JP2013160735A - 車両走行道路特定装置および車両走行道路特定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の車線を有する道路において、簡易な構成で、車両の走行道路を精度よく特定することができる車両走行道路特定装置および車両走行道路特定方法を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、道路の線形をノードとリンクで示す道路線形情報により決定されるリンク位置、および、車両の位置情報により決定される車両位置に基づいて、前記リンク位置に対する当該車両位置の向きに関する位置関係を決定し、当該決定した位置関係に基づいて、車両の走行道路を特定する。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両走行道路特定装置および車両走行道路特定方法に関する。
従来、自車の位置を特定する技術が開発されている。
例えば、特許文献1では、自車位置と自車進行方向に基づいてマップマッチング候補を特定し、マップマッチング候補が複数ある場合、白線の検出結果に基づいてマップマッチング処理を行う技術が開示されている。具体的には、特許文献1に記載の技術では、マップマッチング候補が複数存在した場合、車載カメラ等の自律センサにより取得された情報に基づいて白線検出処理を実施し、白線検出処理で検出された自車の走行車線に基づき、マップマッチング候補の中から最適なものを選択している。
また、特許文献2では、自車位置と道路データのリンクとの重なり判定処理を行い、重なる場合はリンク上に自車位置を合わせこむマップマッチング処理を行って、リンクの向きと走行方向とから逆走を検出する技術が開示されている。また、特許文献3では、道路データのリンクを参照してマップマッチング処理を行い、自車位置がマッピングされる位置をリンクから所定の距離だけ走行車線側に移動させる技術が開示されている。また、特許文献4では、道路地図データに基づいて、複車線交差点において仮想リンクを車線ごとに作成し、マップマッチング処理により確定した現在位置を仮想リンク上に特定する技術が開示されている。
特開2005−345240号公報 特開2010−210435号公報 特開2005−221427号公報 特開2008−101972号公報
しかしながら、従来技術(特許文献1〜4等)では、複数の車線を有する道路において、自車位置を特定する際、車載カメラ等の自律センサや、ナビゲーション等で利用される密なノードとリンクで構成された道路データ等を必要とし、更に、マップマッチング処理に用いるリンク位置と車両位置との距離を規定する距離閾値が固定されているため、例えば以下に示すような問題点があり、改善の余地があった。
例えば、特許文献1に記載の技術では、白線を検出するための装置が必要であり、白線を検出する自律センサを搭載していない車両に関しては、上記技術を適用できないという問題点があった。これは、特許文献1に記載の技術では、白線の検出結果に基づいてマップマッチング候補を絞り込んでいるためである。
特許文献1に記載の技術では、図1に示すように、マップマッチング候補がいずれも同一道路に存在する場合は白線の検出結果に基づくマップマッチング候補の絞込みは可能である(図1の(i)参照)。これは、マッチング候補が同一道路内に存在するため、走行車線数からマッチング候補を絞ることが可能であるからである。ここで、図1の例は、右側の道路A内の3車線のうち左端の車線に対応するリンクが真値である場合を示している。しかし、特許文献1に記載の技術では、マップマッチング候補が同一道路内に存在しない場合は、上記技術ではマップマッチング候補を適切に選択できないという問題点があった(図1の(ii)参照)。これは、マッチング候補が同一道路内に存在しないため、走行車線数からマッチング候補を絞ることが不可であるからである。
また、特許文献1に記載の技術では、ナビゲーションで利用される地図データのように、道路形状を細かく表現した道路データが必要であった。つまり、特許文献1に記載の技術で必要となるデータの粒度は、上述の図1の道路Aに示すように、各車線にノードとリンクから構成される道路データが設定される程度のものである必要があった。このため、特許文献1に記載の技術では、図2に示すように、路側機から配信される道路データなど、ナビゲーションで利用される地図データよりも道路形状を粗く表現した道路データの場合、上記技術を利用できないという問題点があった。つまり、特許文献1に記載の技術は、図2に示すように、各道路にノードとリンクから構成される道路データが一本ずつしか設定されない場合は、走行車線数からマッチング候補を絞ることが不可であるため、上記技術を利用できないという問題点があった(図2の(iii)参照)。ここで、図2の例は、右側の道路A内の3車線のうち左端の車線に対応するリンクが真値である場合を示している。
更に、従来技術(特許文献1〜4等)においては、マップマッチング処理に用いるリンク位置と車両位置との距離を示す距離閾値が固定されているため、図3および図4に示すように、車両の走行道路を誤って特定してしまう状況が発生するという問題点があった。ここで、図3および図4の例では、車両1は右側の道路C内の7車線のうち最も中央線に近い右側の車線を走行しており、車両2は左側の道路Bを走行している。図3は、従来技術において距離閾値を15mに設定した場合のマップマッチング処理の結果を示している。図3に示すように、従来技術では、マップマッチング処理の結果、車両1および車両2の位置は共に、基準となる道路Cのリンク位置からの距離閾値15mを満たさないため、道路Cを走行していないと判定される。この判定結果は、道路Bを走行している車両2に関しては正しい結果となるが、道路Cを走行している車両1に関しては間違った結果となる。図4は、従来技術において距離閾値を25mに設定した場合のマップマッチング処理の結果を示している。図4に示すように、従来技術では、マップマッチング処理の結果、車両1および車両2の位置は共に、基準となる道路Cのリンク位置からの距離閾値25mを満たすため、道路Cを走行していると判定される。この判定結果は、道路Cを走行している車両1に関しては正しい結果となるが、道路Bを走行している車両2に関しては間違った結果となる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、複数の車線を有する道路において、簡易な構成で、車両の走行道路を精度よく特定することができる車両走行道路特定装置および車両走行道路特定方法を提供することを目的とする。
本発明の車両走行道路特定装置は、複数の車線を有する道路を走行する車両の走行道路を特定する車両走行道路特定装置であって、前記道路の線形をノードとリンクで示す道路線形情報により決定されるリンク位置、および、前記車両の位置情報により決定される車両位置に基づいて、前記リンク位置に対する当該車両位置の向きに関する位置関係を決定し、当該決定した位置関係に基づいて、前記車両の走行道路を特定することを特徴とする。
本発明の車両走行道路特定装置において、前記決定した位置関係に基づいて、マップマッチングに用いるリンク位置と車両位置との距離を規定する予め設定された距離閾値の値の変更有無を判定し、前記決定された前記リンク位置と前記決定された前記車両位置との距離が、前記予め設定された距離閾値以内または前記変更した距離閾値以内である場合、前記車両の走行道路を特定するマップマッチング処理を実行することが好ましい。
本発明の車両走行道路特定装置において、前記決定された車両位置が前記リンク位置に対して右側である場合、前記予め設定された距離閾値の値を変更し、前記決定された車両位置が前記リンク位置に対して左側である場合、前記予め設定された距離閾値の値を変更しないことが好ましい。
本発明の車両走行道路特定装置において、前記決定された車両位置が前記リンク位置に対して右側である場合、前記予め設定された距離閾値の値を、前記道路の車線数分の車線幅から算出される値に変更することが好ましい。
本発明の車両走行道路特定装置において、前記決定された車両位置が前記リンク位置に対して右側である場合、前記道路の車線数分の車線幅から算出される値が前記予め設定された距離閾値よりも大きいか否かを判定して、前記道路の車線数分の車線幅から算出される値が前記予め設定された距離閾値よりも大きい場合、前記予め設定された距離閾値の値を、前記道路の車線数分の車線幅から算出される値に変更し、前記道路の車線数分の車線幅から算出される値が前記予め設定された距離閾値以下である場合、前記予め設定された距離閾値の値を、前記道路の車線数分の車線幅から算出される値を変更せず、前記決定された車両位置が前記リンク位置に対して左側である場合、前記予め設定された距離閾値の値を変更しないことが好ましい。
また、本発明の車両走行道路特定方法は、複数の車線を有する道路を走行する車両の走行道路を特定する車両走行道路特定方法であって、前記道路の線形をノードとリンクで示す道路線形情報により決定されるリンク位置、および、前記車両の位置情報により決定される車両位置に基づいて、前記リンク位置に対する当該車両位置の向きに関する位置関係を決定し、当該決定した位置関係に基づいて、前記車両の走行道路を特定することを特徴とする。
本発明の車両道路特定方法において、前記決定した位置関係に基づいて、マップマッチングに用いるリンク位置と車両位置との距離を規定する予め設定された距離閾値の値の変更有無を判定し、前記決定された前記リンク位置と前記決定された前記車両位置との距離が、前記予め設定された距離閾値以内または前記変更した距離閾値以内である場合、前記車両の走行道路を特定するマップマッチング処理を実行することが好ましい。
本発明の車両走行道路特定方法は、前記決定された車両位置が前記リンク位置に対して右側である場合、前記予め設定された距離閾値の値を変更し、前記決定された車両位置が前記リンク位置に対して左側である場合、前記予め設定された距離閾値の値を変更しないことが好ましい。
本発明にかかる車両走行道路特定装置および車両走行道路特定方法は、複数の車線を有する道路において、簡易な構成で、車両の走行道路を精度よく特定することができるという効果を奏する。
図1は、従来技術の問題点の一例を示す図である。 図2は、従来技術の問題点の一例を示す図である。 図3は、従来技術の問題点の一例を示す図である。 図4は、従来技術の問題点の一例を示す図である。 図5は、本発明にかかる車両走行道路特定システムの構成の一例を示すブロック図である。 図6は、本発明にかかる車両走行道路特定装置の実施形態1における車両走行道路特定処理の一例を示すフローチャートである。 図7は、実施形態1における自車とリンクの位置関係の一例を示す図である。 図8は、実施形態1における車両走行道路特定処理の実施結果の一例を示す図である。 図9は、本発明にかかる車両走行道路特定装置の実施形態2における車両走行道路特定処理の一例を示すフローチャートである。
以下に、本発明にかかる車両走行道路特定装置および車両走行道路特定方法の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
本発明にかかる車両走行道路特定システムの構成について図5を参照しながら説明する。図5は、本発明にかかる車両走行道路特定システムの構成の一例を示すブロック図である。
図5において、符号10は車両であり、符号11はECU(電子制御ユニット)であり、符号12は交通状況に関するインフラ情報(本発明にかかる道路線形情報を含む)を受信する電波メディアアンテナ/受信機であり、符号13はGPS信号を受信するGPSアンテナ/受信機であり、符号14は車両10に搭載された各種センサに接続された伝送路から構成される車両情報網(CAN:Control Area Network)であり、符号15は画像情報を出力するディスプレイであり、符号16は音声情報を出力するスピーカであり、符号17はECU11の処理に必要な各種データを記憶する記憶部であり、符号20は車両10の交通状況に関するインフラ情報を配信する道路上に設置された電波メディア機器(すなわち、路側機)であり、符号30は車両10にGPS信号を配信するGPS(Global Positioning System:全地球測位システム)衛星である。また、図5において、符号11aは道路線形情報受信部であり、符号11bは位置情報検出部であり、符号11cは位置関係決定部であり、符号11dは距離閾値変更部1であり、符号11eは車両走行道路特定部である。
本発明にかかる車両走行道路特定システムは、車両10に搭載されたECU11(本発明にかかる車両走行道路特定装置を含む)と、道路上に設置された電波メディア機器20およびGPS衛星30とが通信を行うことで、道路の線形をノードとリンクで示す道路線形情報により決定されるリンク位置、および、車両10の位置情報により決定される車両位置に基づいて、リンク位置に対する当該車両位置の向きに関する位置関係を決定し、当該決定した位置関係に基づいて、車両10の走行道路を特定する。具体的には、本発明にかかる車両走行道路特定システムは、決定した位置関係に基づいて、マップマッチングに用いるリンク位置と車両位置との距離を規定する予め設定された距離閾値の値の変更有無を判定し、決定されたリンク位置と決定された車両位置との距離が、予め設定された距離閾値以内または変更した距離閾値以内である場合、車両10の走行道路を特定するマップマッチング処理を実行する。
ここで、図5において、ECU11は、車両10に搭載された電子制御ユニットであり、電波メディアアンテナ/受信機12、GPSアンテナ/受信機13、車両情報網14、および、記憶部17等から得られる各種データに基づいて特定された車両10の走行道路を特定する出力データを生成し、当該出力データをディスプレイ15およびスピーカ16等を介して出力する機能を有する。ここで、ECU11は、道路線形情報受信部11a、位置情報検出部11b、位置関係決定部11c、距離閾値変更部11d、および、車両走行道路特定部11eを備える。
ECU11のうち、道路線形情報受信部11aは、道路上に設置された電波メディア機器20から送信されるインフラ情報に含まれる、当該道路の線形を複数のノードおよび当該ノードを接続するリンクで示す道路線形情報を、電波メディアアンテナ/受信機12を介して受信する道路線形情報受信手段である。本実施形態において、道路線形情報受信部11aは、路車間通信により電波メディア機器20(路側機)周辺の道路線形情報を取得する。ここで、道路線形情報受信部11aは、記憶部17に記憶された地図データから道路線形情報を取得してもよい。なお、本実施形態において、道路線形情報は、上述の図2に示すように、各道路にノードとリンクから構成される線形が一本ずつ設定されるよう道路形状を粗く表現したデータであることが好ましい。
本実施形態において、道路線形情報は、道路の車線形状を示す、複数のノードおよび当該ノードを接続するリンクから構成されるネットワークデータである。道路線形情報の各ノードには、ノードの位置を示す緯度経度情報、当該ノードに接続されたリンクを特定するリンク番号、および、当該ノードに接続されたリンクの接続角度情報や、リンクの位置を示す緯度経度情報などが対応付けられている。道路線形情報の各リンクには、当該リンクが接続しているノードを特定するノード番号などが対応付けられている。ここで、道路線形情報は、対象となる道路の車線数、車線幅を示す情報を含んでいてもよい。本実施形態において、リンク位置は、道路の線形をノードとリンクで示す道路線形情報により決定される。つまり、ECU11は、道路線形情報に含まれるリンク位置を示す緯度経度情報に基づいて、リンク位置を決定する。
また、位置情報検出部11bは、GPS衛星30から送信されるGPS信号を用いて測位演算することで、車両10の位置情報を検出する位置情報検出手段である。つまり、位置情報検出部11bは、GPS衛星30から自車の車両位置として位置情報(緯度、経度、方位)を取得する。ここで、位置情報検出部11bは、所定時間ごとまたはインフラ情報を受信時に位置情報を検出してもよい。なお、位置情報検出部11bが位置情報を検出するタイミングはこれに限定されない。本実施形態において、車両位置は、GPS衛星30から取得される車両10の位置情報に基づいて決定される。つまり、ECU11は、車両10が走行中に取得された位置情報に基づいて車両位置を決定する。
また、位置関係決定部11cは、道路線形情報受信部11aにより受信した道路線形情報、および、位置情報検出部11bにより検出した位置情報に基づいて、対象のリンク位置に対する車両位置の向きに関する位置関係を決定する位置関係決定手段である。具体的には、位置関係決定部11cは、車両位置がリンク位置に対して右側または左側であるかを示すリンク位置と車両位置との位置関係を決定する。より具体的には、位置関係決定部11cは、道路線形情報および位置情報に基づいて、車両10の進行方向と類似する延在方向を持つリンクを選択して、選択したリンクの位置から当該リンクの延在方向に向かって右側または左側に車両位置があるか示す位置関係を決定する。本実施形態において、車両10の進行方向は、GPS衛星30から取得される車両10の位置情報に基づいて決定される。具体的には、ECU11は、車両10が走行中に取得された少なくとも2つの位置情報の変化に基づいて、最初に取得された位置から次に取得された位置へ向かう方向を、車両10の進行方向として決定する。
また、距離閾値変更部11dは、位置関係決定部11cにより決定したリンク位置と車両位置との位置関係に基づいて、マップマッチングに用いるリンク位置と車両位置との距離を規定する予め設定された距離閾値の値の変更有無を判定し、この変更有無の判定結果に基づいて、予め設定された距離閾値の値を変更するかまたは変更しない距離閾値変更手段である。本実施形態において、距離閾値変更部11dは、位置関係決定部11cにより決定したリンク位置と車両位置との位置関係が、車両位置がリンク位置に対して右側であることを示す場合、予め設定された距離閾値の値を変更する。具体的には、距離閾値変更部11dは、位置関係決定部11cにより決定したリンク位置と車両位置との位置関係が、車両位置がリンク位置に対して右側であることを示す場合、予め設定された距離閾値の値を、対象となる道路の車線数分の車線幅から算出される値に変更する。ここで、道路の車線数分の車線幅から算出される値は、道路線形情報受信部11aにより受信した道路線形情報に含まれる、対象となる道路の車線数と車線幅を示す情報に基づいて算出される。例えば、距離閾値変更部11dは、道路の車線数が7本であり、車線幅が3.5mの場合、24.5mの値を算出する。一方、距離閾値変更部11dは、位置関係決定部11cにより決定したリンク位置と車両位置との位置関係が、車両位置がリンク位置に対して左側であることを示す場合、予め設定された距離閾値の値を変更しない。
また、車両走行道路特定部11eは、リンク位置と車両位置との距離が、予め設定された距離閾値以内、または、距離閾値変更部11dにより変更された距離閾値以内である場合、車両10の走行道路を特定するマップマッチング処理を実行する車両走行道路特定手段である。本実施形態において、マップマッチング処理は、当該技術分野において周知の方法を用いるものとする。
また、図5において、電波メディアアンテナ/受信機12は、路車間通信により電波メディア機器20から配信される交通状況に関するインフラ情報(本発明にかかる道路線形情報を含む)を受信する通信手段である。電波メディアアンテナ/受信機12は、受信したインフラ情報をECU11に提供する。
GPSアンテナ/受信機13は、GPS衛星30から配信されるGPS信号を受信する通信手段である。GPSアンテナ/受信機13は、受信したGPS信号をECU11に提供する。
車両情報網14は、車両10に搭載された各種センサに接続された伝送路から構成される車載ネットワークである。車両情報網14は、各種センサにて検知される車両10の状態を示す車両状態情報を、ECU11に提供する。ここで、各種センサは、例えば、方位センサ、車速センサ、アクセル開度センサ、ブレーキセンサ、方向指示スイッチなどを含む。
ディスプレイ15は、ECU11により提供される情報を表示する表示手段である。例えば、ディスプレイ15は、機器メータやナビゲーションを表示するディスプレイであってもよい。スピーカ16は、ECU11の処理により提供される情報を音声出力する音声出力手段である。
記憶部17は、データを記憶するためのものであり、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、またはハードディスクなどである。記憶部17は、ナビゲーションに必要な地図データや音声データを記憶していてもよい。なお、地図データは、道路の車線形状を示す道路線形情報として、複数のノードおよび当該ノードを接続するリンクから構成されるネットワークデータを含んでいてもよい。
また、図5において、電波メディア機器20は、車両10との路車間通信により高度道路交通システム(ITS)を実現する路側機である。本実施形態において、電波メディア機器20は、複数の車線を有する道路等に設置され、交通状況に関するインフラ情報(本発明にかかる道路線形情報を含む)を車両10へ配信する。また、GPS衛星30は、所定時間ごとまたは車両10からの要求に応じて車両10にGPS信号を配信する人工衛星である。
[実施形態1]
実施形態1では、図6〜図8を参照し、上述した構成のECU11で行われる道路線形情報に基づく車両走行道路特定処理について説明する。ここで、図6は、本発明にかかる車両走行道路特定装置の実施形態1における車両走行道路特定処理の一例を示すフローチャートである。なお、本実施形態において、以下に示す処理は、繰り返し実行される。
図6に示すように、ECU11の位置情報検出部11bは、車両位置を示す情報を取得したか否かを判定する(ステップSA−1)。具体的には、位置情報検出部11bは、受信可能なGPS衛星30から送信されるGPS信号を用いて測位演算することで、車両10の位置情報を検出したか否かを判定する。
そして、ECU11の道路線形情報受信部11aは、ステップSA−1にて位置情報検出部11bの処理により車両10の位置情報が検出されたと判定された場合(ステップSA−1:Yes)、路車間通信により、対象の道路上に設置された路側機周辺の道路データを取得したか否かを判定する(ステップSA−2)。つまり、道路線形情報受信部11aは、位置情報検出部11bの処理により車両10の位置情報を検出した後、車両10が走行中の道路上に設置された電波メディア機器20から送信されるインフラ情報に含まれる、当該道路の線形を示す道路線形情報を、電波メディアアンテナ/受信機12を介して受信したか否かを判定する。一方、ECU11は、ステップSA−1にて位置情報検出部11bの処理により車両10の位置情報が検出されなかったと判定された場合(ステップSA−1:No)、その後処理を終了する。
そして、ECU11の位置関係決定部11cは、ステップSA−2にて道路線形情報受信部11aの処理により道路線形情報が受信されたと判定された場合(ステップSA−2:Yes)、ステップSA−1にて位置情報検出部11bの処理により検出された位置情報により決定される車両位置と、ステップSA−2にて道路線形情報受信部11aの処理により受信された道路線形情報により決定されるリンク位置との位置関係を決定する(ステップSA−3)。つまり、ステップSA−3において、位置関係決定部11cは、ステップSA−2にて道路線形情報受信部11aの処理により受信した道路線形情報、および、ステップSA−1にて位置情報検出部11bの処理により検出した位置情報に基づいて、図7に示すように、車両位置がリンク位置に対して右側または左側であるかを示す、リンク位置と車両位置との位置関係を決定する。図7は、実施形態1における自車とリンクの位置関係の一例を示す図である。図7では、道路上に当該道路の線形を示すノードとリンクが設定されており、リンクの延在方向に向かって右側に位置する車両と左側に位置する車両とが示されている。一方、ECU11は、ステップSA−2にて道路線形情報受信部11aの処理により道路線形情報が受信されなかったと判定された場合(ステップSA−2:No)、その後、処理を終了する。
そして、ECU11の距離閾値変更部11dは、ステップSA−3にて位置関係決定部11cの処理により決定されたリンク位置と車両位置との位置関係に基づいて、マップマッチングに用いるリンク位置と車両位置との距離を規定する予め設定された距離閾値の値の変更有無を判定する(ステップSA−4)。具体的には、ステップSA−4において、距離閾値変更部11dは、車両位置がリンク位置に対して右側であるか否かを判定する。
そして、ECU11の距離閾値変更部11dは、ステップSA−4にて車両位置がリンク位置に対して右側であると判定した場合(ステップSA−4:Yes)、予め設定された距離閾値の値を、対象となる道路の車線数分の車線幅から算出される値に変更する(ステップSA−5)。例えば、距離閾値変更部11dは、道路の車線数が7本であり車線幅が3.5mの場合は24.5mの値に、予め設定された距離閾値の値を変更する。ここで、ECU11の距離閾値変更部11dは、車線幅の情報を取得できない場合は、予め定められた3.5mを利用して、道路の車線数分の車線幅に対応する値を算出してもよい。その後、ステップSA−7の処理へ移行する。
一方、ECU11の距離閾値変更部11dは、ステップSA−4にて車両位置がリンク位置に対して左側であると判定した場合(ステップSA−4:No)、予め設定された距離閾値の値を変更しない(ステップSA−6)。その後、ステップSA−7の処理へ移行する。
そして、ECU11の車両走行道路特定部11eは、リンク位置と車両位置との距離が、予め設定された距離閾値以内、または、ステップSA−5にて距離閾値変更部11dの処理により変更された距離閾値以内である場合、車両10の走行道路を特定するマップマッチング処理を実行する(ステップSA−7)。本実施形態において、マップマッチング処理は、当該技術分野において周知の方法を用いるものとする。例えば、車両走行道路特定部11eは、ステップSA−5で変更した距離閾値、または、ステップSA−6で変更しなかった距離閾値を用いて、マッチング候補となる道路候補(すなわち、自車と道路(リンク)間の距離が距離閾値以下となる道路)を選択する。そして、車両走行道路特定部11eは、選択することで絞り込まれた道路候補の中から、自車の進行方向と類似した延在方向を持つ道路を選択し、その選択された道路を自車が走行している道路と判断する。その後、本処理を終了する。
ここで、図8を参照し、本処理の実施結果の一例について説明する。図8は、実施形態1における車両走行道路特定処理の実施結果の一例を示す図である。図8に示すように、本実施形態1に係る車両走行道路特定装置は、リンク位置に対して左側を走行している車両2に関しては、当初設定された距離閾値「15m」を利用し、リンク位置に対して右側を走行している車両1に関しては、「車線数×車線幅」で算出される距離閾値(図8において、7車線×車線幅(3.5m)=「24.5m」)を利用している。そして、本実施形態1に係る車両走行道路特定装置では、マップマッチング処理の結果、車両2は、基準となる道路Cのリンク位置からの距離閾値15mを満たさないため、道路Cを走行していないと判定される。また、車両1は、基準となる道路Cのリンク位置からの距離閾値24.5mを満たすため、道路Cを走行していると判定される。この判定結果は、道路Bを走行している車両2に関して正しい結果となり、道路Cを走行している車両1に関しても正しい結果となる。
そして、ECU11は、本車両走行道路特定処理を終了後、特定された車両10の走行道路に基づいて、車両10の運転者に対し当該走行道路に関するナビゲーションを実行するための画像情報および/または音声情報を生成する。そして、ECU11は、生成された画像情報および/または音声情報を、ディスプレイ15および/またはスピーカ16を介して出力することで、ナビゲーションを実行する。
以上説明したように、実施形態1によれば、ECU11は、複数の車線を有する道路において、道路の線形をノードとリンクで示す道路線形情報により決定されるリンク位置、および、車両10の位置情報により決定される車両位置に基づいて、リンク位置に対する当該車両位置の向きに関する位置関係を決定し、当該決定した位置関係に基づいて、車両10の走行道路を特定する。具体的には、ECU11は、決定した位置関係に基づいて、マップマッチングに用いるリンク位置と車両位置との距離を規定する予め設定された距離閾値の値の変更有無を判定し、決定されたリンク位置と決定された車両位置との距離が、予め設定された距離閾値以内または変更した距離閾値以内である場合、車両10の走行道路を特定するマップマッチング処理を実行する。ここで、実施形態1によれば、ECU11は、決定された車両位置がリンク位置に対して右側である場合、予め設定された距離閾値の値を、道路の車線数分の車線幅から算出される値に変更し、決定された車両位置がリンク位置に対して左側である場合、予め設定された距離閾値の値を変更しない。これにより、実施形態1によれば、複数の車線を有する道路において、簡易な構成(例えば、粗なノードとリンクで構成された簡素な道路データである道路線形情報とGPSのみ)で、車両10の走行道路を精度よく特定することができる。このように、実施形態1によれば、道路形状を表す道路データの構造が簡素な状態下でも、車両10の走行車線数に関係なく、車両10が走行している道路を正確に特定することができる。
〔実施形態2〕
実施形態2では、図9を参照し、実施形態2における車両走行道路特定処理について説明する。ここで、図9は、本発明にかかる車両走行道路特定装置の実施形態2における車両走行道路特定処理の一例を示すフローチャートである。
なお、実施形態2における車両走行道路特定装置は、上述の図5に示した距離閾値変更部11dが以下の機能を有する点以外は、基本的に同様である。ここで、実施形態2の距離閾値変更部11dは、決定された車両位置がリンク位置に対して右側である場合、道路の車線数分の車線幅から算出される値が予め設定された距離閾値よりも大きいか否かを判定する。そして、距離閾値変更部11dは、道路の車線数分の車線幅から算出される値が予め設定された距離閾値よりも大きい場合、予め設定された距離閾値の値を、道路の車線数分の車線幅から算出される値に変更する。一方、距離閾値変更部11dは、道路の車線数分の車線幅から算出される値が予め設定された距離閾値以下である場合、予め設定された距離閾値の値を、道路の車線数分の車線幅から算出される値を変更しない。なお、距離閾値変更部11dは、決定された車両位置がリンク位置に対して左側である場合も、予め設定された距離閾値の値を変更しない。
図9において、ステップSB−1〜SB−4の処理と、上述のステップSA−1〜SA−4の処理とは、同様であるため説明を省略する。
図9に示すように、ECU11の距離閾値変更部11dは、ステップSB−4にて車両位置がリンク位置に対して右側であると判定した場合(ステップSB−4:Yes)、道路の車線数分の車線幅から算出される値が予め設定された距離閾値よりも大きいか否かを判定する(ステップSB−5)。
そして、ECU11の距離閾値変更部11dは、ステップSB−5にて道路の車線数分の車線幅から算出される値が予め設定された距離閾値よりも大きいと判定した場合(ステップSB−5:Yes)、予め設定された距離閾値の値を、対象となる道路の車線数分の車線幅から算出される値に変更する(ステップSB−6)。その後、ステップSB−8の処理へ移行する。
一方、ECU11の距離閾値変更部11dは、ステップSB−5にて道路の車線数分の車線幅から算出される値が予め設定された距離閾値以下であると判定した場合(ステップSB−5:No)、予め設定された距離閾値の値を変更しない(ステップSB−7)。その後、ステップSB−8の処理へ移行する。
ステップSB−4の処理に戻り、ECU11の距離閾値変更部11dは、ステップSB−4にて車両位置がリンク位置に対して左側であると判定した場合(ステップSB−4:No)、ステップSB−7の処理へ移行し、予め設定された距離閾値の値を変更しない。その後、ステップSB−8の処理へ移行する。
そして、ECU11の車両走行道路特定部11eは、リンク位置と車両位置との距離が、予め設定された距離閾値以内、または、ステップSB−6にて距離閾値変更部11dの処理により変更された距離閾値以内である場合、車両10の走行道路を特定するマップマッチング処理を実行する(ステップSB−8)。その後、本処理を終了する。
そして、ECU11は、本車両走行道路特定処理を終了後、特定された車両10の走行道路に基づいて、車両10の運転者に対し当該走行道路に関するナビゲーションを実行するための画像情報および/または音声情報を生成する。そして、ECU11は、生成された画像情報および/または音声情報を、ディスプレイ15および/またはスピーカ16を介して出力することで、ナビゲーションを実行する。
以上説明したように、実施形態2によれば、ECU11は、決定された車両位置がリンク位置に対して右側である場合、道路の車線数分の車線幅から算出される値が予め設定された距離閾値よりも大きいか否かを判定して、道路の車線数分の車線幅から算出される値が予め設定された距離閾値よりも大きい場合、予め設定された距離閾値の値を、道路の車線数分の車線幅から算出される値に変更する。これにより、実施形態2によれば、以下に示すように実施形態1よりも、車両10の走行道路を精度よく特定することができる。
上述の実施形態1では、車両位置がリンク位置に対して右側である場合、車線数と車線幅の情報に基づいて距離閾値を変更していた。ただし、車線数が少ない場合や車線幅が短い場合、変更後の距離閾値が当初設定した距離閾値よりも小さくなってしまう。ここで、マップマッチング処理で利用する距離閾値は、GPS等で取得する自車の位置情報の誤差等を考慮した値となっている。そのため、距離閾値を当初設定した閾値よりも小さな値に変更した場合、GPS等の誤差等により、正確な走行道路判定が難しくなる可能性がある。これに対して、実施形態2によれば、当初設定した距離閾値よりも「車線数×車線幅」の値が大きい場合のみ距離閾値を変更するという処理を追加することで、本発明の車両走行道路特定処理の有効性を保つと同時に、ロバスト性を確保することができる。
なお、上述の実施形態1および実施形態2において、車両走行道路特定装置が、リンク位置に対して車両位置が右側に位置する場合に距離閾値を変更し、リンク位置に対して車両位置が左側に位置する場合に距離閾値を変更しない処理を行う例を説明したが、これに限定されない。例えば、車両走行道路特定装置は、リンク位置に対して車両位置が左側に位置する場合に距離閾値を変更し、リンク位置に対して車両位置が右側に位置する場合に距離閾値を変更しない処理を実行してもよい。また、距離閾値の変更の際に参照する、車線幅の値を3.5mで説明したが、これに限定されず、種々の車両環境に応じた値を用いてもよい。
以上のように、本発明にかかる車両走行道路特定装置および車両走行道路特定方法は、自動車製造産業において有用であり、特に、自車の位置を特定するための利用に適している。
10 車両
11 ECU
11a 道路線形情報受信部
11b 位置情報検出部
11c 位置関係決定部
11d 距離閾値変更部
11e 車両走行道路特定部
12 電波メディアアンテナ/受信機
13 GPSアンテナ/受信機
14 車両情報網
15 ディスプレイ
16 スピーカ
17 記憶部
20 電波メディア機器
30 GPS衛星

Claims (8)

  1. 複数の車線を有する道路を走行する車両の走行道路を特定する車両走行道路特定装置であって、
    前記道路の線形をノードとリンクで示す道路線形情報により決定されるリンク位置、および、前記車両の位置情報により決定される車両位置に基づいて、前記リンク位置に対する当該車両位置の向きに関する位置関係を決定し、当該決定した位置関係に基づいて、前記車両の走行道路を特定することを特徴とする車両走行道路特定装置。
  2. 請求項1に記載の車両走行道路特定装置において、
    前記決定した位置関係に基づいて、マップマッチングに用いるリンク位置と車両位置との距離を規定する予め設定された距離閾値の値の変更有無を判定し、前記決定された前記リンク位置と前記決定された前記車両位置との距離が、前記予め設定された距離閾値以内または前記変更した距離閾値以内である場合、前記車両の走行道路を特定するマップマッチング処理を実行することを特徴とする車両走行道路特定装置。
  3. 請求項2に記載の車両走行道路特定装置において、
    前記決定された車両位置が前記リンク位置に対して右側である場合、前記予め設定された距離閾値の値を変更し、前記決定された車両位置が前記リンク位置に対して左側である場合、前記予め設定された距離閾値の値を変更しないことを特徴とする車両走行道路特定装置。
  4. 請求項3に記載の車両走行道路特定装置において、
    前記決定された車両位置が前記リンク位置に対して右側である場合、前記予め設定された距離閾値の値を、前記道路の車線数分の車線幅から算出される値に変更することを特徴とする車両走行道路特定装置。
  5. 請求項2に記載の車両走行道路特定装置において、
    前記決定された車両位置が前記リンク位置に対して右側である場合、前記道路の車線数分の車線幅から算出される値が前記予め設定された距離閾値よりも大きいか否かを判定して、前記道路の車線数分の車線幅から算出される値が前記予め設定された距離閾値よりも大きい場合、前記予め設定された距離閾値の値を、前記道路の車線数分の車線幅から算出される値に変更し、
    前記道路の車線数分の車線幅から算出される値が前記予め設定された距離閾値以下である場合、前記予め設定された距離閾値の値を、前記道路の車線数分の車線幅から算出される値を変更せず、
    前記決定された車両位置が前記リンク位置に対して左側である場合、前記予め設定された距離閾値の値を変更しないことを特徴とする車両走行道路特定装置。
  6. 複数の車線を有する道路を走行する車両の走行道路を特定する車両走行道路特定方法であって、
    前記道路の線形をノードとリンクで示す道路線形情報により決定されるリンク位置、および、前記車両の位置情報により決定される車両位置に基づいて、前記リンク位置に対する当該車両位置の向きに関する位置関係を決定し、当該決定した位置関係に基づいて、前記車両の走行道路を特定することを特徴とする車両走行道路特定方法。
  7. 請求項6に記載の車両走行道路特定方法において、
    前記決定した位置関係に基づいて、マップマッチングに用いるリンク位置と車両位置との距離を規定する予め設定された距離閾値の値の変更有無を判定し、前記決定された前記リンク位置と前記決定された前記車両位置との距離が、前記予め設定された距離閾値以内または前記変更した距離閾値以内である場合、前記車両の走行道路を特定するマップマッチング処理を実行することを特徴とする車両走行道路特定方法。
  8. 請求項7に記載の車両走行道路特定方法において、
    前記決定された車両位置が前記リンク位置に対して右側である場合、前記予め設定された距離閾値の値を変更し、前記決定された車両位置が前記リンク位置に対して左側である場合、前記予め設定された距離閾値の値を変更しないことを特徴とする車両走行道路特定方法。
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