JP2013160966A - マルチ画面表示装置および輝度制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】マルチ画面における各画面間の輝度の均一性を確保する。
【解決手段】映像表示装置100−0および映像表示装置100−1,100−2,100−3の各々は、マルチ画面10Aに照射される光の輝度がマルチ画面10A全体にわたって均一化されていない場合、マルチ画面10Aに照射される光の輝度をマルチ画面10A全体にわたって均一化する処理を行う。
【選択図】図1
【解決手段】映像表示装置100−0および映像表示装置100−1,100−2,100−3の各々は、マルチ画面10Aに照射される光の輝度がマルチ画面10A全体にわたって均一化されていない場合、マルチ画面10Aに照射される光の輝度をマルチ画面10A全体にわたって均一化する処理を行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数の画面から構成されるマルチ画面に映像を表示するマルチ画面表示装置および輝度制御方法に関する。
投射型映像表示装置では、近年、従来のランプ光源に代わりに、発光ダイオード(LED(Light Emitting Diode))を利用した光源が使用されつつある。特に、DMD(Digital Micromirror Device)を用いたDLP(登録商標)(Digital Light Processing)方式の表示装置では、赤色光を出射するLEDと、緑色光を出射するLEDと、青色光を出射するLEDとが用いられる。当該DLP(登録商標)方式の表示装置では、これら3色のLEDを時系列に点灯させている。
このような、LEDを光源として利用した投射型映像表示装置には、光源の輝度を上げるため、複数のLEDで構成されるLEDアレイを用いたものがある。以下においては、赤色光を出射するLEDアレイをR-LEDアレイともいう。また、緑色光を出射するLEDアレイをG-LEDアレイともいう。また、以下においては、青色光を発光するLEDアレイをB-LEDアレイともいう。
このような投射型映像表示装置には、LEDアレイを構成するLEDごと、もしくは、複数組のLED群ごとに駆動回路が設けられている。具体的には、前者については、R-LEDアレイは、例えば、6個のLEDで構成されている。当該6個のLEDには、それぞれ、6個の駆動回路が設けられている。また、後者については、3組のLED群毎に駆動回路が設けられている構成等がある。当該LED群は、例えば、2個のLEDで構成される。
また、近年では、複数の投射型映像表示装置から構成され、かつ、複数の画面から構成されるマルチ画面に映像を表示するマルチ画面表示装置にも、RGBそれぞれのLEDを光源とするものがある。当該マルチ画面表示装置は、スクリーン背面から映像を投射することによって、画面(スクリーン)に映像を表示する投射型映像表示装置がある。
複数のLEDを用いた映像表示装置としては、各LEDに供給される電流の電流値を制御することで、光源の発光量を制御する技術を利用したものが提案されている(例えば、特開文献1参照)。
しかしながら、マルチ画面表示装置では、以下のような問題がある。
例えば、R-LEDアレイ内の1個のLEDが故障し、当該LEDが点灯不能になった場合、故障したLEDの駆動回路は、LEDの駆動を停止する。この場合、スクリーンに投射される映像は、赤色の輝度が低下する。これにより、マルチ画面に表示される映像の色度も変化する。
特に、複数の映像表示装置からなるマルチ画面表示装置では、ある映像表示装置の輝度等の変化により、マルチ画面における各画面間の輝度の均一性を損なうことになる。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、マルチ画面における各画面間の輝度の均一性を確保することが可能なマルチ画面表示装置等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るマルチ画面表示装置は、第1画面を有する、マスター装置である第1映像表示装置と、第2画面を有する1以上の、スレーブ装置である第2映像表示装置とを含み、かつ、前記第1画面および1以上の前記第2画面から構成されるマルチ画面に映像を表示するマルチ画面表示装置である。マルチ画面表示装置は、前記第1映像表示装置および前記1以上の第2映像表示装置の各々は、前記マルチ画面に映像を表示するために前記マルチ画面に照射するための光を出射する複数の発光素子を含むアレイ光源と、前記複数の発光素子を発光させる制御を行う光源制御部と、前記複数の発光素子のうち、故障している発光素子である故障発光素子が存在するか否かを判定する故障判定部と、を備え、前記光源制御部は、さらに、前記故障発光素子が存在する場合、該故障発光素子を含む前記アレイ光源が出射する光の輝度を、前記故障発光素子が故障する前の前記アレイ光源が出射する光の輝度に近づくように、前記複数の発光素子のうち前記故障発光素子を除いた発光素子を制御するための光補正処理を行い、前記第2映像表示装置は、前記光補正処理を行った場合、該光補正処理に関する補正情報を前記第1映像表示装置へ送信し、前記第1映像表示装置は、前記第1映像表示装置が前記光補正処理を行った場合または前記第2映像表示装置から前記補正情報を受信した場合、前記第1映像表示装置が行った前記光補正処理に関する補正情報、および、受信した前記補正情報の少なくとも一方に基づいて、前記マルチ画面に照射される光の輝度を前記マルチ画面全体にわたって均一化するための補正指示を作成し、前記第1映像表示装置および前記第2映像表示装置の各々は、前記マルチ画面に照射される光の輝度が前記マルチ画面全体にわたって均一化されていない場合、前記補正指示にしたがって、前記マルチ画面に照射される光の輝度を前記マルチ画面全体にわたって均一化する処理を行う。
本発明によれば、第1映像表示装置および第2映像表示装置の各々は、マルチ画面に照射される光の輝度がマルチ画面全体にわたって均一化されていない場合、マルチ画面に照射される光の輝度をマルチ画面全体にわたって均一化する処理を行う。
これにより、マルチ画面における各画面間の輝度の均一性を確保することが可能なマルチ画面表示装置を提供することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明を省略する場合がある。
図1は、本発明の実施の形態に係るマルチ画面表示装置1000の構成を示す図である。マルチ画面表示装置1000は、画面に映像を投射する投射型の映像表示装置(マルチビジョン)である。
図1に示すように、マルチ画面表示装置1000は、映像表示装置100−0,100−1,100−2,100−3を含む。映像表示装置100−0,100−1,100−2,100−3の各々は、詳細は後述するが、同一の構成を有する。以下においては、映像表示装置100−0,100−1,100−2,100−3の各々を、単に、映像表示装置100とも表記する。
映像表示装置100−0は、マルチ画面表示装置1000においてマスター装置として機能する。以下においては、映像表示装置100−0を、マスター装置ともいう。映像表示装置100−1,100−2,100−3は、マルチ画面表示装置1000においてスレーブ装置として機能する。以下においては、映像表示装置100−1,100−2,100−3の各々を、スレーブ装置ともいう。なお、マルチ画面表示装置1000に含まれるスレーブ装置の数は3に限定されず、1〜3または4以上であってもよい。すなわち、マルチ画面表示装置1000は、第1画面を有する第1映像表示装置(マスター装置)と、第2画面を有する1以上の第2映像表示装置(スレーブ装置)とを含む。
映像表示装置100−0は、通信ケーブル71を利用して、スレーブ装置としての映像表示装置100−1,100−2,100−3の各々と通信可能である。
映像表示装置100−0,100−1,100−2,100−3は、それぞれ、図2に示される画面(スクリーン)10−0,10−1,10−2,10−3を含む。
マルチ画面表示装置1000は、マルチ画面10Aを含む。図2に示すように、マルチ画面10Aは、行列状に配列された画面10−0,10−1,10−2,10−3から構成される1つの画面である。以下においては、画面10−0,10−1,10−2,10−3の各々を、単に、画面10とも表記する。画面10には、映像を構成する光が照射される。
なお、マルチ画面10Aを構成する画面の数は、4に限定されず、2、3または5以上であってもよい。すなわち、マルチ画面10Aは、第1画面(マスター装置の画面10)および1以上の第2画面(スレーブ装置の画面10)から構成される。
マルチ画面表示装置1000は、各映像表示装置100が画面10に映像を表示することにより、マルチ画面10Aに映像を表示する。
図3は、マスター装置またはスレーブ装置としての映像表示装置100の構成を示すブロック図である。なお、図3には、映像表示装置100に含まれない映像ソース装置4および外部制御装置5も示される。
図3に示すように、映像表示装置100は、画面(スクリーン)10と、投射ユニット2と、電源回路3とを含む。
投射ユニット2は、映像表示デバイス21と、投射レンズ22と、光合成装置23と、アレイ光源24R,24G,24Bと、光源制御部27とを含む。
映像表示デバイス21は、例えばDMDである。すなわち、各映像表示装置100は、1つのDMDを用いる単板方式の装置である。なお、映像表示デバイス21は、DMDに限定されず、他の映像表示デバイスであってもよい。
アレイ光源24Rは、赤色光を出射する赤光源である。アレイ光源24Gは、緑色光を出射する緑光源である。アレイ光源24Bは、青色光を出射する青光源である。なお、アレイ光源24R,24G,24Bから構成されるアレイ光源は、赤光源、緑光源および青光源を含む。
以下においては、アレイ光源24R,24G,24Bの各々を、単に、アレイ光源24とも表記する。
以下においては、赤色、緑色および青色を、それぞれ、R、GおよびBとも表記する。また、以下においては、赤色光、緑色光および青色光を、それぞれ、R光、G光およびB光とも表記する。また、以下においては、赤色光の輝度、緑色光の輝度および青色光の輝度を、それぞれ、R輝度、G輝度およびB輝度ともいう。
図4は、アレイ光源24の構成を示す図である。
図4に示すように、アレイ光源24は、発光素子41−1,41−2,41−3,41−4,41−5,41−6を含む。発光素子41−1,41−2,41−3,41−4,41−5,41−6の各々は、LEDである。例えば、発光素子41−1は、該発光素子41−1に電流が流れることにより発光する。
なお、発光素子41−1,41−2,41−3,41−4,41−5,41−6の各々の動作特性は同一であるとする。以下においては、発光素子41−1,41−2,41−3,41−4,41−5,41−6の各々を、単に、発光素子41とも表記する。
すなわち、アレイ光源24R,24G,24Bの各々は、複数の発光素子41を含む。アレイ光源24Rに含まれる各発光素子41は、赤色光を出射する素子(以下、発光素子Rともいう)である。アレイ光源24Gに含まれる各発光素子41は、緑色光を出射する素子(以下、発光素子Gともいう)である。アレイ光源24Bに含まれる各発光素子41は、青色光を出射する素子(以下、発光素子Bともいう)である。各発光素子41は、マルチ画面10Aに映像を表示するためにマルチ画面10Aに照射するための光を出射する。
なお、各アレイ光源24に含まれる発光素子41の数は、6に限定されず、2〜5,7以上であってもよい。また、発光素子41は、LEDに限定されず、光を出射する他の素子であってもよい。
DMDとしての1つの映像表示デバイス21を用いた映像表示装置において、映像を表示するための詳細な処理は、公知な処理であるので詳細な説明は行わない。以下、簡単に説明する。
光源制御部27は、各アレイ光源24の複数の発光素子41を発光させる制御を行う。具体的には、光源制御部27は、後述のマイコン33からの指示に従って、異なるタイミング(時分割)で、赤色光、緑色光および青色光が順次出射されるように、アレイ光源24R,24G,24Bを制御する。
光合成装置23は、アレイ光源24R,24G,24Bから出射される、赤色光、緑色光および青色光を、順次、出射する。
アレイ光源24R,24G,24Bの各々が出射する光は、光合成装置23を介して、映像表示デバイス21へ照射された後、投射レンズ22を介して画面(スクリーン)10へ照射される。なお、赤色光、緑色光および青色光は、非常に短い時間間隔で画面10に、順次照射される。そのため、画面10を視るユーザは、赤色光、緑色光および青色光が合成された光が画面10に照射されているように見える。すなわち、ユーザは、画面10において、赤、緑、青が混色された色が見える。これにより、画面10に映像が表示される。
映像表示デバイス21は、映像処理回路32から受信する後述の映像信号にしたがって、照射された光を強度変調し、変調後の光を、投射レンズ22へ導く。
電源回路3は、映像入力回路31と、映像処理回路32と、マイコン33と、メモリ34と、入力端子35と、出力端子36と、外部通信端子37とを含む。
映像入力回路31は、マルチ画面表示装置1000の外部に配置された映像ソース装置4が出力する映像信号を受信する。次に、映像入力回路31は、デジタル信号へ変換した映像信号を、映像処理回路32へ出力する。
映像処理回路32は、受信した映像信号が示す画像に対し画質調整等の画像処理を行う。次に、映像処理回路32は、画像処理された映像信号を、映像表示デバイス21が処理可能なフォーマットの映像信号に変換する。そして、映像処理回路32は、マイコン33からの指示に従ったタイミングで、変換した映像信号を、映像表示デバイス21へ出力する。例えば、映像処理回路32は、映像表示デバイス21に赤色光が照射されるタイミングに、赤の成分の画像を示す当該変換した映像信号を、映像表示デバイス21へ出力する。
映像信号処理回路32は、赤色光、緑色光および青色光ごとに独立して、画面10全体の信号レベルを増減させ、マルチ画面10Aにおける各画10面間の色度、輝度を調整する機能を有する。
入力端子35および出力端子36は、通信ケーブル71を介して、他の映像表示装置100に接続される。
マイコン33は、マルチ画面表示装置1000の外部に配置された外部制御装置5により、外部通信端子37を介して、制御される。また、マイコン33は、入力端子35および出力端子36を介して、各映像表示装置100間の通信制御を行う。
また、マイコン33は、光源制御部27を介して、アレイ光源24R,24G,24Bの各々が出射する光の輝度を制御する。マイコン33は、さらに、後述の電流輝度特性、映像処理回路32の画質調整値を含む各種制御データをメモリ34に記憶させる。当該画質調整値は、RGBの輝度、色度等の調整値である。また、マイコン33は、必要に応じて、メモリ34に記憶されている、電流輝度特性、各種データ等を読み出す。
次に、アレイ光源24の構成の一例について説明する。
図4に示すように、アレイ光源24は、前述した発光素子41−1,41−2,41−3,41−4,41−5,41−6と、電源P10と、定電流回路61−1,61−2,61−3,61−4,61−5,61−6と、電圧監視部51−1,51−2,51−3,51−4,51−5,51−6とを含む。以下においては、定電流回路61−1,61−2,61−3,61−4,61−5,61−6の各々を、単に、定電流回路61とも表記する。また、以下においては、電圧監視部51−1,51−2,51−3,51−4,51−5,51−6の各々を、単に、電圧監視部51とも表記する。
発光素子41−1,41−2,41−3,41−4,41−5,41−6には、それぞれ、定電流回路61−1,61−2,61−3,61−4,61−5,61−6が電気的に接続される。すなわち、各発光素子41に対応づけて定電流回路61が設けられる。発光素子41−1,41−2,41−3,41−4,41−5,41−6の各々には、電源P10から、例えば、12Vの電圧が印加される。
6個の定電流回路61の各々は、対応する発光素子41に一定の電流を流すための回路である。
光源制御部27は、定電流回路61を制御することにより、該定電流回路61に対応する発光素子41の発光を制御する。具体的には、光源制御部27は、マイコン33からの指示にしたがい、必要に応じて、アレイ光源24の各定電流回路61が流す電流の量を変化させるよう各定電流回路61を制御する。これにより、各発光素子41には一定の電流が流れる。すなわち、光源制御部27は、各発光素子41を定電流駆動させることにより、各発光素子41を発光させ、各発光素子41の輝度制御を行う。
なお、初期調整時は、同一のアレイ光源24の各発光素子41は、同一の電流値の電流で駆動する。
なお、計測者は、あらかじめ、各映像表示装置100に対し、マルチ画面10Aに、赤色光、緑色光および青色光のいずれかのみを照射させるための操作を外部制御装置5に対し行う。なお、計測者は、光照射に利用される電流の電流値を指定するための操作も外部制御装置5に対し行う。
具体的には、各映像表示装置100に対する、計測者により操作された外部制御装置5からの制御により、各映像表示装置100の光源制御部27は、アレイ光源24R,24G,24Bのいずれかのみの各定電流回路61を制御することで当該各発光素子41に所定の電流を流す。
そして、計測者は、各発光素子41に流れる電流によりマルチ画面10Aに照射される光(例えば、赤色光)の輝度を、計測器等を使用して計測する。計測者は、計測した輝度を、アレイ光源24を構成する発光素子41の数で除算することにより、1個の発光素子41が出射する光の輝度を算出する。
なお、光の輝度の計測の際には、発光素子41が出射する光は、映像表示デバイス21等により、強度変調されないようにされている。すなわち、光の輝度の計測の際には、発光素子41が出射する光は、強度変調されずマルチ画面10Aに照射されるものとする。
計測者は、1個の発光素子41に流れる電流に対する、上記1個の発光素子41が出射する光の輝度の特性である電流輝度特性をあらかじめ算出する。すなわち、電流輝度特性は、発光素子41に流れる電流と、該発光素子41が出射する光の輝度との関係を示す特性である。
上記電流輝度特性の算出は、赤色光、緑色光および青色光の各々に対して行われる。
各映像表示装置100は、算出された赤色光、緑色光および青色光の上記電流輝度特性を、あらかじめ、メモリ34に記憶させておく。
図5は、電流輝度特性の一例を示す図である。図5(a)は、赤色光を出射する1個の発光素子Rの電流輝度特性LR1の一例を示す図である。図5(a)において、YR0とは、発光素子Rに流れる電流の電流値がIR0である場合における、当該発光素子Rが出射する光の初期輝度である。
アレイ光源24Rに含まれる6個の発光素子41が全て発光し、電流値がIR0の場合、アレイ光源24Rが出射する光の輝度は、6×YR0である。
図5(b)は、緑色光を出射する1個の発光素子41の電流輝度特性LG1の一例を示す図である。IG0とは、後述する処理において調整された後の電流の電流値である。YG0とは、発光素子Gに流れる電流の電流値がIG0である場合における、当該発光素子Gが出射する光の初期輝度である。
図5(c)は、青色光を出射する1個の発光素子41の電流輝度特性LB1の一例を示す図である。IB0とは、後述する処理において調整された後の電流の電流値である。YB0とは、発光素子Bに流れる電流の電流値がIB0である場合における、当該発光素子Bが出射する光の初期輝度である。
再び、図4を参照して、電圧監視部51−1,51−2,51−3,51−4,51−5,51−6は、それぞれ、発光素子41−1,41−2,41−3,41−4,41−5,41−6に対応づけて設けられる。
各電圧監視部51は、対応する発光素子41の出力側の電圧を随時測定し、測定した電圧を、光源制御部27を介して、マイコン33へ送信する。これにより、マイコン33は、各発光素子41の状態を随時把握している。
発光素子41は発光する色および電流量により電圧降下が異なる。例えば、発光素子Rが正常に動作している場合の電圧降下が3〜5Vの場合、電圧監視部51が検出する電圧は、7〜9Vである。
ここで、例えば、発光素子Rが正常に動作していると判定する範囲を7〜9Vと設定する。この場合、マイコン33は、電圧監視部51から、9V以上の電圧を受信した場合、当該電圧を送信した電圧監視部51に対応する発光素子41が短絡状態で故障していると判定する。また、マイコン33は、電圧監視部51から、9V以下の電圧を受信した場合、当該電圧を送信した電圧監視部51に対応する発光素子41が開放状態で故障していると判定する。
マイコン33は、光源制御部27を介して、各電圧監視部51から受信する電圧により、アレイ光源24R,24G,24Bの各々において、故障している発光素子(以下、故障発光素子ともいう)を検出する。すなわち、マイコン33は、各アレイ光源24に含まれる複数の発光素子のうち、故障発光素子が存在するか否かを判定する故障判定部である。なお、故障発光素子は、点灯不能な発光素子である。
故障発光素子が存在する場合、マルチ画面10A(画面10)に照射される光の輝度の低下および色度の変化が発生する。例えば、1個の発光素子Rが故障した場合、R輝度の低下と、RGB光の混色である白色光の色度変化が発生する。
次に、輝度の低下と色度の変化を補正するための処理(以下、輝度制御処理ともいう)について説明する。前述したように、映像表示装置100−0を、マスター装置ともいう。また、前述したように、映像表示装置100−1,100−2,100−3の各々を、スレーブ装置ともいう。
図6は、輝度制御処理のフローチャートである。
図6において、ステップS110〜S142の処理は、マスター装置が行う処理である。ステップS210〜S242の処理は、スレーブ装置が行う処理である。以下の処理において、光源制御部27は、マイコン33からの指示に従って処理を行う。
例えば、マルチ画面表示装置1000の電源がオンになると、マスター装置および各スレーブ装置の各々において、初期設定としての初期輝度色度調整処理が行われる(S110、S210)。初期輝度色度調整処理は、マルチ画面10Aに映像を表示するためにマルチ画面10Aに照射される光の輝度および色度をマルチ画面10A全体にわたって均一化するための初期処理である。
初期輝度色度調整処理では、光源制御部27は、光の調整を行う。具体的には、光源制御部27は、マルチ画面10Aに照射される光の輝度および色度が、マルチ画面10A全体にわたって均一になるように、各定電流回路61を用いて、各アレイ光源24の各発光素子41に流れる電流の量を調整する。そして、マイコン33は、調整された電流の電流値IR0,IG0,IB0を、メモリ34に記憶させる。
次に、マイコン33が、故障発光素子が存在するか否かを判定する(S120、S220)。
故障発光素子が存在しない場合(S120,S220でNO)、マスター装置では処理はステップS130に移行し、スレーブ装置では処理はステップS230に移行する。一方、故障発光素子が存在する場合(S120,S220でYES)、マスター装置では処理はステップS121に移行し、スレーブ装置では処理はステップS221に移行する。
輝度補正処理(S121,S221)では、光源制御部27は、電流輝度特性を用いて、光補正処理を行う。光補正処理は、故障発光素子を含むアレイ光源24が出射する光の輝度を、故障発光素子が故障する前のアレイ光源24が出射する光の輝度に近づくように、アレイ光源24に含まれる複数の発光素子のうち故障発光素子を除いた発光素子を制御する処理である。
具体的には、マイコン33が、メモリ34に記憶されている、赤色光、緑色光および青色光の電流輝度特性および調整された電流値IR0,IG0,IB0のうち必要な情報を用いて、故障していない発光素子41に流れる電流を制御するための補正電流値を算出する。そして、光源制御部27は、マイコン33からの指示により、故障してなく、正常に点灯している発光素子41に流れる電流の量を、必要な定電流回路61を制御することにより変化させ、輝度の補正を行う。
以下においては、故障発光素子を含まないアレイ光源24が出射する光の輝度に対する、故障発光素子を含むアレイ光源24が前述の光補正処理に従わず出射する光の輝度の割合を、補正前輝度低下率ともいう。
ここで、例えば、映像表示装置100−0(マスター装置)のアレイ光源24R内の1個の発光素子R(発光素子41)が故障したとする(以下、状況Aともいう)。すなわち、アレイ光源24Rには、1個の故障発光素子が存在するとする。この場合、1個の故障発光素子を含むアレイ光源24Rが出射する光の輝度は、故障発光素子が存在しないアレイ光源24Rが出射する光の輝度の5/6になる。すなわち、補正前輝度低下率は、5/6である。
また、この場合、マイコン33は、正常な5個の発光素子Rに流れる電流を増加させることで輝度の増加を行う。
上記状況Aにおける輝度補正処理では、マイコン33が、電流輝度特性LR1と、調整された電流値IR0とから、補正電流値を算出する。具体的には、マイコン33は、図5(a)の電流輝度特性LR1において、電流値IR0に、上記5/6の逆数である6/5を乗算した補正電流値IR1を算出する。そして、光源制御部27は、マイコン33からの指示に従い、正常な5個の発光素子Rに流れる電流の電流値を、補正電流値IR1となるよう、当該正常な各発光素子Rに対応する定電流回路61を制御する。
これにより、正常な5個の発光素子Rの各々が出射する光の輝度は、YR0の6/5倍となる。すなわち、アレイ光源24Rが出射する光の輝度は、故障発光素子が発生する前とほぼ同じになる。
なお、定電流回路61が流すことができる電流の最大値(以下、最大電流値ともいう)はあらかじめ決まっている。そのため、定電流回路61の最大電流値によっては、故障発光素子を含むアレイ光源24が出射する光の輝度を、故障発光素子が存在しないアレイ光源24が出射する光の輝度とほぼ同等にすることができない場合がある。
例えば、6個の発光素子Rのうち、1個の発光素子Rが故障したとする。この場合、アレイ光源24Rが出射する光の輝度は、当該故障が発生する前の輝度の5/6になる。ここで、定電流回路61の最大電流値がIRmaxであり、正常な5個の発光素子Rに流れる電流の電流値を、前述の光補正処理によりIRmaxに制御したとする。
この場合、図5(d)に示すように、最大電流値IRmaxに対応するR輝度は、YR0×(11/10)である。すなわち、正常な各発光素子RのR輝度は、YR0×(11/10)である。そのため、アレイ光源24Rが光補正処理に従って出射する光の輝度は、YR0×(11/10)×5/6=11/12より、故障が発生する前の輝度に戻らない。
このような場合、輝度補正処理では、発光素子Gが出射する光の輝度がYG0×(11/12)となる補正電流値IG1、発光素子Bが出射する光の輝度がYB0×(11/12)となる補正電流値IB1を算出する。
そして、輝度補正処理において、光源制御部27は、アレイ光源24Gの正常な各発光素子Gに流れる電流の電流値を、補正電流値IG1となるよう、当該正常な各発光素子Gに対応する定電流回路61を制御する。また、光源制御部27は、アレイ光源24Bの正常な各発光素子Bに流れる電流の電流値を、補正電流値IB1となるよう、当該正常な各発光素子Bに対応する定電流回路61を制御する。すなわち、正常な発光素子に流す電流量が減少される。
これにより、RGB光が混色された白色の輝度は、発光素子が故障する前の輝度の11/12に減少する。しかしながら、故障前と同じように、R輝度、G輝度、B輝度のバランスを保持することで、当該白色の色度は故障前と同じ色度となる。この場合、後述の輝度低下率算出処理で算出される輝度低下率pnは11/12である。
以上のように、最大電流値を用いた電流制限により輝度が低下した場合、マルチ画面10A全体の輝度の目標値を再設定する。そのため、発光素子が故障しても、マルチ画面10Aにおける各画像間で、色度の均一性を保つことができる。すなわち、発光素子が故障し、電流制限により、RGBの輝度値を、故障前の値に戻せない場合でも、マルチ画面10Aにおける色度特性を故障前と同じ状態に保つことができる。
マスター装置およびスレーブ装置では、輝度補正処理の後、輝度低下率を算出する輝度低下率算出処理(S122,S222)が行われる。輝度低下率算出処理では、マイコン33が、まず、電流輝度特性に基づいて補正輝度を算出する。
補正輝度とは、輝度補正処理が行われることにより、アレイ光源24が出射する光の輝度である。補正輝度は、算出された補正電流値に対応する、電流輝度特性が示す輝度である。例えば、算出された補正電流値がIR1である場合、図5(a)の電流輝度特性LR1より、補正輝度は、YR0×(6/5)である。
そして、マイコン33は、補正輝度に、(補正前輝度低下率/初期輝度)を乗算した値を、輝度低下率pnとして算出する。
輝度低下率pnは、マルチ画面10Aに照射される光の輝度をマルチ画面10A全体にわたって均一化するための補正情報である。なお、輝度補正処理における光補正処理が行われた場合、当該補正情報(輝度低下率pn)は、光補正処理に関する情報である。
具体的には、輝度低下率は、故障発光素子を含まないアレイ光源24が出射する光の輝度に対する、故障発光素子を含むアレイ光源24が前述の光補正処理に従って出射する光の輝度の割合である。
ここで、例えば、初期輝度がYR0であり、補正輝度が、YR0×(6/5)であり、補正前輝度低下率が、5/6であるとする。この場合、輝度低下率算出処理により算出される輝度低下率pnは、YR0×(6/5)×5/6/YR0より、1である。
スレーブ装置では、輝度低下率算出処理の後、マイコン33は、算出した輝度低下率pnを、マスター装置へ送信する(S223)。すなわち、スレーブ装置は、輝度補正処理における光補正処理を行った場合、該光補正処理に関する補正情報をマスター装置へ送信する。
これにより、マスター装置は、補正情報としての輝度低下率pnを受信する。
すなわち、マスター装置は、スレーブ装置のマイコン33(故障判定部)が故障発光素子が存在すると判定した場合、輝度低下率pn(補正情報)をスレーブ装置から取得する。言い換えれば、マスター装置は、スレーブ装置のマイコン33(故障判定部)が故障発光素子が存在すると判定した場合、算出された輝度低下率を補正情報として、スレーブ装置から取得する。
なお、マスター装置のアレイ光源24内の発光素子41が故障した場合は、マスター装置内で故障発光素子を検出できる。そのため、故障発光素子が存在しないスレーブ装置は、マスター装置へ輝度低下率pnを送信しない。マスター装置は、輝度低下率pnを受信しない場合、スレーブ装置の発光素子41が故障していないと判定し、スレーブ装置の輝度低下率pn=1として、後述の補正係数Pを算出する(S131)。補正係数Pは、前記マルチ画面に照射される光の輝度を前記マルチ画面全体にわたって均一化するための補正指示に相当する。
マスター装置は、輝度低下率pn(補正情報)を受信した場合、取得した輝度低下率pn(補正情報)に基づいて、補正係数Pを算出する(S131)。ここで、補正係数Pとは、マルチ画面10Aに照射される光の輝度をマルチ画面全体10Aにわたって均一化するための係数である。補正係数Pは、以下の式1により算出される。
P=(マスター装置の輝度低下率pn)×(スレーブ装置の輝度低下率pn)…(式1)
マスター装置の輝度低下率pn=11/12であり、スレーブ装置の輝度低下率pn=1の場合、補正係数Pは、式1により、P=11/12となる。
マスター装置の輝度低下率pn=11/12であり、スレーブ装置の輝度低下率pn=1の場合、補正係数Pは、式1により、P=11/12となる。
式1より、ステップS131では、ステップS121が行われた場合、または、ステップS223が行われた場合、マスター装置は、補正指示(補正係数P)を作成する。すなわち、マスター装置は、マスター装置が光補正処理を行った場合またはスレーブ装置から補正情報を受信した場合、マスター装置が行った光補正処理に関する補正情報、および、受信した補正情報の少なくとも一方に基づいて、補正指示(補正係数P)を作成する。
マスター装置は、算出した補正係数Pを、スレーブ装置へ送信する(S132)。これにより、スレーブ装置は、マスター装置から送信された補正係数Pを受信する(S230でYES)。マスター装置が送信する補正係数Pは、マルチ画面10Aに照射される光の輝度をマルチ画面10A全体にわたって均一化するように、スレーブ装置を制御するための補正指示に相当する。
すなわち、マスター装置は、補正係数Pをスレーブ装置へ送信することにより、マスター装置は、マルチ画面10Aに照射される光の輝度をマルチ画面10A全体にわたって均一化するように、スレーブ装置を制御する。
マスター装置およびスレーブ装置では、マイコン33が、補正係数Pと輝度低下率pnとの比であるP/pn=1であるか否かを判定する(S140、S240)。P/pn=1でない場合は、マルチ画面10Aに照射される光の輝度がマルチ画面10A全体にわたって均一化されていない場合である。
P/pn=1であると判定された場合(S140、S240でYES)、輝度を変更する必要がない。そのため、光源制御部27により制御される、発光素子41に流れる電流の量は変更されない。この場合、マスター装置では、処理はS120に移行し、スレーブ装置では、処理はS220に移行する。
一方、P/pn=1でない場合(すなわち、P/pn<1)と判定された場合(S140、S240でNO)、マスター装置およびスレーブ装置において、輝度補正処理Aが行われる(S141、S241)。
輝度補正処理Aでは、光源制御部27により、アレイ光源24R,24G,24Bの各々における発光素子41に流れる電流を変更することにより、マルチ画面10Aに照射される光の輝度をマルチ画面全体10Aにわたって均一化するための処理が行われる。少し具体的には、輝度補正処理Aでは、マスター装置およびスレーブ装置の各々は、マルチ画面10Aに照射される光の輝度がマルチ画面10A全体にわたって均一化されていない場合、補正指示(補正係数P)にしたがって、マルチ画面10Aに照射される光の輝度をマルチ画面10A全体にわたって均一化する処理を行う。
より具体的には、輝度補正処理Aでは、マスター装置およびスレーブ装置の各々の光源制御部27は、補正係数Pに基づいて、マルチ画面10Aに照射される光の輝度をマルチ画面10A全体にわたって均一化するように、アレイ光源24を制御する。
さらに具体的には、光源制御部27は、メモリ34に記憶されている、赤色光、緑色光および青色光の電流輝度特性および調整された電流値IR0,IG0,IB0を用いて、アレイ光源24R,24G,24Bの各々における各発光素子41に流れる電流を変更する。
より詳細には、光源制御部27は、アレイ光源24R内の発光素子41に流れる電流の電流値が、IR0のP/pn倍になるように、アレイ光源24R内の各定電流回路61を制御する。ここで、P=11/12、輝度低下率pn=1である場合、発光素子41に流れる電流の電流値が、IR0の11/12倍になるように制御される。
なお、光源制御部27は、アレイ光源24G,アレイ光源24Bに対しても、アレイ光源24Rに対する上記の制御と同様な制御を行う。
ここで、例えば、マスター装置が処理する補正係数Pおよび輝度低下率pnは、補正係数P=11/12、輝度低下率pn=11/12であるとする。この場合、P/pn=1であるため、マスター装置において、輝度補正処理Aは行われない。
また、例えば、スレーブ装置が処理する補正係数Pおよび輝度低下率pnは、補正係数P=11/12、輝度低下率pn=1であるとする。この場合、P/pn<1より、スレーブ装置では、輝度補正処理Aが行われる。
輝度補正処理Aの処理の後、マイコン33は、輝度低下率pnの値を、最新の補正係数Pの値に設定する(S142、S242)。ここで、P=11/12である場合、輝度低下率pnは、11/12に設定される。その後、マスター装置では、処理はS120に移行する。スレーブ装置では、処理はS220に移行する。
ここで、一例として、スレーブ装置およびマスター装置の両方に故障発光素子が存在するとする。この場合、スレーブ装置において、前述のステップS221、S222,S223の処理が行われる。ここで、ステップS223で送信された、スレーブ装置の輝度低下率pnは、11/12であるとする。
また、マスター装置において、前述のステップS120,S121,S122,S131,S132の処理が行われる。ここで、ステップS122により算出されたマスター装置の輝度低下率pnは、一例として、4/6であるとする。ステップS131により算出された補正係数Pは、11/18であるとする。そして、ステップS132により、マスター装置が、補正係数Pを、スレーブ装置へ送信する。この場合、マスター装置において、さらに、ステップS140,S141,S142の処理が行われる。
また、スレーブ装置において、さらに、前述のステップS230、S240,S241,S242が行われる。
以上の処理が行われることにより、マスター装置は、スレーブ装置の故障判定部が故障発光素子が存在すると判定した場合、マルチ画面10Aに照射される光の輝度をマルチ画面10A全体にわたって均一化するための補正情報(輝度低下率pn)をスレーブ装置から取得する。また、マスター装置のマイコン33(故障判定部)が故障発光素子が存在すると判定した場合、マスター装置の光源制御部27は、スレーブ装置から受信した補正情報(輝度低下率pn)にしたがって、マルチ画面10Aに照射される光の輝度をマルチ画面10A全体にわたって均一化するように、マスター装置のアレイ光源24を制御する。また、マスター装置は、マルチ画面10Aに照射される光の輝度をマルチ画面10A全体にわたって均一化するように、スレーブ装置を制御する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、上記輝度制御処理が行われることにより、アレイ光源24R,24G,24Bのうち少なくとも1つにおいて、発光素子が故障しても、R,G,Bの輝度の変化の度合いを小さくすることができる。すなわち、複数の発光素子を含むアレイ光源において、発光素子が故障してもアレイ光源が出射する光の輝度の変化を低減することができる。
また、マスター装置およびスレーブ装置の各々は、マルチ画面10Aに照射される光の輝度がマルチ画面10A全体にわたって均一化されていない場合、マルチ画面10Aに照射される光の輝度をマルチ画面10A全体にわたって均一化する処理を行う。
これにより、マルチ画面10Aにおける各画面間の輝度の均一性を確保することが可能なマルチ画面表示装置を提供することができる。
また、上記構成により、赤、緑、青が混色された色の色度を一定に保つことができる。すなわち、一部の発光素子41が故障してもマルチ画面10A全体の輝度色度特性を保つことができる。言い換えれば、発光素子が故障し、点灯不能になった場合でも、マルチ画面10Aにおける各画面10間の色度、輝度の均一性を確保することができる。
また、マルチ画面10Aにおける各画面間において輝度差が発生した場合も、マスター装置が補正係数を算出し、その補正係数によって、マスター装置および各スレーブ装置が、輝度補正処理Aを行うことにより、マルチ画面10Aにおける輝度の均一性を保つことができる。
(その他の変形例)
以上、本発明に係るマルチ画面表示装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これら実施の形態に限定されるものではない。本発明の主旨を逸脱しない範囲内で、当業者が思いつく変形を本実施の形態に施したものも、本発明に含まれる。つまり、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
以上、本発明に係るマルチ画面表示装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これら実施の形態に限定されるものではない。本発明の主旨を逸脱しない範囲内で、当業者が思いつく変形を本実施の形態に施したものも、本発明に含まれる。つまり、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
例えば、マルチ画面表示装置1000は、4つの映像表示装置100で構成したが、2つ以上の映像表示装置100で構成してもよい。
また、マルチ画面10Aは、複数のスクリーンで構成された画面に限定されず、例えば、ブラウン管の画面を複数組み合わせたマルチ画面であってもよい。
また、S121、S221の輝度補正処理では故障した発光素子によって低下した輝度を補正するために、光源制御部27が、発光素子に流れる電流を増加させる処理を行っていたがこれに限定されない。例えば、発光素子が故障した場合は輝度低下率のみを算出し、例えば、発光素子Rが故障した場合は、輝度低下率にしたがい、発光素子G,Bに流れる電流を減少させて、RGBの色度バランスのみが一定に保たれるように制御してもよい。
この場合、マルチ画面表示装置1000のマルチ画面10A全体の輝度が、故障した発光素子の数にしたがって低下する。しかしながら、色度のバランスは均一に保つことができ、故障が発生したアレイ光源24に対して電流値を増加させないので、電流増加に伴う発光素子の温度上昇及び寿命の低下がない。
また、マルチ画面表示装置における、ある映像表示装置100において複数個の発光素子が故障した場合、当該映像表示装置100の輝度低下率に、マルチ画面10A全体の輝度を合わせると、マルチ画面10A全体の輝度が大幅に低下し、使用に耐えなくなる可能性がある。
この場合、例えば、アレイ光源24Rの6個の発光素子41のうち4個の発光素子41が故障した場合、輝度低下率を新たに算出しないように制御する。これにより、故障発光素子を有さない映像表示装置100間では輝度が大幅に低下することなく使用することができる。
また、複数の発光素子の故障により、輝度低下率を算出しなくなった映像表示装置100は画面上のオンスクリーン表示や外部制御装置のアラーム等を発行することで、修理、光源交換等の必要性を報知するようにしてもよい。
また、上記実施の形態に係る映像表示装置100は、R,G,Bの3原色のアレイ光源24R,24G,24Bを使用しているが、3原色以上のアレイ光源を用いて構成してもよい。
また、上記実施の形態に係る映像表示装置100では、3つのアレイ光源を用いる構成としたがこれに限定されない。映像表示装置100は、例えば、1つのアレイ光源と、カラーホイールとを使用してR,G,B等の光を発生する構成としてもよい。
また、映像表示装置100は、図3に示される全ての構成要素を含まなくてもよい。すなわち、映像表示装置100は、本発明の効果を実現できる最小限の構成要素のみを含めばよい。例えば、映像表示装置100は、画面10、アレイ光源24、光源制御部27および故障判定部(マイコン33)のみを含む構成であってもよい。
また、本発明は、映像表示装置100が備える特徴的な構成部の動作をステップとする輝度制御方法として実現してもよい。また、本発明は、そのような輝度制御方法に含まれる各ステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現してもよい。また、本発明は、そのようなプログラムを格納するコンピュータ読み取り可能な記録媒体として実現されてもよい。また、当該プログラムは、インターネット等の伝送媒体を介して配信されてもよい。
上記実施の形態で用いた全ての数値は、本発明を具体的に説明するための一例の数値である。すなわち、本発明は、上記実施の形態で用いた各数値に制限されない。
また、本発明に係る輝度制御方法は、図6の輝度制御処理に相当する。本発明に係る輝度制御方法は、図6における、対応する全てのステップを必ずしも含む必要はない。すなわち、本発明に係る輝度制御方法は、本発明の効果を実現できる最小限のステップのみを含めばよい。例えば、本発明に係る輝度制御方法は、ステップS110,S210を含まない方法であってもよい。
また、輝度制御方法における各ステップの実行される順序は、本発明を具体的に説明するための一例であり、上記以外の順序であってもよい。また、輝度制御方法におけるステップの一部と、他のステップとは、互いに独立して並列に実行されてもよい。
なお、映像表示装置100の各構成要素の一部は典型的には集積回路であるLSI(Large Scale Integration)として実現されてもよい。例えば、映像入力回路31、映像処理回路32およびマイコン33は、集積回路として実現されてもよい。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
本発明は、マルチ画面における各画面間の輝度の均一性を確保することが可能なマルチ画面表示装置として、利用することができる。
24,24R,24G,24B アレイ光源、27 光源制御部、33 マイコン、41,41−1,41−2,41−3,41−4,41−5,41−6 発光素子、61,61−1,61−2,61−3,61−4,61−5,61−6 定電流回路、100,100−0,100−1,100−2,100−3 映像表示装置、1000 マルチ画面表示装置。
Claims (7)
- 第1画面を有する、マスター装置である第1映像表示装置と、第2画面を有する1以上の、スレーブ装置である第2映像表示装置とを含み、かつ、前記第1画面および1以上の前記第2画面から構成されるマルチ画面に映像を表示するマルチ画面表示装置であって、
前記第1映像表示装置および前記1以上の第2映像表示装置の各々は、
前記マルチ画面に映像を表示するために前記マルチ画面に照射するための光を出射する複数の発光素子を含むアレイ光源と、
前記複数の発光素子を発光させる制御を行う光源制御部と、
前記複数の発光素子のうち、故障している発光素子である故障発光素子が存在するか否かを判定する故障判定部と、を備え、
前記光源制御部は、さらに、前記故障発光素子が存在する場合、該故障発光素子を含む前記アレイ光源が出射する光の輝度を、前記故障発光素子が故障する前の前記アレイ光源が出射する光の輝度に近づくように、前記複数の発光素子のうち前記故障発光素子を除いた発光素子を制御するための光補正処理を行い、
前記第2映像表示装置は、前記光補正処理を行った場合、該光補正処理に関する補正情報を前記第1映像表示装置へ送信し、
前記第1映像表示装置は、前記第1映像表示装置が前記光補正処理を行った場合または前記第2映像表示装置から前記補正情報を受信した場合、前記第1映像表示装置が行った前記光補正処理に関する補正情報、および、受信した前記補正情報の少なくとも一方に基づいて、前記マルチ画面に照射される光の輝度を前記マルチ画面全体にわたって均一化するための補正指示を作成し、
前記第1映像表示装置および前記第2映像表示装置の各々は、前記マルチ画面に照射される光の輝度が前記マルチ画面全体にわたって均一化されていない場合、前記補正指示にしたがって、前記マルチ画面に照射される光の輝度を前記マルチ画面全体にわたって均一化する処理を行う
マルチ画面表示装置。 - 前記発光素子は、該発光素子に電流が流れることにより発光し、
前記第1映像表示装置および前記第2映像表示装置の各々の前記光源制御部は、前記発光素子に流れる電流と、該発光素子が出射する光の輝度との関係を示す特性である電流輝度特性を用いて前記光補正処理を行い、
前記第1映像表示装置および前記第2映像表示装置の各々は、前記故障発光素子を含まない前記アレイ光源が出射する光の輝度に対する、前記故障発光素子を含む前記アレイ光源が前記光補正処理に従って出射する光の輝度の割合である輝度低下率を算出する
請求項1に記載のマルチ画面表示装置。 - 前記第1映像表示装置は、前記第2映像表示装置の前記故障判定部が前記故障発光素子が存在すると判定した場合、算出された前記輝度低下率を前記補正情報として、前記第2映像表示装置から取得する
請求項2に記載のマルチ画面表示装置。 - 前記第1映像表示装置および前記1以上の第2映像表示装置の各々は、さらに、
各前記発光素子に対応づけて設けられる定電流回路を備え、
前記光源制御部は、前記定電流回路を制御することにより、該定電流回路に対応する発光素子の発光を制御する
請求項1〜3のいずれか1項に記載のマルチ画面表示装置。 - 前記アレイ光源は、赤色光を出射する赤光源、緑色光を出射する緑光源および青色光を出射する青光源を含む
請求項1〜4のいずれか1項に記載のマルチ画面表示装置。 - 前記発光素子は、LED(Light Emitting Diode)である
請求項1〜5のいずれか1項に記載のマルチ画面表示装置。 - 第1画面を有する、マスター装置である第1映像表示装置と、第2画面を有する1以上の、スレーブ装置である第2映像表示装置とを含み、かつ、前記第1画面および1以上の前記第2画面から構成されるマルチ画面に映像を表示するマルチ画面表示装置が行う輝度制御方法であって、
前記第1映像表示装置および前記1以上の第2映像表示装置の各々は、
前記マルチ画面に映像を表示するために前記マルチ画面に照射するための光を出射する複数の発光素子を含むアレイ光源と、
前記複数の発光素子を発光させる制御を行う光源制御部と、を備え、
前記輝度制御方法は、
前記複数の発光素子のうち、故障している発光素子である故障発光素子が存在するか否かを判定するステップと、
前記光源制御部が、前記故障発光素子が存在する場合、該故障発光素子を含む前記アレイ光源が出射する光の輝度を、前記故障発光素子が故障する前の前記アレイ光源が出射する光の輝度に近づくように、前記複数の発光素子のうち前記故障発光素子を除いた発光素子を制御するための光補正処理を行うステップと、
前記第2映像表示装置が、前記光補正処理を行った場合、該光補正処理に関する補正情報を前記第1映像表示装置へ送信するステップと、
前記第1映像表示装置が、前記第1映像表示装置が前記光補正処理を行った場合または前記第2映像表示装置から前記補正情報を受信した場合、前記第1映像表示装置が行った前記光補正処理に関する補正情報、および、受信した前記補正情報の少なくとも一方に基づいて、前記マルチ画面に照射される光の輝度を前記マルチ画面全体にわたって均一化するための補正指示を作成するステップと、
前記第1映像表示装置および前記第2映像表示装置の各々が、前記マルチ画面に照射される光の輝度が前記マルチ画面全体にわたって均一化されていない場合、前記補正指示にしたがって、前記マルチ画面に照射される光の輝度を前記マルチ画面全体にわたって均一化する処理を行うステップと、を含む
輝度制御方法。
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