JP2013162646A - モータ制御回路及びモータ駆動装置 - Google Patents

モータ制御回路及びモータ駆動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】外付け部品を削減できるモータ制御回路を提供する。
【解決手段】一実施形態によれば、モータ制御回路は、充電回路と、切り替え回路と、切り替え制御回路と、を備える。前記充電回路は、外部のブートストラップコンデンサを充電する。前記切り替え回路は、前記ブートストラップコンデンサを、ハイサイドドライバの何れかに接続する。前記切り替え制御回路は、ハイサイドスイッチをオンする前記ハイサイドドライバに前記ブートストラップコンデンサが接続されるように、多相モータの回転位置に応じて前記切り替え回路を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、モータ制御回路及びモータ駆動装置に関する。
エアコンや洗濯機などに使用されるDCブラシレスモータは、近年、食器洗い乾燥機や換気扇などの小型機器にも搭載されるようになってきている。このような小型機器の小型化および低コスト化の要求から、DCブラシレスモータを制御するモータ制御回路(インバータ回路)も、小型パッケージ化と外付け部品の削減が進んでいる。
一般的に、三相DCブラシレスモータを駆動するブートストラップ方式のモータ制御回路では、外付け部品として3個のブートストラップコンデンサを必要とする。
特許第4345553号公報
本発明が解決しようとする課題は、外付け部品を削減できるモータ制御回路及びモータ駆動装置を提供することにある。
一実施形態によれば、モータ制御回路は、複数のハイサイドスイッチと、ローサイドスイッチと、ハイサイドドライバと、ローサイドドライバと、ドライバ制御回路と、充電回路と、切り替え回路と、切り替え制御回路と、を備える。前記複数のハイサイドスイッチは、一端が第1の電源に接続され、他端からモータ制御信号を多相モータに出力する。前記ローサイドスイッチは、一端が対応するハイサイドスイッチの他端に接続され、他端が接地に接続される。前記ハイサイドドライバは、高圧側電源端子と低圧側電源端子を有し、前記低圧側電源端子は対応するハイサイドスイッチの他端に接続され、駆動電圧により、対応するハイサイドスイッチを駆動する。前記ローサイドドライバは、対応するローサイドスイッチを駆動する。前記ドライバ制御回路は、前記各ハイサイドスイッチが異なる期間にオンするように、前記ハイサイドドライバと前記ローサイドドライバとを前記多相モータの回転位置に応じて制御する。前記充電回路は、外部のブートストラップコンデンサを充電する。前記切り替え回路は、前記ブートストラップコンデンサを、前記ハイサイドドライバの何れかに接続する。前記切り替え制御回路は、前記ハイサイドスイッチをオンする前記ハイサイドドライバに前記ブートストラップコンデンサが接続されるように、前記回転位置に応じて前記切り替え回路を制御する。
一実施形態に係るモータ駆動装置の回路図である。 一実施形態に係る切り替え制御回路の回路図である。 一実施形態に係るモータ駆動装置のタイミング図である。 比較例のモータ駆動装置の回路図である。
以下に、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。この実施形態は、本発明を限定するものではない。
図1は、一実施形態に係るモータ駆動装置の回路図である。図1に示すように、モータ駆動装置は、モータ制御回路100と、ブートストラップコンデンサCと、三相モータMと、電源安定用コンデンサCVと、を備える。
モータ制御回路100は、例えば、半導体集積回路として構成可能であり、三相モータMの回転位置に応じて当該三相モータMを制御する。三相モータMは、DCブラシレスモータである。
モータ制御回路100は、3つのハイサイドスイッチ10U,10V,10Wと、3つのダイオード11U,11V,11Wと、3つのローサイドスイッチ20U,20V,20Wと、3つのダイオード21U,21V,21Wと、3つのハイサイドドライバ30U,30V,30Wと、3つのローサイドドライバ40U,40V,40Wと、ドライバ制御回路50と、充電回路60と、切り替え回路70と、ブートストラップコンデンサ切り替え制御回路(以下、切り替え制御回路と称す)80と、を備える。
ハイサイドスイッチ10U,10V,10Wは、例えばIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)から構成されている。ハイサイドスイッチ10U,10V,10Wは、コレクタ(一端)が電源端子VBBを介して第1の電源V1に接続され、エミッタ(他端)からモータ制御信号(出力電圧)を三相モータMに出力する。
つまり、U相のハイサイドスイッチ10Uは、モータ制御信号VUを、エミッタから対応する出力端子Uを介して三相モータMのU相に出力する。V相のハイサイドスイッチ10Vは、モータ制御信号VVを、エミッタから対応する出力端子Vを介して三相モータMのV相に出力する。W相のハイサイドスイッチ10Wは、モータ制御信号VWを、エミッタから対応する出力端子Wを介して三相モータMのW相に出力する。
第1の電源V1は、例えば、数十から数百Vである第1の電源電圧Vbbを供給する。第1の電源V1の両端には、電源安定用コンデンサCVが接続されている。
ダイオード11Uは、ハイサイドスイッチ10Uのエミッタにアノードが接続され、そのコレクタにカソードが接続されている。ダイオード11Vは、ハイサイドスイッチ10Vのエミッタにアノードが接続され、そのコレクタにカソードが接続されている。ダイオード11Wは、ハイサイドスイッチ10Wのエミッタにアノードが接続され、そのコレクタにカソードが接続されている。
ローサイドスイッチ20U,20V,20Wは、例えばIGBTから構成されている。ローサイドスイッチ20U,20V,20Wは、コレクタ(一端)が対応するハイサイドスイッチのエミッタに接続され、エミッタ(他端)が接地端子GNDを介して接地に接続されている。
つまり、U相のローサイドスイッチ20Uは、対応するハイサイドスイッチ10Uのエミッタにコレクタが接続されている。V相のローサイドスイッチ20Vは、対応するハイサイドスイッチ10Vのエミッタにコレクタが接続されている。W相のローサイドスイッチ20Wは、対応するハイサイドスイッチ10Wのエミッタにコレクタが接続されている。
ダイオード21Uは、ローサイドスイッチ20Uのエミッタにアノードが接続され、そのコレクタにカソードが接続されている。ダイオード21Vは、ローサイドスイッチ20Vのエミッタにアノードが接続され、そのコレクタにカソードが接続されている。ダイオード21Wは、ローサイドスイッチ20Wのエミッタにアノードが接続され、そのコレクタにカソードが接続されている。
ハイサイドドライバ30U,30V,30Wは、高圧側電源端子と低圧側電源端子を有し、低圧側電源端子は対応するハイサイドスイッチの他端に接続されている。つまり、U相のハイサイドドライバ30Uは、高圧側電源端子30Uaと低圧側電源端子30Ubとを有し、低圧側電源端子30Ubは対応するハイサイドスイッチ10Uのエミッタに接続されている。V相のハイサイドドライバ30Vは、高圧側電源端子30Vaと低圧側電源端子30Vbとを有し、低圧側電源端子30Vbは対応するハイサイドスイッチ10Vのエミッタに接続されている。W相のハイサイドドライバ30Wは、高圧側電源端子30Waと低圧側電源端子30Wbとを有し、低圧側電源端子30Wbは対応するハイサイドスイッチ10Wのエミッタに接続されている。
ハイサイドドライバ30U,30V,30Wは、高圧側電源端子と低圧側電源端子との間に供給された駆動電圧により、対応するハイサイドスイッチを駆動する。
ローサイドドライバ40U,40V,40Wは、供給された駆動電圧(図示せず)により、対応するローサイドスイッチを駆動する。ローサイドドライバ40U,40V,40Wは、第2の電源V2からの第2の電源電圧Vccが駆動電圧として供給される(図示せず)。つまり、U相のローサイドドライバ40Uは、対応するローサイドスイッチ20Uを駆動する。V相のローサイドドライバ40Vは、対応するローサイドスイッチ20Vを駆動する。W相のローサイドドライバ40Wは、対応するローサイドスイッチ20Wを駆動する。
ドライバ制御回路50は、各ハイサイドスイッチ10U,10V,10Wが異なる期間にオンするように、ハイサイドドライバ30U,30V,30Wとローサイドドライバ40U,40V,40Wとを三相モータMの回転位置に応じて制御する。つまり、本実施形態では、ハイサイドスイッチ10U,10V,10Wは同時にオンしない。具体的には、ドライバ制御回路50は、各ハイサイドドライバ30U,30V,30Wに、異なるPWM駆動期間中、対応するハイサイドスイッチをPWM駆動させる。また、ドライバ制御回路50は、PWM駆動しているハイサイドドライバに対応するローサイドドライバに、PWM駆動されたハイサイドスイッチに対して相補的にオンするように対応するローサイドスイッチを駆動させる。
ドライバ制御回路50は、三角波発生部51と、PWM部52と、ホールアンプ(増幅器)53と、三相分配ロジック(論理回路)54と、を有する。
三角波発生部51は、端子T1を介して外部から供給された周波数設定信号に応じた周波数の三角波を発生する。
PWM部52は、三角波発生部51からの三角波を用いて、端子T2を介して外部から供給された速度指令信号に応じたパルス幅のPWM信号を生成する。速度指令信号は、三相モータMの回転速度を指定する信号である。
ホールアンプ53は、入力端子HU,HV,HWを介して外部から供給された三相モータMの回転位置に応じた回転位置信号VHU,VHV,VHWを増幅して、増幅回転位置信号VHUa,VHVa,VHWaを出力する。回転位置信号VHU,VHV,VHWは、例えば、三相モータMの回転位置を検出するホールセンサ(図示せず)から供給される。
三相分配ロジック54は、増幅回転位置信号VHUa,VHVa,VHWaに基づいて、PWM部52で生成されたPWM信号を3つのハイサイドドライバ30U,30V,30Wのうちの何れかに供給する。また、三相分配ロジック54は、増幅回転位置信号VHUa,VHVa,VHWaに基づいて、ハイサイドドライバ30U,30V,30WのうちのPWM信号を供給しないものと、ローサイドドライバ40U,40V,40Wとに制御信号を供給する。より詳しい制御については後述する。
このように、回転位置信号VHU,VHV,VHWに応じて、ハイサイドスイッチ10U,10V,10Wのうちのオンするものが決定される。また、PWM部52からのPWM信号のパルス幅に応じて、各ハイサイドスイッチ10U,10V,10Wのオン期間が決定され、三相モータMの回転速度等が決定される。
充電回路60は、モータ制御回路100の外付け部品である外部のブートストラップコンデンサCを充電する。充電回路60は、3つのブートストラップダイオードDU,DV,DWと、3つの抵抗RU,RV,RWと、を有する。
ブートストラップダイオードDU,DV,DWは、アノードが電源端子VCCを介して第2の電源V2に接続される。第2の電源V2は、第2の電源電圧Vccを供給する。第2の電源電圧Vccは、第1の電源電圧Vbbより低く、例えば、10〜20Vである。
抵抗RU,RV,RWは、対応するブートストラップダイオードDU,DV,DWのカソードに各々の一端が接続される。
切り替え回路70は、ブートストラップコンデンサCを、3つのハイサイドドライバ30U,30V,30Wのうちの何れかの高圧側電源端子と低圧側電源端子との間に接続する。切り替え回路70は、3つのPMOSトランジスタ(第1スイッチ)QU1,QV1,QW1と、3つのNMOSトランジスタ(第2スイッチ)QU2,QV2,QW2と、を有する。
各PMOSトランジスタQU1,QV1,QW1は、ソース(一端)が対応するブートストラップダイオードのカソード及び対応するハイサイドドライバの高圧側電源端子に接続され、ドレイン(他端)が端子BS1を介してブートストラップコンデンサCの一端に接続されている。
つまり、PMOSトランジスタQU1のソースは、対応するブートストラップダイオードDUのカソードに抵抗RUを介して接続されると共に、対応するハイサイドドライバ30Uの高圧側電源端子30Uaに接続されている。PMOSトランジスタQV1のソースは、対応するブートストラップダイオードDVのカソードに抵抗RVを介して接続されると共に、対応するハイサイドドライバ30Vの高圧側電源端子30Vaに接続されている。PMOSトランジスタQW1のソースは、対応するブートストラップダイオードDWのカソードに抵抗RWを介して接続されると共に、対応するハイサイドドライバ30Wの高圧側電源端子30Waに接続されている。
各NMOSトランジスタQU2,QV2,QW2は、ドレイン(一端)が端子BS2を介してブートストラップコンデンサCの他端に接続され、ソース(他端)が対応するハイサイドドライバの低圧側電源端子に接続されている。
つまり、NMOSトランジスタQU2は、対応するハイサイドドライバ30Uの低圧側電源端子30Ubにソースが接続されている。NMOSトランジスタQV2は、対応するハイサイドドライバ30Vの低圧側電源端子30Vbにソースが接続されている。NMOSトランジスタQW2は、対応するハイサイドドライバ30Wの低圧側電源端子30Wbにソースが接続されている。
切り替え制御回路80は、ハイサイドスイッチをオンするハイサイドドライバにブートストラップコンデンサCが接続されるように、三相モータMの回転位置に応じて切り替え回路70を制御する。具体的には、切り替え制御回路80は、PWM駆動期間中、ハイサイドスイッチをPWM駆動しているハイサイドドライバにブートストラップコンデンサCが接続されるように、切り替え回路70を制御する。
本実施形態では、切り替え制御回路80は図2に示す構成を有している。図2は、一実施形態に係る切り替え制御回路80の回路図である。図2に示すように、切り替え制御回路80は、3つの制御部80U,80V,80Wを有する。
U相の制御部80Uは、インバータ81Uと、NAND回路82Uと、レベルシフト回路83Uと、インバータ84Uと、を含む。
インバータ81UとNAND回路82Uは、スイッチ制御信号生成回路として機能し、回転位置を表す回転位置信号VHU,VHVに基づいてスイッチ制御信号GUを生成する。インバータ81Uは、増幅回転位置信号VHUaが入力端子に供給される。NAND回路82Uは、インバータ81Uの出力端子に第1入力端子が接続され、増幅回転位置信号VHVaが第2入力端子に供給され、スイッチ制御信号GUを出力する。
レベルシフト回路83Uは、スイッチ制御信号GUをレベルシフトして、得られた第1スイッチ制御信号GU1を対応するPMOSトランジスタQU1のゲートに出力する。
インバータ84Uは、第1スイッチ制御信号GU1を反転して、得られた第2スイッチ制御信号GU2を対応するNMOSトランジスタQU2のゲートに出力する。
V相の制御部80Vは、インバータ81Vと、NAND回路82Vと、レベルシフト回路83Vと、インバータ84Vと、を含む。
インバータ81VとNAND回路82Vは、スイッチ制御信号生成回路として機能し、回転位置信号VHV,VHWに基づいてスイッチ制御信号GVを生成する。インバータ81Vは、増幅回転位置信号VHVaが入力端子に供給される。NAND回路82Vは、インバータ81Vの出力端子に第1入力端子が接続され、増幅回転位置信号VHWaが第2入力端子に供給され、スイッチ制御信号GVを出力する。
レベルシフト回路83Vは、スイッチ制御信号GVをレベルシフトして、得られた第1スイッチ制御信号GV1を対応するPMOSトランジスタQV1のゲートに出力する。
インバータ84Vは、第1スイッチ制御信号GV1を反転して、得られた第2スイッチ制御信号GV2を対応するNMOSトランジスタQV2のゲートに出力する。
W相の制御部80Wは、インバータ81Wと、NAND回路82Wと、レベルシフト回路83Wと、インバータ84Wと、を含む。
インバータ81WとNAND回路82Wは、スイッチ制御信号生成回路として機能し、回転位置信号VHU,VHWに基づいてスイッチ制御信号GWを生成する。インバータ81Wは、増幅回転位置信号VHWaが入力端子に供給される。NAND回路82Wは、インバータ81Wの出力端子に第1入力端子が接続され、増幅回転位置信号VHUaが第2入力端子に供給され、スイッチ制御信号GWを出力する。
レベルシフト回路83Wは、スイッチ制御信号GWをレベルシフトして、得られた第1スイッチ制御信号GW1を対応するPMOSトランジスタQW1のゲートに出力する。
インバータ84Wは、第1スイッチ制御信号GW1を反転して、得られた第2スイッチ制御信号GW2を対応するNMOSトランジスタQW2のゲートに出力する。
第1及び第2スイッチ制御信号GU1,GV1,GW1,GU2,GV2,GW2において、ローレベルは接地電位であり、ハイレベルは「第1の電源電圧Vbb+ブートストラップコンデンサCの両端の電圧」である。
次に、図3を参照してモータ駆動装置及びモータ制御回路100の動作を説明する。
図3は、一実施形態に係るモータ駆動装置のタイミング図である。以下、三相モータMの一回転に対応する時刻t1からt7の一周期について説明する。
(時刻t1〜t3)
時刻t1において、回転位置信号VHUはローレベルになり、回転位置信号VHVはハイレベルであり、回転位置信号VHWはローレベルである。切り替え制御回路80は、これら回転位置信号VHU,VHV,VHWに基づいて、第1スイッチ制御信号GU1と第2スイッチ制御信号GV2,GW2をローレベルにして、第2スイッチ制御信号GU2と第1スイッチ制御信号GV1,GW1をハイレベルにする。これにより、PMOSトランジスタQU1とNMOSトランジスタQU2がオンする。他のPMOSトランジスタQV1,QW1とPMOSトランジスタQV2,QW2はオフである。従って、ブートストラップコンデンサCの両端はハイサイドドライバ30Uに接続される。
この後、ドライバ制御回路50は、U相において、ハイサイドドライバ30Uにハイサイドスイッチ10UをPWM駆動させる。
具体的には、時刻t1において、ハイサイドドライバ30Uは、駆動電圧であるブートストラップコンデンサCの両端の電圧を、ハイサイドスイッチ10Uのゲートとエミッタ間に供給して、ハイサイドスイッチ10Uをオンに駆動する。この時、ブートストラップコンデンサCは放電される。一方、この時、ローサイドドライバ40Uは、ローサイドスイッチ20Uのゲートとエミッタ間を短絡して、ローサイドスイッチ20Uをオフにする。これにより、モータ制御信号VUは第1の電源電圧Vbbになる。
また、この時、V相ではハイサイドスイッチ10Vはオフであり、ローサイドスイッチ20Vはオンであるため、モータ制御信号VVは接地電圧(0V)である。W相ではハイサイドスイッチ10Wとローサイドスイッチ20Wはオフであるため、モータ制御信号VWは、モータ制御信号VU,VVによって決まる第1の電源電圧Vbbと接地電圧との間の任意の電圧である。
この時、NMOSトランジスタQU2のソースの電圧は第1の電源電圧Vbbであるが、ハイレベルの第2スイッチ制御信号GU2は「第1の電源電圧Vbb+ブートストラップコンデンサCの両端の電圧」にレベルシフトされているので、NMOSトランジスタQU2はオンできる。
その後、PWM部52からのPWM信号のパルスが終了すると、ハイサイドドライバ30Uは、ハイサイドスイッチ10Uをオフにする。ローサイドドライバ40Uは、第2の電源電圧Vccをローサイドスイッチ20Uのゲートとエミッタ間に供給して、ローサイドスイッチ20Uをオンに駆動する。これにより、モータ制御信号VUは接地電圧になる。
このハイサイドスイッチ10Uがオフの期間中、ブートストラップコンデンサCの他端の電圧(端子BS2の電圧)も接地電圧になるので、ブートストラップコンデンサCは、ブートストラップダイオードDUと抵抗RUを介して第2の電源電圧Vccで充電される。
これ以降も、時刻t3まで、以上と同様に、ハイサイドスイッチ10Uはオン又はオフにPWM駆動され、ローサイドスイッチ20UはPWM駆動されたハイサイドスイッチ10Uに対して相補的にオン又はオフに駆動される。
このように、時刻t1から時刻t3までは、U相のハイサイドスイッチ10UがPWM駆動されているPWM駆動期間TPUとなっている。
なお、時刻t2において、回転位置信号VHWがハイレベルに変化する。これにより、V相ではハイサイドスイッチ10Vとローサイドスイッチ20Vはオフに変化する。W相ではハイサイドスイッチ10Wはオフであり、ローサイドスイッチ20Wはオンに変化する。よって、モータ制御信号VVは第1の電源電圧Vbbと接地電圧との間の電圧になり、モータ制御信号VWは接地電圧となる。しかし、PMOSトランジスタQU1とNMOSトランジスタQU2がオンしている状態は変わらず、ブートストラップコンデンサCの両端はハイサイドドライバ30Uに接続され続ける。
(時刻t3〜t5)
次に、時刻t3において、三相モータMの回転位置に応じて回転位置信号VHVがローレベルに変化する。切り替え制御回路80は、第1スイッチ制御信号GV1と第2スイッチ制御信号GU2,GW2をローレベルにし、第1スイッチ制御信号GU1,GW1と第2スイッチ制御信号GV2をハイレベルにする。これにより、PMOSトランジスタQV1とNMOSトランジスタQV2がオンする。他のPMOSトランジスタQU1,QW1とNMOSトランジスタQU2,QW2はオフである。従って、ブートストラップコンデンサCの両端はハイサイドドライバ30Vに接続される。
この後、ドライバ制御回路50は、V相において、ハイサイドドライバ30Vにハイサイドスイッチ10VをPWM駆動させる。
具体的には、時刻t3において、ハイサイドドライバ30Vは、ブートストラップコンデンサCの両端の電圧を、ハイサイドスイッチ10Vのゲートとエミッタ間に供給して、ハイサイドスイッチ10Vをオンに駆動する。一方、この時、ローサイドスイッチ20Vはオフである。これにより、モータ制御信号VVは第1の電源電圧Vbbになる。
また、この時、U相ではハイサイドスイッチ10Uとローサイドスイッチ20Uはオフであるため、モータ制御信号VUは第1の電源電圧Vbbと接地電圧との間の電圧である。W相ではハイサイドスイッチ10Wはオフであり、ローサイドスイッチ20Wはオンであるため、モータ制御信号VWは接地電圧である。
その後、ハイサイドスイッチ10Vはオフになり、ローサイドスイッチ20Vはオンになる。これにより、モータ制御信号VUは接地電圧になる。
このハイサイドスイッチ10Vがオフの期間中、ブートストラップコンデンサCの他端の電圧も接地電圧になるので、ブートストラップコンデンサCは、ブートストラップダイオードDVと抵抗RVを介して第2の電源電圧Vccで充電される。
これ以降も、時刻t5まで、以上と同様に、ハイサイドスイッチ10Vはオン又はオフにPWM駆動され、ローサイドスイッチ20VはPWM駆動されたハイサイドスイッチ10Vに対して相補的にオン又はオフに駆動される。
このように、時刻t3から時刻t5までは、V相のハイサイドスイッチ10VがPWM駆動されているPWM駆動期間TPVとなっている。
なお、時刻t4において、回転位置信号VHUがハイレベルに変化する。これにより、U相ではハイサイドスイッチ10Uはオフであり、ローサイドスイッチ20Uはオンに変化する。W相ではハイサイドスイッチ10Wとローサイドスイッチ20Wはオフに変化する。よって、モータ制御信号VUは接地電圧になり、モータ制御信号VWは第1の電源電圧Vbbと接地電圧との間の電圧となる。しかし、ブートストラップコンデンサCの両端はハイサイドドライバ30Vに接続され続ける。
(時刻t5〜t7)
次に、時刻t5において、三相モータMの回転位置に応じて回転位置信号VHWがローレベルに変化する。切り替え制御回路80は、第1スイッチ制御信号GW1と第2スイッチ制御信号GU2,GV2をローレベルにし、第1スイッチ制御信号GU1,GV1と第2スイッチ制御信号GW2をハイレベルにする。これにより、PMOSトランジスタQW1とNMOSトランジスタQW2がオンする。他のPMOSトランジスタQU1,QV1とNMOSトランジスタQU2,QV2はオフである。従って、ブートストラップコンデンサCの両端はハイサイドドライバ30Wに接続される。
この後、ドライバ制御回路50は、W相において、ハイサイドドライバ30Wにハイサイドスイッチ10WをPWM駆動させる。つまり、時刻t7まで、以上と同様に、ハイサイドスイッチ10Wはオン又はオフにPWM駆動され、ローサイドスイッチ20WはPWM駆動されたハイサイドスイッチ10Wに対して相補的にオン又はオフに駆動される。
ハイサイドスイッチ10Wがオンの期間中、ブートストラップコンデンサCは放電され、ハイサイドスイッチ10Wがオフの期間中、ブートストラップコンデンサCはブートストラップダイオードDWと抵抗RWを介して第2の電源電圧Vccで充電される。
このように、時刻t5から時刻t7までは、W相のハイサイドスイッチ10WがPWM駆動されているPWM駆動期間TPWとなっている。
なお、時刻t5からt6まで、U相ではハイサイドスイッチ10Uはオフであり、ローサイドスイッチ20Uはオンであるため、モータ制御信号VUは接地電圧である。W相ではハイサイドスイッチ10Wとローサイドスイッチ20Wはオフであるため、モータ制御信号VWは第1の電源電圧Vbbと接地電圧との間の電圧である。
また、時刻t6において、回転位置信号VHVがハイレベルに変化する。これにより、U相ではハイサイドスイッチ10Uとローサイドスイッチ20Uはオフに変化する。V相ではハイサイドスイッチ10Vはオフであり、ローサイドスイッチ20Vはオンに変化する。よって、モータ制御信号VUは第1の電源電圧Vbbと接地電圧との間の電圧になり、モータ制御信号VVは接地電圧となる。しかし、ブートストラップコンデンサCの両端はハイサイドドライバ30Wに接続され続ける。
時刻t7以降は、時刻t1からt7と同様に動作する。
このように、ブートストラップコンデンサCは、各PWM駆動期間TPU,TPV,TPW中のハイサイドスイッチのオフ期間中に充電される。従って、ブートストラップコンデンサCの値は、このオフ期間の長さも考慮して決定されることが好ましい。
以上で説明したように、本実施形態によれば、3つのハイサイドドライバ30U,30V,30WのうちのハイサイドスイッチをオンさせるハイサイドドライバにブートストラップコンデンサCを接続するようにしている。これにより、1つのブートストラップコンデンサCで3相分のハイサイドドライバ30U,30V,30Wの駆動電圧を供給できる。従って、モータ制御回路100の外付け部品を削減できる。即ち、モータ駆動装置を低コスト化及び小型化できる。
(比較例)
次に、比較例のモータ駆動装置について説明する。図4は、比較例のモータ駆動装置の回路図である。図4では、図1と共通する構成部分には同一の符号を付しており、以下では相違点を中心に説明する。
比較例のモータ駆動装置は、3つのブートストラップコンデンサC1,C2,C3を備えており、切り替え回路70と切り替え制御回路80を備えていない。ブートストラップコンデンサC1は、モータ制御回路100Xの端子BSUを介して抵抗RU及びハイサイドドライバ30Uの高圧側電源端子30Uaに一端が接続され、出力端子Uに他端が接続されている。ブートストラップコンデンサC2は、端子BSVを介して抵抗RV及びハイサイドドライバ30Vの高圧側電源端子30Vaに一端が接続され、出力端子Vに他端が接続されている。ブートストラップコンデンサC3は、端子BSWを介して抵抗RW及びハイサイドドライバ30Wの高圧側電源端子30Waに一端が接続され、出力端子Wに他端が接続されている。つまり、各相のハイサイドドライバに対して専用のブートストラップコンデンサが設けられている。
比較例のモータ駆動装置においても、回転位置信号VHU,VHV,VHWとモータ制御信号VU,VV,VWとの関係は、図3と同一である。
このように、比較例のモータ駆動装置では、モータ制御回路100Xの外付け部品であるブートストラップコンデンサが3つ必要なため、実施形態のモータ駆動装置と比較して部品コストが高い。
(変形例)
以上の説明では、モータ制御回路100は三相モータMを制御する一例について説明したが、三相モータM以外の多相モータを制御してもよい。この場合、多相モータの相数と同数のハイサイドドライバ等を設ければよい。ブートストラップコンデンサCは1つでよい。
また、ドライバ制御回路50は、ハイサイドスイッチ10U,10V,10Wのうちの2つのハイサイドスイッチが同時にオンする期間が存在するように制御してもよい。この制御により、三相モータMの低騒音駆動を行える。この場合、ブートストラップコンデンサを2個設ければよい。そして、充電回路60は2個のブートストラップコンデンサを充電すればよい。切り替え回路70は、各々のブートストラップコンデンサを、3つのハイサイドドライバ30U,30V,30Wのうちの何れかの高圧側電源端子と低圧側電源端子との間に接続すればよい。切り替え制御回路80は、3つのハイサイドドライバ30U,30V,30Wのうちのハイサイドスイッチをオンに駆動している2個のハイサイドドライバにブートストラップコンデンサが1個ずつ接続されるように、切り替え回路70を制御すればよい。さらには、多相モータを制御する場合、複数のハイサイドスイッチのうちのn個のハイサイドスイッチが同時にオンする期間が存在するように制御してもよい。この場合も、ブートストラップコンデンサをn個設けて、以上と同様に各ブートストラップコンデンサの接続を制御すればよい。
また、ハイサイドドライバ30U,30V,30Wの耐圧の問題がなければ、PMOSトランジスタQU1、QV1,QW1と、ブートストラップダイオードDV,DWと、抵抗RV,RWとを設けずに、3つの高圧側電源端子30Ua,30Va,30Waを端子BS1及び抵抗RUに直接接続してもよい。この場合も、切り替え回路70(NMOSトランジスタQU2,QV2,QW2)は、ブートストラップコンデンサCを、ハイサイドドライバ30U,30V,30Wのうちの何れかの高圧側電源端子と低圧側電源端子との間に接続するようになっている。
さらに、ハイサイドスイッチ10U,10V,10Wとローサイドスイッチ20U,20V,20Wは、MOSトランジスタやその他の電力用半導体素子から構成されていてもよい。
これらの変形例によっても、上述した実施形態と同様に、モータ制御回路の外付け部品を削減できる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
M モータ
C ブートストラップコンデンサ
10U,10V,10W ハイサイドスイッチ
20U,20V,20W ローサイドスイッチ
30U,30V,30W ハイサイドドライバ
40U,40V,40W ローサイドドライバ
50 ドライバ制御回路
51 三角波発生部
52 PWM部
53 ホールアンプ(増幅器)
54 三相分配ロジック(論理回路)
60 充電回路
70 切り替え回路
80 ブートストラップコンデンサ切り替え制御回路(切り替え制御回路)
80U,80V,80W 制御部
81U,81V,81W インバータ(スイッチ制御信号生成回路)
82U,82V,82W NAND回路(スイッチ制御信号生成回路)
83U,83V,83W レベルシフト回路
84U,84V,84W インバータ
DU,DV,DW ブートストラップダイオード
RU,RV,RW 抵抗
QU1,QV1,QW1 PMOSトランジスタ(切り替え回路)
QU2,QV2,QW2 NMOSトランジスタ(切り替え回路)
100 モータ制御回路

Claims (8)

  1. 一端が第1の電源に接続され、他端からモータ制御信号を多相モータに出力する複数のハイサイドスイッチと、
    一端が対応するハイサイドスイッチの他端に接続され、他端が接地に接続されるローサイドスイッチと、
    高圧側電源端子と低圧側電源端子を有し、前記低圧側電源端子は対応するハイサイドスイッチの他端に接続され、駆動電圧により、対応するハイサイドスイッチを駆動するハイサイドドライバと、
    対応するローサイドスイッチを駆動するローサイドドライバと、
    前記各ハイサイドスイッチが異なる期間にオンするように、前記ハイサイドドライバと前記ローサイドドライバとを前記多相モータの回転位置に応じて制御するドライバ制御回路と、
    外部のブートストラップコンデンサを充電する充電回路と、
    前記ブートストラップコンデンサを、前記ハイサイドドライバの何れかに接続する切り替え回路と、
    前記ハイサイドスイッチをオンする前記ハイサイドドライバに前記ブートストラップコンデンサが接続されるように、前記回転位置に応じて前記切り替え回路を制御する切り替え制御回路と、を備える
    ことを特徴とするモータ制御回路。
  2. 前記ドライバ制御回路は、前記各ハイサイドドライバに、異なるPWM駆動期間中、対応するハイサイドスイッチをPWM駆動させると共に、PWM駆動している前記ハイサイドドライバに対応する前記ローサイドドライバに、PWM駆動された前記ハイサイドスイッチに対して相補的にオンするように対応するローサイドスイッチを駆動させ、
    前記切り替え制御回路は、前記PWM駆動期間中、前記ハイサイドスイッチをPWM駆動している前記ハイサイドドライバに前記ブートストラップコンデンサが接続されるように、前記切り替え回路を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載のモータ制御回路。
  3. 前記充電回路は、アノードが第2の電源に接続される複数のブートストラップダイオードを有し、
    前記切り替え回路は、
    複数の第1スイッチと、
    複数の第2スイッチと、を有し、
    前記各第1スイッチは、一端が対応するブートストラップダイオードのカソード及び対応するハイサイドドライバの前記高圧側電源端子に接続され、他端が前記ブートストラップコンデンサの一端に接続され、
    前記各第2スイッチは、一端が前記ブートストラップコンデンサの他端に接続され、他端が対応するハイサイドドライバの前記低圧側電源端子に接続されている
    ことを特徴とする請求項2に記載のモータ制御回路。
  4. 前記各第1スイッチは、PMOSトランジスタで構成され、
    前記各PMOSトランジスタは、ソースが対応するブートストラップダイオードのカソード及び対応するハイサイドドライバの高圧側電源端子に接続され、ドレインが前記ブートストラップコンデンサの一端に接続され、
    前記各第2スイッチは、NMOSトランジスタで構成され、
    前記各NMOSトランジスタは、ドレインが前記ブートストラップコンデンサの他端に接続され、ソースが対応するハイサイドドライバの低圧側電源端子に接続されている
    ことを特徴とする請求項3に記載のモータ制御回路。
  5. 前記切り替え制御回路は、複数の制御部を有し、
    前記各制御部は、
    前記回転位置を表す回転位置信号に基づいて、スイッチ制御信号を生成するスイッチ制御信号生成回路と、
    前記スイッチ制御信号をレベルシフトして、得られた第1スイッチ制御信号を対応するPMOSトランジスタのゲートに出力するレベルシフト回路と、
    前記第1スイッチ制御信号を反転して、得られた第2スイッチ制御信号を対応するNMOSトランジスタのゲートに出力するインバータと、を含む
    ことを特徴とする請求項4に記載のモータ制御回路。
  6. 前記ドライバ制御回路は、
    周波数設定信号に応じた周波数の三角波を発生する三角波発生部と、
    前記三角波を用いて、速度指令信号に応じたパルス幅のPWM信号を生成するPWM部と、
    前記回転位置信号を増幅して、増幅回転位置信号を出力する増幅器と、
    前記増幅回転位置信号に基づいて、前記PWM信号を前記ハイサイドドライバの何れかに供給する論理回路と、を有する
    ことを特徴とする請求項5に記載のモータ制御回路。
  7. 一端が第1の電源に接続され、他端からモータ制御信号を多相モータに出力する複数のハイサイドスイッチと、
    一端が対応するハイサイドスイッチの他端に接続され、他端が接地に接続されるローサイドスイッチと、
    高圧側電源端子と低圧側電源端子を有し、前記低圧側電源端子は対応するハイサイドスイッチの他端に接続され、駆動電圧により、対応するハイサイドスイッチを駆動するハイサイドドライバと、
    対応するローサイドスイッチを駆動するローサイドドライバと、
    n(nは2以上の整数)個の前記ハイサイドスイッチが同時にオンする期間が存在するように、前記ハイサイドドライバと前記ローサイドドライバとを前記多相モータの回転位置に応じて制御するドライバ制御回路と、
    外部のn個のブートストラップコンデンサを充電する充電回路と、
    各々の前記ブートストラップコンデンサを、前記ハイサイドドライバの何れかに接続する切り替え回路と、
    前記ハイサイドスイッチをオンするn個の前記ハイサイドドライバに前記ブートストラップコンデンサが1個ずつ接続されるように、前記回転位置に応じて前記切り替え回路を制御する切り替え制御回路と、を備える
    ことを特徴とするモータ制御回路。
  8. 多相モータと、
    一端が第1の電源に接続され、他端からモータ制御信号を前記多相モータに出力する複数のハイサイドスイッチと、
    一端が対応するハイサイドスイッチの他端に接続され、他端が接地に接続されるローサイドスイッチと、
    高圧側電源端子と低圧側電源端子を有し、前記低圧側電源端子は対応するハイサイドスイッチの他端に接続され、駆動電圧により、対応するハイサイドスイッチを駆動するハイサイドドライバと、
    対応するローサイドスイッチを駆動するローサイドドライバと、
    前記各ハイサイドスイッチが異なる期間にオンするように、前記ハイサイドドライバと前記ローサイドドライバとを前記多相モータの回転位置に応じて制御するドライバ制御回路と、
    ブートストラップコンデンサと、
    前記ブートストラップコンデンサを充電する充電回路と、
    前記ブートストラップコンデンサを、前記複数のハイサイドドライバの何れかに接続する切り替え回路と、
    前記ハイサイドスイッチをオンする前記ハイサイドドライバに前記ブートストラップコンデンサが接続されるように、前記回転位置に応じて前記切り替え回路を制御する切り替え制御回路と、を備える
    ことを特徴とするモータ駆動装置。
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