JP2019192025A - 駐車監視システム、駐車監視方法および記録媒体 - Google Patents

駐車監視システム、駐車監視方法および記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】駐車スペースに駐車する前の時点で空き状態の駐車スペースの有無を検知してドライバー等のユーザ端末に通知し、ユーザが乗車する車両の駐車を適切に支援し、ユーザの利便性を向上する。【解決手段】駐車監視システムは、駐車場を撮像可能に設置されたカメラと映像処理装置とが通信可能に接続される。カメラは、駐車場の撮像映像を映像処理装置に繰り返し送信する。映像処理装置は、カメラから送られた撮像映像に基づいて、駐車場における車両の空き駐車スペースの有無を検知し、空き駐車スペースを検知した場合に、空き駐車スペースの検知通知を少なくとも1台のユーザ端末に送信する。【選択図】図8

Description

本開示は、車両の駐車を監視する駐車監視システム、駐車監視方法および記録媒体に関する。
特許文献1には、駐車区域を監視する画像取込装置からのビデオデータを受信し、そのビデオデータのフレーム内の車両の位置をフレームが取り込まれた時刻に関連付けた車両の時空間情報を判定する、ビデオベースの検知装置が開示されている。この検知装置は、時空間情報を用いて車両が停止している継続時間を判定し、判定された継続時間が閾値を超えた場合に、短時間の駐車違反の警告を示す通知を発行することで、短時間の駐車違反を取り締まる。
特開2013−218679号公報
特許文献1では、検知装置により、車両が駐車区画に駐車したことが検知されたり、その駐車の継続時間が計時されたりすることは行われる。画像取込装置は駐車区域を監視するが、その一方で、車両が駐車区画に駐車する前の時点でどの駐車区画が空き状態であるかを検知することは考慮されていない。言い換えると、特許文献1の構成では、車両は実際に駐車区画に到着し、その時に空き状態の駐車区画があれば駐車可能であるが、駐車区画に到着する前の時点で空き状態の駐車区画が存在するか否かがドライバーは認識できない。このため、駐車区画に実際に到着した際に駐車できない可能性があり、ドライバー等のユーザの利便性の向上を図ることが困難であった。
本開示は、上述した従来の事情に鑑みて案出され、駐車スペースに駐車する前の時点で空き状態の駐車スペースの有無を検知してドライバー等のユーザ端末に通知し、ユーザの車両の駐車を適切に支援し、ユーザの利便性を向上する駐車監視システム、駐車監視方法および記録媒体を提供することを目的とする。
本開示は、駐車場を撮像可能に設置されたカメラと映像処理装置とが通信可能に接続された駐車監視システムであって、前記カメラは、前記駐車場の撮像映像を前記映像処理装置に繰り返し送信し、前記映像処理装置は、前記カメラから送られた前記撮像映像に基づいて、前記駐車場における車両の空き駐車スペースの有無を検知し、前記空き駐車スペースを検知した場合に、前記空き駐車スペースの検知通知を少なくとも1台のユーザ端末に送信する、駐車監視システムを提供する。
また、本開示は、駐車場を撮像可能に設置されたカメラと映像処理装置とが通信可能に接続された駐車監視システムにおける駐車監視方法であって、前記カメラは、前記駐車場の撮像映像を前記映像処理装置に繰り返し送信し、前記映像処理装置は、前記カメラから送られた前記撮像映像に基づいて、前記駐車場における車両の空き駐車スペースの有無を検知し、前記空き駐車スペースを検知した場合に、前記空き駐車スペースの検知通知を少なくとも1台のユーザ端末に送信する、駐車監視方法を提供する。
また、本開示は、駐車場を撮像可能に設置されたカメラと通信可能に接続された、コンピュータである映像処理装置に、前記カメラから繰り返し送られた前記駐車場の撮像映像に基づいて、前記駐車場における車両の空き駐車スペースの有無を検知する手順と、前記空き駐車スペースが検知された場合に、前記空き駐車スペースの検知通知を少なくとも1台のユーザ端末に送信する手順と、を実現させるためのプログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
また、本開示は、駐車禁止エリアを撮像可能に設置されたカメラと映像処理装置とが通信可能に接続された駐車監視システムであって、前記カメラは、前記駐車禁止エリアの撮像映像を前記映像処理装置に繰り返し送信し、前記映像処理装置は、前記カメラから送られた前記撮像映像に基づいて、前記駐車禁止エリアにおける車両の駐車の有無を検知し、前記駐車禁止エリアにおける車両の駐車を検知した場合に、駐車違反の検知通知を外部端末に送信する、駐車監視システムを提供する。
また、本開示は、駐車禁止エリアを撮像可能に設置されたカメラと映像処理装置とが通信可能に接続された駐車監視システムにおける駐車監視方法であって、前記カメラは、前記駐車禁止エリアの撮像映像を前記映像処理装置に繰り返し送信し、前記映像処理装置は、前記カメラから送られた前記撮像映像に基づいて、前記駐車禁止エリアにおける車両の駐車の有無を検知し、前記駐車禁止エリアにおける車両の駐車を検知した場合に、駐車違反の検知通知を外部端末に送信する、駐車監視方法を提供する。
また、本開示は、駐車禁止エリアを撮像可能に設置されたカメラと通信可能に接続された、コンピュータである映像処理装置に、前記カメラから繰り返し送られた前記駐車禁止エリアの撮像映像に基づいて、前記駐車禁止エリアにおける車両の駐車の有無を検知する手順と、前記駐車禁止エリアにおける車両の駐車を検知した場合に、駐車違反の検知通知を外部端末に送信する手順と、を実現させるためのプログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
本開示によれば、駐車スペースに駐車する前の時点で空き状態の駐車スペースの有無を検知してドライバー等のユーザ端末に通知でき、ユーザが乗車する車両の駐車を適切に支援できてユーザの利便性を向上できる。
実施の形態1に係る駐車監視システムのシステム構成例を示す図 監視カメラの撮像映像を構成する1フレームの撮像画像の一例を示す図 監視カメラの内部構成例を示すブロック図 画像処理PCの内部構成例を示すブロック図 クラウドサーバの内部構成例を示すブロック図 スマートフォンの内部構成例を示すブロック図 実施の形態1に係る駐車監視システムの動作シナリオを時系列に示す説明図 図7のシナリオU1,U2の動作手順の一例を示すフローチャート スマートフォンにおける空き駐車スペース情報の表示例を示す図 図7のシナリオU3,U4,U5,U6の動作手順の一例を示すフローチャート 図7のシナリオU7,U8の動作手順の一例を示すフローチャート スマートフォンにおける駐車開始の旨の通知画面の表示例を示す図 スマートフォンにおける駐車終了の旨および課金情報の通知画面の表示例を示す図 実施の形態1に係る駐車監視システムの動作手順の一例を示すシーケンス図 実施の形態2に係る駐車監視システムの動作シナリオを時系列に示す説明図 図15のシナリオV2,V3,V4の動作手順の一例を示すフローチャート スマートフォンにおける駐車違反車両画面の表示例を示す図 スマートフォンにおける駐車違反車両画面の表示例を示す図 実施の形態2に係る駐車監視システムの動作手順の一例を示すシーケンス図
(実施の形態1の内容に至る経緯)
上述した特許文献1では、検知装置により、車両が駐車区画に駐車したことが検知されたり、その駐車の継続時間が計時されたりすることは行われる。画像取込装置は駐車区域を監視するが、その一方で、車両が駐車区画に駐車する前の時点でどの駐車区画が空き状態であるかを検知することは考慮されていない。言い換えると、特許文献1の構成では、車両は実際に駐車区画に到着し、その時に空き状態の駐車区画があれば駐車可能であるが、駐車区画に到着する前の時点で空き状態の駐車区画が存在するか否かがドライバーは認識できない。このため、駐車区画に実際に到着した際に駐車できない可能性があり、ドライバー等のユーザの利便性の向上を図ることが困難であった。
そこで、以下の実施の形態1では、駐車スペースに駐車する前の時点で空き状態の駐車スペースの有無を検知してドライバー等のユーザ端末に通知し、ユーザの車両の駐車を適切に支援し、ユーザの利便性を向上する駐車場監視システム、駐車場監視方法および記録媒体の例を説明する。
以下、添付図面を適宜参照しながら、本開示に係る駐車監視システム、駐車監視方法および記録媒体を具体的に開示した各実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
(実施の形態1)
実施の形態1では、駐車監視システムは、ドライバー(以下、「ユーザ」という)が自車両を駐車場(例えば、店舗、民間企業もしくは公共施設等が所有する駐車場、道路の縦列駐車スペース。以下同様。)が有する複数の駐車スペースのうちいずれかに駐車する場合、駐車場を撮像可能に設置されたカメラから繰り返して送られる撮像映像に基づいて、駐車スペースの空きが存在するか否かを検知する。駐車監視システムは、空き状態の駐車スペース(以下、「空き駐車スペース」という)を検知した場合、空き駐車スペースの検知通知をユーザが所持するユーザ端末に送信する。
図1は、実施の形態1に係る駐車監視システム100のシステム構成例を示す図である。図2は、監視カメラCAの撮像映像を構成する1フレームの撮像画像IMG1の一例を示す図である。駐車監視システム100は、駐車場(上述参照)を撮像可能に設置された監視カメラCAと、駐車監視システム100の監視センター(図示略)内に設置された画像処理PC20と、クラウドサーバ30と、スマートフォン50と、管理者PC70と、外部機関PC80とを含む構成である。
なお図1では、監視カメラCAは1台のみが明示的に図示されているが、複数台の監視カメラCAが駐車監視システム100に含まれてもよい。
カメラの一例としての監視カメラCAは、駐車場(上述参照)を撮像可能な画角が設定されたカメラであり、例えば360度の方向を撮像可能な全方位カメラである。なお、監視カメラCAは、全方位カメラに限定されず、画角が固定の固定カメラ、画角が可変のPTZ(Pan Tilt Zoom)カメラでもよい。図2に示すように、監視カメラCAは、例えば複数の車両が道路ROD1の両方の路肩にそれぞれ縦列駐車される駐車スペースPSP1,PSP2を画角内に含むように、一方の路肩に設置されたポールPL1に取り付けられる。監視カメラCAは、ポールPL1の取り付け位置から下方に向けて画角内の様子を撮像する。監視カメラCAは、GPS(Global Positioning System)受信機を搭載して自機の位置情報を常時把握可能であり、撮像により得られた撮像画像IGM1のデータを撮像時刻TM1および自機の位置の情報と対応付けて、ネットワーク網NW1を介して画像処理PC20に繰り返して(例えば5分周期毎)に送信する。ネットワーク網NW1は、例えば有線LAN(Local Area Network)もしくは無線LAN(Local Area Network)により構成される。以下、GPS受信機により得られた位置情報を、便宜的に「GPS情報」という。
映像処理装置の一例としての画像処理PC20は、駐車監視システム100の監視員(例えば監視員等のシステム運営者)が存在する監視センター(図示略)に配置されるコンピュータであり、ネットワーク網NW1を介して監視カメラCAから繰り返して送られる撮像映像のデータを受信して保持する。画像処理PC20は、監視員の操作に応じて、撮像映像のデータを解析する。画像処理PC20は、撮像映像を構成する1フレームの撮像画像毎に所定の解析処理を実行する。画像処理PC20は、撮像画像IMG1内に車両の形状を含む特徴点を所定数検出できた場合に車両の存在を検知可能であり、例えば、駐車場内に車両が進入したか否かを検知できる。また、画像処理PC20は、駐車場内で車両と車両との間の間隔が一定値以上離れているか否かを検知することで、車両が駐車可能な空き駐車スペースが存在するか否かを検知できる。図2に示す撮像画像IMG1は、画像処理PC20に接続されたディスプレイDP1に表示される。画像処理PC20は、駐車場内に進入した車両を検知すると、その車両を囲む枠WK1を対応する車両に対応付けて重畳表示する。画像処理PC20は、各種の解析結果をクラウドサーバ30に通知(送信)する。
映像処理装置の一例としてのクラウドサーバ30は、ネットワーク網NW1を介して監視カメラCAおよび画像処理PC20との間でそれぞれ通信可能に接続され、さらに、ネットワーク網NW2を介してスマートフォン50、管理者PC70および外部機関PC80との間でそれぞれ通信可能に接続される。ネットワーク網NW2は、例えば携帯電話網、有線LAN(Local Area Network)もしくは無線LAN(Local Area Network)を含む。具体的には、クラウドサーバ30は、スマートフォン50との間では携帯電話網を介して接続され、管理者PC70および外部機関PC80との間では有線LAN(Local Area Network)もしくは無線LAN(Local Area Network)を介して接続されてよい。クラウドサーバ30は、画像処理PC20から送られた各種の解析結果を受信してストレージの一例としてのHDD37に蓄積(保存)する。HDD37に蓄積される各種の情報は、例えばユーザ情報、駐車車両情報および課金情報を含む。
ユーザ情報37aは、実施の形態1に係る駐車監視システム100のユーザとして予め登録された人物(ドライバー)を識別可能な情報であり、例えば、ユーザID(Identification)、パスワード、ユーザの氏名、年齢、住所、性別、運転免許証番号、クレジットカード番号等を含む。なお、ユーザIDは運転免許証番号と一致してもよい。ユーザIDおよびパスワードは、例えば、実施の形態1に係る駐車監視システム100のユーザとして登録してスマートフォン50において利用可能な専用アプリケーションにログインする際に使用される。クレジットカード番号は、例えばクラウドサーバ30により課金計算される駐車代金の支払い(請求)の際に使用される。
駐車車両情報37bは、クラウドサーバ30によって駐車場内の駐車スペースに駐車した車両(つまり、ユーザの車両)の特徴および駐車期間(つまり、駐車開始時刻から駐車終了時刻までの期間)を示す情報である。特徴は、例えば車両のナンバープレート、車型、車色等を含む。
課金情報37cは、駐車場内の駐車スペースに駐車していた車両の駐車期間(上述参照)の長さに応じてクラウドサーバ30により課金計算された駐車代金(つまり、請求額)を示す情報である。なお、クラウドサーバ30は、課金計算の際に、単に駐車時間の長さで駐車代金を計算する以外に、駐車場(上述参照)の場所(例えばGPS情報)、駐車日時(例えば夜間は安く設定等)、駐車時間の長さ、過去の経験値(例えば、利用率、混雑率)等に応じた料金テーブル(図示略)をHDD37に保持し、その料金テーブルを用いて駐車代金を計算してもよい。例えば、クラウドサーバ30は、料金テーブルを参照し、駐車日時の駐車時間に対応する駐車料金を算出してよい。
ユーザ端末の一例としてのスマートフォン50は、実施の形態1に係る駐車監視システム100のユーザが所持する携帯型の無線通信端末であり、駐車監視システム100のユーザとして登録された後に利用可能な専用アプリケーションがインストールされている。スマートフォン50は、GPS(Global Positioning System)受信機を搭載して自機の位置情報を常時把握可能であり、上述した専用アプリケーションの起動中、クラウドサーバ30に自機の位置情報を定期的に送信する。スマートフォン50は、専用アプリケーションの起動中、駐車場内に空き駐車スペースが検知された場合には、空き駐車スペースの検知通知を受信して、所定の画面(図9参照)を表示する。これにより、ユーザは、駐車場から離れた場所に位置している場合でも、空き駐車スペースの検知通知をスマートフォン50で確認することで、その空き駐車スペースが検知された駐車場に向けて運転して移動開始して駐車を行うことができ、利便性が向上する。
外部端末の一例としての管理者PC70は、駐車監視システム100の駐車場管理者が使用するコンピュータであり、ネットワーク網NW2を介してクラウドサーバ30との間で通信可能に接続される。管理者PC70は、ディスプレイDP2と接続され、駐車期間の長さに応じた駐車料金の設定画面(図示略)および駐車料金による収入情報をディスプレイDP2に表示する。
外部端末の一例としての外部機関PC80は、外部機関の担当者が使用するコンピュータであり、ネットワーク網NW2を介してクラウドサーバ30との間で通信可能に接続される。外部機関は、例えばシステム管理者、警察署または自治体である。管理者PC70は、ディスプレイDP3と接続され、クラウドサーバ30により検知された違反駐車もしくは駐車違反(違法駐車の一例)の検知通知(実施の形態2参照)をディスプレイDP3に表示する。
次に、駐車監視システム100を構成する監視カメラCA、画像処理PC20、クラウドサーバ30およびスマートフォン50のそれぞれの内部構成例について、図3、図4、図5および図6を参照してそれぞれ説明する。図3は、監視カメラの内部構成例を示すブロック図である。図4は、画像処理PCの内部構成例を示すブロック図である。図5は、クラウドサーバの内部構成例を示すブロック図である。図6は、スマートフォンの内部構成例を示すブロック図である。
図3に示すように、監視カメラCAは、CPU41と、通信部42と、電源管理部44と、イメージセンサ45と、メモリ46と、ネットワークコネクタ47とを含む構成である。なお、図3では、イメージセンサ45の前段(つまり、CPU41のイメージセンサ45を挟んだ反対側)に、360度の全方位の撮像が可能に光を入射するための魚眼レンズの図示が省略されている。
CPU41は、監視カメラCAの各部の動作制御を全体的に統括するための信号処理、他の各部との間のデータの入出力処理、データの演算処理およびデータの記憶処理を行う。CPU41の代わりに、MPU(Micro Processing Unit)またはDSP(Digital Signal Processor)等のプロセッサが設けられてもよい。CPU41は、例えば画像処理PC20を操作する監視員の操作により、全方位の撮像映像のデータのうち特定範囲(方向)の映像を切り出した切出し撮像映像のデータを生成してメモリ46に保存する。
イメージセンサ45は、例えばCMOS(相補性金属酸化膜半導体)センサ、又はCCD(電荷結合素子)センサを用いて構成され、不図示の魚眼レンズにより集光された駐車場からの光の光学像を受光面において撮像処理することで全方位の撮像映像のデータを取得する。
メモリ46は、監視カメラCAの動作を規定するプログラム、設定値のデータが格納されたROM46zと、全方位の撮像映像のデータまたはその一部の範囲が切り出された切出し撮像映像のデータ、ワークデータを記憶するRAM46yと、監視カメラCAに挿抜自在に接続され、各種データが記憶されるメモリカード46xとを有する。
通信部42は、ネットワークコネクタ47を介して接続されるネットワーク網NW1との間のデータ通信を制御するネットワークインタフェース(I/F)である。
電源管理部44は、監視カメラCAの各部に直流電源を供給する。また、電源管理部44は、ネットワークコネクタ47を介してネットワークNWに接続される機器に直流電源を供給してもよい。
ネットワークコネクタ47は、全方位の撮像映像または全方位を2次元化したパノラマの撮像映像のデータを、ネットワーク網NW1を介して画像処理PC20に伝送するとともに、また、ネットワークケーブル(図示略)を介して給電可能なコネクタである。
図4に示すように、画像処理PC20は、プロセッサ11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、キーボード14と、マウス15と、入出力I/F(インターフェース)16と、HDD(Hard Disk Drive)17と、通信部19とを含む構成である。ROM12、RAM13、キーボード14、マウス15、入出力I/F16、HDD17および通信部19は、それぞれプロセッサ11との間でデータもしくは情報の入出力が可能に内部バス等で接続される。
プロセッサ11は、例えばCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)またはFPGA(Field Programmable Gate Array)を用いて構成される。プロセッサ11は、画像処理PC20の制御部として機能し、画像処理PC20の各部の動作を全体的に統括するための制御処理、画像処理PC20の各部との間のデータもしくは情報の入出力処理、データの演算処理、およびデータもしくは情報の記憶処理を行う。プロセッサ11は、ROM12に記憶されたプログラムおよびデータに従って動作する。プロセッサ11は、処理の実行時にROM12およびRAM13を使用し、監視カメラCAから送られた撮像映像のデータをディスプレイ18に表示したり、その撮像映像のデータを用いた解析処理により得られた各種の解析結果のデータをディスプレイ18に表示したりする。
ROM12は、読み出し専用のメモリであり、OS(Operating System)のプログラムおよびデータ、ならびに画像処理PC20が実行可能な各種の解析処理を実行させるためのプログラムおよびデータを予め格納する。このOSのプログラムは、画像処理PC20の起動に伴って実行される。各種の解析処理を実行させるためのプログラムおよびデータは、本開示に係る記録媒体(例えばCD−ROM、DVD−ROM等)に予め記録されたおり、画像処理PC20において実行可能にインストールされてもよい。
RAM13は、書き込みおよび読み出しが可能なメモリであり、プロセッサ11による各種の解析処理時にワークメモリとして用いられ、各種の解析処理の際に用いるまたは生成されるデータもしくは情報を一時的に保持する。
キーボード14およびマウス15は、ユーザとの間のヒューマンインターフェースとしての機能を有し、ユーザの操作を入力する。言い換えると、キーボード14およびマウス15は、画像処理PC20により実行される各種の処理における各種の設定に用いられる。
入出力I/F16は、画像処理PC20に接続される外部機器(例えば、ディスプレイDP1)との間のデータもしくは情報の入出力を行うためのインターフェースとして動作する。入出力I/F16は、プロセッサ11から出力された各種のデータ(例えば、監視カメラCAから送られた撮像映像のデータ、その撮像映像のデータを用いた解析処理により得られた各種の解析結果のデータ)をディスプレイDP1に出力する。なお図2では、画像処理PC20は外部機器としてディスプレイDP1にのみ接続されているが、外部機器はディスプレイDP1に限定されない。上述したように、外部機器は、入出力I/F16を介してプロセッサ11との間でデータもしくは情報の入出力を行う。
HDD17は、画像処理PC20のストレージとしての役割を有し、プロセッサ11から出力された各種のデータ(例えば、監視カメラCAから送られた撮像映像のデータ、その撮像映像のデータを用いた解析処理により得られた各種の解析結果のデータ)を蓄積(保存)する。撮像映像のデータは、撮像映像のデータと、その撮像映像が監視カメラCAにより撮像された時刻情報と、その監視カメラCAが設置された位置情報とを含む。各種の解析結果のデータは、例えば、駐車場内に空き駐車スペースを検知した旨、駐車場内の空き駐車スペースに車両が駐車したことの検知の旨、駐車場内の駐車スペースから車両が退出したことの検知の旨の各種の情報を含む。
通信部19は、画像処理PC20とネットワーク網NW1を介して通信可能に接続された監視カメラCAもしくはクラウドサーバ30との間で、データもしくは情報の通信(つまり、送受信)を行う。通信部19は、監視カメラCAから送られた撮像映像のデータを受信してプロセッサ11に出力したり、プロセッサ11から送られた各種の解析結果のデータをクラウドサーバ30に送信したりする。
表示部の一例としてのディスプレイDP1は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)または有機EL(Electroluminescence)等の表示デバイスを用いて構成される。ディスプレイDP1は、ユーザとの間のヒューマンインターフェースとしての機能を有し、各種の設定の内容や画像処理PC20の動作状態、各種の解析結果、および監視カメラCAから送られた撮像映像のデータを表示する。
図5に示すように、クラウドサーバ30は、プロセッサ31と、ROM(Read Only Memory)32と、RAM(Random Access Memory)33と、HDD(Hard Disk Drive)37と、通信部39とを含む構成である。ROM32、RAM33、HDD37および通信部39は、それぞれプロセッサ31との間でデータもしくは情報の入出力が可能に内部バス等で接続される。
プロセッサ31は、例えばCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)またはFPGA(Field Programmable Gate Array)を用いて構成される。プロセッサ31は、クラウドサーバ30の制御部として機能し、クラウドサーバ30の各部の動作を全体的に統括するための制御処理、クラウドサーバ30の各部との間のデータもしくは情報の入出力処理、データの演算処理、およびデータもしくは情報の記憶処理を行う。プロセッサ31は、ROM32に記憶されたプログラムおよびデータに従って動作する。プロセッサ31は、処理の実行時にROM32およびRAM33を使用し、画像処理PC20から送られた各種の解析結果のデータを用いた各種の判断処理もしくは抽出処理の結果として得られたデータもしくは情報をHDD37に蓄積(保存)する。
ROM32は、読み出し専用のメモリであり、OS(Operating System)のプログラムおよびデータ、ならびにクラウドサーバ30が実行可能な各種の判断処理を実行させるためのプログラムおよびデータを予め格納する。このOSのプログラムは、クラウドサーバ30の起動に伴って実行される。各種の解析処理を実行させるためのプログラムおよびデータは、本開示に係る記録媒体(例えばCD−ROM、DVD−ROM等)に予め記録されたおり、クラウドサーバ30において実行可能にインストールされてもよい。
RAM33は、書き込みおよび読み出しが可能なメモリであり、プロセッサ31による各種の判断処理もしくは抽出処理の時にワークメモリとして用いられ、各種の判断処理もしくは抽出処理の際に用いるまたは生成されるデータもしくは情報を一時的に保持する。
HDD37は、クラウドサーバ30のストレージとしての役割を有し、プロセッサ31から出力された各種のデータもしくは情報(例えば、監視カメラCAにより撮像された撮像映像のデータ、ユーザ情報37a、駐車車両情報37b、課金情報37c)を蓄積(保存)する。ユーザ情報37a、駐車車両情報37b、課金情報37cはそれぞれ図1を参照して説明したので、ここでは説明を省略する。撮像映像のデータは、駐車車両の課金計算のエビデンス(証拠)として使用されてもよいし、駐車車両の駐車期間中の監視用映像として使用されてもよい。また、HDD37は、道路地図データを有してよい。
通信部39は、クラウドサーバ30とネットワーク網NW1を介して通信可能に接続された監視カメラCAもしくは画像処理PC20との間で、データもしくは情報の通信(つまり、送受信)を行う。通信部39は、スマートフォン50から送られた撮像画像(例えば、ユーザが空き駐車スペースに駐車した自車両を被写体として撮像した撮像画像)のデータを受信してプロセッサ31に出力したり、プロセッサ31から送られた各種の検知通知のデータ(後述参照)をスマートフォン50、管理者PC70、外部機関PC80にそれぞれ送信したりする。
図6に示すように、スマートフォン50は、撮像部509と、制御部506と、記憶部504と、表示/操作部503(例えばタッチパネル)とを含む構成である。スマートフォン50は、例えばユーザにより携帯可能に所持され、クラウドサーバ30から通知された空き駐車スペースの検知通知の画面(図9参照)を表示したり、その空き駐車スペースに駐車されたユーザの車両をそのユーザの操作に基づいて撮像したりする。
撮像部509は、可視光を受光可能なレンズ(図示略)と、その可視光に基づく撮像画像を撮像可能なイメージセンサ(図示略)と、イメージセンサの出力に基づいて撮像画像を生成する信号処理部(図示略)とを含む構成である。撮像部509は、スマートフォン50の電源がオンである間に撮像部509の被写体(例えば、ユーザ自身の車両)を撮像し、その被写体の撮像画像を制御部506に送出する。
表示部の一例としての表示/操作部503は、表示部及び操作部が一体化された表示入力部(例えば、タッチパネルディスプレイ)であり、撮像部509により撮像された撮像画像やアイコン等のデータもしくは情報を表示する。表示/操作部503は、クラウドサーバ30から送信された空き駐車スペースの検知通知の画面(図9参照)を制御部506から受け取って表示する。
記憶部504は、例えばRAMおよびROMを用いて構成され、スマートフォン50の動作に必要なプログラム及びデータをROMで保持するとともに、制御部506におけるプログラムおよびデータを用いた各種の処理実行時にRAMにデータまたは情報を一時的に保持する。
スマートフォン50は、携帯電話網通信プロトコル制御部502と、携帯電話網通信I/F部501とを有し、例えば3G(第3世代移動通信システム)、4G(第4世代移動通信システム)、あるいは5G(第5世代移動通信システム)のいずれの無線通信方式を用いて、携帯電話網(例えば、ネットワーク網NW2)に接続された他の携帯電話機やスマートフォンと無線接続し、画像、音声、映像などの送受信に関する無線通信を行う。
スマートフォン50は、音声バス515と、音声入出力制御部505と、SPK(スピーカ)513と、MIC(マイク)512とを有し、外部に対して音声の入出力を行う。
スマートフォン50は、無線LAN制御部507と、無線LAN通信I/F部508とを有し、無線LANで接続されたルータ(図示略)を介して接続されたカメラ(図示略)等と画像、音声、映像などのデータの送受信を行う。
また、スマートフォン50は、USB通信I/F部511を有し、USB(Universal Serial Bus)規格のインターフェースを有する機器やメモリ等とデータを送受信する。
2次電池550は、スマートフォン50の各部に必要な電力を供給する。2次電池550は、ニッケル水素バッテリ、リチウムイオン電池、鉛バッテリ等の充電可能な電池である。
次に、実施の形態1に係る駐車監視システム100の動作シナリオ(つまり、動作概要)について、図7を参照して説明する。図7は、実施の形態1に係る駐車監視システム100の動作シナリオを時系列に示す説明図である。実施の形態1に係る駐車監視システム100の動作シナリオは、具体的には、シナリオU1,U2,U3,U4,U5,U6,U7,U8の計8個のシナリオから構成される。
図7に示すように、シナリオU1では、監視カメラCAにより撮像された撮像映像のデータが画像処理PC20により解析されることで、駐車場内の空き駐車スペースの有無が判定(検知)される。この判定(検知)の結果は、画像処理PC20からクラウドサーバ30に通知(送信)される。
シナリオU2では、クラウドサーバ30は、空き駐車スペースの存在する旨の通知(つまり、空き駐車スペースの検知通知)を生成し、その空き駐車スペースの検知通知をユーザが所持するスマートフォン50に送信する。これにより、ユーザは、スマートフォン50に予めインストールされている専用アプリケーション(上述参照)が起動している間、クラウドサーバ30から通知された空き駐車スペースの検知通知に基づいて表示された画面を閲覧することで、どの場所の駐車場の駐車スペースが空いているかを視覚的に確認できる。
シナリオU3では、監視カメラCAにより撮像された撮像映像のデータが画像処理PC20により解析されることで、空き駐車スペースの検知通知を受信したスマートフォン50を所持するユーザの車両が、駐車場内の空き駐車スペースに駐車したことが判定(検知)される。この判定(検知)の結果は、画像処理PC20からクラウドサーバ30に通知(送信)される。
シナリオU4では、ユーザは、クラウドサーバ30からスマートフォン50に送信された空き駐車スペースの検知通知により教示された空き駐車スペースの位置に自身の車両を駐車した後、専用アプリケーション(上述参照)を起動しているスマートフォン50を用いて、自身の車両を被写体として撮像する(つまり、車両の写真を撮る)。スマートフォン50は、ユーザの操作に応じて、撮像された車両の撮像画像を、撮像時刻および位置情報(例えば、スマートフォン50内に内蔵されるGPS受信機により求められる位置情報)を付帯してクラウドサーバ30に送信する。
シナリオU5では、クラウドサーバ30は、画像処理PC20から送られた空き駐車スペースに駐車した車両の解析結果とスマートフォン50から送られた車両の撮像画像とを比較して両者の特徴情報(例えば、車色、位置)が一致するか否かを判定する。
シナリオU6では、クラウドサーバ30は、シナリオU5での判定において両者の特徴情報(例えば、車色、位置)が一致すると判定した場合、ユーザの車両の空き駐車スペースへの駐車開始を判定する。その後、クラウドサーバ30は、監視カメラCAにより撮像された全方位の撮像映像の中からユーザの車両を含む一部の撮像画像を切り出してスマートフォン50に送信する。これにより、ユーザは、専用アプリケーション(上述参照)が起動しているスマートフォン50において、自身の車両が駐車したことを駐車監視システム100において認識されたことを的確に確認できる。なお、駐車開始が判定された時点で、駐車代金の課金計算の元になる駐車期間が開始される。
シナリオU7では、ユーザが駐車していた駐車スペースから自身の車両を退出したとする。監視カメラCAにより撮像された撮像映像のデータが画像処理PC20により解析されることで、駐車場内の駐車スペースからの駐車の終了の有無が判定(検知)される。この判定(検知)の結果(例えば、ユーザの車両の駐車が終了したこと)は、その駐車が終了した(つまり、ユーザの車両が駐車スペースから移動して退出した)時点で検知され、画像処理PC20からクラウドサーバ30に通知(送信)される。なお、駐車終了が判定された時点で、駐車代金の課金計算の元になる駐車期間が終了される。
シナリオU8では、クラウドサーバ30は、シナリオU7の時点でユーザの車両の駐車期間を正確に算出できるので、駐車期間の長さに応じた課金計算の処理を行えて、駐車代金(金額)と駐車期間(駐車時間)とを含む各種の情報を、ユーザのスマートフォン50に送信する。この後、ユーザの操作により、駐車代金についての決済がなされる。なお、クラウドサーバ30は、課金計算の際に、単に駐車時間の長さで駐車代金を計算する以外に、駐車場(上述参照)の場所(例えばGPS情報)、駐車日時(例えば夜間は安く設定等)、駐車時間の長さ、過去の経験値(例えば、利用率、混雑率)等に応じた料金テーブル(図示略)をHDD37に保持し、その料金テーブルを用いて駐車代金を計算してもよい。例えば、クラウドサーバ30は、料金テーブルを参照し、駐車日時の駐車時間に対応する駐車料金を算出してよい。
次に、実施の形態1に係る駐車監視システム100の動作手順について、図8〜図14を参照して説明する。図8は、図7のシナリオU1,U2の動作手順の一例を示すフローチャートである。図9は、スマートフォン50における空き駐車スペース情報の表示例を示す図である。図10は、図7のシナリオU3,U4,U5,U6の動作手順の一例を示すフローチャートである。図11は、図7のシナリオU7,U8の動作手順の一例を示すフローチャートである。図12は、スマートフォン50における駐車開始の旨の通知画面の表示例を示す図である。図13は、スマートフォン50における駐車終了の旨および課金情報の通知画面の表示例を示す図である。図14は、実施の形態1に係る駐車監視システム100の動作手順の一例を示すシーケンス図である。なお、図10、図11および図14の説明において、図8の説明と重複する内容については同一のステップ番号を付与して説明を簡略化または省略し、異なる内容について説明する。
図8および図14において、監視カメラCAは、駐車場を含む全方位の撮像映像(撮像画像)をその位置情報(例えばGPS情報)ならびに撮像時刻の情報と対応付けて画像処理PC20に送信する(St1)。画像処理PC20は、監視カメラCAから送られた駐車場を含む全方位の撮像映像(撮像画像)をその位置情報(例えばGPS情報)ならびに撮像時刻の情報と対応付けて受信して取得する(St1)。画像処理PC20は、監視カメラCAから送られた撮像映像を解析することで、駐車場内の所定台数(例えば20台)分の駐車スペースのうち、空き駐車スペースが存在するか否かを判定(検知)する(St2)。画像処理PC20は、空き駐車スペースが存在することを判定(検知)した場合に、駐車場内に空き駐車スペースが存在する旨を示す空き駐車スペース情報(空き駐車スペースの検知通知の一例)をクラウドサーバ30に通知する(St3)。空き駐車スペース情報は、例えば、空き駐車スペースが存在する旨の情報、空き駐車スペースの数(つまり、空き駐車スペースに車両が駐車可能な台数)、位置情報(例えばGPS情報)を含む。
クラウドサーバ30は、画像処理PC20から送られた空き駐車スペース情報を受信してHDD37に蓄積(保存)する(St4)。クラウドサーバ30は、専用アプリケーション(上述参照)を起動中の少なくとも1台のスマートフォン50から定期的にそのスマートフォン50の位置情報(例えばGPS情報)の通知を受ける(St5)。クラウドサーバ30は、ステップSt5において通知されたそれぞれのスマートフォン50の位置情報(例えばGPS情報)と、空き駐車スペースの位置情報(つまり、監視カメラCAの位置情報)とを比較する(St6)。クラウドサーバ30は、空き駐車スペースの位置情報の付近(例えば半径300m以内)に存在する少なくとも1台のスマートフォン50に対し、空き駐車スペース情報をプッシュ通知(能動的送信の一例)する(St6)。これにより、空き駐車スペースの近くにいるユーザは、スマートフォン50の専用アプリケーション(上述参照)を起動中に近くの駐車場で空き駐車スペースが存在することを、その空き駐車スペースから離れた位置にいる場合でも認識できるので、その空き駐車スペースに車両で移動できて駐車できるため、利便性を向上できる。
図9には、図8および図14のステップSt6においてクラウドサーバ30からプッシュ通知された空き駐車スペース情報に基づいて、スマートフォン50により求められた各種の情報を含む表示画面が示されている。この表示画面では、スマートフォン50は、空き駐車スペースが存在する位置情報DST1と、スマートフォン50の現在位置CPS1と、その現在位置CPS1から位置情報DST1までの経路RT1と、その経路RT1の移動に必要な距離DIS1とを表示する。また、スマートフォン50は、経路RT1上に交差点がある場合にその交差点の進行方向を示すアイコンDIR1を表示してもよい。これにより、ユーザは、スマートフォン50に表示された表示画面(図9参照)を閲覧することで、目的地である空き駐車スペースの位置まで簡単に移動でき、利便性の向上が図られる。
図10および図14において、監視カメラCAは、駐車場を含む全方位の撮像映像(撮像画像)をその位置情報(例えばGPS情報)ならびに撮像時刻の情報と対応付けて画像処理PC20に送信する(St1)。画像処理PC20は、監視カメラCAから送られた撮像映像を解析することで、ステップSt2(図8参照)において検知された空き駐車スペースに車両CRxが新たに駐車したか否かを判定(検知)する(St11)。画像処理PC20は、空き駐車スペースに車両CRxが新たに駐車したと判定した場合に、その車両CRxに関する情報を解析して抽出する(St11)。この車両CRxに関する情報は、例えば車両CRxの駐車した駐車スペースの位置情報、車両CRxの車色情報、監視カメラCAから送られた撮像映像中の車両CRxの部分を切り出した部分的な撮像画像のデータを含み、以下では便宜的に「車両解析情報」という。画像処理PC20は、ステップSt11において得られた車両解析情報をクラウドサーバ30に通知(送信)する(St12)。
クラウドサーバ30は、画像処理PC20から送られた車両解析情報を受信してHDD37に蓄積(保存)する(St13)。一方、図8のステップSt6でプッシュ通知を受けたスマートフォン50のユーザは、自身の車両CR1を運転して空き駐車スペース情報により指定された空き駐車スペースに移動して駐車したとする。この駐車後、ユーザは、スマートフォン50を用いて、自身の車両CR1を被写体として撮影する。スマートフォン50は、車両CR1の撮像画像のデータとスマートフォン50の現在の位置情報(言い換えると、空き駐車スペース情報の位置情報)とを対応付けてクラウドサーバ30に送信する(St14)。
クラウドサーバ30は、ステップSt13において受信された車両CRxの車両解析情報とステップSt14においてスマートフォン50から送られた車両CR1の撮像画像およびスマートフォン50の現在の位置情報とを比較し、両者がマッチング(一致)するか否かを判定する(St15、駐車開始判断処理)。クラウドサーバ30は、車両CRxの車両解析情報と車両CR1の撮像画像およびスマートフォン50の現在の位置情報とが一致したと判定した場合に、車両CRxと車両CR1とは同一車両であると判定する。クラウドサーバ30は、車両CRx(=車両CR1)の駐車開始を判断し(St16)、駐車開始の旨を含む駐車開始情報をHDD37の駐車車両情報37bとして記録するとともにスマートフォン50に通知(送信)する(St16)。駐車開始情報は、例えば、車両CRx(=車両CR1)の駐車が開始された旨および駐車開始時刻の情報、車両CRxの部分が枠WK1(つまり、駐車判定枠)付きで切り出された部分的な撮像画像のデータ、車両CRxの駐車位置(例えばGPS情報)を含む。これにより、空き駐車スペースに車両CRx(=車両CR1)を駐車したユーザは、スマートフォン50の専用アプリケーション(上述参照)を起動中に自身の車両CRx(=CR1)を駐車したことが駐車監視システム100において認識されたことをスマートフォン50に表示される表示画面(図12参照)を介して把握でき、駐車違反と警察等により判断されることが無く、安心して駐車位置から離れることができる。
図11および図14において、監視カメラCAは、駐車場を含む全方位の撮像映像(撮像画像)をその位置情報(例えばGPS情報)ならびに撮像時刻の情報と対応付けて画像処理PC20に送信する(St1)。画像処理PC20は、監視カメラCAから送られた撮像映像を解析することで、空き駐車スペース(言い換えると、図10のステップSt14の時点で駐車していた車両CRx(=車両CR1)が退出して空き駐車スペースとなった駐車スペース)の有無を判定(検知)する(St21)。画像処理PC20は、その空き駐車スペースが存在すると判定した場合に、空き駐車スペースが存在する旨を示す空き駐車スペース情報(空き駐車スペースの検知通知の一例)をクラウドサーバ30に通知する(St22)。空き駐車スペース情報は、例えば、空き駐車スペースが存在する旨の情報、位置情報(例えばGPS情報)を含む。
クラウドサーバ30は、画像処理PC20から送られた空き駐車スペース情報を受信してHDD37に蓄積(保存)する(St23)。クラウドサーバ30は、ステップSt23において受信された空き駐車スペース情報に含まれる空き駐車スペースの位置と一致する駐車位置を有する駐車車両情報37bをHDD37から読み出す。クラウドサーバ30は、その読み出された駐車車両情報37bに含まれる駐車開始時刻から現在時刻までの期間の長さを駐車期間と決定し、駐車期間の長さに応じた駐車代金の課金計算を行う(St24)。クラウドサーバ30は、読み出された駐車車両情報37bにより指定される車両(例えば車両CR1)の駐車の終了を判断し(駐車終了判断処理)、駐車終了の旨を含む駐車終了情報をHDD37の駐車車両情報37bとして更新して記録するとともにスマートフォン50に通知(送信)する(St25)。駐車終了情報は、例えば、車両CRx(=車両CR1)の駐車が終了された旨および駐車終了時刻の情報、駐車開始時刻から駐車終了時刻までの期間の長さの情報、課金計算結果である駐車代金の情報を含む。これにより、駐車スペースから車両CR1を退出させたユーザは、スマートフォン50の専用アプリケーション(上述参照)を起動中に自身の車両CRx(=CR1)の駐車の終了が駐車監視システム100において認識されたことをスマートフォン50に表示される表示画面(図13参照)を介して把握でき、駐車期間に応じた正確な課金計算結果(つまり、駐車代金)を確認でき、利便性の向上が図られる。
図12には、図10および図14のステップSt16においてクラウドサーバ30から通知された駐車開始情報に基づいて、スマートフォン50により生成された表示画面が示されている。この表示画面では、スマートフォン50は、車両CRx(=車両CR1)の部分が枠WK1(つまり、駐車判定枠)付きで切り出された部分的な撮像画像IMG1のデータと、車両CRx(=車両CR1)の駐車位置PS1(例えばGPS情報)と、車両CRx(=車両CR1)の駐車が開始された旨、その年月日および時刻の情報NTB1とを表示する。これにより、ユーザは、スマートフォン50に表示された表示画面(図12参照)を閲覧することで、自身の車両CRx(=車両CR1)の駐車が開始されたことを視覚的かつ簡易に把握でき、利便性が図られる。
図13には、図11および図14のステップSt25においてクラウドサーバ30から通知された駐車終了情報に基づいて、スマートフォン50により生成された表示画面が示されている。この表示画面では、スマートフォン50は、車両CRx(=車両CR1)の駐車が終了された旨、その年月日および時刻の情報NTE1と、駐車開始時刻から駐車終了時刻までの期間の長さの情報、課金計算結果である駐車代金の情報CHG1とを表示する。これにより、ユーザは、スマートフォン50に表示された表示画面(図13参照)を閲覧することで、駐車開始から駐車終了までの正確な駐車期間に応じた課金計算結果(つまり、駐車代金)を視覚的かつ簡易に確認でき、利便性の向上が図られる。
以上により、実施の形態1に係る駐車監視システム100は、駐車場を撮像可能に設置された監視カメラCAと映像処理装置(例えば、画像処理PC20およびクラウドサーバ30)が通信可能に接続される。監視カメラCAは、駐車場の撮像映像を映像処理装置に繰り返し送信する。映像処理装置(例えば、画像処理PC20)は、監視カメラCAから送られた撮像映像に基づいて、駐車場における車両の空き駐車スペースの有無を検知する。映像処理装置(例えば、クラウドサーバ30)は、空き駐車スペースが検知された場合に、空き駐車スペースの検知通知を少なくとも1台のスマートフォン50に送信する。
これにより、駐車監視システム100は、車両が駐車場内の駐車スペースに駐車する前の時点で、その駐車場内で空き状態の駐車スペースの有無を監視カメラCAの撮像映像に基づいて的確に検知できる。駐車監視システム100は、駐車場内に空き駐車スペースが存在することを検知できた場合には、ドライバー等のユーザが所持するスマートフォン50に迅速に通知できるので、ユーザが乗車する車両の駐車を適切に支援できてユーザの利便性を効果的に向上できる。
また、監視カメラCAは、駐車場の位置情報に対応する監視カメラCAの位置情報を撮像映像とともに映像処理装置(例えば、画像処理PC20)に送信する。映像処理装置(例えば、クラウドサーバ30)は、監視カメラCAの位置情報を含めて空き駐車スペースの検知通知を送信する。これにより、スマートフォン50を所持するユーザは、空き駐車スペースの位置情報を、例えばスマートフォン50の現在位置情報と見比べながらどのように移動すれば良いかを迅速に判断できるので、空き駐車スペースまでの経路を的確に確認できてスムーズに空き駐車スペースの位置まで移動でき、利便性が効果的に図られる。
また、映像処理装置(例えば、クラウドサーバ30)は、複数のスマートフォン50のそれぞれから繰り返して送信される位置情報を受信し、複数のスマートフォン50のそれぞれの位置情報と監視カメラCAの位置情報とに基づいて、監視カメラCAの位置情報の近傍に存在する少なくとも1台のスマートフォン50に、空き駐車スペースの検知通知を能動的に送信する(つまり、プッシュ通知する)。これにより、空き駐車スペースの近くにいるユーザは、スマートフォン50の専用アプリケーション(上述参照)を起動中に近くの駐車場で空き駐車スペースが存在することを、その空き駐車スペースから離れた位置にいる場合でも認識できるので、その空き駐車スペースに車両で移動できて駐車できるため、利便性を向上できる。
また、映像処理装置(例えば、クラウドサーバ30)は、少なくとも空き駐車スペースの位置情報をスマートフォン50に表示させる。これにより、ユーザは、スマートフォン50に表示された表示画面(図9参照)を閲覧することで、目的地である空き駐車スペースの位置まで簡単に移動でき、利便性の向上が図られる。
また、映像処理装置(例えば、画像処理PC20)は、監視カメラCAから送られた撮像映像に基づいて、空き駐車スペースに駐車した駐車車両に関する情報を解析する。映像処理装置(例えば、クラウドサーバ30)は、解析された駐車車両に関する情報と、空き駐車スペースに車両を駐車させたユーザが所持するスマートフォン50から送られた車両情報とのマッチング(一致)に応じて、空き駐車スペースにおけるユーザの車両の駐車を判定し、駐車開始の旨をユーザのスマートフォン50に送信する。これにより、空き駐車スペースに車両CRx(=車両CR1)を駐車したユーザは、スマートフォン50の専用アプリケーション(上述参照)を起動中に自身の車両CRx(=CR1)を駐車したことが駐車監視システム100において認識されたことをスマートフォン50に表示される表示画面(図12参照)を介して把握でき、駐車違反と警察等により判断されることが無く、安心して駐車位置から離れることができる。
また、映像処理装置(例えば、クラウドサーバ30)は、解析された駐車車両に関する情報に含まれる位置情報および車色情報と、車両情報に含まれる車両の位置情報および車色情報とが略一致した場合に、空き駐車スペースにおけるユーザの車両の駐車を判定する。これにより、映像処理装置(例えば、クラウドサーバ30)は、空き駐車スペースに駐車した車両の特徴(例えば車色)と駐車位置とが略一致したことで、監視カメラCAから送られた撮像映像とユーザ本人が撮像した自車両の撮像画像とが整合したことを正確に検知できる。
また、映像処理装置(例えば、クラウドサーバ30)は、少なくとも空き駐車スペースの駐車開始の旨と駐車開始時刻とをスマートフォン50に表示させる。これにより、ユーザは、スマートフォン50に表示された表示画面(図12参照)を閲覧することで、自身の車両CRx(=車両CR1)の駐車が開始されたことを視覚的かつ簡易に把握でき、利便性が図られる。
また、映像処理装置(例えば、クラウドサーバ30)は、監視カメラCAから送られた撮像映像に基づいて、駐車車両が駐車していた駐車スペースが空き駐車スペースになったことの検知に応じて、駐車車両の駐車の終了を判定し、駐車終了の旨を駐車車両に対応するユーザのスマートフォン50に送信する。これにより、駐車スペースから車両CR1を退出させたユーザは、スマートフォン50の専用アプリケーション(上述参照)を起動中に自身の車両CRx(=CR1)の駐車の終了が駐車監視システム100において認識されたことをスマートフォン50に表示される表示画面(図13参照)を介して把握でき、駐車期間に応じた正確な課金計算結果(つまり、駐車代金)を確認でき、利便性の向上が図られる。
また、映像処理装置(例えば、クラウドサーバ30)は、駐車車両の駐車開始時刻から駐車終了時刻までの期間に応じた課金計算を行い、課金計算に基づく課金情報を対応するスマートフォン50に表示させる。これにより、ユーザは、スマートフォン50に表示された表示画面(図13参照)を閲覧することで、駐車開始から駐車終了までの正確な駐車期間に応じた課金計算結果(つまり、駐車代金)を視覚的かつ簡易に確認でき、利便性の向上が図られる。
(実施の形態2の内容に至る経緯)
上述した特許文献1では、検知装置により、車両が駐車区画に駐車したことが検知されたり、その駐車の継続時間が計時されたりすることは行われる。画像取込装置は駐車区域を監視するが、その一方で、車両が駐車区画に駐車する前の時点でどの駐車区画が空き状態であるかを検知すること、また、その駐車区画に駐車する車両が駐車の許された車両であるか否かを判断することは考慮されていない。従って、特許文献1の構成では、予め許可された人物以外の人物の車両の駐車が禁止される駐車禁止エリアにおいて、その人物(例えばサービス会員として予め登録されたユーザ)の車両が駐車したか否かを的確に判別することはできなかった。このため、許可されていない人物が駐車した場合に、その駐車を取り締まることができず、本来そのエリアに駐車が許可された人物が駐車できない可能性があり、その人物の利便性の向上を図ることが困難であった。
そこで、以下の実施の形態2では、監視対象のエリアに空き状態の駐車スペースが存在する場合に、予め許可された人物の車両が駐車したか否かを的確に判別し、そのエリアにおける駐車の効果的な取り締まりを支援する駐車場監視システム、駐車場監視方法および記録媒体の例を説明する。
(実施の形態2)
実施の形態2では、駐車監視システムは、予め許可された人物(例えばサービス会員として予め登録されたユーザ)以外の人物の車両の駐車が禁止される駐車禁止エリアを撮像可能に設置されたカメラから繰り返して送られる撮像映像に基づいて、駐車スペースの空きが存在するか否かを検知する。駐車監視システムは、駐車禁止エリアに空き駐車スペースを検知し、かつその空き駐車スペースにおける車両の駐車を検知した場合に、駐車違反の検知通知を外部端末に送信する。以下、予め許可された人物(例えばサービス会員として予め登録されたユーザ)の車両の駐車が許され、一方、サービス会員として予め登録されていない人物の車両の駐車が禁止される駐車禁止エリアを、便宜的に「駐車禁止エリア」という。
実施の形態2に係る駐車監視システムの構成は、実施の形態1に係る駐車監視システムの構成と同一であるため、同一の構成については同一の符号を付与して説明を簡略化または省略し、異なる内容について説明する。
先ず、実施の形態2に係る駐車監視システム100の動作シナリオ(つまり、動作概要)について、図15を参照して説明する。図15は、実施の形態2に係る駐車監視システム100の動作シナリオを時系列に示す説明図である。実施の形態2に係る駐車監視システム100の動作シナリオは、具体的には、シナリオV1,V2,V3,V4の計4個のシナリオから構成される。
図15に示すように、シナリオV1では、実施の形態1に係るシナリオU1と同様に、監視カメラCAにより撮像された撮像映像のデータが画像処理PC20により解析されることで、駐車禁止エリア内の空き駐車スペースの有無が判定(検知)される。この判定(検知)の結果は、画像処理PC20からクラウドサーバ30に通知(送信)される。
シナリオV2では、駐車禁止エリア内への駐車が許可されていない人物(例えばサービス会員として予め登録されていない人物)が駐車禁止エリア内の空き駐車スペースに駐車したとする。画像処理PC20は、この空き駐車スペースに車両が駐車した旨をクラウドサーバ30に通知(送信)する。なお、画像処理PC20は、駐車禁止エリアに駐車した車両のドライバーがその駐車禁止エリア内への駐車が許可されている人物であるか否かの判定は行わず、単に駐車禁止エリア内の空き駐車スペースへの車両の駐車があったことを検知する。
シナリオV3では、クラウドサーバ30は、画像処理PC20から送られた通知を受信するが、実施の形態1のように駐車した人物が所持するスマートフォンからの車両の撮像画像を受信しない。このため、クラウドサーバ30は、画像処理PC20から送られた通知に対応する空き駐車スペースに車両を駐車した人物は駐車禁止エリア内への駐車が許可されていない人物であると(つまり、駐車違反が発生したと)判定する。
シナリオV4では、クラウドサーバ30は、駐車監視システム100の管理者PC70もしくは外部機関PC80に対し、駐車違反が発生した旨の通知を送信する。
次に、実施の形態2に係る駐車監視システム100の動作手順について、図16〜図19を参照して説明する。図16は、図15のシナリオV2,V3,V4の動作手順の一例を示すフローチャートである。図17は、スマートフォン50における駐車違反車両画面の表示例を示す図である。図18は、スマートフォン50における駐車違反車両画面の表示例を示す図である。図19は、実施の形態2に係る駐車監視システムの動作手順の一例を示すシーケンス図である。なお、図19の説明において、図8または図16の説明と重複する内容については同一のステップ番号を付与して説明を簡略化または省略し、異なる内容について説明する。
図16および図19において、監視カメラCAは、駐車禁止エリアNPK1を含む全方位の撮像映像(撮像画像)をその位置情報(例えばGPS情報)ならびに撮像時刻の情報と対応付けて画像処理PC20に送信する(St1)。画像処理PC20は、監視カメラCAから送られた駐車禁止エリアNPK1を含む全方位の撮像映像(撮像画像)をその位置情報(例えばGPS情報)ならびに撮像時刻の情報と対応付けて受信して取得する(St1)。画像処理PC20は、監視カメラCAから送られた撮像映像を解析することで、駐車禁止エリアNPK1内の所定台数(例えば20台)分の駐車スペースのうち、空き駐車スペースが存在するか否かを判定(検知)する。また、画像処理PC20は、空き駐車スペースに車両が駐車しているか否かを判定(検知)する(St31)。画像処理PC20は、駐車禁止エリア内の空き駐車スペースに車両(例えば車両NCR1)が新たに駐車したと判定した場合に、その車両(例えば車両NCR1)に関する情報を解析して抽出する(St31)。この車両NCR1に関する情報は、例えば車両NCR1の駐車した駐車スペースの位置情報、車両NCR1の車色情報、監視カメラCAから送られた撮像映像中の車両NCR1の部分を切り出した部分的な撮像画像のデータを含み、以下では便宜的に「駐車車両情報」という。画像処理PC20は、ステップSt11において得られた駐車車両情報をクラウドサーバ30に通知(送信)する(St32)。
クラウドサーバ30は、画像処理PC20から送られた駐車車両情報を受信してHDD37に蓄積(保存)する(St33)。ここで、駐車禁止エリア内に駐車された車両NCR1のドライバーが駐車禁止エリア内への駐車が予め許可されていない人物とする。この場合、実施の形態1とは異なり、その人物が所持するスマートフォン(例えば図6参照)により車両NCR1の撮像画像のデータとスマートフォンの現在の位置情報(言い換えると、車両NCR1の駐車位置情報)とが対応付けられてクラウドサーバ30には送信されない。一方、駐車禁止エリア内に駐車された車両NCR1のドライバーが駐車禁止エリア内への駐車が予め許可されている人物とする。この場合、実施の形態1と同様に、その人物が所持するスマートフォン50(図6参照)により車両NCR1の撮像画像のデータとスマートフォンの現在の位置情報(言い換えると、車両NCR1の駐車位置情報)とが対応付けられてクラウドサーバ30には送信される。
従って、クラウドサーバ30は、車両NCR1の撮像画像のデータとスマートフォンの現在の位置情報(言い換えると、車両NCR1の駐車位置情報)とを受信しない場合、ステップSt33において受信された車両NCR1の駐車車両情報と車両NCR1の撮像画像およびスマートフォンの位置情報とを比較することができない。この場合には、クラウドサーバ30は、車両NCR1を駐車した人物は駐車禁止エリア内への駐車が予め許可された人物ではない(言い換えると、車両NCR1の駐車は駐車違反である)と判断する(St34)。クラウドサーバ30は、車両NCR1の駐車違反を判断(検知)すると、その駐車違反が発生した旨を含む駐車違反車両情報をHDD37の駐車車両情報37bとして記録するとともに、管理者PC70および外部機関PC80に通知する(St35)。また、クラウドサーバ30は、駐車違反が発生した旨を含む駐車違反車両情報を、管理者PC70に対応する管理者が所持するスマートフォン(図6参照)、外部機関PC80に対応する外部機関の担当者(例えば、自治体の担当官、警察署の警察官)が所持するスマートフォンに通知してもよい。駐車違反車両情報は、例えば、駐車禁止エリアの位置情報(例えば監視カメラCAの位置情報に対応するGPS情報)および道路地図データ、駐車違反を行った車両の台数、車両NCR1の部分が枠WK1(つまり、駐車判定枠)付きで切り出された部分的な撮像画像のデータを含む。これにより、駐車監視システム100の管理者および外部機関(例えば警察署)の担当者はそれぞれ、車両NCR1の駐車違反が発生したことを、ディスプレイDP2,XP3またはスマートフォン50に表示される表示画面(図17,図18参照)を介して把握できる。また、駐車監視システム100の管理者および外部機関(例えば警察署)の担当者はそれぞれ、駐車違反を行った車両NCR1の取り締まりを迅速に行えるので、駐車禁止エリアNPK1内への駐車が予め許可された人物の車両の駐車の阻害を抑制でき、サービス会員の利便性を向上できる。
図17には、図16および図19のステップSt35においてクラウドサーバ30から通知された駐車違反車両情報に基づいて、外部機関PC80に対応する外部機関(例えば、警察署)から出動した警察官が所持するスマートフォン50により生成された駐車違反車両画面の一例が示されている。この駐車違反車両画面では、スマートフォン50は、車両NCR1の部分が枠WK1(つまり、駐車判定枠)付きで切り出された部分的な撮像画像IMG1のデータと、車両NCR1の駐車位置PS1(例えばGPS情報)と、車両NCR1の駐車違反が開始された旨、その年月日および時刻の情報NTB2とを表示する。これにより、スマートフォン50を所持する担当者(例えば、警察官)は、スマートフォン50に表示された駐車違反車両画面(図17参照)を閲覧することで、駐車禁止エリアNPK1への駐車が許可されていない人物による車両NCR1の駐車違反が発生したことを視覚的かつ簡易に把握でき、迅速にその駐車違反の取り締まりを実行できる。
図18には、図16および図19のステップSt35においてクラウドサーバ30から通知された駐車違反車両情報に基づいて、外部機関PC80に対応する外部機関(例えば、警察署)から出動した警察官が所持するスマートフォン50により生成された駐車違反車両画面の他の一例が示されている。この駐車違反車両画面では、スマートフォン50は、駐車禁止エリアNPK1の位置PS2を含む道路地図データMP1と、駐車禁止エリアNPK1の位置PS2に駐車違反を行っている車両の台数に関する情報NB1とを表示する。これにより、スマートフォン50を所持する担当者(例えば、警察官)は、スマートフォン50に表示された駐車違反車両画面(図18参照)を閲覧することで、駐車禁止エリアNPK1への駐車が許可されていない複数の人物による車両(例えば2台の車両)の駐車違反が発生したことを視覚的かつ簡易に把握でき、道路地図データMP1を閲覧しながら迅速にその駐車違反の現場に急行して取り締まりを実行できる。
以上により、実施の形態2に係る駐車監視システム100は、駐車禁止エリアを撮像可能に設置された監視カメラCAと映像処理装置(例えば、画像処理PC20およびクラウドサーバ30)が通信可能に接続される。監視カメラCAは、駐車禁止エリアの撮像映像を映像処理装置に繰り返し送信する。映像処理装置(例えば、画像処理PC20)は、監視カメラCAから送られた撮像映像に基づいて、駐車禁止エリアにおける車両の駐車の有無を検知する。映像処理装置(例えば、クラウドサーバ30)は、駐車禁止エリアにおける車両の駐車を検知した場合に、駐車違反の検知通知を外部端末に送信する。
これにより、駐車監視システム100は、監視対象のエリア(例えば、駐車禁止エリア)に空き状態の駐車スペースが存在する場合に、予め許可された人物の車両が駐車したか否かを的確に判別できるので、その駐車禁止エリアにおける駐車の効果的な取り締まりを支援することができる。
また、監視カメラCAは、駐車禁止エリアの位置情報に対応する監視カメラCAの位置情報を撮像映像とともに映像処理装置(例えば、画像処理PC20)に送信する。映像処理装置(例えば、画像処理PC20)は、監視カメラCAの位置情報を含めて駐車違反の検知通知を送信する。これにより、例えばスマートフォン50を所持するシステムの管理者または外部機関の担当者(例えば、自治体の担当官、警察署の警察官)は、車両NCR1の駐車違反が発生したことを、ディスプレイDP2,XP3またはスマートフォン50に表示される表示画面(図17,図18参照)を介して把握できる。また、駐車監視システム100の管理者および外部機関(例えば警察署)の担当者はそれぞれ、駐車違反を行った車両NCR1の取り締まりを迅速に行えるので、駐車禁止エリアNPK1内への駐車が予め許可された人物の車両の駐車の阻害を抑制でき、サービス会員の利便性を向上できる。
また、映像処理装置(例えば、クラウドサーバ30)は、少なくとも駐車禁止エリアに駐車違反した車両の位置情報を外部端末(例えばスマートフォン50)に表示させる。これにより、スマートフォン50を所持する担当者(例えば、警察官)は、スマートフォン50に表示された駐車違反車両画面(図18参照)を閲覧することで、駐車禁止エリアNPK1への駐車が許可されていない複数の人物による車両(例えば2台の車両)の駐車違反が発生したことを視覚的かつ簡易に把握でき、道路地図データMP1を閲覧しながら迅速にその駐車違反の現場に急行して取り締まりを実行できる。
以上、図面を参照しながら各種の実施の形態について説明したが、本開示はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例、修正例、置換例、付加例、削除例、均等例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した各種の実施の形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
なお、上述した実施の形態1,2では、本開示に係る駐車監視システムを構成する映像処理装置として画像処理PC20およびクラウドサーバ30の別体の構成として設けられるとして説明したが、画像処理PC20およびクラウドサーバ30の構成や動作がいずれかの装置に一体化された構成(映像処理装置)としても同様に適用可能である。つまり、この映像処理装置は、画像処理PC20およびクラウドサーバ30のいずれの構成を有し、それぞれの動作を実行可能に構成されてよい。これにより、駐車監視システム100のシステム構成がより簡略化できる。
本開示は、駐車スペースに駐車する前の時点で空き状態の駐車スペースの有無を検知してドライバー等のユーザ端末に通知し、ユーザが乗車する車両の駐車を適切に支援し、ユーザの利便性を向上する駐車場監視システム、駐車場監視方法および記録媒体として有用である。
11 プロセッサ
12 ROM
13 RAM
14 キーボード
15 マウス
16 入出力I/F
17 HDD
19 通信部
20 画像処理PC
30 クラウドサーバ
31 プロセッサ
32 ROM
33 RAM
37 HDD
39 通信部
41 CPU
42 通信部
44 電源管理部
45 イメージセンサ
46 メモリ
46x メモリカード
46y RAM
46z ROM
47 ネットワークコネクタ
50 スマートフォン
70 管理者PC
80 外部機関PC
100 駐車監視システム
501 携帯電話網通信I/F部
502 携帯電話網通信プロトコル制御部
503 表示/操作部
504 記憶部
505 音声入出力制御部
506 制御部
507 無線LAN制御部
508 無線LAN通信I/F部
509 撮像部
511 USB通信I/F部
512 MIC(マイク)
513 SPK(スピーカ)
515 音声バス
550 2次電池
CA 監視カメラ
DP1 ディスプレイ
DP2 ディスプレイ
DP3 ディスプレイ
NW1、NW2 ネットワーク網

Claims (16)

  1. 駐車場を撮像可能に設置されたカメラと映像処理装置とが通信可能に接続された駐車監視システムであって、
    前記カメラは、
    前記駐車場の撮像映像を前記映像処理装置に繰り返し送信し、
    前記映像処理装置は、
    前記カメラから送られた前記撮像映像に基づいて、前記駐車場における車両の空き駐車スペースの有無を検知し、
    前記空き駐車スペースを検知した場合に、前記空き駐車スペースの検知通知を少なくとも1台のユーザ端末に送信する、
    駐車監視システム。
  2. 前記カメラは、
    前記駐車場の位置情報に対応する前記カメラの位置情報を前記撮像映像とともに前記映像処理装置に送信し、
    前記映像処理装置は、
    前記カメラの位置情報を含めて前記空き駐車スペースの検知通知を送信する、
    請求項1に記載の駐車監視システム。
  3. 前記映像処理装置は、
    複数のユーザ端末のそれぞれから繰り返して送信される位置情報を受信し、
    前記複数のユーザ端末のそれぞれの位置情報と前記カメラの位置情報とに基づいて、前記カメラの位置情報の近傍に存在する前記少なくとも1台のユーザ端末に、前記空き駐車スペースの検知通知を能動的に送信する、
    請求項2に記載の駐車監視システム。
  4. 前記映像処理装置は、
    少なくとも前記空き駐車スペースの位置情報を前記ユーザ端末に表示させる、
    請求項1に記載の駐車監視システム。
  5. 前記映像処理装置は、
    前記カメラから送られた前記撮像映像に基づいて、前記空き駐車スペースに駐車した駐車車両に関する情報を解析し、
    解析された前記駐車車両に関する情報と、前記空き駐車スペースに車両を駐車させたユーザが所持するユーザ端末から送られた車両情報とのマッチングに応じて、前記空き駐車スペースにおける前記ユーザの車両の駐車を判定し、駐車開始の旨を前記ユーザのユーザ端末に送信する、
    請求項1に記載の駐車監視システム。
  6. 前記映像処理装置は、
    解析された前記駐車車両に関する情報に含まれる位置情報および車色情報と、前記車両情報に含まれる車両の位置情報および車色情報とが略一致した場合に、前記空き駐車スペースにおける前記ユーザの車両の駐車を判定する、
    請求項5に記載の駐車監視システム。
  7. 前記映像処理装置は、
    少なくとも前記空き駐車スペースの駐車開始の旨と駐車開始時刻とを前記ユーザ端末に表示させる、
    請求項5に記載の駐車監視システム。
  8. 前記映像処理装置は、
    前記カメラから送られた前記撮像映像に基づいて、前記駐車車両が駐車していた駐車スペースが空き駐車スペースになったことの検知に応じて、前記駐車車両の駐車の終了を判定し、駐車終了の旨を前記駐車車両に対応するユーザのユーザ端末に送信する、
    請求項5に記載の駐車監視システム。
  9. 前記映像処理装置は、
    前記駐車車両の駐車開始時刻から駐車終了時刻までの期間に応じた課金計算を行い、前記課金計算に基づく課金情報を対応する前記ユーザ端末に表示させる、
    請求項8に記載の駐車監視システム。
  10. 駐車場を撮像可能に設置されたカメラと映像処理装置とが通信可能に接続された駐車監視システムにおける駐車監視方法であって、
    前記カメラは、
    前記駐車場の撮像映像を前記映像処理装置に繰り返し送信し、
    前記映像処理装置は、
    前記カメラから送られた前記撮像映像に基づいて、前記駐車場における車両の空き駐車スペースの有無を検知し、
    前記空き駐車スペースを検知した場合に、前記空き駐車スペースの検知通知を少なくとも1台のユーザ端末に送信する、
    駐車監視方法。
  11. 駐車場を撮像可能に設置されたカメラと通信可能に接続された、コンピュータである映像処理装置に、
    前記カメラから繰り返し送られた前記駐車場の撮像映像に基づいて、前記駐車場における車両の空き駐車スペースの有無を検知する手順と、
    前記空き駐車スペースが検知された場合に、前記空き駐車スペースの検知通知を少なくとも1台のユーザ端末に送信する手順と、を実現させるためのプログラムを記録した、
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  12. 駐車禁止エリアを撮像可能に設置されたカメラと映像処理装置とが通信可能に接続された駐車監視システムであって、
    前記カメラは、
    前記駐車禁止エリアの撮像映像を前記映像処理装置に繰り返し送信し、
    前記映像処理装置は、
    前記カメラから送られた前記撮像映像に基づいて、前記駐車禁止エリアにおける車両の駐車の有無を検知し、
    前記駐車禁止エリアにおける車両の駐車を検知した場合に、駐車違反の検知通知を外部端末に送信する、
    駐車監視システム。
  13. 前記カメラは、
    前記駐車禁止エリアの位置情報に対応する前記カメラの位置情報を前記撮像映像とともに前記映像処理装置に送信し、
    前記映像処理装置は、
    前記カメラの位置情報を含めて前記駐車違反の検知通知を送信する、
    請求項12に記載の駐車監視システム。
  14. 前記映像処理装置は、
    少なくとも前記駐車禁止エリアに駐車違反した車両の位置情報を前記外部端末に表示させる、
    請求項12に記載の駐車監視システム。
  15. 駐車禁止エリアを撮像可能に設置されたカメラと映像処理装置とが通信可能に接続された駐車監視システムにおける駐車監視方法であって、
    前記カメラは、
    前記駐車禁止エリアの撮像映像を前記映像処理装置に繰り返し送信し、
    前記映像処理装置は、
    前記カメラから送られた前記撮像映像に基づいて、前記駐車禁止エリアにおける車両の駐車の有無を検知し、
    前記駐車禁止エリアにおける車両の駐車を検知した場合に、駐車違反の検知通知を外部端末に送信する、
    駐車監視方法。
  16. 駐車禁止エリアを撮像可能に設置されたカメラと通信可能に接続された、コンピュータである映像処理装置に、
    前記カメラから繰り返し送られた前記駐車禁止エリアの撮像映像に基づいて、前記駐車禁止エリアにおける車両の駐車の有無を検知する手順と、
    前記駐車禁止エリアにおける車両の駐車を検知した場合に、駐車違反の検知通知を外部端末に送信する手順と、を実現させるためのプログラムを記録した、
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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