JP2013161098A - サーバ装置及び監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、不審者の映像を多角的に取得して監視する手段を提供することを目的とする。
【解決手段】 サーバ装置は、位置情報受信部、不審者情報受信部、特定部、送信要求部、映像情報受信部を備える。位置情報受信部は、位置情報を、電子カメラ毎に無線通信を介して受信する。不審者情報受信部は、不審者情報を、複数の電子カメラのうちの少なくとも1つから無線通信を介して受信する。特定部は、不審者情報受信部が不審者情報を受信した場合、不審者情報を送信した電子カメラからの位置情報に基づいて、その電子カメラの周辺に存在する電子カメラを特定する。送信要求部は、不審者情報を送信した電子カメラ及び特定部が特定した電子カメラに対して、不審者情報に基づく映像情報の送信要求を無線通信を介して送信する。映像情報受信部は、不審者情報を送信した電子カメラ及び特定部が特定した電子カメラから映像情報を無線通信を介して受信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、サーバ装置及び監視システムに関する。
近年、児童の登下校時の安全を監視するシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このシステムでは、ランドセルに装着された電子カメラが撮影した児童の前方に存在する被写体の画像を、無線通信手段を介して保護者宅に備えられた端末装置に送信する。保護者は、例えば、端末装置から児童の前方に不審者がいるか否かを判定できる。
特開2006−285749号公報
しかし、上記の従来技術では、電子カメラの画角によっては、必ずしも不審者が見え易く映っているとは限らない。
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、例えば通学班で移動する児童の登下校時に不審者が現れた場合、その不審者の映像を多角的に取得して監視する手段を提供することを目的とする。
第1の発明に係るサーバ装置は、位置情報受信部と、不審者情報受信部と、特定部と、送信要求部と、映像情報受信部とを備える。位置情報受信部は、無線通信手段を有する電子カメラが外部から取得した現在位置を示す位置情報を、ユーザが所持する電子カメラ毎に無線通信を介して受信する。不審者情報受信部は、電子カメラにより撮影された画像の解析結果から得られた不審者を示す不審者情報を、複数の電子カメラのうちの少なくとも1つから無線通信を介して受信する。特定部は、不審者情報受信部が不審者情報を受信した場合、不審者情報を送信した電子カメラからの位置情報に基づいて、その電子カメラの周辺に存在する電子カメラを特定する。送信要求部は、不審者情報を送信した電子カメラ及び特定部が特定した電子カメラに対して、不審者情報に基づく映像情報の送信要求を無線通信を介して送信する。映像情報受信部は、不審者情報を送信した電子カメラ及び特定部が特定した電子カメラから映像情報を無線通信を介して受信する。
第2の発明に係る監視システムは、無線通信手段を有する電子カメラを所持するユーザの安全をサーバ装置により監視する。サーバ装置は、位置情報受信部と、不審者情報受信部と、特定部と、送信要求部と、映像情報受信部とを備える。位置情報受信部は、電子カメラが外部から取得した現在位置を示す位置情報を、電子カメラ毎に無線通信を介して受信する。不審者情報受信部は、電子カメラにより撮影された画像の解析結果から得られた不審者を示す不審者情報を、複数の電子カメラのうちの少なくとも1つから無線通信を介して受信する。特定部は、不審者情報受信部が不審者情報を受信した場合、不審者情報を送信した電子カメラからの位置情報に基づいて、その電子カメラの周辺に存在する電子カメラを特定する。送信要求部は、不審者情報を送信した電子カメラ及び特定部が特定した電子カメラに対して、不審者情報に基づく映像情報の送信要求を無線通信を介して送信する。映像情報受信部は、不審者情報を送信した電子カメラ及び特定部が特定した電子カメラから映像情報を無線通信を介して受信する。
第3の発明は、第2の発明において、電子カメラは、撮像素子と、位置情報取得部と、第1送信処理部と、データベースと、顔認識部と、判定部と、第2送信処理部と、第3送信処理部とを備える。撮像素子は、被写体像を撮像し、画像を生成する。記録処理部は、撮像素子が時系列に生成する画像データをメモリに記録する。位置情報取得部は、位置情報を外部から取得する。第1送信処理部は、位置情報取得部が取得した位置情報をサーバ装置に送信する。データベースは、顔の特徴を示す顔情報を複数登録する。顔認識部は、画像を解析し、顔を認識する。判定部は、データベースを照合し、顔認識部が認識した顔の人物が不審者か否かを判定する。第2送信処理部は、判定部が不審者と判定した場合、不審者を示す不審者情報をサーバ装置に送信する。第3送信処理部は、サーバ装置からの送信要求に応じて、メモリに記録されている画像データを映像情報としてサーバ装置に送信する。
第4の発明は、第3の発明において、位置情報取得部は、GPS(Global Positioning System)衛星から位置情報を取得する。顔認識部が認識した顔の人物の顔情報がデータベースに登録されておらず、かつ、予め設定した指定時間内に位置情報の値に変化がない場合、判定部は、顔の人物を不審者と判定する。
第5の発明は、第3又は第4の発明において、電子カメラは、入力部をさらに備える。入力部は、不審者を特定する入力信号をユーザ入力により受け付ける。判定部は、入力部が入力信号を受け付けた場合に顔認識部が認識している顔の人物を不審者として優先的に判定する。
本発明によれば、例えば通学班で移動する児童の登下校時に不審者が現れた場合、その不審者の映像を多角的に取得して監視する手段を提供できる。
本発明の一実施形態における監視システム100の全体構成図 電子カメラ10の構成例を説明するブロック図 サーバ装置1の構成例を説明するブロック図 監視システム100における電子カメラ10の動作例を示すフローチャート 監視システム100におけるサーバ装置1の動作例を示すフローチャート 監視システム100を模式的に説明する図 監視システム100を模式的に説明する図 監視システム100を模式的に説明する図
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態における監視システム100の全体構成図である。監視システム100は、児童の登下校時の安全を監視するシステムである。換言すると、監視システム100は、児童の登下校時に不審者が現れた場合、その不審者の映像を多角的に取得して監視するシステムである。
監視システム100は、サーバ装置1と、基地局40と、インターネット網41と、複数の電子カメラ10とを使用する。さらに、監視システム100は、電子カメラ10に位置情報を提供するGPS(Global Positioning System)衛星31を使用する。電子カメラ10は、携帯電話機能を有している。図1では、首かけタイプの電子カメラ10を例示している。具体的には、電子カメラ10は、図2に示す撮影光学系11のレンズが児童(P1、P2、P3)の正面方向を向くようにして装着される。これにより、電子カメラ10は、被写体を撮影できる。
なお、電子カメラ10は、撮影光学系11のレンズが児童の正面方向を向くようにして、通学時に身につける物(ランドセル、鞄、帽子、水筒等)に装着されても良い。また、電子カメラ10は、必要に応じて、児童の手により構図が設定されて撮影が行なわれても良い。以下、電子カメラ10及びサーバ装置1の構成について具体的に説明する。
(電子カメラ10の構成)
図2は、電子カメラ10の構成例を説明するブロック図である。ここで、電子カメラ10は、児童の行動履歴を記録する監視モードの機能を有している。監視モードでは、例えば、児童が装着している電子カメラ10が継続的に動画や音声を記録することにより、その児童が通学路で目にする光景を映像情報として取得する。
電子カメラ10は、図2に示す通り、撮影光学系11と、撮像素子12と、信号処理部13と、RAM(Random Access Memory)14と、画像処理部15と、フラッシュメモリ16と、表示モニタ17と、記録インターフェース部(以下「記録I/F部」という)18と、通信部19と、アンテナ19aと、音声処理部20と、スピーカ21と、マイク22と、操作部23と、レリーズ釦24と、GPS受信機25と、緊急連絡用ボタン26と、CPU(Central Processing Unit)27と、バス28とを備える。
このうち、信号処理部13、RAM14、画像処理部15、フラッシュメモリ16、表示モニタ17、記録I/F部18、通信部19、音声処理部20及びCPU27は、バス28を介して互いに接続されている。
撮影光学系11は、ズームレンズとフォーカスレンズとを含む複数のレンズ群で構成されている。なお、簡単のため、図2では、撮影光学系11を1枚のレンズとして図示する。撮像素子12は、被写体の像を撮像して画像データを生成する。撮像素子12は、例えばCCD(Charge Coupled Device)型のカラーイメージセンサである。なお、撮像素子12は、CMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)型のカラーイメージセンサであっても良い。信号処理部13は、例えば、アナログフロントエンド(AFE)回路と、A/D変換部と、デジタルフロントエンド(DFE)回路とを有している。
AFE回路は、撮像素子12が出力する画像信号に対してアナログ信号処理を施す。A/D変換部は、アナログの画像信号をデジタルの画像信号に変換する。DFE回路は、A/D変換後の画像信号にデジタル信号処理を施す。なお、信号処理部13が出力する画像信号は、画像データとしてRAM14に一時的に記録される。RAM14は、バッファメモリの機能を有し、画像データを一時的に記録する。さらに、RAM14は、CPU27の処理の過程で生成した画像データ等を一時的に記録する。
画像処理部15は、RAM14に記録されている画像データを読み出し、必要に応じて各種の画像処理(例えば、輪郭強調処理、色補間処理等)を施す。
フラッシュメモリ16は、不揮発性のメモリであって、例えば、電子カメラ10の制御を行なうプログラムを予め記憶している。また、フラッシュメモリ16は、携帯電話機能を制御するためのOS(オペレーションシステム)等のプログラムを予め記憶している。さらに、フラッシュメモリ16は、電子地図のデータを予め記憶している。また、フラッシュメモリ16は、顔の特徴を示す顔情報のデータベース16aを有する。ここで、顔情報は、顔画像のデータであって、例えば顔領域の画像を含むExif(Exchangeable image file format)形式の画像ファイルである。
なお、監視システム100では、学校の教職員、学校の父兄、学校の児童、通学路内にある商店の店員等の協力を得て、これらの人々の顔画像のデータを非不審者リストとして予め登録しておく。さらに、監視システム100では、例えば、警察が公開捜査している容疑者の顔画像のデータや警察等が情報提供している不審者の顔画像のデータを不審者リストとして登録しておく。
表示モニタ17は、例えば液晶表示媒体により構成される。また、表示モニタ17は、CPU27の指示に応じて、画像や電子カメラ10の操作メニュー等を表示する。
記録I/F部18は、データの書き込みや読み出しのインターフェースを提供する。記録I/F部18には、着脱自在の記録媒体30を接続するためのコネクタ(不図示)が形成されている。記録媒体30は、一例として、不揮発性のメモリカードである。図2では、コネクタに接続された後の記録媒体30を示している。通信部19は、アンテナ19aを介して基地局40との無線通信を行なう。なお、通信部19は、後述する位置情報、不審者情報、映像情報等のデータを基地局40に向けて無線送信する。これにより、位置情報、不審者情報、映像情報等のデータは、インターネット網41を介してサーバ装置1に送信される。
音声処理部20は、マイク22を介して入力されたアナログの音声信号をデジタルの音声信号(音声データ)に変換する。また、音声処理部20は、音声信号をスピーカ21を介して音声に変換し、その音声の出力処理を行なう。
操作部23は、タッチパネル方式を採用し、表示モニタ17上のタッチパネル表面に接触した指先等の位置を検出する。そして、操作部23は、検出した位置情報をCPU27に出力することで児童からの操作を受け付ける。レリーズ釦24は、半押し操作の指示入力と全押し操作(撮像動作開始)との指示入力とを受け付ける。
GPS受信機25は、GPS衛星31からの電波をGPSアンテナ(不図示)により受信して、位置情報(経度、緯度、方位等)をCPU27に出力する。緊急連絡用ボタン26は、不審者を特定する入力信号をユーザ入力により受け付ける(詳細は、後述する)。
CPU27は、各種演算及び電子カメラ10の制御を行なうプロセッサである。CPU27は、フラッシュメモリ16に予め格納されたシーケンスプログラムを実行することにより、電子カメラ10の各部の制御等を行なう。また、CPU27は、時刻等の計時機能を有する。
また、CPU27は、携帯電話機能を制御するためのOS(オペレーションシステム)を起動することにより、携帯電話機能に応じた各種の処理を行なう。また、CPU27は、位置情報取得部27aと、第1送信処理部27bと、記録処理部27cと、顔認識部27dと、判定部27eと、第2送信処理部27fと、第3送信処理部27gとしても機能する。
位置情報取得部27aは、児童の現在位置を示す位置情報をGPS受信機25から取得する。第1送信処理部27bは、位置情報を通信部19を介して、サーバ装置1に送信する処理を行なう。記録処理部27cは、記録I/F部18を介して、映像情報を必要に応じてフラッシュメモリ16又は記録媒体30に記録する処理を行なう。なお、映像情報は、画像データ及び音声データでも良く、又は、画像データのみであっても良い。
顔認識部27dは、画像を解析して顔を認識する。具体的には、顔認識部27dは、例えば、スルー画像から特徴点(特徴量)を抽出して顔領域(顔画像)、その顔領域の大きさ等を認識する顔認識処理を行なう。例えば、顔認識部27dは、特開2001−16573号公報等に記載された特徴点抽出処理によって顔領域を抽出する。上記の特徴点としては、例えば、眉、目、鼻、唇の各端点、顔の輪郭点、頭頂点や顎の下端点等が挙げられる。そして、顔認識部27aは、顔領域の位置情報を特定する。
判定部27eは、データベース16a内の顔情報を照合し、顔認識部27dが認識した顔の人物が不審者か否かを判定する。具体的には、判定部27eは、顔認識部27dが認識したスルー画像内の顔画像と、データベース16aに登録されている顔画像とをパターンマッチング等により照合する。この場合、判定部27eは、顔認識部27dが認識したスルー画像内の顔画像が、不審者リストの人物に該当した場合、そのスルー画像内の顔の人物を不審者と判定する。なお、顔認識部27dが認識したスルー画像内の顔画像が非不審者リスト及び不審者リストに登録されておらず、かつ、予め設定した指定時間内に位置情報の値に変化がない場合、判定部27eは、顔の人物を不審者と判定する。これは、児童が所定時間立ち止まっている場合には、不審者が児童にいわゆる声かけ等を行なっている可能性があるためである。
第2送信処理部27fは、判定部27eが不審者と判定した場合、不審者を示す不審者情報をサーバ装置1に送信する。第3送信処理部27gは、サーバ装置1からの送信要求に応じて、例えばフラッシュメモリ16に記録されている画像データを映像情報としてサーバ装置1に送信する。詳細は後述する。
(サーバ装置1の構成)
図3は、サーバ装置1の構成例を説明するブロック図である。サーバ装置1は、インターネット網41から基地局40を経由する無線通信を介して、複数の電子カメラ10との間でデータ通信を行なう。
ここで、サーバ装置1は、通信インターフェース部(以下「通信I/F部」という)2と、ハードディスク装置3と、表示モニタ4と、入出力インターフェース部(以下「入出力I/F部」という)5と、音声処理部6と、マイク6aと、スピーカ6bと、操作部7と、サーバ用CPU8と、バス9とを備える。
このうち、通信I/F部2と、ハードディスク装置3と、表示部4と、入出力I/F部5、音声処理部6及びサーバ用CPU8は、バス9を介して互いに接続されている。
通信I/F部2は、サーバ装置1をインターネット網41に接続するためのインターフェースを提供する。ハードディスク装置3は、サーバ用CPU8が実行する制御プログラムを格納する。また、ハードディスク装置3は、電子カメラ10から受信したデータ等を格納する。さらに、ハードディスク装置3は、電子地図をデータベースとして格納する。
表示モニタ4は、例えば液晶表示媒体により構成される。入出力I/F部5は、USB(Universal Serial Bus)等の規格に基づくインターフェースを提供する。
音声処理部6は、マイク6aを介して入力されたアナログの音声信号をデジタルの音声信号に変換して音声信号を取得する。また、音声処理部6は、音声信号をスピーカ6bを介して音声に変換し、その音声の出力処理を行なう。操作部7は、キーボードやマウス等、サーバ用CPU8に対してサーバ装置1の利用者が指示入力を行なうための入力デバイスである。
サーバ用CPU8は、ハードディスク装置3に予め格納された制御プログラムを実行することで、サーバ装置1の各部を統括制御する。また、サーバ用CPU8は、位置情報受信部8aと、不審者情報受信部8bと、特定部8cと、送信要求部8dと、映像情報受信部8e、表示制御部8fとしても機能する。
位置情報受信部8aは、電子カメラ10がGPS衛星31から取得した現在位置を示す位置情報を、児童が所持する電子カメラ10毎に無線通信を介して受信する。不審者情報受信部8bは、不審者情報を、無線通信を介して受信する。特定部8cは、不審者情報受信部8bが不審者情報を受信した場合、不審者情報を送信した電子カメラ10からの位置情報に基づいて、その電子カメラ10の周辺に存在する他の電子カメラ10を特定する。
送信要求部8dは、不審者情報を送信した電子カメラ10及び特定部8bが特定した他の電子カメラ10に対して、不審者情報に基づく映像情報の送信要求を無線通信を介して送信する。映像情報受信部8eは、不審者情報を送信した電子カメラ10及び特定部が特定した他の電子カメラ10から映像情報を無線通信を介して受信する。表示制御部8fは、表示モニタ4に表示する画像等の表示態様を制御する。
次に、本実施形態における監視システム100の動作の一例を説明する。図4は、監視システム100における電子カメラ10の動作例を示すフローチャートである。図5は、監視システム100におけるサーバ装置1の動作例を示すフローチャートである。図6、図7及び図8は、監視システム100を模式的に説明する図である。
ここで、説明をわかりやすくするため、監視システム100では、図6に示す児童P1、P2及びP3の3人が通学班を構成し、集合場所51から学校52までの道のりを通学路に沿って移動することとする。なお、説明の便宜上、3人の児童の保護者宅はマンション50であることとする。また、図1に示すサーバ装置1は、学校52の職員室等に設置されていることとする。
監視システム100では、例えば各児童がマンション50(又は学校52)を出発する際、各児童により電子カメラ10の電源がオンされると、監視モードに移行して図4に示すフローの処理を開始する。また、監視システム100では、学校52の教職員によりサーバ装置1の電源がオンされると、監視システム100のプログラムが起動して、図5に示すフローの処理を開始する。以下、電子カメラ10、サーバ装置1の動作例を順番に説明する。
(電子カメラ10の動作)
ステップS101:CPU27の位置情報取得部27aは、位置情報の取得を開始する。具体的には、位置情報取得部27aは、児童の現在位置を示す位置情報をGPS受信機25から取得する。なお、位置情報取得部27aは、緯度、経度に基づいて、電子地図上の位置を特定して、その電子地図上の位置を位置情報として送信しても良い。
ステップS102:CPU27の第1送信処理部27bは、サーバ装置1に位置情報の送信を開始する。具体的には、第1送信処理部27bは、通信部19に位置情報の送信の指示を出す。通信部19は、アンテナ19aを介して基地局40との無線通信を行なう。これにより、位置情報のデータは、インターネット網41を介して、サーバ装置1に送信される。なお、位置情報取得部27aが位置情報に基づいて移動を検知すると、第1送信処理部27bは、サーバ装置1に位置情報を継続的に送信し続ける。
ステップS103:CPU27の記録処理部27cは、映像情報の記録を開始する。具体的には、記録処理部27cは、撮像素子12が時系列に生成する動画のデータを映像情報の一種として、MPEG(Moving Picture Experts Group)形式の動画データに圧縮してフラッシュメモリ16に記録して行く。
ステップS104:CPU27の顔認識部27dは、顔認識処理を開始する。具体的には、顔認識部27dは、スルー画像を解析して、特徴点を抽出して顔画像を認識する顔認識処理を開始する。
ステップS105:CPU27の顔認識部27dは、顔認識処理により人物に遭遇したか否かを判定する。すなわち、顔認識部27dは、スルー画像を解析して、画像内に顔が存在するか否かを判定する。これにより、顔認識部27dは、人物に遭遇したか否かを判定できる。
したがって、人物に遭遇しなかった場合(ステップS105:No)、CPU27は、後述するステップS108の処理に移行する。一方、人物に遭遇した場合(ステップS105:Yes)、CPU27は、ステップS106の処理に移行する。
ステップS106:CPU27の判定部27eは、データベース16aを用いて顔の照合処理を行なう。具体的には、判定部27eは、顔認識部27dが認識したスルー画像内の顔画像と、データベース16aに登録されている非不審者リスト及び不審者リストの顔画像とをパターンマッチング等により照合する。そして、CPU27は、ステップS107の処理に移行する。
ステップS107:CPU27の判定部27eは、不審者か否かを判定する。すなわち、顔認識部27dが認識した顔画像が非不審者リストの顔画像の何れかと一致した場合、判定部27eは、顔認識部27dが認識した顔の人物が不審者でないと判定する。また、顔認識部27dが認識した顔画像が不審者リストの顔画像の何れかと一致した場合、判定部27eは、顔認識部27dが認識した顔の人物が不審者であると判定する。また、顔認識部27dが認識したスルー画像内の顔画像が非不審者リスト及び不審者リストに登録されておらず、かつ、予め設定した指定時間内に位置情報の値に変化がない場合、判定部27eは、顔の人物を不審者と判定する。これは、不審者リストに登録されていない不審者がいわゆる声かけをしている可能性があるからである。
以上より、顔認識部27dが認識した顔画像が不審者である判定結果の場合(ステップS107:Yes)、CPU27は、後述するステップS110の処理に移行する。一方、顔認識部27dが認識した顔画像が不審者でない判定結果の場合(ステップS107:No)、CPU27は、ステップS108の処理に移行する。
ステップS108:CPU27は、所定時間を超えても第1の指定場所を児童が通過していないかを判定する。ここで、第1の指定場所とは、通学路上の任意の地点である。CPU27は、ユーザ入力により予め電子カメラ10のフラッシュメモリ16に第1の指定場所の位置情報を登録しておく。CPU27は、児童が通学班の集合場所からの移動を開始すると、計時機能により、出発時刻をRAM14に一時的に記録する。ここで、所定時間とは、児童が通常の速度で歩いた場合に余裕を持って第1の指定場所を通過できる時間とする。これにより、CPU27は、GPS衛星31からの位置情報に基づいて、所定時間を越えても第1の指定場所を児童が通過していないかを判定できる。
したがって、所定時間を越えても第1の指定場所を児童が通過しない判定結果の場合(ステップS108:Yes)、CPU27は、後述するステップS110の処理に移行する。一方、まだ、第1の指定場所を通過していないものの所定時間内である場合、又は、所定時間内に第1の指定場所を児童が通過した判定結果の場合(ステップS108:No)、CPU27は、ステップS109の処理に移行する。
ステップS109:CPU27は、第2の指定場所を到着したか否かを判定する。ここで、第2の指定場所は、例えば、登校の場合には学校52の正門であり、下校の場合にはマンション50(保護者宅)とする。CPU27は、ユーザ入力により予め電子カメラ10のフラッシュメモリ16に第2の指定場所の位置情報を登録しておく。
ここで、第2の指定場所を到着していない判定結果の場合(ステップS109:No)、CPU27は、ステップS105の処理に再び戻る。この場合は、児童が不審者に出合うことなく、現在登校中、又は下校中であることを意味する。
一方、第2の指定場所を到着した判定結果の場合(ステップS109:Yes)、CPU27は、図4に示すフロー処理を終了させる。この場合は、児童が不審者に出合うことなく、登校又は下校できたことを意味する。
ステップS110:CPU27の第2送信処理部27fは、不審者情報をサーバ装置1に送信する。図6では、児童P1の所持する電子カメラ10(図1参照)からサーバ装置1(図1参照)に向けて、第2送信処理部27fが不審者情報を送信する処理(図中、点線の矢印)を模式的に示している。
ここで、ステップS107の処理からステップS110の処理に移行した場合、第2送信処理部27fは、不審者(例えば図6中の不審者X)に遭遇した旨の不審者情報をサーバ装置1に送信する。また、ステップS108の処理からステップS110の処理に移行した場合、所定時間を越えても児童が第1の通過点を通過していないため、第2送信処理部27fは、顔の照合処理での判定が困難であって、不審者に連れ去られた可能性がある旨の不審者情報をサーバ装置1に送信する。
ステップS111:CPU27は、サーバ装置1から送信要求の受信を受け付けたか否かを判定する。送信要求を受信していない場合(ステップS111:No)、CPU27は、ステップS111の処理を繰り返し、送信要求の受信待ち状態となる。一方、送信要求を受信した場合(ステップS111:Yes)、CPU27は、ステップS112の処理に移行する。
ステップS112:CPU27の第3送信処理部27gは、フラッシュメモリ16に記録されている画像データを映像情報としてサーバ装置1に送信する。この場合、第3送信処理部27gは、一例として、送信要求を受信した後からの映像情報を送信する。そして、CPU27は、サーバ装置1から映像情報の送信処理の終了要求を受信すると、図4に示すフローの処理を終了させる。
なお、本実施形態では、図4に示すフローの処理の実行中に、サーバ装置1から送信要求を通信部19を介してCPU27が受信した場合、優先度の高い割り込みタスクを発生させる。すなわち、CPU27は、図4に示すフローの処理を中断し、第3送信処理部27gは、フラッシュメモリ16に記録されている画像データを映像情報としてサーバ装置1に送信する。割り込みタスクは、他の電子カメラ10がサーバ装置1に不審者情報を送信した場合に発生する。
(サーバ装置1の動作)
ステップS201:サーバ用CPU8の位置情報受信部8aは、位置情報の受信を開始する。具体的には、位置情報受信部8aは、児童P1、P2及びP3が所持する電子カメラ10毎に位置情報を無線通信を介して受信する。サーバ用CPU8は、児童別に位置情報を管理する。すなわち、サーバ用CPU8は、ハードディスク装置3に割り当てられたメモリ領域に対して、児童別に現在の位置情報を上書きして行く。なお、本実施形態では、説明をわかりやすくするため、図5に示すフローの処理において、児童P1の所持する電子カメラ10から不審者情報が送信されることとする。したがって、以下の文章中で、「他の電子カメラ10」とは、児童P2、P3が所持している電子カメラを指すこととする。
ステップS202:サーバ用CPU8は、不審者情報受信部8bが不審者情報を受信したか否かを判定する。不審者情報受信部8bが不審者情報を受信していない場合(ステップS202:No)、サーバ用CPU8は、ステップS202の処理を繰り返し、不審者情報の受信待ち状態となる。
一方、不審者情報受信部8bが不審者情報を受信した場合(ステップS202:Yes)、サーバ用CPU8は、ステップS203の処理に移行する。なお、不審者情報受信部8bは、不審者情報を無線通信を介して受信すると、その不審者情報をハードディスク装置3に記録する処理を行なう。
ステップS203:サーバ用CPU8の特定部8cは、不審者情報を送信した電子カメラ10からの位置情報に基づいて、周辺に存在する他の電子カメラ10を特定する。具体的には、特定部8cは、不審者情報を送信した電子カメラ10からの位置情報を中心にして半径r[m](例えば10[m])以内に、他の電子カメラ10から位置情報が送信されてきているか否かをチェックする。この場合、特定部8cは、ハードディスク装置3に記録されている児童別の位置情報を参照して、10[m]以内に存在する他の電子カメラ10を特定する。
ステップS204:サーバ用CPU8の送信要求部8dは、送信要求処理を行なう。具体的には、送信要求部8dは、不審者情報を送信した電子カメラ10及び特定部8bが特定した他の電子カメラ10に対して、不審者情報に基づく映像情報の送信要求を無線通信を介して送信する。この場合、送信要求部8dは、児童P1、P2及びP3が所持する電子カメラ10に対して、送信要求の処理を行なう。図7では、児童P1、P2及びP3が所持する電子カメラ10に向けてサーバ装置1の送信要求部8dが送信要求する処理(図中、点線の矢印)を模式的に示している。
ステップS205:サーバ用CPU8は、映像情報受信部8eが送信要求先の電子カメラ10から映像情報を受信したか否かを判定する。映像情報受信部8eが映像情報を受信していない場合(ステップS205:No)、サーバ用CPU8は、ステップS205の処理を繰り返し、映像情報の受信待ち状態となる。
一方、映像情報受信部8eが複数の電子カメラ10から映像情報を受信した場合(ステップS205:Yes)、サーバ用CPU8は、ステップS206の処理に移行する。
図8では、児童P1、P2及びP3が所持する電子カメラ10が、映像情報をサーバ装置1に送信した状態(図中、点線の矢印)を模式的に示している。なお、映像情報受信部8eは、映像情報を無線通信を介して受信すると、その映像情報をハードディスク装置3に記録する処理を行なう。
ステップS206:サーバ用CPU8の表示制御部8fは、表示モニタ4に映像を表示させる。例えば、表示制御部8fは、表示画面のウィンドウを分割して、児童P1、P2及びP3の所持する電子カメラ10からの映像を同時に表示させる。この場合、児童P1、P2及びP3が所持する電子カメラ10からリアルタイムで映像情報が送信されてきている。すなわち、監視システム100では、不審者情報を送信した電子カメラ10を所持する児童の周辺にいる児童の映像までも確認することができる。そのため、監視システム100では、不審者の映像を多角的に監視することができる。例えば、1台の電子カメラ10からの不審者の映像が不鮮明であったとしても、他の電子カメラ10からの不審者の映像が鮮明であれば、教職員は、不審者の映像に基づいて、警察に通報する等の措置をすぐに行なうことができる。
なお、教職員が、監視システム100の終了のコマンド入力を行なうと、サーバ用CPU8は、電子カメラ10に映像情報の送信処理の終了要求を送信した後、図5に示すフローの処理を終了させる。
以上より、本実施形態によれば、例えば通学班で移動する児童の登下校時に不審者が現れた場合、その不審者の映像を多角的に取得して監視する手段を提供することができる。
これにより、監視システム100は、児童の安全のみならず地域安全にも貢献することができる。
また、本実施形態では、学校内のすべての児童の映像情報をサーバ装置1が受信しなくて済むので、サーバ装置1の処理の負荷が軽減されると共にメモリの容量が軽減される。また、監視者(例えば、教職員)は、学校内のすべての児童の映像を表示モニタ4上でチェックする手間を省くことができる。
(実施形態の補足事項)
(1)上記実施形態では、顔認識処理を用いてデータベース16aを照合することにより不審者を判定した。上記実施形態の変形例としては、例えば、児童が不審者だと感じた場合、図1に示す緊急連絡用ボタン26の入力を受け付ける処理を追加しても良い。すなわち、緊急連絡用ボタン26は、不審者を特定する入力信号をユーザ入力により受け付ける。この場合、判定部27eは、顔認識部27dが認識している顔の人物を不審者として優先的に判定する。そして、第2送信処理部27fは、不審者情報をサーバ装置1に送信する。これにより、判定部27eは、不審者を的確に判定することができる。なお、図1に示す操作部23のタッチパネルにより、不審者を特定する入力信号をユーザ入力により受け付ける構成としても良い。
(2)上記実施形態では、学校内に設置されているサーバ装置1について説明したが、サーバ装置1は、保護者宅にも設置して良い。この場合、電子カメラ10は、複数のサーバ装置1に、位置情報、不審者情報及び映像情報を送信する。したがって、不審者が現れた場合、教職員や児童の親は、映像をリアルタイムで確認することができる。なお、監視システム100では、学校関係者、児童の保護者のみがネットワーク回線を使えるようにパスワード管理等で制限する構成としても良い。
(3)上記実施形態では、データベース16aに非不審者リストを登録した。ここで、
データベース16aは、電子地図上の位置情報に基づいて顔情報を分類しても良い。そして、判定部27eは、位置情報に基づいて、データベース16aの顔情報の照合対象を絞り込むことを特徴としても良い。つまり、全校児童を対象とすると、学校までの通学路は複数あるので、判定部27eは、例えば、通学路上に該当しない店の店員の顔情報は、照合対象から外す。これより、判定部27eは、処理時間をより短縮することができる。
(4)上記実施形態では、映像情報として動画のデータを例示したが、静止画像のデータであっても良い。この場合、電子カメラ10では、所定の時間間隔で静止画像を撮影しても良い。
(5)上記実施形態では、電子カメラ10側で、顔認識処理を行なって不審者の判定をした。上記実施形態の変形例としては、サーバ装置1側で、電子カメラ10の顔認識部27d、判定部27e及びデータベース16aと同様の機能を備えても良い。これにより、サーバ装置1は、電子カメラ10から位置情報と映像情報とを受信して、顔認識処理を行なって不審者の判定を行なっても良い。この場合、表示制御部8fは、不審者を判定した電子カメラ10に記録されている映像のみを表示モニタ4に表示させるようにしても良い。これにより、監視者は、学校内のすべての児童の映像を表示モニタ4上でチェックする手間を省くことができる。
(6)上記実施形態では、複数の児童が通学班を構成して移動している場合について例示した。ここで、監視システム100では、児童が下校中に友達を別れて一人になる場合も想定される。そこで、特定部8cは、不審者情報を送信した電子カメラ10からの位置情報を中心にして半径r[m](例えば10[m])以内に、他の電子カメラ10が存在しない場合には、半径を例えば50[m]というように探索範囲を他の電子カメラ10が存在するまで拡大しても良い。これにより、映像情報受信部8eは、他の電子カメラ10からの映像を受信できる。この場合、映像情報は、過去に遡って記録された画像であっても良い。つまり、監視者は、過去の映像を見ることで、不審者がその映像に映っているか否かを確認することができるからである。
1・・・サーバ装置、8a・・・位置情報受信部、8b・・・不審者情報受信部、8c・・・特定部、8d・・・送信要求部、8e・・・映像情報受信部、10・・・電子カメラ、100・・・監視システム

Claims (5)

  1. 無線通信手段を有する電子カメラが外部から取得した現在位置を示す位置情報を、ユーザが所持する前記電子カメラ毎に無線通信を介して受信する位置情報受信部と、
    前記電子カメラにより撮影された画像の解析結果から得られた不審者を示す不審者情報を、複数の前記電子カメラのうちの少なくとも1つから前記無線通信を介して受信する不審者情報受信部と、
    前記不審者情報受信部が前記不審者情報を受信した場合、前記不審者情報を送信した電子カメラからの位置情報に基づいて、該電子カメラの周辺に存在する電子カメラを特定する特定部と、
    前記不審者情報を送信した電子カメラ及び前記特定部が特定した電子カメラに対して、前記不審者情報に基づく映像情報の送信要求を前記無線通信を介して送信する送信要求部と、
    前記不審者情報を送信した電子カメラ及び前記特定部が特定した電子カメラから前記映像情報を前記無線通信を介して受信する映像情報受信部と、
    を備えることを特徴とするサーバ装置。
  2. 無線通信手段を有する電子カメラを所持するユーザの安全をサーバ装置により監視する監視システムであって、
    前記サーバ装置は、
    前記電子カメラが外部から取得した現在位置を示す位置情報を、前記電子カメラ毎に無線通信を介して受信する位置情報受信部と、
    前記電子カメラにより撮影された画像の解析結果から得られた不審者を示す不審者情報を、複数の前記電子カメラのうちの少なくとも1つから前記無線通信を介して受信する不審者情報受信部と、
    前記不審者情報受信部が前記不審者情報を受信した場合、前記不審者情報を送信した電子カメラからの位置情報に基づいて、該電子カメラの周辺に存在する電子カメラを特定する特定部と、
    前記不審者情報を送信した電子カメラ及び前記特定部が特定した電子カメラに対して、前記不審者情報に基づく映像情報の送信要求を前記無線通信を介して送信する送信要求部と、
    前記不審者情報を送信した電子カメラ及び前記特定部が特定した電子カメラから前記映像情報を前記無線通信を介して受信する映像情報受信部と、
    を備えることを特徴とする監視システム。
  3. 請求項2に記載の監視システムにおいて、
    前記電子カメラは、
    被写体像を撮像し、画像を生成する撮像素子と、
    前記撮像素子が時系列に生成する画像のデータをメモリに記録する記録処理部と、
    前記位置情報を外部から取得する位置情報取得部と、
    前記位置情報取得部が取得した前記位置情報を前記サーバ装置に送信する第1送信処理部と、
    顔の特徴を示す顔情報を複数登録するデータベースと、
    前記画像を解析し、顔を認識する顔認識部と、
    前記データベースを照合し、前記顔認識部が認識した顔の人物が不審者か否かを判定する判定部と、
    前記判定部が不審者と判定した場合、前記不審者を示す不審者情報を前記サーバ装置に送信する第2送信処理部と、
    前記サーバ装置からの前記送信要求に応じて、前記メモリに記録されている画像データを前記映像情報として前記サーバ装置に送信する第3送信処理部と、
    を備えることを特徴とする監視システム。
  4. 請求項3に記載の監視システムにおいて、
    前記位置情報取得部は、GPS(Global Positioning System)衛星から前記位置情報を取得し、
    前記顔認識部が認識した顔の人物の顔情報が前記データベースに登録されておらず、かつ、予め設定した指定時間内に前記位置情報の値に変化がない場合、前記判定部は、前記顔の人物を前記不審者と判定することを特徴とする監視システム。
  5. 請求項3又は請求項4に記載の監視システムにおいて、
    前記電子カメラは、前記不審者を特定する入力信号をユーザ入力により受け付ける入力部をさらに備え
    前記判定部は、前記入力部が前記入力信号を受け付けた場合に前記顔認識部が認識している顔の人物を前記不審者として優先的に判定することを特徴とする監視システム。
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