JP2013159978A - モジュール型橋梁用伸縮装置 - Google Patents

モジュール型橋梁用伸縮装置 Download PDF

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Abstract

【課題】サポートビームの水平移動と回転移動を円滑に行わせて、衝撃と騒音を低減することができるモジュール型橋梁用伸縮装置を提供する。
【解決手段】本モジュール型橋梁用伸縮装置31は、プレートビーム7の切抜孔5の上内壁面及び下内壁面に夫々防音衝撃緩衝装置33を固設するものであり、防音衝撃緩衝装置33は、一方の面が切抜孔5の上内壁面又は下内壁面に固設され、他方の面に円板状の複数の突起が形成されるベースプレートと、一方の面にベースプレートの一つの突起を挿入させる挿入穴が形成され、突起回りに回転自在の複数のゴム板状の本体ゴムと、両側面に直交する所定幅の側板が夫々固設され、一方の面と両側板で形成される一方の溝部に本体ゴムを保持し、他方の面と両側板で形成される他方の溝部にサポートビーム7の一方の面及びその近傍の両側面を滑動自在に保持する滑板とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の桁で構成される道路橋の桁間を連結するためのモジュール型橋梁用伸縮装置に関し、特に、サポートビームの水平移動と回転移動を円滑に行わせ、衝撃と騒音を低減することができるモジュール型橋梁用伸縮装置に関するものである。
複数の桁で構成される道路橋の桁間を連結するためのモジュール型橋梁用伸縮装置を本願出願人は特許文献1の如く「道路橋用伸縮装置」として既に出願しており、特許文献1について図12乃至図15を用いて説明する。
図12及び図13に示すように、特許文献1に記載される道路橋用伸縮装置1は、桁間で対峙する左右桁2,3の左桁2の桁端壁に左エンドプレートビーム4Aが添設され、右桁3の桁端壁に右エンドプレートビーム4Bが添設され、左右エンドプレートビーム4A,4B間に左右エンドプレートビーム4A,4Bと平行に適数本のセルプレートビーム4C,4C…が配設されている。
更に、道路橋用伸縮装置1は、図13に示す如く、左右エンドプレートビーム4A,4Bと適数本のセルプレートビーム4C,4C…に開穿された切抜孔5,5…を貫通して、図14に示す如く、左右エンドプレートビーム4A,4Bと適数本のセルプレートビーム4C,4C…の長手方向に直交して適数本のサポートビーム7,7…が摺動自在に配設されている。
そして、前記サポートビーム7の両端下部には、左右エンドプレートビーム4A,4Bの夫々の切抜孔5,5…からの脱落を防止すべく、左右エンドプレートビーム4A,4Bの切抜孔5,5…近傍部に係合させるため、図15に示す突設ピン6,6が夫々下方に突設して形成されている。
又、図13に示すように、道路橋用伸縮装置1は、左右エンドプレートビーム4A,4Bと適数本のセルプレートビーム4C,4C…の相互に隣接するプレートビーム(左右エンドプレートビーム4A,4B、セルプレートビーム4Cを共通してプレートビームと言う。)間のサポートビーム7の前後近傍に、隣接するプレートビームを相互に離反する方向に付勢する、3段階の反力を生起する複数本の反力3段階バネ8,8…が夫々配設されている。
そして、図12に示すように、左右エンドプレートビーム4A,4Bと適数本のセルプレートビーム4C,4C…の相互に隣接するプレートビームの上端間に夫々プレートビームの長手方向に延びて複数のシールゴム9,9…が配設され、相互に隣接するプレートビーム上端間をシールするように構成されている。
更に、前記左右エンドプレートビーム4A,4Bの切抜孔5,5…には、コンクリートや附属物の流入を防止すべく、切抜孔5,5…の桁端壁側にボックス10,10…が配設されて切抜孔5,5…の桁端壁側が包囲されている。尚、ボックス10,10…は、左右エンドプレートビーム4A,4Bに設置されたアンカーバー11に固設される。
尚、図13に於いて、12は、左右エンドプレートビーム4A,4Bの切抜孔5,5…の下端上面、又は、セルプレートビーム4Cの切抜孔5の上端下面に配設された滑板である。
又、図12に於いて、前記左右エンドプレートビーム4A,4Bと適数本のセルプレートビーム4C,4C…の相互に隣接するプレートビーム4,4…の隣接側上端位置に、シールゴム9の両端を嵌入させて係合する切欠き溝13,13がプレートビーム4,4…の長手方向に夫々形成され、一方、シールゴム9の両端には切欠き溝13,13に嵌入させるための嵌入部14,14がシールゴム9の長手方向に延びて形成されている。
そして、前記サポートビーム7は、図15に示すように、上下に位置する上下荷重支持ビーム15,16と、これらの中間に添着された変位圧リードゴム層17とから構成されている。
特開平11−200310号公報
特許文献1の道路橋用伸縮装置は、自動車の車輪が道路橋用伸縮装置を通過する際の衝撃と騒音を低減することができると共に、道路橋の桁端の橋軸方向及び橋軸直角方向への移動を行わせて、桁端の変位を吸収することができる等の利点を備えている。
然しながら、前記道路橋用伸縮装置は、左右エンドプレートビーム及びセルプレートビームの切抜孔の下端上面、又は、上端下面に配設された滑板と、サポートビームとの間で衝撃と騒音が発生する問題があった。
又、土砂や雪氷の圧迫によりシールゴムがプレートビームの切欠き溝から脱落する虞があり、その解決が望まれていた。
以上の現状に鑑み、本発明は、サポートビームの水平移動と回転移動を円滑に行わせて、衝撃と騒音を低減することができるモジュール型橋梁用伸縮装置を提供することを目的とする。
又、プレートビームからのシールゴムの脱落を防止したモジュール型橋梁用伸縮装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決すべく、本発明は以下の構成を提供する。
本発明の請求項1記載の発明は、複数の桁で構成される道路橋の桁間を連結するためのモジュール型橋梁用伸縮装置に於いて、
桁間で対峙する左右桁の左桁の桁壁に添設される左エンドプレートビームと、
右桁の桁壁に添設される右エンドプレートビームと、
前記左右エンドプレートビーム間に前記左右エンドプレートビームと平行に配設される適数本のセルプレートビームと、
前記左右エンドプレートビームと前記適数本のセルプレートビームに開穿された切抜孔を貫通して、前記左右エンドプレートビームと前記適数本のセルプレートビームの長手方向に直交して摺動自在に配設され、前記左右エンドプレートビームの夫々の切抜孔からの脱落を防止すべく、前記左右エンドプレートビームの切抜孔近傍部に係合させるため、両端下部に突設ピンが夫々形成された適数本のサポートビームと、
前記左右エンドプレートビームと前記適数本のセルプレートビームの相互に隣接するプレートビーム間の前記サポートビームの前後近傍に夫々配設され、隣接するプレートビームを相互に離反する方向に付勢する、3段階の反力を生起する複数本の反力3段階バネと、
前記左右エンドプレートビームと前記適数本のセルプレートビームの相互に隣接するプレートビームの上端間に夫々前記プレートビームの長手方向に延びて配設され、相互に隣接するプレートビーム上端間をシールする複数のシールゴムとを備え、
前記左右エンドプレートビームの切抜孔は、コンクリートや附属物の流入を防止すべく、前記切抜孔の前記桁端壁側にアンカーボルトを備えたボックスが配設されて前記切抜孔の前記桁端壁側が包囲されたモジュール型橋梁用伸縮装置であって、
一方の面が前記切抜孔の上内壁面又は下内壁面に固設され、他方の面に円板状の複数の突起が形成されるベースプレートと、一方の面に前記ベースプレートの一つの突起を挿入させる挿入穴が形成され、前記突起回りに回転自在の複数のゴム板状の本体ゴムと、両側面に直交する所定幅の側板が夫々固設され、一方の面と両側板で形成される一方の溝部に本体ゴムを保持し、他方の面と両側板で形成される他方の溝部に前記サポートビームの一方の面及びその近傍の両側面を滑動自在に保持する滑板とを備えた防音衝撃緩衝装置を前記切抜孔の上内壁面と下内壁面とに夫々前記ベースプレートの一方の面を固設して配設したことを特徴とするモジュール型橋梁用伸縮装置を提供する。
請求項2記載の発明は、前記左右エンドプレートビームと前記適数本のセルプレートビームの相互に隣接するプレートビームの隣接側上端から所定寸法下方位置に、前記シールゴムの両側端を嵌入させて係合する切欠き溝が前記プレートビームの長手方向に夫々形成され、
前記切欠き溝は、内奥部に、溝幅が広くなった係合部が形成され、
一方、前記シールゴムの両側端には前記切欠き溝に嵌入させ、前記切欠き溝の係合部に係止させるための嵌入部が前記シールゴムの長手方向に延びて形成され、
前記嵌入部は、先端部に、幅が広くなった係止部が形成され、前記係止部が前記係合部に係止するように構成され、
更に、前記嵌入部は、前記嵌入部の切欠き溝への嵌入時の露出面側に開口し、内奥部に、断面視楔型に溝幅が広くなった楔型溝部が形成された二次嵌入溝が前記シールゴムの長手方向に延びて形成され、
一方、前記楔型溝部に係止させるため、先端部に、断面視楔型に幅が広くなった楔型先端部が形成され、前記シールゴムよりも高硬度に形成された楔型ゴムが、前記二次嵌入溝の略全長に及んで嵌入自在に設けられ、
前記楔型ゴムを前記シールゴムの前記二次嵌入溝内に嵌入させると、前記楔型ゴムの楔型先端部が前記二次嵌入溝の楔型溝部内に嵌入することにより、前記シールゴムの嵌入部を前記プレートビームの切欠き溝に圧着させて前記シールゴムの嵌入部の前記切欠き溝からの脱落を防止すると共に、前記楔型ゴムの楔型先端部が、前記二次嵌入溝の楔型溝部に係止することにより、前記楔型ゴムの前記二次嵌入溝からの脱落を防止するように構成されたことを特徴とする請求項1記載のモジュール型橋梁用伸縮装置を提供する。
本発明によれば、サポートビームの水平移動と回転移動を円滑に行わせて、衝撃と騒音を低減することができる。
又、プレートビームからのシールゴムの脱落を防止したモジュール型橋梁用伸縮装置を提供することができる。
本発明の一実施例に係るモジュール型橋梁用伸縮装置の正面縦断面図である。 本発明の一実施例に係るモジュール型橋梁用伸縮装置の斜視図である。 (a)反力3段階バネの正面図である。(b)〜(c)反力3段階バネの変化を説明する正面図である。 (a)上下防音衝撃緩衝装置の正面図である。(b)防音衝撃緩衝装置の平面図である。(c)上下防音衝撃緩衝装置の側面図である。 (a)防音衝撃緩衝装置の組み立て方法を説明する正面図である。(b)防音衝撃緩衝装置の組み立て方法を説明する側面図である。 (a)下図はベースプレートの正面図であり、上図はベースプレートの平面図であり、右上図はベースプレートの斜視図であり、右下図はベースプレートの側面図である。(b)下図は本体ゴムの正面図であり、上図は本体ゴムの平面図であり、右上図は本体ゴムの斜視図であり、右下図は本体ゴムの側面図である。(c)下図は滑板の正面図であり、上図は滑板の平面図であり、右上図は滑板の斜視図であり、右下図は滑板の側面図である。 (a)橋桁通常時のモジュール型橋梁用伸縮装置の防音衝撃緩衝装置とサポートビームの状態を示す平面図である。(b)橋桁伸長時のモジュール型橋梁用伸縮装置の防音衝撃緩衝装置とサポートビームの状態を示す平面図である。(c)橋桁収縮時のモジュール型橋梁用伸縮装置の防音衝撃緩衝装置とサポートビームの状態を示す平面図である。(d)〜(e)サポートビームが回転移動する時のモジュール型橋梁用伸縮装置の防音衝撃緩衝装置とサポートビームの状態を示す平面図である。 本発明の一実施例に係るプレートビームとシールゴムの一部拡大正面縦断面図である。 本発明の一実施例に係るシールゴムと楔型ゴムの正面図である。 (a)シールゴムと楔型ゴムの分解斜視図である。(b)シールゴムに楔型ゴムを嵌入させた状態を示す斜視図である。 (a)左右エンドプレートビームの長手方向の連結例を示す斜視図である。(b)セルプレートビームの長手方向の連結例を示す斜視図である。(c)セルプレートビームの長手方向の他の連結例を示す斜視図である。 特許文献1の道路橋用伸縮装置の正面縦断面図である。 特許文献1の道路橋用伸縮装置の斜視図である。 前図12のA−A線断面図である。 (a)サポートビームの正面図である。(b)サポートビームの平面図である。(c)サポートビームの側面図である。(d)サポートビームの斜視図である。
以下、実施例を示した図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。
本発明のモジュール型橋梁用伸縮装置は、前記特許文献1の道路橋用伸縮装置(図12に於いて1)に於いて、特に、前記切抜孔(図13に於いて5)に於ける前記滑板(図13に於いて12)部分、及び、前記シールゴム(図12に於いて14)及び前記左右エンドプレートビーム(図12に於いて4A,4B)と前記セルプレートビーム(図12に於いて4C)の前記切欠き溝(図12に於いて13)とを改良したものである。従って、説明の都合上、従来例と同一構成部分については同一符号を付してその説明を省略する。
図1及び図2に於いて、31は、複数の桁で構成される道路橋の一桁間を連結するための本発明のモジュール型橋梁用伸縮装置を示し、モジュール型橋梁用伸縮装置31は、前記道路橋用伸縮装置(図12に於いて1)と同様に、桁間で対峙する左右桁(図1に於いて左右の桁)2,3の左桁2の桁端壁に添設される左エンドプレートビーム4Aと、右桁3の桁端壁に添設される右エンドプレートビーム4Bと、左右エンドプレートビーム4A,4B間に左右エンドプレートビーム4A,4Bと平行に配設される適数本のセルプレートビーム4C,4C…を備えている。
又、モジュール型橋梁用伸縮装置31は、左右エンドプレートビーム4A,4Bと適数本のセルプレートビーム4C,4C…に開穿された切抜孔5,5…を貫通して、左右エンドプレートビーム4A,4Bと適数本のセルプレートビーム4C,4C…の長手方向に直交して摺動自在に配設される荷重支持バーである適数本のサポートビーム7,7…を備えている。
そして、前記左右エンドプレートビーム4A,4Bの切抜孔5,5…は、コンクリートや附属物の流入を防止すべく、切抜孔5,5…の桁端壁側にボックス10,10…が配設されて切抜孔5,5…の桁端壁側が包囲されている。尚、ボックス10,10…は、左右エンドプレートビーム4A,4Bに設置されたアンカーバー11に固設される。
更に、図1及び図2に示す如く、モジュール型橋梁用伸縮装置31は、左右エンドプレートビーム4A,4Bと適数本のセルプレートビーム4C,4C…の相互に隣接するプレートビーム4,4間のサポートビーム7の前後近傍に、隣接するプレートビーム4,4を相互に離反する方向に付勢する、3段階の反力を生起する複数本の反力3段階バネ8,8…が夫々配設され、左右エンドプレートビーム4A,4Bと適数本のセルプレートビーム4C,4C…の相互に隣接するプレートビーム4,4の上端間に夫々プレートビーム4,4…の長手方向に延びて、相互に隣接するプレートビーム4,4上端間をシールする、前記シールゴム(図12に於いて9)を改良した後述する複数のシールゴム32,32…が配設されている。
図3(a)は、前記反力3段階バネ8を示し、反力3段階バネ8は、3段階に区分された弱い反発強度を有するバネ部分Aと、中程度の反発強度を有するバネ部分Bと、強い反発強度を有するバネ部分Cとが連続的に一体に構成されている。従って、反力3段階バネは、圧縮されると、図3(b)及び図3(c)に示すように、先ず弱い反発強度を有するバネ部分Aが主として働き、順次、中程度の反発強度を有するバネ部分B,強い反発強度を有するバネ部分Cが主として働くことになる。従って、3段階に区分されたバネの弾性の反力を利用して桁間の適数本のセルプレートビーム4C,4C…の相互の間隔を均一に保持することができると共に、後述する適数本のシールゴム32,32…の相互の伸縮を均一に保持することができる。又、相互の間隔を均一に保持することにより、表面的美観を維持することが可能となる。更に、この反力3段階バネ8は、地震の大きな揺れや大きな変形に対しても確実な復元力を有している。反力3段階バネ8を設けたことで、耐用年数が長くなり、セル調整の期間を長く延ばすことができる。
図4乃至図6に於いて、33は、前記道路橋用伸縮装置(図13に於いて1)の滑板(図13に於いて12)に代えて用いられる本発明の防音衝撃緩衝装置であり、防音衝撃緩衝装置33は、前記滑板(図13に於いて12)と同様に切抜孔5の上内壁面(上端下面)及び下内壁面(下端上面)に夫々固設されるものであり、一方の面が切抜孔5の上内壁面又は下内壁面に固設され、他方の面に円板状の複数の突起34,34…が形成される、構造用圧延鋼材等からなるベースプレート35と、一方の面にベースプレート35の一つの突起34を挿入させる挿入穴36が形成され、突起34回りに回転自在のゴム板状の、クロロプレンゴム等からなる複数の本体ゴム37と、両側面に直交する所定幅の側板38、38が夫々固設され、一方の面と両側板38、38で形成される一方の溝部に本体ゴム37を保持し、他方の面と両側板38、38で形成される他方の溝部にサポートビーム7の一方の面及びその近傍の両側面を滑動自在に保持する、オーステナイト系ステンレス鋼等からなる滑板39とを備えたものである。
図5は、防音衝撃緩衝装置33の組立て方法を示しており、滑板39の一方の溝部に本体ゴム37を嵌入して固設状態で保持させ、本体ゴム37の挿入穴36にベースプレート35の突起34を回転自在に挿入させて組立てる。
図7に従って、前記防音衝撃緩衝装置33の作用について説明する。
図7(a)の如く、橋桁が通常時の状態から、図7(b)に示す如く、橋桁が伸長すると、橋桁間が狭くなるが、その時、サポートビーム7に対して滑板39が滑ることにより、外力や、衝撃が吸収され、防音衝撃緩衝効果が発揮される。
又、図7(c)に示す如く、橋桁が収縮すると、橋桁間が広くなるが、その時、サポートビーム7に対して滑板39が滑ることにより、外力や、衝撃が吸収され、防音衝撃緩衝効果が発揮される。
又、図7(d)又は(e)に示す如く、橋軸方向に対して橋桁端が直角方向に移動する橋軸方向直角移動時に於いて、サポートビーム7が回転移動する時には、サポートビーム7に対して防音衝撃緩衝装置33の滑板39が滑ると共に、本体ゴム37がベースプレート35の突起34回りに回転して、サポートビーム7を無理なく方向付けし、その後の伸縮に対応し、それによって外力や、衝撃が吸収され、防音衝撃緩衝効果が発揮される。
又、図示は省略するが、本体ゴム37は、上下方向の外力や、衝撃を吸収し、防音衝撃緩衝効果が発揮される。
次に、前記シールゴム32の構成について説明する。
図1に示した、前記左右エンドプレートビーム4A,4Bと適数本のセルプレートビーム4C,4C…の相互に隣接するプレートビーム4,4の隣接側上端から所定寸法下方位置に、図8に示す如く、シールゴム32の両端を嵌入させて係合する切欠き溝51,51がプレートビーム4,4の長手方向に夫々形成され、一方、図8乃至図10に示す如く、シールゴム32の両側端には切欠き溝51,51に嵌入させるための嵌入部52,52がシールゴム32の長手方向に延びて形成されている。
前記切欠き溝51は、内奥部に、溝幅が広くなった係合部51aが形成され、一方、前記嵌入部52は、先端部に、幅が広くなった係止部52aが形成され、係止部52aが係合部51aに係止するように構成されている。
そして、前記嵌入部52は、嵌入部52の切欠き溝51への嵌入時の露出面側に開口し、内奥部に、断面視楔型に溝幅が広くなった楔型溝部53aが形成された二次嵌入溝53がシールゴム32の長手方向に延びて形成され、一方、前記楔型溝部53aに係止させるため、先端部に、断面視楔型に幅が広くなった楔型先端部54aが形成され、シールゴム32よりも高硬度に形成された楔型ゴム54が、前記二次嵌入溝53の略全長に及んで嵌入自在に設けられている。
楔型ゴム54をシールゴム32の二次嵌入溝53内に嵌入させると、楔型ゴム54の楔型先端部53aが二次嵌入溝53の楔型溝部53a内に嵌入することにより、シールゴム32の嵌入部52をプレートビーム4の切欠き溝51に圧着させてシールゴム32の嵌入部52の切欠き溝51からの脱落を防止すると共に、楔型ゴム54の楔型先端部53aが、二次嵌入溝53の楔型溝部53aに係止することにより、楔型ゴム54の二次嵌入溝53からの脱落を防止することができる。
尚、図11(a)に示すように、前記左右のエンドプレートビーム4A,4Bをそれぞれ長手方向に連結する場合、端部に互いに当接する連結片61,61を連設しておき、この連結片61,61をボルト及びナット62,62…で連結するとよい。
又、図11(b)に示すように、セルプレートビーム4C,4Cを長手方向に連結する時、一方のセルプレートビーム4Cの端部に他方のセルプレートビーム4Cの端部が挿入される受け板63を取付け、一方と他方のセルプレートビーム4C,4Cの端部下端に連結片64,64を連設しておき、この連結片64,64をボルト及びナット65で連結するとよい。このほか、セルプレートビーム4C,4Cを長手方向に連結する場合、ボルト及びナット65に代えて、図11(c)に示すように、テーパーピン66で連結することもできる。
本発明のモジュール型橋梁用伸縮装置31は、前述の如く構成されているから、前記特許文献1の道路橋用伸縮装置と同様に、下記(1)〜(5)の如き作用効果を有する。前記特許文献1の道路橋用伸縮装置の説明に用いた図面の符号も用いて説明する。
(1)伸縮作用について
左右エンドプレートビーム4A,4B或いはセルプレートビーム4Cの間隔が変化すると、モジュール型橋梁用伸縮装置31の伸縮がなされ、シールゴム32が変形する。この場合、モジュール型橋梁用伸縮装置31への荷重はセルプレートビーム4C,4C…とサポートビーム7,7…によって支持され、その荷重は左右エンドプレートビーム4A,4B、左右桁2,3へ伝達されるが、サポートビーム7は、左右エンドプレートビーム4A,4Bをくぐり自由に可動し、サポートビーム7の上下荷重支持ビーム15,16にはその中間に変位圧リードゴム層17があるので、荷重の衝撃圧の調整を図ることができる。
(2)回転横断勾配のある場合について
桁端においては単に桁の伸縮による水平方向の変位のみでなく、荷重や色々な変化によって生ずる回転(傾斜)または横断勾配が発生するが、回転(傾斜)または横断勾配が発生した場合、伸縮運動に伴う路面の不陸等が生じる。こうした場合でも、サポートビーム7の切抜孔5内の変位により桁端の変化を吸収し調整することができる。
(3)荷重の支持について
車輌等による活荷重は直接セルプレートビーム4C,4C…或いは左右エンドプレートビーム4A,4Bにかかる。そのうち、左右エンドプレートビーム4A,4Bが受ける荷重はそのまま左右桁2,3に伝わるが、セルプレートビーム4C,4C…にかかる荷重は一旦サポートビーム7で受けて左右エンドプレートビーム4A,4B、左右桁2,3へと伝達されてゆく。そこで、特にサポートビーム7は両端自由支持の梁になっており、又、サポートビーム7の中間部に変位圧リードゴム層17があり、こうした機能がモジュール型橋梁用伸縮装置31の定着部に無理な回転力を生じさせることなく緩衝する。
(4)シールゴムの摩耗等について
セルプレートビーム4C、左右エンドプレートビーム4A,4Bが路面の高さに位置し、これより所定寸法下方位置にシールゴム32はセットされているので、荷重の支持には何等影響を受けることなくシールゴム32の摩耗等の心配もない。これらは積雪の多い地方におけるスパイクタイヤの使用に対して非常に有利である。
(5)その他の効果について
このほか、本発明のモジュール型橋梁用伸縮装置31は、安価に製造できる、部品点数が少ないので組立が容易である、経済的であるなどの効果をも有するものである。
更に、本発明のモジュール型橋梁用伸縮装置31は、前記特許文献1の道路橋用伸縮装置を改良したものであるので、前記特許文献1の道路橋用伸縮装置には期待できない、下記のような作用効果を有する。
(1)橋桁伸長時又は橋桁収縮時には、サポートビーム7に対して滑板39が滑ることにより、変形による力や、衝撃が吸収され、防音衝撃緩衝効果が発揮される。又、橋桁端が橋軸に直角方向に移動し、サポートビームが回転移動する時には、サポートビーム7に対して滑板39が滑ると共に、本体ゴム37がベースプレート35の突起34回りに回転し、外力や、衝撃が吸収され、防音衝撃緩衝効果が発揮される。
(2)本体ゴム37が、外部からの力や、衝撃を緩和し、防音衝撃緩衝効果が発揮される。
(3)プレートビーム4,4の切欠き溝51は、内奥部に、溝幅が広くなった係合部51aが形成され、一方、シールゴム32の嵌入部52は、先端部に、幅広くなった係止部52aが形成され、係止部52aが係合部51aに係止するように構成されているので、シールゴム32の嵌入部52を切欠き溝51に嵌入させることにより、係止部52aが係合部51aに係止することにより、シールゴム32の嵌入部52が切欠き溝51に確実に嵌入し、係合すると共に、シールゴム32の嵌入部52が切欠き溝51から外れにくいという効果が期待できる。
(4)前記嵌入部52は、前記嵌入部52の切欠き溝51への嵌入時の露出面側に開口し、内奥部に、断面視楔型に溝幅が広くなった楔型溝部53aが形成された二次嵌入溝53がシールゴム32の長手方向に延びて形成され、一方、前記楔型溝部53aに係止させるため、先端部に、断面視楔型に幅が広くなった楔型先端部54aが形成され、シールゴム32よりも高硬度に形成された楔型ゴム54が、前記二次嵌入溝53の略全長に及んで嵌入自在に設けられるので、楔型ゴム54をシールゴム32の二次嵌入溝53内に嵌入させると、楔型ゴム54の楔型先端部53aが二次嵌入溝53の楔型溝部53a内に嵌入することにより、シールゴム32の嵌入部52をプレートビーム4の切欠き溝51に圧着させてシールゴム32の嵌入部52の切欠き溝51からの脱落を防止すると共に、楔型ゴム54の楔型先端部54aが、二次嵌入溝53の楔型溝部53aに係止することにより、楔型ゴム54の二次嵌入溝53からの脱落を防止することができる。
2 左桁
3 右桁
4 プレートビーム
4A 左エンドプレートビーム
4B 右エンドプレートビーム
4C セルプレートビーム
5 切抜孔
6 突設ピン
7 サポートビーム
8 反力3段階バネ
31 モジュール型橋梁用伸縮装置
32 シールゴム
33 防音衝撃緩衝装置
34 突起
35 ベースプレート
36 挿入穴
37 本体ゴム
38 側板
39 滑板
51 切欠き溝
51a 係合部
52 嵌入部
52a 係止部
53 二次嵌入溝
53a 楔型溝部
54 楔型ゴム
54a 楔型先端部

Claims (2)

  1. 複数の桁で構成される道路橋の桁間を連結するためのモジュール型橋梁用伸縮装置に於いて、
    桁間で対峙する左右桁の左桁の桁壁に添設される左エンドプレートビームと、
    右桁の桁壁に添設される右エンドプレートビームと、
    前記左右エンドプレートビーム間に前記左右エンドプレートビームと平行に配設される適数本のセルプレートビームと、
    前記左右エンドプレートビームと前記適数本のセルプレートビームに開穿された切抜孔を貫通して、前記左右エンドプレートビームと前記適数本のセルプレートビームの長手方向に直交して摺動自在に配設され、前記左右エンドプレートビームの夫々の切抜孔からの脱落を防止すべく、前記左右エンドプレートビームの切抜孔近傍部に係合させるため、両端下部に突設ピンが夫々形成された適数本のサポートビームと、
    前記左右エンドプレートビームと前記適数本のセルプレートビームの相互に隣接するプレートビーム間の前記サポートビームの前後近傍に夫々配設され、隣接するプレートビームを相互に離反する方向に付勢する、3段階の反力を生起する複数本の反力3段階バネと、
    前記左右エンドプレートビームと前記適数本のセルプレートビームの相互に隣接するプレートビームの上端間に夫々前記プレートビームの長手方向に延びて配設され、相互に隣接するプレートビーム上端間をシールする複数のシールゴムとを備え、
    前記左右エンドプレートビームの切抜孔は、コンクリートや附属物の流入を防止すべく、前記切抜孔の前記桁端壁側にアンカーボルトを備えたボックスが配設されて前記切抜孔の前記桁端壁側が包囲されたモジュール型橋梁用伸縮装置であって、
    一方の面が前記切抜孔の上内壁面又は下内壁面に固設され、他方の面に円板状の複数の突起が形成されるベースプレートと、一方の面に前記ベースプレートの一つの突起を挿入させる挿入穴が形成され、前記突起回りに回転自在の複数のゴム板状の本体ゴムと、両側面に直交する所定幅の側板が夫々固設され、一方の面と両側板で形成される一方の溝部に本体ゴムを保持し、他方の面と両側板で形成される他方の溝部に前記サポートビームの一方の面及びその近傍の両側面を滑動自在に保持する滑板とを備えた防音衝撃緩衝装置を前記切抜孔の上内壁面と下内壁面とに夫々前記ベースプレートの一方の面を固設して配設したことを特徴とするモジュール型橋梁用伸縮装置。
  2. 前記左右エンドプレートビームと前記適数本のセルプレートビームの相互に隣接するプレートビームの隣接側上端から所定寸法下方位置に、前記シールゴムの両側端を嵌入させて係合する切欠き溝が前記プレートビームの長手方向に夫々形成され、
    前記切欠き溝は、内奥部に、溝幅が広くなった係合部が形成され、
    一方、前記シールゴムの両側端には前記切欠き溝に嵌入させ、前記切欠き溝の係合部に係止させるための嵌入部が前記シールゴムの長手方向に延びて形成され、
    前記嵌入部は、先端部に、幅が広くなった係止部が形成され、前記係止部が前記係合部に係止するように構成され、
    更に、前記嵌入部は、前記嵌入部の切欠き溝への嵌入時の露出面側に開口し、内奥部に、断面視楔型に溝幅が広くなった楔型溝部が形成された二次嵌入溝が前記シールゴムの長手方向に延びて形成され、
    一方、前記楔型溝部に係止させるため、先端部に、断面視楔型に幅が広くなった楔型先端部が形成され、前記シールゴムよりも高硬度に形成された楔型ゴムが、前記二次嵌入溝の略全長に及んで嵌入自在に設けられ、
    前記楔型ゴムを前記シールゴムの前記二次嵌入溝内に嵌入させると、前記楔型ゴムの楔型先端部が前記二次嵌入溝の楔型溝部内に嵌入することにより、前記シールゴムの嵌入部を前記プレートビームの切欠き溝に圧着させて前記シールゴムの嵌入部の前記切欠き溝からの脱落を防止すると共に、前記楔型ゴムの楔型先端部が、前記二次嵌入溝の楔型溝部に係止することにより、前記楔型ゴムの前記二次嵌入溝からの脱落を防止するように構成されたことを特徴とする請求項1記載のモジュール型橋梁用伸縮装置。
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