JP2013158346A - 歩行支援装置の初期設定方法 - Google Patents

歩行支援装置の初期設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】膝関節が伸展状態になったことを検出する検出センサを省略可能な歩行支援装置の初期設定方法を提供する。
【解決手段】歩行支援装置の初期設定方法は、セルフロック可能な4節リンク機構を備える歩行支援装置の初期設定方法であって、使用者の足裏荷重を検出する工程S1と、使用者の脚の姿勢を検出する工程S2と、膝関節における駆動手段(駆動モータ)の負荷トルクを検出する工程S5と、検出した使用者の足裏荷重と脚の姿勢、及び駆動手段の負荷トルクに基づいて、使用者の膝が伸展状態か否かを判定する工程S6と、判定の結果に基づいて、膝関節に設けられる膝軸角度検出手段(角度検出センサ)を初期化する工程S9と、を備える。
【選択図】図11

Description

本発明は、歩行支援装置の初期設定方法に関し、例えばセルフロック可能な4節リンク機構を備える歩行支援装置の初期設定方法に関する。
近年、特許文献1に開示されているように、使用者の腿部に装着され、当該使用者の歩行を支援する歩行支援装置が種々開発されている。
このような歩行支援装置は、膝関節の角度を検出するために、角度検出センサを備えているものがある。角度検出センサは、膝関節が伸展した状態で初期化(即ち、原点の再設定)が行われるが、その際、膝関節が伸展状態になったことを検出する検出センサが用いられる。
特開2007−307216号公報
従来の歩行支援装置は、検出センサを用いて角度検出センサの初期化を行っているため、検出センサを配置するスペースが必要である。また、検出センサを搭載しているため、その分、重量が増す。
本発明の目的は、このような問題を解決するためになされたものであり、膝関節が伸展状態になったことを検出する検出センサを省略可能な歩行支援装置の初期設定方法を提供することである。
本発明の一形態に係る歩行支援装置の初期設定方法は、セルフロック可能な4節リンク機構を備える歩行支援装置の初期設定方法であって、使用者の足裏荷重を検出する工程と、使用者の脚の姿勢を検出する工程と、膝関節における駆動手段の負荷トルクを検出する工程と、検出した前記使用者の足裏荷重と脚の姿勢、及び前記駆動手段の負荷トルクに基づいて、前記使用者の膝が伸展状態か否かを判定する工程と、前記判定の結果に基づいて、前記膝関節に設けられる膝軸角度検出手段を初期化する工程と、を備える。
以上、説明したように、本発明によると、膝関節が伸展状態になったことを検出する検出センサを省略可能な歩行支援装置の初期設定方法を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る歩行支援装置の使用形態を概略的に示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る歩行支援装置の使用形態を概略的に示す正面図である。 本発明の実施の形態に係る歩行支援装置の使用形態を概略的に示す側面図である。 本発明の実施の形態1に係る歩行支援装置における、制御系の構成ブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る歩行支援装置を示す側面図である。 4節リンク機構を説明するための図である。 4節リンク機構における、使用者が歩行支援装置を装着した直後の状態を示す図である。 4節リンク機構における、起立アシストにより起立状態に移行中の状態を示す図である。 膝軸角度と負荷トルクとの関係を示す図である。 4節リンク機構における、セルフロック状態を示す図である。 本発明の実施の形態に係る歩行支援装置の初期設定方法を示すフローチャート図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら説明する。但し、本発明が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
<実施の形態1>
先ず、本実施の形態の歩行支援装置の基本的な構成を説明する。歩行支援装置は、図1乃至図3に示すように、例えば使用者の腿部に装着され、使用者の歩行を支援するために好適に用いられる。この歩行支援装置1は、図1乃至図4に示すように、上側のリンク2、下側のリンク3、足裏載置部4、膝装着部5、駆動部6、腰装着部7、荷重検出センサ8、角度検出センサ9、姿勢検出センサ10、判定部11、制御部12を備えている。
上側のリンク2は、使用者の上腿部の側部に配置される。本実施の形態の上側のリンク2は、使用者の上腿部の左右両側部にそれぞれ配置されており、使用者の前方に向かって延在している。上側のリンク2の上端部は、上腿保持部13の側部に連結されている。上側のリンク2の下端部は、下側のリンク3に回転可能に連結されている。ちなみに、上側のリンク2と下側のリンク3との連結部は、使用者の膝の高さ位置近傍に配置されるように設定されることが好ましい。
ここで、上腿保持部13は、板状部材であって、使用者の上腿部の外周形状に倣うように湾曲した形状とされている。当該湾曲した面の内側面を使用者の上腿部に接触させる。ここで、当該内側面にはスポンジ等の緩衝部材が設けられていることが好ましい。
下側のリンク3は、使用者の下腿部における脛部分の側部に配置される。本実施の形態の下側のリンク3は、使用者の脛部分の左右両側部にそれぞれ配置される。下側のリンク3の上端部は、上側のリンク2の下端部に回転可能に連結されている。下側のリンク3の下端部は、足裏載置部4に回転可能に連結されている。
足裏載置部4は、使用者の足を支持する。本実施の形態の足裏載置部4は、載置部4a、アーム4bを備えている。載置部4aは板状部材であって、使用者の足裏が載置される。載置部4aには、荷重検出センサ8が設けられている。アーム4bは、載置部4aを下側のリンク3に連結する。つまり、アーム4bは使用者の下腿部における足首部分の左右両側部にそれぞれ配置される。
アーム4bの上端部は、下側のリンク3の下端部に回転可能に連結されている。アーム4bの下端部は、載置部4aの側部に連結されている。これにより、使用者の体重を歩行支援装置1に支持させることができる。
膝装着部5は、アーチ5a、図示を省略したビンディングを備えている。アーチ5aは、左右の上側のリンク2と下側のリンク3との連結部相互を連結する。ビンディングは、アーチ5aに設けられている。ビンディングは、アーチ5aを使用者の膝に固定する。ビンディングは、アーチ5aを使用者の膝に固定できる構成であれば特に限定しないが、例えば使用者の膝に着脱可能なバンドを含む。
駆動部6は、上側のリンク2と下側のリンク3との連結部に駆動力を伝達する。つまり、駆動部6は、膝関節を駆動する。駆動部6は、駆動モータ6a、減速機6bを備えている。駆動モータ6aは、制御部12の制御信号に基づいて駆動する。駆動モータ6aの駆動力は、減速機6bに入力される。ここで、駆動モータ6aは、例えば当該駆動モータ6aに供給されている電流値を示す信号を判定部11に出力する。
減速機6bは、駆動モータ6aから入力される駆動力を増幅して上側のリンク2と下側のリンク3との連結部の回転軸に伝達する。これにより、下側のリンク3が上側のリンク2に対して使用者の前後方向に回転駆動する。
腰装着部7は、ベルト7a、収納ボックス7bを備えている。ベルト7aは、使用者の腰に着脱可能な構成とされている。収納ボックス7bは、ベルト7aに設けられている。収納ボックス7bには、駆動部6等の電源であるバッテリ(図示を省略)、姿勢検出センサ10、判定部11及び制御部12等が搭載されている制御基板が収納されている。収納ボックス7bに収納されているバッテリ及び制御基板は、駆動モータ6a、及び荷重検出センサ8、角度検出センサ9、姿勢検出センサ10に配線14を介して接続されている。
荷重検出センサ8は、使用者の足裏に作用する荷重を検出する。荷重検出センサ8としては、一般的な荷重検出センサを用いることができる。使用者の歩行に伴って、使用者の足裏から足裏載置部4の載置部4aに伝達される荷重は増加したり、減少したりするが、荷重検出センサ8は当該荷重を検出して、この検出値を示す信号を判定部11及び制御部12に出力する。ここで、載置部4aに作用する荷重は、使用者の足裏に作用する荷重として扱うことができる。
角度検出センサ9は、上側のリンク2と下側のリンク3との連結部に設けられており、上側のリンク2に対する下側のリンク3の回転角度を検出する。角度検出センサ9は、検出信号を制御部12に出力する。ここで、上側のリンク2に対する第2のリンク3の回転角度は、使用者の膝の屈曲角度として扱うことができる。
姿勢検出センサ10は、地面に対する上側のリンク2の角度を検出し、検出信号を判定部11及び制御部12に出力する。ここで、地面に対する上側のリンク2の回転角度は、地面に対する使用者の上腿部の角度、即ち使用者の脚の姿勢として扱うことができる。
判定部11は、詳細は後述するが、荷重検出センサ8、姿勢検出センサ10から入力される検出信号、及び駆動モータ6aから入力される当該駆動モータ6aに供給されている電流値を示す信号に基づいて、使用者の膝が伸展状態か否かを判定し、判定結果に基づいて角度検出センサ9の初期化を制御部12に促す。
制御部12は、荷重検出センサ8、角度検出センサ9及び姿勢検出センサ10から入力される検出信号に基づいて、駆動部6の駆動モータ6aを制御する制御信号を生成し、当該制御信号に基づいて使用者の歩行を支援するように駆動モータ6aを制御する。また、制御部12は、判定部11から入力される初期化信号に基づいて、角度検出センサ9の原点を再設定する。なお、本実施の形態においては、制御部12の駆動モータ6aの制御は本質的部分ではないので、説明を省略するが、一般的な歩行支援装置と同様に実施することができる。
上記した構成を基本として、本実施の形態の歩行支援装置1の膝関節は、図5等に示すように、4節リンク機構15を備えている。但し、図5に示す歩行支援装置1は、図1等に示した構成と異なり、腰装着部7等を省略している。
4節リンク機構15は、上側のリンク2と下側のリンク3との連結部(膝関節)に配置されている。4節リンク機構15は、図6に示すように、第1のリンク151、第2のリンク152、第3のリンク153、第4のリンク154、ストッパー155を備えている。
第1のリンク151は、上側のリンク2と連結されている。本実施の形態の第1のリンク151は、上側のリンク2の下端部が連結される突出片151aを備えており、突出片151aに上側のリンク2の下端部が連結される。
第1のリンク151の一方の端部は、第2のリンク152の一方の端部に回転可能に連結されている。本実施の形態では、当該連結部の回転軸156が歩行支援装置1の膝軸とされる。ここで、膝軸と駆動モータ6aの回転角度とは比例関係となる。
第1のリンク151の他方の端部は、第3のリンク153の一方の端部に回転可能に連結されている。本実施の形態では、第3のリンク153の一方の端部に駆動部6からの駆動力が伝達される。
第2のリンク152は、下側のリンク3と連結されている。本実施の形態の第2のリンク152は、図6に示すように、下側のリンク3の上端部が連結される突出片152aを備えており、突出片152aに下側のリンク3の上端部が連結される。
また、第2のリンク152は、膝装着部5のアーチ5aに連結されている。本実施の形態の第2のリンク152は、アーチ5aの側部が連結される突出片152bを備えており、突出片152bにアーチ5aの側部が連結される。
第2のリンク152の他方の端部は、第4のリンク154の一方の端部に回転可能に連結されている。
第3のリンク153の他方の端部は、第4のリンク154の他方の端部に回転可能に連結されている。
つまり、第1のリンク151及び第2のリンク152で膝関節を構成し、第3のリンク153及び第4のリンク154で補助リンクを構成している。
ここで、各リンクは、以下の関係を満たしている。第1のリンク151の長さL1と第2のリンク152の長さL2との和が、第3のリンク153の長さL3と第4のリンク154の長さL4との和より長く、且つ第2のリンク152の長さL2が第3のリンク153の長さL3より長い。
このような関係を満たすことにより、使用者の膝が伸展状態で、補助リンクを成す第3のリンク153と第4のリンク154とが一直線上、即ち第3のリンク153と第4のリンク154とが折り返し点に配置されるように設定すると、使用者の膝が伸展した状態で4節リンク機構15はセルフロック状態となる。
そのため、第3のリンク153と第4のリンク154とが一直線上に配置されると、使用者の膝が伸展状態であると判定し、この状態で角度検出センサ9の初期設定を行うと、4節リンク機構15はセルフロック状態であるので、使用者の膝が不安定になることがなく、使用者が安定した状態で角度検出センサ9の初期設定を行うことができる。
ストッパー155は、図6に示すように、第3のリンク153と第4のリンク154との折り返し動作後の第3のリンク153と第4のリンク154との回転を拘束する。本実施の形態のストッパー155は、第3のリンク153と第4のリンク154とが一直線上に配置された後、さらに第3のリンク153と第4のリンク154とが成す角度θ1が大きくなる方向側に、第3のリンク153と第4のリンク154とが所定の角度以上回転すると、以後の回転を拘束するように配置されている。
つまり、第3のリンク153と第4のリンク154とが一直線上となる配置状態を超え、第3のリンク153と第4のリンク154とが成す角度θ1が180°を超えた配置状態で、膝の屈曲方向側に外力が生じると、第3のリンク153と第4のリンク154とが成す角度θ1が大きくなる方向側に、第3のリンク153と第4のリンク154とが回転する。そこで、このような第3のリンク153と第4のリンク154との回転領域側にストッパー155を配置している。
ここで、上述した各リンクの関係を満たすことにより、4節リンク機構15は、第3のリンク153と第4のリンク154との折り返し点近傍において、駆動モータ6aを駆動させても殆ど膝軸が回転しない状態を作り出すことができる。
例えば、使用者が歩行支援装置1を装着した直後の状態である図7の状態から、起立アシストにより起立状態に移行中の状態である図8の状態においては、図9のA部分に示すように、駆動モータ6aの負荷トルクが変動する。そして、図8の状態から、4節リンク機構15がセルフロック状態となった図10の状態では、図9のB部分に示すように、駆動モータ6aを駆動させても負荷トルクは殆ど0である。
そのため、本実施の形態では、上述のように4節リンク機構15がセルフロック状態となると、駆動モータ6aの負荷トルクが殆ど0となる特性を用いて、角度検出センサ9の再設定を行う。以下に、角度検出センサ9の初期設定方法を図11に基づいて説明する。なお、本実施の形態の初期設定方法は、使用者が起立動作を開始することを前提とする。
先ず、使用者が電源スイッチをONし、自ら起立動作を開始する。このとき、荷重検出センサ8は、使用者の足裏に作用する荷重を検出し、検出信号を判定部11に出力する(S1)。それと共に、姿勢検出センサ10は、地面に対する上側のリンク2の角度を検出し、検出信号を判定部11に出力する(S2)。
判定部11は、入力される検出信号に基づいて、使用者の足裏に作用する荷重を算出し、当該荷重が着地判定荷重閾値より大きいか否かを判定する(S3)。また、判定部11は、入力される検出信号に基づいて、地面に対する上側のリンク2の角度を算出し、当該角度が起立判定閾値より大きいか否かを判定する。判定部11は、S3において2つの条件を共に満たしていると判定すると、制御部12に起立アシストの指示信号を出力する(S3のYES)。
一方、判定部11は、S3において2つの条件を共に満たしていないと判定すると、S1の工程に戻る(S3のNO)。
制御部12は、判定部11から起立アシストの指示信号が入力されると、駆動モータ6aを制御するための制御信号を生成し、駆動モータ6aに出力する(S4)。駆動モータ6aは、当該制御信号に基づいて、歩行支援装置1の膝関節が伸展するように動作する。
このとき、判定部11は、駆動モータ6aから入力される当該駆動モータ6aに供給されている電流値を示す信号に基づいて、駆動モータ6aの負荷トルクを算出する(S5)。
そして、判定部11は、算出した駆動モータ6aの負荷トルクが0に略等しい(例えば、予め設定された閾値より小さい)か否かを判定する(S6)。つまり、上述のように膝関節が伸展した状態では、4節リンク機構15はセルフロック状態であり、駆動モータ6aの負荷トルクは殆ど0となるので、この特性を利用して、膝関節が伸展した状態か否かを判定する。
判定部11は、算出した駆動モータ6aの負荷トルクが予め設定された閾値以上であると(S6のNO)、S5の工程に戻る。
一方、判定部11は、算出した駆動モータ6aの負荷トルクが予め設定された閾値より小さいと(S6のYES)、荷重検出センサ8から検出信号を取得し、当該検出信号に基づいて使用者の足裏に作用している荷重を算出する(S7)。
そして、判定部11は、算出した使用者の足裏に作用している荷重が着地判定荷重閾値より大きいか否かを判定する(S8)。これにより、使用者の足裏が確実に着地していることを確認することができる。なお、S8の工程は省略しても良い。
判定部11は、算出した使用者の足裏に作用している荷重が着地判定荷重閾値以下であると(S8のNO)、S5の工程に戻る。
一方、判定部11は、算出した使用者の足裏に作用している荷重が着地判定荷重閾値より大きいと(S8のYES)、使用者の脚が地面に着地した状態で、膝関節が伸展状態であると判定し、制御部12に初期化信号を出力する。
そして、制御部12は、入力された初期化信号に基づいて、角度検出センサ9の原点情報を再設定する(S9)。
以上のように、本実施の形態の歩行支援装置の初期設定方法は、歩行支援装置の膝関節が伸展した状態では、4節リンク機構15がセルフロック状態であり、駆動モータ6aの負荷トルクは殆ど0となるので、この特性を利用して、歩行支援装置の膝関節が伸展した状態か否かを判定し、判定結果に基づいて角度検出センサ9を再設定する。このとき、駆動モータ6aの負荷トルクは、例えば駆動モータ6aに供給している電流値や電圧値等によって取得することができるので、歩行支援装置の膝関節が伸展状態か否かを判定するための新たなセンサを設ける必要が無い。そのため、歩行支援装置の小型化及び軽量化に寄与できる。しかも、配線等を少なくすることができ、歩行支援装置の構成を簡略化できる。
以上、本発明に係る歩行支援装置の初期設定方法の実施の形態を説明したが、上記に限らず、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で、変更することが可能である。
1 歩行支援装置
2 上側のリンク
3 下側のリンク
4 足裏載置部、4a 載置部、4b アーム
5 膝装着部、5a アーチ
6 駆動部、6a 駆動モータ、6b 減速機
7 腰装着部、7a ベルト、7b 収納ボックス
8 荷重検出センサ
9 角度検出センサ
10 姿勢検出センサ
11 判定部
12 制御部
13 上腿保持部
14 配線
15 4節リンク機構
151 第1のリンク、151a 突出片
152 第2のリンク、152a 突出片、152b 突出片
153 第3のリンク
154 第4のリンク
155 ストッパー
156 回転軸

Claims (1)

  1. セルフロック可能な4節リンク機構を備える歩行支援装置の初期設定方法であって、
    使用者の足裏荷重を検出する工程と、
    使用者の脚の姿勢を検出する工程と、
    膝関節における駆動手段の負荷トルクを検出する工程と、
    検出した前記使用者の足裏荷重と脚の姿勢、及び前記駆動手段の負荷トルクに基づいて、前記使用者の膝が伸展状態か否かを判定する工程と、
    前記判定の結果に基づいて、前記膝関節に設けられる膝軸角度検出手段を初期化する工程と、
    を備える歩行支援装置の初期設定方法。
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