。さらに、縦長材の基体部分を例えば熱処理された天然木材または人工木材さらにはアルミニウム材や鋼材などとし、被付着面となる表面に多孔質セラミック板やフェルト板等を貼り付けることとしてもよい。これらの板は縦溝2a内に埋め込んだ状態で貼り付けてもよい。また、上記凹凸形状は溝加工によって形成するのではなく、四角や三角等の棒状材を設けることにより形成してもよい。また、上記縦長材2の裏面の美観を長持ちさせるために、この裏面に防汚コート層、防腐コート層、タイル貼り層等を形成してもよい。このように裏面に防汚コート層等を形成すると、この裏面につる性植物の付着根が回り込むのを軽減することが可能であり、これによって上記縦長材2の裏面の美観が長持ちすることが期待できる。すなわち、上記縦長材2として、表面と裏面とが形状や機能において同一とされる部材を用いるのではなく、表面は裏面と対比して根の付着性に優れ、裏面は表面と対比して美観の維持性と根の付着防止性の少なくとも一方に優れるように異なる加工が施された部材を用いるようにしてもよい。
また、採光支持材としてワイヤーメッシュ4を例示したが、パンチングメタル(有孔折板)や防錆処理を特に必要としないコールテン鋼等、貫通穴や隙間による開口が形成できる素材からなる、平板状、湾曲板状、或いは波板状の採光支持材を用いてもよいものである。なお、用いる採光支持材によって上記固定金具5の形状等が変わりうる。
図6は2枚の緑化装置1を縦方向に配置して家屋10の外壁に取り付けた状態を示した斜視図である。縦長の窓12が配置される箇所では、このように複数の緑化装置1を繋ぎ合わせて用いることができる。
図7は3枚の緑化装置1を横方向に配置して作製した塀(フェンス)を示した斜視図である。このように、緑化される塀を必要とするのであれば、複数の緑化装置1を横方向に配置して用いるとよい。
上記緑化装置1では、上記縦長材2と上記固定金具5とが同じボルト5dによって連結されており、上記縦長材2が経年劣化で痩せた場合、上記ボルト5dによる締結に緩みが生じるため、上記支持本体部51aによって支持される上記ワイヤーメッシュ4の支持に緩みが生じるおそれがある。
図8、図9、図10(A)および図10(B)は、上記ワイヤーメッシュ4の支持緩みを防止できる緑化装置1Aを示した図である。この緑化装置1Aにおける固定金具51は、支持本体部51aと、係止片51bとを備えたものであり、上記支持本体部51aが上記縦長材2を介さずに直接に上記連結材3に固定されている。例えば、上記支持本体部51aの背側部位において左右に離間して2カ所に打ち込まれたリベット(固定手段)51c、51cによって、上記支持本体部51aが上記連結材3に固定される。上記リベットに限らず、ボルト・ナットといった締結具や溶接等の固定手段によって上記支持本体部51aを上記連結材3に直接固定することができる。
上記支持本体部51aにおける上記背側部位の中央位置には、貫通穴51dが形成されている。また、上記縦長材2を押さえるための押さえ片52の中央位置には貫通穴52aが形成されている。上記押さえ片52は、横長の長方形状の板片の左右位置に非直角で曲げ部が形成されたものであり、上記曲げ部の間に上記縦長材2の表面の凸部を位置させて設けられる。そして、上記縦長材2および上記連結材3には、上記貫通穴51d、52aに連通する貫通穴が形成されており、これら貫通穴にボルト(固定手段)53が挿通されている。上記ボルト53の先端部は上記連結材3の裏面側に突き出ており、この突き出た部位に螺着されたナット54によって、上記縦長材2が上記連結材3に固定される。
上記ワイヤーメッシュ4は上記支持本体部51aによって支持される。上記支持本体部51aの左右椀部は正面方向に対して下り傾斜するように形成されており、上記貫通穴52aの真正面側に部材が存在しないため、上記ボルト53へのレンチ装着が容易である。また、上記支持本体部51aの左右椀部の先端は各々折り曲げられて取付平面部をなし、この取付平面部が互いに重なることで強度が増している。そして、上記取付平面部の中央位置に貫通穴51eが形成されている。
上記係止片51bは鉤形状を有しており、その水平部が上記ワイヤーメッシュ4の横配置ワイヤーの押さえ片として機能する。また、上記係止片51bの垂直部には、上記貫通穴51eに連通する貫通縦長穴が形成されており、この貫通縦長穴と上記貫通穴51eとにボルト51fが挿入される。このボルト51fの先端部は上記支持本体部51aの上記取付平面部の裏面側に突き出される。この突き出た部位にナット51gが螺着されることによって、上記ワイヤーメッシュ4の横配置ワイヤーが上記固定金具51に固定される。また、上記支持本体部51aの高さは、例えば60mm程度とされており、上記ワイヤーメッシュ4は上記縦長材2の表側から離間して位置し、上記つる性植物の成長空間を形成することになる。さらに、上記支持本体部51aは空間(台形状の空間)を形成するようになっているので、この支持本体部51aによって植物の上方直進が妨げられることもない。なお、上記支持本体部51aの上記左右椀部は先述のように正面方向に下り傾斜して形成されているので、上記取付平面部の上端面と上記鉤形状の係止片51bとにより三角空間が形成され、この三角空間内に上記横配置ワイヤーが位置することになる。
上記固定金具51は、上記支持本体部51aが上記連結材3に直接固定されるため、高い強度を実現できる上に、上記縦長材2が経年劣化で痩せたとしても、上記支持本体部51aと上記連結材3との固定状態はしっかりと維持され、上記支持本体部51aによる上記ワイヤーメッシュ4の支持緩みは生じない。
また、上記縦長材2が経年劣化で痩せた場でも、上記ボルト53の増し締めを行うことで当該縦長材2をしっかりと固定しなおすことができる。さらに、上記支持本体部51aを上記連結材3から取り外すことなく、劣化した縦長材2を新品の縦長材2と交換することもできる。
1、1A 緑化装置
2 縦長材
2a 縦溝(凹凸)
3 連結材
4 ワイヤーメッシュ(採光支持材)
5、51 固定金具(支持具)
5d ボルト(締結具)
10 家屋
11 取付バー
12 窓
51c リベット(固定手段)
53 ボルト(固定手段)

Claims (5)

  1. 横方向に間隔を開けて複数個配置され、表側がつる性植物の根が付着する被付着面とされた縦長材と、上記複数の縦長材を連結固定する連結材と、光が透過する開口部分と上記つる性植物を支える支持部分とを有し、上記縦長材から表側に離間して配置された採光支持材と、を備えたことを特徴とする緑化装置。
  2. 請求項1に記載の緑化装置において、上記被付着面は凹凸形状を有することを特徴とする緑化装置。
  3. 請求項2に記載の緑化装置において、上記凹凸形状は縦溝により形成されていることを特徴とする緑化装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の緑化装置において、上記採光支持材を支持する支持具が、上記縦長材を上記連結材に固定する締結具によって上記連結材に固定されていることを特徴とする緑化装置。
  5. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の緑化装置において、上記採光支持材を支持する支持具の上記連結材への固定と、上記縦長材の上記連結材への固定とが、別々の固定手段により行われていることを特徴とする緑化装置。
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