JP2013160476A - 無圧温水ヒータ - Google Patents

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Abstract

【課題】エネルギ効率を向上するように運転し得る無圧温水ヒータを提供する。
【解決手段】制御手段6が、熱媒水温度検出手段5にて検出される熱媒水の温度が加熱開始用設定温度以下になると加熱手段Kの加熱作動を開始し、加熱開始用設定温度よりも高い加熱停止用設定温度以上になると加熱手段Kの加熱作動を停止し、並びに、授熱用熱交換器4での授熱対象流体の加熱の開始が指令されると、授熱用循環手段3を作動させるように構成された無圧温水ヒータであって、缶体1内の下部から取り出した熱媒水を缶体1内の上部に戻す形態で逆方向循環路10を通して缶体1内の熱媒水を循環させる逆方向循環手段11が設けられ、制御手段6が、加熱手段Kを加熱作動させている状態で、熱媒水温度検出手段5の検出温度が加熱開始用設定温度と加熱停止用設定温度との間の温度に設定された逆循環開始用設定温度以上になると、逆方向循環手段11を作動させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、大気に開放された内部に熱媒水を貯留する缶体と、前記缶体内に設けられて、前記缶体内の熱媒水を加熱する加熱手段と、前記缶体内の上部から取り出した熱媒水を前記缶体内の下部に戻す形態で授熱用循環路を通して前記缶体内の熱媒水を循環させる授熱用循環手段と、前記授熱用循環路を通流する熱媒水と授熱対象流体とを熱交換して当該授熱対象流体を加熱する授熱用熱交換器と、前記缶体内の上部の熱媒水の温度を検出する熱媒水温度検出手段と、運転を制御する制御手段とを備え、前記制御手段が、前記熱媒水温度検出手段にて検出される熱媒水の温度が加熱開始用設定温度以下になると前記加熱手段の加熱作動を開始し、前記加熱開始用設定温度よりも高い加熱停止用設定温度以上になると前記加熱手段の加熱作動を停止し、並びに、前記授熱用熱交換器での授熱対象流体の加熱の開始が指令されると、前記授熱用循環手段を作動させるように構成された無圧温水ヒータに関する。
かかる無圧温水ヒータは、給湯や、暖房装置(ファンコンベクタ、床暖房装置等)等の熱源として用いられるものである。
そして、このような無圧温水ヒータは、内部が大気に開放された缶体内に熱媒水を貯留して、その缶体内の熱媒水を加熱手段により加熱するものであり、缶体は圧力容器の適用を受けないので、設置並びに取扱いが容易である。
つまり、缶体内に加熱手段が設けられ、缶体内の上部から取り出した熱媒水を缶体内の下部に戻す形態で授熱用循環路を通して缶体内の熱媒水を循環させる授熱用循環手段と、授熱用循環路を通流する熱媒水と授熱対象流体とを熱交換して当該授熱対象流体を加熱する授熱用熱交換器と、缶体内の上部の熱媒水の温度を検出する熱媒水温度検出手段と、運転を制御する制御手段とが設けられている。
そして、授熱用熱交換器に、授熱対象流体として給湯用の上水や暖房装置に循環供給する暖房用熱媒等を通流させて、その給湯用の上水や暖房用熱媒等を加熱するようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
上記特許文献1には明確に記載されていないが、制御手段は、熱媒水温度検出手段にて検出される熱媒水の温度が加熱開始用設定温度以下になると加熱手段の加熱作動を開始し、加熱開始用設定温度よりも高い加熱停止用設定温度以上になると加熱手段の加熱作動を停止するように構成されている。
特許第4444865号公報
ところで、加熱手段により加熱された高温の熱媒水は対流により缶体内の上方に流動するので、缶体内には、温度成層を形成する状態で熱媒水が貯留される。
そして、従来の無圧温水ヒータでは、缶体内においては、前述の対流により流動する熱媒水の流動形態の他に、授熱用循環手段により缶体内の上部から取り出された熱媒水が缶体内の下部に戻されることにより、熱媒水が上方に押し上げられるように流動する流動形態が現出する。
そして、従来の無圧温水ヒータでは、缶体内において現出する熱媒水の流動形態としては前述した2形態であることから、熱媒水温度検出手段の検出温度が加熱開始用設定温度以下になって加熱手段の加熱作動が開始すると、加熱手段により加熱された高温の熱媒水が対流により缶体内の上方に流動して、缶体内の上部には高温の熱媒水が溜まることになるので、缶体内上部の熱媒水の温度上昇が速い。従って、加熱手段の加熱作動が開始してから、熱媒水温度検出手段の検出温度が加熱停止用設定温度に達して加熱手段の加熱作動が停止するまでの時間(以下、加熱作動時間と記載する場合がある)が比較的短くなる。
しかも、缶体内には温度成層を形成する状態で熱媒水が貯留されることから、缶体内の下部側の熱媒水の温度が低くて、缶体内に熱媒水にて蓄えられる熱量が比較的少ないので、加熱手段の加熱作動が停止している間に授熱用循環手段が作動して、缶体内の上部から取り出された熱媒水が缶体内の下部に戻されることにより、缶体内で熱媒水が上方に押し上げられる形態で流動したときに、缶体内上部の熱媒水の温度低下が比較的速くなる。従って、熱媒水温度検出手段の検出温度が加熱停止用設定温度に達して加熱手段の加熱作動が停止してから、熱媒水温度検出手段の検出温度が加熱開始用設定温度以下になって加熱手段の加熱作動が開始するまでの時間(以下、加熱停止時間と記載する場合がある)も、比較的短くなる。
要するに、従来の無圧温水ヒータでは、加熱手段の加熱作動が開始されたり停止されたりする頻度(以下、加熱手段の発停頻度と記載する場合がある)が比較的高かった。
そして、加熱手段の加熱作動が停止すると加熱手段の温度が低下するので、再び加熱手段の加熱作動を開始する際には、そのように温度が低下した状態から加熱作動させることになる。従って、加熱手段の発停頻度が高くなるほどエネルギの消費量が多くなって、エネルギ効率が低下するので、従来では、無圧温水ヒータのエネルギ効率を向上する上で改善の余地があった。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、エネルギ効率を向上するように運転し得る無圧温水ヒータを提供することにある。
本発明の無圧温水ヒータは、大気に開放された内部に熱媒水を貯留する缶体と、前記缶体内に設けられて、前記缶体内の熱媒水を加熱する加熱手段と、前記缶体内の上部から取り出した熱媒水を前記缶体内の下部に戻す形態で授熱用循環路を通して前記缶体内の熱媒水を循環させる授熱用循環手段と、前記授熱用循環路を通流する熱媒水と授熱対象流体とを熱交換して当該授熱対象流体を加熱する授熱用熱交換器と、前記缶体内の上部の熱媒水の温度を検出する熱媒水温度検出手段と、運転を制御する制御手段とを備え、前記制御手段が、前記熱媒水温度検出手段にて検出される熱媒水の温度が加熱開始用設定温度以下になると前記加熱手段の加熱作動を開始し、前記加熱開始用設定温度よりも高い加熱停止用設定温度以上になると前記加熱手段の加熱作動を停止し、並びに、前記授熱用熱交換器での授熱対象流体の加熱の開始が指令されると、前記授熱用循環手段を作動させるように構成された無圧温水ヒータであって、
第1特徴構成は、前記缶体内の下部から取り出した熱媒水を前記缶体内の上部に戻す形態で逆方向循環路を通して前記缶体内の熱媒水を循環させる逆方向循環手段が設けられ、
前記制御手段が、前記加熱手段を加熱作動させている状態で、前記熱媒水温度検出手段の検出温度が前記加熱開始用設定温度と前記加熱停止用設定温度との間の温度に設定された逆循環開始用設定温度以上になると、前記逆方向循環手段を作動させるように構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、加熱手段が加熱作動して、その加熱手段により加熱された高温の熱媒水が対流により缶体内の上方に流動する形態で缶体の熱媒水が流動しているときに、熱媒水温度検出手段の検出温度が逆循環開始用設定温度以上になると、逆方向循環手段が作動する。すると、缶体内の下部から低温の熱媒水が取り出され、その取り出された熱媒水が缶体内の上部に戻されて、缶体内の上部の高温の熱媒水に混合されるので、缶体内の上部の熱媒水の温度が低下する又はその温度の上昇が抑制される。
つまり、逆方向循環手段が作動すると、その作動前に比べて、熱媒水温度検出手段の検出温度の上昇が緩やかになって、熱媒水温度検出手段の検出温度が加熱停止用設定温度に達するまでの時間が延びるので、加熱手段の加熱作動時間を延ばすことができる。
そして、熱媒水温度検出手段の検出温度が加熱停止用設定温度以上になると、加熱手段の加熱作動が停止するが、逆方向循環手段が作動しているときは、缶体内の下部の熱媒水が取り出されて缶体内の上部の熱媒水に混合されているので、熱媒水温度検出手段の検出温度が加熱停止用設定温度以上になるということは、缶体内の下部の熱媒水の温度も略加熱停止用設定温度以上になっていて、缶体内の下部の熱媒水が缶体内の上部の熱媒水に混合されても、缶体内の上部の熱媒水の温度が殆ど低下しない状態になっていることになる。つまり、加熱手段の加熱作動中に逆方向循環手段を作動させることにより、缶体内の極力広い範囲にわたって、熱媒水が加熱停止用設定温度以上で貯留されるようにして、缶体内に熱媒水にて蓄えられる熱量を増大することができる。
従って、加熱手段の加熱作動が停止している間に授熱用循環手段が作動して、缶体内の上部から取り出された熱媒水が缶体内の下部に戻されることにより、缶体内で熱媒水が上方に押し上げられる形態で流動するときに、缶体内の上部の熱媒水の温度低下が緩やかになるので、加熱手段の加熱停止時間も長くすることができる。
要するに、加熱手段の加熱作動時間及び加熱停止時間共に長くして、加熱手段の発停頻度を低くすることができるので、エネルギ効率を向上するように運転し得る無圧温水ヒータを提供することができるようになった。
第2特徴構成は、上記第1特徴構成に加えて、
前記逆循環開始用設定温度が、前記加熱開始用設定温度と前記加熱停止用設定温度との間における前記加熱停止用設定温度寄りの温度に設定されている点にある。
上記特徴構成によれば、逆循環開始用設定温度が、加熱開始用設定温度と加熱停止用設定温度との間における加熱停止用設定温度寄りの温度に設定されているので、逆方向循環手段が作動して、缶体内の下部から取り出された低温の熱媒水が缶体内の上部の熱媒水に混合されても、缶体内上部の熱媒水の温度が低くなり過ぎるのを回避することができる。
これにより、逆方向循環手段の作動中に、授熱用熱交換器での授熱対象流体の加熱の開始が指令されて授熱用循環手段が作動しても、授熱用循環路を通して授熱用熱交換器に供給される熱媒水の温度が低くなり過ぎるのを回避することができるので、給湯用や暖房用等の熱出力に影響するのを回避することができる。
従って、給湯用や暖房用等の熱出力に影響することなく、エネルギ効率を向上するように運転することができる。
第3特徴構成は、上記第1又は第2特徴構成に加えて、
前記加熱手段が、前記缶体内に設けられた燃焼室と、その燃焼室内にて燃料を燃焼させるバーナと、前記燃焼室内に燃焼用空気を供給する送風機と、前記燃焼室内の燃焼ガスを外部に排出する排気筒とを備えて構成され、
前記制御手段が、前記バーナの燃焼を開始することにより前記加熱手段の加熱作動を開始する前と、前記バーナの燃焼を停止することにより前記加熱手段の加熱作動を停止した後のいずれか一方、又は、両方において、パージ用設定時間の間、前記送風機を作動させるパージ処理を実行するように構成されている点にある。
即ち、加熱手段としてバーナを備えて構成する場合、バーナの燃焼開始時に、燃焼室内に燃焼ガスが多量に残留していると、バーナの燃焼を適正に行わせることができない虞がある。そこで、バーナの燃焼を開始する前及びバーナの燃焼を停止した後のいずれか一方又は両方で、パージ用設定時間の間、送風機を作動させるパージ処理を実行することにより、燃焼室内の燃焼ガスを排気筒を通して外部に排出して、バーナの燃焼開始を適切に行わせるようにしている。
一方、このようなパージ処理を実行すると、バーナの燃焼熱を保有している燃焼ガスが外部に排出されるので、エネルギ損失が増加し易く、又、燃焼室内の温度も低下し易い。
つまり、加熱手段としてバーナを備えて構成すると、バーナの高温の燃焼ガスにより缶体内の熱媒水を効率良く加熱することができるものの、バーナの燃焼を停止して次にバーナの燃焼を開始する際のエネルギ損失及びエネルギ消費量が多くなり易い。
そこで、加熱手段としてバーナを備えて構成する場合に、本発明を適用して加熱手段の発停頻度を低くすることにより、エネルギ効率を効果的に向上することができる。
無圧温水ヒータの全体構成を示すブロック図 制御動作のフローチャートを示す図 制御動作のフローチャートを示す図
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。
図1に示すように、無圧温水ヒータは、大気に開放された内部に熱媒水を貯留する缶体1と、その缶体1内に設けられて、缶体1内の熱媒水を加熱する加熱手段Kと、缶体1内の上部から取り出した熱媒水を缶体1内の下部に戻す形態で授熱用循環路2を通して缶体1内の熱媒水を循環させる授熱用循環手段としての授熱用循環ポンプ3と、授熱用循環路2を通流する熱媒水と授熱対象流体とを熱交換して当該授熱対象流体を加熱する授熱用熱交換器4と、缶体1内の上部の熱媒水の温度を検出する熱媒水温度検出手段としての熱媒水温度センサ5と、運転を制御する制御手段としての制御部6と、その制御部6に各種制御指令を指令する操作部7等を備えて構成されている。
この実施形態では、授熱用循環路2として、第1授熱用循環路2A及び第2授熱用循環路2Bの2系統が設けられ、授熱用循環ポンプ3として、第1授熱用循環路2Aを通して缶体1内の熱媒水を循環させる第1授熱用循環ポンプ3A、及び、第2授熱用循環路2Bを通して缶体1内の熱媒水を循環させる第2授熱用循環ポンプ3Bが設けられている。
又、授熱用熱交換器4としては、第1授熱用循環路2Aに介装された第1授熱用熱交換器4A、及び、第2授熱用循環路2Bに介装された第2授熱用熱交換器4Bが設けられている。
第1授熱用熱交換器4Aは、第1授熱用循環路2Aを通流する缶体1内の熱媒水と給湯路8を通流する授熱対象流体としての上水とを熱交換して上水を加熱するように構成され、この第1授熱用熱交換器4Aで加熱された上水は、給湯路8を通して給湯栓(図示省略)等の給湯先に供給される。
第2授熱用熱交換器4Bは、第2授熱用循環路2Bを通流する缶体1内の熱媒水と暖房用循環路9を通流する授熱対象流体としての暖房用熱媒とを熱交換して暖房用熱媒を加熱するように構成され、この第2授熱用熱交換器4Bで加熱された暖房用熱媒は、暖房用循環ポンプ(図示省略)により、暖房用循環路9を通してファンコンベクタ(図示省略)、床暖房(図示省略)等の暖房装置(図示省略)に循環供給される。
本発明では、缶体1内の下部から取り出した熱媒水を缶体1内の上部に戻す形態で逆方向循環路10を通して缶体1内の熱媒水を循環させる逆方向循環手段としての逆方向循環ポンプ11が設けられている。
次に、無圧温水ヒータの各部について説明を加える。
缶体1は、横断面形状が円状で且つ上部に開口部を備えた容器状である。そして、その缶体1の上部の開口部に、オーバーフロー口12mを備えた箱状の大気開放缶12が、内部が互いに連通する状態で設けられて、缶体1の内部が、大気開放缶12のオーバーフロー口12mを通して大気に開放されている。
この大気開放缶12には、缶体1内に熱媒水を補給する補給水路13が接続され、その補給水路13には、缶体1への水補給を断続する電磁弁から成る水補給断続弁14が介装されている。
又、大気開放缶12内の熱媒水の水位を検出する水位計15が設けられている。
そして、制御部6が、水位計15にて検出される水位を所定の設定範囲内に維持するように、補給水路13を通して缶体1に熱媒水を補給すべく、水補給断続弁14を開閉操作するように構成されている。
つまり、缶体1内には、大気開放された状態で熱媒水が満たされることになる。
第1授熱用循環路2A、第2授熱用循環路2Bは、夫々、上流端が缶体1内の上部に連通し且つ下流端が缶体1内の下部に連通する状態で、缶体1に取り付けられ、それら第1授熱用循環路2A、第2授熱用循環路2Bに、夫々、第1授熱用循環ポンプ3A、第2授熱用循環ポンプ3Bが各循環路2A,2Bの上流端側(缶体1内の上部)に吸い込み作用するように介装されている。
逆方向循環路10は、上流端が缶体1内の下部に連通し且つ下流端が缶体1内の上部に連通する状態で、缶体1に取り付けられ、その逆方向循環路10に、逆方向循環ポンプ11が逆方向循環路10の上流端側(缶体1内の下部)に吸い込み作用するように介装されている。
熱媒水温度センサ5は、缶体1内の上部の熱媒水の温度を検出するように設けられている。
この実施形態では、加熱手段Kが、缶体1内に設けられた燃焼室21と、その燃焼室21内にてガス燃料を燃焼させるバーナ22と、燃焼室21内に燃焼用空気を供給する送風機23と、燃焼室21内の燃焼ガスを外部に排出する排気筒24とを備えて構成されている。
バーナ22には、ガス燃料を供給する燃料供給路25が接続され、その燃料供給路25には、バーナ22へのガス燃料の供給を断続する電磁弁からなる燃料断続弁26、及び、バーナ22へのガス燃料の供給量を調整する電磁比例弁からなる燃料供給量調整弁27が設けられている。
燃焼室21は、缶体1内における下方側の部分に、第1授熱用循環路2Aや第2授熱用循環路2Bの下流端の接続部(熱媒水の吐出口)、及び、逆方向循環路10の上流端の接続部(熱媒水の吸込口)よりも上方に位置させて設けられている。
この燃焼室21の周壁を通して伝熱される燃焼熱により加熱された直後の熱媒水の温度を検出すべく、加熱温度センサ16が、燃焼室21の天井部のやや上方に位置させて設けられている。
排気筒24は、その上流端が、燃焼室21内に連通する状態で燃焼室21の天井部に接続され、缶体1内を通って下流端が缶体1から外部に突出した形態で設けられている。
バーナ22を燃焼させて加熱手段Kを加熱作動させると、対流により、加熱された高温の熱媒水が上方に流動して、缶体1内には、温度成層を形成する状態で熱媒水が貯留される。
そして、第1授熱用循環ポンプ3Aが作動すると、缶体1内上部の高温の熱媒水が取り出されて第1授熱用循環路2Aを流動し、第1授熱用熱交換器4Aにおいて上水との熱交換により温度が低下して缶体1内の下部(燃焼室21よりも下方)に戻される。
同様に、第2授熱用循環ポンプ3Bが作動すると、缶体1内上部の高温の熱媒水が取り出されて第2授熱用循環路2Bを流動し、第2授熱用熱交換器4Bにおいて暖房用熱媒との熱交換により温度が低下して缶体1内の下部(燃焼室21よりも下方)に戻される。
一方、逆方向循環ポンプ11が作動すると、缶体1内下部(燃焼室21よりも下方)の低温の熱媒水が取り出されて逆方向循環路10を通して缶体1内上部に戻されて、缶体1内上部の高温の熱媒水に混合されるので、缶体1内上部の熱媒水の温度が低下する。
次に、制御部6の制御動作について説明する。
制御部6は、熱媒水温度センサ5にて検出される熱媒水の温度Tが加熱開始用設定温度Ta以下になると加熱手段Kの加熱作動を開始し、加熱開始用設定温度Taよりも高い加熱停止用設定温度Tb以上になると加熱手段Kの加熱作動を停止し、並びに、授熱用熱交換器4での授熱対象流体の加熱の開始(即ち、熱出力)が指令されると、授熱用循環ポンプ3を作動させるように構成されている。
そして、本発明では、制御部6が、加熱手段Kを加熱作動させている状態で、熱媒水温度センサ5の検出温度Tが加熱開始用設定温度Taと加熱停止用設定温度Tbとの間の温度に設定された逆循環開始用設定温度Tc以上になると、逆方向循環ポンプ11を作動させるように構成されている。
ちなみに、この実施形態では、加熱開始用設定温度Taは、例えば80℃に、加熱停止用設定温度Tbは、例えば85℃に、逆循環開始用設定温度Tcは、例えば84℃に夫々設定されている。つまり、逆循環開始用設定温度Tcが、加熱開始用設定温度Taと加熱停止用設定温度Tbとの間における加熱停止用設定温度Tb寄りの温度に設定されていることになる。
制御部6の制御動作について、更に説明を加える。
制御部6は、熱媒水温度センサ5の検出温度Tが加熱開始用設定温度Ta以下になると、先ず、予め設定されたプレパージ用設定時間Hbの間、送風機23を作動させるプレパージ処理を実行した後、送風機23の作動を継続し且つ点火プラグ(図示省略)を作動させる状態で、燃料断続弁26及び燃料供給量調整弁27を開弁して、バーナ22の燃焼を開始することにより加熱手段Kの加熱作動を開始する。
制御部6は、バーナ22の燃焼の開始後は、加熱温度センサ16の検出温度が予め設定された加熱目標温度になるようにバーナ22の燃焼量を調整すべく、燃料供給量調整弁27の開度を調整する。ちなみに、加熱目標温度は、例えば、加熱停止用設定温度と同温度、即ち、85℃に設定されている。
制御部6は、バーナ22を燃焼させて加熱手段Kを加熱作動させている状態で、熱媒水温度センサ5の検出温度Tが逆循環開始用設定温度Tc以上になると、逆方向循環ポンプ11を作動させる。
続いて、制御部6は、バーナ22を燃焼させて加熱手段Kを加熱作動させている状態で、熱媒水温度センサ5の検出温度Tが加熱停止用設定温度Tb以上になると、燃料断続弁26及び燃料供給量調整弁27を閉弁して、バーナ22の燃焼を停止することにより加熱手段Kの加熱作動を停止すると共に、逆方向循環ポンプ11を停止させて缶体1内の熱媒水の循環を停止し、バーナ22の燃焼の停止後、予め設定されたポストパージ用設定時間Haの間は送風機23の作動を継続してポストパージ処理を実行し、ポストパージ用設定時間Haが経過すると、送風機23を停止する。ちなみに、プレパージ用設定時間Hbとポストパージ用設定時間Haとは同時間に設定され、例えば、燃焼室21の容積の数倍(例えば、5倍程度)の体積の空気を燃焼室21に通風させることが可能な時間に設定される。
つまり、この実施形態では、制御部6が、バーナ22の燃焼を開始することにより加熱手段Kの加熱作動を開始する前と、バーナ22の燃焼を停止することにより加熱手段Kの加熱作動を停止した後の両方において、パージ用設定時間の間、送風機23を作動させるパージ処理を実行するように構成されていることになる。
図示を省略するが、給湯路8には、通流する上水の流量を検出する流量センサが設けられている。そして、制御部6は、給湯栓等が開栓されること等により、この流量センサの検出流量が予め設定された設定流量以上になると、第1授熱用熱交換器4Aでの熱出力(即ち、第1授熱用熱交換器4Aでの上水の加熱の開始)が指令されたと判断するように構成されている。又、制御部6は、給湯栓等が閉栓されること等により、流量センサの検出流量が設定流量よりも小さくなると、第1授熱用熱交換器4Aでの熱出力の停止(即ち、第1授熱用熱交換器4Aでの上水の加熱の停止)が指令されたと判断するように構成されている。
そして、制御部6は、第1授熱用熱交換器4Aでの熱出力が指令されると、第1授熱用循環ポンプ3Aを作動させ、そのように第1授熱用循環ポンプ3Aを作動させている状態で、第1授熱用熱交換器4Aでの熱出力の停止が指令されると、第1授熱用循環ポンプ3Aを停止させる。
又、制御部6は、操作部7に設けられた暖房運転スイッチ(図示省略)がオンする、又は、操作部7に設けられた暖房タイマースイッチ(図示省略)がオンすると、第2授熱用熱交換器4Bでの熱出力(即ち、第2授熱用熱交換器4Bでの暖房用熱媒の加熱の開始)が指令されたと判断し、その暖房運転スイッチがオフする、又は、その暖房タイマースイッチがオフすると、第2授熱用熱交換器4Bでの熱出力の停止(即ち、第2授熱用熱交換器4Bでの暖房用熱媒の加熱の停止)が指令されたと判断するように構成されている。
そして、制御部6は、第2授熱用熱交換器4Bでの熱出力が指令されると、第2授熱用循環ポンプ3Bを作動させ、そのように第2授熱用循環ポンプ3Bを作動させている状態で、第2授熱用熱交換器4Bでの熱出力の停止が指令されると、第2授熱用循環ポンプ3Bを停止させる。
次に、図2及び図3夫々に示すタイムチャートに基づいて、熱媒水温度センサ5の検出温度の経時変化、及び、その径時変化に基づく制御部6の制御動作を説明する。尚、図2は、熱媒水温度センサ5の検出温度Tが逆循環開始用設定温度Tc以上になると逆方向循環ポンプ11を作動させる逆循環処理を実行する場合について示し、図3は、その逆循環処理を実行しない場合について示している。
図2及び図3に示すように、熱媒水温度センサ5の検出温度Tが加熱開始用設定温度Ta以下になると、先ず、プレパージ用設定時間Hbの間、プレパージ処理を実行した後、バーナ22を燃焼させて加熱手段Kの加熱作動を開始する。すると、図2及び図3に示すように、熱媒水温度センサ5の検出温度Tが上昇する。
そして、逆循環処理を実行する場合は、図2に示すように、熱媒水温度センサ5の検出温度Tが逆循環開始用設定温度Tc以上になると逆方向循環ポンプ11を作動させる。すると、缶体1内下部の低温の熱媒水が取り出されて、缶体1内上部に戻されて、缶体1内の上部の高温の熱媒水に混合されるので、図2に示すように、逆方向循環ポンプ11を作動させると、その作動前に比べて、熱媒水温度センサ5の検出温度Tの上昇が緩やかになる。
そして、図2に示すように、熱媒水温度センサ5の検出温度Tが加熱停止用設定温度Tb以上になると、バーナ22の燃焼を停止させると共に、逆方向循環ポンプ11を停止し、そのバーナ22の燃焼の停止後、ポストパージ用設定時間Haの間は、ポストパージ処理を実行する。
このように逆方向循環ポンプ11が作動しているときは、缶体1内の下部の熱媒水が取り出されて缶体1内の上部の熱媒水に混合されているので、熱媒水温度センサ5の検出温度Tが加熱停止用設定温度Tb以上になるということは、缶体1内の下部の熱媒水の温度も略加熱停止用設定温度Tb以上になっていて、缶体1内の下部の熱媒水が缶体1内の上部の熱媒水に混合されても、缶体1内の上部の熱媒水の温度が殆ど低下しない状態になっていることになる。つまり、缶体1内の略全域にわたって、熱媒水が加熱停止用設定温度Tb以上で貯留されていることになる。
一方、逆循環処理を実行しない場合は、図3に示すように、熱媒水温度センサ5の検出温度Tが加熱停止用設定温度Tb以上になると、バーナ22の燃焼を停止させ、そのバーナ22の燃焼の停止後、ポストパージ用設定時間Haの間は、ポストパージ処理を実行する。
逆方向循環ポンプ11を作動させない場合は、加熱された高温の熱媒水が対流により上方に流動し、缶体1内には、温度成層を形成する状態で熱媒水が貯留される。
従って、逆循環処理を実行する場合は、実行しない場合に比べて、熱媒水にて缶体1内に蓄えられる熱量がかなり多くなる。
図2及び図3に示すように、熱媒水温度センサ5の検出温度Tが逆循環開始用設定温度Tc以上になると逆循環処理を実行する場合は、実行しない場合に比べて、熱媒水温度センサ5の検出温度Tの上昇がかなり緩やかになる。従って、バーナ22を燃焼させることにより加熱手段Kを加熱作動させる加熱作動時間HONは、逆循環処理を実行する場合の方が実行しない場合よりもかなり長くなる。
又、熱媒水にて缶体1内に蓄えられる熱量は、逆循環処理を実行する場合の方が実行しない場合よりもかなり多くなる。従って、第1授熱用熱交換器4A及び第2授熱用熱交換器4B夫々の熱負荷を合わせた総熱負荷が、逆循環処理を実行する場合と実行しない場合とで同一とすると、バーナ22の燃焼を停止させて加熱手段Kの加熱作動を停止した後、熱媒水温度センサ5の検出温度Tが加熱開始用設定温度Taにまで低下して、再び、バーナ22を燃焼させて加熱手段Kを加熱作動させるまでの時間、即ち、加熱手段Kの加熱停止時間HOFFは、逆循環処理を実行する場合の方が実行しない場合よりもかなり長くなる。
要するに、逆循環処理を実行すると、実行しない場合に比べて、加熱作動時間HON及び加熱停止時間HOFF共にかなり長くなるので、加熱手段Hの発停頻度を低くすることができる。
〔別実施形態〕
次に別実施形態を説明する。
(イ) 熱出力用の授熱用熱交換器4を設けるための授熱用循環路2として、上記の実施形態では、第1授熱用循環路2Aと第2授熱用循環路2Bとの2系統を設けたが、授熱用循環路2の設置系統は、1系統でも良く、又、3系統以上でも良い。
(ロ) 逆循環開始用設定温度Tcの設定例は、加熱開始用設定温度Taと加熱停止用設定温度Tbとの間で適宜設定可能である。但し、缶体1内の下部から取り出された低温の熱媒水が缶体1内の上部の熱媒水に混合されても、缶体内の上部の熱媒水の温度の低下を極力抑制するようにするには、上記の実施形態のように、加熱停止用設定温度Tb寄りの温度に設定するのが好ましい。
(ハ) 上記の実施形態では、バーナ22として、ガス燃料を燃料とするガスバーナを用いたが、バーナ22としては、ガスバーナ以外に、重油を燃料とする重油バーナ等、種々のバーナ22を用いることができる。
(ニ) 上記の実施形態では、パージ処理をバーナ22の燃焼を開始する前とバーナ22の燃焼を停止した後の両方において実行するように構成したが、バーナ22の燃焼を開始する前とバーナ22の燃焼を停止した後のいずれか一方で実行するように構成しても良い。
(ニ) 加熱手段Kの具体構成は、上記の実施形態で例示した構成、即ち、バーナ22を備えた構成に限定されるものではない。
例えば、電気ヒータを備えて構成しても良い。あるいは、電気駆動式やエンジン駆動式のヒートポンプを備えて構成しても良い。あるいは、コージェネレーションシステムから発生する排熱を熱源とするように構成しても良い。
以上説明したように、エネルギ効率を向上するように運転し得る無圧温水ヒータを提供することができる。
1 缶体
2 授熱用循環路
3 授熱用循環ポンプ(授熱用循環手段)
4 授熱用熱交換器
5 熱媒水温度センサ(熱媒水温度検出手段)
6 制御部(制御手段)
10 逆方向循環路
11 逆方向循環ポンプ(逆方向循環手段)
21 燃焼室
22 バーナ
23 送風機
24 排気筒
K 加熱手段

Claims (3)

  1. 大気に開放された内部に熱媒水を貯留する缶体と、
    前記缶体内に設けられて、前記缶体内の熱媒水を加熱する加熱手段と、
    前記缶体内の上部から取り出した熱媒水を前記缶体内の下部に戻す形態で授熱用循環路を通して前記缶体内の熱媒水を循環させる授熱用循環手段と、
    前記授熱用循環路を通流する熱媒水と授熱対象流体とを熱交換して当該授熱対象流体を加熱する授熱用熱交換器と、
    前記缶体内の上部の熱媒水の温度を検出する熱媒水温度検出手段と、
    運転を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段が、前記熱媒水温度検出手段にて検出される熱媒水の温度が加熱開始用設定温度以下になると前記加熱手段の加熱作動を開始し、前記加熱開始用設定温度よりも高い加熱停止用設定温度以上になると前記加熱手段の加熱作動を停止し、並びに、前記授熱用熱交換器での授熱対象流体の加熱の開始が指令されると、前記授熱用循環手段を作動させるように構成された無圧温水ヒータであって、
    前記缶体内の下部から取り出した熱媒水を前記缶体内の上部に戻す形態で逆方向循環路を通して前記缶体内の熱媒水を循環させる逆方向循環手段が設けられ、
    前記制御手段が、前記加熱手段を加熱作動させている状態で、前記熱媒水温度検出手段の検出温度が前記加熱開始用設定温度と前記加熱停止用設定温度との間の温度に設定された逆循環開始用設定温度以上になると、前記逆方向循環手段を作動させるように構成されている無圧温水ヒータ。
  2. 前記逆循環開始用設定温度が、前記加熱開始用設定温度と前記加熱停止用設定温度との間における前記加熱停止用設定温度寄りの温度に設定されている請求項1に記載の無圧温水ヒータ。
  3. 前記加熱手段が、前記缶体内に設けられた燃焼室と、その燃焼室内にて燃料を燃焼させるバーナと、前記燃焼室内に燃焼用空気を供給する送風機と、前記燃焼室内の燃焼ガスを外部に排出する排気筒とを備えて構成され、
    前記制御手段が、前記バーナの燃焼を開始することにより前記加熱手段の加熱作動を開始する前と、前記バーナの燃焼を停止することにより前記加熱手段の加熱作動を停止した後のいずれか一方、又は、両方において、パージ用設定時間の間、前記送風機を作動させるパージ処理を実行するように構成されている請求項1又は2に記載の無圧温水ヒータ。
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